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2017年7月21日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年7月21日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年7月20日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★水回りのカビの温床を徹底掃除!三角コーナー、トイレブラシは要注意

ESSE-online 2017717 218分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13349714/

今の時季、カビは住まいのあちこちで発生します。活発になるのは、気温2030℃、湿度70%以上の環境。梅雨入り後から夏にかけて発生し、大繁殖することに。「カビは汚れを栄養源にするので、活動が活発化する前にしっかり掃除をしましょう。大繁殖してから退治しようとすると大変です」。

こうアドバイスするのは、ハウスクリーニングのプロである尾崎真さん。今回はとくに気になる水回りの掃除法とカビの予防法について教えていただきました。

【キッチンの掃除法】:カビはもちろん、悪臭の原因にもなる汚れを徹底除去

キッチンでカビが発生すると、食中毒の危険も。小まめな掃除と日々のケアが必要です。

【排水口】:重曹&クエン酸で掃除。発泡効果でカビ汚れもにおいもすっきりさせましょう。

●掃除法

重曹&クエン酸で掃除排水口に重曹を大さじ2ふり入れ、次に重曹の半分量のクエン酸水を流し込み発泡させ、5分おきます。「発泡効果で汚れが浮き上がり、古歯ブラシでラクにカビがこすり落とせます。排水口掃除は2週に一度の目安で」。

予防法

排水口に菌が繁殖しないよう、バスケットの生ゴミは毎日取り除き、水洗い。「アルミ箔を丸めたボールを2つ程度トラップに入れておくと、ヌメリ防止に。1週間ごとに交換します」。【冷蔵庫】

外気に触れるパッキンのカビは消毒用エタノールでしっかり掃除を!

●掃除法

「外気に触れるパッキンは、汚れがつくとたちまちカビが発生。綿棒に消毒用エタノールをつけてこすり、除菌します」。また、野菜室は、カビ菌を含んだ野菜クズで汚れがち。定期的に取り外し、水洗いしましょう。

●予防法

調理中の手で冷蔵庫に触れるなど、パッキンに汚れがついたらすぐふき取る習慣を。こびりつきは、綿棒+中性洗剤で対処。月に一度は庫内を整理し、汚れのもとをためないことも大切です。【三角コーナー】

カビはもちろん、においの原因にもなるのでしっかり掃除を。

●掃除法

生ゴミを入れる三角コーナーは、カビやヌメリが発生。「ゴミを取り除くなど毎日のケアを基本に、週に一度は重曹をふりかけ、スポンジでこすり洗いを」。汚れが落ちたら水洗いし、クエン酸水をかけて仕上げます。

●予防法

調理の最後に三角コーナーの生ゴミは取り除き、水で洗い流し、最後に消毒用エタノールをスプレーし除菌を。においも消えてすっきり!

【まな板】:定期的な殺菌を心がけ、カビと細菌を除去します。

●掃除法

まな板は、包丁の刃でできたキズに汚れが入り込み、カビや細菌が発生。「月に一度は掃除を。重曹をふりかけてから熱湯を全体にかけ、殺菌します。スポンジでこすり洗いしたあと水で洗い流し、水気をふき取って」。

●予防法

口に入れるものをカットするまな板は、常に衛生的に保ちたいもの。使用のたび中性洗剤とスポンジで洗うのはもちろん、風通しのいい場所にキープするのが大事です。【給湯ポット】

水アカはクエン酸で。フチについたカビは古歯ブラシでこすり落とします。

●掃除法

「内側に付着した水アカは、クエン酸で除去するのがおすすめ」。水位いっぱいに水を入れ、クエン酸30gを加え沸騰させ、2時間放置。水を捨てスポンジで内部を洗い、フチについたカビを古歯ブラシでこすり落とします。

●予防法

ポットに水を入れっぱなしにすると水アカがつきやすくなり、カビの原因にも。お湯を使わないときや長時間外出する場合は、水を捨てる習慣をつけましょう。【トイレの掃除法】ブラシを便器の水で洗うと、カビをまき散らかすことに

便器をこするトイレブラシはカビやすいので要注意。あちこちにカビを広げないよう、エタノールや天日干しで撃退!

●掃除法

便器の汚れは、おもにフチ裏につく尿石。「トイレブラシに重曹をつけこすり洗いし、水で流します」。使用後のトイレブラシは、水洗いしてからエタノールをスプレー。「晴れた日には天日干しする習慣をつけましょう」。

●予防法

掃除後にトイレブラシを便器の水で洗うと、ブラシについたカビをまき散らすことになります。「日々の掃除は使い捨てシートで。ブラシは定期的に交換しましょう」。【洗面所の掃除法】カビの栄養源になる石けんカスや水アカをしっかり落とす!

石けんカスや水アカが付着すると、カビの栄養源になります。金属部分を中心に、2週に一度はこすり洗いを。

●掃除法

カビがつきやすい排水口は、重曹と古歯ブラシでこすり洗い。「ボウルの汚れは重曹+スポンジで。蛇口の水アカはクエン酸水をスプレーし、古歯ブラシでこすります」。がんこな水アカやカビはラップで湿布すると効果的です。

●予防法

洗顔や歯みがきのあとは、石けん泡や歯みがき粉の飛び散りを洗い流し、水気をふき取ります。「蛇口回りの水滴も忘れずにふき取り、水アカを予防しましょう」。

●教えてくれた人

【尾崎真さん】

全国に1300店舗以上を展開する『おそうじ本舗』の企画担当。ハウスクリーニングの最新技術の研究・開発を行うほか、お掃除アドバイザーとして、雑誌やテレビでプロの技を伝授する

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★宮城県:角田市の焼き肉店で10人が食中毒 ノロウイルス

NHK 東北NEWS WEB 20170715日 1916分】

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20170715/5207931.html

10日、角田市の焼き肉店で食事をした7人からノロウイルスが検出され、宮城県は食中毒と断定してこの店を15日から2日間の営業停止処分にしました。

営業停止になったのは、角田市の焼き肉店、「ときわ亭角田店」です。

宮城県によりますと10日の夜に、この店で食事をした7歳から42歳の男女10人が、11日から13日にかけて吐き気や下痢などの症状を相次いで訴えました。入院した人はなく症状は全員、快方にむかっているということです。県の仙南保健所が調べたところ、このうちの7人からノロウイルスが検出されたことから店の食事が原因の食中毒と断定し、15日から2日間の営業停止処分としました。

県によりますと、この店はすでに12日から営業を自粛しているということです。

県では、食中毒を防ぐため調理の前に丁寧に手を洗うことや、食材を十分に加熱するよう呼びかけています。

★奈良県:奈良市の回転すし店で12人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2017716日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170716/ddl/k29/040/289000c

 奈良市は15日、市内の飲食店「江戸前回転鮨弥一奈良大宮店」(三条大路3)で8日に食事した男女18人(6~72歳)が下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。小学1年の女児(6)ら2人が入院したが既に退院し、全員快方に向かっているという。患者らからノロウイルスが検出され、市は集団食中毒と断定。店を15日から2日間の営業停止処分にした。

奈良市報道資料平成29年7月15日(抜粋)

食中毒の発生について

平成29年7月11日(火)午後0時20分頃、奈良市民から「7月8日(土)の夕食に奈良市内の飲食店を利用し、体調不良を呈している。」旨の通報がありました。

本市が調査したところ、7月8日(土)の夕食に当該飲食店を利用した4組22名中18名が7月9日(日)午後10時を初発として、下痢、発熱、おう吐等の症状を呈していることが判明しました。

患者の発症前に共通する食事は、当該飲食店が提供した食事以外になく、発症状況が類似していること、患者及び調理従事者のふん便からノロウイルス(GⅡ)を検出したこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がされたことから、市保健所は、当該飲食店を原因とする食中毒事件と断定し、7月15日(土)から7月16日(日)まで2日間の営業停止を命じました。

患者は全員快方に向かっています。なお、患者調査及び施設については現在も継続中です。

患者関係

発症日時:7月9日(日)午後10時~ 7月11日(火)午後2時

症状:下痢、発熱おう吐等

有症者数:18名(内訳)男性:9名12~47歳)女性:9名(6~72歳)

受診者数:12名(うち入院者2名)

原因食品:7月8日(土)に提供した食事

病因物質:ノロウイルス(GⅡ)

原因施設:所在地:業種:屋号:営業者

(行政処分が終了していますので、施設情報を削除しています。)

措 置

行政処分:7月15日(土)から7月16日(日)まで2日間の営業停止

指導事項:食品の衛生的な取扱い及び施設清掃消毒

営業者は健康被害の情報を受けて、7月12日(水)夜から営業を自粛するともに、 施設の清掃及び消毒を実施 している。

20170716日の朝日新聞によると原因施設は同市三条大路3丁目の「江戸前回転鮨(ずし) 弥一」奈良大宮店となっています。

★山口県:下関市の飲食店で6人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2017714日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170714/ddl/k35/040/405000c

 下関保健所は13日、下関市唐戸町の飲食店「敦煌 山口下関店」で2日夜に食事をした3グループ11人のうち、25~57歳の男女6人が下痢や発熱、嘔吐(おうと)などの食中毒症状を発症したと発表した。患者の便からノロウイルスが検出された。全員、快方に向かっているという。同保健所は食中毒と断定し、同店を13日から3日間の営業停止処分とした。【上村里花】

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★佐賀県:鹿島市の保育園給食で園児ら19人食中毒 サルモネラ

【佐賀新聞20170719 0753分】

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/447536

 佐賀県は18日、鹿島市の能古見保育園で提供された給食からサルモネラ菌による食中毒が発生したと発表した。園児16人と保育士3人に下痢や発熱、腹痛などの症状が出て、うち1~5歳の園児3人が入院したが、現在は全員退院して回復に向かっているという。

 生活衛生課によると、10日午後、医療機関を受診した園児の保護者から杵藤保健福祉事務所に連絡があった。保存されていた給食などを調査し、3日に提供されたキュウリの浅漬けからサルモネラ菌が検出された。職員が自宅で作ったものを持ち込んでいたという。保育園は11日から給食を中止している。

 県内でのサルモネラ菌による食中毒は2011年11月以来になる。生活衛生課は「卵や肉、魚類は十分に加熱し、二次感染を防ぐため調理器具の洗浄や消毒を徹底してほしい」と呼び掛けている。該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★福岡市:早良区の飲食店で鶏レバー炙り等で3人が食中毒 カンピロバクター

【福岡市発表(平成29年7月16日13:30現在)抜粋】

1 探知  平成29年7月13日(木)午後0時30分頃,市民から早良区保健福祉センター(早良保健所)に「友人と早良区内の飲食店で食事をしたところ,体調不良になった」との連絡があった。

2 概要  平成29年7月5日(水)午後6時30分頃から,早良区の飲食店で食事をした1グループ3名の全員が,7月8日(土)午前1時頃から腹痛,吐き気,下痢,発熱等の食中毒様症状を呈し,うち2名の便からカンピロバクターが検出されたもの。

3 摂食者  3名

4 症状  腹痛,吐き気,下痢,発熱等

5 有症者  3名

6 検査 ・・・ 福岡市保健環境研究所で検査中

有症者検便 : 3検体(2検体からカンピロバクター検出1 検体は検査中。)

従業員便 : 1検体(検査中)

施設ふきとり: 4検体(検査中)

7 原因食品  下記施設で平成29年7 月5日(水)に提供された食事

鶏肉・鶏レバーの炙り,焼き肉(鶏肉,牛肉,野菜),チキン南蛮,野菜サラダ等

8 原因施設

(1) 営業所所在地 福岡市早良区西新五丁目1番13号みつやビル201

(2) 営業者氏名 小林養鶏株式会社 代表取締役 早田 和正

(3) 屋号 七輪焼肉 わさび

(4) 業種 飲食店営業

★東京都:文京区の飲食店で鶏肉の刺身等を食べ食中毒 カンピロバクター

【文京区公表  平成29718(抜粋)

被処分者業種等  飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  居酒屋まぬけ  上村日出男

施設所在地等  白山五丁目3314号 横倉白山ビル2F

適用条項  食品衛生法第6条、第50条及び第51

不利益処分を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  営業停止並びに施設及び取扱改善命令(停止期間:平成29718日から同月22日まで)平成29716日から17日まで営業自粛

備考

原因食品:629日に当該施設で調理提供された食事(鶏肉の刺身を含む。)

病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ

★東京都:中野区の飲食店で加熱不十分の鶏肉等で食中毒 カンピロバクター

【中野区公表平成29714(抜粋)

被処分者業種等   飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等   串焼き 村山   株式会社プロジェクトM 代表取締役 村山 有志

施設所在地等   東京都中野区中野五丁目5513号 シカトル中野ビル2F

適用条項   食品衛生法第6条第三号及び第51

不利益処分を行った理由   平成29627日に提供した食事による食中毒

不利益処分等の内容  平成29714日から平成29719日までの営業停止及び施設改善命令

備考 平成29713日の営業自粛。原因となった食事には、加熱不十分な鶏肉が含まれていた。

 原因物質 カンピロバクター

★東京都:国分寺市の飲食店で7人が食中毒 カンピロバクター

【東京都公表2017714日(抜粋)】

業種等   飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等   (施設の名称)  厨臓器 国分寺店

(営業者氏名)有限会社 ケイショウ  (取締役) 松永 陽一 東京都立川市高松町3丁目1618

施設所在地等   国分寺市南町3丁目188号 第一中央ビルB1

主な適用条項   第6条及び第50条第3項の規定並びに第51条の規定による基準に違反したため、第54条から第56条を適用

不利益処分等を行った理由   食中毒

不利益処分等の内容   711日から715日まで営業停止並びに施設及び取扱改善命令

備考 (714日現在の状況)

原因食品:628日に当該施設で調理し提供した食事

病因物質:カンピロバクター   630日から患者7名が腹痛、下痢、発熱等を発症

営業者は79日から当該施設の営業を自粛

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

★千葉県:南房総市で催事参加者の6人が弁当で食中毒 黄色ブドウ球菌

【千葉県発表日:平成29719日】

概要

平成29713日(木曜日)午前840分頃、管内の食品衛生推進員から「712日(水曜日)に南房総市内の公民館で開催された催し物の参加者で腹痛、嘔吐、吐き気の症状を呈している者がいる。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、南房総市内の弁当調製施設「NPO 生活自立研究会 富浦作業所」が712日(水曜日)に調製した弁当を喫食した3グループ13名のうち6名が腹痛、嘔吐等の症状を呈し、2名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通した食品は、当該施設が調製した弁当に限られていること、患者の便から食中毒の病因物質である黄色ブドウ球菌が検出されたこと、患者の発症状況が黄色ブドウ球菌によるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者届出票が提出されたことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

1喫食者数  13(調査中)

2患者数  6(男性186歳、女性570歳から80)

3受診状況  医療機関受診者2名、入院患者なし

4主な症状  腹痛、嘔吐、吐き気

5発症日時  平成29712日(水曜日)午後3時頃から

6原因施設  所在地:南房総市富浦町原岡907番地1

営業者:特定非営利活動法人 生活自立研究会 理事長 遠藤マツヱ

屋号:NPO 生活自立研究会 富浦作業所   業種:飲食店営業

7原因食品  712(水曜日)に当該施設で調製された弁当

(主な献立)チャーシュー丼、カツ丼、いなり寿司、山菜おこわ、鶏の唐揚げ

8病因物質  黄色ブドウ球菌

9行政措置  営業停止3日間(平成29719日から721日まで)港区公表平成29714 

★東京都:港区の飲食店のビュッフェ料理で12人が食中毒  黄色ブドウ球菌

【港区公表平成29714(抜粋)

業種等 飲食店営業

施設の名称および施設の所在地    施設の名称 バンケット シュビア・シュビア ホール

施設の所在地   東京都港区赤坂二丁目145Daiwa赤坂ビル地下1

営業者氏名および営業者住所等   営業者氏名 株式会社シュビア 代表取締役 杉江 健州

 営業者住所 東京都港区赤坂二丁目1427

不利益処分等を行った理由   食中毒の発生

 原因食品   平成2977昼に提供されたビュッフェ料理

 原因物質   黄色ブドウ球菌

主な適用条項   食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反するので同法第54条第1項及び第55条第1項を適用

不利益処分等の内容   平成29714日から平成29717日(4日間)の営業停止命令及び取扱改善命令

備考   公表時の患者数:12

 黄色ブドウ球菌は、人の咽頭部や鼻前庭に生息し、手指等の化膿巣中に多数存在するので、人が直接的に、あるいは人が汚染した調理環境から間接的に食品を汚染します。黄色ブドウ球菌は食品中でエンテロトキシンを産生し、このエンテロトキシンを摂取することにより食中毒が発生します。エンテロトキシンを含有する食品を喫食すると、食後30分から6時間後に激しい吐き気・嘔吐を主体とし腹痛や下痢を伴う急性胃腸炎症状が起きます。エンテロトキシンは熱に強く、100℃20分間の加熱でも分解されません。従って、食品中でエンテロトキシンを産生させないよう黄色ブドウ球菌の汚染と増殖を防止することが重要です。

なお、営業者は平成29711日から営業を自粛しています。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みご飯やパスタなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★群馬県:高崎市の寿司店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【毎日新聞2017719日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170719/ddl/k10/040/168000c

 高崎市保健所は18日、高崎市羅漢町の「江戸吉寿し」で飲食した50代の女性が魚の寄生虫「アニサキス」による食中毒を発症し、同店を1日間の営業停止処分にしたと発表した。女性は15日夜、関サバしょうゆ漬けの握りずしなどを食べ、16日未明に激しい腹痛を訴えた。【増田勝彦】.

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★広島県:安芸高田市の小学校で9人が食中毒 ジャガイモのソラニン類

【産経新聞2017714日】

 広島県安芸高田市は14日、市立来原小の授業で、ゆでたジャガイモを食べた小6の男女9人が吐き気や腹痛などの食中毒の症状を訴え、病院に搬送されたと発表した。いずれも軽症。芽や皮に含まれる毒性のソラニン類が原因とみられる。

 市によると、ジャガイモは児童が育て13日に収穫。担任を含む計17人が食べた。皮をむかずに食べた児童もいた。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした

病因物質調査中事件

★栃木県:高根沢町の中学校、なんか異臭が…給食チーズで20人腹痛 

【朝日新聞20177192149分】

 栃木県高根沢町の中学校2校と関連施設1カ所で10日の給食に出されたソフトチーズの管理にミスがあり、食べた生徒20人が腹痛などを訴えていたことが19日、わかった。町教委によると、チーズは5日に給食センターに納品された。箱に「要冷蔵」とあったが、町が業務委託している業者の職員が常温の食品庫に入れ、提供時に複数の生徒が異臭に気づいたという。提供数は825食。食べた生徒のうち20人が翌朝までに体調不良を訴え、1人は11日欠席した。町教委は保護者に文書で経緯を報告し、謝罪。「管理体制を強化し、再発防止をはかる」としている。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★福岡県:ミャンマーからの帰国者が細菌性赤痢

【福岡県保健医療介護部発表 平成29年7月14日19時45分(抜粋)

細菌性赤痢の発生について

1 探知   平成29年7月14日、宗像・遠賀保健福祉環境事務所管内の医療機関から細菌性赤痢の届出があったもの。

2 患者

(1) 年齢等 46歳、女性、北九州市在住

(2)臨床経過 平成2978日 症状(発熱、下痢、腹痛)が出現

7 9日 ミャンマーから帰国

710日 しぶり腹が出現し医療機関受診、入院

714日 検査の結果、細菌性赤痢と判明

病状は快方に向かっている

3 原因 調査中

4 対応 宗像・遠賀保健福祉環境事務所が患者等に対し、疫学調査及び二次感染予防の指導を実施している。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★一宮市:大和東小学校における給食の「白飯」への異物混入

【一宮市報道発表平成29718(抜粋)

大和東小学校における給食の「白飯」への異物混入について

 平成29718日(火曜日)に、大和東小学校において給食の「白飯」に異物(プラスチックのようなもの)が混入していましたので報告します。

1 学校名

 一宮市立大和東小学校(61組)

2 混入物

 プラスチックのようなもの(長さ約1cm、幅約3mm1

3 混入献立

 白飯

4 製造者

 公益財団法人愛知県学校給食会から委託を受けた炊飯加工会社

5 発見状況

 児童が「白飯」の中に干からびた飯が混じっていると目視し、口に入れたところ、違和感を覚えたため、取り出して中をよく見ると、プラスチックのようなものであることを確認しました。なお、該当児童にはケガ等の健康被害はありませんでした。

6 発生後の対応

•学校給食課が該当校より異物を回収しました。

•大和東小学校の全児童に確認しましたが、同様な報告はありませんでした。

•同じ委託炊飯加工会社から提供された他の小中学校の児童生徒への健康被害は、現在調査中です。

•明日、児童生徒への聞き取りを行うとともに、保護者あてに「異物混入について(お詫び)」の文書を配布します。

•配給元および関係機関に連絡し、今後の対応を確認しました。

•ご飯の供給元である公益財団法人愛知県学校給食会および委託炊飯加工会社が、異物を確認しました。

•異物については、検査機関へ提出し、物質の特定を進めます。

•委託炊飯加工会社等に対する混入経路については調査中です。

7 今後の対応

 異物の特定及び混入原因の究明に努めます。

 原因が特定でき次第、速やかに報告いたします。

★岩見沢市:給食にカビ混入 再開のメドたたず

HBC北海道放送2017714日】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000005-hbcv-hok

岩見沢の小中学校で先月、給食のご飯の中にカビなどが混ざっていた問題で、岩見沢市教育委員会は対策がうまくゆかず給食のご飯の再開を延期することにしました。

 岩見沢市内の小中学校で先月15日、給食のご飯の中からカビなどを含む黒い異物が見つかりました。

 岩見沢市教育委員会は14日、市議会にこれまでのいきさつを報告しました。

 市教委などはご飯を炊いている施設のパイプが古く細菌などがこびりついていたのが原因と考えていました。

その後、新しいパイプに交換しましたが、それでも黒い異物の混入は解消されませんでした。

このため市教委は市内の小中学校19校でご飯の提供を当面停止することにしました。

 市教委はパンや麺の日を除いて1学期中は自宅から白いご飯を持ってくるよう保護者に協力を求めています。

このまま異物の混入が解消されなければご飯の調理業者との契約打ち切りも検討するということで、来年春まで給食にご飯が出ないことになる可能性もあるということです。

★米国:加工肉3200トンを回収、ホットドッグに骨片混入 

CNN.co.jp7/16() 15:39配信】

(CNN) 米農務省の食品安全・検査部門(FSIS)は15日、ホットドッグなどで知られる米企業「サブレット」が一部製品への骨片や軟骨の異物混入が判明したことを受け710万ポンド(約3221トン)以上の商品回収を決めたと発表した。

 回収の対象は牛肉や豚肉のホットドッグ、ソーセージにサラミ。これら製品の消費期限や販売期限は今年6月19日から10月6日までの間となっている。FSISによると、消費者1人が同社の製品を食し、口に軽傷を負ったことを報告した。

サブレットは公式サイト上で、複数の消費者が小さな骨片などの混入を見付けたとの情報を受け、調査を直ちに始め、原因を把握したと説明。製造設備上の問題点を迅速に解消させたとした。

 回収の対象となった全ての製品名はFSISの公式サイト上で確認出来る。「サブレット」「パパヤキング」「1906プレミアム」「ウェスタンビーフ」「シチューレオナルズ」の商標名で小売店に卸されているホットドッグやソーセージの一部が含まれる。

サブレットの親会社「マラソン・エンタープライジズ」によると、「サブレット」、ネイサンズの「プライベートラベル」やカッツの「デリカッセン」のブランド名でレストランや他の料理店に販売されたホットドッグやサラミも回収する。

 同社は今回の騒動を受け、顧客らにもたらした懸念や迷惑への深い遺憾の意を表明した。

サブレットによると、同社製品は全米の21州と首都ワシントンの小売店チェーンで販売され、特に北東部では広範に流通されている。ニューヨーク・マンハッタンの街角では、青と黄の傘で飾られた屋台での販売が知られている。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★中国ウナギから基準値超える農薬、食品衛生法違反は不起訴 輸入した福井のウナギ店経営会社

【産経新聞2017.7.19 21:02更新】

http://www.sankei.com/west/news/170719/wst1707190078-n1.html

 名古屋地検は19日までに、基準値を超える農薬が残るウナギ約2.8トンを中国から輸入したとして食品衛生法違反容疑で送検された名古屋市中区の水産物輸入会社と会社役員(47)を不起訴処分とした。地検は処分の具体的な内容と理由を明らかにしていない。18日付。

 会社役員は、中国産ウナギを静岡産や三河産などと偽り、福井市で営業する飲食店「うなぎ・割烹曙覧」で提供したとして、不正競争防止法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受けた。

HACCP関係情報>

★夏特有の細菌にご注意! 飲食店が食中毒予防のために知っておきたい『HACCP』に準じた衛生術

Foodist 20170713日】

https://www.inshokuten.com/foodist/article/4448/

夏本番が近づき、飲食店経営者は特に気を引き締めたいのが食中毒の予防だ。飲食店にとって致命的な食中毒被害は、当然のことながら徹底して防ぐ必要がある。独自の対策はもちろんだが、加えて食中毒予防等のために推奨されている「HACCP(ハサップ)」という管理法を取り入れてみてはいかがだろう。

注意すべき夏特有の食中毒とは?

通年で注意したい食中毒だが、梅雨から夏にかけては特に配慮が必要。この時期に増加する食中毒は、以下のような細菌が原因となる。

O-157(腸管出血性大腸菌)
主に加熱が不十分な食材から感染し、感染症や食中毒を引き起こす強い毒性を持つ。感染して数日後には下痢、腹痛、発熱などの症状が現れる。加熱に弱い菌なので、加熱することで予防できる。家畜の大腸に生息しており、生レバーなどには特に要注意。

■カンピロバクター
汚染された水、食品、そして細菌を持つ動物との接触によって感染する。豚や鶏などの家畜が細菌を持っていることが多く、なかでも鶏による感染が最も多いと考えられているため、生の鶏肉を食べる際には要注意。65℃で1分間加熱すれば、死滅させることができるといわれている。

■サルモネラ
人間や動物の消化管に生息しており、感染すると半日~数日で腹痛、嘔吐、下痢など、風邪と似た症状が現れる。食肉や卵の場合、十分に加熱することで防ぐことができる。

■黄色ブドウ球菌
人間の喉や鼻の中、動物の皮膚、ホコリ内など、身近なところに存在している。さまざまな食べ物の中で増殖し、感染すると吐き気、嘔吐、腹痛などの症状が現れる。加熱しても毒性が消滅しないので、食品内での菌の増殖を予防することが重要。

飲食店が着目すべき「HACCP」とは?

飲食店関係者であれば、「HACCP」という言葉を耳にしたことがあるのではないだろうか。HACCAPを衛生管理を行なうための「設備」や「機器」だと誤解している人もいるようだが、HACCAPは衛生管理を行なうための「方法」であり、日本では厚労省の設定した制度を指していることが多い。食品産業の中にHACCPを導入すべく、厚労省が食品衛生法の中に「総合衛生管理製造過程」という形でHACCPを採用したからである。ちなみにHACCPには「リテイルHACCP」というジャンルが存在し、レストランやバーなどの飲食店は、この「リテイルHACCP」に沿って衛生管理を行っていくことになる。

HACCPによる調理環境の衛生管理方法

HACCPの軸となるのは、一般的な衛生管理によって成立する衛生的な「場所」と、そこを土台として、調理過程でさらに安全性を追求することである。

衛生的な場所を成立させるには、以下のような一般的衛生管理の10項目を徹底することが基本だ。

・設備の整備と衛生管理
・従事者の衛生教育
・施設整備、機械器具の保守点検
・そ族昆虫の駆除
・使用水の衛生管理
・排水及び廃棄物の衛生管理
・従事者の衛生管理
・食品等の衛生的な取扱い
・製品の回収プログラム
・製品等の試験検査に用いる設備等の保守管理

そしてこの項目を遵守するためには、頻度の徹底、担当者の設定、そして確認や記録などの作業も重要となる。例えばキッチンの清掃にしても、まずは明確な担当者と、「毎日」という頻度を設定。そして実施後は掃除をした本人以外が確認をする。さらにチェックリストなどを作成して、清掃した旨を記録していく。こういったマニュアルを徹底することが、食中毒の回避につながるのである。

調理過程でさらに安全性を追求

衛生的な場所を成立させたら、次は調理工程での安全性の追求だ。有効な方法は、各調理過程ごとに想定できるリスクをあげていくこと。

例えば材料の「保管」フェーズでは、冷蔵庫の温度が高い、冷蔵庫が汚れていることによる汚染、「盛りつけ」フェーズでは、添える野菜の細菌汚染や盛りつける皿の細菌汚染などを疑っていく。これをベースに日々点検を行い、適切に管理するのだ。

この時期の飲食店には必要不可欠となる食中毒対策。店長はもちろん、従業員全員が共通意識を持ち、店一丸となって取り組んでほしい。

<表示関係情報>

★食中毒未然防止へ適正な食品表示を  

【化学工業日報2017712日】

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/07/12-30125.html

 食品表示の適正化に向けた夏期の一斉取り締まりが今月、消費者庁によって全国規模で実施されている。都道府県や保健所と連携して、食品表示法など関連法規へ違反がないかを監視するものだ。特定保健用食品(トクホ)の許可を受けた食品に品質管理体制上の不備が見つかった事例や、鶏肉を扱う事業者・飲食店のカンピロバクター食中毒対策、アレルゲン有無の表示を重要視し、加熱調理による適正表示の徹底・指導や啓発を行っていく。分析しなければ見過ごされ、消費者が保健用途と異なる製品を購入することになったり、食を提供する者が「新鮮だから大丈夫」と過信することを戒める機会とするためにも、しっかりと監視の目を光らせてほしい。

 表示に関する取り締まりでは昨年の日本サプリメント製品の許可取り消し事例に続き、今年5月に発覚した大正製薬と佐藤園の販売するトクホ粉末緑茶の関与成分が申請時の含有量を下回っていた事例を問題視。消費者庁は、全国に存在するトクホ製造各社に対し監視を強める。事件が続くと、トクホ制度への国民の信頼が揺らぐ。開発努力が生かされ、国民の健康増進に役立つ誠実な製品が100%であることを望みたい。

 食中毒対策には、しっかりとした食材の加熱調理や速やかな冷蔵・冷凍保存、手洗い、調理器具の洗浄などの基本的な行動が、まず欠かせない。何より調理に携わる者が衛生意識を高めることで、表示の適正化も意味を持つ。また対策として、もっと食品添加物をうまく使うことも一案ではないか。使用基準があるため使えない場合も多い添加物だが、使える範囲を再検討することが重要だろう。ひと括りには比較できないが、食中毒の方が、人の健康や社会経済的に与えるダメージは、はるかに大きい。

 見渡せば食品や飲料メーカーのなかには、保存料不使用を謳い文句に、あたかも「自然なことが安全である」かの如くPRする企業が少なくない。こういった風潮が、食中毒に対する管理を甘くする業界体質につながっていないか検証することも必要である。実際、鶏肉でのカンピロバクターによる食中毒は、自然食品によって発生するものである。

 食中毒は、原材料の汚染や、加工施設の保存管理が悪いため微生物が増殖したなど原因は多様。一定規模の食品加工施設や総菜・弁当製造業者、さらには外食産業に、迅速判定可能な試薬によるチェックを毎日義務付けることも、食中毒の未然防止に有効だろう。判定試薬業界の活動にも期待したい。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★HPAI全国説明会 今秋以降も厳重な防疫対策を!

【鶏鳴新聞20170715発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20170715t3.html

  農林水産省は629日、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)疫学調査チームが同日付で公表した「平成28年度におけるHPAIの発生に係る疫学調査報告書」の全国説明会を東京都港区の三田共用会議所で開き、伊藤壽啓チーム長(鳥取大学農学部共同獣医学科教授)らが報告書の内容を説明したほか、(公社)日本ペストコントロール協会から「家きん舎におけるネズミ駆除のポイント」、鹿児島県の出水市とマルイ農協、北薩家畜保健衛生所、岩手県農林水産部畜産課から「地域での予防対策の取り組み」について発表。今秋以降の高いウイルス侵入リスクに対し、「すべての関係者が一体となって厳重な防疫体制を構築する必要がある」ことを確認した。

 

 公表された「平成28年度における高病原性鳥インフルエンザの発生に係る疫学調査チームの報告書」の概要は次の通り。

 【発生農場の特徴】平成28年度の高病原性鳥インフルエンザ(H5N6亜型)の発生農場は、北海道から宮崎県にかけて全国に分布し、また初めて、東北、北陸および北海道の農場で発生が確認された。

 野鳥(野鳥の糞便、飼育鳥類などを含む)については、過去最大規模となる218例でウイルスが確認され、その分布は、家きんでの発生と同様に北海道から九州まで広範囲であった。

 発生農場の周辺環境に関し、農場周辺における水辺の有無について、発生農場と非発生農場を比較分析した結果、発生農場では周辺に水辺のあることが有意に多いことが示された。

 このため、今回の家きんにおける発生に関しては、ウイルスに感染した野鳥が農場周辺に飛来し、農場周辺の環境中のウイルス(野鳥を含む野生動物が保有するウイルスやその排せつ物に含まれるウイルス)が増加することで、家きん舎へのウイルス侵入の機会や量が増えていたと考えられた。

 【ウイルスの特徴】平成28年度に野鳥も含めわが国で確認されたウイルスは、遺伝子解析の結果、少なくとも5つの遺伝子グループに分類され、家きんではこのうち4つの遺伝子グループに分類された。

 この遺伝子解析の結果に加え、渡り鳥の渡りの経路を踏まえると、中国にあったH5N6亜型のウイルスが、極東ロシア北方や中国東北部から、ロシア沿海州の渡り鳥を含む野鳥群に侵入し、それら野鳥群の営巣地や中継地でまん延、さらにこの一部が、中国南部やモンゴル、ユーラシア大陸西方を由来とするウイルスとの間で遺伝子再集合を起こし、これらのウイルスが、平成28年の秋の渡りの時期に、渡り鳥によって日本、韓国といった日本海を取り囲む地域(環日本海地域)に持ち込まれたと考えられた。

 ウイルスの病原性は、遺伝子配列および感染試験の結果から、依然として病原性は高いものの、過去のウイルスと比較して病原性が低下している可能性が考えられたが、いずれの発生事例でも、死亡羽数が増加するなどの所見が得られていることから、平成28年度の発生においても、死亡羽数の増加は、本病疑いの通報において有効な指標であったと考えられた。

 【国内への侵入経路・侵入時期】国内の広い地域の野鳥からウイルスが確認されたこと、農場で確認されたウイルスと近縁なウイルスが韓国や日本の渡り鳥などの野鳥でも確認されたことから、海外から人・物の移動を介してウイルスが国内に持ち込まれた可能性よりも、渡り鳥によって日本に持ち込まれた可能性が高いと考えられた。

 また、ウイルスは、11月初旬までには渡り鳥により日本に侵入し、11月中旬までには国内の広い範囲に分布していたと考えられた。

 【農場・家きん舎への侵入経路・侵入時期】今般の一連の発生事例では、ウイルスに感染した野鳥を含む野生動物やその排せつ物によって、発生農場周辺の環境中に多くのウイルスが存在していたと考えられた。

 このような環境の中、ウイルスの侵入経路として、①ネズミなどの何らかの野生動物により家きん舎周辺にあったウイルスが家きん舎内に持ち込まれた可能性②(人・車両または野鳥を含む野生動物により農場内にウイルスが持ち込まれ、)家きん舎周辺にあったウイルスが、家きん舎内に立ち入る人の手指、衣服または靴底などに付着し持ち込まれた可能性――が考えられた。

 一方、感染試験の結果も踏まえると、家きん群へのウイルス侵入時期は、死亡羽数の増加が確認された日のおおよそ310日前と考えられた。

 【平成28年度の発生におけるわが国の防疫対応】平成28年度においては、韓国と同様に、わが国においても、家きん群への極めて高いウイルス侵入リスクがあったと考えられるが、わが国においては、これまでの発生経験も踏まえ、全国的な防疫水準が向上するとともに、自衛隊を含め関係機関・団体の協力によって、防疫対策が極めて有効に機能したと考えられた。

 【提言】平成28年度は、アジアのみならず、欧州の国々においても。様々な亜型のウイルスが確認されており、平成29年度の秋以降のわが国へのウイルス侵入リスクは高いと言わざるを得ない。また、中国においては最近、H7N9亜型のウイルスが中国各地の家きんから確認されており、同亜型のウイルスがわが国に持ち込まれる可能性もある。

 このため、今回の疫学調査の結果に基づき、

 ①人・車両、野鳥を含む野生動物を介したウイルスの農場内および家きん舎内への侵入防止(家きん舎周辺の草刈や樹木の剪定を含む周辺環境の整備、確実な消毒や更衣等の衛生管理の徹底)

 ②水際検疫におけるウイルスの侵入防止

 ③国内の研究体制、国際的な協力関係の強化

 ④迅速で的確な初動対応

――について、平成29年度シーズン(10月頃から翌年5月頃)に向け、飼養者、都道府県、国を始めとするすべての関係者が一体となって、全国的にさらに厳重な防疫体制を構築する必要がある。

<調理環境関係情報>

★ヒアリに刺されて容体急変、救急車要請を - 厚労省、留意事項をHPに掲載

【医療介護CBニュース7/20() 18:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170720-18100000-cbn-soci

 強い毒を持つ南米原産のアリ「ヒアリ」が各地で見つかった事態を受け、厚生労働省は、このアリに刺された場合の留意事項をホームページに掲載した。刺された直後は2030分程度安静にして体調に変化がないか注意を払うことを推奨。また、重度の症状となる恐れもあるため、「容体が急変した時は救急車を要請するなど、すぐに医療機関を受診して」と呼び掛けている。【新井哉】

  厚労省は、ヒアリに刺された際の症状として、刺されたあとがかゆくなる(軽度)刺された部分を中心に腫れが広がり、部分的または全身にかゆみを伴う発疹が現れる(中度)息苦しさ、声がれ、激しい動悸、目まいなどを起こし、進行すると意識を失う(重度)-といったことを挙げている。

  医療機関を受診する際は、アリに刺されたことや、アナフィラキシーの可能性があることを伝え、すぐに治療を受ける必要があると説明。また、ヒアリとハチの毒には共通の成分が含まれていることに触れ、「ヒアリに刺された経験がなくてもハチ毒アレルギーを持つ方は特に注意が必要」としている。

  ヒアリの体長は2.56ミリ程度で、体の色は赤茶色。原産地は南米だが、北米や中国、フィリピン、台湾などにも外来生物として侵入・定着している。

<その他の情報>

★【豊洲市場移転問題】水産仲卸「総代の会」意向調査で「築地にとどまり改修・再生」が半数

【池上正樹 | 心と街を追うジャーナリスト 7/15() 17:17

https://news.yahoo.co.jp/byline/masakiikegami/20170715-00073318/

築地市場(中央区)水産仲卸の東京魚市場卸協同組合(東卸=早山豊理事長)の組合員を代表する総代の会が712日、移転問題の意向調査を行ったところ、総代の半数は「築地にとどまり改修・再生」を望んでいることがわかった。小池百合子都知事が都議選前に公表した基本方針の「5年後に築地へ戻る」案への支持を含めると、少なくとも全体の7割近い総代が「築地での業務」の意思を示したことになる。一方で、「豊洲移転(築地に戻らない)」案支持は、全体の6%にとどまった。

総代の私的な会の調査とはいえ、半数が築地にとどまる意思を表明したことで、小池知事が進めようとしている基本方針は、今後、難航が予想されそうだ。

意向調査を行ったのは、東卸の総代85人のうち大半の80人が参加する総代勉強会「泰然会」。12日、会に参加する総代各位に無記名方式のアンケート用紙を配布し、14日に回収、集計して、15日には会員に報告した。

その集計結果によると、回収できた75人(未回収5人)のうち、最も多かったのは、「築地にとどまり、改修・再生する案」で、42人(56%)に上った。総代全体(85人)の中でも、半数を占める割合だ。

また、「(小池都知事の指針である)豊洲に一時期(45年~5年)移転し、オリンピック後再生し、築地へ戻る)」案には16人(21%)が支持したものの、そのうち8人は「確実に築地に戻れること」などの確約を求める「条件付き」であった。

これらを合わせると、築地での業務を求めている総代は58人(77%)に上り、全体の中でも7割弱を占めた。

次に多かったのが、「白紙」の12人(16%)。「現時点の情報では判断できない」「大物業会の意見を聞いてから判断したい」などを理由に挙げるなど、「白紙の中にも、築地を希望する人がいる」(泰然会関係者)という。

「豊洲移転する案」には、5人(7%)が〇を付けた。

総代は、東卸の組合員5人以上の推薦によって1人が選ばれる。現在の東卸理事会を構成する29人の理事も、総代3人の推薦によって選出されている。

「我々総代の後ろには400人以上の組合員が付いているわけで、理事会にも影響力を与える立場にあります。東卸執行部は、2月頃から意向調査をやる”“やると言いながら動こうとしないので、我々が率先して意思を示して認識を持たなければいけない。今後は、東卸として調査することになるだろう。皆がどう考えているのか、知ることができただけでも良かったという感想が多かったです」(泰然会関係者)

東卸執行部は、都議選期間中の629日に会見を開いて、小池知事に説明会の開催を求める要望書を提出したことを明らかにしている。

小池知事は都議選前の620日、昨年11月に示したロードマップを前倒しする形で市場移転問題の基本方針を発表したものの、具体的な説明が不十分なために、市場の現場で働く人たちの間では「何から手を付ければいいのかわからない」といった不安に広く覆われている。

ロードマップによれば、今後、都の環境アセスの審議会で、盛り土に替わる追加対策などの環境への影響を審議して、知事が「総合的判断」を下すことになっている。

14日には、豊洲市場の汚染問題を10年以上にわたって調査してきた畑明郎・元大坂市立大学大学院教授や一級建築士の水谷和子氏ら専門家4人が、専門家会議が提案した追加対策は「汚染物質の実態を把握しない拙速、無謀な策」「どれも試行錯誤な対策で、無駄な出費を強いる可能性が高い」として、小池知事に再考を求める申し入れを行った。

こうした環境に加えて、総代全体の半数が「築地にとどまって改修・再生」の意向を示している中で、小池知事が基本方針にのっとって進めていく場合、どう自らが丁寧に説明して理解を求めていくのかを考えると、現状では「豊洲移転」へのハードルは非常に高い。

17日には「築地には何度も足を運ぶ」と市場の業者たちの前で約束するなど、これまでの歴代知事との姿勢の違いを見せているものの、市場の求める「安全宣言」を出せる見通しはまったく立たず、合意形成を軽視してきた従来の都政への不信感も根強く残る中で、どこまで業者たちに納得してもらえるのか、これからが大きな正念場となるだろう。

★タバコより危険!? 「ひじきで寿命が縮まる」は本当?

All About7/16() 18:15配信】

タバコより危険!? 「ひじきで寿命が縮まる」は本当?

健康に良いイメージがあるひじきですが、海外では毒性のある無機ヒ素が含まれ、損失余命の高い食品なので食べない方がいいとの報告がありました。実際の健康効果、危険性は? 管理栄養士が解説します。

◆ひじきは「無機ヒ素」を多く含むから危険で有害?

ひじきは日本人が古来から食べてきた食品のひとつです。ところが、20047月英国食品規格庁より、ひじきは健康を害するため食べない方がよいとの勧告が出されました。理由は「無機ヒ素」を多く含むため。

ご存知の方が多いと思いますが、「ヒ素」は農薬や殺鼠剤に使われる毒物です。ヒ素には「有機ヒ素」と「無機ヒ素」があり、毒性は「無機ヒ素」のほうが強いといわれています。WHO(世界保健機関)のファクトシートによると「飲料水や食事からのヒ素の長期にわたる摂取は、がんや皮膚病変の原因となりうる。また、心血管疾患、神経疾患、糖尿病の発症にも関連している。」とあります。

ヒ素中毒は一度に大量に摂取したことによって起こる急性中毒だけでなく、慢性的に蓄積されることで慢性中毒が起こることもあります。

◆「ひじきの損失余命」とは?

これを受けて「ひじきの損失余命」はどのくらいなのか、気になる人もいるようです。「損失余命」とは身体に悪影響を及ぼす食事や行動によって、どのくらい寿命が縮まるかを示す考え方です。WHOが取り入れている考え方でもあります。

 代表的な損失余命としては、タバコを1本吸うと12分縮まる、コーヒーを1杯飲むと20秒、ソーセージを1本食べると25秒縮まるといったものが知られています。この考え方によると、ひじきの損失余命は小鉢1杯で58分と言われており、タバコより損失が大きいことから、「ひじきはタバコよりも有害」という説がセンセーショナルに広まったようです。

◆厚生労働省の見解に見るひじきのヒ素の安全性・危険性

それでは実際に、私たちが日常的に食べているひじきは、安全なのでしょうか? 危険なのでしょうか? 厚生労働省が、実際に日本人が食べているひじきの量から危険性の有無を、東京都福祉保健局が「ひじきに含まれるヒ素」でまとめています。これによると……

・日本人の平均的な海藻摂取量は1日あたり14.6g。そのうち、ひじきは約0.6gです。

WHOが定めた無機ヒ素の耐用週間摂取量は15マイクロg/kg体重/週なので、体重50kgの人の場合、1日に107マイクロg1週間に750マイクロg)までは大丈夫。

・ひじきに含まれる無機ヒ素は最大22.7mg/kg(22.7マイクロg/g)ですので、1日あたり4.7g以上を食べ続けない限り、健康に悪影響を与えることはありません。

 平均的な日本人の食生活では、ひじきの摂取量は10.6g程度。ですので、今まで通りの食事であれば、ひじきで問題は起こらないと考えて差し支えありません。

もちろん量の問題ですので、もし毎日必ず、丼に1杯ずつひじきを食べているという場合は無機ヒ素が問題になる可能性もあります(しかしその場合、ひじきの無機ヒ素の問題以前に食事のバランスがよくないので、食事内容を考え直すべきでしょう)。

 実際、厚生労働省の発表にも「海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません」と明記されています。

上記の量を見てわかっていただけたと思いますが、もちろん、妊娠中であっても安全性は同じです。妊婦や離乳食を開始した赤ちゃん、子どもがひじきを食べるのも問題ありません。

むしろ、ひじきは食物繊維やカルシウムや鉄などが豊富であるため、常識的な範囲で食べるのがよいと思います。

◆ヒ素を除去する方法は? ヒ素除去に効果的なひじき調理法

英国食品規格庁の勧告を受け、農林水産省が調理による無機ヒ素含量の変化を調べました。平成1820年度にスーパーなどから取り寄せた乾燥ひじきを水洗い、水戻し、茹でる、茹でこぼす等の工程でどのくらいヒ素の含量が変化するのかを調べたのです。

というのも、無機ヒ素は水溶性。これらの工程でさらに取り除くことができるのではないか?と予想したのです。

その予想は大当たり! 水戻しで50%、茹で戻すと80%、茹でこぼすと90%程度減らすことができることが分かりました。この結果から「茹でこぼし」するのがもっとも無機ヒ素を減らすために有効だといえます。

それぞれの調理法は以下の通りです。

 ・水戻し……30分間水に浸し、戻し水を捨てて水洗い

 ・茹で戻し……水に入れて茹で、沸騰後5分茹でる。茹でた湯を捨てて、水洗い

 ・茹でこぼし……30分水に浸し、戻し水を捨てる。お湯に入れ茹で、沸騰後5分間茹でる。さらに茹でた湯を捨てて水洗い

調理の際、最も重要なことは、戻し汁は使わないこと。しいたけの戻し汁のように出汁が溶けているのであれば調理に使わない手はありませんが、ひじきの戻し汁には無機ヒ素が溶け出しているため、「ひじきの戻し汁=無機ヒ素水」になっています。ご注意を!

くわしくは農林水産省のリーフレットや農林水産省HPの「乾燥ヒジキのヒ素を減らす調理法の調査結果」で確認して下さい。

◆ひじきの栄養素の鉄分・カルシウム・食物繊維は残せる

水で戻したり茹でたりしている間に無機ヒ素が戻し汁に抜けてしまうのであれば、他の栄養素も一緒に抜けてしまうのではないかと心配する人もいると思います。しかし、心配ご無用。

 先述の農林水産省の「乾燥ヒジキのヒ素を減らす調理法の調査結果」によれば、鉄分は茹でこぼしをしても7割以上が残り、カルシウムはほとんど変わらず(水戻しのみ若干、増えたようですが、水道水中のカルシウムの影響ではないかと記載されています)、食物繊維は8割以上が残っていたとの結果でした。これらの結果を見る限りでは、ひじきの無機ヒ素を怖がるよりも、食材のひとつとして今後も活用するほうがよさそうです。

 身体に悪影響があると言われているものを食べるのは避けたいですが、ひじきに限らず、すべての食材には多かれ少なかれ、メリットとデメリットの双方があります。メリットとデメリットの両方をきちんと精査し、センセーショナルな情報だけに惑わされずに、自分にとってより有意義な方法をしっかり選択したいものです。

平井 千里

2017年7月14日 (金)

2017年7月14日号PDF版

「2017.7.14号.pdf」をダウンロード

食中毒週刊ネットニュースのPDF版です。

2017年7月14日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年7月14日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年7月13日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★堺O157「風化させてはならない」追悼と誓いのつどいに市民ら献花

【産経新聞201707130734分】

http://www.sankei.com/west/news/170713/wst1707130019-n1.html

 堺市で平成8年7月に発生した病原性大腸菌O(オー)157による集団食中毒で亡くなった児童らを悼み、再発防止を誓う「追悼と誓いのつどい」が12日、同市堺区の市役所敷地内の追悼碑前で開かれた。

 市教委は24年、被害が広がった7月12日を「O157堺市学童集団下痢症を忘れない日」と制定。以降この日に合わせて、市と市教委主催、市医師会などでつくる「堺市健康づくり推進市民会議」の共催で開かれている。

 式典には、市民や学校関係者ら約250人が参加。竹山修身市長が「ご遺族の深い悲しみを思うと痛恨の極み。事件を風化させてはならない。市民のみなさまの命と健康を守れるよう全身全霊を傾ける」と誓った後、参加者らが追悼碑に献花した。

 堺市のO157集団食中毒では、小学校で給食を食べた児童ら約9500人が発症。女児3人が死亡し、27年には食中毒発生時に小学1年生だった女性が、後遺症による脳出血で死亡した。現在18人が経過観察や治療が必要とされ、11人がまだ補償合意に至っていない。

★【医師取材】ノロウイルスの検査方法・期間・費用は?

【「マイナビウーマン2017年7月10日】

http://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/1640

記事の取材先ドクター わだ小児科クリニック 和田直樹先生

ノロウイルスは、感染力が非常に強いのが特徴で、二次感染が起きやすく、保育園や幼稚園などで、集団感染を引き起こすこともあります。ここでは、このノロウイルスの感染が疑わる場合の検査や診断方法についてお話していきます。このこれまで30年余りの病院小児科での経験をいかして お子様の健康と病気全般を扱うクリニックにしてまいりたいと思っています。また背の低い子供の診療も積極的に取り組んでいきたいと思っています。

 わかりやすい説明をモットーに子供たちの頼れるかかりつけ医をめざしています。日々お母さんたちが抱いている疑問や悩みについても気軽にご相談ください。

●ノロウイルスはいつ発症するの!?

ノロウイルスとは

 ノロウイルスは、人間の体内に侵入すると、小腸の粘膜で増殖して、感染性胃腸炎や食中毒を引き起こすウイルスです。1年中いつでも感染する可能性がありますが、特に11月から翌年の2月頃にかけて流行しやすい傾向があります。

発症までの期間は

 ノロウイルスに感染すると、12日ほどの潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れます。多くの場合は、突然の強烈な吐き気や嘔吐から始まり、次第に水っぽい下痢便が出るようなります。発熱をともなうこともありますが、熱は3738度くらいで、高熱が出ることはあまりありません。また、ノロウイルスに感染しても、何も症状が現れない「不顕性感染」や、軽い風邪のような症状で済むケースもあります。

●ノロウイルスの検査方法

 ノロウイルスの検査方法は、大きく分けると、「検査キットによる簡易検査」と「ウイルス学的な診断」の2種類あります。

検査キットによる簡易検査

 ノロウイルスに感染している人のふん便や嘔吐物には、ウイルスが大量に含まれています。そこでこの検査では、専用の検査キットを使って、ふん便の中のノロウイルスを検出します。ただし、簡易的な検査なので、ノロウイルスに感染していても、陽性反応が出ないケースもあります。

ウイルス学的な診断

 ノロウイルスは、直径が約3万分の1mmと、とても小さな粒子なので、普通の顕微鏡では確認することができません。そこで、より細かい粒子を見ることができる電子顕微鏡を用いる「電子顕微鏡法」や、ウイルスの遺伝子を増やして間接的にウイルスを検出する「RT-PCR法」「リアルタイムPCR法」などを行います。

 これらの検査なら、検査キットよりも、確実にノロウイルスを検出することができます。しかし、食中毒や集団感染の原因究明のために行政機関や研究機関などで行われる特殊な検査なので、一般の患者さんに対しては、実施されていないようです。

一般医療機関では問診のみで判断

 検査キットによる簡易検査は、一般の患者さんでも受けられる検査です。しかし、検査キットの値が張ることや、患者さんにふん便を持参してもらわないと検査ができない(医療機関で検便をしてから検査することもあります)ことなどから、一般の医療機関では、通常の場合、検査を行わずに、症状や食事の内容、身の回りに感染者がいないかどうかなどの問診から、「おそらくノロウイルスが原因だろう」と推定して、診療することが多いようです。

 ただし、ノロウイルスには特効薬がなく、治療は、症状をやわらげるための対症療法を行っていくので、検査をしてもしなくても、治療にはあまり影響しません。

検査結果の期間はどのくらい!?

 検査キットでは、だいたい1015分くらいと、短時間で検査結果が出ます。

●気になる検査費用とは

保険は適用されるの!?

 検査キットによる簡易検査に保険が適用されるのは、3歳未満の乳幼児か65歳以上の高齢者で、医師が医学的に必要と判断した場合のみです。

検査費用はどのくらい!?

 保険が適用されず、自費で検査キットによる簡易検査を受ける場合は、だいたい20005000円程度かかるケースが多いようです。ただし、金額は検査を受ける医療機関によって変わってきます。

●まとめ

 ノロウイルスによる感染症は、通常、問診や診察だけで診断するため、多くの場合は、自費での検査になってしまいます。また、ノロウイルスの検査キットの取り扱いがない医療機関もあるので、どうしても検査を受けたいという場合は、事前に電話で確認してから受診するとよいでしょう

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★広島県:広島市の結婚式場で25人が食中毒 ノロウイルス 

【朝日新聞201777日】

  広島市保健所は6日、同市南区の結婚式場「ルメルシェ元宇品」の利用客25人が下痢や嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。ノロウイルスによる食中毒と判断し、同日付で営業禁止処分にした。

 市によると、症状を訴えたのは、2日にあった披露宴に出席したグループ計58人の一部。客5人のほか、調理従事者3人の便からノロウイルスが検出された。式場によると、7月末までに披露宴の予約が9件入っており、代替会場の手配などを急ぐという。担当者は、「真摯(しんし)に受け止めて清掃などを見直し、よりよい施設を目指したい」としている。

広島市公表年月日 平成29年7月6日(木)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1367116728184/index.html

事件の概要

 平成29年7月4日(火)9時30分頃、市民から広島市保健所に、「7月2日(日)に、南区元宇品で結婚式に参加した後、複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を開始した。

  調査の結果、7月2日(日)に南区の「ルメルシェ 元宇品」を利用した1グループ58名中25名が、7月3日(月)から7月5日(水)にかけて下痢、嘔吐、発熱等を発症していた。(7月6日(木)9時現在)

  患者の共通食は当該施設が提供した料理のみであったこと、患者便からノロウイルスが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した料理を原因とする集団食中毒事件と判断し、7月6日(木)、「ルメルシェ 元宇品」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

患者の状況

(1) 患者数 25名 入院なし(7月6日(木)9時現在) 

(2) 主症状  下痢、嘔吐、腹痛等

原因施設

(1) 施設名       ルメルシェ 元宇品

(2) 営業の種類    飲食店営業

(3) 営業所所在地   広島市南区元宇品町3番18号

(4) 営業者氏名    代表取締役 長谷部 弘之(はせべ ひろゆき)

原因食品  7月2日(日)に提供された結婚披露宴料理

病因物質  ノロウイルス

保健所の対応

(1) 患者の発症状況及び喫食状況等の調査

(2) 原因施設の立入調査・指導

(3) 検体採取(検査機関:広島市衛生研究所等)

・検体名  患者便  検体数  5  検査結果5検体ノロウイルス陽性

・拭き取り検体数27   1検体ノロウイルス陽性、7検体陰性、 19検体検査中

・食品検体数4   4検体検査中

従事者便検体数27  3検体ノロウイルス陽性、6検体陰性、 2検体検査中16検体依頼中

(4)原因施設の営業禁止

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★宮崎県:インターネット販売の鳥刺しで9人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2017712日】

https://mainichi.jp/articles/20170712/ddl/k45/040/285000c

 鳥刺しを食べた購入者がカンピロバクター菌による食中毒を起こしたとして、県は11日、都城市山田町の食肉販売業「竹林鶏」を13日までの3日間、営業停止処分にしたと発表した。いずれも軽症で快方に向かっている。

 県衛生管理課によると、6月25~27日、販売店からインターネットで鳥刺しを購入して食べた北海道内の8世帯23人のうち、10~50代の男女9人が、腹痛や下痢、発熱などの症状を訴えた。このうち3人と鳥刺しの残りからカンピロバクター菌が検出された。

 県は今後、菌が繁殖しやすい32度以上となる日がしばらく継続されると予想し、今年初の食中毒注意報を発令した。【宮原健太】

★福岡市:中央区の飲食店で鶏刺し等を食べ7人が食中毒 カンピロバクター

【福岡市公表平成29年7月7日17:30現在(抜粋)】

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/2785/1/shokutyu.pdf

1 探知 平成29年7月6日(木)12時頃,南区の医療機関から中央区保健福祉センター(中央保健所)に,「食中毒の疑いがある3名の患者を診察し,検便の結果カンピロバクターが検出された」旨の連絡があった。

2 概要 平成29年7月1日(土)19時30分頃から,2家族計7名が福岡市中央区の飲食店で鶏肝刺し等を喫食したところ,うち5名が7月2日(日)10時頃から7月4日(火)10時にかけて下痢,発熱,吐き気等の食中毒様症状を呈した。

3 症状  下痢,発熱,吐き気等

4 摂食者数  7名

5 有症者数5名  女性4名(10歳代2名,40歳代2名),男性1名(50歳代 1名)

※受診者5名(入院者はいない)。全員快方に向かっている。

6 検査

(1)有症者便 : 3検体医療機関の検便により3検体からカンピロバクターを検出

(2)施設従業員便 : 2検体福岡市保健環境研究所で検査中

(3)施設ふきとり : 4検体福岡市保健環境研究所で検査中

7 原因食品  下記施設で7月1日(土)に提供された食事

焼きおにぎり,野菜サラダ,ピザ,梅茶漬け,串焼き(ウインナー,つくね,ボンじり,砂ズリ,とり皮,豚バラ),豚足,キャベツ,鶏刺し盛り合わせ(肝,ささみ,砂ズリ,ももタタキ)

※当該施設では加熱用として仕入れた鶏肉や鶏の内臓を刺身やタタキで提供していた。

8 原因施設

(1)営業所所在地 福岡市中央区平尾一丁目11番21号 村田ビル 1F

(2)営業者氏名 株式会社あずり 代表取締役 田中 稔也

(3)屋 号 焼鳥 あずり

(4)業 種 飲食店営業

★茨城県:阿見町の飲食店で3人が食中毒 カンピロバクター

NHK NEWS WEB 2017年7月11日】

先月25日、阿見町の焼き鳥店で提供されたレバー串などを食べた3歳の女の子を含む女性3人が下痢や腹痛などの症状を訴え、土浦保健所は細菌のカンピロバクターが原因の食中毒として店を営業禁止の処分にしました。保健所では肉を調理する際は十分に加熱するよう呼びかけています。

県によりますと、先月25日に阿見町の焼き鳥店「鳥吉阿見町店」で提供された「ささみチーズ串」や「レバー串」を食べた3歳の女の子と34歳と39歳の女性の合わせて3人が、下痢や腹痛などの症状を訴えて医療機関を受診しました。3人の症状はいずれも軽く、すでに回復しているということです。

県衛生研究所が原因について調べたところ、患者の1人から食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」が検出されたということです。このため土浦保健所は、店が提供した焼き鳥が原因の食中毒が原因と断定し、10日から当面の間、店を営業禁止の処分にしました。

県の食の安全対策室によりますと、カンピロバクターは、生の豚肉や鶏肉などに付着していますが、十分に加熱すれば死滅するということで、保健所は、肉を調理する際は十分に加熱するよう呼びかけています。茨城県発表2017710日(抜粋)

1 探知

平成29年7月4日(火)午後2時40分頃,土浦市内の住民から土浦保健所に「6月25日(日)に阿見町内の飲食店を利用したところ,下痢,腹痛,発熱等の体調不良を呈し,医療機関を受診した」旨の通報が入った。

2 事件の概況

土浦保健所の 調査によると,6月25日(日)に阿見町内の飲食店「鳥吉 阿見店」を利用した1グループ10名のうち,3名が6月28日(水)午前6時頃から下痢,腹痛,発熱等の食中毒様症状を呈し,3名が医療機関を受診していることが判明した。

調査の結果,1名の患者の便からカンピロバクターが検出されたこと,症状及び潜伏期間がカンピロバクターによるものと一致したこと,原因施設において加熱不十分な食肉を提供したこと,患者らの共通食が当該施設に限られること等から,土浦保健所は,本日,当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。なお,患者らはいずれも快復している。

3 原因施設

屋 号:鳥吉 阿見店  営業者:(株)NGM (代)岩田 義尚

所在地:阿見町阿見5181-54  業 種:飲食店営業

4 原因となった食事  6月25日(日)に提供した食事 ささみチーズ串,レバー串(いずれも推定)

5 原因物質 カンピロバクター・ジェジュニ

6 発生日時 平成29年6月28日(水) 午前6時頃(初発)

7 摂食者数 10名(男性4名 7才~36才,女性6名 2才~39才)

8 患者数 3名(女性3名 3才,34才及び39才)

9 主症状 下痢,腹痛,発熱 等

10 検査状況 検便 :3検体(患 者:3検体)

結果 :県衛生研究所の検査の結果,患者便1検体からカンピロバクター・ジェジュニが検出された。

11 その他

行政処分(土浦保健所  営業種別:飲食店営業 営業禁止(食品衛生法第55条):平成29年7月10日(月)から

★大阪府:東大阪の居酒屋で「鶏のたたき」食べ7人食中毒 カンピロバクター

【産経新聞201779 1537分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13313177/

 大阪府東大阪市は9日、同市西鴻池町の居酒屋「一石二鳥」で食事をした20~45歳の男女7人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち5人の便から食中毒菌のカンピロバクターを検出したと発表した。

 市は同店を原因とする食中毒と断定し、同日から2日間の営業停止を命じた。

 同市によると、6月28日に「鶏のたたき」などを食べた11人のうち7人が下痢や腹痛の症状を訴えた。4人が病院で受診したがいずれも入院しておらず、快方に向かっているという。

東大阪市(79日発表) 近畿府県市食中毒情報より

 発症日時:629日(木曜日)午前800分(初発)

 喫食者数:11人   有症者数:7

 原因食品:628日(水曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター   原因施設:一石二鳥(東大阪市)

★台東区:上野の飲食店で9人が食中毒 カンピロバクター

【台東区公表平成2977日(抜粋)】

http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/syokuhineisei/ihansha.html

営業者氏名  株式会社おすすめ屋      施設の名称 おすすめ屋 上野店

施設所在地  東京都台東区上野二丁目1211号 宝丹ビル6階   業種等 飲食店営業

不利益処分等を行った理由  食中毒(食品衛生法第6条第3号、第50条第3項及び第51条違反により、第54条、第55条及び第56条を適用)

不利益処分等の内容  平成2977日から平成29713日までの営業停止並びに施設及び取扱改善命令

原因食品  オーダーバイキング料理(鶏さしみ、とりわさを含む)

病因物質  カンピロバクター

患者数  2グループ 9

備考 原因となった食事には、加熱不十分な鶏肉が含まれていた。

★大田区:蒲田の飲食店で6人が食中毒 カンピロバクター

【大田区公表平成2976日(抜粋)】

https://www.city.ota.tokyo.jp/seikatsu/hoken/eisei/shokuhin/etc/kouhyounitiute.html

業種等 飲食店営業  施設の名称 博多やきとり串猿  営業者氏名等 川村 将刀

施設所在地等 東京都大田区蒲田五丁目38号司コーポ105

主な適用条項 食品衛生法第6条  食品衛生法第50条第3

不利益処分等を行った理由  食中毒

不利益処分等の内容 営業停止(平成2976日から同年710日までの5日間)及び取扱改善命令

備考 原因食品:617日に提供された会食料理

病因物質:カンピロバクター

619日から621日にかけて、患者6名が下痢、腹痛等を発症

★福岡県:八女市の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【福岡県発表201774日(抜粋)】

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/shokuchu-doku-minamichikugo.html

6月29日(木曜日)に食中毒(疑い)として資料提供した件について、その後の情報を提供します。

1 事件の探知  平成29年6月29日(木曜日)、八女市内の職場の代表者から、下痢、発熱等を呈している者が複数名いる旨、南筑後保健福祉環境事務所に連絡があった。

2 概要  南筑後保健福祉環境事務所は、疫学調査及び有症者便等の検査の結果から、本件を食中毒と断定した。

3 発生日時  調査中 判明分:平成29年6月25日(日曜日)午前3時頃(初発)

4 摂食者数  調査中  判明分:1グループ17名

5 症状  調査中  判明分:下痢、発熱等

6 有症者数  調査中  判明分:5名(男性4名、女性1名) うち、5名が医療機関を受診しているが、入院した者はいない。 なお、重篤な症状を呈している者はなく、おおむね快方に向かっている。

7原因施設、原因食品、病因物質

1. 原因施設
 屋号:集家   業種:飲食店(居酒屋)   営業者:株式会社E
 所在地:福岡県筑後市大字山ノ井217-1   

2. 原因食品   6月23日に提供した食事

 〇参考:メニュー  サラダ、焼鳥(鳥レバー、皮、つくね、砂ずり、モモ)、鶏のたたき(モモ、ささみ)、唐揚げ、もずく、炊き込みごはん等

3. 病因物質  ンピロバクター・ジェジュニ

8 検査  有症者便からカンピロバクター・ジェジュニを検出した。

9 措置  営業停止:2日間(7月4日~5日)

10その他  自主休業:6月29日

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

★熊本県:天草市で法事の弁当食べた26人が食中毒 黄色ブドウ球菌

【毎日新聞2017年7月8日】

 県は7日、天草市で3日にあった法事で出された弁当を食べた20~80代の男女26人が下痢などを発症したと発表した。患者はいずれも快方に向かっているという。患者の便からは黄色ブドウ球菌が検出され、県は集団食中毒と確認。弁当を製造した同市川原町の仕出し店「すえひろ」を7日から3日間の営業停止処分にした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みご飯やパスタなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★江東区:亀戸の飲食店で寿司を食べ1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【江東区公表平成29712日(抜粋)】

業種等 飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  もりいち亀戸駅前店 株式会社森商事 代表取締役 森 弘

所在地  東京都江東区亀戸六丁目59番7号1階

主な適用条項  食品衛生法第6

行政処分等を行った理由  食中毒

行政処分等の内容  平成29712日の営業停止1日間

病因物質  アニサキス

患者数  1名

備考 原因食品は、平成29年6月14日に提供した寿司であった

★目黒区の飲食店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【目黒区公表平成29711日(抜粋)】

営業の種類  飲食店営業

営業所所在地及び名称  東京都目黒区青葉台一丁目3010号韓国会館2階  いろは寿司

営業者氏名  有限会社松本寿物産 代表取締役 松本 寿

適用条項  食品衛生法第6条第4号及び第50条第3項により、第54条及び第55条を適用

不利益処分等を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  営業停止 平成29711日  取扱改善命令

備考

患者数  1人  主な症状 胃痛、発熱、倦怠感

病因物質 アニサキス

原因食品 平成2974日に当該施設が調理提供した食事

★東京都:中央区の羽田市場直販所で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【中央区公表平成29710日(抜粋)】

業種等 魚介類販売業

施設の名称及び営業者氏名等   羽田市場直売所

CSN地方創生ネットワーク株式会社 代表取締役 野本 良平

施設所在地等   東京都中央区銀座8丁目156号 CRYSTAL SQUARE銀座-1 1

主な適用条項   食品衛生法第6条及び第55

不利益処分等を行った理由   食中毒(619日に調理、提供された刺身類)

不利益処分等の内容   710日(1日間)の営業停止

備考 病因物質 アニサキス

★港区:六本木の飲食店、ヒラメの御造りで14人が食中毒 寄生虫(クドア)

【港区公表 平成2977日(抜粋)】

業種等  飲食店営業

施設の名称および施設の所在地  施設の名称  麻布久徳

施設の所在地  東京都港区六本木六丁目101号六本木ヒルズ森タワーウェストウォーク506

営業者氏名および営業者住所等   営業者氏名 株式会社久徳 代表取締役 平野井 元久

 営業者住所  東京都港区芝大門二丁目111

不利益処分等を行った理由   食中毒の発生

 原因食品  平成2972日に提供されたヒラメお造り(推定)

 原因物質  クドア・セプテンプンクタータ

主な適用条項 食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反するので同法第54条第1項及び第55条第1項を適用

不利益処分等の内容 平成2977日(1日間)の営業停止命令及び取扱改善命令

備考 公表時の患者数:14

クドア・セプテンプンクタータはヒラメの筋肉中に寄生する粘液胞子虫です。クドア・セプテンプンクタータが多量に寄生したヒラメを生または加熱不十分な調理物として摂取すると、食後数時間で一過性の嘔吐や下痢などの症状が起きます。症状は軽度で、速やかに回復します。マイナス20℃4時間以上の冷凍または75℃5分以上の加熱で食中毒を防ぐことができます。  

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

病因物質調査中事件

★児童と生徒が嘔吐や腹痛、68人欠席 長岡の小中学校

【新潟日報201776日】

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170706333713.html

 長岡市教育委員会は6日、中之島中央小学校(327人)と中之島中学校(292人)の児童・生徒が嘔吐(おうと)や下痢、腹痛などの症状を訴え、計68人が欠席したと発表した。重症者はおらず、長岡保健所が原因を調べている。7日は両校を臨時休校にする。

 6日に欠席したのは中之島中央小が30人、中之島中が38人。登校した子どもも計107人が体調不良を訴え、帰宅した子どももいた。両校では5日から症状を訴える子どもが目立つようになり、同日は計22人が欠席した。

 両校では、中之島中に併設した調理場で作られた給食が提供されている。4、5日は部活動の大会のため中之島中では給食は提供されていなかった。市教委は「現段階で原因は特定されていない」としている。

 両校は10日に授業を再開する方針だが、原因が特定されるまでは調理場で作った給食は配食せず、パンなどを提供する。

★長岡市の集団欠席 ウイルスなど見つからず

【新潟日報2017713日】

http://www.niigata-nippo.co.jp/news/national/20170713335064.html

 長岡市の中之島中央小学校と中之島中学校の児童・生徒が下痢などを訴え多数が欠席した問題で、市教育委員会は13日、給食や患者の便から食中毒の原因となる細菌やウイルスは見つからなかったと発表した。

 児童・生徒は下痢や腹痛などを訴え、6日には計68人が欠席していた。2校の給食は同じ調理場で作られていたが、長岡保健所が保存されていた給食や患者の便を調べたところ、ノロウイルスや大腸菌などは検出されなかった。

 市教委は休止していた調理場の利用を14日に再開するとし、「手洗いなど衛生管理を徹底したい」とした。

★愛知県:額田郡幸田町の飲食店で23人が食中毒 病因物質調査中

【愛知県公表2017年7月7日(抜粋)】

業種等  飲食店営業

施設の名称  食事処 幹

施設所在地  愛知県額田郡幸田町大字横落字長根40

営業者名   小野 丈一

原因食品  72日(日曜日)に提供された料理

病因物質  調査中

行政処分等の内容  営業の禁止

適用条項  食品衛生法第6条第3号違反

行政処分等の理由  食中毒病因物質に汚染された疑いのある食品を提供したこと

発症者数  23

死者数  0

備考  発症者数は発表時点のものです。

食中毒注意報

★島根県発表 夏季の食中毒注意報の発表について(第1回)

【平成29712日】

 松江地方気象台へ気象状況を問い合わせましたところ、別添のとおりであり、食中毒の発生しやすい気象状況が続くものと思われますので、本日(7月12日)10時00分食中毒注意報を発表します。

 なお、この注意報は1週間継続されます。

 この注意報は、食品の調理、製造に携わる方はもちろん、家庭で調理をされる方に対しても、食品の取扱いについて注意を喚起するために発表するものです。

※気温等詳細は別添(第1回発表資料)をご覧ください。    

○気温・湿度が高くなると食中毒菌の住みやすい環境となります。次のことに注意し、食中毒を予防しましょう。

 1)調理を行う前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

 2)調理にあたっては、十分に加熱しましょう。

 3)嘔吐、下痢等の症状がある場合は、調理を控えましょう。

 4)食品は冷蔵庫等で低温で保管しましょう。

 5)調理した食品はすぐ食べるようにしましょう。

★香川県:食中毒警報(第1号)を本日発令しました!(抜粋) 

1 発令日と期間

79日(日曜日)から715日(土曜日)までの7日間発令します。

2 食品衛生上の注意

食中毒菌の多くは、温度2540℃、湿度75%以上の環境で急速に増殖します。

本日以降も気温や湿度がともに高くなることが予想されますので、食品の取り扱いに十分注意してください。

(添付ファイル「食中毒警報発令中の食品衛生の心得」参照)

食中毒菌に増殖する時間を与えないよう調理したものは早く食べましょう。やむを得ず食品を保存する時は、食中毒菌が増殖しないよう冷蔵庫(10℃以下)で保存しましょう。

<発令基準の該当項目(印)>

(1)気温30℃以上が相当時間継続すると予想される場合

(2)前2日間の平均気温が27℃以上で、かつ、平均相対湿度が75%以上になった場合

(3)感染性胃腸炎(ウイルス)の定点当たりの報告患者数が15 人以上で、かつ、前週比が

2週間連続して1.1 以上の増加となった場合

(4)警報発令者が特に発令することが必要であると認めた場合 

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★オウム病の感染源、インコが最多 - 感染研が解析、妊婦死亡で注意喚起も

【医療介護CBニュース7/10() 18:15配信】

 国立感染症研究所は10日、ハトやインコなどのふんを介して感染する「オウム病」の解析結果を公表した。感染源とされた鳥類はインコが最多で、特に女性の症例で多かった。死亡は3例あり、このうち1例は妊婦だった。同研究所は「妊婦は感染源となりうる鳥類等への接触を避けるよう配慮するべき」としている。【新井哉】

  オウム病の主な感染源はインコやハト、オウムなどで、ペットショップや公園、飼育場所の自宅で病原体が入った排泄物を吸い込むことで感染する。潜伏期間は12週間で、せきや急激な発熱を伴い発症。肺炎や気管支炎などを引き起こし、多臓器障害などで死亡するケースもある。感染症法上は4類感染症に分類されており、診断した医師が最寄りの保健所に届け出る義務がある。

  同研究所は、20064月から173月までに、感染症法に基づいて報告された症例のうち、病原体や遺伝子の検出、抗体の検出が確認できた129例を分析した。都道府県別では、東京と神奈川が共に12例で最も多く、以下は大阪(8例)、宮城と愛知(共に7例)、栃木と香川(共に6例)、埼玉、広島、福岡(いずれも5例)などの順だった。

  症状(重複あり)は発熱(125例)、咳嗽(71例)、呼吸困難(35例)、頭痛(32例)、筋肉痛(24例)、意識障害(17例)などで、所見は肺炎が92例あった。届け出時の死亡症例は3例あり、このうち1例は20歳代の妊婦(妊娠20週)だった。この3例の発症から死亡までの日数は46日だった。

  感染経路も調べた。動物などからの感染が確定(推計を含む)した症例は110例(男性63例、女性47例)で、3例がペットショップに勤務していた。110例のうち101例が鳥類から感染したとみられ、インコが56例(男性21例、女性35例)、ハトが27例(男性26例、女性1例)あった。

  同研究所は「妊婦等においてオウム病が疑われた場合には、検査用の検体を採取後、速やかに抗菌薬による治療を行うことが肝要」と指摘。また、推定感染源を特定し、感染拡大を防止する必要性も挙げている。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★旭川市:給食調理室で大量のアリ 1200食分の提供停止

【テレ朝2017/07/11 05:55

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000105081.html

北海道旭川市の小学校の給食調理室で大量のアリが見つかり、市は約1200食分の給食の提供を停止しました。

  旭川市の東光小学校の給食調理室で、10日午前7時半ごろ、調理員が部屋に入ったところ、少なくとも100匹以上のアリが侵入しているのを発見しました。東光小学校では隣の東光中学校の分と合わせて1191食の給食を提供していますが、アリの侵入のため調理を取りやめました。11日は個別に包装した食パンとデザートなどを用意し、児童や生徒は家からおかずを持ってきます。12日から今週いっぱいは弁当を持参することで対応します。アリが侵入した経路はまだ分かっていません。

★高知市立 保育園給食に金属片 かつお削り節3パックから10個以上、製造会社は回収 

【産経新聞2017.7.12 15:40更新】

http://www.sankei.com/west/news/170712/wst1707120060-n1.html

 高知市立の保育園で、給食に使用するかつお節に金属片が混入していたことが12日、分かった。職員が調理中に発見したため、園児に影響はなかった。製造元はかつお節パックを回収、市は市内の保育園や幼稚園に情報提供をし、注意を呼び掛けている。

 市保育幼稚園課によると、10日午前、保育園で出す給食を調理中、100グラム入りのかつおの削り節1パックを鍋でいろうとした際、1ミリほどの金属片に気付いた。職員が他の2パックを調べたところ、約10個の金属片が見つかった。

 削り節を製造した森田鰹節(高知市南久保)によると、同じタイプの業務用のパックは100個製造。12日までに約80個を回収した。残りのパックも回収を急いでいる。

 同社によると、削り節は県内の給食関係の食品問屋に卸しており、県外には出ていない。市によると、市内の小中学校では使用されていない。

 同社は、加工の最終工程で金属検出器を使っているが、今回の金属片は小さすぎて見つけられなかったという。金属片がどの段階で混入したかは分かっておらず、原因を調べている。

 森田研一社長は「皆さんにご迷惑をお掛けして申し訳ない」と謝罪した。今後、新しい金属検出器を導入し対応すると話している。

★岩見沢市:給食に異物、同じ業者が過去にも5件…公表せず

【読売新聞20170711 0944分】

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170711-OYT1T50016.html

北海道岩見沢市の小中学校の給食で米飯にカビや細菌など異物が混入していた問題で、2011~15年にも米飯やパンに計5件、異物の混入があったことが10日、わかった。

 調理したのは今回と同じ市内の委託業者だったといい、健康被害はなかった。だが、市教委は事態を公表せず、この業者の給食への供給も停止しなかった。

 市教委によると、11年11月~12年1月、小学校2校と中学校1校の給食の米飯に黒色の異物が見つかった。市教委は分析を行うように要請したが、業者は対応を取らず、具体的な異物の内容は不明のままだった。さらに異物が見つかったのは15年5月。中学校1校で給食の米飯に黒色の異物が見つかり、この時は業者が検査機関に分析を依頼し、異物について「カビを主体とするもの」とする内容の報告書を作ったが、市教委に提出しなかったという。

★岩見沢給食の異物混入「提供休止のみ公表」疑問の声  保護者、手引書改善求める

【北海道新聞2017年7月12日】

 【岩見沢】市内の給食米飯の一部からカビが見つかり、19小中学校の米飯提供を休止している問題で、市教委は11日、給食提供をやめる場合のみ情報を公表すると定めたマニュアルに沿って対応したと明らかにした。給食提供の中止にまで至らない異物混入などの公表は、市教委の判断に任されており、保護者から疑問の声が出ている。

 公表基準は昨年12月に市教委が策定した「異物混入等対応マニュアル」で初めて定められた。昨年8月、給食のスープに包丁の先端部が混入した可能性があったのがきっかけで作られた。このケースでは、保護者に文書で報告したが広く公表せず、松野哲市長は同月の記者会見で「すぐに公表すべきだった」との見解を示した。

★天理市立保育所 給食にクギ混入

【関西テレビ2017年7月8日 18:39配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170708-00000005-kantelev-l29

7日、奈良県天理市の保育所で給食にクギが入っているのが見つかりました。警察が混入の経緯を調べています。

 天理市によると7日、市立北保育所で3歳の女子児童に出された給食のきんぴらごぼうの中に長さ1センチほどのクギが1本が入っていました。

 女子児童は、給食を食べる前に気が付き、怪我はありませんでした。

 給食はこの保育所内にある調理場で作られており、7日は3人の職員で調理を行っていました。

 保育所は当面の間、調理場の使用を中止し、外部の業者から給食を手配することにしています。

 警察は、調理場などを調べクギが混入した経緯を調べています。。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★北海道公表平成29年7月10日(月)<違反食品3件>(抜粋)

①牧場ヨーグルト(賞味期限:平成29年7月17日)が大腸菌群陽性に

食品等の名称 発酵乳(品名:牧場ヨーグルト)  賞味期限:平成29年7月17日

違反した法令の名称 及び適用条項  食品衛生法第11条第2項違反    

違反の具体的な内容  成分規格違反:大腸菌群陽性 (規格基準:大腸菌群陰性)

違反の原因となった製造施設等の名称等

施設名称  ミルク工房 カウベル

 施設所在地  海道余市郡余市町栄町48番地1

 営業者氏名  今西 三榮(いまにし みつえ)

 業種名 乳製品製造業

行政処分等の内容及び措置状況等

  北海道倶知安保健所は営業者に対し、文書により原因究明及び改善等を指導した。

 当該製品は、営業者が自主回収を行っている。

②北海道牛乳アイスクリームmilk(製造年月日:平成29年5月4日)が大腸菌群陽性に

食品等の名称  アイスクリーム(品名:北海道牛乳アイスクリームmilk

  製造年月日:平成29年5月4日

違反した法令の名称及び適用条項   食品衛生法第11条第2項違反

     違反の具体的な内容  成分規格違反:大腸菌群陽性 (規格基準:大腸菌群陰性)

違反の原因となった製造施設等の名称等

 施設名称   ベリーベリーファームアイスクリーム工房

 施設所在地  北海道余市郡仁木町東町15丁目41番地

 営業者氏名  株式会社 自然農園グループ(代表取締役 上田 英貴)

 業種名  アイスクリーム類製造業

行政処分等の内容及び措置状況等

  北海道倶知安保健所は営業者に対し、文書により原因究明及び改善等を指導した。

 当該製品は、営業者が自主回収を行っている。

③らんこしアイスクリーム ミルク(製造年月日:平成29年6月28日)が大腸菌群陽性に 

食品等の名称   アイスクリーム(品名:らんこしアイスクリーム ミルク)

  製造年月日:平成29年6月28日

違反した法令の名称及び適用条項   食品衛生法第11条第2項違反

     違反の具体的な内容    成分規格違反:大腸菌群陽性 (規格基準:大腸菌群陰性)

違反の原因となった製造施設等の名称等

 施設名称  蘭越町ふるさとの丘直売センター

 施設所在地  北海道磯谷郡蘭越町字相生969番地

 営業者氏名  蘭越町

 業種名  アイスクリーム類製造業

行政処分等の内容及び措置状況等

  北海道倶知安保健所は営業者に対し、文書により原因究明及び改善等を指導した。

 当該製品は、全量回収済み。

★農薬残留ウナギ、中国から輸入疑い 会社経営の男を追送検 

【中日新聞2017年7月11日】

 基準値を上回る農薬が残るウナギ2・8トン(1万匹以上に相当)を中国から輸入したとして、愛知県警は11日、食品衛生法違反の疑いで、ウナギ輸入販売会社「インテグレート」を経営する村井三雄容疑者(47)=名古屋市名東区新宿2、不正競争防止法違反容疑で逮捕=を追送検した。

 送検容疑は、昨年12月6日、厚生労働省が定めた基準値を超える農薬成分が残留するウナギ2・82トンを中国から輸入したとされる。

 署によると、容疑を認めている。農薬は除草剤のペンディメタリンで、基準値を0・1上回る0・4ppmが残留していた。成田国際空港(千葉県)での検疫検査で発覚した。厚労省から連絡を受けた名古屋市が昨年12月21日に回収命令を出し、愛知県警に告発していた。

 市によると、輸入されたウナギは同社が経営する福井市中央1の飲食店「うなぎ割烹曙覧」で提供されたほか、全国のウナギ店に販売され、ほとんどが消費された。名古屋市食品衛生課は「直ちに健康被害が及ぶとは考えにくい濃度」としている。

 村井容疑者はうなぎ割烹曙覧で、中国産ウナギを国産と誤認させた不正競争防止法違反の疑いで、県警に逮捕されていた。

HACCP関係情報>

★食品添加物協会 中小企業のHACCP導入へ前進

【化学工業日報20170711日】

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/07/11-30108.html

 国による衛生管理手法の国際標準「HACCP」制度化への取り組みが行われている中、日本食品添加物協会は、中小添加物メーカー導入のための手引き書作成作業を加速させている。このほど開かれた厚労省の「第1回食品衛生管理に関する技術検討会」に、50人規模の企業が対象の手引き書案を提出し、了承された。またこれに続き、さらに規模の小さな従業員数の事業者が対応可能な数種の手引き書作成にも着手する。同協会では、国内のすべての添加物メーカーへの普及を目指すとし、厚労省の協力を得ながら、HACCPの義務化を睨み、準備体制を整える。

<表示関係情報>

★[生活調べ隊]地域名表示 特産品守る

【読売新聞2017年7月11日】

◇「夕張メロン」「特産松阪牛」など/

 地域名を冠した農産品や酒類などのブランドを知的財産として守る「地理的表示(GI)保護制度」が広がり始め、登録・指定されたものは全国で40を超えた。産地では「ブランド力が高まる」と期待が高まっている。一方でまだ制度を知らない消費者も多く、認知度のアップが課題だ。(福士由佳子)

 茨城県稲敷市などで生産される「江戸崎かぼちゃ」は制度が始まってすぐの2015年12月、GI登録された。完熟させてから出荷するため、ほくほくとした食感が人気の高級品だ。生産者団体として農林水産省へ申請したJA稲敷は「高品質であることのお墨付きが得られた。知名度も向上しているようだ」と喜ぶ。

 農水産品などについてのGI登録は15年にスタートし、これまでに38品が登録された。酒類は1994年から始まり、「登録」ではなく「指定」という言葉を使うが、7酒類の7産地がGIの保護対象として国税庁により指定された。また、国産米を原料に国内で製造された清酒に限り「日本酒」と表示できる、とした。

 GIに登録・指定されるとブランド力がアップし、高価格で販売できると期待されている。JA稲敷では「他のカボチャと勘違いしたクレームが寄せられたこともあったが、GIのマークでわかる。消費者に明確にアピールできるようになった」と話す。

 さらに、偽物も区別できる。三重県松阪市周辺で生産される「特産松阪牛」は今年3月、GI登録された。生産者などでつくる松阪牛協議会は「GI制度が偽物の抑止力になると期待している」と話す。

 GI登録を伝統継承のきっかけにしたいと考える産地も。大分県国東市・杵築市の「くにさき七島藺表(しちとういおもて)」はカヤツリグサ科の植物を使った畳表だ。江戸時代からの歴史を持つが、作り手が減っていた。生産者でつくる振興会は「全国に発信し産地復活の起爆剤にしたい」と期待する。

 GI産品には、夕張メロンなど有名な品もあるが、知られていない産品も多い。制度自体についても、消費者の認知度は今一つ。「北野エース調布パルコ店」(東京)には、GI山梨と認められたワインのボトルも並ぶが、店のワインアドバイザー安達光子さんは「GIを知っている人はほとんどいません」と話す。

 東北大教授の香坂玲さん(地域資源管理学)は「消費者がGI制度を理解すれば、高い価格でも高品質と納得して購入につながるだろう。国や自治体は、もっと制度を周知してほしい」と指摘している。

     ◇

 地理的表示(GI)保護制度=GIは「Geographical Indication」。地域の特性を生かして作られる農産品や酒類などの品質を国が保証する制度。生産者団体が申請し、国の担当者による現地調査や学識経験者の意見聴取などを経て登録・指定が決まる。

◇EUと協議200種類以上対象

 地理的表示(GI)制度は、世界100以上の国や地域で導入されている。

 東京理科大教授の生越由美さん(知的財産政策)によると、地理的表示の考え方は、20世紀初めにフランスのボルドー地域で生産される「ボルドーワイン」のブランドを守ることから始まった。

 人気の高いボルドーワインの偽物が出回り、本物の評判が落ちて価格も下落した。そこで、地域外で生産されたワインに「ボルドー」のラベルを貼ることを禁じる制度を作ったという。

 このほか、世界的に知られる地域ブランドに、フランスの青かびチーズ「ロックフォール」がある。ロックフォールという村で長年作られてきたチーズで、独特の味や香りで人気がある。

 イタリアの「パルマハム」も地域ブランドの一つ。この名前で呼んでよいのは、パルマ地方で伝統的な製法で作られたハムだけだ。

 今回の日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)交渉では、このGI制度も焦点の一つになり、日本とEUの市場で双方の計200種類以上のブランドを互いに保護対象にすることで合意した。

農林水産省のGIマーク

 具体的な品目についてはまだ発表されていないが、EUからはボルドーワインなどが、日本からは神戸ビーフ、日本酒などが互いに保護する対象として検討されている。

 生越さんは、「今後は、日本の家庭でなじみの薄かった産品の輸入も進み、店頭で見かけるようになるでしょう。日本の消費者もぜひGIに関心を持ち、安全で安心な商品を選ぶ時の選択肢として役立てましょう」と話している。

◇生産者の後押し

 取材を終えて=GI産品には、ボルドーワインのような有名なブランド品のイメージを抱いていた。だが、日本の登録産品のリストを見ると、あまり聞いたことがない伝統品がたくさんあった。

 それらは地域で親しまれてきた産品で、生産地では後継者不足や人口減に悩む地域の活性化へつなげようとしている。価格は正直、お手頃とはいえないものも多いが、伝統品を作り続ける人たちへの後押しになることも期待したい。

★「パルメザンチーズ」消える? EPAブランド保護、食品メーカーに動揺広がる  7.12  SankeiBiz

日本と欧州連合(EU)は経済連携協定(EPA)に基づき互いの地理的表示(GI)を認め合い、伝統的な食品産地ブランドを保護する。国内の有名ブランドは欧州で認知度が高まって販路拡大が期待できるうえ、偽物の流通防止にもつながる。ただ、「パルメザンチーズ」など慣れ親しんだ商品名が使えなくなるケースがあり、企業の販売戦略にも影響が出そうだ。

知名度向上に期待

 「欧州で“本物”を知ってもらえる機会になれば」

 高級牛肉ブランド「神戸ビーフ」の海外展開を進める神戸肉流通推進協議会の担当者は、EU域内で保護されるGIリストに掲載されたことで声を弾ませた。

 2014年7月から欧州へ輸出している神戸ビーフ。知名度向上に伴って海外で偽物の報告も寄せられているが、悪質な偽ブランド品は摘発対象になるため、「民間では難しい取り締まりに期待したい」と話す。

 農産物とは別に、酒類でも「日本酒」やワインの「山梨」、焼酎の「薩摩」「壱岐」など8つが欧州で保護される。中国など海外で作られた清酒は日本酒を名乗れなくなる上、製品にGIマークが付き特産品を差別化する効果もある。

 兵庫県内の酒造会社社長は「欧州への日本酒の輸出はまだ少なく、これからの市場だ。進出する酒造会社にとってはGIがアピールになる」と期待する。

販売戦略の変更も

 一方、食品メーカーは国内の販売戦略で自由度が狭まることになりそうだ。

 スパゲティのお供として広く親しまれている「パルメザン」の名称に“縛り”がかかることで、「クラフト100%パルメザンチーズ」を販売する森永乳業には動揺が広がった。

 緑色の円筒形容器で知られるこの商品は粉チーズの代名詞的な存在で、家庭用シェアは首位。しかし、原料が米国産のため今後は商品名の変更を余儀なくされる。担当者は「詳細を確認したい」と情報収集に追われた。

 政府は日本が保護するEU産酒類のGIは全容を公表していない。ただ、「シャンパン風」「ボルドーのような味わい」といった微妙な表現も使えなくなりそうで、各社は対応を迫られる。

<ジビエ関係情報>

★高島屋が初の常設「ジビエ」売り場 京都・洛西店で

【産経新聞2017.7.12 14:45更新】

http://www.sankei.com/west/news/170712/wst1707120057-n1.html

 百貨店大手の高島屋は12日、野生のシカの肉などのジビエ(野生鳥獣肉)を販売する常設売り場を洛西店(京都市西京区)に開設した。同社の店舗網でジビエ売り場を常設化するのは全国初。ジビエの加工販売を行う京丹波自然工房(京丹波町)と連携し、京都府内産のシカやイノシシの冷凍肉を販売する。

 高島屋によると、洛西店で今年4月、ジビエの試験販売を行ったところ、消費者から好評で売り場の常設化を決めた。同社は「獣害対策になるだけでなく、安心・安全なジビエの肉を気軽に購入できる機会を提供できる」としている。

 販売価格(100グラム当たり)は、シカが550円~、イノシシが1150円~を想定している。売り上げ目標は非公表。

<調理環境関係情報>

★期間限定カフェでアルコールドリンク誤提供 大阪

【朝日新聞20177102025分】

http://www.asahi.com/articles/ASK7B67DCK7BPTIL01X.html

 大阪市阿倍野区で7日から期間限定で営業している飲食店「グランブルーファンタジーカフェ~シェロカルテの海の家~」について、企画会社は10日、ノンアルコールとして提供していたドリンクに、誤ってアルコール入りのシロップを入れて23杯を客に出した、と発表した。

 企画会社「レッグス」(東京都港区)によると、カフェはあべのキューズモール内にあり、スマートフォン向けゲーム「グランブルーファンタジー」をテーマにしたメニューを出している。調理スタッフがノンアルコールシロップを容器に補充する際、誤ってアルコール入りを補充。7日午後8時~8日午後2時の間、誤って提供していたという。問い合わせや返金要望は、メール(customer@granbluefantasy-cafe.jp)で受け付ける。

★本格芋焼酎、水だった… サッポロ、見本品を販売

【朝日新聞20177101921分】

http://www.asahi.com/articles/ASK7B5QMJK7BULFA02P.html

 サッポロビールは10日、3月下旬に発売した本格芋焼酎「赤からり芋」(720ミリリットル、税抜き1200円)で、瓶に水の入った営業用の見本品を1本販売していたと発表した。同社は他にも十数本販売した可能性があるとして、確認を呼びかけている。

 サッポロによると、見本品は発売前の商談用につくられるもので、今回は48本を工場で製造。営業担当者が販売店を訪れた際に回収を忘れ、店がそのまま店頭に並べて販売した。瓶を開けた消費者から6月下旬に「中身が水のようだ」と連絡があり、発覚した。

 通常、見本品は外装ラベルのバーコードの位置に「見本品」と印刷されたシールを貼るが、販売されたものには貼っていなかった。48本のうち、残り18本の所在が分からず、販売した可能性があるという。

 「赤からり芋」は6月末までに約2万5千本を出荷した。見本品はバーコードの下にアルファベット5文字の製造番号が書かれていない。問い合わせはサッポロビールお客様センター(0120・207・800)へ。

<その他の情報>

★鶏肉に注意! 増えるカンピロバクター食中毒

【読売新聞7/11() 12:13配信】

がん・感染症センター都立駒込病院感染症科部長 今村顕史

 食中毒の季節がはじまりました。梅雨から夏へと向かう蒸し暑い日々には、食中毒の原因となる菌も増えやすくなります。

  その中でも、みなさんの身近なところで最も増えているのが、鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒です。昨年は、東京と福岡で開催されたB級グルメの「肉フェス」において、同じ店舗で提供された鶏肉のにぎり寿司(ずし)が原因で、約150人の食中毒が発生して話題になりました。また、最近でも鶏刺しによる集団食中毒がニュースになっています。

  居酒屋で30人が食中毒、うち7人から「カンピロバクター」検出

  https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170612-OYTET50048/

合併症で手足の麻痺、呼吸困難

 カンピロバクター食中毒では、原因となるものを食べてから約25日で、下痢、おう吐、腹痛、発熱などの症状を起こします。また、下痢に血や粘液が混じることもあります。

  一般的には、食中毒の症状が出ても、その多くは自然に回復します。しかし、たかが食中毒と、あなどってはいけません。ひどい下痢とおう吐は、本当につらい症状です。特に小さい子どもや高齢者では、脱水で重症になることもあります。また、まれに手足の麻痺(まひ)を起こしたり、呼吸ができなくなったりする、「ギランバレー症候群」という合併症を起こしてしまうこともあるのです。

市販鶏肉、2050%以上が汚染

 カンピロバクター菌は、野鳥、ニワトリ、ウシ、ブタ、そしてペットの犬や猫など、多くの動物が体の中に持っています。したがって、加工の段階で汚染された肉、未殺菌の乳や卵などを食べることで感染してしまいます。また、飼っているペットが保有している菌で感染してしまうこともあります。さらに、野鳥や動物の糞(ふん)で汚染された井戸水や湧き水が原因となることもあり、本年5月に新潟県の山中で湧き水を飲んだ小学生ら43人が、カンピロバクターによる集団食中毒を発症した事例も報告されています。

  そして、このような様々な原因の中でも、特に多いのが鶏肉による食中毒なのです。これまで行われている多くの調査では、一般に市販されている鶏肉の約2050%以上がカンピロバクター菌に汚染されていたという、驚くべき結果が示されています。鶏の生肉は、その多くが汚染されているのが前提だと考えてください。

低温に強い菌、冷蔵庫の過信は危険

 カンピロバクター菌は、基本的に肉の表面についているので、しっかりと表面が加熱されれば死滅します。しかし、ミンチとなっている肉団子などは、表面が中に練り込まれた状態なので、「つくね」や「肉団子」は中心までしっかりと火がとおっていなくてはなりません。

  焼き鳥は、焼きたてを食べるのが基本です。複数の肉を串に刺した場合には、肉と肉の間に焼き残しがあったりします。それでも、お店で焼いたばかりの時には、熱で菌の数も減っています。一方、デパ地下で買った焼き鳥は、時間の経過とともに菌が増えてしまうので、そのまま食べずに電子レンジでしっかり加熱しましょう。

  冷蔵庫も過信してはいけません。カンピロバクターは、低温にも比較的強い菌です。低温の中で菌の増殖はおさえられますが、菌が死んでしまうわけではありません。したがって、冷蔵庫から出して時間が経過すれば菌は増えていきます。そして、温度や湿度が高くなる梅雨や夏には、菌の数が短時間で増えてしまうため、さらに注意が必要となります。

  食事を作る人は、手洗いをしっかり行い、包丁・まな板の扱いにも気をつけましょう。また、カンピロバクター菌は乾燥には弱いので、調理する器具などを、しっかりと乾燥させることも効果があります。

今村顕史(いまむら・あきふみ)

がん・感染症センター都立駒込病院感染症科部長

 石川県出身。1992年、浜松医大卒。駒込病院で日々診療を続けながら、病院内だけでなく、東京都や国の感染症対策などにも従事している。日本エイズ学会理事などの様々な要職を務め、感染症に関する社会的な啓発活動も積極的に行っている。著書に『図解 知っておくべき感染症33』(東西社)、『知りたいことがここにある HIV感染症診療マネジメント』(医薬ジャーナル社)などがある。また、いろいろな流行感染症などの情報を公開している自身のFacebookページ「あれどこ感染症」も人気。

★食中毒防止&調理効率アップ!夏だからこそ「まな板シート」で清潔クッキング

【レタスクラブニュース201778 630分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13307992/

食中毒の原因は自宅のキッチンにも潜んでいます!

キッチンを預かる人にとって、梅雨から夏にかけて気になるのは、やはり食中毒。忙しいとついつい気を緩めてしまいがちですが、食中毒シーズンを迎える前に、今一度キッチンの衛生管理を見直してみてはいかがでしょう? 特にまな板は要注意です!

まな板シートで食中毒防止!さらに調理効率アップ!

「フェリシモ モノコトづくりラボ」が5月に実施したインターネット調査「キッチンの衛生管理について」によると、自宅の料理が原因で食中毒を経験した人は、なんと2割にのぼります。一方で、キッチンの衛生面の対策がしっかりできていると答えた人は、わずか3割でした。

また、衛生管理について特に気をつけたいツール1位には、「まな板」がランクイン。やはり、食材が直接触れるアイテムなので、皆さん気にしているようです。(「フェリシモ モノコトづくりラボ」調べ)

でも、場所を取るまな板は、何枚も使い分ける訳にはいきません。生肉を切ったら熱湯消毒をして、サラダ用の野菜をカット。生魚の下処理をしたら、今度は除菌洗剤で洗浄。食材を切る度に、いちいちまな板を洗わなくてはいけないので、とにかく効率が悪いんですよね……。

私たちを長年の間悩ませている、この「まな板問題」を、一気に解決してくれるのが、フェリシモの「気分うきうきまな板シート」です。肉や魚を切るときは、このシートをまな板に敷くだけ。ニオイや汚れ移りをしっかりガードしてくれます。

★日欧EPAは格差を拡大する

JAomコラム:正義派の農政論2017.07.10

 http://www.jacom.or.jp/column/2017/07/170710-33164.php

 ニワトリは3歩あるけば忘れる、というが、日本の自由貿易論者も忘れっぽい。昨年行われた英国のEU離脱や米国のトランプ大統領の誕生を、もう忘れたようだ。日本の自由貿易論者の脳みその大きさは、人間よりもニワトリに近いのだろう。

 英国でも米国でも、弱者が自由貿易論者を打ち破ったのである。自由貿易が格差を拡大し、弱者を痛めつけているからである。こうした弱者の反乱は、世界の潮流になっている。

 だが、日本のマスコミは、この点の認識がない。そして自由貿易への賛歌で埋め尽くしている。自由貿易は善で、それへの反対は悪だ、という信仰が脳みそに深く刷り込まれていて、それだけは忘れない。この信仰をメシのタネにしているからだろう。つまり、自動車業界などの大企業の広告費である。そうして、民主主義の守護神が、カネにまみれて民主主義を破壊している。

 彼らはニワトリと同じように、エサ場だけは忘れないようだ。

 テレビを見ていて驚いた。日欧EPAでチーズが安くなる、という一部の国民の喜びの声を、くり返し流している。

 マスコミは経済学の初歩である「賃金鉄則」を知らないようだ。つまり、労働力も普通の商品と同じで、労働力の価格である賃金は、労働力の生産費である生活費で決まるという鉄則である。

 マスコミと、チーズが安くなって生活費が安くなることを喜ぶような一部の労働者は、賃金は下がるし、失業の危機にさらされることを知らないようだ。

 このことを、身をもって知っている英国や米国の労働者など、多くの弱者が、反乱を起こしたことを、日本のマスコミは、もう忘れたのだろう。

 だが日本でも、多くの弱者は知っている。そうして、東京の議会選挙で弱者の力を示した。

 もう1つ、テレビを見ていて驚いた。元農水相で自民党農林族の重鎮が、日欧EPAで日本のコメが15万円で輸出できる、と言っていた。対談の相手は、元農水相がいうことだから本当だろう、という顔をしていた。

 だが、それは虚言に限りなく近い。いまの国際米価は11500円程度である。日本米が旨いからといって33倍の価格で売れる筈がない。

 反論したいのなら、たとい10俵でもいいから欧州で実際に売ってもらいたい。万一、売れたとしても、市価との差額は偽装献金として摘発されるだろう。

 こうした自民党の重鎮が、農政を取り仕切っている。自民党のたそがれは近い。

 今朝の新聞(朝日)は、安倍内閣の支持率が下がり続け、ついに33%になったことを伝えている。日欧EPAの合意で、さらに下がるだろう。

 今日から、国会で閉会中審査が始まる。

 野党は、日欧EPAが格差を拡大し、国民の99%という多数の弱者を、さらに困窮に陥れることの不正義を、暴露しなければならない。

 そうすれば、弱者は拍手喝采を送るだろう。

切り終わったら、シートをポイと捨てるだけ。これさえあれば、食材をカットする度に、まな板を念入りに洗う必要ナシ。衛生面はもちろん、家事の時短にも貢献してくれます。たっぷり30枚入りなので、気軽に取り替えることができるのも嬉しいポイントです!

家族を守るまな板シートで、おいしいごはんを「効率よく清潔に」作りませんか?

2017年7月 7日 (金)

2017年7月7日号PDF版

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食中毒週刊ネットニュースPDF版です。

2017年7月7日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年7月7日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年7月6日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★おにぎりもアウト? 夏の「食中毒」がヤバい!!〈週刊朝日〉

【アエラドット7/4() 7:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170630-00000033-sasahi-life&p=1

 海水浴や山登り、バーベキューなど、アウトドアのレジャーが楽しい季節がやってくる。手作りのお弁当を持っていきたいところだが、気になるのが食中毒。気温が高くなるこの時期は、野外で手軽に食べられるおにぎりでさえ、食中毒の原因となる細菌が増えやすく、注意が必要だ。

「おにぎりの食中毒の主な原因菌は、“黄色ブドウ球菌”。私たちの手や腸、のど、鼻などに存在する菌の一つです」

  こう話すのは、長年、地域の食の安全を担ってきた元墨田区食品衛生監視員の笹井勉さん(食品衛生アドバイザー)だ。

  おにぎりを作るとき、ごはんを素手で握っていないだろうか。炊きたてのごはんは湿度も温度も高く、原因菌にとっては居心地の良い環境。手からごはんに付着した菌は、増殖する際に「エンテロトキシン」という毒素を作る。この毒が多量に蓄積されると、食中毒の症状をもたらす。

 「黄色ブドウ球菌による食中毒の発生件数は、6月ぐらいから増え始め、79月にピークを迎えます」

  と笹井さんは解説。症状は通常、食後1時間から6時間の潜伏期間の後、吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などが起こる。なかでも嘔吐が激しいのが特徴だ。

  おにぎり食中毒というと、昨年5月に熊本地震の避難所で起きた集団食中毒が記憶に新しい。34人が症状を訴え、21人が入院した。

  このとき、食中毒の原因となったおにぎりの具は、おかか。梅干しだったら大丈夫だったのでは?と考える人もいるだろう。

  だが、梅干しを入れても、おにぎり全体が大丈夫というわけではなさそうだ。梅干しの抗菌作用について、東京都衛生局が東京都健康安全研究センターで実験。使われた菌はサルモネラ菌と病原性大腸菌O157で、その結果、梅干しのまわりでは抗菌性があったが、全体の抗菌までには至らなかったという。

  とくに、消費者の嗜好が影響する市販の梅干しは、さらに抗菌作用が低い可能性も。

 「近年は健康志向の高まりで、減塩梅干しが増えています。実際、昔は塩分が2025%、酸が6%ぐらいだったのが、今は、塩分は5%程度、酸も23%です。それだけ抗菌性は弱まっていると考えられます」(内閣府食品安全委員会)

 前出の笹井さんは、おにぎり食中毒を予防するには「菌をつけない、増やさないことが大事」とアドバイスする。

 「エンテロトキシンは一度作られると、加熱しても壊すことができないからです。握る際は、必ずラップを使ってください。中に入れる具を扱うときも、箸などを利用すること。サケの身をほぐしたり、のりを巻いたりするときに、うっかり手を使ってしまうことがあるので、気をつけて」

  前夜におにぎりを作っておくのは、「絶対ダメです」(笹井さん)。黄色ブドウ球菌は78時間かけて増殖する。前日に作っておくと、食べるときにはおにぎりに毒素が多量に蓄積されている可能性が高いからだ。「昼に残したおにぎりを、夕方、おなかが空いたからと食べるのも、絶対にやめてください」(同)

  意外な対策は、手のケアだ。黄色ブドウ球菌はケガをした場所に多く付着。食中毒予防としてせっけんで手を洗うことが推奨されているが、洗いすぎはかえって手荒れをもたらし、菌の温床になる危険性がある。

 「せっけんや洗剤を使った後は、ハンドクリームなどをしっかり塗って手荒れを防ぐ。しっとり、すべすべの手は、食中毒対策の面からも大事なのです」(同)

  手荒れやケガがある場合は、使い捨てのビニールの手袋などをはめて料理をすることが勧められる。

  食中毒で気をつけたいのはおにぎりだけではない。青魚など旬の刺し身も要注意だ。

  京都府在住の20代の男性は、しめサバを食べた翌朝、胃に激痛が走った。近くのクリニックで胃薬を処方されたが、痛みはまったく治まらない。その翌日、消化器内科の吉岡医院(京都市上京区)に駆け込んだ。

 「問診から胃アニサキス症を疑い、緊急内視鏡を行いました」

  同院院長の吉岡幹博医師が胃カメラで男性の胃の中をのぞくと、案の定、白い糸のようなものの先端が、胃壁のなかに潜り込んでいた。アニサキスという寄生虫だ。吉岡医師が胃カメラの先端のピンセットのような道具でつまみ、引っ張ると先端が胃壁から抜けた。23センチで、丸まっていた。

  吉岡医院ではこの男性のほか、45年で5人のアニサキス症を診たという。

アニサキス症はアニサキスによって起こる食中毒。刺し身やすしを食べてから124時間で発症し、激しい腹痛と嘔吐、吐き気に襲われる。この春、アニサキス症にかかったタレントによって広く知られるようになったが、実は、事件数では、ノロウイルスや鶏肉の生食によるカンピロバクターが原因の食中毒に次いで、3番目に多い。

  厚生労働省によると、患者数は2015年で133人。だが、「実際はもっと多い」と話すのは、国立感染症研究所寄生動物部の前室長の杉山広さん。医療機関の診療報酬明細書(レセプト)などを元に患者数を割り出したところ、年間7147人という結果になった。しかもこれは医療機関を受診した数であり、病院に行かなかった人の数は含まれていない。

 「実は最近の研究では、アニサキス症は食中毒というだけではなく、アレルギーが起こるということでも注目されています。青魚を食べるとじんましんが出る人がいますが、この症状の原因の一つが、アニサキスなのです」(杉山さん)

  その説を裏付けたのが岐阜大学前教授の粕谷志郎さんの研究だ。サバでじんましんが出る被験者の皮膚に、サバとアニサキスのエキスをそれぞれ擦り込んで反応を見る試験を行ったところ、全員がサバではなく、アニサキスのエキスに反応を示したという。

  アニサキスは新鮮な魚では内臓にいるが、時間がたつと身に入り込む。刺し身の中に入り込んだアニサキスを見つけるのは、至難の業。とくにこれからの季節は、サバよりもサンマによるアニサキス症が増えるので気をつけたい。

  アニサキスは、60度で1分の加熱、あるいはマイナス20度以下で24時間の冷凍で死ぬ。安全な刺し身を食べたければ、冷凍処理をしたものを選ぶこと。一方、酸には強いため、酢でしめても死なないという。

  発症したら医療機関を受診し、内視鏡でアニサキスを摘出するのが最も有効。ただ、胃に食べものが残っていると内視鏡ができず、夜中の発症だと朝まで待たなければならない。

  その場合は、市販薬の正露丸(大幸薬品)を。正露丸に含まれる木(もく)クレオソートという成分が、アニサキスの活動を抑えるというのだ。同製品の症例報告によると、13粒の服用での改善例が1例、それを超える服用での改善例が1例あったという。

 「症状や薬の効果には個人差があります。食あたりの効能として用法、用量どおり服用いただき、様子を見て医療機関を受診することをお勧めします」(広報部)

  食中毒は私たちの食生活と常に隣り合わせだ。正しい知識で対応したい。

※週刊朝日 201777日号

★刺し身につくアニサキス 強い痛みの波が特徴

済生会新潟第二病院 本間照医師(消化器内科)

【朝日新聞2017710600分】

http://www.asahi.com/articles/ASK6Z72XXK6ZUBQU00Y.html

食中毒の中でも、最近アニサキスが取り上げられています。私たちの内視鏡室でも毎年、刺し身を食べた後に胃が痛いと受診された5~10人の方に見つかります。

 アニサキスはクジラや魚にいる寄生虫です。内臓に寄生し、宿主が死ぬと筋肉へ移動します。サバによるものが多く、イワシ、アジ、タラ、サケ、イカなどにもみられます。加熱(60度で1分)や冷凍(零下20度で24時間)で死滅ないし感染性が失われます。

 アニサキスは長さ2センチほどの白く細長い線虫で、胃カメラで見ると虫体の一端を粘膜に刺し込んでとぐろを巻いています。捕まえようとするとくねくねと動きます。

 アニサキス症になると摂食後8時間以内に、みぞおちに、最初は張った感じから、やがて差し込むような強い痛みが出ます。しばらくすると治まり、また数分すると強い痛みの波がやってきます。これはアニサキス症に特徴的と言われています。同時に発熱やじんましんなどのアレルギー症状を伴うこともあります。胃の痛みは虫体が粘膜に刺さった痛みではなく、アレルギーによるものと考えられています。放置しても人間の体内ではアニサキスは生きられないので、4、5日で痛みは消えます。

 小腸にたどりついた場合には、食後十数時間から数日後に腹痛を起こします。腸壁がむくんで腸閉塞(へいそく)となり、吐き気や嘔吐(おうと)、下痢などを伴います。胃とは違ってカメラで確認することができないため、食事歴と臨床症状、CTなどの画像所見から総合的に診断します。ほとんどが絶食して点滴を打つ治療で回復しますが、外科手術が必要な場合もまれにあります。

 私も数年前、地場産のサケの刺し身を食べた後に痛い目にあってしまいました。アニサキスは酢、塩漬け、しょうゆやわさびでは死にません。天然のサケなど怪しいなと思ったら食欲をぐっとこらえ、刺し身をよく見て、いないことを確認することが大切です。

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★熊本県:阿蘇のホテルで台湾人や日本人旅行者35人が食中毒 ノロウイルス

【産経新聞201773.

http://www.sankei.com/west/news/170703/wst1707030080-n1.html

 熊本県は3日、阿蘇リゾートグランヴィリオホテル(阿蘇市)内の飲食店で、6月下旬に食事をした台湾や日本の男女計35人が、下痢や嘔吐などの食中毒症状を訴えたと発表した。このうち7人と、調理に携わった3人からノロウイルスを検出した。全員が快方に向かっている。県は同日から2日間、店を営業停止にした。

 県によると、発症者は同ホテルに宿泊し、この店で6月23~25日に朝食や夕食を食べた。台湾人は10~63歳。日本人は東京都と神奈川県の3人。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★石川県:七尾市のしゃぶしゃぶ店で10人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞201775日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170705/ddl/k17/040/280000c

 県は4日、七尾市本府中町の飲食店「しゃぶしゃぶ蔵七尾店」で食事をした高校1年の男子生徒(15~16歳)10人が下痢や発熱などの食中毒症状を発症したと発表した。うち4人から細菌「カンピロバクター」を検出した。全員快方に向かっているという。

 県によると、生徒らは6月25日、12人で同店を利用。うち1人が受診した医療機関が29日に県に連絡し、集団中毒が判明した。生徒らは牛、豚、鶏のしゃぶしゃぶやサラダを食べたという。県は4日から3日間、同店を営業停止処分とした。県は肉を十分に加熱するなどの注意を呼びかけている。

石川県201775日公表

飲食店営業施設等に対し、食品衛生法により石川県が行った不利益処分等についてお知らせします。

営業者の氏名 ()ファミリーダイニング 代表取締役 中西 陽一

施設名及び所在地 しゃぶしゃぶ蔵七尾店   石川県七尾市本府中町ル35-3

営業の種類 飲食店営業

対象となった食品等 6月25日に提供した食事

処分等を行った理由 食中毒

処分等の内容 7月4日から7月6日まで営業停止

処分等の措置状況 施設の清掃、消毒及び従業員に対する衛生教育の実施

★福岡県:筑後市の居酒屋で5人が食中毒 カンピロバクター

【朝日新聞201775日】

 県は4日、食中毒被害が発生したとして筑後市山ノ井の居酒屋「集家(しゅうや)」を同日から2日間の営業停止処分にしたと発表した。6月23日夜に会食した1グループ17人のうち20〜30代の男女5人が下痢や発熱などの症状を訴えていた。2人の便から食中毒菌のカンピロバクターを検出したが、全員快方に向かっている

★山梨県:障害者施設で井戸水が原因で18人が食中毒 カンピロバクター

【山梨放送201774日】

富士・東部保健所管内の障害者施設で井戸水を飲んだ利用者らが下痢と腹痛などを訴え、県は消毒不十分による食中毒と断定した。施設では先月21日から26日にかけて井戸水を飲んだ利用者と職員28人のうち18人が食中毒症状を訴えうち10人から細菌のカンピロバクターが検出された。施設では先月21日から井戸水の塩素消毒を行っていなかった。患者は全員快方に向かっている。

★川崎市:麻生区の飲食店、鶏刺し等で5人が食中毒 カンピロバクター

【朝日新聞201774日】

 川崎市は3日、麻生区上麻生1丁目の飲食店「カドクラ新百合ケ丘店」で飲食した23〜59歳の男女5人が、カンピロバクターが原因の食中毒になったと発表した。市は店を同日から5日まで営業停止にした。市によると、5人は6月21日に同店で鳥刺しや水炊きなどを食べ、24日朝から下痢や発熱などの症状を訴えた。ともに快方に向かっているという。

★兵庫県:尼崎市の飲食店、地鶏の刺身などで9人が食中毒 カンピロバクター

【朝日新聞201775日】

尼崎市は4日、「居酒屋かもめ―海鳥―」(尼崎市潮江1丁目)で食事をした11〜69歳の男女9人が下痢や腹痛などの症状を訴えたと発表した。市は店が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、店に4日から3日間の営業停止を命じた。市によると、6月24日夜に店で地鶏のたたきや海鮮丼などを食べた1グループ43人のうち、9人が症状を訴えた。このうち4人の便からカンピロバクターが検出されたという。

【尼崎市(74日発表) 近畿府県市食中毒情報より】

## 発症日時:626日(月曜日)午前900分(初発)

 喫食者数:43

 有症者数:9

 原因食品:624日(土曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター

 原因施設:地鶏と鮮魚と旨い酒居酒屋かもめ-海鳥-(尼崎市)

★東京都:八王子市の飲食店で7人が食中毒 カンピロバクター

【八王子市公表2017630日(抜粋)】

. 業種等 飲食店営業

. 施設の名称及び施設所在地等  全品食べ放題飲み放題居酒屋 おすすめ屋

 東京都八王子市旭町610号第51東京ビル3

 営業者氏名及び住所等  株式会社 ネクストクリエイション  代表取締役 原 真太郎

東京都目黒区下目黒二丁目173号K'SONEビル3

. 主な適用条項  食品衛生法第6条並びに第50条及び第51

. 不利益処分等を行った理由  食中毒の発生並びに施設及び取扱不備

. 不利益処分等の内容

平成29630日から平成2975日までの6日間の営業停止並びに施設及び取扱改善命令。

なお、営業者は平成29629日、営業を自粛。

. 備考

原因食品 616日に当該施設で提供した食事

病因物質 カンピロバクター

患者数  7

★大阪府:河内長野市の飲食店で8人が食中毒 カンピロバクター

【大阪府公表2017630日】

違反施設

業種名飲食店営業

施設の名称やきとり克蔵 いざ出陣

営業者名原田 靖 

所在地河内長野市木戸1丁目8-1 パークヒルズ千代田

違反の理由食中毒の発生

違反の内容食品衛生法第6条第3号違反

措置状況営業停止2日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】622日に当該施設で提供された食事(鶏の刺身等含む)

【患者数】8

 

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みご飯やパスタなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★刺し身食べ食中毒 アニサキス摘出、魚介類販売業者を処分/熊谷

【埼玉新聞7/3() 23:06配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00010014-saitama-l11

 埼玉県は3日、熊谷市箱田の魚介類販売業「魚竹食品」で購入した刺し身を食べた同市内の40代の女性が胃痛を訴え、胃から食中毒の原因となるアニサキスが摘出されたと発表した。県熊谷保健所は同店で調理、販売された刺し身が原因であると断定し、食品衛生法に基づき同日から2日間の営業停止処分にした。

  食品安全課によると、女性は628日午後7時半ごろ、同店で購入したキンメダイの刺し身を食べたところ、29日午前2時ごろから胃痛などの症状を訴えた。その日の朝に熊谷市内の病院を受診し、内視鏡で胃から虫体を1匹摘出した。同病院から通報を受けた熊谷保健所が調査した結果、摘出された虫体をアニサキスと断定した。

<寄生虫関連情報>

★今度はヒラメがあぶない! 見えない寄生虫「クドア」で食中毒

J-CASTニュース201776 170分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13300539/

梅雨のこの時期、湿気の多さに加えて気温が急上昇し、首都圏では早くも日中30度を超すようになった。暑さが本格化するのに合わせて、各地で食中毒の被害が増えている。

富山県では、ヒラメの寄生虫による食中毒が報告された。以前話題となったアニサキスのように、肉眼では確認できないというから厄介だ。

2016年の患者数はアニサキスの倍

J-CASTヘルスケアが富山県生活衛生課に取材したところ、2017624日~25日にかけて砺波市の飲食店で、ヒラメの刺し身を食べた3080歳代の男性7人、女性11人が食中毒になった。患者は下痢や発熱を訴えたがいずれも軽症で、医療機関を受診した人もいなかった。

原因として特定されたのは、寄生虫「クドア・セプテンプンクタータ」だ。聞き慣れない名かもしれないが、生食用のヒラメに関連する食中毒として近年事例が多い。厚生労働省が発表している食中毒発生状況を調べると、2016年の患者数は259人で、アニサキスの126人の倍以上だ。この年は真冬の時期を除いて、ほぼ毎月のように患者が確認されていた。ただ東京都福祉保健局のウェブサイトによると、810月に多いという。これからの時期が要注意だ。

クドアによる食中毒は、食後数時間で一過性のおう吐や下痢を発症するが、たいてい症状は軽い。砺波市の食中毒患者も、74日の時点で全員回復している。ただ、クドアは比較的最近になって判明した病因だ。2014615日付の「日経メディカル」電子版には、「2000年頃から報告されるようになった新しい食中毒」で、当時は「謎の食中毒」とされ、2010年にその原因として同定されたとの記述がある。こうした経緯のためか、東京都や奈良県、福井県、島根県のほか、周知徹底のためクドアによる食中毒への注意をウェブサイトで呼びかけている自治体が多い。

予防策は徹底した冷凍と加熱

農林水産省のサイトによると、クドアがどのようにしてヒラメに寄生するかは今のところ分かっていない。そのためヒラメ養殖場・種苗生産施設での検査や、クドアを体内に持つ稚魚の排除を徹底している。厚労省が公開している「生食用生鮮ヒラメによるクドアの食中毒発生状況」を見ると、患者数は2011年の473人をピークに、以後減少傾向だ。

富山県生活衛生課への取材では、2017年は先述の砺波市の事例のほか、5月にもう1件発生していた。一方で、ここ数年ベースで見ると、増加している傾向はないとの話だった。

それでも現段階では、完全に食中毒を防げているわけではない。予防策は、マイナス20度で4時間以上冷凍するか、75度で5分以上の加熱だ。目視では確認できない寄生虫なので、こうした措置を徹底するしかないだろう。 

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★授業で育てたジャガイモが食中毒の原因

CBSテレビ7/3() 18:47配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170703-00003289-cbcv-soci

ジャガイモの毒素が原因でした。

  先週、愛知県豊田市の市立山之手小学校で、理科の授業で育てたジャガイモを食べた児童22人が、吐き気や腹痛などを訴えた問題。

  保健所の調査の結果、ジャガイモからソラニンなどの有毒成分が検出され、市は、ジャガイモを原因とした食中毒と断定しました。

  市では、全ての小中学校に注意を呼びかけ方針です。

<食中毒?>児童が勉強で栽培したイモで 22人体調不良

【毎日新聞7/1() 9:46配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170701-00000014-mai-soci

 愛知県豊田市内の市立小学校で6月29日、6年生の児童22人が腹痛や吐き気などの体調不良を訴えた。いずれも軽症だが、市保健所はジャガイモによる食中毒の疑いもあるとみて調べている。

  市教委によると29日午前11時ごろ、6年生の児童、教諭計30人がゆでたジャガイモを食べた。ジャガイモは芽を取り、皮のままゆでた。食後、1時間足らずで児童22人が異常を訴えた。ジャガイモは理科の光合成の勉強のため、児童が栽培したという。【中島幸男】

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

原因物質調査中事件

★食中毒.徳島の飲食店で12人症状 あすまで営業停止 /徳島

https://mainichi.jp/articles/20170703/ddl/k36/040/309000c

県は2日、徳島市万代町5の飲食店「はこいろ」で食中毒が発生し、4日まで営業停止処分にしたと発表した。6月23日昼に食事した2~33歳の女性4グループ12人が下痢や吐き気、腹痛などの症状を訴えた。入院者や重症者はおらず、全員快方に向かっている。

 同店の客から「23日に食事を共にした8人のうち6人から食中毒のような症状が出ている」と徳島保健所が27日に連絡を受けた。保健所の調査結果と医師の診断から、食中毒と断定した。原因物質は調査中。店は28日から自主休業している。

 県安全衛生課は調理開始前やトイレ後は念入りな手洗いをして食中毒を予防するよう呼び掛けている。【河村諒】

食中毒注意報()

★京都府北部に食中毒注意報 加熱・消毒処理呼び掛け

【京都新聞7/6() 23:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170706-00000018-kyt-hlth

 京都府は6日、今年初の食中毒注意報を府北部5市2町に発令した。期間は10日午前10時まで。気温や湿度が高く、食中毒の原因となる菌が増えやすい状態が続くことが予想され、家庭のほか、給食施設長や食品営業者らに、手洗いや食材に応じた加熱処理の徹底、調理器具の消毒、ゴキブリ駆除などを呼び掛けている。

★愛知県猛暑、食中毒警報を発令…予防3原則徹底を

【リセマム201773 1315分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13284954/

 愛知県健康福祉部は73日、食中毒警報を発令した。2017年の発令はこれが初めて。食中毒が発生しやすい気象状況となっていることから、食中毒予防3原則を掲げ予防に務めるよう呼びかけている。

 食中毒警報は、全4項の警報発令基準に基づき発令されるもの。今回は、第1項「気温30度以上が10時間以上継続したとき、又はそれが予想されるとき」と第3項「24時間以内に急激に気温が上昇して、その差が10度以上のとき、又はそれが予想されるとき」に該当したため発令した。警報は発令から48時間継続し、その後自動的に解除される。

 愛知県は「食中毒予防の3原則」として「菌をつけない」「菌をふやさない」「菌をやっつける」よう注意喚起。食品関係営業者はもとより、一般家庭においても食中毒を防いでほしいとしている。

 豊橋市はさらに詳細に、食品取扱時の注意として「なま物はできるだけ避け、十分に加熱して食べること」「冷蔵庫内の温度は、常に10度以下となるように注意し、食品を入れすぎないこと」「暴飲暴食を慎み、十分休養をとること」など、食中毒を防ぐポイントを掲載している。 《リセマム 佐藤亜希》

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★コレラ流行止まらず、感染の疑い27万人超 イエメン

CNN.co.jp7/6() 10:43配信】

http://news.livedoor.com/article/detail/13298716/

 (CNN) 内戦が続くイエメンで、コレラの流行が拡大し続けている。世界保健機関(WHO)は5日、4月27日から同日までに確認された死者が1634人、感染の疑いのある患者は27万5987人に上ったと発表した。

 患者の41%は15歳未満の子どもが占め、死者は60歳を超す高齢者が33%を占めている。衰弱している高齢者の場合、発症してすぐに治療を受けなければ、その日のうちに死亡することもあるという。

 WHOは先週の時点で、イエメンの状況について「世界最悪のコレラ大流行」と指摘していた。

コレラ菌は汚物に汚染された水や食品を通じて拡散する。80%は感染しても発症しないものの、コレラ菌の感染源になることはある。発症すると激しい下痢などの症状に見舞われ、重度の脱水症状で死亡することもある。WHOによれば、イエメンでは約1450万人がきれいな水や衛生設備を利用できない状況にある。

 WHOはユニセフや地元当局と連携して医療支援を提供し、下痢や脱水症状の治療施設を各地に開設している。

 2年あまりも続くイエメンの内戦では1880万人以上が人道支援を必要とする状況に陥っている。衝突の激化に伴い、避難を強いられたり死亡したりする医療関係者も数多い。

 6月初旬にイエメンを視察したユニセフ幹部は、「感染が疑われる患者は日を追うごとに増え続けている。残念ながら、状況が進展しているとは言えない」と指摘。「コレラには治療法があり、治療はできる。それは必要とする物資の供給にかかっているが、我々はもっと多くを必要としている。対応する人員も増やす必要がある」と訴えた。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★給食にカビ 4校のご飯に"黒の異物"  北海道岩見沢市

UHB 北海道文化放送7/5() 19:07配信】

https://www.youtube.com/watch?v=CN-ftqHVERs

 6月、北海道岩見沢市の小中学校の給食のご飯に、カビが混入していたことがわかりました。これまで児童らに健康被害は出ていないということです。

  岩見沢市教委によりますと、615日から21日までに市内の小中学校4校の給食のご飯に、2ミリほどの黒い異物が入っているのがわかりました。

  岩見沢市が民間機関に検査を依頼したところ、カビだと判明しましたが、これまでに児童らに健康被害は出ていないということです。

  岩見沢市教委が委託していた業者の洗米機やパイプから、黒く変色した米ぬかが混入したことが原因とみられ、今週末にも、炊飯機器すべてのパイプを交換する方針です。

  岩見沢市教委は、安全が確認されるまで、給食でご飯は出さず、パンに切り替えるなどして対応することにしています。

★茨城県:常陸太田市の小学校給食に金属混入

【読売新聞201774日】

 常陸太田市教育委員会は3日、市立太田小学校の3年生の給食で、野菜のあえ物の中に、輪の形をした金属(直径約2センチ、厚さ約1ミリ)1個が混入していたと発表した。配食前に担任が気づき、けがはなかった。

 市教委の調査では、金属は市学校給食センターの電動野菜切り機のカバーを固定させる部品で、野菜を切る作業の際に混入したとみられる。市教委は「起こしてはならない事故で、再発防止に努めたい」としている。市内では5月にも、里美小学校の給食で金属が混入する問題が起きていた。

★香川県:高松市の保育所給食に金属製留め具 

【読売新聞201776日】

 高松市は5日、市立扇町保育所で出された給食に、金属の留め具(長さ約1センチ)が混入していたと発表した。包丁の柄からはずれたもので、園児たちにけがはなかった。

 発表によると、同日午前11時45分頃、3歳児クラスで保育士がすまし汁をよそっていた際に発見。職員を含む161人が給食を食べたが、被害の訴えはなかった。給食は保育所で調理されたもので、ほかに異物はみられなかった。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

<アレルギー関係情報>

★アレルギー非表示で回収命令

NHK NEWS WEB 20170705日 2043分】

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170705/4907191.html

千葉県の食品メーカーがドレッシングの原材料に落花生が含まれていることを表示せずに販売し、知らずに食べた子どもがアレルギー症状を起こしていたことがわかり、保健所は、メーカーに対し、商品の回収を命じました。

回収を命じられたのは、千葉県匝瑳市の食品メーカー「エム・オー・ディー」が製造した「ジョセフィーヌ」という商品名のドレッシングです。

千葉県によりますと、今月1日、東京都内でこのドレッシングを食べた5歳の男の子が咳やじんましんなどのアレルギー症状を起こしたということです。

男の子の症状は快方に向かっているということですが、保健所が調べたところ、このメーカーがドレッシングの原材料に落花生が含まれていることを表示しないまま販売していたことがわかり、保健所は、5日、メーカー側に対し、商品の回収を命じました。

回収の対象となるドレッシングは、賞味期限が2016年6月3日から2017年8月5日の間になっているもので、千葉県と茨城県に店舗があるスーパー「セイミヤ」と群馬県のスーパー「まるおか」にあわせておよそ10万本が出荷されているほか、電話などで消費者に直接販売したものもあるということです。

「エム・オー・ディー」の電話では、自動音声で「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」というメッセージが流されています。

千葉県発表:平成2975日(抜粋)

アレルギー表示が欠落した食品の回収命令について

http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2017/hyoujih290705.html

概要

 平成2974日(火曜日)、東京都内の住民から「5歳の息子がドレッシングを喫食したところ、腹痛、目のかゆみ、喘息様の咳、じんましんを呈した。落花生にアレルギーを持っており、東京都内の医療機関を受診したところ、アナフィラキシーショックと診断された。」旨の連絡が海匝保健所にあり、調査を開始しました。

  調査の結果、匝瑳市内の製造者「有限会社エム・オー・ディー」が製造し、販売したドレッシングに、アレルゲン(落花生)が含まれているにもかかわらず、原材料として表示せずに販売したことが判明したことから、本日、海匝保健所長は、当該製造者に対し、食品表示法第6条第8項の規定に基づき当該食品の回収等を命じました。

  現在、当該製造者が回収していますので、お手元に当該食品がありましたら、当該製造者に連絡してください。

  また、当該食品を喫食し、症状を呈している場合は、すみやかに医療機関を受診してください。

<回収対象食品>

1.商品名 ジョセフィーヌ

2.名称 乳化液状ドレッシング

3.賞味期限 2016.6.32017.8.5

4.製造者 有限会社エム・オー・ディー

    代表取締役 水口道子(みずぐちみちこ)

    千葉県匝瑳市東谷(そうさしひがしや)1243-1

    連絡先 0479-79-7575

<主な販売先、販売本数(調査中)

セイミヤ:53,780本     まるおか:46,165

一般消費者:(調査中)

<本県の対応>

製造者に対し、以下の点について命令しました。

1.販売済みの当該食品を早急に回収すること。

2.当該食品の表示を是正し、表示が欠落した原因を究明し、再発防止対策を講じること。

3.購入者への回収の周知を早急に行うこと。

<その他>

1.対象食品について、現時点で判明している販売先については、関係自治体を通じて連絡します。

2.当該食品を喫食した男児は快方に向かっています。また、これまでのところ、他に健康被害の報告はありません。当該食品の画像

                             

 

当該食品(ドレッシング)の画像1  当該食品(ドレッシング)の画像3

 

★アイスクリームの規格基準違反:大腸菌群陽性 

【新潟県公表平成2976日】

違反食品等に対する行政処分等(新潟県が行ったもの)

違反食品 胎内ジャージーアイスクリーム バニラ (アイスクリーム)

適用条項 食品衛生法第11条第2 

違反内容 アイスクリームの規格基準違反:大腸菌群陽性 

製造者 有限会社 ハナノ 代表取締役 花野 勝平(かつへい)

製造所名称(所在地) 胎内乳製品加工センター(胎内市熱田坂(あつたざか)695 

行政処分の内容および措置状況 回収命令

備考 食品衛生法の規格基準に違反したアイスクリームの回収を命じました 

★トマトジュース27万本を回収

【産経新聞 201771日】

http://www.sankei.com/affairs/news/170701/afr1707010007-n1.html

黒い粒状の異物混入 北海道JAびらとり製造販売

北海道平取町のJAびらとりは30日、製造販売した「ニシパの恋人 トマトジュース」に黒い粒状の異物が混入したとして、同じ工場で製造した計約27万本を自主回収すると発表した。「外部の研究機関に依頼した異物の解析結果が出ていないため、詳細は不明」としている。健康被害の報告はないという。通話無料の消費者向け電話相談窓口を準備中で、3日までに開設する予定。

HACCP関係情報>

HACCP義務化に向けた 食品衛生規制の見直しについて(案)

平成29626日開催 薬事・食品衛生審議会 食品衛生分科会 資料

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000169028.html

【厚生労働省201776日】

ANA FESTA4空港で運営する4店舗で東京都食品衛生自主管理認証を取得

Aly Team 201775日】

http://flyteam.jp/news/article/81340

ANA FESTA201773()、「東京都食品衛生自主管理認証(認証区分:調理)」を新たに成田、山口宇部、福岡、那覇の4空港に所在する4店舗で追加取得したと発表しました。

この認証制度は、食品関係施設の営業者が取り組む自主的な衛生管理を評価する東京都独自の制度で、飲食店や食品工場などの食品取扱施設に営業者が自ら定めマニュアル化した衛生管理の方法を申請に基づき認証しています。

 

ANA FESTAは、2015年から東京都食品衛生自主管理認証の取得に取り組み、すでに取得ずみの羽田空港で運営する店内調理を行う6店舗に加え、今回新たに成田、山口宇部、福岡、那覇で運営する4店舗でも追加取得し、同認証は計10店舗に拡大しました。詳しくは、ANA FESTAのウェブサイトを参照ください。

■新たに東京都食品衛生自主管理認証取得したANA FESTA店舗一覧

・成田空港 第1ターミナル 国内ゲート店

・宇部空港 国内線ターミナル ゲート店

・福岡空港 国内線ターミナル 5番ゲートViTO

・那覇空港 国内線ターミナル ゲート店

GAP関係情報>

★国際水準GAP認証取得支援事業(平成28年度補正)の追加公募

【農水省平成29630日】

http://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/gap/yosan.html

事業の概要

農業者によるGLOBALG.A.P.及びJGAPAdvanceBasic)の認証取得拡大に向けた取組を支援します。

なお、農業者の公募及び支援は一般社団法人全国農業改良普及支援協会が行います。

公募期間

平成29630(金曜日)~平成2984(金曜日)まで

応募方法

一般社団法人全国農業改良普及支援協会のホームページをご参照ください。

その他

実施要領(平成281129日付け28生産第1161号農林水産省生産局長通知)(PDF : 255KB)

<ジビエ関係情報>

★田辺市がジビエ加工施設 本宮に次ぎ上芳養に

【紀伊民報7/5() 17:01配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170705-00336132-agara-l30

 和歌山県田辺市は、同市上芳養で建設予定の野生鳥獣肉(ジビエ)処理加工施設に対し、整備費の補助を計画している。市内では2件目。施設は捕獲したイノシシやシカの解体・加工から、販売まで手掛ける。地元農家は「やっかいものが特産品になればうれしい」と期待している。

  施設は延べ床面積100平方メートル以内の規模で、洗浄や解体処理、冷蔵、加工の設備を設ける。年間約千匹の処理能力を見込んでいる。

  運営は「紀州ジビエ生産販売企業組合」(玉置俊久理事長)で、施設建設を機に事務所を和歌山市から上芳養に移転する。県内外のホテルや飲食店、産直店とジビエの取引があり、紀南でも販路を拡大したいという。

  市農業振興課によると、野生鳥獣による農作物被害は年間3500万円以上。2016年度は3721万円だった。うち、イノシシが565万円、シカは905万円。

  そのため、わなの狩猟免許を取る農家が増えている。15年度はイノシシ1655匹、シカ2729匹を捕獲した。しかし、市内のジビエ処理施設は本宮町にしかなく、旧田辺市の農家は捕獲しても自家消費以外は、山中に埋めることが多かった。

  ジビエは捕獲後、素早く解体して、血抜きなどの処理ができるかどうかで肉の質が変わる。組合は連絡を受けると、わなで捕獲したイノシシやシカに止めを刺し、施設まで運搬する。農家の負担を大幅に軽減できるという。

  総事業費は2037万円で、市は補助費320万円を6月市議会の一般会計補正予算案に計上した。予算案が可決すれば着工し、完成は10月の予定。

★【ジビエ肉】鹿肉バーガーにジビエカレー!「信州ジビエメニュー」をJRエキナカ260店舗で楽しもう

2017/7/1 13:45 ウレぴあ総研】

JR東日本グループでは、71日から始まる観光キャンペーン「世界級リゾートへ、ようこそ。山の信州」に合わせて、長野県産の鹿肉「信州ジビエ」を使用したメニューや商品を、過去最大規模260店舗の「エキナカ」で展開します!信州ジビエは脂質が少なく、低カロリー、高たんぱく、ミネラルたっぷりな女性に嬉しいお肉です。

豊かな自然に恵まれた長野県の野山を駆け巡った“天然の肉”は、脂肪が少なく、引き締まっているため低カロリー。なんの罪悪感も感じずに、お肉を食べることができるのは、とてもうれしいことです!さらに、貧血、冷え性の予防にもオススメです。人気インスタグラマーからも、「癖がなくてとてもおいしかった。」「鉄分も豊富で女の子にうれしい効果がたくさん!」と、好評とのこと。

体にうれしい「ジビエ」を使った「別格 ザ鹿肉バーガー(720円 税込)」は、池袋駅、浜松町駅、赤羽駅、大宮駅など首都圏各駅の「ベッカーズ」または、「R・ベッカーズ」で、81日から91日まで販売されます。信州産鹿肉鹿肉の旨みを加えた特性デミグラスソース”が特徴のハンバーガーです。

品川駅「エキュート品川」の「バル マルシェ コダマ」で、73日から723日まで食べられる「鹿肉のロースト バジルソース添え(1,990円 税込)」は、シンプルにローストされているからこそ、脂肪分が少なく、鉄分が豊富な鹿肉の本来の旨みを味わえるようになっています。

上野駅「エキュート上野」の「ハミングカフェ バイ プレミィ・コロミィ」では、73日から723日の10:00から21:30の間、「フランス料理エスポワール」の料理長・藤木シェフ監修のこだわりの一品「長野県産信州鹿肉ジビエカレー(1,390円税込)」を食べることができます!

この他、東京、池袋、高田馬場、新宿、大宮、赤羽、浜松町、横浜駅でも、“ファストフード”から“ホテルディナー”まで、バリエーション豊かな「ジビエメニュー」を食べることができます!「信州ブルーベリー」などの、信州の旬の食材を使ったメニューも盛りだくさん!なかなか食べるチャンスのない「ジビエ」をぜひ、仕事帰りに、お買い物ついでに「エキナカ」で楽しんでみてはいかがでしょうか?

(うまい肉/うまい肉)

<公衆衛生関係情報>

★獣医学部の新設、特区になじまず 日本獣医師会が見解表明

【鶏鳴新聞20170705発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20170705t3.html

  政府の国家戦略特区制度を活用して、愛媛県今治市に新設を予定する学校法人『加計学園』の獣医学部をめぐり、国会などでその選定の経緯などが問題になっているが、この問題について慎重な姿勢を示してきた全国の獣医師の集まりの(公社)日本獣医師会(藏内勇夫会長)は、622日の通常総会後に「獣医師の需給問題の解決や獣医学教育の改善に、特区制度に基づく対応はなじまない」などとする日本獣医師会としての考え方を発表した。

 同会の見解によると、わが国の獣医師の需給については、「地域・職域の偏在はみられるものの、全国的な獣医師総数は不足していない」とし、同会としても農林水産省の支援・協力により「魅力ある職場の提供、処遇改善などによる地域・職域偏在の解消」に努める一方、獣医学教育に関しても、文部科学省、獣医学系大学などとともに、「半世紀にわたって国際水準達成に向けた教育改革に尽力してきた」としている。

 今回、国家戦略特区制度に基づき、獣医学部の新設が決定されたが、全国的観点で対処すべき獣医師の需給問題の解決や、長期的な視点で将来のあり方を十分検証して措置すべき獣医学教育の改善については、「特区制度に基づく対応はなじまない」とするとともに、同会が従来から表明していた「現在優先すべき課題は、地域・職域対策を含む獣医療の提供体制の整備・充実、獣医学教育課程の改善にあり、このためにも獣医学入学定員の抑制策は維持する必要がある」との立場を強調。

 その上で、獣医学部の新設を許可するか否かについては、閣議決定された4条件や「大学設置等に係る認可の基準」などに照らし、「獣医学教育施設や教職員体制等について、国において決定されること」であり、同会としては現在、文部科学省に設置された大学設置・学校法人審議会の「審議の推移を慎重に見極めるとともに、国においてどのような結論が下されるにしても、常に公平・中立な立場で国民生活に貢献できるよう、わが国の獣医療の発展に尽くしていかなければならない」としている。

 農水省などの資料によると、獣医師の免許を保有する人は、平成26年で約39100人。

 活動分野別では家畜や家きんの産業動物診療が11%に当たる約4300人、家畜伝染病の防疫や食肉検査・食品衛生監視などの公務員(農水分野、公衆衛生分野など含む)が24%の約9500人、犬、猫などペットの小動物診療が39%の約15200人、大学の教員や医薬品の開発などその他分野が14%の約5600人、獣医師として活動していない者(結婚や出産、子育てで離職している女性獣医師を含む)が12%で約4600人。

 わが国の獣医系大学は16校(国立10校、公立1校、私立5校)。

 平成27年度の獣医師国家試験は1229人が受験し、合格者は1024人(合格率78.8%)。獣医大学卒業生の進路は10年前に比べ、小動物診療分野で減少傾向がみられる一方、公務員分野と産業動物診療分野で増加傾向となっているとしている。また、獣医師のうち、2030歳代で女性獣医師が増加し約半数を占めている。

<調理環境情報>

★給食牛乳、提供再開へ 県「食品衛生上問題なし」

【茨城新聞2017630() 9:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170630-00000004-ibaraki-l08

県内の学校給食で牛乳を飲んだ児童生徒ら約3830人が異臭など違和感を訴えた問題で、牛乳の提供を中止していた「いばらく乳業」(水戸市)30日から順次、提供を再開することが29日、分かった。県教委は「食品衛生上の問題はないと確認され、いばらく乳業からも再発防止策が示されている」と説明している。

 同社が学校給食に牛乳を提供しているのは、県内16市町村。県教委によると、県や同社が21日、16市町村の各教委などに説明会を開いた。調査結果や再発防止策を説明したところ、大半の自治体が了承したため、30日または73日に再開することを決めた。

 了承を得られていない一部の自治体に対しては、保護者説明会を再度開くなど理解を求める考え。同社は「全16市町村で再開できるよう努める」としている。

 

 同問題は、5日の給食で牛乳を飲んだ8市町59校の児童生徒約3830人から「変な臭いがする」「味がおかしい」などと訴えが相次ぎ、うち約640人が吐き気など体調不良を訴えた。調査の結果、県は「衛生的な問題ではなく、原料による風味差異の問題」と結論付けている。

★「学校は非正規職のデパート」給食調理師など1万9千人がストへ

【ハンギョレ新聞6/30() 12:46配信】

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/27782.html

小中高校非正規職労働者、2930日にスト 「公共部門の非正規職70万人のうち、半分が学校に 非正規職の撤廃・良質の雇用モデルを」要求 2186校で給食中断弁当・パン・牛乳で代替

 小中高校で働く給食調理師など非正規職労働者19千人が、2930日の両日間ストライキに参加する。これに対し一部の学校の給食がパンと牛乳で代替されたり、保護者が直接弁当を作って持たせなければならなかった。教育部が集計した統計によると、全国の小中高校11304校のうち、4033校の非正規職労働者18678人が30日にストに入り、2186(19.3)で給食が中断される。全国教職員労働組合所属の教師約450人もそれに参加する。市・道教育庁別に見ると、済州(チェジュ)と慶尚北道・蔚山(ウルサン)・大邱(テグ)・全羅北道を除いた12カ所の教育庁傘下の非正規職労組が29日のストに参加し、30日には大邱と全羅北道の労組も合流する。今回のストは全国学校非正規職労組・全国教育公務職本部・全国女性労組に所属するメンバーのうち、学校内の非正規職の集まりである「全国学校非正規職連帯会議」(連帯会議)が主導している。

  彼らの要求は、正規職への転換勤続手当の引き上げ(現在の月2万ウォン(1980)から月5万ウォン(4950))▽給食費手当の差別解消などだ。パン・ジョンオク民主労総全国学校非正規職労組政策局長は「公共部門の非正規職70万人の半分の35万人が属している学校から、非正規職の撤廃、良質な雇用創出モデルを示してほしい」と要求した。30日、国会人事聴聞会が予定されているチョ・デヨプ雇用労働部長官候補者は、カン・ビョンウォン共に民主党議員の「学校の非正規職問題をどう解決していくか」という書面質疑に「政府は公共部門の非正規職の雇用安定とともに、無期契約職の待遇改善も段階的に推進する予定」と明らかにした。

  学校の非正規職の数は、教育公務員職(学校会計職員・調理員・ケア専門士・司書補助)141173人、放課後講師164870人、派遣・契約27266人、期間制教師46666人など38万人だ。彼らの雇用形態は週15時間未満の超短期契約職から、定年が保障される無期契約職までさまざまだ。

  連帯会議側は「『非正規職の総合デパート』である学校非正規職は、雇用不安と賃金など待遇差別に苦しんでいる」と話した。常時・持続的業務に1年以上勤務した場合にも無期契約の転換率は41.6%に止まり、教務実務士など常時・持続的業務が明確な労働者も無期契約の対象から外されているためだ。また、平均賃金は正社員の60%、給食費・祝日休暇費などは40%にとどまっている。パン・ジョンオク政策局長は「どんなに一生懸命働いても昇進、昇給もなく、1年目と同じ職級の無期限契約職は決して正規職ではない」とし、「私たちの子どもの世代には非正規職雇用を引き継がせないために、ストに突入した」と話した。

  非正規職労働者たちは事前にストを予告し、教育庁や各学校は対策を設けた。30日、給食が中断される2186校のうち、576校は弁当を持って来るよう各家庭に事前通知し、1326校はパン・牛乳給食、155校は学校の授業を短縮した。129校は野外学習・学芸会などを行った。

  京畿道烏山市(オサンシ)の光成小学校では、数回の会議を経て生徒らが各自弁当を持って来ることができるよう家庭に知らせた。学校側は「夏の蒸し暑い気候で弁当が傷むのではないかという保護者の心配を軽減するために朝からエアコンを稼動し、教室を涼しい状態に保った」と明らかにした。世宗市(セジョンシ)のある中学校では「(連帯会議から)ストの公文書を受け取り、保護者に家庭通信文を送った後、パンと牛乳で代替給食を行った」とした。

チョン・ウンジュ記者、チェ・ソヨン教育研修生(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

<鳥インフルエンザ関連情報>

★鳥インフル、野鳥で拡散=昨冬に12件発生農水省

【時事通信6/29() 17:40配信】

 農林水産省は29日、昨年11月から今年3月にかけて各地の養鶏場などで発生した高病原性鳥インフルエンザの感染経路に関する調査報告書を公表した。

  報告書は昨冬発生した12件のうち、ほぼ全てで現場周辺に野鳥が飛来しやすい池、沼があったことや、野鳥の感染が過去最多だった点を指摘。渡り鳥が国内に持ち込んだウイルスに野鳥が感染し、全国に拡散した可能性があると結論付けた。

  昨冬、養鶏場などで鳥インフルが発生したのは北海道と青森、宮城、新潟、千葉、岐阜、佐賀、熊本、宮崎の9道県。これまで最多だった2010年度の24件に次ぐ大量発生で、約167万羽の鶏と食用アヒルが殺処分された。いずれも国内の野鳥や韓国で確認されたH5N6型ウイルスが検出された。

<その他の情報>

★公園のコイ大量死、原因は吸血性の寄生虫

【日本テレビ系(NNN 7/6() 19:35配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170706-00000071-nnn-soci

 250匹以上のコイが死骸で見つかっている、茨城県の公園の池。犯人は、吸血性の寄生虫だった。

  茨城県つくば市の松見公園の池では、先月からコイが死んでいるのが相次いで見つかっており、5日までに回収された死骸は250匹に上っている。その原因を県の水産試験場で調べていたが、「チョウ」という寄生虫による衰弱死だったことがわかった。

  「チョウ」は別名「ウオジラミ」とも呼ばれ、コイや金魚の表面にくっつく吸血性の寄生虫で、水温の上昇などにより池に増殖していたという。市は池に薬品を散布し、「チョウ」を駆除する方針。

2017年6月30日 (金)

2017年6月30日号PDF版

「2017.6.30号.pdf」をダウンロード

食中毒週刊ネットニュース2017年6月30日号のPDF版です。

2017年6月30日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年6月30日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年6月29日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★食中毒最新事情、肉は「新鮮だから安全」とは限らない

【ダイヤモンド・オンライン2017628 60分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13261452/

雨時から夏場にかけて代表的な病気といえば、病原菌による食中毒が思い浮かぶ。食中毒自体の発症は減少傾向にある中、ある種の食肉が原因の食中毒などは増加傾向にある。一般的には「新鮮な食材なら安心」という考えがあるが、必ずしもそういう考えが通用しない食中毒もあるので要注意である。(医療ジャーナリスト 木原洋美)

アジサイのてんぷらを食べた直後

 猛烈な嘔吐とめまい

 竹製の器に盛られたてんぷらは、濃い緑色の葉に、さっくりと軽い、白い衣をまとっていた。横には飾りとして、紫の花が添えられている。てんぷらを噛むと、思いのほか肉厚な瑞々しい歯触りの後、ほのかな苦味が追ってきた。

「美味しいでしょ。うちの庭のアジサイよ」 得意げに解説する女主人。

「本当に美味しいですね」

 頷きながらビールを飲んでいると、突然、吐き気が襲ってきた。慌ててトイレに駆け込み、吐いた。吐いて吐いて、吐きまくること30分。途中、10分ほど経過したあたりで既に、(もう、吐くものなんて何もない。胃液もすべて出し切った) という状態になっていたが、胃のせりあがってくる感じが収まらない。

 (吐くだけじゃ足りない。取り出して、じゃぶじゃぶ洗ってくれないか)

 まるで胃が、そう訴えているようだった。よろよろとトイレを出ると、女主人が青い顔をして立っていた。

「大丈夫? アジサイのてんぷらで当たったみたい。Aちゃんも台所で吐いているのよ」見ると、友人のAちゃんも、シンクのふちに手をかけ、ぐったりしている。(食中毒だったんだ)

 差しだされた水を飲み干すと、再びトイレに駆け込み、嘔吐。その後はめまいもあったため、座布団を3枚並べて横になり、目を閉じた。(救急車を呼ぶべきか)

 迷ったが、ここは友人の家――。

 筆者とAちゃんとBちゃんは、野草料理を研究している彼女に招かれ、初夏の野山に咲く草花の料理と、手打ちそばをご馳走になっている真っ最中だった。20136月の出来事である。

 結局、1時間ほど休んで症状が回復したため、私たちは救急車を呼ぶことも、病院へ行くこともしなかった。「本当にごめんなさい。でも、これまで小さな子も含めて何十人に食べさせてきたけど、1人もお腹を壊した人はいなかったのよ。おかしいわね」

アジサイの危険性は

厚労省も指摘

 私たちにアジサイを食べさせた友人は、まるで、中毒症状を起こす人間こそがおかしいような言い方をしたが、厚生労働省のホームページを見ると、08年に「アジサイの喫食による食中毒について」と題する文書を出して注意を喚起しているほか、「自然毒のリスクプロファイル」というページでもアジサイを紹介している。

 08年は、茨城県のつくば市の飲食店で料理に添えてあったアジサイの葉っぱを食べた人がめまいや嘔吐などの異常をきたす事件があり、話題になった。以来、「アジサイの葉っぱには青酸配糖体という毒が含まれているから食べてはいけない」というのが定説になっている。ただし、アジサイから検出されている青酸配糖体の濃度は非常に低いため、この濃度で中毒が起きるのかどうかは、目下「要検証」。確定されていない。

 中毒患者は発生しているものの、死者はいないためか、「アジサイの有毒成分」については「不明」。事件は起き、犯人は捕まったが、真相解明はなされないまま……みたいな、もやっとした状況なのである。

6月は食中毒シーズン

 というのは本当か?

 熱中症と並ぶ、夏場の身近な病気「食中毒」――。

 予防法や対処法など、多くの情報が出回っているが、常識になっている事柄さえ、更新されている場合がある。例えば、「食中毒のハイシーズンは、気候が暖かく、湿気が多くなる6月から7月にかけて」という定説。正確ではない。一年を通して最も食中毒が多いのは、12月から1にかけてだ。

 2016年の厚生労働省の統計でも、12月の発生件数が115件、患者数3379人なのに対して、6月は100件、1051人だった。

 これには理由があって、12月を中心とする冬の食中毒の主な原因は、「ノロウイルス」。年間の食中毒の患者数の約半分はノロウイルスによるもので、うち約7割は11月~2月に発生する。

 冬場に流行する原因は、気温が低くて乾燥しているほうが、ノロウイルスが長生きするせいと考えられている。ノロウイルスの仲間のネコカリシウィルスで調査した結果では、20℃での生存期間は約1ヵ月のだが、4℃では約2ヵ月も生きているという。つまりそれだけ、感染する機会が多いということになる。

一方、67月の食中毒の主役は細菌である。

 12月の食中毒の原因物質の66%はノロウイルスで細菌は15%だが、6月では細菌が51%、7月では72%を占めるまでになる。つまり67月は「細菌による食中毒のハイシーズン」なのである。ただ、発生件数こそ、6月は夏場の1位にはなっているが、患者数では、9月に次いで最も少ない。わりと安全な月ともいえる(いずれも16年データ)。

 とはいえ、この数字はあくまでも保健所に届け出があったもの。自宅で発症し、病院へも行かず、人知れずトイレにこもり、自然治癒している人の数は、厚労省調査の何十倍になるかわからない。

しぶとく増加中!

 肉に潜むカンピロバクター

 ちなみに食中毒の発生件数、患者数ともに、年々減っている。

 2000年には年間2247件の食中毒が起き、43307人が罹患した。しかし10年には1254件の25972人、16年には1139件の20252人と半数以下にまで減少。細菌性だけで見ると、2000年には1783件の32417人だったものが、16年には480件の7483人と件数では26%、患者数では23%にまで減っている。

 日本は衛生的な国で、2000年当時でも、食品偽装問題はともかくとして、基本的な「食の安全」は守られていると思っていたが、昨今はそれがさらに進歩していたのだ。だが、そんななかでも、しぶとく害をまき散らし続けている菌がいる。

 それが「カンピロバクター」だ。

 かつては、家畜の流産、胃腸炎、肝炎等の原因菌として獣医学分野で注目されていた菌で、ニワトリ、ウシ等の家きんや家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物など多くの動物が保菌している。1970年代に下痢患者から本菌が検出され、ヒトに対する下痢原性が証明されたことに加え、1978年にアメリカで、飲料水を介して約2000人が感染した事例が発生し、世界的に注目されるようになった。

 菌は乾燥に弱く室温では長く生きることができないが、低温、湿潤、酸素にさらされないほど生存日数が長くなるため、冷蔵庫内はカンピロバクターの生存に好ましい環境と考えられる。

 サルモネラ菌が00年の5186940人から、16年には31件の704人に。ブドウ球菌が87件の14722人から36件の698人へと、大幅に減少したのに対し、カンピロバクターは、00年に469件の1784人だった状況から、16年には339件の3272人へと、患者数ではむしろ増えている。

 それはなぜか。

157やカンピロバクターは

100個程度の菌でも発症

 理由の一つは、食中毒発症菌量が少ないことではないかと考えられている。食中毒発症菌量とは、どれくらいの菌を摂取すると、食中毒を発症するかの目安である。

 菌にはそれぞれ個性があり、少量でも発症するものと、大量に摂取しないと発症しないものがあるのだ。

 サルモネラ属菌は通常1万~10万個程度の菌量で発症するのに対し、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌O157100個程度の少ない菌量でも発症する。

 発症菌量が少ないということは、食材の鮮度はほとんど関係ないということだ。例えば、カンピロバクター食中毒で最も重要な原因食品は鶏肉だ。ニワトリの腸管内には高率でカンピロバクターが存在しており、事実、鶏肉の60%以上は、加工直後からカンピロバクターの汚染を受けているという。その上、冷凍しても死滅しない。

つまり、食中毒が増えるこの季節、主婦たちが頑張って実践していること、

 ◎消費期限を確認する

 ◎肉や魚などの生鮮食品や冷凍食品は最後に買う

 ◎冷蔵や冷凍の必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫に保管する

 ◎冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に保つ

 ◎冷蔵庫や冷凍庫に詰めすぎない(詰めすぎると冷気の循環が悪くなる)

 (政府広報オンライン「食中毒を防ぐ6つのポイント」より抜粋)

 等々は、細菌による食中毒の60%以上を占めるカンピロバクター食中毒対しては、残念ながら意味がないことになる。

鮮度と食中毒とは

直接的な因果関係はない

 逆に、効果的な対策は、

 (1)生肉、特に鶏肉はカンピロバクターで汚染されているものと考え、野菜サラダ等が、生肉を扱った手やまな板を介して汚染されないよう、気をつける。

 (2)カンピロバクターは60℃80 秒の加熱で死滅する。肉は必ず加熱して食べるべし。

 の二つということになるだろう。

 食中毒と聞くと、なんとなく「腐ったものを食べて下痢や腹痛を起こすこと」というイメージをお持ちの人は多いのではないだろうか。しかし、冒頭の「アジサイ」のような「自然毒」も、冬場の「ノロウイルス」も、近年増加中の「カンピロバクター」も、「腐敗」と直接の因果関係はない。

 たとえ腐っているような危ない臭いがしている食品でも、そのなかに食中毒菌やウイルスが存在しなければ口にしても食中毒にはならないし、逆に腐敗していなくとも(新鮮でも!)、食中毒菌が生きて増殖していれば、普通に食中毒になってしまうということを覚えておこう。

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★大阪府:東大阪市のすし店で15人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2017624日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170624/ddl/k27/040/409000c

 東大阪市は23日、同市大蓮北2のすし店「べらぼう寿司」を今月17日に利用した9~83歳の男女15人が食中毒になったと発表した。市保健所食品衛生課によると、15人は握りずしや巻きずし、天ぷらなどを食べ、翌日から下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。うち11人からノロウイルスが検出されたため、店の食事が原因の食中毒と断定した。市は店に対して、24日まで営業の停止を命じた。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★東京都:台東区の飲食店で鶏刺し等を食べ2人が食中毒 カンピロバクター

【台東区公表平成29628日】

営業施設に対する行政処分

営業者氏名   浩越株式会社           

施設の名称   蜀郷閣

施設所在地   東京都台東区上野三丁目2772階    業種等 飲食店営業

不利益処分等を行った理由   食中毒 (食品衛生法第6条第3号、第50条第3項及び第51条違反により、第54条、第55条及び第56条を適用)

不利益処分等の内容   平成29628日から平成2974日までの営業停止並びに施設及び取扱改善命令

原因食品   当該施設が平成29613日に提供したもつ鍋コース(とりさしを含む

病因物質   カンピロバクター

患者数   2

★群馬県:前橋市の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【前橋市公表2017年6月27日(抜粋)】

前橋市内の飲食店で食中毒が発生しました。事件の概要は以下のとおりです。

原因施設  施設の名称: 鳥心   所在地:前橋市千代田町4‐11‐19つくいビル1F

営業者:株式会社コミュニケーション(代表者 櫻井 明)

違反内容   食品衛生法第6条違反    (不衛生食品の調理提供による食中毒発生)

調査結果

 原因施設が平成2968()及び69()に提供した食品を食べた8グループ27人中5人が食中毒症状を呈していることを確認し、以下のことが判明しました。  なお、発症者の方は全員快方に向かっています。

・発症者の共通食は原因施設で調理・提供された食品のみでした。

・発症者の症状はカンピロバクターによる症状に合致していました。

・発症者及び従事者の便からカンピロバクターが検出されました。

・発症者を診察した医師から、食中毒発生届が提出されました。

 以上により、原因施設が調理・提供した食品による食中毒事件と断定しました。

施設の措置  営業停止命令3日間(平成29627日(火)から平成29629日(木))

指導内容   施設の衛生確認及び営業者への衛生指導

★東京都:足立区の飲食店で加熱不十分な鶏肉で食中毒 カンピロバクター

【足立区公表平成29年6月27日(抜粋)

飲食店営業施設等に対する不利益処分等

業種等   飲食店営業    

営業者氏名等  株式会社薩摩路 代表取締役 宮下武士  東京都墨田区押上二丁目1番1-110号

施設の名称   焼鳥さつま屋西新井大師足立総本店

施設所在地   東京都足立区西新井本町一丁目15番13号

主な適用条項   食品衛生法第6条違反により、同法第55条を適用

不利益処分等を行った理由   食中毒

不利益処分等の内容   営業停止命令(6月27日から7月2日まで)

備考  病因物質:カンピロバクター  原因食品:会食料理(加熱不十分な鶏肉料理を含む)

★宮城県:多賀城市の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【宮城県公表2017626日】

食中毒発生日  619

摂食者数15人   患者5

原因食品   不明(飲食店の食事)

原因物質   カンピロバクター

原因施設   飲食店

原因施設所在地  多賀城市

★岡山県:岡山市の飲食店鳥刺しなどを食べ21人が食中毒 カンピロバクター

【山陽新聞20170625 1843分】

http://www.sanyonews.jp/article/552767

 岡山市は25日、同市北区田町、居酒屋「鳥眞(とりしん)」=有限会社蔵(北山眞太郎代表取締役)経営=で13日に食事をした会社員21人が下痢、発熱といった食中毒症状を訴えていると発表した。入院患者はおらず、いずれも快方に向かっている。

  岡山市によると、21人は宴会で鶏ユッケや牛ステーキを食べた1グループ(39人)のうち20~40代の男女。3人から食中毒菌のカンピロバクター属菌が検出された上、他に共通する食事はなく、同店での食中毒と断定し、25日から4日間の営業停止処分とした。

岡山市報道発表平成29年6月25日(日)抜粋

http://www.city.okayama.jp/contents/000300816.pdf

事件の概要

平成29年6月22日(木)9時頃、市内医療機関から「下痢等の食中毒様症状を呈している患者を診察した。この患者以外にも同一グループで数名が同様の症状を呈しているようである。」旨の通報が当市保健所にあった。

同保健所で調査したところ、6月13日(火)夜に「鳥眞」で開催された宴会に参加した39名中21名が下痢、腹痛、発熱等の症状を呈していることが判明した。

有症者に共通する食事は「鳥眞」で提供された食事のみであること、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったこと、また、有症者の便からカンピロバクター属菌が検出されたことから、当該食事を原因とする食中毒事件と断定した。

調査者数  38名(男28名・女10名) 患者数  21名(男14名・女 7名)入院患者なし

症 状 腹痛、下痢、頭痛、倦怠感等

原因(と推定される)食事の調製者 所在地:岡山市北区田町二丁目1023号アップルビル1F

営業者:有限会社 蔵  代表取締役 北山眞太郎

屋号:鳥 眞  営業の種類:飲食店営業

主な献立  白菜漬物、鳥刺3種盛(砂ずり、ささみ、レバー)、鶏ユッケ、からあげ、牛のステーキ、シーザーサラダ、白魚の出汁茶漬け、揚げ出し豆腐

病因物質  カンピロバクター属菌

行 政 処 分 営業停止処分 (平成29年6月25日(日)から平成29年6月28日(水)までの4日間)

★大阪府:藤井寺市の飲食店で鶏刺し等で21人が食中毒 カンピロバクター

【産経新聞6/25() 20:19配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170625-00000532-san-soci

 大阪府は25日、大阪府藤井寺市の居酒屋「咲」で食事をした18~22歳の男女21人が下痢や腹痛などの症状を訴え、一部の便から食中毒菌のカンピロバクターが検出されたと発表した。府は同店を原因とする食中毒と断定し、同日から3日間の営業停止を命じた。

  府によると、17日に鶏の刺し身などを食べた客28人のうち21人が19~21日に下痢や腹痛の症状を訴えた。検査の結果、発症者5人の便からカンピロバクターが検出された。18人が病院を受診したが、いずれも軽症という。

大阪府公表2017年6月26日

http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/ihan/sisetsuihan.html

違反施設

業種名:飲食店営業施設の名称:咲営業者名櫻井 秀和

所在地:藤井寺市小山1丁目1-51

違反の理由  食中毒の発生

違反の内容  食品衛生法第6条第3号違反

措置状況  営業停止3日間

備考

【病因物質】  カンピロバクター

【原因食品】  617日に当該施設で提供された食事(鶏の刺身等含む)

【患者数】  21

★大津市の飲食店で鶏のたたきなどを食べ3人が食中毒 カンピロバクター

【大津市記者発表(抜粋)平成29624日】

このたび、大津市内において下記のとおり食中毒事件が発生しましたのでお知らせします。

                                                           
 

発生日時

 
 

平成29612日(月)1800分(初発)~615日(木)1600分(終発)

 
 

発生場所

 
 

大津市、滋賀県、京都市

 
 

発症者等

 
 

発症者数 : 3人 内訳 男性 : 1人 女性 : 2人 (2943才)

 

喫食者数 : 4

 
 

発生状況

 

(概要)

 
 

平成2962015時頃、市内医療機関から、「食中毒様症状を呈する患者を診察した。患者は大津市内の飲食店で会食し、その参加者のうち複数名が体調不良を呈している。」旨の連絡が大津市保健所にありました。

 

大津市保健所が調査を行ったところ、69日の会食に参加した4人中3人が同様の症状を呈していることが判明しました。発症者に共通する食事は当該施設での食事以外にないこと、発症者の発症状況が類似していたこと、発症者2人の検便からカンピロバクターが検出されたこと、また、発症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、大津市保健所は当該施設を原因とする食中毒と断定しました。

 
 

症状

 
 

軽症 : 3人 中等症 : 0人 重症   : 0

 
 

下痢、腹痛、発熱(38.839.8度)、頭痛、悪寒、倦怠感、嘔気等

 
 

現在の病状

 
 

全員快方に向かっている

 
 

献立内容

 
 

焼き鳥(皮、軟骨、せせり、つくね、もも、焼トマト、肝、こころ、チーズ、つくね)、焼き鳥丼、チーズささみフライ、からあげ、鶏のたたき(梅じそ)、いかの塩辛、キムチーズ、バターコーン、にんにく丸、きゅうり明太、フライドポテト、ラムネ、コーラ、ビール、ハイボール、お茶(温・冷)

 
 

原因食品

 
 

調査中

 
 

病因物質

 
 

カンピロバクター

 
 

原因施設

 
 

施設所在地 :   大津市大萱一丁目18-22 プチシャトウ瀬田102号

 

施設名称 :   いっさ瀬田駅前店 業種 : 飲食店営業

 

営業者 : 村山 賢司

 
 

措置

 
 

大津市保健所は、上記施設を平成29624日(土)から26日(月)までの3日間の営業停止処分としました。

 
 

検査材料

 
 

微生物検査 : 14検体 〔糞便 : 5検体、ふきとり : 9検体〕

 

 

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

長崎県:佐世保市の飲食店の弁当で38人が食中毒  黄色ブドウ球菌

【長崎県報道発表平成29年6月27日(10時現在)(概要)】

https://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/297025/

 食中毒事件の発生について

平成29年6月23日(金)午後5時00分頃、市職員から「県内を対象にした研修(101)に参加した者の中に複数の者が嘔吐等胃腸炎症状を呈している」との連絡が佐世保市保健所にあった。

調査の結果、下記の通り6月23日に調製した弁当が食中毒の原因食品と判断し、また弁当を調

製した飲食店を食中毒の原因施設と断定、行政処分を行いましたのでお知らせします。

1.事件の概要

佐世保市保健所が調査した結果、6月23日(金)午後0時15分から研修会会場で当該飲食店が調理した弁当を喫食した55名中17名が嘔吐等胃腸炎症状を呈し、うち11名が医療機関を受診した。また医療機関から「当該飲食店が調製した弁当を喫食した研修会参加者以外の患者からも食中毒様の症状を呈している」との通報があった。

調査の結果、患者の嘔吐物および検便、弁当の食材、従業員の手指ふきとり検査から食中毒原因菌である黄色ブドウ球菌が検出されたこと、患者の症状及び潜伏期間が黄色ブドウ球菌の特徴と一致したこと、患者の共通食が当該飲食店の弁当に限られること、また市内の複数の医療機関から食中毒疑いの通報があったことから、同飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定し以下のとおり行政処分を行った。

2.原因施設

営業所所在地:佐世保市折橋町3番9号

営業所の名称:あいちゃんのおそう菜  営業者の氏名:徳田愛子

営業の種類: 飲食店(弁当屋)・そうざい製造業

3.原因食品

平成29年6月23日(金)当該飲食店が提供した日替わり弁当(提供したメニュー)ゆで鶏の大根おろし和え、南瓜とじゃが芋の鶏そぼろ煮、卵焼き、ビーフンサラダ、胡瓜とモヤシの酢の物、黒米ごはん、生野菜等

4.病因物質  黄色ブドウ球菌

5.処分内容

平成29年6月27日(火)から6月28日(水)の2日間の営業停止(食品衛生法第6条3号違反)。なお、当該施設は6月24日(土)から営業を自粛している。

6.主な症状  嘔吐、下痢等

7.発病年月日及び時刻、潜伏期間  初発:平成29年6月23日(金)午後1時頃

潜伏期間:1時間から8時間

8.摂食者数 156名

9.有症者数 38名  病院受診者数: 23名(内入院患者3名)なお、有症者は全員快復している。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

★愛知県:豊田市の高校生、デリバリー弁当で31人が食中毒  ウエルシュ菌

【中日新聞2017622 2142分】

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017062290214257.html

愛知県豊田市は22日、同市美里4の弁当製造業「デリバリーキッチン大吉弁当」が12~15日に提供した弁当を食べた杜若高校(同市)の2、3年生29人と教諭2人の計31人が腹痛や下痢などを訴え、9人からウエルシュ菌が検出されたと発表した。

市は弁当が原因の食中毒と断定。22日から再発防止策が確認されるまで、同社を営業禁止とした。

 市保健衛生課によると、同社は事業所向けの弁当を製造、配達している。同校によると、生徒らは12~16日、正規の授業後に進学対策のため勉強する「強化学習」に参加しており、弁当は夕食用だった。入院した人はいなかったといい、いずれも快方に向かっている。

セレウス菌(加熱済みご飯やパスタなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★富山県:砺波市の飲食店で18人がヒラメの刺身食べ食中毒 寄生虫(クドア)

【チューリップテレビ 20170629 1753分】

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20170629163340&MOVE_ON=1

 今月24日と25日に砺波市の飲食店で食事をした男女18人が下痢や嘔吐などの食中毒とみられる症状を訴えていたことがわかりました。

  原因は、ヒラメの刺身に付着していた寄生虫だとみられます。

  県によりますと、今月24日と25日に砺波市高道の飲食店「柿里本店花御堂」でヒラメの刺身を食べた30代から80代の男女あわせて18人が嘔吐や下痢などの症状を訴えました。

  患者の便を調べたところ、このうち4人から食中毒の原因となる『クドア・セプテンプンクタータ』が検出されました。 入院患者はおらず、全員が快方にむかっているということです。

  県は、この店を291日、営業停止処分としました。

  食中毒の原因となった『クドア・セプテンプンクタータ』とは、一体どういったものなのでしょうか。「ヒラメの筋肉の中に寄生する、寄生虫の一種で、ヒラメのさしみや昆布締めを食べたとき、そのヒラメがクドアに感染していると、下痢や嘔吐の症状を起こす」(県生活衛生課・平本裕子係長)

  『クドア・セプテンプンクタータ』は顕微鏡でのぞくと、星のような形をしていることから、和名で『ナナホシクドア』と呼ばれています。目で確認することはできず、食べる前に冷凍するか加熱するかのいずれかで駆除できます。

  今回の食中毒、防ぎようはなかったのでしょうか。「予防法は今回難しかった」

  「全国で年間2040件ほどの発生しかない。ヒラメ食べたからといってクドアの食中毒になる確率低い」(県生活衛生課・平本裕子係長)

  県は『柿里』に対し、ヒラメの仕入れ先で『クドア』の検査が行われていたかなどを確認するよう指導しました。

★和歌山市のディスカウントストア販売の刺身で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【産経新聞2017.6.26 07:27

 和歌山市は25日、同市太田のディスカウントストアで購入した刺し身類を食べた女性(44)が、腹痛の症状を訴え、アニサキスが検出されたと発表した。女性は快方に向かっているという。

 市によると、女性は23日の計2回、同店でイサキなど3種類の刺し身を購入。昼食時と夕食時に食べたところ、翌24日午前3時ごろから腹が痛み出した。市は同店が調理、販売した刺し身類が原因の食中毒と断定。同店の魚介類販売業許可部門のみ、25日から1日間の営業停止を命じた。

和歌山市発表2017625

発症日時:624日(土曜日)午前3

 喫食者数:1

 有症者数:1

 原因食品:刺身類(いさき、びんよこわ、びん長まぐろ)

 病因物質:アニサキス

 原因施設:ザ・ロウズ365太田店(和歌山市)

★仙台市:飲食店が販売した「すし」で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【河北新報2017624日】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-00000012-khks-soci

 仙台市は23日、市内の30代女性が寄生虫アニサキスによる食中毒を発症したと発表した。市保健所は若林区卸町の杜の市場内にある飲食店「北辰鮨(ずし)」で販売したすしが原因と断定し、同店を23日の1日間、営業停止処分とした。市によると、女性は20日午後7時ごろ、同店で買ったアジとタイのすしを自宅で食べ、約1時間後、強い腹痛などの症状が出た。22日に市内の医療機関でアニサキスが摘出された。

仙台市公表平成29623

飲食店営業施設等に対する行政処分等

施設詳細

業種等   飲食店営業

営業者氏名等   株式会社 仙台北辰 代表取締役 平野 幸助

施設の名称   北辰鮨

施設所在地   仙台市若林区卸町五丁目2-6 杜の市場内

主な適応条項と行政処分を行った理由及び行政処分の内容

6条第4号 食中毒の発生 営業停止1日間(平成29623)

50条第3項 管理運営基準違反、第51条 施設基準違反 改善指示書の交付

★栃木県:宇都宮のすし店で1人が食中毒:寄生虫(アニサキス)

【下野新聞2017627日】

宇都宮市保健所は26日、同市のすし店が提供した食事を原因とするアニサキス食中毒が発生したと発表した。同市は同日、1日間の営業停止を命じた。

 同市によると、発症したのは市外在住の40代女性1人。24日昼、同店でアジ、サバなどのにぎりずしを食べ同日夕に腹痛、吐き気、嘔吐(おうと)の症状を訴えた。真岡市内の医療機関を受診し胃内視鏡検査の結果、線虫のアニサキスが原因と分かった。快方に向かっているという。

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★鳥取県:倉吉市、釣ったフグを食べ1人が食中毒 フグ毒(テトロドトキシン)

【鳥取県報道発表20170626日】

経緯

625()午後1時頃、倉吉市内の医療機関から、中部総合事務所(倉吉保健所)に、「ふぐによる食中毒が疑われる患者1名を診察した。」との連絡があり、調査を開始した。

調査の概要

上記情報に基づき、中部総合事務所(倉吉保健所)が調査を行ったところ、有症者は東伯郡在住の1名であった。

有症者からの聞き取りによると、有症者本人が釣ってきたふぐを624日(土)午後5時頃に自宅で調理して有症者のみが煮つけにして食べ、同日午後10時頃にふらつき等の症状を呈し、625日(日)正午頃医療機関を受診したものである。

医師の診断結果、有症者の喫食状況からふぐを原因とする食中毒と判断した。

1原因食品:ふぐの卵巣の煮つけ

※残品がなく、ふぐの種類は鑑別できず。

2)有症者:1名(60歳代の男性)

3)症状:ふらつき、嘔吐、口のしびれ

4)有症者の状況:入院加療後、容態は回復し626日午前中に退院。

県民への呼びかけ

家庭で調理したふぐによる食中毒が毎年のように発生しています。

ふぐによる食中毒を防ぐために、以下の点に十分注意してください。

病因物質調査中事件(カンピロバクター?)

★福岡市:食中毒(疑い)の発生について

【福岡市公表(平成29年6月28日19:00現在)】

1 探知

平成29年6月26日(月)午後4時頃,南区の医療機関から博多区保健福祉センター(博多保健所)に,食中毒の疑いがある患者を診察したとの届け出があった。

2 概要

平成29年6月22日(木)午後9時半頃から中央区内の飲食店で鶏レバ刺し等を喫食した1グループ6名のうち2名が,6月24日(土)午前11時半頃から下痢,腹痛,頭痛,発熱等の食中毒様症状を呈したもの。

3 症状

下痢,腹痛,頭痛,発熱 等

4 摂食者数  6名

5 有症者数 ・・・2名(判明分)

男性2名(10歳代1名,20歳代1名)

※ 受診者1名(20歳代,入院者はいない)。 2名とも快方に向かっている。

6 検査 ・・・福岡市保健環境研究所で検査中

有症者検便 : 1検体

施設従業員便 : 3検体

施設ふきとり : 4検体

7 原因食品・原因施設 ・・・調査中

8関連施設に対する指導

(1) 未加熱又は加熱不十分な鶏肉(内臓含む)の提供自粛

(2) 食材の適切な管理

(3) 食器・器具類の洗浄・消毒の徹底

(4) 手洗いの励行

(5) 食材の十分な加熱

9 その他  当該施設について他の健康被害の届出は無い。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★羊に触らないで! クリミア・コンゴ出血熱に感染も - 厚労省、発生地域では注意を

【医療介護CBニュース6/24() 17:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-17000000-cbn-soci

 羊などの家畜に触れないで-。厚生労働省は、マダニや家畜が媒介する「クリミア・コンゴ出血熱」について、発生地域への渡航者に注意を呼び掛けている。昨年以降、西ヨーロッパやアフリカで患者が報告されていることを踏まえた措置で、都道府県にも渡航者に周知するよう通知した。厚労省は「もし発生地域から帰国し、疑わしい症状がある場合には、早期に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが重要」としている。【新井哉】

  クリミア・コンゴ出血熱は、ウイルスを保有したマダニにかまれたり、感染動物(羊などの家畜)の血液などに接触したりすることで感染する。29日の潜伏期の後、発熱、関節痛、発疹、紫斑(出血)、意識障害などの症状が出る。

  感染症法に基づく全数報告対象(1類感染症)となっており、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければならない。

  発生地域は、中国西部や東南アジア、中央アジア、アフリカなどで、20169月にはスペインのマドリードで西ヨーロッパ初の国内感染例が確認されたほか、今年に入ってからもアフリカ北西部のモーリタニアでの感染例が報告されている。

  厚労省は予防策として、家畜などにむやみに触れない草むらに入る場合は長袖、長ズボンを着用する素足でのサンダル履きは避ける-といったことを挙げている。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★静岡県:給食弁当にナメクジや硬貨混入 静岡・清水区の中学校

【静岡新聞(2017/6/29 07:27)】

http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/375163.html

 静岡市清水区の中学校で提供された校外調理の弁当に2014年と15年、500円硬貨とナメクジの混入がそれぞれ確認されていたことが28日、市への取材で分かった。いずれも同じ中学校で、食べる前に生徒が気づいた。市は公表基準を満たしていないとして公表していなかった。

  市学校給食課によると、14年12月におかずの五目きんぴらの中から500円硬貨1枚、15年6月には八宝菜に体長約2センチのナメクジ1匹が入っているのが発見された。混入経路は不明。市は調理した市内の業者に口頭で注意したとしている。

  市は28日の市議会6月定例会総括質問で、学校給食への異物混入は16年度までの過去5年間に18件発生し、主に調理器具の部品や破片と説明。このほかに500円硬貨やナメクジの混入が確認されていたことも分かり、学校給食課の森下修一課長は「子どもの安全安心を第一に考え、再発防止に努めたい」と話した。

★奈良県:給食用の米飯に異常 - 変色で納入中止

【奈良新聞2017628日】 

 平群、三郷、斑鳩、川西、上牧、王寺の各町と県立二階堂養護学校(天理市庵治町)で、26日に提供する予定だった学校給食用の米飯に異常が見つかり、うどんなどの代用食に切り替えていたことが、27日、分かった。子供たちに健康被害はなかった。

 県学校給食会によると、26日午前8時ごろ、委託する炊飯業者から炊き上がった米飯の異常を知らせる連絡があった。同会の職員が工場で調べたところ、一部のごはん粒が茶色ぽく変色していることを確認。同会と炊飯業者が協議した結果、子供たちの健康への影響を考慮し、同日の米飯の納入中止を決めた。

★岐阜県:郡上市の中学校給食に「木」混入、中1男子が嘔吐 

【岐阜新聞Web6/24() 8:09配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-00004480-gifuweb-l21

 岐阜県郡上市教育委員会は23日、郡南中学校(同市美並町白山)で22日に配膳された給食に長さ15ミリ、直径0・5ミリの木のような異物が混入したと発表した。

  市教委によると、異物が混入していたのは「おからと野菜の炒め煮」。同日午後0時45分ごろ、1年生の男子生徒が食べた際、喉に違和感を感じ、約5分後に嘔吐(おうと)した。生徒は病院で喉に刺さった異物を取り除く処置を受けた。

  調理をした美並学校給食センター(同所)は、木製箸などが欠けていないかを調べたが、分からなかった。同センターでは同校を含め計3校の約400食を調理。他の学校からは被害の連絡はなかった。混入物の特定と混入した経緯を調べている。

★山口県:宇部市の小学校給食にプラスチック片混入

【tysテレビ山口6/24() 15:09配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170624-00010001-tys-l35

宇部市の小学校で、おととい、児童が食べた給食にプラスチック片が入っていたことが分かりました。健康被害はなかったということです。

 宇部市教育委員会によりますと、おととい、市内東須恵の厚南小学校で、給食のおかずを食べた6年生の男子児童1人が、異物に気づいて吐き出しました。異物は長さ35ミリ、幅2ミリ、厚さ2ミリのプラスチック片で、健康被害はありませんでした。

 給食は厚南学校給食共同調理場で調理されましたが、市教委では調理場での混入の可能性は低いとみて、食材の納入業者に調査を依頼しました。

 市教委は児童の保護者におわびの文書を出し、混入の原因を調べています。(新潟県学校給食の牛

★新潟県:五泉市の学校給食で提供された乳から異物 提供中止に

【テレビ新潟6/23 19:31

 五泉市の学校給食で提供された牛乳から異物が見つかっていたことがわかった。23日、製造したメーカーの牛乳は、給食での提供が中止になった。

 異物が見つかったのは、新潟市江南区の「塚田牛乳」が製造した牛乳だ。

 塚田牛乳や五泉市教育委員会によると、今月20日、五泉市で、学校給食を提供する前、ビンに入った牛乳に黒い小さな異物が見つかった。五泉市ではその日の牛乳の提供をとりやめ、翌日から牛乳を紙パックに切り替えたが、22日になり、市内の小学校などで再びパックの牛乳から異物が見つかった。

 教育委員会が調べたところ、異物は市内の複数の学校で、あわせて10のパックから確認されたという。

 健康被害などの報告はない。

 こうした中、23日は、塚田牛乳が納入する新潟市、五泉市、長岡市にある小中学校などで、給食の牛乳の提供が中止になった。

 塚田牛乳によると、牛乳パックは熱と圧力をかけて封をするが、黒い異物はその焦げたものが混入した可能性があるという。

 牛乳は安全が確認され次第、提供が再開される見込みだ。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★名古屋市:トップバリュの福神漬け微細な異物混入で自主回収

【名古屋市公表2017626日】

http://www.shokunoanzen.city.nagoya.jp/docs/2017062200017/

【自主回収】イオンリテール株式会社「トップバリュ カレーに合う福神漬」、「トップバリュ 福神漬」

【概要】異物混入の可能性があるため、自主回収を行っています。

商品名

1.トップバリュ カレーに合う福神漬  JANコード:4902121026517

2.トップバリュ 福神漬  JANコード:4902121026524

形態  袋詰め   内容量  110g

賞味期限

1.2017721日~20171013日    2.2017725

販売者  イオン株式会社  千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1   製造所固有記号  J236

着手報告受理年月日  平成29623

回収の原因  微細な異物が混入している可能性があるため。

想定される健康への影響

お客さまからこれまで、健康被害の申し出はありませんが、お客さま異物を口にされた場合、ケガ等の可能性があります。

報告事業者名及びその所在地  イオンリテール株式会社 東海・長野カンパニー

名古屋市中村区名駅5丁目25-1

周知及び回収方法

【周知方法】 イオン株式会社ホームページに掲載 http://www.aeon.info/外部サイトへのリンク

店頭告知

【回収方法】 販売店での返金・交換

問合せ先  トップバリュ お客さまサービス係

住所:〒261-8515 千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1  電話番号:0120-05-4845

受付時間:10時から17時まで(日曜日除く)

★北海道:魚介乾製品(品名:たこ風干し(乾燥珍味))から使用基準を超えるソルビン酸検出

【北海道庁2017623日公表】

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kse/sho/iha/ihan20170623.htm

食品衛生法違反者等の公表について

 違反食品 

食品等の名称

 魚介乾製品(品名:たこ風干し(乾燥珍味))    賞味期限:平成29年8月7日

 (合成樹脂製容器包装入り 70g)

違反した法令の名称及び適用条項  食品衛生法第11条第2項違反

違反の具体的な内容

 使用基準を超える食品添加物(ソルビン酸カリウム)の使用

 検出値:ソルビン酸として1.1g/kg

 (使用基準:魚介乾製品にあっては、1.0g/kg以下でなければならない)

違反の原因となった製造施設等の名称等

 施設名称 オクトパスショップマルワ

 施設所在地 北海道茅部郡森町字駒ヶ岳488-8  営業者氏名 吉村邦明

 業種名 水産加工品製造業

行政処分等の内容及び措置状況等  北海道渡島保健所は営業者に対し、原因究明及び再発防止策の報告等について文書により指示した。

備考

  当該違反食品は、製造者が自主回収を行い、6月22日(木)回収済み。

 なお、当該違反食品を一生涯、通常の量を食べ続けても問題はないと考えられる。

(ソルビン酸カリウムの1日摂取許容量(ADI)は体重1kg当たりソルビン酸として25mgであり、体重50kgの人が当該違反食品を毎日1,136g食べ続けたとしても健康への影響はないと考えられる。)

★新進の福神漬け467万パック回収 微細金属片混入の恐れ

【上毛新聞2017624()

http://www.raijin.com/ns/4714982364009410/news.html

 漬物製造販売の新進(東京都千代田区)は23日までに、群馬県の利根川工場(前橋市新堀町)で製造した福神漬けに微細な金属片が混入した恐れがあるとして、14品目計約467万パックの自主回収を始めた。健康被害や異物混入の報告は今のところないという。

 自主回収の対象商品の問い合わせはお客様相談室(フリーダイヤル0120-532722、午前9時~午後5時)へ。

HACCP関係情報>

★【座談会】安全安心な学校給食を実現 リスクマネジメントとリスクアセスメント

【教育新聞2017629日】https://www.kyobun.co.jp/feature1/pf20170629_03/

出席者

文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課学校給食調査官   齊藤るみ

国立感染症研究所感染症疫学センター第二室室長   砂川富正

(公社)全国学校栄養士協議会理事/横浜市立上寺尾小学校栄養教諭   松本清江

(一社)日本厨房工業会 日本調理機㈱学校給食センター推進部統括部長   飯田勝彦

日本食品洗浄剤衛生協会 シーバイエス㈱マーケティング・事業企画本部HACCPフードセーフティ研究所フェロー  片桐史人

 

「安全安心な学校給食提供のためのリスクマネジメント」をテーマに、学校給食関係者が集まって座談会を行った。

司会 今年2月、きざみのりに付着していたノロウイルスが原因で、東京都立川市立の小学校などで集団食中毒が起きました。食中毒の現状は。

各立場で組織的対応を 齊藤氏

齊藤 平成28年度は、きざみのりを発生原因とする食中毒を含め、学校給食で6件起きてしまいました。全てノロウイルスが原因です。6件のうち3件がきざみのりが原因で、1件は規模が大きかった。ここ数年は食中毒は減少傾向でしたが、28年度は発生件数や有症者数が多くなってしまいました。食品納入業者の選定と衛生管理の啓発も合わせて、学校給食における衛生管理を徹底していかなければいけないと思っています。

砂川 いま日本国内で一番多い食中毒の原因がノロウイルスです。食中毒統計の情報として挙げられている患者数は1万数千人ほど。発生動向調査でノロウイルスを含む感染性胃腸炎の年間推計は、400~500万人に上るときがあります。ノロウイルスの次に多いのはカンピロバクターです。また感染症発生動向調査では、腸管出血性大腸菌、これはO157を含みますが、年間3千~4千人と報告されています。かつては学校給食でも非常に大きな被害があったO157ですが、最近は非常に減っていて、これは学校給食現場の、非常に大きな努力のたまものだと思いますが、全国的には激減しているわけではありません。

 

司会 効果的な予防法は。

砂川 基本は「つけない、増やさない、やっつける」です。手洗いを徹底して病原体を手につけない。温度管理を徹底してばい菌を増やさない。加熱してやっつける。単純ですが、非常に重要で、どう徹底するかの工夫が重要なポイントです。

松本 少し前までは、寒い時期はノロに気をつけて、暖かくなったら細菌性の食中毒に気をつけてと、心がけてきたのですが、最近は真夏でもノロウイルスによる食中毒がゼロではないといわれています。現場ではあちらもこちらもと、いろいろな方面にいつもピリピリしながら衛生管理をしています。まず、丁寧に検品し、汚れをしっかり取り、きれいに洗って、調理室へ入れる。また校内には子供がたくさんいるので、子供たちの感染症からノロが給食室の中に入らないようにする。とにかく調理現場に汚染を入れない、汚さない、細菌やウイルスを入れないに、一番気をつけています。

 

司会 子供たちの衛生意識は上がってきていますか。

現場は毎日が真剣勝負 松本氏

松本 食育には衛生管理も含まれると思いますので、教室に対してもかなり啓発しています。教室では小動物や虫などが飼われているので、世話をした後や給食時間の前には石けんで手を洗い、教室内の衛生管理に気をつけるよう、職員会議などで教職員にしっかり伝達しています。

飯田 施設環境面で弊社ではまず、調理員のみなさんに衛生講習会を徹底的にやり、基本設計、実施設計、そして今まではあまりなかったのですが、委託業者にも入ってもらい、各単品図から打ち合わせしていくやり方に変えました。空調関係、温度管理、湿度管理など、これらをしっかりとしなければいけません。厨房機械もそうですけれど、実はそちらのほうが大切なので、そこは設計事務所にもしっかりやってほしいと指示しています。

 

司会 異物混入対策はどうでしょうか。

飯田 厨房機械はスライサーの破片などいろいろありますが、ボルトナットを緩まないUナットに変えたり、溶接できるところは溶接してボルトを使わないようにしたりと、日々、製造側と検討しています。

 

司会 洗浄面ではどうでしょうか。

片桐 食中毒の三原則「つけない、増やさない、やっつける、あるいは持ち込まない」で、15年ほど前の食中毒と、今では、だいぶ様変わりしています。昔はサルモネラや腸炎ビブリオが多かったのが、だんだん少なくなり、ノロウイルスとカンピロバクター、いわゆる少量発症型に主役が交代しました。私どもが指導させていただくときには「少しもつけない、徹底的にやっつける」と教育しています。リスクマネジメントの前にリスクアセスメントをするのが重要です。どこにどんな菌がいるかが分かっていれば、洗浄によって少しもつけないのが可能になる。私ども洗浄剤メーカー、殺菌剤メーカーはよく効くものを提案していますので、これをいかに使ってもらうかではなくて、どこに的確に使っていただくかが課題です。

 

司会 HACCP(ハサップ)を推進されていますね。

HACCP推進 片桐氏

片桐 HACCPは、「食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害要因を、あらかじめ分析(Hazard Analysis)し、その結果に基づいて製造工程のどの段階でどのような対策を講じれば、より安全な製品を得られるかという必須管理点(Critical Control Point)を定め、これを連続的に監視することで、製品の安全を確保する衛生管理の手法」です。まさに厚労省が来春の通常国会で、食の安全の国際標準化=ハサップの義務化を法制化しますので、実際に生きてくるといいなと思います。

 

司会 では、起きた後の初期対応については。

齊藤 初期対応は非常に大事です。事故発生の際は、教育委員会や保健所等に速やかに連絡するとともに、患者の措置に万全を期すことが求められます。そして、二次感染の防止に努めることも必要です。そもそも食品を購入する際は、衛生的なものを選定する必要があります。鮮度の良い衛生的な食品を調達した上で、調理場では衛生的な作業を徹底していく。両面で行っていく必要があると思います。

 

司会 現場としては、どうでしょうか。

松本 現場は、とにかく毎日が真剣勝負です。事前に作業工程表を組み作業動線図を書いていますが、いくつものリスキーな状況の中で、いかに安全な給食にして出すかという、本当に真剣勝負です。そういった日々の調理作業の中でのリスクマネジメントとしては、今日の献立の中では何が最も危険度が高いかなど、朝礼で重点的に従事者に注意を促し、今日の安全を図ります。終わった後は点検して記録します。今日のヒヤリハットを記録に残し、明日からの安全につなげるようにしています。毎日毎日、積み重ねているような感じです。

 

司会 そのリスクマネジメントについてHACCPの観点から提言は。

片桐 情報共有ですね。毎日が真剣勝負という言葉に、非常に感銘を受けました。正しい情報が共有され、開示され、真剣勝負の現場に入れば対処できる。そこからHazard Analysis、つまりリスクアセスメントが始まります。今日はどの作業が一番危険かは、まさにリスクアセスメントです。リスクアセスメントでいうと、例えば、のりにノロウイルスがついているのは業界では常識です。生のりのリスクを、のりの業界は知っています。その情報が開示されていれば、業者選定で確認できるわけで、事故は防げると思います。

飯田 厨房メーカーとして、リスクマネジメントの観点でいうと、施設計画にあたって靴を洗う洗浄室を設けたり、厨房で使ったナプキン等を収納・殺菌するものも入れたり、そういった設備が現状では抜けています。そういったところも、きっちりやらないといけないという流れで、特に大型のセンターについては、乾燥室、靴の洗浄室なども設けるようになってきています。

齊藤 設備の整備は大切です。衛生管理上の問題がある場合には、速やかに改善措置を図るのも重要だと思います。それから学校給食調理場としては、適切な衛生管理に努めるとともに、万が一、事故が発生した際の対応のためにマニュアルを作成し、対応できるようにしておくことが必要です。衛生管理を徹底した作業を行う際には、なぜこの作業を行っているのかを調理従事者が理解して作業する必要があります。

 

司会 現場へのメッセージを。

再発防止策を明確に 砂川氏

砂川 食中毒が発生してしまった場合、学校現場と保健所などの協力は非常に重要です。保健所などがしっかり調査し、その事例に沿った再発防止策の提言を明確に打ち出す必要があります。そしてノロウイルスなどが流行しているときに、学校全体で守るべき衛生上のポイントを給食まで含めて、注意喚起をする役割の人がいるのも重要だと感じています。

松本 汚れを入れないという観点から、給食室は閉鎖的になってしまいがちなのですが、今日の話を聞いて、外からの情報にオープンでなければいけないと、改めて思いました。情報のオープン化を、今まで以上に大事にしていきたいと思います。私は栄養教諭ですが、外の情報を中に入れるのは、私たちの役目だろうと思います。リスクマネジメントの前に、リスクアセスメントの役割が果たせるように、どちらの現場の栄養士のみなさんにも頑張っていただきたいなと思いました。

片桐 リスクアセスメントのためには、情報共有の仕組みです。情報はここに集めて共有しようとなると、すごくいいと思います。教育では、文字や絵から入ってくる情報よりも、動画のほうが印象に強く残ると思います。衛生教育でWHOが分かりやすいビデオを作っています。WHOのホームページをぜひ見ていただきたいと思います。

安心安全なセンターを 飯田氏

飯田 私どもは機械を納める側として、ただ納めるのではなく、最初に衛生管理の講習会を、そして入れた機器に対しての取り扱い方法、点検方法、掃除の方法をきっちり伝え、事故が起こらないようにしたいと考えます。特にスライサーなどの事故が起きそうな機器は、メーカーとしてしっかり対応しないといけません。全部分解し、ここまで必ず点検して確認してくださいというところまで、メーカーとして指導していきたいと思っています。それにより、事故が起こらない、安心安全な給食センターを作っていきたいと考えます。

砂川 個人的な話ですが、実は私は小学校も中学校も、ずっと給食委員でした。なぜかというと、私はとても給食が好きで、いつも給食室に出入りできる特権を得て、とても生き生きとして学校で楽しい思いをしていました。給食は楽しいと思うのですよね。そういった学校給食の持つ魅力を生かし、発展していってほしいと思います。

齊藤 給食が楽しかったというのは、うれしい話です。給食を楽しみにしている児童生徒はたくさんいます。栄養教諭は、日々の献立が食育の教材となるように、さまざまな角度から配慮しながら献立を立てています。食中毒以外にも、食物アレルギーや異物混入などの事故が考えられます。調理場だけでなく、教室で配膳するときの管理や、食べる側への衛生指導、給食当番の健康管理の把握など、さまざまな確認が必要ですので、それぞれの立場で組織的に対応していただきたいと伝えておきたいです。その上で教育委員会、学校、調理場などが連携・協力して、衛生管理の徹底につなげてほしいと思っています。

GAP関係情報>

★GAP狂騒曲批判

【農業協同組合新聞2017628日】

http://www.jacom.or.jp/column/2017/06/170628-33056.php

コラム:地方の眼力 

【小松 泰信 (岡山大学大学院 環境生命科学研究科教授)】

 『現代農業』9月号に掲載予定の農業生産工程管理(以下、GAPと略)に関する拙稿を送信した直後に、アジアGAP総合研究所(日本唯一のGAPのシンクタンクとして、GAPや農業に関する情報提供を行う公益団体。以下、GAP総研と略)から各種資料を添付されたメールが送られてきた。その資料などを用いて、異なるアプローチからGAP問題を論じる。

◆選択基準は〝国産や産地〟GAPが入り込むギャップはあるのか

 GAP総研が、一般市民・消費者のGAPに関する認知度調査を行った。インターネットで国内の男女20歳から60歳代の1034人を対象とし、20176911日に実施。(なお、文中矢印は小松のコメントを指す)

 「食品(野菜・果物・米・お茶など)を購入する際、食の安全性についてどの程度意識していますか。食品購入時に気をつけていること」(複数回答)という問いに対し、最も多いのが「国産や産地」(64.6%)、これに「特に気をつけていることはない」(24.4)、「残留農薬」(21.6)が続いている。

⇒やはり、主たる選択基準は〝国産や産地〟、

そして第2位の選択肢の存在は意味深長である。いずれにしても、GAPが入り込む間隙はなさそうだ。

 「食品の認証制度『GAP』をご存知ですか」という問いには、「詳しく知っている」(1.8)、「ある程度知っている」(7.2)、「名前を聞いたことがある程度」(33.3)、「知らない」(57.7)である。

⇒思ったより知られている、と見たい。

 「東京五輪・パラリンピック(以下、東京オリ・パラと略)において、選手村で使用される食材は『GAP』認証を取得していることが必須条件であることをご存知ですか」という問いには、「確かに知っていた」(4.1)、「聞いたことがあるような気がする」(17.5)、「知らなかった」(78.4)である。

⇒GAP普及に関する東京オリ・パラの政治的利用はこれからか。

 GAPを説明した後、「今後食品を購入する際、GAPの認証の有無で価格が異なる場合、どのように購入するようになると思いますか」という問いに、「3割以上高くても購入する」(5.0)、「12割程度高くても購入する」(23.7)、「認証を受けていない食品と同じ価格ならば購入する」(56.1)、「1割以上安ければ購入する」(15.2)である。

⇒高けりゃ買わない、と判断したい。

 これらからGAP総研は、「まだ認知は低い状況にある」としたうえで、「世界中から集まる選手を国産食材でしっかりおもてなしするためにも、一般市民・消費者も巻き込んだGAP普及が望まれます」と、見解を示している。

◆自信過剰のGAP実践者

 201746日の衆議院農林水産委員会に参考人として出席した丸田洋氏(自民党推薦)に対して、氏がGAPを取得し指導員もしていることから、「GAP取得のメリット」についての質問があった。氏の回答内容は次のように要約される。

 「取得して10年ほど。GAPは社内のルールをつくるための道具。このルールに従っていれば、いつの間にかもうGAPができているような形。農場にとって農産物の安全性を担保するものとして最低限の重要なものであると考えている。GAPが面倒くさいと感じている農業者は経営者として、その農産物の安全を担保する気があるのかないのかというところを、自分自身に問うべきだ。これは取り組む以外にない」(193回国会衆議院農林水産委員会議録第711)

 冷静に考えれば、氏は、GAPを実践する以前も、安全安心を強く意識した作り方をしていたはず。だとすれば、GAPを取得しない農業者の生産物を安全安心が担保されないもの、と決めつけるのは自信過剰の問題発言である。

◆自民党からの提言

 自民党のGAP関連方針『規格・認証等戦略に関する提言』(2017519)によれば、「日本の農産物・食品は、『安全・安心』と言うが、国内外での競争が激しくなる中で、それが取引先や消費者に根拠をもって信頼される状況ではなくなってきている。また、今後輸出等を拡大するには、国際市場での日本の競争力の強化が必須である」とする。そのため、「食品安全や環境保全など『見えない価値』を『見える化』」していくことが必要であり、「ひいては農業者の所得向上につながる」という認識を示している。

 そして、東京オリ・パラを「我が国の食のすばらしさを世界に発信していくまたとない機会である」と位置づけ、「生産現場が変わる」ことを目標に、国際水準のGAPの指導体制を早期に構築するとともに、農業高校、農業大学校等教育機関におけるGAP教育を促進するほか、流通・小売りを含めフードチェーンを通じた価値の共有を図ることを提起している。なお、GAP認証については、平成31(2019)年度末までに国内で現状の3倍以上の認証取得をめざすが、これが達成されることで、東京オリ・パラには余裕を持って供給量を確保できる、とのことである。

 だとすれば、現状が約4500農場ほどだから、あと1万農場ほどで目標達成。平成27(2015)年の販売経営体数が約125万経営体であるから、進次郞君の発信力と農水省のキャラバン隊でガッチリですかネ。

◆看過できない農水省のGAPびいきと評価すべき食品流通業界の見識

 日本農業新聞(627)は、〝GAP取得 支援必要 食品流通業界 小規模経営に配慮を〟との見出しの記事で、農水省が食品流通業界に対してGAPなどの説明会を開催したことを伝えている。前述したように、19年度末までにGAPの認証取得件数を現状の3倍以上にするという目標達成には、GAP取得農畜産物を食品流通業界が積極的に取り扱い、農家の認証取得メリットを確保しなければならないからだ。まさに、説明会と称した積極利用・販売懇願会の開催と言えよう。

 しかしこの取り組みには怒りを禁じ得ない。なぜなら、国内の胃袋容量が一定だとすれば、取り扱われない農畜産物が発生するからだ。GAP取得農畜産物を取り扱って欲しいと言うことは、非取得農畜産物を取り扱わないで欲しいと言うことを意味している。GAPを取得していないというだけで、差別的に取り扱うことを農水省が関連業界に求めることは決して許されるものではない。

 取りあえずほっとしたのは、業界関係者の極めて冷静な姿勢である。日本チェーンストア協会は、認証の費用負担が重く、小規模農家の農業撤退の懸念を示し、丁寧な支援を訴えている。日本スーパーマーケット協会は、消費者に国産は安全だという認識が強く、いかにGAP認証の価値が認められるかが課題だとして、農水省によるGAPの普及、啓蒙を求めている。

 経済的コストと精神的コスト、それに対するリターンを考え合わせる時、小農の多くはGAP取得に向かわないはず。〝GAP無くば農業者に非ず〟の烙印が押されるとすれば、営農意欲は減退し、撤退もやむなしだろう。離農後の田畑は農地中間管理機構を通じて大規模農業経営体へ、とハラのオクで考えているとすれば悪魔のシナリオ。消費者の〝国産や産地〟重視の選択基準は、これまでの安全・安心・高品質をめざした農業者や関連団体による積年の努力のたまものである。

 自民党の提言には、日本の農産物・食品のセールスポイントである「安全・安心」は根拠をもって信頼される状況ではなくなってきていることが記されていた。もちろん農業者や関連団体も、そしてわが国の農畜産物に信頼を寄せてきた消費者・実需者も納得しないはず。なぜなら、積年の努力を愚弄する〝根拠喪失宣言〟だからだ。

 「地方の眼力」なめんなよ

<アレルギー関係情報>

★アレルギー疾患の拠点病院、今年度内にも選定へ - 厚労省の報告書案を検討会が大筋了承

【医療介護CBニュース6/28() 21:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170628-21200000-cbn-soci

 厚生労働省は28日、「アレルギー疾患医療提供体制の在り方に関する検討会」に報告書案を示し、大筋で了承された。都道府県の拠点病院の選定要件を示しており、アレルギー疾患の知識や経験が豊富な5領域(内科、小児科、皮膚科など)の医師が常勤していることを推奨。7月上旬に都道府県に選定要件に関する通知を出す予定で、早ければ今年度内にも拠点病院が選定される見通しだ。【新井哉】

  3月に厚労相が告示したアレルギー疾患対策に関する基本指針では、アレルギー疾患を持つ人がアナフィラキシーショックなどで突然症状を悪化させ、「致死的な転帰をたどる例もある」と指摘。こうした患者がどこでも適切な診療を受けられるよう、科学的根拠に基づいた医療提供体制を整備する方向性を示していた。

  これを受け、4月から検討会で、都道府県内で診療の拠点となる医療機関の選定要件などを議論してきた。この日の会合では、都道府県拠点病院の選定中心拠点病院の役割かかりつけ医の役割-などの方向性を取りまとめた。

  例えば、都道府県拠点病院に関しては、各都道府県に原則12カ所程度選定することや、アレルギー疾患の知識などが豊富な医師が常勤することなどを選定要件とした。

  また、アレルギー疾患医療の全国拠点となる中心拠点病院(国立成育医療研究センター、国立病院機構相模原病院)の役割も提示。標準的な治療では病態が安定しない重症・難治性アレルギー疾患患者に対して、複数の診療科が連携して診断、治療、管理を行うことや、都道府県拠点病院の医療従事者の育成を担うことなどを求めている。

  かかりつけ医についても、科学的な治験に基づいた適切な医療を提供する必要性を挙げ、都道府県が設置するアレルギー疾患医療連絡協議会などが企画する研修会への参加を促している。

<ジビエ関係情報>

★流行のジビエ料理、E型肝炎の危険シカ肉、脂肪少なく老化や病気抑制のスーパーフード

【ビジネスジャーナル2017629日】

http://biz-journal.jp/2017/06/post_19620_2.html

文=中西貴之/宇部興産株式会社 環境安全部製品安全グループ グループリーダー

 最近しばしば耳にするジビエ料理、つまり狩猟鳥獣の肉料理は、日本において畜産肉が普及する明治時代以前より食されてきた、日本の伝統食ともいえるものです。

 シカ、クマ、イノシシなどが国産ジビエの代表ですが、特にシカ肉は低カロリーで高タンパク質、鉄分やDHAも含むことから、ヘルシーな肉料理の食材として人気が出ています。

 シカは九州から北海道まで、日本全国に生息しています。日本は島国なのでシカは海を越えて交配することはできず、本州、九州、対馬、屋久島など多くの島に固有種、つまりその島でしか見ることのできないシカが生息しています。

 北海道の固有種である蝦夷鹿は、体重が100kg前後もある日本最大級のシカです。明治初期の北海道開拓の時代には、肉を輸出するために乱獲され、何度も絶滅の危機に瀕しました。

鉄分&良質な脂肪で栄養満点のシカ肉

「萩の葉を加へて寝たる鹿子哉」(小林一茶)

 鹿は春に生まれて、秋に次の子孫を産む準備に入るので、子どものシカは夏の季語、親のシカは秋の季語です。

 江戸時代を代表する俳諧師・一茶は、スヤスヤと眠る子鹿を、まるでごはんを食べている途中に眠気に負けて眠ってしまった子どものように詠みましたが、俳句の穏やかな雰囲気とは異なり、野生のシカの繁殖力はすさまじいものがあります。

 第二次大戦直後に最後の絶滅の危機を乗り越えた蝦夷鹿は、天敵の減少や冬期気候の温暖化などのさまざまな要因で、今では北海道全土で毎年20%近い個体数増加率で急速に個体数を増やしています。

 現在でも狩猟鳥獣として食料になっている蝦夷鹿ですが、含まれる栄養成分を調べてみると、肉の中でもきわめて個性的であることがわかります。現代の日本人は、流行のポンドステーキやレアハンバーグなどを頻繁に摂取することによって、生命維持に必要な量をはるかに超えた肉類を摂取している人が多くいます。

 そんな人にとってシカ肉がいいのは、脂質含量が非常に少ないため、1食あたりの脂肪摂取量を低く抑えることができ、繰り返し食べても脂質の過剰摂取になりにくいからです。さらに、シカ肉の脂質は牛肉などとは異なり、必須脂肪酸のリノール酸をはじめとする多価不飽和脂肪酸含量が多く、鉄分も多く含むとても良質な脂肪です

鉄は酸素と結合しやすい性質を持つため、血液中のヘモグロビンとして酸素の運搬にかかわっている重要な元素です。鉄がなければ、血液は酸素を運搬することができなくなります。その結果、貧血の症状、元気が出ない、気候に体力がついていかない、頭の回転が遅くなるなど、さまざまな不具合が体に生じます。

 鉄分は、ブタやニワトリの肝臓にも豊富に含まれていますが、それらは鉄分と共に脂肪分も大量に含んでいます。シカは鶏ササミと同じくらい淡泊な赤身部分に鉄分を多く含む点が非常に特徴的です。

 また、シカ肉にはカルノシンが多く含まれています。カルノシンは、2個のアミノ酸が結合しているためジペプチドと呼ばれる分子です。カルノシンには、酸化ストレスを抑える抗酸化作用や体液のイオンバランスを一定に保つ緩衝作用があるといわれています。

 それによって、タンパク質分解による細胞の老化や病気を抑える効果があるとされています。さらには、運動中に筋肉で生成する乳酸を緩衝作用によって中和することで、筋肉が酸性化することを防ぎ、運動能力の向上につながる可能性も指摘されています。

 また、十分に研究が進んでいないものの、交感神経系に作用することで血糖や血圧を低下させる効果も指摘されています。カルノシンはブタロースにもシカと同程度の量が含まれていますが、前述の通り、脂肪の良質さと少なさでシカのほうが栄養バランスの点では勝っています。

ジビエ料理はE型肝炎に注意死に至ることも

 とはいえ、野生生物を食べるときには気をつけなければならないことがあります。それは、E型肝炎です。E型肝炎はウイルスの感染によって引き起こされる急性肝炎で、発熱、嘔吐などの消化器系症状を伴い、悪化すると劇症肝炎となって、死に至ることもある恐ろしい感染症です。

 日本においては近年増加傾向にあるため、当局も警戒している疾患です。日本での増加の理由はウイルスに汚染されたブタ、イノシシ、シカの肉やレバーなどの内臓を加熱不十分な状態で食べたことによるものが多くを占めるということがわかっています。

 原因動物別では、ブタ、イノシシに次いで多いのがシカです。シカの肉は脂肪が少ないために熱が通りやすく、ブタやイノシシよりも感染を防ぎやすいという利点があります。

 シカ肉は、「肉を食べた」という満足感があるにもかかわらず、良質な脂肪を含み、健康増進作用もある素晴らしい食材です。過剰に規制されることなく食べられるように、適切な調理をしてジビエを楽しみたいですね。

(文=中西貴之/宇部興産株式会社 環境安全部製品安全グループ グループリーダー)

【参考資料】

「鹿肉普及委員会」

「最近のE型肝炎の増加について(2016427日現在)」(国立感染症研究所)

『食品機能性の科学』(産業技術サービスセンター)

『マギー キッチンサイエンス -食材から食卓まで-』(共立出版/Harold McGee 著、香西みどり監訳、北山薫、北山雅彦訳)

<公衆衛生関係情報>

★保健所医師 足りない 「災害時医療計画」「食中毒対策」など担う=中部

【読売新聞2017624日】

◆複数所長掛け持ち 20道県 

 保健所などを拠点に住民の健康を守る公衆衛生医師の不足が深刻だ。なり手が少なく、高齢化も進む一方で、愛知県などは「地域医療を支える大切な仕事」とアピールし、人材確保に懸命になっている。(中村亜貴)

 「地域医療のシステムをつくるダイナミックな仕事。ただ、医学生の選択肢には入りにくいようで」

 愛知県一宮保健所の所長渋谷いづみさん(60)は、そうため息をつく。

 渋谷さんは大学病院で約1年働いた後の1982年、公衆衛生医師として県に採用された。以来、小児医療の拠点整備に携わり、各地の保健所で食中毒・感染症対策や災害医療の体制づくりを進めるなどしてきた。

 現在、力を入れるのは医師やケアマネジャーらとの連携による在宅医療の充実だ。栄養士にも参画してもらおうと研修会を開き、大学を訪問する。「市や医師会、薬剤師会などと一緒にみなさんの健康を守る仕組みを作っていくことにやりがいを感じる」と言う。

 ただ、公衆衛生医師の数は危機的な状況だ。県内では12保健所や県庁の担当部署などに計25人が必要だが、勤務しているのは21人。随時募集しているが、最後の採用は2013年で、その前は10年、さらにその前は05年に遡る。21人の内訳は今年4月現在で40代2人、50代6人、60代13人。5年後には10人が減る見通しという。

 不足は、全国の自治体共通の悩みだ。厚生労働省の昨年10月の調査では、20道県で1人が複数の保健所のトップを務める掛け持ちを余儀なくされ、茨城県では兼務が6か所、北海道や群馬県でも5か所に上った。

 東海地方でも、三重県で尾鷲保健所長の中村公郎さん(60)が熊野保健所長を兼務している。中村さんは「感染症が同時に発生すると大変なことになる」と危機感を募らせる。岐阜県でも保健所の医師8人中5人が60歳以上という。

 なり手不足の背景には、医師と言えば患者を診る臨床医というイメージが強く、公衆衛生医師の業務が広く知られていない現状がある。また、病院の勤務医らと比べ、勤務時間が短いことも多い一方、給与も相対的に低いことが影響しているとみられる。

 事態を重視した厚労省は昨年、各自治体に参考にしてもらおうと、7都府県の人材獲得策をまとめた事例集を作成。公衆衛生の関係団体や学会でつくる専門医協会も今年、研修と試験で健康増進や疾病予防などの能力を持つ専門医を認定する制度をスタートさせて医療関係者に存在をアピールしている。

 愛知県では15年度から、担当幹部が医学部のある県内の4大学を訪問して医師の紹介を依頼。16年度からは名古屋大と名古屋市立大の地域医療の講義に派遣している職員を事務方から各大学OBの公衆衛生医師に変更し、業務内容を説明するよう見直した。公衆衛生医師で県保健医療局長の松本一年さん(60)は「医学生が関心を持つきっかけを作りたい」と話している。

〈公衆衛生医師〉

 全国の保健所や都道府県庁などで働く医師。保健所長は原則、医師とされ、災害時の医療計画をつくり、生活習慣病対策やイベントでの食中毒対策などにも携わる。愛知県の場合、福祉相談センターで児童虐待の対応にあたることも。厚労省の2014年末現在の調査によると、行政機関で働く医師の数は1661人で、医師全体の0・5%。

◇保健所長の兼務数(厚生労働省調べ、昨年10月現在)

6か所 茨城県

5か所 北海道、群馬県

4か所 新潟県、鹿児島県

3か所 岩手県、長崎県

2か所 宮城県、広島県、山口県、宮崎県

1か所 青森県、秋田県、埼玉県、福井県、三重県、奈良県、和歌山県、佐賀県、熊本県

<調理環境情報>

★料理は残さず持ち帰りを 大津市、「ドギーバッグ」推奨へ

【京都新聞2017626日】

http://kyoto-np.co.jp/top/article/20170626000036

 大津市が、飲食店で食べ切れない料理を自宅に持ち帰る容器「ドギーバッグ」の推奨を始める。食べられるのに廃棄される食品ロスは全国で年間621万トンに上り、市は食品の有効利用や生ごみ削減につながると期待する。ポスターを作成して市内の店舗に協力を呼び掛ける予定で、「食べ残しを防ぐ文化を大津に根付かせたい」とする。

 ドギーバッグは米国など海外で普及し、客が恥ずかしくないよう「犬に食べさせる」名目で持ち帰るのが語源という。食中毒のリスクについては、店でなく客の「自己責任」とされる。容器の種類は問わない。

 日本ではあまり浸透しておらず、食品ロスの削減を目指す自治体間ネットワーク事務局の福井県によると、自治体が料理の持ち帰りを推奨するのは全国でも珍しいという。

 大津市は正しいドギーバッグ使用を推奨するとして、市内店舗に配るポスターを作成する。持ち帰りのメリットを伝えるほか、刺し身などの生ものは避ける▽清潔な箸で容器に入れる▽帰宅後は早く食べる―など消費者庁が作った留意事項を簡潔に説明する。食べ残しの処理費用が不要になり、店への利点もあるとして、市は商工会などを通じて協力店舗を募る方針。市民にも、広報誌やホームページを通じて周知を図る。8月ごろには家庭ごみに食品廃棄がどれだけあるか、抽出調査を行う。

 食品ロス削減は国連の持続可能な開発目標「SDGs(エス・ディー・ジーズ)」にも明記されている。市はSDGsへの取り組みを推進する考えで、越直美市長は「米国のように、気軽に料理を持ち帰る風土ができれば」と話している。

★福井でウナギ産地偽装 ハピリン内店舗容疑者2人逮捕

【中日新聞2017629日】

http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2017062902000232.html

中国産のウナギを国産と偽って提供していたとして、愛知県警は二十七日、不正競争防止法違反などの疑いで、名古屋市中区金山三のウナギ輸入販売会社「インテグレート」の経営者村井三雄(47)=同市名東区新宿二丁目=と、飲食店経営駒田英之(56)=福井市二の宮四丁目=の両容疑者を逮捕した。

 逮捕容疑では、共謀して一月五日、インテグレートが経営する福井市のJR福井駅前のハピリンにある飲食店「うなぎ割烹曙覧(かっぽうあけみ)」で、中国産のウナギを出しているにもかかわらず、すべてが国産のウナギであるように誤認させたとされる。駒田容疑者は当時、同店の料理長を務めていた。

 署によると、村井容疑者は「駒田が独断でやった」、駒田容疑者は「すべて村井の指示でやったこと」といずれも容疑を否認している。

身近な場所で事件

利用者ら驚き

 「裏切られたような気持ちでがっかり」。鯖江市の会社員女性(52)は二十八日昼、「うなぎ割烹曙覧」の店頭に貼られた臨時休業を知らせる紙を前に憤った。この店でウナギ入りのすしセットを食べたことがあるといい「生産者の写真が店内に貼ってあり、安心だと思って食べていた」と話した。

 長女(2つ)を背負って通りかかった福井市の三十代主婦は「(逮捕は)テレビで見たが、ここだったとは」と、身近な場所で起きた偽装事件に驚いた。ハピリンには、子どもを遊ばせによく来る。「しばらく空き店舗になると寂しい」とつぶやいた。

 商業施設のハピリンモールを運営する福井駅西口開発によると、同店は二〇一六年四月のハピリン開業に合わせてオープン。担当者は「市内に系列店舗があり、養殖も手掛けているので、安全な店だと考えていた」と振り返る。入居交渉や経営会議には、村井三雄容疑者が出席し、今年四月までは、村井容疑者とともに逮捕された駒田英之容疑者が店長兼料理長を務めていたという。

 二十八日朝、両容疑者の逮捕を知らない従業員が開店準備をしていたという。福井駅西口開発が逮捕を知ったのも二十八日になってからで、担当者は「寝耳に水」と驚く。閉店などの相談はまだ受けていないという。担当者は事件を踏まえ「(他の店舗に)改めて聞き取り調査をしたい」と話し、食の安全を徹底するとした。

2017年6月23日 (金)

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