2017年11月18日 (土)

ポテサラ等によるO157食中毒特集11.18PDF版

原因経路は不明のまま、同一遺伝子型のO157ポテサラ以前に50人の感染者あり、

各自治体での情報共有が重要

特集号に新しい記事を加えました。

「15711.18.pdf」をダウンロード

2017年11月17日 (金)

2017年11月17日号PDF版

2017年11月17日号のPDF版です。

写真等が見られます。

「2017.11.17号-2.pdf」をダウンロード

2017年11月17日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年11月17日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年11月16日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★下水のノロウイルス測定し注意喚起 初の実証実験 仙台

NHK NWES WEB 20171115 2019分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171115/k10011224741000.html

ノロウイルスの感染の拡大を防ごうと、下水に含まれるウイルスの数を測定して、注意喚起につなげる全国でも初めての実証実験が、仙台市で行われることになりました。

ノロウイルスの感染拡大の防止に向けては、医療機関を受診した患者の数が、基準を超えた段階で各都道府県が警報を出して注意を呼びかけていますが、情報の取りまとめに時間がかかることなどから、いかに早く流行の兆候をつかむかが課題となっています。

そこで国土交通省は、排せつ物が流れ込む下水に含まれるウイルスの数を測定することで、兆候をいち早くつかみ、注意喚起につなげる全国でも初めての実証実験を、早ければ今月中にも仙台市で始めることになりました。

具体的には、仙台市宮城野区にある「南蒲生浄化センター」で、ウイルスの数を測定し、基準を超えた場合は、ホームページで情報を公開したうえで、市内の保育園や小中学校に注意を呼びかけるということです。従来より1か月ほど早く注意喚起できる可能性があるということで、国土交通省は、来年3月まで実験を続け、感染拡大の防止にどれだけ効果があったか検証することにしています。

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★奈良県:大和郡山市の高専の学生55人が食中毒 ノロウイルス

【奈良テレビ放送20171114() 19:04配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00010000-tvnv-l29

奈良県大和郡山市にある国立奈良工業高等専門学校で先週、学生寮の学生が下痢や嘔吐などを訴え救急搬送されたことについて、郡山保健所はきょうノロウイルスが原因の食中毒と断定しました。

 奈良高専では1110日に学生寮の学生が下痢や嘔吐などを訴え救急搬送されていました。郡山保健所によりますと、外国人留学生を含む寮生122人のうち55人が発熱や下痢、嘔吐などの症状を訴え、うち16人が入院しました。現在は全員が退院しているといいます。

  症状のある学生が寮の食堂で出された同じ食事を食べていることやノロウイルスが検出されたことなどから、保健所はきょう学生寮の食事が原因の食中毒と断定しました。そして、食事を提供していたユーレストジャパン株式会社奈良店に対して、きょうから4日間の営業停止を命じました。

  奈良高専はきょうから授業と学生寮を再開していますが、食事については別の業者に弁当を注文し対応することにしています。

高専の食中毒ノロウイルスが原因

NHK関西NWESWEB1114日 1733分】

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171114/5712671.html

今月10日以降、奈良県大和郡山市の高等専門学校の寮で、学生55人が腹痛などの症状を訴えた集団食中毒は、保健所などの調査の結果、ノロウイルスが原因とわかりました。

保健所は、食堂で調理を請け負っている業者を14日から4日間の営業停止処分としました。

奈良県大和郡山市にある奈良工業高等専門学校では、今月10日から12日にかけて、学生寮で生活する15歳から22歳までの学生、合わせて55人が腹痛やおう吐などの症状を訴え、手当てを受けました。

16人が一時的に入院しましたが、現在は退院し、全員快方に向かっているということです。

保健所などが調べたところ、症状のあった学生10人からノロウイルスが検出されたことに加え、食堂の調理師1人からもウイルスが検出されたということで、保健所は、寮の食堂で出された料理のノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。

保健所は、寮の食堂での調理を請け負っている大和郡山市の「ユーレストジャパン奈良店」を、14日から4日間の営業停止処分とするとともに、調理施設の洗浄や消毒など、衛生管理の徹底を指導しました。

奈良県発表【H291114】食中毒の発生について

http://www.pref.nara.jp/dd.aspx?menuid=48735

 平成29年11月10日(金)午前8時30分頃、大和郡山市内の学校から「寮生複数名が昨夜からおう吐症状を呈している」旨の連絡が郡山保健所にありました。

  同保健所が調査したところ、同校の寮生122名のうち55名が、発熱、おう吐、下痢等の食中毒様症状を呈し、54名が医療機関を受診し、そのうちの16名が入院していたことが判明しました。

  調査の結果、有症者の共通食は学生寮食堂で提供された食事のみであること、有症者の症状が類似していること、有症者のふん便からノロウイルスを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健所は当該学生寮食堂で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、本日から4日間の営業停止を命じました。

  11月14日(火)現在、入院患者及び重症者はおらず、全員快方へ向かっています。

報道資料は下記から

http://www.pref.nara.jp/secure/188965/171114houdou.pdf

★栃木県:小山市の飲食店で14人が食中毒 ノロウイルス

【下野新聞20171110 16:40

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20171110/2870687

県保健福祉部は10日、小山市出井の飲食店「居酒屋大将」が提供した食事が原因で食中毒が発生したと発表した。県は同日、食品衛生法に基づき、衛生的環境が確保されるまで同店を営業禁止処分とした。同店は8日から営業を自粛している。

 同部によると、3~5日にかけて同店で食事をした100人のうち、1~55歳の男女客14が下痢や腹痛、嘔吐などの症状を訴え、3人が受診。発症者と同店従業員からノロウイルスが検出された。から揚げ定食、刺身、焼き鳥などを提供したという。全員快方に向かっているという。

違反食品に対し、栃木県が行った行政処分についてお知らせします。

栃木県公表20171110

http://www.pref.tochigi.lg.jp/e07/life/shokuseikatsu/eisei/ihan2.html

処分年月日 平成291110

営業者氏名 有限会社川勝 代表取締役 長谷川 之行(はせがわ のりゆき)

施設の名称 居酒屋大将

施設所在地 小山市出井1177-48

営業業種等 飲食店営業

原因食品等 平成2911月3日から5日に当該施設が提供した食事

行政処分を行った理由 食中毒の原因食品を提供したため(食品衛生法第6条第3項違反)

行政処分の内容

 営業禁止(平成291110日から)

★なぜノロウイルスは冬に流行するの?

【ウェザーニュース20171115 610分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13891867/

毎年11月~翌年3月にノロウイルスが猛威をふるい、食中毒や集団感染が各地で発生しています。こちらの記事はウェザーニュースの月刊デジタルマガジン「月刊SORA」に掲載中の記事を一部編集してご紹介しています。感染力が非常に強いウイルスで、わずか10個ほどが体内に入るだけで感染すると言われています。では、なぜノロウイルスは冬に流行するのでしょうか。

ノロウイルスが低温・乾燥を好むため冬に広まる

ノロウイルス感染の報告数は毎年100万件前後にのぼっていて、そのほとんどが11月~翌年3月です。感染すると2448時間の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛といった症状が出ます。ほとんどの場合、これらの症状が12日続いた後にケロリと治り、後遺症もありません。ノロウイルスが冬に流行するのは、インフルエンザウイルスと同じように、低温・乾燥を好むウイルスだからと考えられています。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★東京都:清瀬市の飲食店、センマイ刺し等で3人が食中毒 カンピロバクター

【東京都公表年月日 20171115

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

 業種等 飲食店営業

 施設の名称及び営業者氏名等 (施設の名称)べんてん

(営業者氏名)有限会社マック法人番号 4030002031219

埼玉県所沢市日吉町1018

(代表取締役)山形 ほづみ

 施設所在地等 東京都清瀬市松山一丁目141

 主な適用条項 第6条及び第50条第3項の規定並びに第51条の規定による基準に違反したため、第54条から第56条を適用

 不利益処分等を行った理由 食中毒

 不利益処分等の内容 1113日から1115日まで営業停止並びに施設及び取扱改善命令

 備考 (1115日現在の状況)

原因食品:1028日に当該施設で調理し提供した食事

 提供した食事の主なメニュー:サラダ、センマイ刺し、ハラミ、牛レバー、ホルモン4種盛、ごはん、牛すじポン酢、牛すじ味噌煮等

 病因物質:カンピロバクター

1030日から患者3名が発熱、下痢等を発症、 営業者は119日から当該施設の営業を自粛

★大分県:大分市の飲食店砂ずりの刺身等で3人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞20171111日 地方版】

 大分市は10日、同市坂ノ市中央の「焼きとり 凡天」で食事をした20代の男女3人がカンピロバクター菌による食中毒にかかったと発表した。発症した3人のうち男性1人が6日間入院したが、すでに全員快方に向かっている。加熱用として販売された鶏肉などを十分加熱せず提供したことが原因とみられる。

大分市発表2017年11月10

http://www.city.oita.oita.jp/www/contents/1510223569629/index.html

1 概要

 平成29年11月6日(月曜日)、市内医療機関から「11月2日(木曜日)に腹痛、下痢、発熱症状があり入院した患者からカンピロバクター・ジェジュニが検出された。」との連絡が大分市保健所にあり、調査を実施したところ、10月28日(土曜日)に市内飲食店で食事をした1グループ3名が食中毒様症状を呈していることが判明しました。

  大分市保健所は、当該店舗で提供された食事を原因としたカンピロバクター・ジェジュニによる食中毒と断定し、本日(11月10日)、食品衛生法に基づき、営業停止(2日間)を命令しました。

2 調査結果

1 調査内容

 1) 発生日時  平成29年10月30日(月曜日)午前8時頃

 2) 原因施設 

           所在地  大分市坂ノ市中央三丁目2番5号

           営業の種類 飲食店営業 一般食堂・レストラン

           屋号  焼きとり 凡天

           営業者  株式会社 クレイン&トータス   代表取締役 宇都宮 明

 3) 原因食品  平成29年10月28日(土曜日)に当該原因施設が調理提供した料理

 【砂ずりの刺身*、ささみわさび*、串焼き、ホルモン鉄板焼、牛マクミ、とり皮チップス、さきいかの天ぷら、だし巻き玉子、りゅうきゅう、冷やっこ、つきみ大福 等】

 *納品書に加熱用と表示された鶏肉を、未加熱または加熱不十分な状態で提供していた。

 4病因物質   カンピロバクター・ジェジュニ

            患者便3検体中2検体からカンピロバクター・ジェジュニを検出

5) 喫食者数  3名(調査中)

 6) 患者数   3名(1グループ)(調査中)   男性2名(23、24歳)、女性1名(23歳)

 7) 症状     腹痛、下痢 等

 8) 受診状況  医療機関受診者1名(入院)

 9) 潜伏時間  37~70時間

 10) 患者状況  現在は、いずれも快方に向かっている

2 食中毒と断定した理由

 1) 患者3名の共通食は、当該原因施設が10月28日(土曜日)に調理提供した料理以外にないこと。

 2) 患者の便からカンピロバクター・ジェジュニを検出し、症状及び潜伏時間がカンピロバクター・ジェジュニによるものと一致していること。

 3) 医師から食中毒患者の届出が提出されたこと。

 以上のことから、上記施設を原因とするカンピロバクター・ジェジュニによる食中毒と断定した。

3 原因施設への措置内容等

 1)行政処分  営業停止命令

 平成29年11月10日(金曜日)から11月11日(土曜日)まで(2日間)なお、当該施設は11月9日(木曜日)に自主休業している。

 2)指導内容

・ 加熱用の鶏肉を、未加熱または加熱不十分な状態で客に提供しないこと。

・ 調理場内の清掃、消毒の徹底を図ること。

・ 調理器具の洗浄、消毒の徹底を図ること。

<カンピロバクター属菌について>

 【食中毒症状】

 食後1~7日(平均2~3日)で発症し、発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢などの症状があらわれます。

 【過去の食中毒の原因食品】

 食肉(牛生レバー、牛刺し、鶏タタキなど)、飲料水、生野菜、牛乳など。

 【対策】

 1) 食肉は十分な加熱(中心温度が75で1分間以上)を行いましょう。

 2) 調理器具を熱湯消毒し、よく乾燥させましょう。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

★青森県:五所川原市の芸能発表会で37人が食中毒 黄色ブドウ球菌

【青森放送20171114 12:20

http://www.rnb.co.jp/nnn/news87613651.html

8日開かれた五所川原市金木町の芸能発表会で、弁当を食べた男女37人が食中毒にかかり、県は弁当を提供した金木町連合婦人会を13日付けで7日間の営業停止処分とした。患者と弁当から黄色ブドウ球菌が検出されたため弁当が原因の集団食中毒と断定した。

青森県公表20171114

https://www.pref.aomori.lg.jp/life/shoku/violation.html

施設に対する行政処分等営業者名・違反施設名等

[営業者名] 外崎れい子  [施設名] 金木公民館金木町連合婦人会

[所在地] 五所川原市金木町菅原367-1

行政処分等を行った理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒)

違反食品  平成29118日に当該施設で提供した弁当

適用条項  食品衛生法第55

行政処分等の内容及び措置状況等

 平成291113日から1119日までの7日間の当該施設の営業停止 

青森県内の食中毒発生状況

発生年月日  29.11.8 摂食者数  調査中  患者数  370

原因食品種別  施設が提供した弁当

病因物質  黄色ブドウ球菌

原因施設の種別  飲食店

管轄保健所  五所川原

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★佐賀県:唐津市の鮮魚店の刺身で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス) 

【佐賀新聞20171110831

http://www.saga-s.co.jp/articles/-/147226

佐賀県は9日、アニサキスによる食中毒が発生したとして唐津市相知町のスーパー「まいづる9FC相知店」内の鮮魚店に営業停止命令(1日間)を出した。

 県生活衛生課によると、6日に同店で刺し身の盛り合わせ(アジ、ヤズ、タイ)を購入して食べた唐津市の60代女性が、胃の痛みを訴えた。

 8日に内視鏡検査し、アニサキスによる食中毒だと分かった。現在は回復しているという。女性の母親も刺し身を食べたが症状は出ず、他に症状を訴える人もいなかった。

 県内の食中毒発生は今年12件目で、アニサキスは7件目。生活衛生課は「加熱や冷凍するなど予防を心掛け、生食の場合は目視で確認を」と注意を呼び掛ける。

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★「死亡するおそれも」熊本市の男性がフグ中毒 青酸カリの1000倍、猛毒テトロドトキシン検出 自分で調理

【西日本新聞20171115() 15:50配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00010009-nishinpc-soci

 熊本市保健所は15日、熊本市内の医療機関から14日に「フグによる食中毒と思われる患者を診察した」との連絡があった、と発表した。

  患者は同市内に住む男性(75)。男性の尿、吐物からフグが持つ猛毒テトロドトキシンが検出され、症状もフグ毒によるものと一致することから、フグ毒による食中毒と断定した。男性は入院中。症状は快方に向かっているという。

  同保健所の調査によると、男性は12日に知人が釣った魚(フグ、カワハギ、真鯛、小アジ)を自宅で調理し、同日夕方、自分以外の3人に刺し身を提供。13日午後6時ごろ、残った内臓を使って味噌汁にして、自分と、家族1人とで食べた。14日午前0時ごろ、男性に手足のしびれ、嘔吐、ふらつきなどの症状が出たため、同1時ごろ、医療機関を受診した。

  フグが持つテトロドトキシンは青酸カリの約1千倍の毒性を持つ極めて危険な自然毒。

  同保健所は「フグは種類によっては身、皮、内臓に毒を持つ。自分でフグを調理するのは非常に危険。死亡するおそれもある」として、絶対に自分で調理などしないよう、注意を呼びかけている。熊本市内でのフグ中毒は、この10年間で3例目で、いずれも家庭での素人料理が原因という。

熊本市発表 平成29年11月15日(抜粋)

http://www.kumamoto-shoku.jp/fck_upload/info/file/H29_11_15houdou.pdf

~フグによる食中毒の発生について~

熊本市内において食中毒が発生しましたのでお知らせします。

1 概要

(1)探知

平成29年11月14日(火)午前10時、熊本市内の医療機関から、熊本市保健所に「フグによる食中毒と思われる患者を診察した。」との連絡がありました。

(2)調査

調査の結果、患者は、11月12日(日)に知人が釣った魚(フグ、カワハギ、真鯛、小あじ)を自宅で調理し、刺身を同日夕方自分以外の3名に提供、その際残った内臓を翌13日()18時頃、味噌汁にして自分と家族1名で食べたところ、14日(火)午前0時頃にふらつき、嘔吐、手足のしびれ等を訴え、14日(火)午前1時頃に熊本市内の医療機関を受診したことが判明しました。

フグは全て調理され、残っていなかったことから種類は特定できませんでしたが、患者の症状がフグ毒(テトロドトキシン)によるものと一致すること、患者を診察した医療機関の医師から食中毒の届出があったこと、患者の尿及び吐物からテトロドトキシンが検出されたことから、フグ毒による食中毒と断定しました。

2 患者の状況

(1)発症日時平成29年11月14日(火)午前0時頃

(2)主な症状全身のしびれ、ろれつ不良、嘔吐

(3)喫食者数2名

(4)有症者数1名(熊本市内在住の75歳男性)

(5)その他患者は現在入院中。症状は快方に向かっています。

3 原因食品11月13日(月)調理したフグ(魚種不明)の内臓入り味噌汁

4 病因物質動物性自然毒(テトロドトキシン)

5 熊本市におけるフグによる食中毒の発生件数(過去10年間)

2件(本事例を含まない)

(内訳:平成26年2件全て家庭での素人料理によるもの)

6 検査状況

                                     
 

検体内容

 
 

検体数

 
 

結果

 

 

 

患者尿

 
 

 
 

テトロドトキシン検出

 

 

 

患者吐物

 
 

 
 

テトロドトキシン検出

 
 

患者血清

 
 

 
 

検査中

 

その他の食中毒情報

★「食中毒」は予防できる! 予防法と気を付けるべき食材を紹介

【オトナンサー20171115 1634分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13894929/

食中毒の「予防三原則」とは

 食中毒は、暑さで食品が傷みやすい夏に多いと考える人が多いかもしれません。しかし、食中毒を引き起こす菌の種類は非常に多く、気を付けるべき食材や対処法がそれぞれ異なるため、季節を問わず一年中注意しなければならないのです。ここでは、食卓に上がる機会の多い料理や食材別の予防法について料理研究家で管理栄養士の関口絢子さんに聞きます。

 まず、食中毒は意外と身近に起きており、ニュースで紹介されているのはごく一部です。厚生労働省発表によると、2016年の食中毒発生件数は全国で1139件、患者数は2252人。これらは共に過去10年間の平均数とほぼ同じでしたが、同年の死者数は平均数の約3倍にあたる14人に上りました。

 食中毒の発生場所は、飲食店が約60%、仕出し屋が10%、給食施設が0.5%程度です。家庭は約10%ですが、病院で診察を受けなかったり、原因が特定できなかったりしたことで保健所に報告されていないケースが多くあると考えられています。この場合、厚労省が発表する件数には含まれません。つまり、この10%という数字は氷山の一角であり、実際はさらに多くの食中毒が発生していると考える専門家もいます。

 食中毒はこれまで「大量の菌がないと感染しない」「人から人へ直接感染しない」との考え方でしたが、わずか数十個の菌で感染するケースもあれば、食品ではなく人が感染源となるケースもあります。食中毒の予防三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、やっつける」。食中毒菌の特性を知ることで三原則をよりうまく実践でき、有効な食中毒予防につながります。

【料理・食材別】気を付けたい食中毒

 身近な料理や食材ごとに、気を付けたい食中毒の対処法についてご紹介します。

【おにぎり・お弁当・サラダ】

 菌が付着した手でおにぎりを握ったり、お弁当やサラダを盛り付けたりすることで発生。原因菌の黄色ブドウ球菌は、人の皮膚や口、鼻の粘膜にあり、傷口ができると侵入して化膿します。ニキビなどが悪化した場合も同様。食後約1時間で吐き気や嘔吐(おうと)、腹痛などの症状が急速に現れる特徴があります。

 手指や顔に化膿しているところがある場合、食品に素手で触らず、手袋などを使うようにします。鼻やのどの粘膜にも菌がいるので、特にかぜのような症状がある場合はマスクを着用してください。おにぎりやお弁当を室温で長時間放置すると菌が分裂・増殖します。夏場は保冷剤や保冷バッグを活用し、6時間以内に食べるようにします。

【肉料理】

 焼き肉の際、生肉を扱う箸と食べる箸を一緒にしてしまったり、肉を切ったまな板を洗わずに生野菜を扱ったりすることで発生します。また、育児中の方のおむつ交換や、夏場の簡易プールなどで2次汚染のリスクも。原因菌はO-157などの腸管出血性大腸菌で、多くが牛の腸管内から汚染されます。食後平均35日たってから血便や激しい腹痛などの重い症状が現れます。

 熱に弱く、75度で1分加熱すると死滅します。加熱不十分のハンバーガーによる発生例もあるため、牛ひき肉を扱う場合もしっかりと加熱調理してください。焼き肉では、生肉を扱う箸と食べる箸を分けるのが重要。肉を切る時に使ったまな板は、しっかりと洗浄・消毒を行うか、野菜のまな板と区別するのがオススメです。

【卵料理】

 常温で放置した卵を料理に使ったり、卵を溶くために使用したボウルや泡立て器の洗浄が不十分なまま使用したりすることで発生します。原因菌は、鶏卵にまれに存在するサルモネラ菌。食後1224時間で下痢を伴う腹痛、発熱がみられます。

 割卵した状態で常温保存すると菌が発生・増殖するため、割れた卵を常温で放置するのは絶対にNG10度以下では発育できないため冷蔵庫で保存してください。65度で3分加熱すると死滅しますが、常温放置で菌が増殖した卵は危険なので注意が必要です。泡立て器など、凹凸があって洗いづらい器具もしっかり目で確認して洗浄を。

【魚料理】

 特に、夏場に刺身や寿司を食べることで発生します。原因菌の腸炎ビブリオ菌は3%の食塩濃度を好みます。海水温が20度以上になると大量に増殖するため、夏場に漁獲された魚介類には腸炎ビブリオ菌が付着しています。約7割は刺身、寿司などの生食用鮮魚介類で発生します。発症は食後23時間と短い場合、12時間程度の場合とさまざまで胃けいれんのような上腹部痛が特徴です。

 塩水を好むので、真水(水道水)の流水で魚介類を洗うのが効果的。酸や熱に弱いので、酢の物や加熱調理が有効です。調理用と記された魚介類は絶対に生食しないでください。また、4度以下でほぼ発育できず、冷凍庫では死滅するので、低温保存がオススメです。魚を切ったまな板で、漬物など塩分のあるものを切ると2次汚染の原因になるので注意が必要です。

【煮込み料理】

 カレーやシチューを鍋ごと常温放置することで発生します。原因菌となるウェルシュ菌は食肉や魚、土壌などあらゆる場所に存在し、酸素がない状態でしか発育しない珍しい菌。煮込み料理が徐々に冷却されていく過程で、菌が急速に増殖します。症状は下痢や腹痛で食後10時間前後で発症します。

 菌は45度の温度帯を好むため、常温で放置すると増殖のリスクが高まります。カレーなどの残りをすぐに食べない場合は、粗熱を取ってから冷蔵庫で保管してください。菌は酸素を嫌うので、粗熱を取る間も適度にカレーをかき混ぜ、空気を含ませることでさらなる予防効果も。なお、ウェルシュ菌A型は100度で4時間の加熱に耐えるため要注意です。

【カキ(二枚貝)】

 生カキを食べることで発生します。まれに、アサリや赤貝、シジミ、ハマグリなどカキ以外の二枚貝が原因になる場合も。低温・乾燥に強いため、11月~3月ごろの寒い時期に多発します。原因菌はノロウイルスですが、カキに蓄積されている菌は中で増殖せず、それを食べて汚染された人の糞便や吐物が空気中に浮遊することによって感染・蔓延します。食後13日で腹痛や嘔吐、下痢を発症し、12日間症状が続きます。

 感染予防には、カキの生食を避けるのが最も効果的。8590度以上で90秒以上の加熱調理も有効です。アルコール消毒は効果が薄いので、次亜塩素酸ソーダなどの消毒を行うのがベスト。また、人から人へ感染するため手洗いやマスクの着用は基本です。家族がノロウイルスに感染した場合は適切に対応してください。

【蜂蜜】

 蜂蜜に含まれるボツリヌス菌の耐性ができるのは幼児期以降。生後1歳未満の乳児は耐性がなく、大腸内で増殖して中毒症状が起きます。とろみがあり、溶けやすいので離乳食に利用しがちですが、1歳未満の乳児には絶対に食べさせないでください。また、大人が食べるお菓子にも蜂蜜が使われている場合が多いため、誤って乳児が口に入れないように注意が必要です。

家庭における食中毒の予防法

 食材の購入から、でき上がった料理を保存するまでの間に注意したいポイントをまとめました。

【購入する時】

 消費期限と、加熱調理の必要の有無をチェックします。保冷剤や保冷バッグ、無料で利用できるスーパーの氷などを活用し、購入後はなるべく早く家に持ち帰るようにしてください。

【保存する時】

 肉や魚の汁漏れがないか確認し、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れてください。

【料理の下ごしらえの時】

 手や顔の傷口をチェックし、手洗いを徹底することが重要です。使用する器具類はきれいに洗って乾燥されたものかを確認しておきます。食材は使用する直前に冷蔵庫から出し、よく洗ってください。まな板は、肉用と魚用、野菜用に区別するのがオススメですが、難しい場合は肉や魚を扱った後に熱湯をかけて消毒してください。

【調理中】

 食材の下処理で手が汚れているので、加熱調理の工程に移る前にもう一度手を洗います。仕込み途中の食材はいったん冷蔵庫に保存しておきます。調理では、しっかりと加熱し、盛り付け前には調理台と手を清潔にしてください。

【食事中】

 食べる前に必ず手洗いを。焼き肉などの時は菜箸をうまく活用しましょう。

【残った料理を保存する時】

 調理してから時間がたち過ぎたものは、思い切って捨ててください。小分けにして保存することで早く冷やすことができ、食べる時に必要な分を取り出しやすくなります。

食中毒を予防して、安全な食卓を

「食中毒菌にも個性があるため、全て火を通せば大丈夫というわけではありません。菌の特性を正しく知ることが、効果的な予防につながります。食中毒菌を撃退して、おいしく安全な食卓を作りましょう」(関口さん)

(オトナンサー編集部)

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★茨城県:ひたちなか市の保育園50人が感染性胃腸炎 ノロウイルス

【茨城県発表平成 29年11月16日(木)(抜粋)

http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/documents/20171116-noro.pdf

ひたちなか保健所管内 

社会福祉法人敬朋福祉会堀川保育園(ひたちなか市・保育所) 園長名 堀川忠嗣

所在地 ひたちなか市八幡町514号  園児数230名  職員数46

主な症状  嘔吐・下痢  

発症者の状況

1110日に学校等欠席者・感染症情報システム()にてひたちなか保健所が探知しました。ひたちなか保健所が調査したところ,117日から15日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が,50名となったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず,発症者は全員快方に向かっております。

検査及び結果県衛生研究所で園児5名の検体(便)を検査したところ,全ての検体からノロウイルスが検出されました。

園の対応状況

① 園児及び職員の健康観察の徹底

②症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診

③保護者への注意喚起

④手洗いの励行

⑤嘔吐物の適切な処理,施設内消毒

⑥園医・市主管課への報告・相談

⑦行事の自粛

★北九州市:保育所で31人が感染性胃腸炎(疑い)

【北九州市発表平成 29年11月13日(抜粋)

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000786000.pdf

市内において、感染性胃腸炎(5類感染症)が疑われる集団発生ありましたので、 北九州市感染症公表要領に基づき お知らせいたします。

1 概 要

平成29 年11月13日(月)、若松区の保育所(施設規模: 100 150 人規模 )から北九州市保健所に、嘔吐・下痢症状を呈している患者の集団発生について報告があった。

2 有症状者の発況 31名(ここでの有症状者の計上は、発症日から報告日までの新規発症者の累計)

内訳 :園児 :園児 31名(男性16名・女性15名)

4 症 状 嘔吐、下痢

5 現在の有症状者 14名(うち入院患者1名)(平成291113日時点)

6 行政対応 行政対応

・施設 に対して、健康調査と感染拡大防止(吐ぶつ処理や施設内消毒清掃) などの指導を実施。

・手洗いの徹底など予防励行を広く呼びかけ 。

・家庭内で二次感染を起こさないよう、拡大防止の周知指導。

・発生の状況及び調査結果から、食中毒可能性は低いと考えている 。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★神戸市の小学校給食にハエ混入 児童の健康被害なし

【産経新聞201711/11() 8:45配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00000508-san-soci

 神戸市教委は10日、市立福池小学校(東灘区本山南町)で8日に提供された給食にハエ(体長9ミリ)が混入していたと発表した。健康被害などは報告されていない。

  市教委によると、同小で8日午後1時ごろ、2年生の女子児童が給食の「にびたし」を食べようとした際、にびたしにハエが付着しているのを見つけ、担任教諭に報告した。ハエの状態から調理が行われた校内の給食室で混入した可能性が高いという。

★富山県:高岡市 保育園児のミルクに脱酸素剤混入、67人飲む

【読売新聞20171111 1041分】

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171111-OYT1T50011.html

富山県高岡市は10日、市立西部保育園(高岡市横田本町)で、調理員が誤って脱酸素剤を混入させた抹茶ミルクを園児67人が飲んだと発表した。

 これまでに体調不良を訴えた園児はいないという。同市では昨年11月にも別の市立保育園で同様の異物混入があり、衛生管理マニュアルを見直したが、生かされなかった。

 発表によると、10日午後3時頃、おやつとして出された抹茶ミルクを飲んだ園児がコップ内に破れた袋が入っているのを見つけた。保育士がすぐに飲むのをやめさせたが、園児87人のうち0歳児4人、1歳児14人、3歳児10人、4歳児23人、5歳児16人が飲んだという。

 脱酸素剤は酸化を防ぐためのもので、縦約3センチ、横約2センチの薄い袋に入った状態で抹茶ミルクを作るための粉末の製品に同封されていた。60歳代の女性調理員が粉末とミルクをミキサーで混ぜる際に、誤って混入したという。市は「鉄粉などが主成分で安全が確認されている」と説明するが、11日も園児の健康状態の確認を続ける。

 市は昨年の混入を受け、〈1〉1人で作業せず「(食材の)中身は確認しましたか」などと声を掛け合う〈2〉食材をザルとボウルを使って確認し、異物があれば取り除く――などとマニュアルを見直した。だが、調理員は今回1人で作業し、粉末をボウルに開けただけでザルは使っていなかったという。

 吉沢実福祉保健部長は「マニュアルが徹底できていなかった。給食の安全性を損ない、おわびする」と謝罪した。同部は、11日に保育園長や調理員らを集めて緊急の対策会議を開き、再発防止を徹底する。

★大分県:臼杵市ち中学校給食で2日続て異物混入 

【日テレNEWS2420171110 2050分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13874376/

大分・臼杵市の中学校で給食への異物混入が2日連続で起きていたことが分かった。市の教育委員会は「調理過程の見直しを行いたい」としている。

 1辺が7センチほどの三角形のビニール片のようなものが給食のおかずに入っていた。臼杵市によると異物混入があったのは西中学校で、8日の給食で出された豚キムチに混じっていた。生徒が口に入れる前に気づいたため健康被害は出ていない。

 給食は臼杵学校給食センターで作られていて、市は調理の過程で紛れ込んだとみている。

 西中学校では今月7日にも給食への異物混入が発生。この時は小さな磁石のようなものが混じっていた。

 一連の問題を受け、市の教育委員会は各学校や保護者に対し今後、安全対策に努めるといった内容の文書を送っていて「再発防止に向け調理過程を見直したい」としている。 

★<異物混入>給食にまた 豚キムチにビニール片 大分・臼杵

【毎日新聞201711/11() 13:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171111-00000045-mai-soci

 大分県臼杵市教育委員会は10日、同市立西中学校の給食にラップのような異物が混入していたと発表した。今のところ健康被害はない。同校では今月7日にも異物混入があったばかり。ともに臼杵学校給食センター(同市海添)が提供しており、市教委は「原因の特定を急ぐとともに、食材に異物が混入していないかどうか、確認作業を強化する」と話している。

  市教委によると、8日午後0時25分ごろ、同校3年の男子生徒が給食の「豚キムチ」を食べようとした際、約7センチのビニール片が入っているのを見つけた。給食センターや食材納入業者はラップのような物を使用していないという。納入した段階で既に混入していたり、配膳の過程で混入したりした可能性もあるとして調べている。

  同校では7日にも、同センターが供給した「サケのクリームスパゲティ」から、円形の磁気治療器(直径5ミリ、厚さ2ミリ)3個が発見されており、異物混入が2日続いたことになる。【尾形有菜】

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★水戸市:魚介類販売業者 許可受けず冷凍マグロ700キロを販売の男ら逮捕

【テレ朝news 20171116 1845分】

  マグロ700キロを無許可で販売したとして、男3人が逮捕されました。

 茨城県水戸市の魚介類販売業・飯島芳治郎容疑者(69)ら3人は、保健所の許可を受けずに冷凍マグロ約700キロを販売した疑いが持たれています。警察によりますと、飯島容疑者らは2月ごろから11月ごろまでの間、栃木・茨城・埼玉県内の飲食店にマグロを販売し、約130万円を売り上げていたということです。今のところ、食中毒など健康被害は確認されていません。 

HACCP関係情報>

★食品衛生法改正 実態に合う対策を

【化学工業日報20171114日】

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/11/14-31678.html

 食品衛生法の改正に向け、厚生労働省の懇談会による報告書案がまとまった。改正の要点を探るのを狙いとしたものだが、大きな課題は、義務化の方向で固まったHACCPによる衛生管理制度の詳細を詰めることにある。食品衛生が求められる領域を考えると、世界の潮流に合わせるだけでなく、日本ならではの中食市場の拡大や高齢化対応・健康志向のフードビジネス台頭といったライフスタイルの変化など幅広い視点が必要だ。新しい食のあり方に柔軟に対応し、どのように向き合い、安全性を確保するか。実現可能な対策を盛り込むことが改正のポイントとなるだろう。

  食品衛生法は2003年の改正から14年が経過した。この03年および前年02年の改正では、残留農薬の基準設定や食品添加物に関係する事柄が目立った。一方、今回改正は多様で、リスクの高い成分を含有する健康食品の健康被害防止対策、食品用器具および容器包装規制の見直し、輸入食品の安全性確保・食品輸出事務の法定化などの課題が並ぶ。リスク分析研究の進展によって新しい科学的評価手法が取り入れられ、従来は見分けられなかったリスクの予測・判定が可能になったのが大きな要因だ。日本はレギュラトリーサイエンスの国際的な質が高く、課題の抽出に難はない。しかし有効な解決策を創出し、速やかに実行できる対策に仕上げることは得意ではない。

  懇談会は有識者で構成され、9月から検討を開始した。HACCP義務化に関しては、18年中に食品衛生法改正案を国会提出する前提で、年内に提言をまとめるよう求められている。国際的な食品衛生水準を国内に整え、20年開催の東京オリンピック・パラリンピックに間に合わせるためだ。しかし15年の調査では、売上高100億円以上の食品加工メーカーのHACCP導入率は約90%だが、中小企業では35%にとどまる。そこで提言では、とくに小規模企業に対してハードルを下げた基準を厚労省と調整して設定することを提案。業界ごとに手引書を作成し、対応できるよう周知すべきとした。また関連して、食中毒リスクに応じて食品衛生法が定める許可業種を現在の34業種から見直すとともに、営業届出制度の創設を改正案に盛り込むよう求めている。

  だが中小食品業者の負担増は必至である。HACCPの義務化、届出制度の完全普及は「東京オリンピック・パラリンピックまで」をリミットとせず、東京や競技開催地、海外チーム合宿地を先行するなど、多様性に配慮した弾力的対応も勘案すべきではないか。

<職場環境関係情報>

★喫煙可 150平方メートル以下 飲食店、大幅に後退 厚労省新案

【東京新聞20171116日 夕刊】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201711/CK2017111602000244.html

 厚生労働省が受動喫煙防止策として、店舗面積百五十平方メートル以下の飲食店での喫煙を認める新たな案を自民党と調整していることが十六日、分かった。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックまでの全面施行に向け、来年の通常国会に健康増進法の改正案提出を目指す。

 昨年厚労省が示した当初案の「三十平方メートル以下」から大幅に後退する内容。医師会や患者団体に加え、自民党内にもより厳しい防止策を求める声があり、激しい反発が起きそうだ。

 新たな案は、飲食店内は原則禁煙だが、店舗面積百五十平方メートル以下は喫煙可とできる。ただ新規開業や大手チェーンの店舗では喫煙を認めず、既存店舗の営業影響を考慮した臨時措置と位置付けている。見直し時期は設けていない。

 厚労省は来春にも法を成立させて、啓発活動などすぐにできるものは夏から実施していきたい考え。百五十平方メートルよりも広い飲食店の場合、原則禁煙とするが、喫煙専用室を設置すれば喫煙を認める。専用室の工事期間として一年半程度の周知期間を設け、二〇年四月からの施行を検討している。医療施設や小中高校は敷地内禁煙とし、一年程度の周知期間を見込んでいる。

 受動喫煙防止策を巡っては、今年三月、原則屋内禁煙にこだわった塩崎恭久前厚労相が三十平方メートル以下のバーやスナックなどに限り例外的に喫煙可とする厚労省案を提示。しかし自民党がこれに反発して百五十平方メートル以下に緩めた対案を示し、協議は決裂した経緯がある。八月に加藤勝信厚生労働相が着任し、調整を続けている。

◆すべてを禁煙に

<日本禁煙科学会理事長の高橋裕子京都大特任教授の話> 百五十平方メートルでは家族連れが訪れる店が含まれ、子どもにまで影響が及ぶ。従業員の受動喫煙も店の大小に関係ない問題だ。喫煙できる店とできない店で収益に差が出る不安があるなら、すべて禁煙にするのが本来の姿だ。厚生労働省が自民党の理解を得て健康増進法を改正するために妥協したのかもしれないが、言語道断だ。喫煙を認めるのが臨時措置だとしても、終了のめどを示さなければいつまでも残る恐れがある。

◆首都圏 より厳しい自治体も

 首都圏では、受動喫煙防止に向け、厚生労働省の案よりも厳しい対策を進める自治体もある。

 東京都は九月、飲食店など多数の人が利用する施設を原則屋内禁煙とする罰則付きの受動喫煙防止条例の素案を公表。例外は面積三十平方メートル以下のバーやスナックなどだが、さらに従業員を使用しない店か、全従業員が喫煙に同意して未成年者を立ち入らせない店という条件を付けている。

 都民からの意見を公募し、現在集計作業中。来年二~三月に開かれる都議会定例会に条例案を提出する方針だ。

 神奈川県では二〇一〇年、学校や病院、飲食店などに禁煙または完全分煙を義務付け、違反した場合は罰則を科す全国初の受動喫煙防止条例が施行された。

 ただ、調理場を除いて面積百平方メートル以下の飲食店などは例外になっている。

<受動喫煙> たばこの煙にはニコチンなどの有害物質が含まれている。他人のたばこの煙を吸い込む受動喫煙でも健康被害が起きることが分かっており、国立がん研究センターの推計では、肺がんや脳卒中などにより国内で毎年1万5000人が死亡している。学校や事業所、飲食店といった公共の場所での屋内喫煙を法律で禁止する国は約50カ国に上り、厳しい規制のない日本の遅れが目立つ。

<学校給食関係情報>

★「おいしくない給食」問題の裏に、小中学校「給食格差」があった!

「デリバリー方式」が急増するワケ 鳫 咲子跡見学園女子大学教授

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53456

なぜ、おいしくないと言われたのか?

少し前に、神奈川県大磯町の学校給食で「冷たくておいしくない」「異物が混入していた」と大量の食べ残しが発生した事件がありました。

PTAが提供した写真には、1人分ずつの弁当箱に食べ残しがあり、食器によそわれる小学校の給食とはずいぶん様子が違いました。

大磯町のような給食は、弁当箱型のデリバリー方式と呼ばれます。デリバリー給食では、民間業者が調理した給食が学校に配送されます。

小学生の給食は、学校内の給食室で作る「自校方式」が58.5%、複数の学校の給食を一括して共同調理場で作る「センター方式」が41.1%で、「デリバリー方式」は0.4%にすぎません(図表1)。

しかし、中学生の給食は、「自校方式」30.1%、「センター方式」58.0%で、「デリバリー方式」が11.9%と小学生より高めです。

デリバリー方式では、食中毒を防ぐため、10℃以下の温度で運ばなければいけないことになっています。しかし、中学校では、コンビニのように電子レンジで温めることはできません。

小学校の時に、自校方式の出来たての給食を食べていた子どもにとって、中学校のデリバリー方式の給食は「冷たくておいしくない」ということになるかもしれません。

デリバリー方式による中学校給食の急増

なぜ、中学生の給食は、小学生よりもデリバリー方式が多いのでしょうか?

パンやご飯など主食とおかず、ミルクがそろった「完全給食」を食べている子どもが、全国の小学生では98.9%ですが、中学生では78.0%と小学生とは開きがあります(図表2)。

 

小学校の給食は、都市部を中心に戦前から実施され、戦争中の中断や戦後の海外からの支援の時代を経て、1960年代後半に完全給食実施率は90%以上になりました。

一方、中学校は、戦前は義務教育ではなく、戦後、義務教育としてスタートしたため、完全給食の実施も小学校に遅れました。その後も、19702010年まで40年間も5060%の実施率に留まっていました。

しかし、2010年以降、中学校における完全給食実施率が再上昇しています。調理方式では、デリバリー方式が増えています(図表3)。

 

公立中学校の完全給食を最近始めた市町村では、デリバリー方式が選ばれることが多いのです。大磯町もこのような市町村の一つでした。

なぜ、デリバリー給食が選ばれるのか?

大磯町のように中学校給食を最近はじめた市町村には、北九州市・大阪市・神戸市・川崎市・堺市など政令指定都市と呼ばれる大都市もあります。

神戸市では、「自校方式」、「親子方式」、「センター方式」、「デリバリー方式」などの調理方式別の財政負担額を試算しています(図表4)。

「親子方式」というのは、距離の近い学校が調理施設のない学校の給食も調理し、配送する方式です。小学校が中学校にも配食する方式が北九州市などで採用されています。

給食に関する費用のうち、食材費は保護者が給食費として負担しています。市町村が税金で負担するのは、施設の建設費など初期投資費、施設や備品の修繕更新費、人件費・光熱費など維持管理・運営費です。このうち、初期投資費には国庫補助があります。

「デリバリー方式」の場合、給食施設の建設・修繕費が民間業者への毎年の委託料に含まれるので、毎年支出される維持管理・運営費が安い訳ではありませんが、施設の建設費など初期投資費が要らないので当初の負担は少なくすみます。

「弁当箱型」と「食缶型」

デリバリー方式には、「食缶型」と大磯町の中学校給食のような「弁当箱型」があります。「食缶型」では、多くの小学校の給食のように、クラス単位で全員のおかずなどが種類ごとにまとめて入っている「食缶」から給食当番が配膳します。

「弁当箱型」は、「食缶型」より配膳が簡単で時間がかからないことから、昼休み時間の短い中学校で選ばれやすいという実態もあります。

「弁当箱型」のデリバリー方式では、全員が給食を食べるのではなく、希望者のみの給食になることもあります。希望する家庭は、前もって給食費を前払いして申し込むことになります。

当然のことながら、給食費未納の問題は生じませんが、申し込まなかった子どもは給食を食べることはできません。

給食のない中学校の状況

中学生の完全給食率は78.0%で、残りは弁当等の持参、ミルクのみが出されるミルク給食などです。完全給食のない市町村は、神奈川・近畿地方・高知・広島 ・九州北部の各県に多く、地域的な片寄りがあります(図表5)。


神戸市の試算では、給食費補助のための就学援助費等が年間4.2億円必要と試算されています。就学援助は、生活保護の1.3倍程度の所得の低所得家庭を対象に小中学生の給食費や学用品費を市町村が支援する制度です。

全国の小中学生の15.6%152万人が支援を受けています。給食費に対する支援については、中学校で給食がなければ支援を受けることはできません。

完全給食がはじまる前の大阪市では、週何回弁当を持参してきているかと、週何回朝食を食べているかの関係が調査されました。その結果、弁当をほとんど持って来ない中学生ほど、朝食を食べる回数が少ないことがわかりました(図表6)。

一方、毎日弁当を持って来ている中学生は、朝食も毎日食べていることが多かったのです。給食には、このような子どもの食生活格差を少なくする働きがあります。

 

給食再開に向けて

大磯町では、業者の撤退により給食が休止しています。

同様の異物混入事件は、2015年に神戸市でもありました。事件後、神戸市では、神戸市中学校給食の検証・検討に関する有識者会議の議論を経て、異物混入事案について情報公開のガイドラインが作られ給食が再開されました。

これから中学校給食を実施する自治体においても、大磯町や神戸市のような経験を共有することが必要です。

国の第3次食育推進基本計画では、2020年度までに公立中学校の給食実施率を90%以上にすることが目標となっています。子どもの食生活格差を改善する観点からも、中学校給食実施率の目標達成が急がれます。

【参考文献】
鳫咲子『
給食費未納 子どもの貧困と食生活格差』(光文社)20169月【注】
 
文部科学省「平成26年度就学援助実施状況等調査」20173

★「まずい給食」も出る時代に、学校で行われる味覚教育とは?

madame FIGARO.jp 20171115() 22:40配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171115-00010002-figaro-life&p=1

今、子供の食環境に「黄信号」が灯っている。しかし、食環境を充実させようにも共働き家庭では限界もあり、「だからこそ学校で食育を」として実施されているのが、味覚の一週間というイベントだ。

「まずい給食」が話題になっている。神奈川県の中学校で、コスト削減のために給食室を閉鎖して外部の業者に委託したところ、大量の食べ残しが発生。テレビやネットで食べ残しの写真と共に大きく報じられた。

 異物混入などの問題もあったようだが、この問題の根底には、生徒が食べる頃には給食が冷たくなっていたこと、生徒たちから「おかずがみんな同じ色だった」などの不満が出たように見た目も悪かったことがあった。

 味覚の世界的権威として知られる味覚研究所(フランス)のジャック・ピュイゼ博士によると、味覚とは「『多数の感覚』が混ざり合ったもの」だ。「嗅覚と味覚はもちろん、温度による感覚も、視覚も、聴覚も関わって」いるという。

 味が濃い・薄いなどの味つけだけでなく、食べ物の温度や見た目、そして食べたときの音も含めた複合的なものが味覚というわけだ。したがって、「まずい給食」に対する子供たちの反応は、至極もっともな反応だったと言える。

家庭の代わりに学校で...という主催者の思い

しかし、日本では今、その子供たちを取り巻く食環境に「黄信号」が灯っている。学校や習い事で常に忙しく、ご飯を食べる時間が不規則に。働く女性の増加によって、食事の支度にかつてほど時間を割けなくなっている現状もある。家族で食卓を囲む経験、出来立ての家庭料理を食べる経験が貴重なものとなっているのだ。

 「お母さんもお父さんも遅くまで一生懸命働き、仕事で疲れているのに、手づくりの食事をお子さんたちに食べさせてくださいとはあまり言えません」と、「味覚の一週間(R)」事務局長の瀬古篤子氏は言う。「家庭で食について学ぶ経験が難しくなっているからこそ、代わりに学校でその機会を提供できたらという思いがあります」

2005年に食育基本法が制定された際には、食べることは個人的なことだから国や教育機関が関与すべきではないという意見もあった。しかし、食育への要望はその後、教育現場レベルでも高まり、今では多くの小学校で食育が行われるようになっている。「味覚の一週間」もその1つだ。

2011年に始まった味覚教育のイベントである「味覚の一週間」は、今年で7回目の開催。1023日から29日までで、全国244校、600クラス、15877人が参加した。この2年間で参加者は約2倍となり、活動はどんどん広がっている。

そもそも味覚教育とは何だろうか。

1974年、ピュイゼ博士がフランスで実施した「味覚を目覚めさせる授業」が味覚教育の始まりとされる。以来、フランスでは十数万人もの小学生が「味覚を目覚めさせる授業」に参加してきた。彼の開発した「ピュイゼ理論」は味覚教育理論の基本として世界中に広がり、このたび日本でも、著書『子どもの味覚を育てる――親子で学ぶ「ピュイゼ理論」』(石井克枝・田尻泉監修、鳥取絹子訳、CCCメディアハウス)が発売された。

その味覚教育が盛んなフランスで1990年に生まれたのが「味覚の一週間」。姉妹版として、日本でも2011年に始まった。フレンチのシェフだけでなく、和食も含めた国内外のトップクラスの料理人、そして生産者が講師を務め、手弁当で全国の小学生たちに出張授業を行うという贅沢ぶりだ。

勉強の集中力アップにもつながる

瀬古事務局長によると、これは「きっかけを与える授業」だ。一度授業を受けると、「甘い」だけでなく、「甘味の中に酸っぱさもある」というように、子供たちが自分で味を見つけられるようになるという。

 子供の味覚は限られており、放っておけば、自分の好きな物ばかりを食するなど偏りが出てしまいがち。だからこそ、さまざまな食べ物に出合えるよう大人が導く必要があると瀬古氏は力説する。

 授業の最後に講師手づくりのマカロンで、フルーツの酸味、クリームの甘味、チョコレートの苦味などさまざまな味が含まれていることを子供たちが確認(2016年の「味覚の一週間」より) 写真提供:「味覚の一週間」事務局

 「味覚の一週間」の活動を支えるのは、各学校と講師、事務局をつなぐ草の根ボランティアのコーディネーターたちだ。一方、行政レベルでも、「食の都」づくりを掲げ、「ふじのくに食の都仕事人」として表彰した料理人や菓子職人と連携し、地元の生産者や食材に子供たちが触れ合う機会の創出に取り組む静岡県のような自治体が増えてきている。

ピュイゼ博士は、五感を働かせて感じた「味覚」を言葉で表現する重要性を説くが、実際に「味覚の一週間」を通して言葉が豊かになったり、コミュニケーション量の増加が見られたり、「もったいない」という気持ち、または喜びを他者と共有することができるようになったりするという。

また、小学校高学年までに食育を行うことで勉強にも集中できるようになることなどが近年分かってきており、その成果が研究としてもまとめられている。

 単なる味、たかが食と思うことなかれ。このように食育は、味を学ぶ以上の効果を期待でき、さらには大人と子供が一緒にコミュニケーションを図ることのできる手段にもなっているのだ。

from Newsweek Japan ニューズウィーク日本版より転載

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

★「まずい」なんて言わせない 芦屋の絶品給食

【デイリー20171113() 11:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171113-00000048-dal-life

 大量の食べ残しから果ては異物混入…。「まずい給食」として話題になってしまった神奈川県大磯町の町立中学校給食。給食自体のイメージが下がりかねない中、兵庫・芦屋市の学校給食は「おいしい給食」として積極的にPRを展開している。今年5月には、人気メニューをまとめたレシピ本を出版。セレブな街の絶品給食が注目されている。
 官公庁が出版した本としては異例のヒットとなった。「芦屋の給食-オシャレな街のおいしい献立」は、市立小学校全8校に加え、2015年度から給食がスタートした潮見中学校で実際に提供されたメニューのレシピが紹介されている。初版3000部を出版後、すぐに重版が決まった。同市の大手書店で売り上げランキング1位になるなど反響は上々だ。
 “実食の場”でも好評を博す。夏休みに行われた「学校給食展」で試食会を実施。市役所食堂でも10月に2度、本の中からスペシャルメニューを提供した。1回目は市立山手小学校の献立を再現。「フレンチトースト」に「鶏肉のソテー ラタトゥユソース添え」と、まるでカフェ飯のような仕上がり。オープンからわずか30分で売り切れとなった。
 おいしさの秘密は同市の「食育」への意識の高さにある。給食開始以来、自校方式を採用。栄養教諭を各校1人つけ、シチューのルーから手作りするほどこだわりは強い。市学校教育課の野間靖雅さんは「安全、安心で、温かいものを提供できる」と胸を張る。
 栄養バランスや1食の費用を守りながらもメニューや食材調達が柔軟なのもメリットの一つ。生徒の育てた野菜を使用したり、生徒の声を参考にアレンジしたこともある。子どもが鶏の照り焼きをご飯にのせて食べていたのをヒントに、焼き鳥丼へ“改良”したのはその例だ。各校独自のメニューだが、おいしさへの追求に連携プレーを惜しまない。
 20年度までには、残り2校の市立中学校でも自校方式の給食提供を予定。育ちざかりの子どもはもちろん、保護者にとっても“おいしい”限りでは。(デイリースポーツ・佐藤敬久)

★旭川市教委、給食にPEN樹脂製食器導入 市民団体「安全性、健康面で問題」

【北海道新聞20171115 10:11 更新】

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/145150

 旭川市教委が2018年度から小中学校の給食にPEN(ポリエチレンナフタレート)樹脂製の食器を導入することについて、市民団体が「プラスチックへの逆戻りだ」と反発している。市教委はプラスチック製から磁器製への切り替えを進めてきたが、壊れやすさや買い替え費用の負担増から方針を転換。市民団体は、化学物質を使った食器なので健康への影響はゼロではないとして、安全性の高い磁器製を使い続けるよう求めている。

 市内の小中学校はプラスチック製の食器を使っていたが、健康への影響が指摘され、2002年度から順次、磁器製に変更している。現在、81校中62校が切り替え済みだ。

 PEN食器はプラスチック素材だが、重さは磁器の半分と軽く、壊れにくいのが特長。学校の8割近くで導入済みの磁器に代えて、PEN食器を導入する理由について、市教委は《1》磁器は重く調理員が扱いづらい《2》壊れやすく買い替えの費用負担が大きい―などを挙げる。また、更新時期について、磁器が「破損、劣化時」、PEN食器が「10年」と想定。購入と買い替えにかかる費用を10年間で比較すると、磁器が1億3千万円なのに対し、PEN食器は8900万円と試算した。

 市教委は9月の市議会経済文教委員会でPEN食器の導入を報告。これに対し、「健康被害はゼロではない」として、旭川女性会議、旭川「地球村」、チーム「今だから」、ウィメンズネット旭川の4市民団体が10月5日、磁器への完全切り替えを目指すよう求める要望書を市教委に提出した。

★介護施設のみそ汁「変な味」 異物混入容疑で職員逮捕

【朝日新聞デジタル201711/15() 23:33配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171115-00000088-asahi-soci

 介護施設で職員用のみそ汁が入った鍋に異物を混入したとして、兵庫県警は15日、施設の非常勤職員の山森俊彦容疑者(52)=同県伊丹市荻野西2丁目=を偽計業務妨害の疑いで逮捕し、発表した。「下剤効果のある錠剤を入れた」と容疑を認めているという。

 伊丹署によると、山森容疑者は13日、伊丹市内の介護老人保健施設「伊丹ゆうあい」の職員用の食堂で、みそ汁が入った鍋に異物を混入し、施設の業務を妨害した疑いがある。

  10月30日と11月6日に、みそ汁を飲んだ職員から「変な味がする」との指摘があり、施設側は13日に鍋を置く食堂にビデオカメラを設置した。同日にも再び職員から同様の指摘があり、撮影内容を確認。山森容疑者とみられる男が鍋の前で不自然な動きをする様子が映っていたことから、伊丹署に相談した。職員に健康被害はないという。

  施設を運営する医療法人によると、山森容疑者は春からこの施設で勤務し、利用者らを車で送迎するなどの仕事をしていたという。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★島根県での高病原性鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥緊急調査チームによる調査の結果について

【環境庁発表(H2.1.15 14:00)】

http://www.env.go.jp/nature/dobutsu/bird_flu/171115shimane_chosa1.pdf

島根県松江市において11月5日に回収されたコブハクチョウから高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、11月13 日(月)~15日(水)に野鳥緊急調査チームを現地に派遣し、現地の野鳥の生息状況などの調査を実施しましたので、以下のとおり結果をお知らせします。

1 調査結果

11月13日(月)~15日(水)にかけて、島根県松江市の発生地点周辺半径10㎞圏内の野鳥監視重点区域内を中心とした渡り鳥の飛来地等の計13地点において生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施。検査対象となる死亡個体の回収等の異常は確認されなかった。

なお、調査チーム派遣期間内に、中国四国地方環境事務所及び島根県による当該10㎞圏内の監視においても検査対象となる死亡個体の回収等の異常は確認されなかった。

★鳥インフルエンザ 高病原性、県内2例目 宍道湖岸の死骸 監視強化継続へ /島根

【毎日新聞20171114日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171114/ddl/k32/040/343000c

 県は13日、松江市内の宍道湖岸で7日に回収された野鳥のキンクロハジロの死骸から、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を検出したと発表した。確定検査で毒性が強い高病原性が確認されたのは県内で今季2例目。また、県は同日、新たに野鳥3羽の死骸から、簡易検査でA型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応を確認したと発表した。

<ジビエ関係情報>

★「信州ジビエ食べ歩き」始まる

NHK 首都圏NWESWEB 20171116日 0632分】

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171116/0003680.html

長野県内各地で捕獲されたシカやイノシシなどの肉、「ジビエ」の普及を図るキャンペーンが、15日から始まりました。

 「信州ジビエ食べ歩き」と題したこのキャンペーンは、野生の生き物を食材として活用するとともに、観光客の誘致にもつなげようと長野県が狩猟解禁日に合わせて、おととしから行っています。

ことしはシカやイノシシの肉を使った料理を提供する32の飲食店が参加しました。

このうち長野市のイタリア料理店では、シカの肉だけを使ったハンバーグをメニューに加えています。

ハンバーグにはモモやロースなどシカの複数の部位を使い、淡泊なシカの肉に合わせて赤ワインの入った濃厚なデミグラスソースをかけて仕上げました。

 最近は、シカの肉の処理技術が向上し、臭みのないおいしい肉が手に入るということで、イタリア料理店のオーナー、滝口誠さんは「信州の山のものを食べて育ったシカなので、地産地消の代表的な食材になってほしい」と話していました。

 「信州ジビエ食べ歩き」は来年2月15日までで、長野県によりますと参加する飲食店は今後も増える見通しだということです。

★銘柄ジビエ おおち 山くじら 信頼の証し 「現地で確認」徹底 適正駆除、資源保護も 島根県美郷町

【日本農業新聞20171114() 7:02配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171114-00010001-agrinews-ind

 研究機関や食肉販売業者などと連携し、獣害対策と併せてイノシシ肉の出荷を商業ベースに乗せている島根県美郷町は、独自の捕獲奨励金制度で全頭現地確認を徹底している。手間のかかる現地確認を行うことで、生息数を正確に把握して効果的な対策を打ち、資源の有効活用につなげる狙い。不正受給問題で国の補助金の交付ルールが来年4月から厳しくなる中、先進事例として注目される。
 島根県美郷町は、「おおち山くじら」のブランドイノシシ肉で知られる。同町の狩猟者らで構成する「おおち山くじら生産者組合」は、年間約400頭を生きたまま処理施設に運んで良質な精肉に仕上げ、ジビエ(野生鳥獣の肉)として首都圏にも販路を広げている。
 2004年に美郷町として合併した旧邑智町ではかつて、捕獲奨励金の不正疑惑が持ち上がっていた。近隣自治体のイノシシ捕獲数が横ばいだった1999年度、同町では捕獲が急増し、過去最高の732頭を記録した。近隣自治体は個体の現地確認をしていたが、同町は尻尾の提出で済ませていた。奨励金を受け取れない狩猟期に捕獲した個体の尻尾を、4月まで冷凍保存して持ち込んでいた可能性が高いという。
 そこで次年度は現地確認に切り替えたところ、捕獲は299頭に激減。月別頭数で見ると、99年度は4月に89頭、5月に67頭捕獲されていたが、2000年度は4月がゼロ、5月が7頭だった。現場確認に切り替える際は猟友会から反発もあったが、理解を求めた。
 現在は捕獲した農家らから連絡を受けた町職員が、現地に出向き捕獲を確認する。邑智町時代から確認に携わる美郷町産業振興課の安田亮課長補佐は「負担は増すが、被害を減らすという目的を達成するためには、正確な統計を取って対策や事業に生かす必要がある」と強調する。
 今年度40頭ほど捕獲した品川光広さん(61)は「不正はあってはならないことで、誰もが現地確認は必要と思っている」と理解を示す。
 正確な数字を積み重ねることで、獣害対策も講じやすくなった。通常は67月に増える子イノシシだが、今年は8月後半から増加していたことが分かった。この時期に農作物被害が出やすくなるため、町はわなの管理などを改めて呼び掛けた。
 捕獲を進め過ぎたことで、食肉用が足りなくなる事態も他県では起きていることから、有害個体だけを捕獲するよう指導。被害対策と利活用を両立させている。

交付ルール厳格化 農水省が来年4

 農水省が6月に発表した市町村やJAなどでつくる「地域協議会」を対象とした調査で、全体の15%に当たる140の協議会で「鳥獣被害防止総合対策交付金」を支払う際の捕獲確認が不十分だった。市町村担当者が現地確認までしている協議会は、17%(159)にとどまる。

  昨年7月、職員が捕獲写真の偽装に気付いて交付金の不正受給が発覚した鹿児島県霧島市。1316年度の捕獲件数11327件のうち、本人も偽装を認めたのは252件、偽装の疑いがあると市が判断したのが9件あった。市は、提出用写真の向きをそろえ撮影し、捕獲獣の胸に数字をペイントするなど厳格化した要領を制定。可能な限り現地確認をして再発防止に努める。

  同省は交付ルールを来年4月から厳格化する。(1)現地確認(2)処理加工施設への持ち込み時の搬入確認(3)書類確認――のいずれかで捕獲を確認。書類で確認する場合は尻尾と共に写真の提出を義務付け、不正を防ぐ。

  美郷町の安田課長補佐は、交付金が高額になり過ぎると捕獲の目的が被害防止ではなく、金銭目当てにすり替わってしまうことを危惧する。「捕獲に交付金を上乗せするのではなく、職員が確認するための人件費に充てた方が、正確な統計を取れ、被害防止にもつながる」と提言する。(柳沼志帆)

.<その他の情報>

んなんの食べ過ぎで中毒死、ゴボウの保存法間違え食中毒…実は危険な食べ物リスト

ビジネスジャーナル20171114 50

http://news.livedoor.com/article/detail/13886761/

 今年9月、『クローズアップ現代+』(NHK)が「急増!カフェイン中毒 相次ぐ救急搬送 いま何が」という特集を放送して話題となった。

 今、身の回りにはエナジードリンクや眠気防止の錠剤など、カフェイン入りの商品が増えている。しかし、仕事のため、受験勉強のため……とカフェインを過剰摂取したことによって救急搬送される人が増えているというのだ。なかには、死亡した人もいるという。

 しかし、危険なのはカフェインだけではない。日ごろ何気なく口にしている食品のなかにも、中毒症状を引き起こす成分が含まれていることがあるのだ。

 

●ぎんなんの食べ過ぎで中毒死も

 その代表が、今が旬の銀杏(ぎんなん)だ。塩で炒ったり揚げたりしたぎんなんは酒のつまみに最適で、スーパーマーケットには「揚げぎんなん」も売られているため、この時期に口にする人も多いだろう。

 しかし、ぎんなんは古くから「年齢の数以上食べてはいけない」といわれるように、中毒性の高い食べ物として知られている。

「ぎんなんは、『ギンコトキシン』という、脳内の抑制性伝達物質であるGABA(ガンマ・アミノ酪酸)の生成を阻害する成分を持っています。そのため、食べ過ぎると興奮状態に陥り、鼻血が出たり体が痙攣したりすることがあります」

 そう話すのは、日本薬科大学教授の船山信次氏だ。

「過去には、41歳の女性がぎんなんを60個以上食べて救急搬送された例もあります。『年齢の数以上食べてはいけない』という言い伝えは、まさに言い得て妙で正しいのです」(船山氏)

 実際、食べ物が少なかった終戦直後には、子どもが升いっぱいのぎんなんを食べたことで中毒死する悲惨な例もあったという。食べ物があふれている現代で同じことが起きる可能性は低いが、ぎんなんは少量でも危険性があるため、口にする際は十分注意すべきだという。

 

●ゴボウの危険な保存方法とは?

 さらに身近で危険性が高いのが、ゴボウだ。

 ゴボウそのものに健康被害を及ぼす危険性があるという話は聞いたことがない。ただし、ゴボウは冷蔵庫で保存すると場所を取る上に鮮度が落ちてしまうため、昔から花壇などの土の中に埋めて保存する習慣がある。

 船山氏によると、この保存法に大きな“落とし穴”があるという。

「ゴボウに危険性があるわけではありません。庭には『チョウセンアサガオ』というナス科の植物が生えることがあります。チョウセンアサガオは冬になると、地上部花の部分がなくなって根だけが土中に残るのですが、このチョウセンアサガオの根は見た目がゴボウにそっくりなのです」(同)

 チョウセンアサガオの根にはアトロピンやスコポラミンという毒性のある成分が含まれており、口にすると「ろれつが回らなくなる」「うわごとを言う」「記憶が数日間飛んでしまう」などの症状が引き起こされることがあるという。

「過去には、チョウセンアサガオをゴボウと誤認して食べてしまった結果、中毒になってしまった例がいくつもあります。また、奇妙な食中毒が発生した事例もあります」(同)

 その事例とは、20065月に沖縄県で起きた食中毒事件だ。自家栽培したナス入りのスパゲッティを食べたところ、食中毒が発生した。調べてみると、そのナスはチョウセンアサガオに接木をして栽培したもので、スパゲッティの残品や患者の血液からはアトロピンやスコポラミンが検出されたという。

「つまり、チョウセンアサガオに接木することでナスにも毒性物質が蓄積されるということが判明したのです。この中毒事件は、日本初の報告事例として学会誌にも論文が掲載されました」(同)

 このほか、あんず、桃、りんご、梨、梅など、バラ科の果実の種にも危険な成分が含まれている。

「これらの果実の種には『アミグダリン』という成分が含まれており、体内で分解されると青酸ガスを発生します。理論上、大量に摂取すれば青酸中毒になり、最悪の場合は死に至ることもあります」(同)

 

●あらゆる食品に中毒症状を引き起こす危険がある

 身近な食べ物を口にして中毒になってしまう……そんな事態を防ぐためには、いったいどうすればいいのか。

 ぎんなんの場合、対処法はいたってシンプルだ。言い伝えの通りに年齢の数以上は食べないようにすればいいのである。

「特に、体が小さい子どもは少量でも影響を受けやすいので、食べさせるとしてもせいぜい12粒に抑えるべきでしょう」(同)

 チョウセンアサガオの根の事例も、ゴボウを土の中に埋めて保存することでゴボウの根と間違えてしまう危険があるわけで、よく注意すれば問題ない。

「あんず、桃、りんご、梨、梅などバラ科の果実の種は、一般的にあまり食べることはありませんので、まず心配はないでしょう」(同)

 そして、なにより知っておく必要があるのは、どんな食べ物も食べ過ぎれば健康被害を避けられないということ。船山氏は「あらゆる食べ物は中毒症状を引き起こす危険性があるということを認識すべき」と警鐘を鳴らす。

「どんな食べ物でも、大量に食べることで中毒症状を引き起こす可能性は否定できません。『多く食らわば米の飯さえ毒』ということわざがあるように、量を抑えてほどほどに食べる分には、これまで私たちが食べてきた食べ物を過度に心配する必要はないと思います」(同)

 健康意識の高まりやダイエットブームによって、世の中には食べることで「痩せられる」「健康になる」とうたう商品があふれている。

 しかし、カフェインの例でもわかるように、そうした宣伝文句を真に受けて摂取しすぎれば、場合によっては中毒死という落とし穴が待っている。どんなものでも「ほどほど」が一番なのだ。

(文=福田晃広/清談社)

エースコック、即席麺の出荷停止  14商品、設備故障で

【一般社団法人共同通信社2017/11/13 22:16

https://this.kiji.is/302785012117292129

 エースコック(大阪府吹田市)は13日、袋入り即席麺「ワンタンメン」など14商品の出荷を停止したと発表した。製造拠点の兵庫工場(兵庫県たつの市)で2日に麺を蒸すボイラーが故障したためで、出荷再開のめどは立っていないという。

 14商品には「わかめラーメンごま・しょうゆ」や「スーパーカップ大盛りいか焼そば」などが含まれる。このほか、13日に予定していた「ワンタンメンどんぶりカレーラーメン」の発売も中止した。

 ワンタンメンシリーズは同社の主力商品で年間売上高の約5%を占める。設備の復旧が遅れれば、需要期の年末の売り上げに影響する恐れがあるという。

2017年11月10日 (金)

2017年11月10日号PDF版

2017年11月10日号のPDF版です。

写真等が見られます。

「2017.11.10号-2.pdf」をダウンロード

2017年11月10日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年11月10日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年11月9日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

11月から3月は「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」です!

【栃木県発表】

http://www.pref.tochigi.lg.jp/e07/prevent-norovirus-foodpoisoningh29.html

11月から3月は、ノロウイルス食中毒が多く発生する時期です!

 ノロウイルスによる食中毒は、冬の時期に多く発生する傾向があります。

 本県では平成26年度から、111日から331日を「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」と定め、県民の皆様へ食中毒予防のための注意喚起を行っています。栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間リーフレット(PDF552KB

 この期間中、ノロウイルス食中毒発生の危険性が高まった時期※に、「栃木県ノロウイルス食中毒特別警戒情報」を発信します。この特別警戒情報が発信された以降の時期は、特に予防のための注意が必要です。

※原則として、次の1又は2のいずれかに該当した場合に特別警戒情報を発信します。

1 県の感染症発生動向調査における「感染性胃腸炎」の定点医療機関当たりの報告数(1週間当たり)が、基準値を超えた、もしくは増加が連続した場合。(次の(1)又は(2)のいずれかに該当する場合)

 (14.0を超えた場合

 (2)前週からの増加が0.6以上で2週連続した場合

2 「栃木県ノロウイルス食中毒予防推進期間」内に、初めて県内の施設を原因とするノロウイルス食中毒事件が発生した場合

予防のための対策をしましょう!

 ノロウイルスは、感染力が非常に強いウイルスです。

 ノロウイルスに対する特効薬はありません。 

 特に、食品を取り扱う食品関係事業者等は、ノロウイルス食中毒を予防するための対策を実施しましょう。

適切に手を洗う(石けんを使って、こまめに) 

日頃から健康管理を徹底する(下痢やおう吐などの症状があるときは、食品を取り扱う業務に従事しない等)

調理器具等は適切に消毒する(次亜塩素酸ナトリウム液や熱湯を用いる)  など

 取扱い者の手が直接食品に触れないよう、使い捨て手袋を着用することも食中毒の予防に効果があります(手袋は、手を洗ってから着用してください)。

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★名古屋市:西区の飲食店で11人が食中毒 ノロウイルス

【名古屋市公表2017118日】

http://www.shokunoanzen.city.nagoya.jp/docs/2017110800039/

食品衛生法に基づく行政処分(食中毒)

処分年月日  平成29118

業種  飲食店営業

営業者名  株式会社心 代表取締役 坂戸 秀彰

施設の名称  鶏の久兵衛・鳥邸 名駅店

施設の所在地 名古屋市西区名駅三丁目112号 サン・タウン名駅4

行政処分の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒)

行政処分の適用条項  食品衛生法第55条第1

行政処分の内容及び措置状況  飲食店営業の営業禁止

原因食事  113日、4日夜に提供された食事

病因物質 ノロウイルス

患者数 11

備考

ノロウイルスは人の小腸で増殖して胃腸炎症状を起こし、少ないウイルス量でも感染します。ウイルスに感染した人による食品の汚染や二枚貝の生食により感染します。

<予防方法>

食品を取り扱う時には十分に手を洗う

食品は十分に加熱をする(中心温度8590℃90秒間以上)

調理器具は十分に洗浄し、次亜塩素酸ナトリウム等で消毒する

症状があるときは、調理に従事しない

嘔吐物などは適切に処理する

<ノロウイルス注意報>

★愛媛県と松山市が発令 ノロウイルス食中毒注意報 

【愛媛新聞ONLINE2017118() 9:13配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-08467101-ehime-l38

 愛媛県と松山市は7日、ノロウイルスによる食中毒注意報を発令した。県内で感染性胃腸炎の報告が急増しており、学校や福祉施設などでは集団発生につながる恐れもあるため、手洗いや消毒の徹底などを呼び掛けている。発令期間は来年115日まで。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★堺市のすし店で11人が食中毒 サルモネラ属菌

【堺市公表 平成29118日】

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/shokuhineisei/anzenjoho/kaishu/gyosei.html

発生年月日 平成291030

違反施設

業種名  飲食店営業

施設の名称  岬すし

営業者の氏名  花田 泰徳

所在地  堺市南区鴨谷台22-1

違反の理由  食品衛生法第6条第3号違反

違反の内容食中毒の発生

措置状況1日間の営業停止

備考

【病因物質】  サルモネラ属菌

【原因食品】  1029日に当該施設で調製された食事

【有症者数】  11

この食中毒情報はおおむね直近2週間の情報を掲載しています。 

堺市(118日発表) 

##発症日時:1030日(月曜日)午後1時(初発)

 喫食者数:11

 有症者数:11

 原因食品:1029日(日曜日)に提供された食事

 病因物質:サルモネラ属菌

 原因施設:岬すし(堺市) 

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★大阪市:阿倍野区の飲食店で2人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表:平成29119日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  地鶏ごちそう処 とりひめ 阿倍野店

施設所在地  大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目161号 

業種  飲食店営業

営業者  協和観光株式会社 代表取締役 河 成得

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  文書による行政指導

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】(一品料理)(詳細については調査中)

【有症者】 2

★山形市:市内の高校の調理実習で生徒10人が食中毒 カンピロバクター

【山形新聞20171107日 07:31

http://www.yamagata-np.jp/news/201711/07/kj_2017110700130.php

 県は6日、山形市内の高校で調理実習で作った料理を食べた同校の生徒10人が、下痢や腹痛など食中毒の症状を訴え、患者の便からカンピロバクターが検出されたと発表した。全員が快方に向かっている。

  県食品安全衛生課によると、1クラス38人の男女が1024日午前、ひじきハンバーグやけんちん汁などを調理して昼に食べた。同26日朝から体調を崩す生徒が現れ、6人が医療機関を受診した。このうち男子生徒2人が入院し、1人は既に退院した。

  村山保健所は同校に対し衛生講習を実施し、食中毒予防対策に関する指導をした。

★熊本市:市内の飲食店で加熱不足の鶏肉で2人が食中毒 カンピロバクター

【熊本市発表 平成29年11月5日(抜粋)

http://www.kumamoto-shoku.jp/fck_upload/info/file/H29_11_5houdou.pdf

1 概要

(1)探知

平成29年11月1日(水)18時50分、熊本市保健所に市民の方より 「熊本市内の飲食店で、知人と4名で、知食事をしたが、そのうち2名が発熱、下痢、腹痛の症状を起こした。食中毒ではないか」と連絡がありました。

(2)調査

調査の結果、当該グループは4名で平成 29年10月28日(土)に 同じ飲食店で食事をしており、うち 2名が10月31日(火)に、発熱 、下痢、腹痛などの症状を 訴え、医療機関を受診 していることが判明しまた。

(3)決定

有症者2名の共通食に当該飲食店での食事があり、また、有症者の検便結果、有症者の喫食状況や発症状況、当該飲食店での調理状況(鶏肉の加熱不足での提供や手指や調理器具等からの二次汚染可能性あり)から、この飲食店の食事を原因品とする食中毒と断定し、この飲食店に対して営業停止を命じまた 。

2 有症者の状況

(1)発症日時   平成29年10月31日(火)7時(初発)

(2)主な症状   腹痛、下痢、発熱、関節痛

(3)喫食者数   4名

(4)有症者数   2名(有症者の2名とも年齢 34 歳)内訳 男性: 2名

(5)その他   医療機関受診者 2名(入院者 0名)2名とも快方に向かっています。

3 原因食品  10月28日(土)に当該飲食店で 提供された食事(19時頃喫食)

4 病因物質  カンピロバクター

5 原因施設 (1)名称屋号・商) かやのき (2)業種 飲食店営業(一般食堂 )

(3)営業者氏名  池田岳洋 (4)営業所所在地  熊本市中央区花畑町13-28 トライビル 1F

6 措置等 営業停止 平成29年11月5日(日)から11月7日(火)までの 3日

★青森県:弘前市の飲食店でとりわさ等で3人が食中毒 カンピロバクター

ATV青森テレビ201711612:25

http://www.atv.jp/news/?id=00003526

先月23日、弘前市の飲食店で食事した女性3人が食中毒にかかりました。食中毒があったのは、弘前市の飲食店・炉ばた屋黒潮市場です。県によりますと、先月23日にこの店で食事した4人グループのうち、20代の女性3人が下痢や発熱などの症状を訴え、医療機関を受診しました。このうち1人からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたため、県は食中毒と断定し、この店をきのうから7日間、営業停止処分としました。患者は全員、快方に向かっているということです。食中毒の原因について、県は患者が食べたとりわさが中まで加熱できていなかった可能性が高いとみています。県では、食肉は十分に加熱し、調理器具や手をしっかり消毒するなどして、食中毒の予防を徹底するよう呼びかけています。

★兵庫県:姫路市の飲食店、鶏ユッケ等で10人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2017115日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171105/ddl/k28/040/265000c

  姫路市は4日、同市保城の飲食店「天下鶏」で食事をした19~50歳の男女10人に、下痢や腹痛などの症状が出たと発表した。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。

 市保健所衛生課によると、10月26日に同店で職場の集まりの17人が焼き鳥や鶏ユッケなどを食べた。発症した10人のうち9人から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出され、同課は食中毒と断定して同店を6日まで3日間の営業停止処分にした。【待鳥航志】 〔播磨・姫路版〕

姫路市(114日発表)  

##発症日時:1027日(金曜日)午前10時頃(初発)

 喫食者数:17

 有症者数:10

 原因食品:1026日(木曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ

原因施設:天下鶏(姫路市)

★福岡県:福岡市中央の飲食店で1人が食中毒 カンピロバクターを検出

次のとおり食中毒(疑い)が発生したので発表します。

【福岡県発表2017116日】

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/shokuchu-doku-utagai-kasuya.html

1 事件の探知

 平成29年11月2日(木曜日)、糟屋郡内の医療機関から、食中毒様症状を呈している患者を診察し、検便の結果カンピロバクター属菌が検出された旨、粕屋保健福祉事務所に届出があった。

2 概要

同事務所が調査したところ、10月21日(土曜日)午後7時半頃から福岡市中央区内の飲食店で会食を行った1グループ3名のうち1名が下痢、腹痛、発熱等の食中毒様症状を呈していることが判明した。

現在、同事務所において、食中毒疑いとして調査を進めている。なお、福岡市に対して、同飲食店の調査を依頼している。

3 発生日時  調査中 判明分:平成29年10月25日(水曜日)午後4時頃(初発)

4 摂食者数 調査中 判明分:3名

5 症状  調査中 判明分:下痢、腹痛、発熱等

6 有症者数 調査中 判明分:1名(20代女性) 医療機関を受診しているが、入院はしていない。

重篤な症状は呈しておらず、既に回復している。

7 原因施設、原因食品、病因物質 調査中

8 検査 福岡県保健環境研究所で有症者便等を検査予定。 

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★東京都:千代田区の飲食店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【千代田区公表平成29116日】

http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/shokuhin/kanshi/ihansha.html

営業者の氏名(法人の場合は名称、代表者名および所在地)

有限会社エフ・ナイン・エフ  代表取締役 山浦 聖史

福岡市中央区渡辺通五丁目126-302

施設の名称および所在地  (名称) やましょうGEMS市ヶ谷店

(所在地) 東京都千代田区六番町4番地3 GEMS7

業種  飲食店営業

処分等の対象となった違反食品等  1031日に提供されたサバ刺身のごま醤油和え

処分を行った理由  食中毒の発生

処分の内容  営業停止命令(平成29113日の1日間) 取扱改善命令

処分等を行った措置状況  患者からアニサキスが摘出されています。

★アニサキスってどんな生き物?

【朝日新聞デジタル20171150600分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKC255T8KC2UBQU01B.html

 ののちゃん 生魚を食べたら「アニサキス」で、おなかが痛くなったという人がいたよ。それって何?

 藤原先生 安全でおいしい魚の食べ方があるから、心配しすぎはよくないけど、説明するわね。アニサキスは、クジラなど海の動物の体内にすみついて栄養を奪う寄生虫よ。

 のの どうして、魚にいるの?

 先生 アニサキスの一生に関係があるの。クジラの胃で育ったアニサキスの成虫は、卵を産むわ。卵はフンと一緒に海に出て、そこで卵がかえって幼虫になる。この幼虫は、オキアミという小さな生き物に食べられて、そのおなかの中で育つの。さらに、そのオキアミをエサとして魚やクジラが食べるのよ。

 のの 食べたり、食べられたり。「食物連鎖」っていうやつだね。

 先生 そうよ。生きたアニサキスの幼虫がついた魚を生で食べると、激しい腹痛をともなう食中毒が起きることがあるわ。新鮮な魚が、冷蔵技術が進んで手に入れやすくなったことも原因ね。

 のの 食中毒は、どう防ぐの?

 先生 まずは、焼いたり煮たりする料理ね。アニサキスはとても熱に弱くて、温度が60度なら1分、70度なら数秒で死ぬといわれているわ。

 のの 冷凍すれば?

 先生 マイナス20度で24時間、真ん中まで凍らせるのも有効ね。マイナス18度になる家庭用冷蔵庫なら、48時間冷凍すればいいそうよ。

 のの お酢やワサビを使えば大丈夫? シメサバやおすしは?

 先生 アニサキスはクジラの胃の中、つまり胃酸が出るところに寄生するの。だから、お酢で元気になることもあるそうよ。ワサビも、普通に使う量なら効かないわ。

 のの じゃあ、冷凍していない生魚は、どうすれば食べられるの?

 先生 アニサキスは魚の内臓に多いから、内臓をすぐとって冷蔵すること。幼虫は長さ2~3センチで目に見える大きさだから、見つけて取り除くこともできるわ。

 のの アニサキスは、どんな魚にもいるの?

 先生 養殖魚は幼虫がついていないエサで育てるから、ほとんど寄生虫はいないわ。天然ではサバやサケ、サンマなど200種以上の魚やイカから見つかっているそうよ。ただ、見た目はそっくりでも、アニサキスには食中毒を起こしやすいのと、そうでないのがいるのよ。

 のの どういうこと?

 先生 九州や日本海で魚につくことが多い「アニサキス・ペグレフィ」は、太平洋側の魚に多い「アニサキス・シンプレックス」に比べると、食中毒の起こしやすさが100分の1くらいだそうよ。九州には生サバの料理があるわ。でも、絶対安全とは言えないから注意が必要よ。

(取材協力=東京都健康安全研究センターの鈴木淳さん、構成=小堀龍之)

<アピタル:ニュース・フォーカス・ののちゃんのDO科学>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

その他の食中毒情報

★食肉を介するE型肝炎ウイルス感染事例について

【長野県公表2017119日】

https://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/kenko/shokuhin/shokuhin/jirei/index.html

国内において、豚レバーを含む豚肉並びにシカ及びイノシシなどの野生動物からE型肝炎ウイルスの遺伝子が検出されるとともに、加熱不十分な豚レバー・イニシシ及びシカ肉から人への感染の可能性を示唆する報告がありました。

つきましては、E型肝炎感染防止の観点から、下記事項に注意するようにお願いします。

 1豚レバー、豚肉・シカ・イノシシ等の肉は十分加熱して食べること。

 2野生動物などの肉の生食は避けること。

 3妊婦の方は特に野生動物の生食は控えること。

 E型肝炎ウイルスに感染すると、劇症肝炎を発症しやすく、死亡率が高いという報告があるため)

食肉を生で食べることは非常にリスク(危険)があります。

 

食肉を介するE型肝炎ウイルス感染事例について(E型肝炎Q&A

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★ノロウイルス感染予防のため、日常生活で気をつけるべき3点とは?

【マイナビニュース2017118 1125分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13861212/

画像提供:マイナビニュース

 エコラボはこのほど、ノロウイルス感染予防の盲点や予防のテクニックについて明らかにした。

下痢・発熱・嘔吐などを引き起こすノロウイルスは、毎年11月頃から流行が本格化する。感染力が非常に強く、ごくわずかなウイルスが体内に入るだけで感染するのが特徴。二枚貝などの食品だけでなく、感染者のふん便や嘔吐物で汚れた手を介し、ドアノブなど身近な場所にウイルスが広がるため、日常生活における予防意識が重要となってくる。

ノロウイルスは、感染しても症状が出ないことがあり、これを「不顕性感染」と呼ぶ。不顕性感染者も通常患者と同じように便からウイルスを排出し続けるが、感染しているという自覚がないため、汚染を広げてしまうとのこと。

ウイルスのタイプや感染者の健康状態にもよるが、ある集団食中毒事件の調査では、非発症者の20%がノロウイルスに感染していたという事例もある。体調に問題がないとしても、個人が日常生活で衛生管理をしっかりと行うことが、ノロウイルスの感染予防には大切であるとしている。

日常生活で気をつける点として、「トイレの使用方法」「手洗い」「嘔吐物の処理方法」の3つが挙げられる。手洗いはハンドソープを使って20秒以上をかけてていねいに洗うことが大切。また、アルコール消毒は手洗いの代用にはならず、手洗いと併用するのが有効だとのこと。

さらに手が荒れていると、ヒビなどにウイルスが入り込みやすくなるので、荒れを防ぐためにハンドクリームなどの保湿ケアをするのもよい。

トイレで排便後にお尻を拭く際は、トイレットペーパーで覆われていない親指の付け根が最も汚れやすいという。長袖の場合は、袖口にも汚れが付着しやすいため、袖をまくるようにするとよいとのこと。トイレ後の手洗いでは、親指の付け根をねじり洗いすると効果的だという。

トイレを使用後、水を流すタイミングも感染予防の大きなポイント。排便や嘔吐した後、トイレのフタを閉めないで水を流すと、ウイルスが空中に飛散してしまうため、必ずフタを閉めて水を流すことが大切だという。海外の研究では、フタを閉めずに水を流すと便座の上25cmまで飛散し、90分間も浮遊するというデータもあるとのこと。

嘔吐物を処理するときに重要なことは、絶対に素手では触らないこと。多くの除菌成分は有機物(固形物)と共存すると失活しやすいため、嘔吐物に直接除菌しても効果は薄いとのこと。処理に使用したものは嘔吐物と一緒に処分し、処理後はしっかりと手洗いすることも大事だとしている。

また、嘔吐物が飛び散る可能性があるため、処理にあたる人以外はその場から少なくとも3メートルは離れたほうがよいとのこと

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★「まずい給食」はなぜ配られたのか

【読売新聞2017113() 7:04配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171103-00010000-yomonline-life&p=1

 神奈川県大磯町の中学校でデリバリー式の給食が大量に残され、社会問題となった。虫や髪の毛などの異物混入が一因とされたが、そもそも大半の生徒が「まずい」「見た目が悪い」と以前から感じていたという。9月には岐阜市の小学校で、給食を残さず食べるように指導された児童が 嘔吐(おうと )したケースも明らかになった。学校給食の現場で今、何が起きているのか。管理栄養士として学校や保育園の給食に、30年携わった経験を持つ女子栄養大名誉教授の金田雅代さんに、問題の背景と解決策を聞いた。2回にわたって掲載する。(聞き手 読売新聞メディア局編集部 河合良昭)

 

◆“うまみ”のないデリバリー式

 学校給食は子どもたちが対象なので、衛生管理のルールは非常に厳しく定められています。学校の給食室や給食センターで作る食材は「当日納入、当日調理」が原則。食材を納品した時から品質、生産地、鮮度や異物混入の有無などを点検し、野菜は表面に付いている汚れや異物、微生物などを取り除くため、別々のシンクで3回洗うことなどが、学校給食衛生管理基準に示されています。さらに調理場は、食材の搬入から調理、搬出までが一方通行に流れるように設計され、肉と野菜ではまな板や包丁を分けます。こうして調理器具や調理する人の手などを経由して食品に菌が移ってしまう「二次汚染」を防ぐ対策が徹底されています。

  異物混入を防ぐため、金属探知機を設置して万全を期す施設もあります。これには一定の広さの場所が必要ですし、一定額の設備投資も必要です。デリバリー式の給食を作る民間の業者でこうした施設整備ができる数は限られると思います。衛生管理の面でも、給食センターなどと同じような運用ができる業者は多くないと思います。

 学校給食は、子どもの空腹を満たせばよい、というものではありません。大事な成長期に必要なエネルギーや栄養素を摂取することも重要な目的の一つで、摂取基準も定められているので献立(メニュー)がカギになります。デリバリー式の場合、その献立作成は教育委員会の管理栄養士などが行います。業者が献立を作ることはできません。つまり、業者はその時に安く仕入れられる食材を使ったり、一般向けの弁当の食材と同じものを使ったりして、大量購入でコストを抑えることはできないのです。給食の実施は年間約190日しかなく、民間業者が給食に合わせて施設を改築し、運用を変えることは現実的ではないでしょう。業者にとって、経営的にはまったく“うまみ”のない仕事だと思います。

 

◆自治体の厳しい“台所事情”

 そんなデリバリー式に、自治体が頼ろうとするのには、いくつかの理由があります。まず、学校に給食室を設けるスペースが少ないことです。現代の食事に対応しようとすると、焼き物用の機械、蒸し物用の機械、揚げ物用の機械をそれぞれ取りそろえることになります。また、先ほど述べたように一方通行の動線を確保することや作業区分に合わせた施設や設備を造るにはそれなりの広さが必要です。給食センターの場合は、老朽化して建て替え時期が来ていても、財政難を理由に改築できないケースがあります。

 

◆なぜ「まずく」なるのか?

 大磯町のケースでは給食が冷えていたことが、生徒たちが「まずい」と感じた理由の一つでした。デリバリー式では基本的に冷したものしか配送できない。それには理由があります。

  学校給食は調理してから、子どもの口に入るまでは最大2時間まで、というルールがあります。2時間を過ぎると、急激に食中毒菌が増殖する可能性があるからです。児童・生徒の数にもよりますが、業者の多くが、大量の弁当を2時間以内に学校に届けるのは難しいのが現状です。従って、菌が増殖しにくい10度以下の温度で配送しなければなりません。だから冷たい給食になるのです。

  デリバリー式の給食では、野菜がよく残されます。給食では野菜の使用すべき量も示されており、それを目安に副菜と汁物の具に分けて使います。汁物に入った野菜の方が子どもには食べやすいことが多いのですが、デリバリー式では搬送上の関係から汁物が付いていないことがほとんどで、弁当箱に副菜を多く詰め込まなければならないのです。

 

◆家庭の食生活も影響

 一方、給食が「まずい」理由として、塩味があまり強くない薄味であることをあげる人がいますが、これには同意できません。子どもが塩分を取りすぎないように配慮して、味付けをしているからです。こうした味に慣れておくことは将来の生活習慣病の予防にもつながります。また、薄味なら、食材そのものの味を楽しむことができます。

  食材の質を落とさざるを得ないこともあります。食材の購入費用は給食費として保護者から集めますが、その平均額は小学校中学年で月4306円、中学校で月4921円(2015年、文部科学省調べ)、1食にすると250290円です。この範囲で必要な栄養を取ることができる給食を作ろうとして現場は苦労しています。食材費が値上がりすると、まずはデザートや果物などをなくして対応しますが、それでも足りない場合は、さらに安い食材でやりくりすることになり、それは食材の品質を下げることにもつながります。品質を上げられない上に薄味となれば、生徒たちがそれを「まずい」と感じるのも仕方ないのかもしれません。

  ただ、薄味を「まずい」と感じるようになったのは、家庭での食生活の変化も影響していると思います。子どもたちに話を聞きますと、夫婦共働きの家庭が増え、忙しい中で食生活が変わっていることがわかります。朝は簡単なパン食で済ます、または食べないという子どもがいます。夜は親が仕事帰りにスーパーで買ってきた総菜、コンビニ弁当を自分で買うという子どももいます。そして休日は外食。こうした食生活では、濃い味に慣れてしまい、味覚形成の大事な時期なのに食材そのものの味がわからないまま育ってしまう可能性があります。せめて休日ぐらいは、家で子どもと料理を作るなどして、食材との出会い、素材そのものの味や食べることの楽しさを親子で体験してほしいものです。

 

◆給食は「ファミレス」ではない

 給食を巡る問題では、居残りで食べさせられた児童が、吐いてしまったというニュースもありました。これを聞いた保護者の中には、給食でも好きなものだけを食べさせるべきで、嫌いなものを食べさせるのは良くないと考える人もいるようです。

  アレルギーが出るものは別ですが、そうした問題がない場合は嫌いな食べ物も克服しなければならないと思います。一つだけで必要な全ての栄養素を満たせる食材はないので、様々な食材をバランスよく組み合わせて食べる必要があります。給食指導では、初めはほんの一口から始めて、嫌いなものを克服しようとさせます。「吐くまで」食べさせるのはかなり特殊なケースで、多くは根気よく子どもに指導しています。

  嫌いな料理や食材がある子どもは、実はそれまでに食べたことがなかったというケースも多いのです。こうした子どもの家庭では「何を食べたい?」と聞き、好きなものだけを食べさせているケースがあります。給食費という料金を払っているのだから、ファミレスのように外食の一つと考え、好きなものだけを食べればいいと考えているなら、それは間違っています。

  学校給食では子どもたちを様々な食材と出会わせることや、食事のマナー、食器の使い方、配膳や後片付けなど、本来は家庭で親が教えなければいけないことも指導しています。共働きの家庭などで忙しいから、手軽に食事を済ませたいという考えも理解できます。だからこそ、朝と夜の食事では足りていない栄養を給食で補おうとしているのです。保護者の方たちにはこうした給食の役割を知ってほしいと思います。

 

◆食育で味覚に変化も

 2005年から国も食育に取り組み、状況は少しずつ変わっています。厚生労働省の国民健康・栄養調査では、1日の食塩摂取量(20歳以上)が2006年から16年まで毎年減り続け、10年間で13グラム減少し、少しずつですが薄味になる傾向が出ています。私は学校における食育も成果の一因にあると思っていて、「薄味がまずい」という意識にも変化が出てくることを期待しています。

女子栄養大名誉教授 金田雅代

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★ベルギー産生鮮チコリからジメトモルフを検出

【東京都港区公表 平成29118日】

http://www.city.minato.tokyo.jp/shokuhinkanshi1/kurashi/shokuhin/anzen/kyoka.html

違反食品等 品名 生鮮チコリ

数量 4C/T 20kg

違反内容 人の健康を損なうおそれのない量として厚生労働大臣が定める量(0.01ppm)を超えてジメトモルフが検出されました。

主な適用条項 食品衛生法第11条第3項、同法第54条第1

輸出国 ベルギー

違反食品等の輸入者 氏名 株式会社JALUX 代表取締役 込山 雅弘

 住所 東京都港区港南一丁目270

 法人番号 6010701007411

不利益処分等の内容

 及び措置状況 平成29118日、販売禁止命令を行いました。

 該当食品は、生鮮食品であり長期保管が困難であったため、平成291027日に廃棄場所を所管する保健所職員立会いの下廃棄されました。

備考 チコリにはジメトモルフの個別基準値が設定されていないため、人の健康を損なうおそれのない量として厚生労働大臣が定める量(0.01ppm)が基準値となります。

★ローソン 缶入りスープ 変色で販売を一時中止

NHK NNEWS WEB 2017117 500分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171107/k10011213691000.html?utm_int=news_contents_news-main_007

大手コンビニの「ローソン」は、大阪府内の店舗で販売していた缶入りのコーンポタージュの一部が熱を加えたことによって変色した可能性があるとして、全国の店舗でこの商品の販売を一時、中止すると発表しました。

ローソンが販売を一時、中止するのは缶入りのスープで、ポッカサッポロフード&ビバレッジが製造した「じっくりコトコトコーンポタージュ」の190g入りの商品です。

発表によりますと、今月1日、大阪府の店舗でこの商品を購入した人から製造した会社に「中身が変色している」という連絡がありました。

このため、同じ店舗で販売していた商品を回収して調べたところ、加熱した商品の数本が同じように変色しているのが見つかったということです。

加熱をしていない在庫の商品は変色していなかったためローソンは加熱によってスープが変色した可能性があるとして、販売を一時、中止することにしました。

変色した商品に病原性の菌などは見つかっておらず、健康への影響はないということです。

ローソンは缶入りの飲料などを加熱する機械に問題がないかを調べるほか、全国の店舗に高温で長期間加熱しすぎないように周知して販売の再開を検討するとしています。

ローソンは「皆様にご迷惑やご不便をおかけしていることを深くおわび申し上げます」とコメントしています。★パックご飯50万食回収 微生物で変質 アイリスフーズ

【朝日新聞デジタル20171162231分】

アイリスフーズは6日、スーパーやホームセンターなどで販売したパックご飯の一部に微生物による変質が見つかり、約50万食分を自主回収すると発表した。現時点で健康被害は確認していないという。

 対象は「低温製法米のおいしいごはん」で、容器の側面に印字されている賞味期限が2018年6月21日から18年7月11日までの商品。外気を遮断するためのフィルムと容器の接着が不十分で、衝撃ですき間ができ、中身のご飯にカビなどが発生する可能性があるという。

 10月11日以降、購入者から「ご飯が変質している」など7件の連絡があった。問い合わせは同社のフリーダイヤル(0800・888・6060)へ。

★明星食品、カップ麺67万個を回収 「一平ちゃん」など

【朝日新聞デジタル20171131857分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKC35SBSKC3ULFA00C.html

明星食品は3日、カップ麺67万4千個を自主回収すると発表した。対象商品は、「明星 一平ちゃん しょうゆ味」や「セブンプレミアム スープが決め手の中華そば」など4商品の一部。使用するチャーシューの製造委託先で、食肉製品製造業の営業許可がない工場で加工された疑いがあるため。食べても健康に影響はないという。

 問い合わせは、同社お客さまセンター(0120・917・056)。

★茨城県:鉾田市つくえ農園のほうれん草から基準を超える農薬(殺虫剤)のフェニトロチオンを検出

【横浜市記者発表平成2911月4日】

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/syoku-anzen/1-2/hourensou.pdf

違反食品の発見について

~基準値を超える農薬を検出した農産物について~

横浜市中央卸売市場本場食品衛生検査所が、11月1日(水)に抜取検査した『ほうれん草』から、本日、農薬(殺虫剤)のフェニトロチオンが基準を超えて検出されました。

このことは、食品衛生法第11条第2項違反となりますので、販売者に回収を指導するとともに、生産者を所管する茨城県に調査を依頼しました。

1 品名 ほうれん草

2 包装形態等 段ボール箱入り

3 内容量 1箱(25袋入り)

4 生産者 つくえ農園(茨城県鉾田市ほこたし舟木ふなき51

5入荷日及び入荷数量販売店

金港青果株式会社南部支社 横浜市金沢区鳥浜町1-1  

入荷日  11月1日

入荷全数量  5箱

6 違反内容 農薬「フェニトロチオン」を1.3ppm検出(基準値0.2ppm以下)

検査機関:横浜市中央卸売市場本場食品衛生検査所

7 措置 販売者に対し回収を指導しました。

8 その他 これまでに健康被害の届出はありません。

★茨城県:鉾田マル菖園芸組合、「ほうれん草」の自主回収について

【茨城県発表 平成29年11月5日(日)】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi/news/data/doc/1509863870_1.pdf

鉾田マル菖園芸組合から,茨城県鉾田保健所長へ「ほうれん草」の自主回収着手報告書が提出されましたのでお知らせします。

1 販売者

販売者名: 鉾田マル菖園芸組合

所在地: 茨城県鉾田市舟木51

2 自主回収対象品

商 品 名: ほうれん草

包装形態: 段ボール45箱(200g×25袋入り)

3 回収理由及び経緯

平成29年10月31日,鉾田マル菖園芸組合が金港青果株式会社(南部支社)に出荷した「ほうれん草」を横浜市が11月1日に収去し検査したところ,規格基準値を超える農薬成分フェニトロチオン(殺虫剤)が検出されました。このことから,同様の条件で栽培された他のほうれん草について,

農薬の残留が否定できないため回収を行います。

4 検査結果

フェニトロチオン1.3ppm検出(基準値0.2ppm)

5 販売先等

販売数量: 45箱(200g×25袋入り)

出荷日 1031 11 月1日 11 月3日

市場名・住所 市場販売日 11 月1日 11 月2日 11 月4日

金港青果株式会社(南部支社) 横浜市金沢区鳥浜町1-1 5箱 10箱 5箱

金港青果株式会社(本場)横浜市神奈川区橋本町1丁目1 5箱 10箱 10箱

6 回収方法等

回収方法: 販売先において回収

周知方法: 販売先担当者への連絡および納品先での店頭告知

7 問い合わせ先

名 称: 鉾田マル菖園芸組合

所在地: 茨城県鉾田市舟木51

電話番号: 090-2456-8997

受付時間: 9:00~17:00(土日祝日を除く)

8 健康被害等の苦情の有無

無し。

9 保健所の対応

当該出荷者に対して,迅速な自主回収及び再発防止策を講じるよう指示した。

食品の自主回収情報 平成29年11月5日(日)

照会先:茨城県保健福祉部

生活衛生課食の安全対策室

連絡先:029-301-3424

【健康への影響について】

フェニトロチオンの1日許容摂取量(ADI)は,体重1kgあたり0.0049mgで,体重60kgの人に換算すると,0.294mg/日となります。この量は今回出荷された「ほうれん草(1.3ppm)」を体重60kgの人が生涯にわたって毎日約227gを食べ続ける場合に相当することから,通常の食生活において人の健康に直ちに影響を及ぼすことは考えられません。

※ADIとは人が生涯にわたり毎日摂取しても健康上の問題が生じない体重1kgあたりの量で,「1日あたりの体重1kgに対する量(mg/kg体重/日)で表示されます。

ADIは,動物と人間との差や,こどもなどの影響を受けやすい人と,そうでない人との個人差を考慮して安全係数を設定し,無毒性量を安全係数で割って求めます。

ADI=各種動物試験から求められた無毒性量のうち最少のもの÷安全係数(100)

【フェニトロチオンの概要】

名 称: フェニトロチオン

用途: 殺虫剤

毒性評価: 1日許容摂取量(ADI) 体重1kgあたり0.0049mg

★味付けにらレバ、もつ鍋等O157汚染の疑いで自主回収

【新潟市内の事業者による自主回収情報】

http://www.city.niigata.lg.jp/iryo/shoku/syokuei/kaisyuu.html

平成29112日付、もつ鍋等(掲載期間:未定)

商品名(名称) 味付けにらレバ、もつ鍋等

回収対象品

 ・製造者()みやこ商店と表示されたもの。

 ※対象食品の詳細な情報は調査中です。

 ※※対象食品:(1)そのまま食べられる食品

           (2)表示上「要加熱であること」が明示されていない食品

           (3)もつ鍋

製造者

 株式会社みやこ商店 新潟市北区下大谷内1672-21

回収理由

 腸管出血性大腸菌O157に汚染された疑いがあるため

お問い合わせ先

 株式会社みやこ商店 電話:025-258-5771

 受付時間:午前9時から午後6時まで(月曜から土曜)

<HACCP制度化関係情報>

★GAP取得チャレンジシステム ウェブサイトからも申請も受け付け

【鶏鳴新聞20171105発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20171105t3.html

  (公社)中央畜産会の『GAP取得チャレンジシステム』のウェブサイトが、831日から運用を始めている。

 『GAP取得チャレンジシステム』は、今年4月に発効した「JGAP【家畜・畜産物】」などのGAP認証取得の準備段階として、今年度からの運用が予定されていたもの。2020年東京オリンピック・パラリンピックの会場や選手村で提供される、食品などの納入要件となる「持続可能性に配慮した調達基準(案)」では、グローバルGAPやJGAP家畜・畜産物などとともに、畜産物の納入要件を満たす認証の枠組みとして挙げられている。

 農林水産省も、畜産の国際競争力強化を図る観点から、JGAP認証やGAP取得チャレンジシステムなどを推進していく。8月末に同省が提出した平成年度概算予算要求では、「日本版畜産GAPの普及・推進に向けた審査員・指導員の育成」や「GAP認証取得」とともに、「GAP取得チャレンジシステムの普及支援」も目的とした、新規の「畜産GAP拡大推進加速化事業」32500万円が計上されている。

 GAP取得チャレンジシステムのウェブサイト(http://www1.jlia-gap.jp/gap/portal.html)は、中央畜産会のホームページや、グーグルなどの検索エンジンを経由して入ることができる。

★食中毒騒動でトングが品薄に!? しかし、根本的な原因はトングではなかった

【レタスクラブニュース2017116200分】

トングがO157を媒介した疑いで、注目が集まっています。

安全な飲食店を、しっかり見極めましょう。

今年8月に埼玉・群馬県で起きたO-157感染事件を受け、東京新聞が917日に「トングの需要が増えて、店頭で品薄になっている」と報じました。問題となった惣菜店では、食品を取り分けるトングの使い回しも原因の1つと疑われていました。飲食店を運営する企業では、新たにトングを大量購入し、交換ペースを速める対策を取っているようです。

■ トングよりも食品管理の方が問題

専門家からは「根本的な原因は、食品自体が汚染されていたことにある」との声もあがっています。トングが交換・洗浄されていなかったことよりも、食品自体に菌が付着しやすい環境にあったことや、その後に殺菌される過程を通っていないことを問題視しているようですね。

食品の衛生管理を徹底する1つの方法として、HACCP(ハサップ)というシステムがあります。HACCPとは、危害分析と重要管理事項のことで、食品が汚染される危険な点を分析し、その予防のために重要なポイントを見つけて管理・記録するものです。ヨーロッパやアメリカでは、すでに全食品への導入が義務化されており、日本でも厚生労働省が義務化を計画しています。

HACCP審査に合格した企業には、「HACCP認証マーク」を製品などに付けられますが、現状は認証機関によってマークがバラバラです。どの機関がどのような基準で認証したのかも、食品の安全を見極めるうえで重要となりそうですね。

■ 食中毒予防は温度管理もカギ

惣菜店やバイキング形式の飲食店などで、適切な管理がされているか判断するポイントとして「温度管理」も挙げられます。食品がきちんとガラスケースやパックに入った状態で、4℃以下となるように冷蔵されていること。温かく汁気が多いものは、食品の中心部まで65度以上の状態で保存されていることが目安です。

また、揚げ物やパンなどの一度高温で加熱されていて乾燥しているものは、菌が増えにくく、食中毒に感染する危険が高くないようです。今回の事件がきっかけとなって、各企業も衛生対策を進めています。わたしたち消費者も、大事な家族を守るために、食中毒予防の正しい知識を身に着けましょう。該当する記事は見つかりませんでした。

<表示関係情報>

★「脂肪を減らす!」根拠なく宣伝 太田胃散など16社

【朝日新聞デジタル20171172134分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKC74WBXKC7UTIL03M.html

 「飲むだけで体重や脂肪を減らす!」などと根拠なく簡単にやせられるかのように誇大に宣伝したとして、消費者庁は7日、「葛の花由来イソフラボン」を成分とする加工食品を販売した太田胃散など16社に、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止などを求める措置命令を出した。

 

 発表によると、16社は2015~17年の間、葛の花由来イソフラボンを成分とする加工食品19商品を販売。摂取するだけで誰でも簡単に内臓脂肪が減り、見た目でわかる痩身(そうしん)効果が得られるかのように宣伝した。だが、各社の資料では合理的な根拠は確認できず、同庁表示対策課は「あきらかな痩身効果はデータから読み取れなかった」とした。1社は「予想を上回る注文を頂いており、生産が間に合わない」などと表示していたが、具体的な販売予想は元々なく、注文もわずかだった。

 19商品は、業者の責任で機能性を表示する「機能性表示食品」として、「内臓脂肪やウエストを減らすのを助ける機能があると報告されている」などと表示することを消費者庁に届け出ていた。太田胃散は「命令を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に努めたい」とコメントした。

★健康食品の被害、「報告を」 被害把握へ提言

福地慶太郎

【朝日新聞デジタル20171181808分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKC845SYKC8ULBJ004.html

 厚生労働省の有識者会議は8日、健康食品による健康被害を十分に把握できていない現状を改善するため、事業者から国への報告を義務づけるなど体制を整備することを求める報告書をまとめた。厚労省は食品衛生法の改正などを検討し、対策を進める。

 健康食品については、法令上の明確な定義はない。「特定保健用食品」など国の制度で認証を得るものがある一方、認証を受けずに健康や美容の効果をアピールする食品も多い。こうした商品にどんな成分がどれだけ含まれるか、管理は業者に委ねられている。

 最近では、豊胸効果をうたう健康食品をとり、不調を訴える相談が相次いだことが発覚。厚労省が都道府県などを通じて調べると、業者に寄せられていた健康被害の情報は、5年間で223件に上った。

 有識者会議は報告書で、こうした健康被害が今後も起きる可能性が否定できないと指摘。「法的措置による規制の強化も含めた実効性のある対策を検討すべきだ」と求めた。自治体などを通じた被害情報の収集体制や、業者への商品の品質確保の義務づけといった対策も提言している。

 明確な定義がないなか、「健康食品」という呼称が消費者を誤解させる要因になっているとして、呼び方の見直しも検討すべきだとも指摘した。前回の食品衛生法改正から約15年がたった。食品の安全を取り巻く環境の変化に合わせ、厚労省は法改正をめざす。(福地慶太郎)

<鳥インフルエンザ関係情報>

★鳥インフル防疫対策強化を! 渡り鳥の飛来シーズン入り

【鶏鳴新聞20171025発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20171025t3.html

  北海道では9月上旬からオオハクチョウやコブハクチョウの飛来が確認された。毎年6000羽近い〝白鳥〟が飛来する新潟県の瓢湖では104日に4羽の初飛来が確認され、中旬の13日には1533羽にまで増加。しかも例年より多くの種類の渡り鳥が飛来しているといわれる。14日には鹿児島県・出水平野にナベヅル3羽が初飛来した。

 本格的な渡り鳥のシーズンは、養鶏・家きん業界にとって高病原性や低病原性の鳥インフルエンザ(AI)に警戒する時期でもあり、厳重な防疫対策が求められる。環境省は全国39か所で渡り鳥の飛来調査を実施し、各月の上、中、下旬に結果を公表するほか、10月から死亡野鳥やガン、カモ類の糞便を検体として高病原性鳥インフルエンザウイルスの保有状況を検査することにしている。

 また、農林水産省は都道府県に対し、発生予防対策として、家きん飼養農場での飼養衛生管理基準の順守状況を立ち入り調査し、適切な指導を行なうことを指示。その際に、人・車両、野鳥を含む野生動物を介したウイルスの農場内や家きん舎内への侵入防止について、家きん飼養農場に情報提供や指導・助言を行なうことも求めている。

 家畜伝染病予防法第51条の規定に基づいて立ち入り調査する家きんは、鶏、アヒル、ウズラ、キジ、ダチョウ、ホロホロ鳥、七面鳥で、ダチョウは10羽以上、その他は100羽以上の家きん所有者の農場(長期にわたって調査に応じない農場は罰則の適用を含め厳格に対処する)。

 飼養衛生管理基準の順守状況では、①家畜防疫に関する最新情報の把握など(発生予防やまん延防止に関する情報の入手など)②衛生管理区域の設定③衛生管理区域への病原体の持ち込みの防止④野生動物などからの病原体の侵入防止⑤衛生管理区域の衛生状態の確保⑥家きんの健康観察と異状が確認された場合の対処⑦埋却などの準備⑧感染ルートなどの早期特定のための記録の作成と保管⑨大規模所有者に関する追加措置(大規模所有者のみ記入)――について、細部のチェック項目(全部で個)に応じて達成度を評価する。

 家きん飼養者は、飼養衛生管理基準に基づき、AIウイルスの家きん舎内への侵入防止を徹底しなければならない。

 農林水産省は各都道府県に対し、飼養衛生管理基準の順守状況の立ち入り調査結果を1130日までに報告するよう求めている。調査結果は都道府県別に公表する予定。

 また、まん延防止対策では、早期発見・早期通報の徹底、的確な初動対応の徹底と連携体制の確認、AI発生に対する必要な人員と防疫資材などの確保――などを各都道府県に求めている。

<ジビエ関係情報>

★イノシシ肉新メニューへ試食会 砺波の飲食店

2017112

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00000009-hokuriku-l16

 砺波市徳万の「お食事処うえの」は1日、イノシシ肉を使った新メニューの試食会を住民を招いて行った。
 かつてジビエ料理が人気だった同店は、約10年ぶりの復活を目指して上野忠幸さん(52)がメニューを考案。「イノシシうどん」と「イノシシ丼」を試作品として10月上旬から販売し好評を得ている。
 1日は地元住民や関係者ら15人が集まり、もも肉を使った焼き肉と鍋を試食。食感など気付いたことを上野さんに伝えた。宗景とみ子さん(69=同市安川=は「臭みはなく、脂身が少なくてさっぱりしている」と話した。
 改善し、うどん、丼と併せた4品を6日から正式に販売する。上野さんは「高タンパク低カロリーで健康にいいイノシシ肉を味わってほしい」と話している。問い合わせは同店、電話0763370055

.<その他の情報>

★「牛乳は工業製品ではありません」 学校給食での「異臭騒ぎ」の知っておくべき真相

【西日本新聞2017112() 11:23配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171102-00010007-nishinpc-soci

 牛乳を飲んだわが子が「変な味がする」と訴えたとしたら、どう答えるだろうか。「おなかを壊すといけないから捨てなさい」とすぐさま処分させる人もいるかもしれない。しかし、ちょっと待ってほしい。

 

学校給食の定番「牛乳」消える 保護者の声きっかけ

 10月中旬、福岡県内3市の小中学校計約10校の子どもたちが、給食の牛乳について「豆乳のような味がする」と訴えたという。福岡市など、この3市を含む約260校に日々、提供している永利(ながとし)牛乳(太宰府市)に各市教育委員会や学校から連絡が入った。同社は「牛乳の味は日々変わるもので、通常の変化の範囲です」と説明したという。

  学校給食での牛乳の「異臭騒ぎ」は6月には茨城県、9月にも東京都と埼玉県であった。茨城では約60校で「味が薄い」などの声が上がり、約640人が体調不良を訴えた。新宿、板橋両区では約1900人が「においや味が変だ」と訴えたという。

  原因について茨城県は「メーカーは通常、風味が安定するように複数の農場の原料乳を混ぜて使っていたが、このときは一つの農場の原料乳を使用したことから、風味の違いが出た」と発表。衛生上の問題はなく、児童らが体調不良を訴えた点については「味の違いを強く感じ取ったことで体調の異変につながった可能性はある」と説明した。

 

動物である牛が出す乳は変化する

 牛乳の味は季節によっても、餌や牛の体調でも変わる。永利牛乳の長谷川章子専務によると、牛乳はもともと餌のにおいが移りやすい。牧場の青草が豊富な56月には青草の風味が出ることがある。暑い夏を過ごした乳牛の体調が落ちる秋口には、消化器官の機能が低下し餌を十分消化しきれず特定の成分が増減する場合もある。「豆乳のような味」は餌の大豆かすによる影響が考えられるという。関東の事例が発生したのが6月と9月というのも合点がいく。

  永利牛乳には2003年にも同じような苦情が寄せられた。このときは普段使っていない生産者の原料乳が入ったことが原因という。成分を分析する機器でも飼料由来を示すデータは確認できなかった。出荷前には担当社員が口に含んで風味に異常がないかを調べる官能検査を実施していた。それでも、分からないごくわずかな違いを察知する子どもたちの敏感な感覚に驚かされるが、動物である牛が出す乳は変化することがある、という事実も同時に知っていてほしいと思う。

  同社はこうした経緯も踏まえて15年に「酪農をもっと知ってほしい」と牧場に見学施設を開設、年間3千~4千人の見学者を受け入れている。

  「異臭騒ぎ」にはメディアも反省するべきところがある。子どもは「いつもと違う味」と指摘しただけかもしれないのに短絡的に「異臭」と捉え、表現してはいないか。見出しになれば、そのマイナスイメージを読者に植え付けてしまう。的確な判断が求められる。

 

「牛乳は工業製品ではありません」

 本紙生活面で「夢の種をまく-福岡県農業大学校より」を連載している川口進校長は、県の農業改良普及員時代、農場見学に訪れた母親から「乳牛って(雄も)みんな牛乳を出すと思ってた」と言われて驚き、乳を出すのは出産後の雌で、牛乳はいわば「子牛から横取りした母乳」だと説明しなければならなかったエピソードを紹介している。動物をはじめあらゆる命の犠牲によって暮らしが成り立っていることに、私たちはもっと思いを巡らしても良いのではないだろうか。

  福岡県筑後農林事務所の今村和彦所長は指摘する。「牛乳は工業製品ではありません。当然、味のずれはある。微妙に変化するのが命をいただくということです」

  最初の変な味の牛乳についての問いに戻る。確かな味覚と嗅覚、牛乳の知識を得た上で吟味し「大丈夫、これは味が少し違うだけ」と説明できる大人になりたい。.

西日本新聞社

★ウイルス性の出血熱、マールブルグ病の流行宣言 ウガンダ

CNN.co.jp2017113() 15:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171103-35109842-cnn-int

(CNN) 東アフリカのウガンダ東部で、致死率の高い感染症「マールブルグ病」の症例が確認され、同国保健省が流行を宣言した。

 世界保健機関(WHO)によると、マールブルグ病はウイルス性の出血熱で、人間への感染力が極めて高い。

ウガンダ保健省は10月19日に流行を宣言した。WHOによると、ケニヤと国境を接する東部のクウェエン地区で10月28日までに2人の感染が確認されたほか、感染の可能性が高い患者が1人、感染が疑われる患者が2人報告されている。このうち兄弟姉妹の男性2人と女性1人は死亡した。

保健省が最初に感染を確認したのは50歳の女性患者で、発熱や出血、嘔吐、下痢の症状を発症して10月11日に病院で死亡した。その3週間前には、この女性の兄弟の1人が同じような症状のため死亡し、同地の伝統に従って埋葬されていた。

 猟師だったこの男性の住居の近くには、マールブルグ病のウイルスを媒介するルーセットオオコウモリの生息する洞窟があった。

ウガンダのウイルス研究所は検査の結果、2人がマールブルグウイルスによって死亡したことを確認した。

 WHOは現地の保健当局と連携して、患者と接触した135人について経過観察を続けている。感染の疑いがあるとされた医療従事者2人については、血液検査の結果、感染は確認されなかった。

それでも病院や葬儀の場で数百人がウイルスに接触した可能性は残る。

 米国感染症学会によると、マールブルグ病のウイルスはエボラウイルスと同じ科に属し、血液や体液を介して感染する。血液に直接触れた場合のほか、患者の体液が付着した衣類や寝具を通じて感染することもある。

 感染した場合の潜伏期間は2日~21日。発症すると高熱、激しい頭痛、極度の倦怠(けんたい)感などの症状が出て、5~7日後には出血が始まり、悪化すると死に至る。複数の部位からの出血を伴うこともある。

 患者はやせ衰えて目が落ちくぼみ、無表情になる。WHOは「幽霊のような姿」と形容している。死亡率は平均で約50%に達する。マールブルグ病が最初に発見されたのは1967年で、ドイツとセルビアで同時に流行が発生した。これまでの流行による致死率は、ウイルス株や保健当局の対応によって24~88%と幅がある。現時点でマールブルグ病の治療法は存在しない。

★給食の歴史~脱脂粉乳から揚げパン、ソフト麺へ~

【読売新聞(ヨミウリオンライン)2017115() 7:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171105-00010000-yomonline-life

 バランスの取れた栄養摂取、様々な食材との出会い、食事を通じてマナーやルールを学ぶこと……学校給食には多くの役割がある。歴史をひも解くと、明治時代に貧困児童を救う目的で始まり、戦後の食糧難の時期に脚光を浴び、平成の今は「食育」の場としての期待が高まっていることがわかる。そんな学校給食の歴史を、埼玉県北本市の 学校給食歴史館 の大澤次夫館長に協力してもらい、懐かしいメニューとともに振り返ってみた。(読売新聞メディア局編集部 河合良昭)

.◆貧困児童の救済から「教育」の一環に

 学校給食は1889年(明治22年)、現在の山形県鶴岡市の寺にあった小学校で、貧困児童に僧侶らが無償で提供したのが始まりとされる。最初のメニューはおにぎり、塩鮭(サケ)、菜の漬物だった。

  第二次世界大戦後、困窮するアジアの人々を救済するため、米国の宗教団体や社会福祉団体などからの寄付「ララ物資」が日本に送られ、こうした物資やユニセフから提供された小麦粉や脱脂粉乳などを使って都市部から給食が再開された。

導」に位置づけられると、「教育」の一環となり、全国で実施されるようになった。2015年の文部科学省の調査によると、全国の小学校の991%、中学校の881%で実施されている。

◆「まずい」脱脂粉乳、「人気」の揚げパン、ソフト麺

 給食の献立も時代とともに移り変わった。戦後すぐにはコッペパンが主食で、牛乳ではなく、「まずい」と不評だった脱脂粉乳が使われた。GHQを主導した米国の、小麦や乳製品の消費地を確保したいとの思惑が働いた。

 52年になると、東京・大田区の調理師が考案したとされる、砂糖をまぶした「揚げパン」が登場。現在でも人気のメニューになっている。

  その後、給食用に開発された「ソフト麺」がメニューに加わる。「給食に麺を使ってほしい」という業界の要望を受けたもので、6210月に「全国ソフトめん協会」が設立され、全国に広まった。学校給食に合うようにと考えられたもので、伸びにくく消化がよく、中が軟らかいという特徴がある。正式名称は「ソフトスパゲッティ式めん」で、うどんとスパゲティの中間の硬さで、カレーなどの具や汁をかけて食べるのに適していた。

  76年には米の消費拡大を目指し、米飯給食が正式に導入された。この頃から食器に箸が加わり、それまで「刺す」と「すくう」の両方が一つでできるとして重宝された先割れスプーンが次第に姿を消していった。

  平成に入って96年、大阪府堺市で給食を原因とする腸管出血性大腸菌O(オー)157の集団食中毒が発生し、児童が亡くなった。これをきっかけに全国で調理方法や衛生管理の見直しが進んだ。現在では加熱調理することが原則となり、献立から果物や生野菜が大幅に減った。

  2005年に食育基本法で給食が食育の一環に位置づけられると、ひな祭りや節分などの年中行事に合わせた料理なども献立に並ぶようになった。地場産品を使った給食も積極的に出されるようになり、地域色豊かな献立に変わりつつある。

  現代の給食は、共働きの家庭が増えるなどして、多忙になった保護者をサポートするために、不足する栄養素を補う、マナーや地域の食文化を学ぶ役割も担っている。

読売新聞メディア局編集部 河合良昭

★家畜への抗生物質投与停止を=WHOが勧告

【時事通信2017108()9:47配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171108-00000027-jij-int

 【シカゴ時事】世界保健機関(WHO)は7日、世界各国の農家や食品産業に対し、成長の促進や病気の予防のために家畜に抗生物質を投与するのをやめるよう勧告した。

  使用を続ければ、抗生物質が効かない薬剤耐性菌が増え、家畜だけでなく人間にも悪影響が及ぶと判断した。

  WHOは「動物に抗生物質を乱用することで、耐性菌が出現することは科学的に証明されている」と指摘。人体に取り込まれると、抗生物質による必要な治療ができなくなり、「深刻な安全上の脅威となる」として、対策を急ぐ必要性を訴えた。

 

2017年11月 2日 (木)

2017年11月2日号-2PDF版

2017年11月2日号-2PDF版です。

見逃した記事がありましたので、追加しました。

「2017.11.2号-2.pdf」をダウンロード

2017年11月2日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年11月2日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年11月2日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★御坊市:給食食中毒の営業停止処分めぐる訴訟で「取消」判決、県は控訴

【和歌山放送20171027 1925分】

http://wbs.co.jp/news/2017/10/27/110293.html

ことし(2017年)1月、御坊市の小中学校などで起きた給食を介した集団食中毒で、和歌山県から営業停止処分を受けた調理受託業者が処分の取り消しを求めた裁判で、和歌山地方裁判所はきょう(27日)、県の処分を取り消す判決を言い渡しました。県は控訴する方針です。

ことし1月、御坊市の小中学校などでおきた集団食中毒では、園児や児童ら800人以上が下痢や嘔吐などの症状を訴え、県が給食センターを14日間の営業停止処分としました。その後、東京都の調査で、給食に使われた「刻みのり」が原因だったことが分かりました。

この裁判は、給食センターで調理を委託されていた、東京の「シダックス大新東ヒューマンサービス」が県にこの処分の取り消しを求めたもので、「食中毒の原因は、御坊市が給食の食材として調達した刻みのりだったため、献立に従って調理を行っていたシダックスに過失はなく、処分は不当」などと主張していました。これに対し、県側は「当時は被害拡大防止のために必要な処分だった」などと反論していました。

和歌山地方裁判所の中山誠一(なかやま・せいいち)裁判長はきょう、原告側の主張を認めて県の処分を取り消す判決を言い渡し、判決文の中で「県が提示した営業停止命令書には具体的な事実関係や処分理由が書かれておらず、手続き自体が違法だった」と指摘しました。

判決に対し、県側は、「主張が認められず残念。被害の拡大防止を優先した処分が違法となるなら、今後、原因が特定されるまで処分を行えず、県民の生命と健康を護れなくなる」とコメントし、控訴することにしています。

<参考記事>

営業停止取り消し求め業者が提訴 御坊市の集団食中毒

【和歌山放送20170612 1852分】

https://wbs.co.jp/news/2017/06/12/101669.html

御坊市の幼稚園や小中学校などで今年1月、給食を介して発生した集団食中毒を巡り、御坊保健所の営業停止命令は不当だとして給食センターの調理受託業者が処分の取り消しを求めて和歌山地方裁判所に提訴していたことがきょう(6/12)わかりました。提訴したのは、先(5)月1日付けで、和歌山県は争う方針です。

訴えたのは、東京の「シダックス大新東ヒューマンサービス」で、訴状によりますと、食中毒の原因は、御坊市が給食の食材として調達した刻みのりだったため、調理と搬送を行うセンターに過失はなく、処分は違法としています。

すでに営業停止の期間は終わっていますが、処分が取り消されなければ、今後の入札参加資格に影響するとして今回、処分の取り消しを求めて提訴しました。

御坊市などでは、1月、園児や児童ら800人以上が食中毒症状を訴え、御坊保健所は給食が原因と判断し、センターを、1月28日から2月10日までの営業停止としました。

2月に東京都立川市の小学校で発生した集団食中毒でも、御坊市の給食と同じ刻みのりが使われ、製造元だった大阪市北区の業者が大阪市から処分を受けています。

★営業停止処分「取消」 御坊食中毒で判決

【わかやま新報171028 1858[社会]

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/10/20171028_73475.html

 ことし1月に和歌山県御坊市や日高川町の幼稚園や小・中学校などで給食を介した集団食中毒が発生し、県から営業停止処分を受けた調理受託業者が処分の取り消しを求めた裁判で、和歌山地方裁判所は27日、業者側の主張を認め、処分を取り消す判決を言い渡した。県は控訴する方針。

 集団食中毒では、園児や児童ら800人以上が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、県は市給食センターを14日間の営業停止処分とした。食中毒の原因は市が調達した刻みのりであることが判明しており、給食センターでの調理を受託していたシダックス大新東ヒューマンサービス(東京都)は「過失はなく、処分は不当」と主張。県は「被害の拡大を防ぐために必要だった」と反論していた。

 判決で和歌山地裁の中山誠一裁判長は原告側の主張を認め、県が提示した営業停止命令書に事実関係や処分理由の具体的な記載がないことを指摘し、手続き自体を違法とした。

 判決に対し、県は「主張が認められず残念。被害の拡大防止を優先した処分が違法となるなら、原因が特定されるまで営業停止処分を行えず、県民の生命と健康を守れなくなる」とコメントした。

★食中毒業務停止 処分取り消し判決

【テレビ和歌山2017-10-27(金) 17:49

http://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=45676

今年1月、御坊市と日高川町の幼稚園や小中学校などで発生した給食を介した集団食中毒をめぐり、保健所が出した給食センターの営業停止命令について、給食センターの調理受託業者が県に対して処分の取り消しを求めた訴訟で、和歌山地方裁判所は今日、原告の主張を認め処分を取消す判決を言い渡しました。

 今年1月に御坊市と日高川町で、発生した集団食中毒では、幼児、児童・生徒、あわせて800人以上が食中毒症状を訴えました。

 御坊保健所は給食が原因と判断し、給食センターを2週間の営業停止処分にしました。

その後、東京都の調査で、「刻みのり」から食中毒の原因となったノロウイルスが検出され、御坊市の給食センターでも同じ「刻みのり」が使われていたことがわかりました。

 原告の給食センターの調理を受託している「シダックス大新東ヒューマンサービス」は、刻みのりは、御坊市が調達したもので、調理と運搬を行った原告側に過失はないと主張し、今年5月、県に処分の取り消しを求める訴えを起こしていました。

 今日の裁判で、和歌山地方裁判所は原告側の主張を認め、県に対し処分を取り消す判決を言い渡しました。

この判決に関して、県の山田成紀環境生活部長は、業務停止命令は被害の拡大を防ぐために講じたもので、適法かつ妥当な処分であったとの本県の主張が認められず残念です。県民の生命と健康を護るため、良識ある判決を求めて控訴しますとのコメントを出しています。

★御坊食中毒 処分取り消し

【読売新聞20171028日】

http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20171027-OYTNT50288.html

◇地裁判決 「違反行為記載なく、違法」

 今年1月に発生した御坊市と日高川町の集団食中毒で、県から営業停止処分を受けた給食調理委託業者「シダックス大新東ヒューマンサービス」(東京都)が、処分の取り消しを求めた訴訟の判決が27日、地裁であった。中山誠一裁判長は「処分を命じた県の書面は記載が不十分で、手続きに違法性が認められる」として、処分取り消しを命じた。

 判決では、県が同社に営業停止処分を命じた書面について、「同社のいかなる行為が食品衛生法違反であるか、全く記載されていない」と指摘。「行政手続法が定める処分理由の提示が十分になされておらず、違法な手続きと認められ、処分取り消しは免れない」と結論付けた。

 県は、「被害拡大防止のため速やかな措置が求められていた」「14日間の営業停止処分に過ぎない」などと主張したが、「正当化できる事情ではない」と退けた。

 判決を受け、県は、「主張が認められず、残念。県民の生命と健康を守るため、良識のある判決を求めて控訴する」としている。

 

 ◇公権力行使に一石 「対応柔軟に」専門家指摘

 御坊市と日高川町での集団食中毒を巡る訴訟は、手続きの違法性から県が敗訴した。ただ、議論を通じて浮かび上がってきたのは、そうした手続き論ではなく、処分という公権力行使のあり方だ。(葉久裕也)

 中山裁判長は判決文の末尾に、「処分の目的の一つに被害拡大の防止があるとしても、事案に対する責任の重さや(業者が)被った不利益の程度も考慮すべき」と異例の「付言」を記した。

 また、判決に先立つ9月28日には、処分が原因で他の自治体の入札に参加できなくなっている業者の窮状をかんがみ、「行政目的の達成を一時的に犠牲にしてもなお、これを停止して同社を救済することを検討すべきである」として、判決が出るまで処分の効力を止める決定をしている。

 武田真一郎・成蹊大教授(行政法)は「給食という多くの人に影響を及ぼす重要な問題と認識していたため、あえて付言したのではないか」と裁判長の意図を推し量った上で、「県は行政指導で対処する方法もあった。公権力の行使は必要最小限でなければならない」と指摘する。

 一方、県は、「今回の処分が違法なら、今後、保健所長は処分をちゅうちょしてしまう。原因の判明や特定まで処分できないとなると、その間に患者がどんどん増えてしまう」とする。

 食の安全に詳しい有路昌彦・近畿大教授は「被害を食い止めるには水際対策が重要で、そのためには素早い営業停止処分もやむを得ない。ただ、原因が分かり対策できた時点で、すぐに解除する柔軟な対応が求められる」とする。

 その上で、今後の改善点として、「給食の提供を確実にストップして被害を食い止められるような対処法を、あらかじめ業者との契約に盛り込んだり、マニュアルに組み込んだりしておくべきだ」と提案する。

<御坊市と日高川町の集団食中毒> 御坊市立給食センターで調理した給食を食べた児童・生徒ら計約800人が発症。県は、おかずの「磯あえ」を原因食品と断定し、委託業者を14日間の営業停止処分とした。その後、東京都内で集団食中毒が連続発生し、ウイルス発生源と特定された「刻みのり」の加工業者の商品が、御坊市でも用いられていたことが判明した。

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★千葉県:鴨川市、飲食店で3人が食中毒 ノロウイルス

【千葉県発表平成29112日(抜粋)】

https://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2017/shokuchuudoku/h291102.html

概要

平成29111(水曜日)午前9時頃、患者グループの代表者から「1029(日曜日)に鴨川市内の飲食店で会食したところ、3名が腹痛、嘔吐等の症状を呈している。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、鴨川市内の飲食店「だいにんぐ 友」を1029(日曜日)に利用した1グループ3名のうち3名が腹痛、嘔吐、発熱等の症状を呈し、3名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者及び従事者の便から食中毒の病因物質であるノロウイルスが検出されたこと、患者の発症状況がノロウイルスによるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員回復している。

1喫食者数 3

2患者数 3(内訳)女性323歳~24

3受診状況  腹痛、嘔吐、発熱

5発症日時 平成291030日(月曜日)午後7時頃から

6原因施設

所在地:鴨川市横渚字大久保1759-1

営業者:小磯 友紀

屋号:だいにんぐ 友

業種:飲食店営業

7原因食品 1029(日曜日)夜に当該施設で提供された食事

(主な献立)サラダ、ハムチーズ盛り合わせ、牛肉の煮込み、玉子焼き、ミートスパゲッティ、鮭チャーハン

8病因物質 ノロウイルス

9行政措置

営業停止3日間(平成29112日から114日まで)

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

★新潟市:北区の飲食店で焼き鳥食べ9人が食中毒 腸管出血性大腸菌O157

【毎日新聞20171028 2125分】

https://mainichi.jp/articles/20171029/k00/00m/040/082000c

  新潟市は28日、同市北区の食品卸売会社「みやこ商店」製造の焼き鳥などを買って食べた市内の男女9人が、病原性大腸菌O157に集団感染する食中毒があったと発表した。発熱や腹痛、嘔吐などの症状を訴えたが重症者はなく、いずれも快方に向かっている。

  同社は総菜などを製造して新潟県の内外に出荷していた。26日から中止し、流通している食品の回収を進めている。市は詳しい感染経路を調べている。

 市によると、9人は同社が市内の複数のスーパーに卸した焼き鳥や豚のレバーを今月1日以降に食べ、16~22日に症状を訴えた。1人は10歳未満で10代も3人いた。半数以上が入院した。

O157、食中毒で焼鳥メーカー営業停止

【NHK首都圏NWESWEB20171029日 0726分】

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171029/0002792.html

新潟市のスーパーで販売された焼き鳥などを食べた9人が腹痛などの症状を訴え保健所が調べたところ腸管出血性大腸菌O157による食中毒であることがわかり、新潟市は製造した会社を29日まで2日間の営業停止にしました。

 営業停止になったのは新潟市北区の総菜製造会社「みやこ商店」です。

 新潟市保健所によりますと、今月1日以降にこの会社が製造した焼き鳥などの食肉加工料理をスーパーマーケットで購入し食べた13人のうち9人が今月16日から22日にかけて腹痛やおうとなどの症状を訴えました。

 検査の結果、9人中7人から腸管出血性大腸菌O157が検出されました。

 保健所は焼き鳥などのスーパーで販売していた料理が原因の食中毒として29日まで2日間の営業停止を命じました。

 食中毒の発生でこれまでに7人が入院しましたが全員が快方に向かっているということです。

 O157は牛などの腸内に生息している場合があり人が感染した場合3日から5日の潜伏期を経て発症し激しい腹痛などの症状が見られ重症化すると溶血性尿毒症症候群などを引き起こすことがあります。

新潟市発表20171028

https://www.city.niigata.lg.jp/smph/iryo/shoku/syokuei/kohyo.html

新潟市保健所では素材の加熱や手洗い、洗浄などの徹底を呼びかけています。

腸管出血性大腸菌O157による食中毒の発生について

概要

 平成291019日(木曜)13時頃、市内医療機関の医師より腸管出血性大腸菌感染症発生届出が新潟市保健所にあった。その後も複数の届出が寄せられたことから、食中毒による集団感染を強く疑った。

 喫食調査の結果、患者らは101日以降に原因施設が製造した焼き串を購入し、喫食した13名中9名が1016日(月曜)から1022日(日曜)にかけて下痢(血便を伴う者あり)、嘔吐、発熱、腹痛などの食中毒様症状を呈したことが判明した。

 患者らに共通する食事は、焼き串のみであること。イベント等への参加はなく、同一に集まる機会はなかったこと。検便の結果、患者7名及び当該施設従業員4名の検便検査から腸管出血性大腸菌O157VT12が検出されたこと。患者の発症状況及び、症状が腸管出血性大腸菌O157によるものと一致したこと。以上より、新潟市保健所は、当該焼き串の喫食を原因とする食中毒であると断定した。

 患者らの症状は快方に向かっている。

 営業者は1026日から製造を中止し、また流通している食品についても回収を進めている。

原因施設

所 在 地 新潟市北区下大谷内1672番地21

名 称 株式会社みやこ商店

許可業種 そうざい製造業、食肉処理業、つけ物製造業

営業者名 株式会社みやこ商店 代表取締役 伊藤 洋子

原因食品

101日以降に当該施設が製造した焼き串

行政措置

新潟市保健所では次の措置を実施する。

 ・食品衛生法第6条第3号違反に係る、同法第55条第1項による

営業停止

 平成291028日(土曜)~1029日(日曜) (2日間)

 施設の清掃、調理器具等の洗浄・消毒の徹底の確認

 従事者へ衛生教育の実施

 ※尚、当該施設は1026日から自主休業している

腸管出血性大腸菌について

【特徴】

 牛などの家畜の腸内に生息している場合があることから原因食品として肉類とその加工品(焼肉、牛生レバー、牛たたきなど)による食中毒事例が多く発生していますが、野菜やその加工品などでも発生事例が報告されています。

また、腸管出血性大腸菌は食品からだけでなく、人から人への直接感染や動物と接触することにより感染するような感染症としての特徴もあります。

【主な原因食品】

・食肉(内臓等も含む)やその加工品(生や加熱不十分な状態)

・二次汚染された食品

【症状】

 潜伏期は35日程度で、少ない菌量でも発症します。下痢、血便、激しい腹痛などの重篤な症状を呈し、重症化すると溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症を引き起こすことがあります。特に子どもや高齢者には注意が必要です。

※溶血性尿毒症症候群とは

 腸管出血性大腸菌に感染した際、菌がつくる「ベロ毒素」が腎臓の細胞を破壊し、そこを通過する赤血球を破壊す ることで溶血がおき、急性腎不全から尿毒症を発症する

【予防方法】

1. 十分に加熱しましょう

 腸管出血性大腸菌O157は、加熱することにより(75℃以上で1分間、中まで食肉の色が変わるのが目安)死滅します。生や半生を避けて、十分に加熱して調理しましょう。

2. 保存時や調理時に、肉と他の食材との接触を避けましょう

 包丁、まな板は使い別けをしましょう。できない時は、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の肉はあとで切りましょう。

 また、生肉に使った包丁やまな板と調理済みの食品が触れないようにしましょう。

3.手洗い・洗浄をしっかり行いましょう

 汚染されている可能性のある食材を取り扱った際は、手洗いをしっかりとすると共に、調理器具等を念入りに洗浄し、必要に応じてアルコール消毒剤で消毒しましょう。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

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カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★埼玉県:川越市の飲食店、焼き鳥等で3人が食中毒 カンピロバクター

【埼玉新聞20171031() 21:57配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00010007-saitama-l11

 埼玉県川越市は31日、市内の飲食店「ザ・ファンキーチキン」で飲食した女性3人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち2人=いずれも(21)=から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたと発表した。市は食中毒と断定し、同店を同日から3日間の営業停止処分にした。

  市によると、3人はほか1人と来店。焼き鳥やサラダ、オムレツなどを食べた。1人は入院したが、その後に退院し、現在は全員快方に向かっているという。

★高知市:飲食店で鶏肉の刺身等を食べ4人が食中毒 カンピロバクター

【高知市発表2017111日】

http://www.city.kochi.kochi.jp/uploaded/life/95638_244825_misc.pdf

1 探知

平成29 10 28 日(土)15:14,高知県健康政策部食品・衛生課から「高知市内の飲食店において食事をした1名が下痢,腹痛等の症状を呈し,県内の医療機関を受診している。」旨の電話連絡があり,調査を開始した。

2 概要

平成29 10 20 日(金)2000,「一宮徳谷 八丁目どり」において調理,提供された鶏肉料理を食べた1グループ7名のうち,4名が下痢,腹痛,発熱等の食中毒症状を呈した。

原因となった食事には,未加熱の鶏肉が含まれており,当該鶏肉の伝票には加熱用の記載がされていた。

以下のことから,カンピロバクター・ジェジュニによる食中毒事件が発生したと断定した。

・県内の医療機関から食中毒患者等届出票が提出され,患者1名の便からカンピロバクター属菌が検出さ

れたこと。

・他の発症者3名中3名の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたこと。

・発症者4名に共通する食事は,当該施設において調理,提供された鶏肉料理のみであったこと。

3 発症者の状況(患者は,現在快方に向かっている)

1)発症日時 10 21 日(土)09:0010 22 日(日)21:00(潜伏期間13.049.0 時間)

2)発症者数 女性4名(20 歳代)

3)主症状 下痢,腹痛,発熱

4)受診者 3名(うち,入院した者は0名)

4 原因施設

1)施設の名称及び所在地 「一宮徳谷 八丁目どり」 高知市一宮徳谷1-11

2)営業者の氏名 岩本 高博(いわもと たかひろ)

3)営業の種類 飲食店営業(居酒屋・スナック等)

5 原因食品 10 20 日(金),当該施設において調理,提供された鶏肉料理

鶏の刺身(ささみ,レバー,ずりレバー),鶏飯,鶏の唐揚げ,クリームチーズ,クラッカー,ふわたま焼き,枝豆,焼鳥,サラダ,飲物等

病因物質 カンピロバクター・ジェジュニ

7 行政措置 平成29 11 月1日(水)から11 月4日(土)まで4日間の営業停止処分

8 食中毒発生状況(本件を除く。)平成29 年 3件 90

9 カンピロバクター属菌とは

鶏・牛・豚などの腸管内に保菌されている食中毒原因菌で,生肉が汚染源として重要視されており,特に生の鶏肉と牛レバーの汚染が極めて高い。主な症状は腹痛,下痢,発熱で,経口感染し,発症までに1~7日(平均2~3日)を要するという特徴がある。まれに,ギラン・バレー症候群(手足の麻痺などの症状)を発症することがある。

【予防対策】

・食肉(特に鶏肉)は生で食さないようにすること。

・十分な加熱(中心温度75℃,1分間以上加熱)をすること。加熱不十分の肉は生肉と同じ。

・まな板,包丁は肉・野菜などの食材ごとや,加熱・非加熱品でそれぞれ使い分けること。

・生肉に触れた手指は汚染されているので,次の作業の前に十分手洗いすること。

・焼肉等では,生肉には取り箸やトングを使用し,食事用の箸では生肉に触れないこと。

★東京都:江戸川区の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【江戸川区公表20171028日(抜粋)】

http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kenko/eisei/shokuhin/ihan.files/kouhyoukanpiro.pdf

業種 等 飲食店営業

施設名称 鳥勇

施設所在地 東京都江戸川区 江戸川二 丁目 6番地 2

営業者氏名他 平賀 勇太郎

主な適用条項  食品衛生法第6条 違反

不利益処分等を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容 営業停止 (5日間) 並びに施設及び取扱改善命令

食中毒の原因 カンピロバクター・ジェュニ

備考 患者数 5名

★千葉市:稲毛区の飲食店で4人が食中毒 カンピロバクター

【千葉市公表20171027(抜粋))

http://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/kenkou/seikatsueisei/offenderc.html

1.概要

平成291023日、患者から「1014日市内飲食店を友人と利用後、体調不良を呈した。」旨の届出があった。調査の結果、1014日の当該飲食店利用者のうち、通報のあった1グループ5人中4人が、下痢、発熱、腹痛の食中毒様症状を呈していたことが判明した。患者に共通する食事は、当該施設で調理、提供された食事に限られていること、患者の便からカンピロバクターが検出されていること、患者の症状および潜伏時間が同菌によるものと一致していること、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、市保健所長は1027日、当該施設で調理、提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

2.発生年月日  平成291015日午前11

3.喫食者数  5

4.患者数  4(うち入院0人)

5.主な症状  下痢、発熱、腹痛

6.原因施設  屋号:やんちゃ 業種:飲食店営業

所在地:千葉市稲毛区緑町2丁目144号逸見ビル1階   営業者:田中 聖(たなか せい)

7.原因食品  平成291014日に当該施設で調理、提供した食事

8.病因物質  カンピロバクター

9.措置  営業停止(1027日から1029日まで3日間)

★大分県:別府市の飲食店、地鶏のたたきで10人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞20171028日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171028/ddl/k44/040/314000c

 県は27日、別府市内の病院に勤める20~30歳代の男女10人がカンピロバクターという細菌による食中毒にかかったと発表した。重症者はいないという。

 県によると、病院の送別会が20日夜に別府市内の飲食店7DINER(セブンダイナー)=南波有宣社長=であり、参加した31人中10人が腹痛、下痢、発熱などを発症した。メニューに地鶏のタタキがあり、県は鶏肉の加熱不足が原因の可能性が高いとみている。県は同店を29日までの3日間、営業停止とした。【池内敬芳】

★熊本市:飲食店で鶏肉の生や加熱不足で5人が食中毒 カンピロバクター

【熊本市報道資料平成 29年10月26日(抜粋)】

http://www.kumamoto-shoku.jp/fck_upload/info/file/2017_10_26houdou.pdf

食中毒発生概要

本日、食中毒発生に伴い飲食店への営業停止処分を行いましたので、お知らせします。

1 概要

(1)探知

平成29年10月23日(月)12時30分、熊本市保健所に有症者の家族より「熊本市内の飲食店で食事をした6名中5名が発熱、下痢などがある。食中毒ではないか。」と連絡がありました。

(2)調査

調査の結果、当該グループは6名で平成29年10月16日(月)に同じ飲食店で食事をしており、うち5名が10月19日(木)から10月21日()にかけて、腹痛、下痢、発熱などの症状を訴え、医療機関を受診していることが判明しました。

(3)決定

有症者5名の共通食は当該飲食店での食事のみであり、また、有症者便の検査結果、有症者の喫食状況や発症状況、当該飲食店での調理状況(鶏肉の生又は加熱不足での提供や手指や調理器具等からの二次汚染の可能性あり)から、この飲食店の食事を原因食品とする食中毒と断定し、この飲食店に対して営業停止を命じました。

2 有症者の状況

(1)発症日時平成29年10月19日(木)22時(初発)

(2)主な症状腹痛、下痢、発熱、嘔気

(3)喫食者数6名

(4)有症者数5名(有症者の年齢20歳~33歳)

内訳男性:3名女性:2名

(5)その他医療機関受診者5名(入院者0名)

有症者はいずれも快方に向かっています。

3 原因食品10月16日(月)に当該飲食店で提供された食事(21時頃喫食)

4 病因物質カンピロバクター

5 原因施設(1)名称(屋号・商号)鶏とりの丸金まるきん

(2)業種飲食店営業(一般食堂)

(3)営業者氏名駒こま高だかさかえ

(4)営業所所在地熊本市北区武蔵ケ丘4丁目1-

6 措置等

営業停止平成29年10月26日(木)から10月28日(土)までの3日間

★大阪府:吹田市の飲食店、鶏のたたきで7人が食中毒 カンピロバクター

【大阪府公表H29.10.27(抜粋)】

http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/ihan/sisetsuihan.html

違反施設

業種名  飲食店営業

施設の名称  あい鶏

営業者名 株式会社ラサンテインターナショナル

所在地  吹田市原町4丁目23-9

違反の理由  食品衛生法第6条第3号違反

違反の内容  食中毒の発生

措置状況  営業停止2日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】1014日に提供された食事(鶏のたたきを含む)

【患者数】7

★生の鶏肉食べたら幻視が...  「カンピロバクター」が起こした恐ろしい病気

J-CASTニュース20171027 80分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13806867/

【ザ!世界仰天ニュース】(日本テレビ系)20171017日放送「命が危ない!あの恐怖&食材の真実に迫る!秋の4時間スペシャル」

近年ニュースなどでたまに耳にするようになった「カンピロバクター」。「食中毒を起こす細菌で、生の鶏肉を食べると危ない」くらいの知識ならあるという人も増えているだろう。

そんなカンピロバクター、食中毒だけでなく、後遺症が現れる恐ろしい病気を引き起こすおそれがある。

 

自律神経を攻撃し命をおびやかす

東京都で一人暮らしをしている50代男性は、201412月、突然体に異変が現れた。夜に歯を磨こうとした時、指に力が入らず、水が入ったコップが持ち上げられない。疲れだと思い、そのまま眠りについた。

翌朝目覚めると、両手足に力が入らない。何とかベッドから起き上がって救急車を呼んだが、電話している間にもどんどん力が入らなくなっていった。 

大阪府の40代男性は、20158月の朝、職場について間もなく手が冷たくしびれていると感じた。足もしびれてきて、さらに時間が経つと倦怠感に襲われ、キーボードも上手く打てなくなった。その日は会社を早退した。

翌朝、目覚めると手にも足にも力が入らない。妻が半ば強引に病院へ連れて行った。

 

二人を襲ったのは、「ギラン・バレー症候群」だった。

主に筋肉を動かす運動神経が攻撃され、手足に力が入らなくなる、腱反射がなくなる、免疫に悪影響を及ぼす神経疾患だ。

年間10万人に12人の割合で発症し、細菌やウイルスによる感染が主な原因だ。

ギラン・バレー症候群を引き起こす細菌で最も多いのが「カンピロバクター」だ。

通常、人は細菌やウイルスに感染すると、体内に抗体ができる。抗体は細菌やウイルスと結合し、攻撃したりある細胞に食われやすくしたりして細菌・ウイルスを消滅させる。

カンピロバクターの一部には末梢神経の表面と同じ構造が存在し、細菌を攻撃するはずの抗体が誤って末梢神経を攻撃してしまい、ギラン・バレー症候群が発症する。

血圧や脈拍をコントロールする自律神経を攻撃するので命をおびやかす危険もある。日本での死亡率は1%強だ。

 

鍋料理の半生の鶏もも肉を食べていた

東京都の男性は発症の2週間前、忘年会で鍋料理を食べた。その中の鶏もも肉が中まで火が通っていなかったがそのまま飲み込んでしまい、3日後から激しい下痢が1週間続いていた。

大阪府の男性も、鶏の刺身を二切れ食べ、その4日後に39度の熱、激しい下痢、倦怠感、頭痛に襲われていた。

様々な動物にカンピロバクターが存在するが、鶏が最も多く保菌している。鶏の腸にカンピロバクターが多く、処理される間に肉に菌が付着する場合がある。

 

新鮮なら生で食べても大丈夫と思われがちだが、実は大間違いだ。

東京顕微鏡院の伊藤武名誉所長「カンピロバクターは酸素に触れるとどんどん死んでいく。常温で置いている鶏肉からは少しずつ菌が減っていく。新鮮な肉ほど元気よくカンピロバクターが汚染している」

ギラン・バレー症候群の治療は、精製した血液製剤を集中的に投与し、異常な自己免疫を抑える。一般的には1か月過ぎると回復に向かい、半年から1年で約7割の患者が元の生活に戻れる。

しかし東京都の男性は症状が悪化していった。首の筋肉がまひして首がすわらないほか、病室のカーテンの格子が原稿用紙のマス目に見え、お経のように知らない漢字で埋められるなどの幻視も現れた。意識ははっきりしていたので、現実でないと理解はできた。

さらに胸の筋肉が動かなくなって自発呼吸ができなくなり、不整脈も起こした。喉の筋肉がまひして誤嚥(ごえん)が起き、何度も肺炎に。熱と胸の痛みが1か月間続いた。

3か月で体重が20キロ落ち、入院生活は半年に及んだ。現在は普通に歩けるほどに回復したが、手の先にまだまひが残っている。

大阪府の男性も半年間入院し、必死のリハビリで仕事に復帰したが、いまだ手足のしびれは残っている。

大阪府の男性「生の肉を食べたら、悪くても食中毒くらいだろうという甘い考えだった。こんなに大きな病気になって、後遺症をずっと抱えて生きていかなくちゃいけない。ギラン・バレー症候群になる可能性を知っていれば食べなかった。病気の危険性を知るのが大事だと感じています」

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

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腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

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ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

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セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

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エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

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化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

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寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

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植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

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.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

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病因物質調査中食中毒

★岡山県:吉備高原学園の学生食堂で35人が食中毒 病因物質調査中

【山陽新聞20171027 2141分 更新】

http://www.sanyonews.jp/article/619515/1/?rct=area_syuyo

 岡山県は27日、吉備高原学園高(吉備中央町上野)の学生食堂で食事をした生徒33人と教員2人(40代と50代)の男女計35人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を訴えたと発表した。入院患者はおらず、全員快方に向かっているという。

  県によると、県備前保健所に26日、「生徒15人に25日夜から下痢などの症状があり、医療機関を受診している」と連絡があった。同校は全寮制。生徒は普段、学生食堂で食事を取っており、教員を含めた35人は25日も食堂で同じメニューを食べた。他に共通する食事がないことから、食堂の料理が原因の食中毒と断定。25日の主な料理は中華炒めや春巻き、ローストビーフ、オムレツなどだった。

  同保健所は食堂を27日から5日間の営業停止にした。料理は飲食業「大惣」(総社市真壁)が作った。

岡山県発表平成2 91 02 7(抜粋)

http://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/226020.pdf

事件の概要

平成291026日(木)16時頃、加賀郡吉備中央町にある吉備高原学園高等学校(全寮制)から備前保健所へ「生徒15名が25日(水)夜から下痢や嘔吐の症状を呈し、医療機関を受診している」との通報があった。

同保健所が調査したところ、学生食堂で食事をしている同校の生徒33名と教事件の概要師2名が下痢、腹痛等の症状を呈していることが判明した。

同保健所は、患者の発症状況、共通食が同校内にある学生食堂の食事のみであること、医師から食中毒の届出があったことから、学生食堂の食事を原因とする食中毒と断定し、食品衛生法に基づき営業停止処分とした。なお、有症者の容態は全員快方に向かっている。

喫食者数  290名年齢10歳代~50歳代

患者数  35名(男性22名、女性13名) 年齢10歳代、4050歳代   入院者数  0

初発患者発症年月日  平成291025日(水)午後10時頃10歳代の男性

患者の症状下痢、腹痛等

原因( と推定される)食品の製造者

所在地:岡山県加賀郡吉備中央町上野2400

施設名称:吉備高原学園学生食堂  業種:飲食店営業

営業者:大惣株式会社代表取締役社長坪井祥隆

主な献立 中華炒め、春巻き、スープ、和え物、ライチ、松茸ごはん、ミルフィーユカツ、ミニそば、ローストビーフ、たこの酢の物、オムレツ、南瓜サラダ、バナナなど

原因食品  調査中  原因物質 調査中

行政措置  備前保健所は平成291027日(金)から1031日(火)まで5日間の営業停止処分とした。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

該当する記事は見つかりませんでした。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★バナナに針金状の金属片混入 ドール、9千袋自主回収へ

【朝日新聞デジタル20171111713分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKC1554MKC1ULFA01D.html

ドールは1日、フィリピン産バナナの一部商品に針金状の金属片が入っていたとして、計9千袋を自主回収すると発表した。長さ3センチ程度で、これまで2件を確認したが、けが人はいないという。

 10月25日以降に店頭に並んだ「シンプルラインバナナ」と「ボビーバナナ」のうち、袋に貼り付けてある管理番号の左から3~5けた目が「982」の商品が対象。同社によると、10月27日に川崎市の自社倉庫でバナナを検査したところ、実の中に針金が入っているのを発見。30日には、購入者から「バナナの中に針金状の金属が入っている」と問い合わせがあった。袋詰めしたフィリピンで混入した可能性が高いといい、現地警察に被害届を出したという。

 問い合わせは同社お客様相談室のフリーダイヤル(0120・500・439)へ。平日の午前9時~正午と午後1~5時に受け付ける。3日からの3連休も受け付けるという。(牛尾梓)

★マックのポテトに「石」混入 郡山で直径1ミリ、健康被害なし

【福島民友新聞20171031() 10:36配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00010002-minyu-l07

 郡山市内のマクドナルドで販売されたフライドポテトの中に石が混入していたことが30日、日本マクドナルドへの取材で分かった。

  同社によると、同市の男性が8日昼ごろに同店で「マックフライポテト」を購入。男性の家族が自宅で食べていたところ、直径約1ミリの異物が入っていたと男性から同店に連絡があった。連絡を受けた同店店長が、商品を回収し謝罪した。健康被害はないとしている。

  同社は、社内での調査の結果、異物は石であると判断し、ポテトの製造工場では高圧水蒸気や振動選別機による異物除去などの対応をしていることから、ジャガイモの生育過程や収穫の際に石が混入したとみている。同社によると、ほかの商品や店舗で異物混入は確認されていないという。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★しゃぶしゃぶ用魚介に賞味期限切れ調味料添付

【滋賀県公表20171031日】

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/jisyu.html

自主回収の開始1030

対象品

①:「鯛しゃぶしゃぶ用(養殖)」

②:「ぶり薄切刺身(養殖)しゃぶしゃぶに最適」

③:「鰤、鯛ミックスしゃぶ用(養殖)」

製品の特定情報

【包装形態・内容量】  ラップ包装 12切入り

【消費期限】①:20171030日  ②・③:20171029

【製造者】株式会社ベストーネ(滋賀県犬上郡多賀町中川原字虎尾381-1)

販売数量

 48パック  90パック 62パック

回収理由

 2017820日」賞味期限のポン酢を添付して販売したため

問い合わせ先 株式会社ベストーネ 品質管理部 電話:0749-23-8801 (9時~18時)

★生鮮かき(生食用)、E.coli最確数 330/100gで回収命令

【宮城県公表平成291027日】

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shoku-k/ihansha-shokuhin.html

違反食品名等  鮮生かき(生食用) 500g

違反条項  食品衛生法第11条第2

違反内容  E.coli最確数 330/100g(基準:230/100g以下)

違反食品製造者等氏名  株式会社 宮戸水産  代表取締役 鈴木良治

違反食品製造施設等所在地  東松島市宮戸字西大振場1-1

行政処分等の内容及び措置状況等

食品衛生法第54条の規定に基づく回収命令

処分年月日:平成291026

<HACCP制度化関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<表示関係情報>

★独自表示制度、愛称は「ヘルシー・フォー」

【健康産業新聞20171030() 18:25配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00010000-kenkoshin-ind

四国産業・技術振興センターが民間独自の食品表示制度としてスタートさせた「四国健康支援食品制度」の愛称が「ヘルシー・フォー」に決まった。「フォー」には四国の意味を込めた。評価マークも決定。今後「ヘルシー・フォー」という名称をイベントや展示会などで活用していく。

同制度では、当該食品に含まれる素材の科学的根拠を評価。直接的な表示はできないが、認証されれば「この食品に含まれる<素材名>については、『健康でいられる体づくりに関する科学的な研究』が行われたことを四国健康支援食品評価会議が認めたものです」と表示できる。

初の認証品にはサプリを含む4 品が決定。同センターの主催で118 日に高松市で開催される「四国食品健康フォーラム2017」でお披露目される。フォーラムでは、日経B P社マーケティング戦略研究所主席研究員の西沢邦浩氏が「地域独自の素材を活用した健康食品の開発と情報戦略」と題して基調講演するほか、認証事業者によるプレゼンや、同制度の活用方策についてのパネルディスカッションも行われる。

★食品の賞味期間表示 「年月日」→「年月」 廃棄防ぎ物流効率化も 変更の動き じわり 小売り 製造業

【日本農業新聞20171029() 7:01配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00010000-agrinews-bus_all

 食品の賞味期間の表示を「年月日」から「年月」に変更する動きが、メーカーや小売りで広がっている。まだ食べられる食品を廃棄する「食品ロス」が社会問題となる中、食用が可能な範囲で期間に幅を持たせ、無用な廃棄や安売りを減らす狙いだ。現在は調味料などの加工食品や飲料品が中心。物流や在庫管理の効率化にもつながる。追随する企業が増えてきそうだ。

  農水省によると、国内の食品ロスは年間621万トン(2014年)に上る。ロス削減を掲げる農水省と経済産業省の協議会を通じ、食品メーカーや小売り大手は表示の変更を検討してきた。トラック運転手や倉庫作業者が不足しており、物流効率化の側面からも表示移行を後押しする。

  既に賞味期間表示を「年月」に変更する動きは活発化している。食品大手の味の素は2月から中華調味料3品を年月表示に変更。8月から即席スープや鍋用調味料など73品目に対象を拡大した。残る90品も19年度中の移行を目指す。

  飲料大手、サントリー食品インターナショナルは、来年1月から賞味期間を表示変更する飲料製品を拡大する。18年中に5ブランド・約80品を移行し、年月表示する商品の割合を全体の約9割に高める方針だ。同社は「廃棄や管理する作業を減らすことができ、コスト削減につながる」と、効率性の向上を挙げる。

  流通大手のイオンは来年4月から、プライベートブランド(PB)の加工食品の表示変更に乗り出す。小売業がPBの賞味期間の表示を年月に変更するのは初めてで、まずシチュー、釜飯用調味料、蜂蜜の3品目が対象。19年秋までに、賞味期間が1年以上のPB加工食品全てを年月表示に切り替える。

  「グループ全体で年間16万トンの食品廃棄がある」と同社。生鮮品の加工や総菜製造で発生する食品廃棄物を堆肥に活用する資源リサイクルの実施規模も拡大しながら、食品ロス発生量を25年までに半減させる方針だ。

  スーパーでは賞味期間の3分の1を過ぎた食品は納品を受け付けない商慣習があり、メーカー収益の悪化要因となっている。原材料の農産物を適正価格で取引する観点からも対応が必要になっている。

業界一体で対応を 食品製造業界に詳しい、食品産業センター・武石徹企画部長の話

 賞味期間表示を見直し、廃棄や環境負荷を減らそうという意識が食品業界で強まっている。企業単独の動きだけではなく、今後はメーカーと物流や小売りなど受け入れ側が一体になった取り組みが拡大の鍵となる。

<職場労働環境関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<ジビエ関係情報>

★広がれジビエフレンチ 東京の専門店シェフが料理講習会

【岐阜新聞Web20171031() 8:34配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171031-00005320-gifuweb-l21

 ジビエ(野生鳥獣肉)の活用促進に向けて、東京でジビエ専門レストランを開くフレンチシェフ神谷英生さん(50)を招いた料理講習会(岐阜県主催)が岐阜市内で開かれ、飲食店や解体加工業者ら約20人がジビエ普及のポイントなどを考えた。

  神谷さんは2004年に東京・中目黒にレストランを開き、揖斐郡揖斐川町産のシカ肉ステーキなどを提供しているほか、全国各地でジビエの普及を目的とした講習会を開いている。

  ホシザキ東海岐阜支店(岐阜市東鶉)で開かれた講習会では、神谷さんがコンソメフォンデュなど5品を調理し「揖斐川町のシカ肉は脂の乗りが良く、日本トップクラスの素材」と紹介した。

  フルーツでカラフルに盛り付けしたハムを例に挙げ「ワインに合うメニューを考えるなど、普及には女性受けが不可欠」と話し「岐阜には良質のジビエがある。地酒など多様な食材と組み合わせて地域振興に生かしてほしい」とアドバイスした。

  解体処理を手掛ける中尾洋一さん=恵那市=は「ジビエの可能性は広がっている。流通ルート拡大に力を入れていきたい」と話した。

★イノシシやシカの肉「房総ジビエ」の普及を 講習会開かれる /千葉

【千葉テレビ20171030() 10:37配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171030-00010000-chibatelev-l12

千葉県内で捕獲されたイノシシやシカの肉「房総ジビエ」を普及させようと、27日、千葉市内で飲食店向けのジビエ講習会が開かれました。農作物を荒らすイノシシやシカなど野生鳥獣の肉を活用するジビエの講習会には県内外の飲食店関係者ら約50人が参加し、ジビエ肉の衛生管理の徹底や加熱の重要性、入手方法などについて講義を受けました。

  また、日本ジビエ振興協会の藤木徳彦理事長が実際にイノシシの肉を使って調理を実演。ジビエ肉には欠かせないおいしく安全に加熱する温度や肉の中心温度の計り方など説明しながら手際の良い調理を披露し、参加者はジビエ肉への関心を高めていました。

 参加者

 「調理の仕方、火の入れ方などが再確認できたのでとてもよかった」

 「県のジビエフェアにも参加して広く千葉県から発信していったらいいなと思う」

  昨年度、県内のイノシシやシカなどの野生鳥獣による農作物への被害額は約46500万円にも上り、県はジビエ肉の普及拡大などで捕獲した野生鳥獣を有効活用していきたい考えです。

.チバテレ(千葉テレビ放送)

.<その他の情報>

★「手洗い」こそ感染症予防に最強!米CDC推奨の方法とは

【ダイヤモンド・オンライン2017112 60分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13834178/

 インフルエンザに食中毒と、秋~冬にかけては感染症に注意が必要な季節。発症してから慌てるより予防に力を入れよう。

 感染症の予防策のうち、手軽だが最も強力なのは「手洗い」だ。外出後や食事の前には必ず手を洗いたい。幼児じゃないんだからと侮るなかれ。流しっ放しの水流とせっけんで手指を洗うと「手洗いなし」と比較して、細菌どころかウイルスの感染力や遺伝子量を100分の1未満に抑えられる。

 CDC(米国疾病対策予防センター)のホームページには「細菌と戦え! 手を洗え!(Fight Germs. Wash your Hands!)」と題した特設ページが用意されている。「なぜ、この方法がいいのか」という根拠と、動画解説もあるので参考にするといいだろう。

 CDCが推奨する手洗い方法は、(1)流水で手をぬらし、水を止めてせっけんをつける──水の温度は冷たくても温かくてもいい。熱いお湯のほうがより除菌できる、というわけではない。

 せっけんは普通のタイプで十分だ。「薬用せっけん」を使い続けると、除菌どころか逆に耐性菌を生み出す危険性が増す。米国食品医薬品局は、薬用せっけんの販売を禁止しているくらいだ。

 (2)せっけんを泡立て、手のひらから手の甲、指の間、指先から爪の間までまんべんなく塗りつける。爪の間は、泡を盛った手のひらを引っ掻くようにするといい。

 (3)手を少なくとも20秒間、こすり合わせる。タイマーを使ってもいいが、CDCお勧めの方法は「ハッピーバースデー」を2回歌い切る間、だそうだ。

 (4)流水で手をきれいにすすぐ。

 (5)清潔なタオルで手を拭く。エアタオルを家庭に備えることは難しいので、ペーパータオルを用意しておくといいだろう。

 近くに水道やせっけんがない場合は、除菌成分としてアルコール濃度が60%以上のウエットティッシュで「ごしごし」拭くこと。アルコール濃度が60%未満、あるいは他の消毒成分に関しては、十分な除菌効果が認められていない。

 過剰に神経質になる必要はないが、特にお年寄りがいる家庭では、手洗いを家族の習慣にしたい。

(取材・構成/医学ライター・井手ゆきえ)

★食品への異物混入苦情、消費者に翻弄される異常ニッポン

松永和紀 (科学ジャーナリスト)

Wedge Infinity 2017112日】

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10980

 神奈川県大磯町の中学校の給食問題、皆さんはどのようにご覧になっていたでしょうか。20161月から事業者委託の弁当方式ではじめられた給食。異物混入が相次ぎ味も悪く残食が多いとして、今年9月に問題が表面化しました。

 町によれば、161月からの異物混入は84件(毛髪39件、繊維14件、虫7件、ビニール片4件など)。毛髪が束になって入っていた、という苦情もあったとされています。しかし、工場内で入ったことが明確なのは毛髪3件、繊維2件、虫1件、ビニール片4件など計15件にとどまっています。

 報道によれば、事業者は1013日を最後に納品を中止し、町は別の事業者に弁当提供を要請していますが、3社に断られたとのことです。

 断られるのは当たり前でしょう。事業者にしてみれば、弁当を提供し始めたときに、努力いかんにかかわらず、同じように苦情が多発するのが目に見えているからです。

 食品に毛髪や虫等の異物が入っていた、という事例はよく、世間を騒がせますが、その多くは実は、生産の際には入っていません。消費者段階で入っています。しかし、事業者は謝っているのです。原因を突き止めるにはコストと時間がかかります。さっさと謝ったほうが多くの場合、騒ぎになりにくく、クレーム内容がSNSなどで一方的に流されることもなく、最小限の影響で済みます。

 「業者の管理がずさん」などと消費者の苦情をそのまま報道するメディアは、食品業界の異物混入苦情の実情を知っているのでしょうか。SNSで情報を広げる人たちは、消費者の勘違いやいたずらの可能性すらある、ということをどれほど意識しているでしょうか。

 日本の異常な異物混入苦情の一端をご紹介しましょう。

話題になると、苦情件数も跳ね上がる

 異物混入は、なにか社会的な問題が発生すると、件数が跳ね上がります。工場での発生頻度が大きく変動するはずがありません。つまり、消費者の関心の度合いにより、苦情を申し立てる件数が増えるのです。少々古いデータですが、日本生活協同組合連合会のグラフが、その変動ぶりを表しています(図1)。

  2015年にマクドナルドで異物混入が騒動になったときにも、件数が跳ね上がった、と企業は口をそろえます。苦情が多いのは毛髪や昆虫類、プラスチック片や金属類などです。消費者の訴えを元に、「食の安全が揺らぐ」などと報じるのがメディアの通例でしょう。

混入防ぐため、何重もの対策

 実際には、多くの食品工場で作業者は写真のような状態です。

 頭部はネットを被って毛髪を納め、さらに帽子を被り二重に毛髪の落下、食品への混入を防いでいます。口にはマスク。全身を作業着で覆い、手には手袋。見えているのはほぼ目だけ。人は雑菌の塊なので、異物混入だけでなく、微生物が人からうつるのを防ぐ意味からも、できるだけ覆っているのです。

 目だけが出ている状態になり、粘着シートでロールがけして作業着に付いた毛髪やちりなどをとり、さらにエアシャワーを浴びて微生物やほこりなどを吹き飛ばした後に工場に入り作業します。

 この後、作業中に毛髪がばらばらと大量に落ちるでしょうか?

時折、歯の詰め物が入っていた、差し歯が、などという苦情も聞かれますが、その可能性はどれくらい? 作業者が意図していたずらを仕掛けないかぎりは、まあ、ありません。

 作業者が外からものを持ち込んで入れないように、作業着にはポケットがついていません。

 お弁当になるとさらに工程が増え、大人数で詰めてゆく作業をしますので、作業者同士、注意し合いますし、相互監視も働きます。写真3,4は、幕の内弁当を詰めてゆく作業中。息を合わせて次々に詰めてゆく弁当作りは、それはそれは見事なものです。

 さらに施設自体も、虫やネズミ等が入り込まないように開口部を減らし、排水口には網を張ります。虫を寄せ付けないように、照明の数を減らしたりLED照明に変更したり。製造過程で出た廃棄物は毎日処分し、排水溝等の清掃も定期的に行います。機械装置の点検、メンテナンスも欠かしません。

 こうした中で食品を製造し、多くの工場では最後に金属検出器やX線検査器等を通して金属や石、プラスチック片、虫等が混じっていないか、一品ずつ確認するのです。

 ただし、残念ながらこのような努力をしても防げない場合がある、というのが異物混入。やっぱり毛髪の抜け落ち等をゼロにはできません。

 大企業の大工場であっても、「日頃開けない配電盤を開けたら、蛾の巣が見つかり大騒ぎ」「機械の一部がいつのまにか壊れていて、破片の一部がなくなっていた。食品中に入ったかも」というような事故が起きます。

 人ですから、ミスも起きますよね。ましてや、施設が老朽化していたりX線検査器を購入できなかったりする中小企業の異物混入防止の苦労はたいへんなものです。

消費者の勘違いか、いたずらか

 以上が事業者の実情です。では、消費者の苦情とはどのようなものなのか?

 たとえばアイスクリームの品質管理担当者から聞いた話を、紹介しましょう。アイスクリームの製造は、人が介在する余地が少なく、機械化、自動化による製造が進んでいます。つまり、製造工程のほとんどは密封容器とパイプの中。異物が入り込む機会は非常に少ない食品です。

 その工場では、同じアイスクリームでバニラとチョコの2種類を作っていました。わずかに原材料が異なりますがほぼ同じ条件で製造しているため、異物混入しているとすればバニラとチョコの両方、同じくらいの確率で発生するはず。ところが、バニラはチョコの10倍のクレームがあるというのです。

  ここからなにを読み取るべきか。常識的に考えれば、まず工場での異物混入はなく、ふたを開けた後に、消費者の気付かぬうちに髪の毛や虫などが入り、バニラの方がチョコよりはっきり見えやすく、消費者は異物を見つけて「入っていた」とメーカーに苦情を言っているのではないか? となります。そうでないと、バニラとチョコの苦情確率に10倍もの開きが出ることを説明しにくいのではないか。

 でも、アイスクリームメーカーの担当者は「お客様には、申し訳ありませんとお詫びします」と言います。たとえば、髪の毛が混入して「うちの工場では入る余地がないのです」と説明しても、客は納得しません。客から髪の毛をもらって、混入していたという髪の毛と両方をDNA分析したら、あっという間に解決、かもしれません。しかし、企業は、苦情のアイスクリーム1個にそんなコストはかけられません。「うちじゃない」と確信を持ちながらも、謝らざるを得ないのです。

赤い丸、黒い丸は、はさみからポロリ

 異物混入苦情の定番、というのはいろいろあります。たとえば、冷凍食品の黒い粒。表示に書いてあるとおりの加熱方法をとっていない場合、均等に加熱されず一部分だけ過剰に温められる「過加熱」が起き、中身が一部、黒く焦げたりします。それが「異物混入だ!」となる。冷凍食品業界ではおなじみの苦情です。

 直径1センチほどの黒い丸、赤い丸のプラスチックが入っていた、という苦情も、しばしば寄せられます。なにか、わかりますか? 社員は客に対してこういうそうです。「冷凍食品の袋を切るキッチンバサミを見て頂けないでしょうか。支点についていた赤い丸、黒い丸が剥がれてなくなっているのでは?」。素直に、あら、ごめんなさいという客もいるし、頑強に認めない人も。ただ、工場では家庭用のこの手のハサミは使いません。

 いかに消費者の勘違いが多いかについては、東京都の食品ナビや横浜市の苦情事例集でもわかります。粉ミルクの中に黒い粒がある、という苦情があり調べてみると、くだもののキーウイの毛だと判明。粉ミルクの製造工程も人はほぼ関わりませんので、家庭で入った可能性が高いです。しかし、工場にしてみれば「うちじゃない」と言う根拠はなく、謝るしかありません。

 雪印メグミルクが、毎年出すCSR活動報告書で、消費者からの苦情の内訳を公表しています。2016年度は、苦情が計8322件あり、そのうち異物混入は36.8%3060件、そのほか、風味・組織(苦い、カビが生えていたなど)苦情が26.2%2183件などとなっています。

 ところが、苦情8322件中、客から問題だとされ提供された製品5917件を検査した結果、88.0%5208件は、同社起因ではありませんでした。

 弁当の盛りつけなど手作業や細かな機械作業が多い業種だと、その企業に起因する割合は上がります。しかし、傾向は似ています。つまり、消費者苦情のかなりの割合は、その企業の責任ではないのに、企業に責任を押しつけられるものなのです。

 消費者からの苦情対応のため、企業はお客様相談室を設置し多くの社員を配置しています。説明してもわかってくれない顧客対応に、担当者は大きなストレス抱えています。

 こうした実態を、社名を挙げて記事に書かせてくれ、と頼んでも、必ず断られます。社名を公表して消費者、顧客を非難するのは、企業にとってタブー。それ故に、実態はなかなか、社会に認知されません。

 結局、一口に異物混入といっても、事業者段階で入るもの、消費者段階で入るもの、自然の原材料由来、生産工程のミス、消費者の勘違い、消費者のいたずら等が全部合わさって、「事業者けしからん」になっているのが今の日本です。

 この実態を踏まえた時、大磯町の学校給食問題はまったく違って見えるのではないでしょうか。給食事業者、食品事業者から子どもたちに、製造の苦労、努力、消費者の問題等を語ってもらうのもまた、価値ある教育だったのではないか。そんなことを思えてしかたがありません。

【参考文献】

・大磯町中学校給食について(平成29920日記者発表)

http://www.town.oiso.kanagawa.jp/soshiki/seisaku/seisaku/tantou/H29kisyahappyou/1505973934715.html

・大磯町立中学校給食の休止について(平成291012日記者発表)

http://www.town.oiso.kanagawa.jp/soshiki/seisaku/seisaku/tantou/H29kisyahappyou/1507805304491.html 

・東京都食品ナビ・異物混入

http://www2.tokyo-eiken.go.jp/shoku-navi/show.do#

・横浜市・苦情事例集

http://www.city.yokohama.lg.jp/kenko/eiken/food-inf/jirei/

 https://www.fda.gov/iceci/compliancemanuals/compliancepolicyguidancemanual/ucm074554.htm

・雪印メグミルク・CSR報告書

http://www.meg-snow.com/csr/report/

★日本の「卵かけご飯」が美味しそうに見えても、中国では絶対真似しちゃダメ=中国報道

【サーチナ20171029 1012分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13816156/

 日本ではスーパーやコンビニなど各所で販売されている鶏卵を生のままで食すことができるが、中国では卵を生で食べる習慣がなく、生で食べることを前提とした管理・流通も行われていない。

 日本のアニメやドラマに触れる機会の多い中国人にとっては、作中に登場する卵かけご飯などを通じて、「日本人は卵を生で食べる」ことを知っているようだが、中国メディアの捜狐は26日、「日本のドラマに触発されても、中国では生卵を食べてはいけない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、日本のドラマや映画では「日本人が卵を加熱せずに、生のままで食べるシーンを見たことがある人は多いはず」とし、中国人の間でも「卵かけご飯」は広く知られた存在と紹介。中国ではまず見られない卵かけご飯は「見るからに美味しそうで、作り方も簡単であるため、真似したくなる気持ちはよく分かる」と主張する一方、中国国内で販売されている卵は生で食すことを前提とした生鮮管理などは行われていないため、生で食べることはできないと注意を呼びかけた。

 では、仮に中国の卵を生で食べるとどうなるのだろうか。記事は「卵にはサルモネラ菌がいる可能性があり、中国の卵は殺菌処理していないために食中毒を起こす可能性が高い」と指摘。高齢者や子どもなど免疫力の低い人が中国で生卵を食べれば、場合によっては死に至る危険性もあると指摘した。

 それゆえに日本と中国の卵は見た目こそ大きな差はないが、日本に卵は生で食すことを前提とした処理や管理が行われており、日本のドラマなどに登場する「卵かけご飯」が美味しそうに見えても中国では絶対に真似してはならないと伝えている。(編集担当:村山健二)

2017年10月27日 (金)

2017年10月27日号-2PDF版

2017年10月27日号のPDSF版です。

「2017.10.27号-2.pdf」をダウンロード

写真等が見られます。

2017年10月27日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年10月27日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年10月26日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★衛生管理指針を策定 総菜店の食中毒で県 陳列時間など示す

【東京新聞20171021日】

群馬、埼玉両県の系列総菜店の総菜を食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、都内の女児(3つ)が死亡した食中毒をめぐり、群馬県は二十日、調理された食品を不特定多数の客が取り分ける露出陳列形式の総菜店を対象に、独自の衛生管理指針を策定した。客が総菜の取り分けに使う器具「トング」などの取り扱いや、食品の陳列時間と温度管理の具体的な基準を示し、事業者に周知を図る。

 県によると、同様の指針は全国的に珍しいという。この日開かれた県食品安全県民会議で学識経験者や生産・流通関係者、消費者団体代表らの意見を聞いた上で正式に決めた。

 女児が死亡するなどした食中毒では、調理後の店内で菌が付着した二次汚染の可能性が指摘されている。

 指針では防止対策として、トングなどの器具の品目ごとの使い分けや適切な交換、使い方の明示などを規定。利用客の手指の洗浄の奨励や消毒液を備えた手洗い設備の設置などを定めた。陳列場所の室温や食品の温度管理についても具体的な数値を示して指導し、陳列時間も原則、調理後四時間を限度とするなど基準を明確化した。

 こうした対策が適切に行われるよう、温度確認やトング交換などの点検事項の記録と保管、施設に適した衛生管理マニュアルの作成も求めている。

 県は総菜販売店に指針を通知し、再発防止につなげる。ビュッフェやバイキング形式の外食店は直接の対象としないが、県は「衛生管理の参考にしてほしい」としている。

 女児の死亡を受け、県は中核市の前橋、高崎両市の保健所関係者らと連携して策定作業を進めていた。 (石井宏昌)

★総菜の露出販売、群馬県が独自指針 O157問題で

【朝日新聞デジタル201710211500分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKBP2QJTKBPUBQU004.html

群馬、埼玉両県の総菜店の総菜を食べた人が相次いで腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染し、女児が死亡したことを受け、群馬県は、総菜を露出販売する店を対象とした独自の衛生指針をつくった。20日に開かれた、店舗や専門家らによる食品の安全に関する会議を経て正式に決めた。罰則はなく、「基本的には自主的な衛生管理を求めるための指導の範疇(はんちゅう)」としている。

 指針では、利用客による二次汚染や売り場の不適切な温度管理、長時間の陳列を防ぐため、サラダなどは10度以下に保ち、営業中も定時計測する▽食品の陳列時間は原則4時間以内▽手洗い設備を出入り口に設置する――などと定めている。温度やトングを交換した時間などを記録・保存し、各店舗ごとのマニュアル作りも求めている。

 会議に出席した東洋大の佐藤順教授(食品微生物学)は指針について、「温度と時間を管理することは食中毒に対して有効」と評価する。ただ、「微量でも運悪く食べて発症してしまうこともあるので、手洗いを消費者にやってもらうことも必要」と指摘した。

 スーパー「ベイシア」の品質管理業務担当の石井大樹さんは「小売り側としてはハードルが高い。大手に比べ、人が少ない小売店などは仕事量が増えて大変だと思う」との見方を示しつつ、「お客様の安全安心が一番なので、やっていくしかない」と話した。

 県食品・生活衛生課によると、県内には総菜の販売を許可している店は650ほどあり、順次指針を配布していくという。また、一連の問題について感染ルートなどは現在も解明されておらず、中村広文課長は「原因の究明は困難という認識だ」と話した。

★露出販売に新指針 陳列4時間に「厳しい」の声も 識者は「二次感染防止に有効」

【産経新聞ニュース20171021 10:00更新】

http://www.sankei.com/affairs/news/171021/afr1710210007-n1.html

 3歳女児が亡くなった腸管出血性大腸菌O157事案は発覚から1カ月余の20日、全国初の総菜販売店向け露出陳列指針として規制策がまとまった。有識者らの「県食品安全県民会議」に同日、群馬県が原案を示し了解を得て固まった内容は、業者向けの国の衛生基準より大幅に具体的だが、「陳列時間は原則、調理後4時間が限度」などと定められ、小売店からは「厳しい」との声も上がった。

 県内を中心に全国展開するスーパーチェーンのベイシア(前橋市亀里町)は総菜を販売しているが、「原則4時間の陳列時間では、少量で作って販売するスタイルに変えなければならずなかなか厳しい」。指針では天ぷらなどの加熱食品でも原則4時間と定められたが、ベイシアは「お客さんの安心安全を守るために、やっていく」と語った。

 一方、「温度管理と時間の両方から定めていて、指針として有効」と評価するのは東洋大学食環境科学部の佐藤順教授(食品衛生学)。今回の食中毒事案の原因は判明していないが、指摘された二次感染について「一般的には十分にあり得る」とし、トングの使い方を定めたのも「有効」と評価した。

 県内の総菜店は600店以上。週明けにも各事業者に通達、管理徹底を図る

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★東京都:千代田区の飲食店で食中毒 ノロウイルス

【千代田区公表平成291023日】

http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/shokuhin/kanshi/ihansha.html

飲食店営業施設等に対する不利益処分

営業者の氏名(法人の場合は法人番号、名称、代表者名および所在地)

株式会社リロードエイジ 代表取締役 髙取 健治  東京都新宿区市谷船川原町9番地1

施設の名称および所在地  (名称)  博多満月

(所在地)東京都千代田区神田佐久間町一丁目24番地 GATOビル4

業種 飲食店営業

処分等の対象となった違反食品等  107日および8日に提供した食事

処分等を行った理由   食中毒の発生

処分の内容 営業停止命令(平成291023日から平成291025日までの3日間)

施設改善命令、取扱改善命令

処分等を行った措置状況

 発症者のふん便から、ノロウイルスが検出されています。営業者は1019日から営業を自粛しています。★千葉県:鴨川シーワールドホテルで58人が食中毒 ノロウイルス

【朝日新聞デジタル20171021() 20:48配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171021-00000062-asahi-soci

 千葉県は21日、鴨川シーワールドホテル(千葉県鴨川市)の1~65歳の宿泊客58人が下痢や嘔吐(おうと)といった食中毒症状を訴えたと発表した。うち23人が医療機関を受診し、1歳の男児1人が入院したが、快方に向かっているという。県によると、いずれも13日夜にホテル内のレストランのバイキングを利用していた。患者の便のほか、ポテトフライやオレンジからノロウイルスが検出されたという。県はホテルの厨房(ちゅうぼう)を21日から23日までの3日間、営業停止処分にした。

  食中毒症状を訴えた宿泊客から18日、安房保健所に相談があり、判明したという。(村井隼人)

千葉県発表平成291021

https://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2017/shokuchuudoku/h291021.html

食中毒の発生について  概要

平成291018(水曜日)午前930分頃、患者グループの代表者から「1013(金曜日)に鴨川市内のホテルに宿泊したところ、3家族7名中7名が嘔吐、下痢等の症状を呈している。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、1013(金曜日)に鴨川市内のホテル「鴨川シーワールドホテル」に宿泊した59グループ202名のうち28グループ58名が下痢、嘔吐等の症状を呈し、23名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者の便及び検食からノロウイルスが検出されたこと、患者の発症状況がノロウイルスによるものと一致したことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

1喫食者数  127名(調査中)

2患者数  58名(調査中)

(内訳)男性281歳~65歳、女性301歳~64

3受診状況  医療機関受診者23名、入院患者1名(男児1歳)

4主な症状  下痢、嘔吐、吐き気

5発症日時  平成291014日(土曜日)午後300分頃から

6原因施設  所在地:鴨川市東町1464-18  屋号:鴨川シーワールドホテル  業種:飲食店営業

営業者:株式会社グランビスタホテル&リゾート 代表取締役社長 須田 貞則

7原因食品  1013(金曜日)夜に当該施設で提供された食事

(主な献立)ビーフカレー、シーフードグラタン、ロールキャベツ、煮込みハンバーグ、鶏の塩からあげ、網焼き、寿司、天ぷら、ポテトフライ、オレンジ等

8病因物質  ノロウイルス

9行政措置  営業停止3日間(平成291021日から1023日まで)

★東京都:昭島市の飲食店で23人が食中毒 ノロウイルス

【東京都公表20171020日】

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

 業種等 飲食店営業

 施設の名称及び営業者氏名等 (施設の名称) 翠凰楼 (営業者氏名) 賀 旭初

 施設所在地等 東京都昭島市玉川町一丁目28

 主な適用条項 食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反したため、同法第54条及び第55条を適用

 不利益処分等を行った理由 食中毒

 不利益処分等の内容 1017日から1021日まで営業停止及び取扱改善命令

 備考 (1020日現在の状況)

 原因食品:108日に当該施設で調理し提供した食事

 提供した食事の主なメニュー:クラゲの和え物、棒棒鶏、エビのチリソース、餃子等

 病因物質:ノロウイルス

109日から患者23が下痢、吐き気、発熱等を発症

 営業者は1015日から当該施設の営業を自粛

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★京都市:山科区の飲食店で4人が食中毒 サルモネラ属菌

【京都市発表平成29年10月23日】

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000110109.html

 食中毒の発生について平成29年10月18日(水)午後1時,患者本人から本市医療衛生センターに対し次のとおり連絡があった。

『10月15日(日)午後7時,山科区内の飲食店を大津市在住の4人で利用したところ,4人全員が腹痛,下痢,発熱等の症状を呈している。』

京都市保健所が医療衛生センター及び大津市を通じて調査したところ,山科区内の飲食店「花たぬき山科店」を平成29年10月15日(日)午後7時に利用した当該グループ4人のうち4人全員が,10月16日(月)午前5時から午後4時にかけて腹痛,下痢,発熱等の症状を訴えていることが判明した。

さらに,本日,大津市から患者4人の便からサルモネラ属菌を検出したとの連絡があった。

京都市保健所では,患者に共通する食事が当該施設で提供された食事のみであること,患者の発症状況が類似していること,患者4人の便からサルモネラ属菌を検出したこと及び患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから,当該施設が提供した食事を原因とする食中毒であると断定し,平成29年10月23日(月)から25日(水)まで3日間の営業停止を命令した。

京都市保健所では,医療衛生センターを通じ,当該飲食店に対し,施設の清掃,消毒の徹底を指導するとともに,食中毒予防に関する再教育を行い,被害の拡大と再発の防止に努めている。

○ 提供メニュー

お好み焼き(ミックス玉),枝豆,アンチョビキャベツ,オニオンスライス卵黄落とし,白菜キムチ,豚キムチ,桜ユッケ,ホルモン焼,甘えびのバター焼,秋刀魚とごぼうのチヂミ,砂ずりのバター焼き九条ねぎまみれ,ケーキ

○ 原因施設

屋号花たぬき山科店  所在地京都市山科区竹鼻竹ノ街道町51番地1A

営業者モンテステリース有限会社取締役星山ほしやま真也しんや

業種飲食店営業

喫食者数 4人(男:3人女:1人)

患者数  4人(男:3人女:1人)

初発日時  平成29年10月16日(月)午前5時

主な症状  腹痛,下痢,発熱等

滋賀県 近畿府県市食中毒情報より

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/saisin.html

京都市(1023日発表) 

##発症日時:1016日(月曜日)午前500分(初発)

 喫食者数:4

 有症者数:4

 原因食品:1015日(日曜日)に提供された食事

 病因物質:サルモネラ属菌

 原因施設:花たぬき 山科店(京都市)

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★東京都:府中市の飲食店、ローストビーフで5人が食中毒 カンピロバクター

【東京都公表 20171026日】

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

 業種等 飲食店営業

 施設の名称及び営業者氏名等 (施設の名称) 鳥光國 府中 ル・シーニュ店

(営業者氏名) マルシフードサービス株式会社 東京都江東区木場五丁目514

(代表取締役) 村光 伸介

 施設所在地等 東京都府中市宮町一丁目100番地ル・シーニュ 3-6-5

 主な適用条項 食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反したため、同法第54条及び第55条を適用

 不利益処分等を行った理由  食中毒

 不利益処分等の内容  1024日から1029日まで営業停止及び取扱改善命令

 備考 (1026日現在の状況)

原因食品:109日に当該施設で調理し提供したローストビーフ丼

 病因物質:カンピロバクター 1011日から患者5が腹痛、下痢、発熱等を発症

 営業者は1023日から当該施設の営業を自粛

★中央区の飲食店、加熱不十分の鶏料理で6人が食中毒 カンピロバクター

【中央区公表 平成291024日】

http://www.city.chuo.lg.jp/kenko/hokenzyo/syokuhineisei/kohyo.html

業種等 飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  くらのすけ数寄屋店

株式会社くらのすけ 代表取締役 中野 博行

施設所在地等 東京都中央区銀座6丁目312号  数寄屋ビル3

主な適用条項 食品衛生法第6条及び第55

不利益処分等を行った理由 食中毒(107日に提供された加熱不十分な鶏料理

不利益処分等の内容 1024日から1027日まで(4日間)の営業停止

備考 病原物質 カンピロバクター

営業者は、1021日から23日の3日間当該施設の営業を自粛しています。

★神戸市の飲食店で鶏刺し等を食べ6人が食中毒 カンピロバクター

【神戸市(1023日発表)】 

発症日時:1017日(火曜日)午後600分(初発)

 喫食者数:15

 有症者数:6

 原因食品:1015日(日曜日)に提供された鶏刺身を含む食事

 病因物質:カンピロバクター

原因施設:鶏匠 吟八 元町店(神戸市)

★東京都:台東区の飲食店で鶏刺し等で5人が食中毒 カンピロバクター

【台東区公表年月日 平成291021日】

http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/syokuhineisei/ihansha.html

営業者氏名 有限会社 みあき     法人番号010502019381    

施設の名称 備長炭火焼 吟しゃも

施設所在地 東京都台東区駒形二丁目34

業種等 飲食店営業

不利益処分等を行った理由 食中毒

(食品衛生法第6条第3号、第50条第3項及び第51条違反により、第54条、第55条及び第56条を適用)

不利益処分等の内容 平成291020日から平成291026日までの営業停止並びに施設及び取扱改善命令

原因食品 当該施設が平成29929日に提供した食事(鶏刺し「砂肝、レバー、胸肉」を含む)

病因物質 カンピロバクター

患者数 5

備考 原因となった食事には、生及び加熱不十分な鶏肉が含まれていた。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★東京都:新宿区の飲食店で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【新宿区公表平成291023日】

業種等 飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  匠 誠 株式会社トータルウェル 代表取締役 松井幸子

施設所在地等  東京都新宿四丁目1番9号 新宿ユースビル 6階

主な適用条項  6条

不利益処分等の原因となった食品等 鮮魚介類を含む食事 病因物質:アニサキス

不利益処分等を行った理由 食中毒(当該飲食店が提供した食品を原因とする)

不利益処分等の内容  平成291023日の営業停止命令、取扱改善命令

★東京都:渋谷区の飲食店で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【渋谷区公表平成291024日】

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/shokuhin/ihan_kohyo.html

施設の名称及び営業者氏名等  渋谷エクセルホテル東急 レストラン

東京都港区愛宕一丁目66号株式会社関東東急ホテルズ

施設所在地等  東京都渋谷区道玄坂一丁目12225

主な適用条項  食品衛生法第6

処分を行った理由  食中毒

処分などの内容

平成291024 1日間営業停止

備考 原因となった病因物質:アニサキス

原因食品:1010日に提供した食事

★茨城県水戸市のスーパーのカツオ刺身で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【茨城県発表2017年10月20日(抜粋)

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi-local/news/newsview.cgi?category=press&no=1221

  平成29年10月19日(木)午前11時20分頃,水戸市内の医療機関からアニサキスによる食中毒を疑う患者を診察した旨の連絡が水戸保健所に入りました。

 水戸保健所の調査によると,患者は平成29年10月15日(日)午後4時頃にヨークベニマル水戸笠原店で購入したカツオの刺身を当日夜,自宅で喫食したところ,翌16日(月)午前2時頃から腹痛,吐気等の食中毒症状を呈し,19日(木)に医療機関を受診したことが判明しました。

 詳細は別添をごらんください

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

病因物質調査中食中毒

★福岡市:市内の飲食店で1名が食中毒症状 病因物質調査中

【福岡市発表20171020日】

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/shokuchu-doku-utagai-iizuka.html

1 事件の探知

 平成29年10月20日(金曜日)、飯塚市内の医療機関から、食中毒様症状を呈している患者を診察し、検便の結果カンピロバクター属菌が検出された旨、嘉穂・鞍手保健福祉環境事務所に届出があった。

2 概要

同事務所が調査したところ、10月9日(月曜日)午後8時頃から福岡市内の飲食店で会食を行った1グループ3名のうち1名が下痢、嘔吐等の食中毒様症状を呈していることが判明した。

現在、同事務所において、食中毒疑いとして調査を進めている。

なお、福岡市に対して、同飲食店の調査を依頼している。

3 発生日時 調査中  判明分:平成29年10月12日(木曜日)6時頃

4 摂食者数 調査中  判明分:3名

5 症状  調査中  判明分:下痢、嘔吐、発熱等

6 有症者数 調査中  判明分:1名(10代男性)

医療機関を受診し、入院していたが、すでに退院している。

重篤な症状は呈しておらず、おおむね快方に向かっている。

7 原因施設、原因食品、病因物質 調査中

8 検査  福岡県保健環境研究所で有症者便等を検査予定。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★船橋の保育園でノロウイルス集団感染 園児ら41人

【朝日新聞デジタル201710261142分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKBV3TKJKBVUBQU00B.html

 千葉県船橋市は25日、市内の保育園でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染があったと発表した。市保健所によると、24日までに園児40人と職員1人の計41人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。このうち園児3人が医療機関でノロウイルス陽性と診断された。全員快方に向かっているという。

★宮崎県:日向市の保育施設で集団発生 園児らノロウイルス 

【毎日新聞20171021日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171021/ddl/k45/040/319000c

 県は20日、日向市内の保育施設(園児144人)で、感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。0~6歳の園児44人が下痢などの症状を訴え、3人からノロウイルスが検出された。重症者はいない。感染性胃腸炎の集団発生は今季初めて。

 県によると、13日から園児に症状が出始めた。感染性胃腸炎は主に冬に流行することから、県は手洗いなどの対策を呼びかけている。【黒澤敬太郎】

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★青森県:十和田市の中学校給食に金属片(ワッシャー)混入、健康被害はなし

【デーリー東北新聞20171025() 10:53配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00010004-dtohoku-l02

 青森県の十和田地域広域事務組合十和田・六戸学校給食センター(十和田市)は24日、市内の中学校1校で同日に提供された給食の「フルーツ杏仁」に、直径約18センチ、厚さ約1ミリの半円状の金属片1個が混入していたと発表した。同校を含め、センターが給食を提供した市内の小中学校28校の児童生徒や教職員に健康被害は確認されていない。

  センターによると、同日午後040分ごろ、生徒がフルーツ杏仁を容器から皿に盛り付けていた際、容器の底に金属片が残っているのに気付いた。同校からの連絡を受けてセンターの職員が出向き、異物を回収。このクラスでは給食が食べられる前だったため、代替のフルーツ杏仁を届けた。

 センターの調理担当者から聞き取りをした結果、具材のフルーツが入った缶詰を開ける際、専用の缶切り機のバネを押さえるワッシャーと呼ばれる金具が欠落し、その一部が混入したことが判明した。

  同センターの三浦綾子所長は取材に「生徒に心配をお掛けし申し訳ない。器具の使用前後の点検と、調理中の目視確認を徹底するよう指導したい」と述べた。

★富山県:南砺市の福光中部小学校で給食にボルト混入

【北日本新聞社20171025() 0:39配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00089059-kitanihon-l16

 南砺市福光中部小学校(山田誠校長)で24日、給食の豚汁にステンレス製ボルト1本(長さ4センチ、直径3ミリ)が混入しているのが見つかった。市教育委員会が市役所井波庁舎で記者会見し、発表した。

  会見したのは高田勇教育長、酒井啓之教育部長、山田校長ら。冒頭に頭を下げ、陳謝した。説明によると、同日午後0時45分ごろ、同校5年2組の教室で、配膳後に残った豚汁をよそっていた児童が、食缶にボルトがあることに気付いた。すぐに豚汁を回収し、この教室の児童は一切食べなかった。

  他の学級や他の小中学校では異物などの混入はなかった。児童301人の全保護者にメールで事実関係を知らせた。

  教育活動などでボルトを使うことはなく、机や椅子などの備品にも使われていないため、混入経路については「不明」としている。学校の調理場で給食を調理する方式を採用しており、食材などから混入の可能性がないかなどを業者らに聞き取る。警察への届け出について、酒井部長らは「今後の調査の状況を見ながら考えたい」と述べた。再発防止に向け、引き続き「学校給食危機管理マニュアル」を厳正に運用していくとした。

★愛知県:豊橋市の小学校 給食のすまし汁にスライサーのボルト混入

CBCテレビ20171025() 17:27配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171025-00004566-cbcv-l23

 24日、愛知県豊橋市の小学校で給食に出されたすまし汁に、長さ2センチほどのボルトが混入していたことが分かりました。

  豊橋市によりますと、24日、豊橋市立幸小学校の3年生のクラスで、児童が給食の「すまし汁」を食器に入れる際、ボルト1本が入っているのを見つけました。

  ボルトは、直径1センチ長さ2.2センチで、野菜を切っているうちにスライサーからはずれたとみられ、調理員は、混入に気付かなかったということです。

  すまし汁は、市内にある給食センターで作られたもので、市内の小中学校21校に配られましたが、他の学校からは、被害の報告はなく、今のところ、体調を崩した児童や生徒もいないということです。

  市は今後、調理器具の点検を徹底し、一層の注意喚起を図る方針です。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★マルハチニチロ 輸入の冷凍ムール貝を回収 5800個

【毎日新聞20171024 1616分】

https://mainichi.jp/articles/20171024/k00/00e/020/284000c

 マルハニチロは24日、輸入したボイルムール貝の冷凍食品で、原材料などの表示の一部が不鮮明なものが見つかったと発表した。アレルギー物質のバターや粉乳を使用しており、5800個を自主回収する。ラベルに使用したシールの耐水性が不足していたという。

 対象となるのは、7月から販売している「殻付きボイルムール貝」の「ガーリックバター味」、「トマトソース」、「白ワイン」の3商品。在庫を検品した際に、シールの一部がすれて印字が不鮮明だったことが分かった。

 現時点で健康被害などの報告はないが、「万全を期すために回収を決めた」と説明している。(共同)

★新幹線内で足止め客に賞味期限切れパン配布 JR東海

【朝日新聞デジタル201710231718分】

http://digital.asahi.com/articles/ASKBR5Q89KBROIPE02F.html

 JR東海は23日、台風21号の影響により熱海駅(静岡県熱海市)で停車していた東京発静岡行きの東海道新幹線「こだま」の乗客に、賞味期限が約2カ月過ぎた非常食のパンを配布したと発表した。乗客から、健康被害の訴えはないという。

 JR東海によると、23日午前3時ごろ、車内で夜を明かす乗客に、駅で備蓄する5年間保存できる缶詰入りのパン128食を配布したところ、乗客から賞味期限切れだとの指摘を受けた。パンの賞味期限は8月12日と20日で、15食を回収したという。

<HACCP制度化関係情報>

★ふくしまGAP まずキノコ 県独自の安全認証制度生産者に初交付

【河北新報20171024() 20:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000032-khks-soci

 福島県は23日、県産食品の安全性などを担保する県独自の認証制度「ふくしま県GAP(ギャップ)」をキノコ生産者に初めて交付した。パッケージなどに印刷できる、アルファベットのFをモチーフにした認証マークも発表した。

 認証を受けたのは、白河市の「日光林キノコ園」と西会津町の野原勇一さん(37)。県庁で交付式があり、キノコ園の佐々木政美代表取締役(52)は「厳しい審査を経ての認証。県外に売り込む際のアピールになる」と語った。

 ふくしま県GAPは東北初の県認証として今年7月に制度化。東京電力福島第1原発事故による風評の払拭(ふっしょく)と東京五輪での食材提供に向け、2020年までに220件の認証取得を目指している。

<表示関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<職場労働環境関係情報>

★喫煙は結核発病リスク、学会が「禁煙推進宣言」 - 会員勤務施設の敷地内禁煙化を

【医療介護CBニュース2017年1020() 18:30配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171020-18300000-cbn-soci

 日本結核病学会は、「禁煙推進宣言」を発表した。喫煙が「結核菌感染や結核の発病・再発・死亡の危険を高める重要な因子」と指摘。受動喫煙でも同じようなリスクを被ることを挙げ、診療や健診で喫煙者に禁煙を勧めることに加え、同学会の会員が勤務する施設の敷地内の禁煙化を進める必要性を挙げている。【新井哉】

  結核に対する喫煙の影響については、喫煙や受動喫煙が結核の発病のリスクを高めるだけでなく、結核患者の死亡率を高めるといった研究結果が報告されている。

  こうした状況を踏まえ、宣言では、「世界で発生している結核患者の約23%は、喫煙が原因」とし、禁煙によって結核患者の2割を減らせると指摘。結核患者や潜在性結核感染者を含めたすべての喫煙者に禁煙を勧め、禁煙治療を推進するよう促している。

  このほか、会員は全員非喫煙者であることを目指す会員が勤務する施設の敷地内の禁煙化を推進する同学会主催・共催の学術集会、研修会、教育講演、市民公開講座などの開催時には、会場の施設は全面禁煙とするといった目標を掲げている。

<ジビエ関係情報>

★捕獲した動物を食用に…注目の「ジビエカー」岡山に

KSB瀬戸内海放送20171024() 18:50配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00010004-ksbv-l33

 捕獲したイノシシやシカを食用に処理する「ジビエカー」。岡山県が開いた鳥獣被害の対策会議でお披露目され、注目を集めました。

  「ジビエカー」は、2トントラックがベースの特別車です。日本ジビエ振興協会と長野トヨタが共同開発したもので、価格は2300万円です。今年8月に高知県の自治体が初めて購入しました。

  汚れを流した動物がまず運ばれるのは解体室です。

 (記者リポート)

  「洗浄された動物はこれで吊り上げられ、レールに吊るされ、解体されたのち、次に進みます」

  解体は吊るしたまま行うため、肉が床に着かず衛生的です。

  解体された肉は最終的に保冷室で5℃以下で保管されます。厚生労働省のガイドラインに基づき、肉同士が接触しないよう上下から固定します。また、作業の様子は3台のカメラで録画し、トレーサビリティーにも配慮しています。

  ジビエカーの一番のメリットは捕獲現場の近くまで移動すれば、すばやく新鮮な肉が得られることです。

 (長野トヨタ自動車 西澤久友部長)

  「今まで捨ててたものが商品化できる。現地まで行って、即、処理をして、冷凍して持ってくるので、これからは(食用として)提供できる」

  日本ジビエ振興協会によると、捕獲された動物で食用になるのは現在、全国平均で10%ほどにとどまります。

  岡山県では昨年度、イノシシとシカあわせて約36000頭が捕獲されていて、約20年で8倍近くになっています。

★熱海初の野生動物解体処理施設完成 わなの会が泉に開設

【伊豆新聞20171024() 12:27配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171024-00000003-izu-l22

 熱海わなの会の有志7人が熱海市内で初となる野生動物解体処理施設「山の恵」(錦織悦子代表)を泉地区に開設し、22日にオープンセレモニーを行った。会員や猟師、農業関係者ら30人が集まり、ジビエ(野生の鳥獣)料理が注目される中、拠点施設の完成を祝った。イノシシ肉の試食を兼ねた交流会も開いた。

. 同会は農作物の被害を防ごうと、JAの部農会から発足した。市内ではミカン、野菜類などを中心に被害があり、イノシシ、シカを毎年300頭駆除する状況という。

 会員の平均年齢は70歳を超える状況になった。わなで捕まえた動物のとどめを刺す、運搬し解体するなどの作業が困難となり、多くは埋めて廃棄しているという。

 解体処理施設は、高齢者の多い会員の負担を減らし、一方で若い会員を増やしていくのが狙い。県や市の許可を得た施設では、肉の販売が可能になるため、当面は維持費の捻出を見込み、将来的には特産品の開発などにも取り組みたいという。

 鉄筋コンクリート2階建ての家屋1階ガレージ部分、約30平方メートルを改装した。解体を行う前処理室はウインチや水槽などを備え、処理室には肉を熟成させる冷蔵庫などを置いた。13頭、初年度は年間50頭の処理を目標にしている。

 施設はすでに稼働しており、肉の一部を御殿場市のハム工場に送り、ジャーキーに加工した。長浜海浜公園のうみえーる長浜で近く販売する予定。

 冬季のイノシシは脂が乗って鍋料理などに向いていることから、今後は料理店などへ販路を拡大していく。熱海ブランドに出せるような商品の開発にも力を入れていくという。

 錦織代表は「ウインチを使えば、女性や高齢者でも解体作業ができる。会員が維持できれば、農業を守ることにつながる。捕獲した物の命も無駄にしないで済む」と話した。

.<その他の情報>

★「まずい給食」も出る時代に、学校で行われる味覚教育とは何か

【ニューズウィーク日本版20171024() 18:42配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171024-00010004-newsweek-int

フレンチのシェフも海外から講師として来日(2016年の「味覚の一週間」より) 

<今、子供の食環境に「黄信号」が灯っている。しかし、食環境を充実させようにも共働き家庭では限界もあり、「だからこそ学校で食育を」として実施されているのが、味覚の一週間というイベントだ>

「まずい給食」が話題になっている。神奈川県の中学校で、コスト削減のために給食室を閉鎖して外部の業者に委託したところ、大量の食べ残しが発生。テレビやネットで食べ残しの写真と共に大きく報じられた。

異物混入などの問題もあったようだが、この問題の根底には、生徒が食べる頃には給食が冷たくなっていたこと、生徒たちから「おかずがみんな同じ色だった」などの不満が出たように“見た目“も悪かったことがあった。

 味覚の世界的権威として知られる味覚研究所(フランス)のジャック・ピュイゼ博士によると、味覚とは「『多数の感覚』が混ざり合ったもの」だ。「嗅覚と味覚はもちろん、温度による感覚も、視覚も、聴覚も関わって」いるという。

 味が濃い・薄いなどの味つけだけでなく、食べ物の温度や見た目、そして食べたときの音も含めた複合的なものが味覚というわけだ。したがって、「まずい給食」に対する子供たちの反応は、至極もっともな反応だったと言える。

家庭の代わりに学校で...という主催者の思い

しかし、日本では今、その子供たちを取り巻く食環境に「黄信号」が灯っている。学校や習い事で常に忙しく、ご飯を食べる時間が不規則に。働く女性の増加によって、食事の支度にかつてほど時間を割けなくなっている現状もある。家族で食卓を囲む経験、出来立ての家庭料理を食べる経験が貴重なものとなっているのだ。

 「お母さんもお父さんも遅くまで一生懸命働き、仕事で疲れているのに、手づくりの食事をお子さんたちに食べさせてくださいとはあまり言えません」と、「味覚の一週間」事務局長の瀬古篤子氏は言う。「家庭で食について学ぶ経験が難しくなっているからこそ、代わりに学校でその機会を提供できたらという思いがあります」

2005年に食育基本法が制定された際には、食べることは個人的なことだから国や教育機関が関与すべきではないという意見もあった。しかし、食育への要望はその後、教育現場レベルでも高まり、今では多くの小学校で食育が行われるようになっている。「味覚の一週間」もその1つだ。

2011年に始まった味覚教育のイベントである「味覚の一週間」は、今年で7回目の開催。1023日から29日までで、全国244校、600クラス、15877人の参加者を予定している。この2年間で参加者は約2倍となり、活動はどんどん広がっている。

そもそも味覚教育とは何だろうか。

1974年、ピュイゼ博士がフランスで実施した「味覚を目覚めさせる授業」が味覚教育の始まりとされる。以来、フランスでは十数万人もの小学生が「味覚を目覚めさせる授業」に参加してきた。彼の開発した「ピュイゼ理論」は味覚教育理論の基本として世界中に広がり、このたび日本でも、著書『子どもの味覚を育てる――親子で学ぶ「ピュイゼ理論」』(石井克枝・田尻泉監修、鳥取絹子訳、CCCメディアハウス)が発売された。

その味覚教育が盛んなフランスで1990年に生まれたのが「味覚の一週間」。姉妹版として、日本でも2011年に始まった。フレンチのシェフだけでなく、和食も含めた国内外のトップクラスの料理人、そして生産者が講師を務め、手弁当で全国の小学生たちに出張授業を行うという贅沢ぶりだ。

勉強の集中力アップにもつながる

瀬古事務局長によると、これは「きっかけを与える授業」だ。一度授業を受けると、「甘い」だけでなく、「甘味の中に酸っぱさもある」というように、子供たちが自分で味を見つけられるようになるという。

子供の味覚は限られており、放っておけば、自分の好きな物ばかりを食するなど偏りが出てしまいがち。だからこそ、さまざまな食べ物に出合えるよう大人が導く必要があると瀬古氏は力説する。

 「味覚の一週間」の活動を支えるのは、各学校と講師、事務局をつなぐ草の根ボランティアのコーディネーターたちだ。一方、行政レベルでも、「食の都」づくりを掲げ、「ふじのくに食の都仕事人」として表彰した料理人や菓子職人と連携し、地元の生産者や食材に子供たちが触れ合う機会の創出に取り組む静岡県のような自治体が増えてきている。

ピュイゼ博士は、五感を働かせて感じた「味覚」を言葉で表現する重要性を説くが、実際に「味覚の一週間」を通して言葉が豊かになったり、コミュニケーション量の増加が見られたり、「もったいない」という気持ち、または喜びを他者と共有することができるようになったりするという。

また、小学校高学年までに食育を行うことで勉強にも集中できるようになることなどが近年分かってきており、その成果が研究としてもまとめられている。

単なる味、たかが食と思うことなかれ。このように食育は、味を学ぶ以上の効果を期待でき、さらには大人と子供が一緒にコミュニケーションを図ることのできる手段にもなっているのだ。

ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

★ライオンエッグは生でも大丈夫 英国食品基準庁がお墨付き

【鶏鳴新聞20171025発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20171025t1.html

  英国食品基準庁(FSA)は1011日、鶏卵の食べ方についての勧告内容を変更し、『英国のライオン品質コード(British Lion Code of Practice)に基づいて生産された鶏卵(ライオンエッグ)は、生または半熟の状態で、幼児、子ども、妊婦、高齢者も安全に食べられる』と発表した。同庁の発表内容は次の通り。

①鶏卵の安全について新たな知見

 最新の科学的な研究成果に基づく今回の改訂は、(幼児、子ども、妊婦、高齢者ら)食中毒になりやすい、または、より重篤な症状に陥りやすい人々も、生または半熟状態の鶏卵や、それらを含む食品を安全に食べられることを示したものだ。

 我々(FSA)はこれまで、卵には重篤な症状を引き起こす可能性があるサルモネラ菌が含まれていることから、これら食中毒になりやすい人々は、生または半熟状態の鶏卵を摂取すべきではない、と勧告してきた。

 勧告の変更を決定したのは、食品の微生物学的安全性に関する諮問委員会(ACMSF)が立ち上げた専門家グループが、鶏卵の安全性について20152月にまとめた研究成果による。翌167月に発表された同成果の報告書では、「英国産の卵のサルモネラ汚染率は近年、劇的に低下し、ライオン品質コードに適用されている食品安全管理に基づいて生産された卵については、(食中毒の)リスクが『非常に低い』」としている(編集部注報告書は181ページにわたり、鶏卵によるサルモネラ食中毒のリスクに関する様々な科学的研究成果をまとめており、結論として「ライオン品質コードまたはこれと同等の包括的なスキームの下で生産された英国産の殻付き鶏卵のリスクレベルは『非常に低い(VERY LOW)』、その他の殻付き卵のリスクレベルは『低い(LOW)』と考えられる。リスクレベルが『非常に低い』卵とは、生または半熟状態で、入院患者やグループホームの入所者ら、より食中毒になりやすい人を含む社会のすべての人に提供できることを意味する。この提言はライオンエッグ以外の卵またはライオン品質コードと同等のスキーム下で生産されていない卵には適用されない」と答申し、FSAの勧告の変更を推奨している)。

 英国の鶏卵の90%以上が現在、このライオン品質コードに基づいて生産されている。

 FSAのヘザー・ハンコック議長は、「食中毒になりやすい人々についても、ライオンマークがついていれば英国産の卵を固ゆでせずに食べられるようになるという良いニュースだ。FSAはこれらの卵の安全性について、科学的なエビデンスを徹底的に再検討し、消費者向けの勧告内容を変更できると確信した。