2017年8月18日 (金)

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2017年8月18日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年8月18日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年8月17日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★「レアハンバーグ」の危険性が話題…もし体調不良になったら、治療費の請求はできる?

【弁護士ドットコムニュース20170811 0940分】

https://www.bengo4.com/c_8/n_6485/

レアハンバーグが話題になっている。きっかけを作ったのが、一般社団法人「日本洋食協会」の公式ブログが投稿した「レアハンバーグの危険性」という記事(20161020日付け)だ。ハンバーグ内部で菌が繁殖する可能性などを伝える記事で、過去の投稿にもかかわらず、食中毒が発生しやすい時期になったためか、ツイッターで多くリツイートされていた。この記事を読んで、不安を覚えた人もいるのではないだろうか。

東京都内のある男性(30)は、「鉄板で提供されるハンバーグの場合、ナイフで切ると内部は赤いレア状態のことが多く、最初はびっくりしたけれども、それが当たり前だと思っていた」。また別の女性(37)は、「私は必ず、赤い部分は残しています。でも、もし気がつかずに食べてしまい、お腹をくだすなど体調不良になったら、治療費は請求できるのでしょうか」と、心配している。

レアハンバーグによる体調不良がおこった場合、治療費などは請求できるのだろうか。石崎 冬貴弁護士に聞いた。

●作り直しは要求できる?

「当然ですが、お店は、お客さんに対して、味付けだけでなく、衛生的にも『食べられる』ものを出す義務があります。

肉類は主に表面に食中毒の原因となる菌がついているため、表面をよく焼くことで菌を殺すことができます。しかしハンバーグは肉をミンチ状にするため、肉の中にまで細菌が入り込むリスクがあります。ハンバーグ専門店の中には、大腸菌など病原菌を混入させないよう衛生管理を徹底している店もあるのでしょうが、一般的には、レア状態のハンバーグは食品衛生上かなり危険です。

質問に対する答えとしては、中に火が通っておらず、明らかにレア状態だった場合には、作り直しを求めることができるでしょう」

もし、内部がレア状態だと気がつかずに食べてしまった場合、治療費など損害賠償請求できるのだろうか。

「お店には飲食業を行う者として、食品衛生について正しい知識を持ち、管理を行う義務があります。その知識がなかったり、しっかり火が通っているか確認を怠ったりして、レア状態のハンバーグを提供した結果、お客さんに損害を与えた場合、お客さんは生じた損害の賠償を求めることができます。

ただ、ハンバーグを含む肉類の場合、レアかどうかは、色を見ればわかりますから、食べてしまったお客さん側にも過失が認められる可能性があるでしょう。現実の問題としては、本当に、食中毒になった原因がハンバーグか、という点も重要になります」

なお、近ごろは「レアハンバーグ」として生焼けの状態で食べる人もいる。好き好んでレアハンバーグを食べた人の場合、治療費の請求はできないのだろうか。

「客の側が『レアにしてくれ』と言ったとしても、衛生管理を徹底したお店をのぞき、レア状態のハンバーグは明らかに危険です。『腐っていてもよい』と言われたからといって、本当に腐った食品を出してはいけないのと同様、客のリクエストを拒否するべきです。

飲食業を営むお店としては、提供を断る義務がありますから、客からの要望だったとしても、一定の損害賠償義務を負うと考えられます。ただ、その場合は、お客さん側にもかなりの過失が認められることになるでしょう」

石崎 冬貴弁護士 神奈川県弁護士会所属。フードコーディネーターなど食品・フード関係の資格も持ち、飲食店支援サイトを運営するなど、食品業界や飲食店の支援を専門的に行っている。

★韓国のマクドナルドのハンバーガーから基準値の3倍の食中毒菌検出=韓国ネット「それでも買う人はいる」「最近は蒸し暑いから他の店も同じ」

Record China 2017814 2130分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13473172/

10日、韓国で展開するファストフードチェーン「マクドナルド」のハンバーガーから基準値の3倍を超える食中毒菌が検出された。

 2017810日、韓国経済新聞によると、韓国で展開するファストフードチェーン「マクドナルド」のハンバーガーから基準値の3倍を超える食中毒菌が検出された。

韓国消費者院がファストフードチェーン6社、コンビニエンスストア5社のハンバーガー計38製品の衛生状態を調査した結果、マクドナルドの「プルコギハンバーガー」から基準値(1グラム当たり100以下)の3倍以上の340の黄色ブドウ球菌が検出されたことが明らかになった。調査した製品からは、「ハンバーガー病」とも呼ばれる溶血性尿毒症症候群(HUS)を誘発する腸管出血性大腸菌は検出されなかったという。韓国では最近、マクドナルドのハンバーガーを食べてHUSに感染したとする被害の訴えがあり、消費者院が市販の商品の緊急点検を行っていた。

今回の調査結果の発表は当初8日に予定されていたが、マクドナルドが「文書配布禁止の仮処分」を申請したことへの対応により10日に延期された。マクドナルドは「消費者院の検事が食品衛生関連法令の基本手続きを順守しなかった」と主張していたが、裁判所は10日、マクドナルドの仮処分申請を棄却した。

調査結果を受け、消費者院関係者は「マクドナルドに商品と売り場の衛生管理強化を要請した」とし、また「食品医薬品安全処に対し、関連業者への監督強化を要請する計画」と明らかにした。

 

この報道に、韓国のネットユーザーからは「今後ビッグマックを食べるのはやめよう」「そのうち売り場が少なくなるか、もしくは間抜けな消費者が助けてくれるかのどっちかになりそうだな」「マクドナルドはもはや食品には興味ない。不動産業に明け暮れているようだ」など非難の声が続出している。

またマクドナルドの店舗の現状を見て、「店は今でも夜遅くまで客であふれてる。マクドナルドはきっと笑っていることだろう」「それでも買う人はいるから、マクドナルドや別の店も国民を無視して同じことを繰り返すだろう」と皮肉めいたコメントも寄せられた。

その他にも「他の店も同じだと思う」「マクドナルドのみならず、最近は蒸し暑いから飲食業はみんな同じようなもの」など警鐘を鳴らすユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★名古屋市:居酒屋で刺し身などを食べた15人が食中毒 サポウイルス

【NHK NEWS WEB東海 20170811日 0942分】http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170811/5981821.html

名古屋市中村区にある居酒屋で食事をした15人が下痢や腹痛などの症状を訴え、名古屋市は、この飲食店での食事が原因の食中毒と断定し、この店を当分の間、営業禁止の処分にしました。

営業禁止の処分を受けたのは、名古屋市中村区椿町の居酒屋「鮮や一夜名古屋太閤通口店」です。

名古屋市によりますと、8月1日、会社の集まりでこの店で食事をした、29人のうち15人が、下痢や腹痛などの症状を訴えました。

いずれも症状は軽く入院した人はいませんでしたが、患者と食事を調理した店の従業員から「ノロウイルス」に似た「サポウイルス」と呼ばれるウイルスが検出されました。

こうしたことから保健所は、この飲食店での食事が原因の食中毒と断定し、再発防止策が講じられるまで当分の間、この飲食店を営業禁止の処分にしました。

名古屋市は、調理や食事の前の十分な手洗いや、調理器具の消毒を徹底するよう呼びかけています。

第一興商/名古屋の居酒屋で食中毒事故

【経営戦略/20170816日】

https://ryutsuu.biz/strategy/j081601.html

第一興商は811日、自社が運営する店舗「鮮や一夜名古屋太閤通口店」において、食中毒が発生したと発表した。

同店舗と同一厨房を使用し営業を行っているビッグエコー名古屋太閤通口2号店は810日付で、所轄である名古屋市中村保健所より営業禁止処分を受けた。

84日、「鮮や一夜名古屋太閤通口店」において、81日に宴会コースを利用したグループ客29人のうち15人のお客に食中毒の疑いの症状が発症している旨、所轄である名古屋市中村保健所から連絡があった。

その後、名古屋市中村保健所による調査の結果、お客の共通食は該当施設の食事のみであること、お客と調理従業員の検便からサポウイルスが検出されたこと、お客を診察した医師から食中毒の届け出があったことから、名古屋市中村保健所が「鮮や一夜名古屋太閤通口店」が提供した料理が原因であると判断した。

再発防止策として、発生店舗の厨房設備・店舗設備の徹底清掃と個別指導を実施。調理従事者に対する衛生マニュアルに基づく手洗いの再徹底指導をする。

自社とグループ店舗への事例共有、指導の徹底や食中毒の予防とまん延の防止のための指針とマニュアルの整備、食中毒予防に特化した教育研修を実施するという。

名古屋市公表2017810日(抜粋)

http://www.shokunoanzen.city.nagoya.jp/docs/2017081000018/

食品衛生法に基づく行政処分(食中毒)

公表年月日 平成29810

処分年月日 平成29810

業種 飲食店営業

営業者名 株式会社 第一興商 代表取締役社長 保志 忠郊

施設の名称 ビッグエコー名古屋太閤通口2号店 鮮や一夜名古屋太閤通口店

施設の所在地 名古屋市中村区椿町158

行政処分の理由 食品衛生法第6条第3号違反(食中毒)

行政処分の適用条項 食品衛生法第55条第1

行政処分の内容及び措置状況 飲食店営業の営業禁止

原因食事 81日(火)夜に提供された食事

病因物質 サポウイルス

患者数 15

備考

サポウイルスはノロウイルスと類似したウイルスで、ヒトの小腸で増殖します。

少ないウイルス量でも感染し、おう吐・下痢・発熱などを発症します。

主な原因食品としては、カキなどの二枚貝の生食やサポウイルスを保有する調理従事者に汚染された食事が挙げられます。

<予防方法>

調理前、食事前、トイレの後、オムツ交換後、吐物の処理後には特に念入りに手を洗う。

下痢、吐き気、おう吐、腹痛、発熱など、風邪に似た症状があった場合には、調理に従事しないようにする。

食品は中心部まで十分に加熱する(中心温度85℃90℃90秒間以上)。

まな板・包丁などの調理器具は十分に洗浄後、熱湯又は次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★福岡市:中央区の飲食店で3人が食中毒 1名からサルモネラ属菌

食中毒(疑い)の発生について

【福岡市発表平成298121330現在(抜粋)

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/2785/1/290812.pdf

1 探知

平成29年8月10日(木)午後7時頃,久留米市保健所から福岡市食品安全推進課に「7月29日(土)に福岡市中央区内の飲食店で会食をしたグループ3名中3名が食中毒様症状を呈しているとの通報を受けた。うち1名については久留米市内の病院を受診しており,病院検便でサルモネラ属菌が検出されている。」と連絡があった。

2 概要

平成29年7月29日(土)午後12時頃に福岡市中央区内の飲食店でランチを食べた友人グループ3名中3名が7月30日(日)午前8時頃から下痢,発熱等の食中毒様症状を呈し,2名が医療機関を受診し,1名の検便からサルモネラ属菌が検出された。

なお,7月30日(日)に当該飲食店でランチを食べた別グループ2名からも同様の苦情が寄せられている。

3 症状  下痢,発熱等

4 摂食者数  3名

5 有症者数(判明分)  3名(20歳代3名)※受診者2名(入院者はいない)。全員快方に向かっている。

6 検査

(1)有症者便 : 3検体医療機関の検便により1検体からサルモネラ属菌を検出

(2)施設従業員便 : 4検体福岡市保健環境研究所で検査中

(3)施設ふきとり : 5検体福岡市保健環境研究所で検査中

7 原因食品・原因施設  調査中

8 当該飲食店に対する指導事項

(1)手指の洗浄・消毒を徹底すること。

(2)調理後に冷却を要するメニューについては,冷却作業を迅速に行うこと。

(3)食材の加熱は中心部まで十分加熱すること。

(4)施設の清掃,消毒を行うこと。

(5)食器・器具類の洗浄・消毒を徹底すること。

(6)施設従事者の健康管理を徹底すること。

9 その他

・有症者のその他の共通食等について調査を実施している。

・7月30日(日)に飲食店を利用したグループについては追加調査中。

中央区保健福祉センター衛生課食品係

(中央保健所) 担当:中嶋,宮地

761-7366(内線192-3644

保健福祉局生活衛生部食品安全推進課

食品衛生係 担当:高塚,小島

711-4277(内線22582259

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★岡山市:飲食店で鶏のタタキなどを食べ6人が食中毒 カンピロバクター

【岡山市報道発表資料(抜粋)平成29814日(月)】

http://www.city.okayama.jp/contents/000304895.pdf

事件の概要

平成29年8月10日(木)10時30分頃、市内医療機関から「食中毒様症状を呈している患者を診察した。この患者以外にも同一グループで数名が同様の症状を呈しているようである。」旨の通報が当市保健所にあった。

同保健所で調査したところ、8月4日(金)夜に「地鶏居酒屋川西」で開催された懇親会に参加した8名中6名が下痢、腹痛、発熱、頭痛等の症状を呈していることが判明した。

有症者に共通する食事は「地鶏居酒屋川西」で提供された食事のみであること、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったこと、また、有症者の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたことから、当該食事を原因とする食中毒事件と断定した。

調 査 者 数 8名(男3名・女5名)

患 者 数 6名(男3名・女3名)入院患者1名

症 状 下痢、腹痛、発熱、頭痛 等

原因(と推定される)食事の調製者  所在地:岡山市北区内山下一丁目7番11号

営業者:川西賢  屋 号:地鶏居酒屋川西  営業の種類:飲食店営業

主 な 献 立  前菜(肝煮)、若鶏のタタキ(ササミ、ムネ、モモ)、親鶏タタキ(モモ)、サラダ、焼き鳥(モモ、ネギマ、セセリ、ズリ、ココロ)、出汁巻き卵、炙り肝、雑炊、アイスクリーム

原 因 食 品 調査中

病 因 物 質 カンピロバクター・ジェジュニ

行 政 処 分 営業停止処 (平成29年8月14日(月)から平成29年8月18日(金)までの5日間)

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

★新潟県:糸魚川市、飲食店の仕出し料理で49人が食中毒 腸炎ビブリオ

【新潟県発表20170817日(抜粋)】

http://www.pref.niigata.lg.jp/seikatueisei/1356834762468.html

発生概要 

  平成29年8月14日午後3時頃、糸魚川保健所管内の医療機関から糸魚川保健所へ、8月13日に糸魚川市内の飲食店「正三楼」の仕出し料理を喫食した者のうち複数人が、下痢、おう吐等の症状を呈している旨の連絡があった。

 同所が調査した結果、8月13日及び14日に、同飲食店が調理した仕出し料理を喫食した、13グループ132人のうち、12グループ49人が、8月13日午後1030分頃から下痢、腹痛、吐気、発熱等の症状を呈し、3グループ6人の患者から腸炎ビブリオが検出されたことが判明した。

 同所は、患者に共通する食事が同飲食店で調理した仕出し料理に限られること、患者の便から腸炎ビブリオが検出されたこと、医師から食中毒の届出があったことから、同飲食店が調理した仕出し料理を原因とする食中毒と断定した。なお、患者は全員快方に向かっている。

【患者の状況】 摂食者数  132

患者数  49 (男性19人、2060歳代  女性30人、3090歳代)

治療を受けた者 26人 入院した者 2人 (うち、1名退院済み)

症状  下痢、腹痛、吐気、発熱等

【原因施設】 名称  正三楼(しょうさんろう)   営業者  関澤 憲次(せきざわ けんじ)

所在地 糸魚川市大字上覚50-1   業種 飲食店営業(料理店)

【病因物質】 腸炎ビブリオ

【原因食事】 「正三楼」が、8月13日及び14日に提供した仕出し料理

【腸炎ビブリオについて】

○特徴

・海水程度の塩分(約3%)を好み、真水には弱い。

・海の中に生息し、海水の温度が上昇(20℃以上)すると急激に増殖して魚介類に付着する。

・他の細菌と比べて、増殖スピードが速い。

・多くの場合、1024時間の潜伏時間の後、激しい腹痛、下痢、発熱、おう吐等を引き起こす。

・原因食品としては、海産魚介類の刺身、生寿司及び海産魚介類から調理器具等を介して汚染された食品が多い。

○予防のポイント

・魚介類は真水(水道水等)でよく洗う。特にエラ、内臓等汚染されやすい部分は、適切に除去し、よく洗う。

・魚介類は冷蔵庫に入れ、4℃以下で保存する。冷蔵庫から出した後は、速やかに食べる。

・調理器具・設備の洗浄消毒を徹底する。

・加熱調理をする際には、中心部まで十分に加熱(75℃・1分間以上)する。 

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

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病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

★千葉県:南房総市の旅館の食事で小学生ら61人が食中毒 病原大腸菌

【テレ朝ニュース(2017/08/16 20:10)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000107884.html

  千葉県健康福祉部衛生指導課によりますと、先月31日から今月2日にかけて、臨海学校のため、南房総市の旅館に宿泊していた東京からの小学5年の児童58人と教師3人の61人が発熱や下痢などの症状を訴えました。これまでに24人が医療機関を受診しましたが、重症者はおらず、全員、回復しているということです。県は便から腸管侵入性大腸菌が検出されたことなどから、先月31日に提供された夕食が原因だとして食中毒と断定しました。夕食には鳥の空揚げやマカロニサラダなどが出ましたが、原因の食材は分かっていないということです。県はこの旅館を16日から3日間の営業停止処分としました。

千葉県健康福祉部衛生指導課発表:平成29816(抜粋)

食中毒の発生について(平成29816日)

概要

平成2982日(水曜日)午前730分頃、南房総市内の医療機関から「731(月曜日)からの臨海学校で南房総市内の宿泊施設を利用している、県外の小学校の児童が、発熱、下痢等の症状を呈している。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、南房総市内の旅館「沢金」を利用した都内の小学校の児童90名及び先生12名のうち、児童58名及び先生3名が発熱、下痢等の症状を呈し、24名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者及び従事者の便から腸管侵入性大腸菌が検出されたこと、患者の発症状況が腸管侵入性大腸菌によるものと一致していること、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員回復している。

1喫食者数  102

2患者数  61

(内訳)男性39名 10歳から11歳      女性22名 10歳から58

3受診状況  医療機関受診者24名、入院患者なし

4主な症状  発熱、下痢、頭痛

5発症日時  平成2981日(火曜日)午前8時頃から

6原因施設  所在地:南房総市久枝643  営業者:小沢 一枝(おざわ かずえ)

屋号:沢金(さわきん)  業種:飲食店営業

7原因食品  731(月曜日)夜に当該施設で提供された食事

(主な献立)鳥唐揚げ、マカロニサラダ、温野菜、トマト、ぶり照り焼き、おしんこ、かき玉汁、杏仁豆腐

8病因物質  腸管侵入性大腸菌

9行政措置  営業停止3日間(平成29816日から818日まで)

★愛知県:蒲郡市、飲食店の弁当で11人が食中毒 病原大腸菌

【愛知県発表平成29816(抜粋)

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/eisei/shokuchuudoku0816.html

食中毒の発生について

業種等  飲食店営業

施設の名称  スマイル

施設所在地  愛知県蒲郡市三谷町東5821

営業者名    竹内 通好

原因食品  84日(金曜日)に当該飲食店が提供した配達弁当

病因物質  病原大腸菌

行政処分等の内容  営業の禁止  適用条項  食品衛生法第6条第3号違反

行政処分等の理由  食中毒病因物質に汚染された疑いのある食品を提供したこと

発症者数    11

死者数  0

備考  発症者数は発表時点のものです。

*参考(編集者より)

病原大腸菌の種類

①腸管病原性大腸菌(EPEC):いわゆる病原大腸菌もっともはやく発見された

②腸管組織侵入性大腸菌(EIEC):赤痢様病原大腸菌⇒血便などの症状もある

③腸管毒素原性大腸菌(ETEC):コレラ様病原大腸菌⇒激しい下痢が特徴

④腸管出血性大腸菌(EHEC):O157やO111など⇒HUS(溶血性尿毒症症候群)を起こすことがある

⑤腸管凝集接着性大腸菌(EAggEC):もっとも新しく発見された⇒凝集性が特徴、乳幼児下痢症など

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

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寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★台東区:上野の飲食店でサバの刺身を食べた1人が食中毒 アニサキス

【台東区公表年月日平成29 814日抜粋】

http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/syokuhineisei/ihansha.html

営業施設に対する行政処分

営業者氏名 有限会社ケイ企画     法人番号010502016233

施設の名称 れんこん はなれ

施設所在地 東京都台東区上野四丁目92号 小出ビル地下1

業種等 飲食店営業 

不利益処分等を行った理由 食中毒

(食品衛生法第6条第4号、第50条第3項及び第51条違反により、第54条、第55条及び第56条を適用)

不利益処分等の内容 平成298141日間の営業停止並びに施設及び取扱改善命令

原因食品 当該施設が平成2986日に提供したサバ刺身

病因物質 アニサキス

患者数 1

★足立区:千住の飲食店で刺身のお造りを食べて食中毒 アニサキス

【足立区公表年月日 平成29年8月11日(抜粋)

http://www.city.adachi.tokyo.jp/sekatsuese/fukushi-kenko/ese/syokuhin-ihansyakouhyou.html

業種等 飲食店営業

営業者氏名等

株式会社オンズ 代表取締役 関野 隆文

東京都足立区千住四丁目11番6号  施設の名称 さかなや別邸

施設所在地 東京都足立区千住一丁目31番12号1F

主な適用条項 食品衛生法第6条違反により、同法第55条を適用

不利益処分等を行った理由 食中毒

不利益処分等の内容 営業停止命令(8月11日)

備考

病因物質:アニサキス

原因食品:当該施設で調理した「刺身のお造り」

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★徳島県:阿波市で庭自生キノコを食べ男女3人が食中毒 毒キノコ

【毎日新聞2017815日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170815/ddl/k36/040/452000c

 県は14日、阿波市内の民家の庭に自生していたキノコを食べた20代~50代男女3人が、嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴える食中毒が発生したと発表した。重症者はいない。

 県安全衛生課によると、阿波市の50代男性が12日、庭で採ったオオシロカラカサタケとみられる毒キノコを勤務先に持参し、同僚5人とスープに入れて食べたという。

 県内では2013年度以降、毒キノコによる食中毒の報告はなかった。同課は「食用と確実に判断できないキノコは、絶対に触ったり食べたりしないでほしい」と呼びかけている。【蒲原明佳】

徳島県公表2017814日(抜粋)

食中毒事件の発生について

https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2017081400023/

1 発生の経緯

 平成29812日(土)午後840分頃、阿波市内の医師から「本日、自宅庭で自生していたキノコを食べて食中毒様の症状が出ている患者を診察した。」旨、吉野川保健所へ連絡があった。

  吉野川保健所が調査した結果、患者は812日(土)に自身が採取したキノコ(種類不明)を調理し、職場の同僚と喫食していたことが判明した。

 また、本日、医師から食中毒の届出がなされた。

2 摂食者数 5

3 患者数 3名(重症者なし)

4 主症状 嘔吐、下痢等

5 原因食品 キノコ(オオシロカラカサタケと推察)

6 吉野川保健所のとった措置

 ・喫食状況等の調査

 ・食用のキノコと確実に判断できないキノコは食べないことを指導

その他(お願い)

 ・毎年、全国的に毒キノコを原因とする食中毒が発生しています。

  ・食用のキノコと確実に判断できないキノコは、絶対に「採らない」、「食べない」、「売らない」、「人にあげない」でください。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

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病因物質調査中食中毒

★島根県:浜田市の飲食店を利用した4グループ14名が食中毒 病因物質調査中

【島根県発表平成29816日】

http://www3.pref.shimane.jp/houdou/files/8E9A7813-FAB1-4C00-A61B-2B83DA9AC455.pdf

浜田保健所管内における食中毒の発生について

1 概 要

8月15日、浜田市内の住民から浜田保健所に「8月14 日に浜田市内の飲食店で会食をした複数名が下痢、嘔吐を発症している」旨の連絡がありました。

同保健所が調査したところ、8月14日に浜田市内の飲食店「有限会社鈴蘭別館」を利用した4グループ14名が下痢、嘔吐等の症状を呈していることが判明しました。

患者の喫食状況及び発症状況から、同保健所は同施設を原因とする食中毒と断定し、8月16日から5日間の営業停止処分としました。なお、患者に入院した者はなく、全員が快方に向かっています。

2 患者14名(浜田市12名、益田市1名、鳥取県東伯郡1名)

【発症状況】

○初発者  70 歳代 男性(8月1414:00

○発症期間  8月1414:00 ~8月15日7:30

○主な症状  下痢、嘔吐、嘔気、腹痛等

3 原因施設  屋号:有限会社鈴蘭 別館

営業者:有限会社鈴蘭別館 代表取締役 三澤嘉孝  所在地:浜田市港町186-5

業 種:飲食店営業(仕出し屋、料理店)

4 原因食品 「有限会社鈴蘭別館」が8月14 日に提供した食事

5 病因物質 調査中

6 行政処分 8月16 日から8月20 日まで営業停止(5日間)

7 県民の皆様へ

【食中毒予防】

・調理を行う前には石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

・調理にあたっては、十分に加熱しましょう。

・嘔吐、下痢等の症状がある場合は、調理を控えましょう。

・食品は冷蔵庫等で低温で保存しましょう。

★総社市の飲食店で20人が食中毒 病因物質調査中

【岡山県報道発表資料2017年8月12日(抜粋)】

http://www.pref.okayama.jp/site/presssystem/488722.html

喫食者 39人

患者 20人

症状 吐き気、おう吐、腹痛、下痢等

原因施設 総社市真壁614-1

屋号 焼肉やきやき亭

主な献立 牛塩タン、豚トロ、ホルモン、特選カルビ等

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★社会福祉施設等における腸管出血性大腸菌感染症の集団感染の防止について

【東京都福祉保健局2017814日】

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/08/15/04.html

都内の特別養護老人ホームにおいて、腸管出血性大腸菌感染症(O157)の集団感染が発生しました。

腸管出血性大腸菌感染症は、感染力が強く、施設や家庭等でも容易に感染が拡大し、また、重症化することも少なくないため、十分な注意が必要です。

 都では、高齢者や乳幼児等が集団生活を行う施設において、感染症や食中毒の発生に十分に注意し、手洗いの徹底や施設の衛生管理に万全を期すよう注意喚起を行うことといたしました。

1 都内の特別養護老人ホームの事例

○ 84日(金曜日)、多摩小平保健所に医療機関から、東久留米市内の特別養護老人ホーム入所者のO157患者発生届が提出されました。また、同施設から、下痢症状の入所者が複数名発生しているとの連絡が同保健所にありました。

○ 同保健所は同施設を訪問し、状況調査と衛生指導を行うとともに、入所者及び職員等を対象とした健康調査を行っています。

○ これまでに157の感染者は10、このうち有症状者は9名(いずれも軽症)、となっています。感染者は入所者及び職員です(平成29814日現在)。

○ 同施設で提供された給食及び調理従事者に対する調査の結果、腸管出血性大腸菌は検出せず、給食を原因とする食中毒の可能性は否定されています。

2 腸管出血性大腸菌感染症の発生状況等

○ 腸管出血性大腸菌感染症には、O157、O26などの型があり、都内では年間に約300400名の患者が発生しています。

○ 同一施設での集団感染は、全国では年間に10数件が報告されています。

○ なお、例年7月から9月は流行する時期にあたり、各施設は、感染症や食中毒の防止に十分に注意し、集団感染等が疑われる場合は、速やかに保健所に報告、相談してください。

★園児9人がO103感染 岐阜・関市の保育園  

【朝日新聞20178141628分】

http://www.asahi.com/articles/ASK8G4274K8GUBQU00F.html

 岐阜県は12日、関市小瀬の瀬尻保育園で3~6歳の園児9人が腸管出血性大腸菌O103に感染したと発表した。症状はいずれも軽いという。

 7月31日に下痢などの症状を訴えた園児1人が医療機関を受診し、O103だと診断された。その後、他の園児や職員の検便をしたところ、8人の感染が分かった。

★腸管出血性大腸菌感染症の集団発生について(患者2名の届け出)

【福岡県発表平成29年8月9日(抜粋)】

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/2017-0809o26.html

平成29年8月7日及び8日、宗像・遠賀保健福祉環境事務所に、管内の医療機関から腸管出血性大腸菌感染症(О26、VT1+)の患者2名の届出があり、当該患者が遠賀郡内の同一の保育所(園児:15名、職員:11名)に通う園児であること等により集団発生が疑われることからお知らせします。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★食品への異物混入、最多はゴキブリ・ハエ… 厚労省調査

【朝日新聞デジタル2017811 1822分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13462000/

 購入した食品に異物が入っていたという苦情が、昨秋までの約3年間で全国の保健所に約1万4千件あり、このうち4519件は業者の製造過程で混入したとみられることが厚生労働省研究班の調査でわかった。健康被害は236件で確認された。厚労省は、食品販売業者の異物混入対策を強化する方針という。

 研究班(代表=砂川富正・国立感染症研究所感染症疫学センター第二室長)は昨年12月、保健所を設置する142自治体(当時)に調査票を送付。2014年4月~16年11月に対応した食品の異物混入事例を尋ね、127自治体(89%)から回答があった。

 調査によると、工場や飲食店、小売店の食品製造過程で、異物混入が判明したか、可能性が高いものの件数は計4519件。異物はゴキブリやハエといった虫が最も多く、金属やビニール、人の毛もあった。飲食店の料理や弁当など調理済み食品が最も多く、菓子類、米飯やカット野菜などの農産加工品と続いた。

 口の中を切ったり、歯がかけたりなどの健康被害は236件。金属や動物の骨、プラスチック片などが原因の約9割を占めた。硬い異物が混入した事例のうち、混入工程がわかった約千件を調べると、調理済み食品や菓子類、飲料は、製造過程で調理器具の一部が入る事例が多かった。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

=欧州・卵の殺虫剤混入事件=

★欧州 卵から殺虫剤成分 10カ国で廃棄や回収

【毎日新聞2017811 2254分】

https://mainichi.jp/articles/20170812/k00/00m/030/115000c

 【ブリュッセル八田浩輔】欧州各地で、食用家畜への使用が禁止された殺虫剤成分のフィプロニルが検出された卵が流通し、懸念が広がっている。オランダ、ベルギー当局の合同捜査チームは10日、出荷に関係した企業などを家宅捜索し、2人を拘束。汚染した卵が流通したドイツや英国など少なくとも10カ国で加工食品を含めた廃棄や回収が進む。

 フィプロニルはペットのノミやダニの駆除に使われるが、欧州連合(EU)は食用家畜への使用を禁じる。世界保健機関(WHO)によると、その毒性は大量に使用した場合、人の腎臓や肝臓などに悪影響をもたらす恐れがある。欧州各国の保健当局は長期間にわたって大量に卵を消費し続けない限り健康への影響はないとしている。

 問題はベルギー当局が7月20日に欧州委員会を通して加盟国に汚染を報告し、表面化した。その後ベルギーで6月にはフィプロニルが検出されていたことが分かり、対応の遅れに周辺国から非難が集まっている。

 汚染の経緯や期間の詳細は明らかになっていないが、大半はオランダ産とみられている。オランダは欧州最大の卵生産国で、加工食品を含む卵の最大規模の輸出国。オランダの食品安全当局は汚染した卵の廃棄を呼びかけ、180の養鶏場を一時閉鎖して調査を進めている。独メディアによるとドイツだけで汚染した可能性がある卵を1000万個輸入した可能性があるといい、独スーパー大手はオランダ産の卵をすべて回収するなど影響が拡大している。

★【欧州タマゴ問題】殺虫剤成分含む疑いある製品、フランスのスーパーで回収始まる

Huffingtonpost2017814日】

http://www.huffingtonpost.jp/2017/08/14/oeufs-contamines-au-fipronil_n_17748188.html

ヨーロッパ各地で殺虫剤「フィプロニル」に汚染された卵が見つかっている問題で、フランスにも影響が広がり始めている。農業食料省は、殺虫剤成分を含む疑いのある卵で作られた製品を、対象のスーパーマーケットから回収するよう指示したと発表した。仏メディア「フランス・アンフォ」が報じた。

「フィプロニル」は通常、家畜についたノミやダニの駆除に用いられる殺虫剤で、食品流通に関わる場での使用は禁止されている。大量に摂取すると、神経障害や嘔吐を引き起こす恐れがある。

フランスでは811日に、ステファヌ・トラヴェール農業食料相が、フィプロニルに汚染された25万個近くの卵が、4月以降、ベルギーとオランダから仏市場に輸入されたと発表していた。

「ベルギーから来た最初の一群、196000個の卵は、416日~52日に市場に出回りました。これらの卵はすでに消費されていて、健康被害は報告されていません」とトラヴェール大臣は明言。「オランダから来た次の一群には、ロット番号『0NL43651-01』のついた約48000個の卵が含まれています。それらは719日~28日にかけて小売チェーン『リーダー・プライス』の各店舗で販売されました」と説明した。

「フィプロニルを含む疑いのある製品がフランスのスーパーに置かれているのはあり得ることで、対象製品がやっと特定できました。回収され、結果が分析されることを期待します」と農業食料省の報道官ファニー・モラン氏は述べる。「例えリスクがないとしても、フィプロニルが入っているかいないかについて、消費者は知る権利があります」。

農業食料省は、回収の対象となる食品のブランド名や製品名については明かさなかった。「メーカー側は消費者と同じで、今回の不正行為の被害者です」。モラン氏はこう述べながら、いかなるメーカーのことも「貶める」つもりはないとし、「汚染された疑いがあるのは、ほんのわずかの製品」だと説明。トラヴェール大臣も「私たちが直面しているのは衛生スキャンダルではなく、不正行為。メーカー側もサプライヤーに欺かれたのです」と断言していた。

■限定的なリスク

覚えておきたいのは、フィプロニルに汚染された卵を食べても、少量の摂取であれば健康被害のリスクはごく限られているということだ。

「深刻な健康被害を受けずに済む汚染卵の最大摂取量は、13歳の子どもで1日につき1個、成人で1日につき10個」とフランス食品安全庁は見積もっている。また世界保健機関によると、身体に甚大な影響を及ぼすには1日に715個の卵を食べる必要があるとも言われている。

HACCP関係情報>

★豊橋市がハサップの取得支援

東京五輪見据え製品ごとに確認済証を交付

【東日新聞2017/08/12

http://www.tonichi.net/news/index.php?id=62223

 豊橋市は、食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」を市内の中小・小規模食品製造業者に普及させようと、支援に乗り出す。製品ごとに導入確認済証を交付し、難しいと思われがちな取得作業に取り掛かりやすくする。

  ハサップは1960年代、米国で安全な宇宙食を作るため開発された食品の衛生管理手法。原材料の仕入れから製造・加工、出荷までの全工程で食中毒や異物の混入などの危険を予測し、継続的に監視・記録するシステムで、世界的に義務化が進んでいる。

  2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、国は食品を取り扱う全業者にハサップの導入を義務付ける方針。東京五輪でドイツとリトアニアのホストタウンに登録され、事前合宿の誘致に取り組む豊橋市も、食材業界の安全意識をさらに高めるため導入支援を本格化させる。

  市によると、市内の大手企業は国の認証を受けているが、中小事業者でハサップを取得した例はほとんどない。事務手続きや設備投資などに二の足を踏む業者が多いなか、「ポイントだけ抑えれば、おのずと安全な食品が作れる」と担当者は強調する。

  ハサップの導入を希望する業者を対象に市は講習会を開催するほか、保健所に相談窓口を開設。また職員が食品工場に出向き、実地指導もする予定だ。

  導入した食品事業者に対し、市独自の確認済証を交付する。製造工程全体ではなく製品ごとに認証する仕組みで、担当者は「ここまで門戸を広げるのは全国的にも珍しいのでは」と話す。

  ハサップの基礎を学ぶ初回の講習会は30日午後1時30分~4時30分まで、市保健所講堂で開かれる。申し込み・問い合わせは同保健所=電話0532(39)9124=へ。

<表示関係情報>

★全加工食品で原産地表示=政府へ答申、22年完全実施-消費者委

【jiji.com2017/08/10-19:50

 内閣府の消費者委員会は10日、全ての加工食品で主な原材料原産地の表示を義務付ける食品表示基準の改正案を政府に答申した。消費者庁は今月中にも新たな基準を施行。業者側の負担を考慮し、経過措置期間を設け2022年4月に完全に義務化する方針。表示にはあいまいさもあり、分かりにくいとの声も出ている。
 これまで原産地表示の義務は、乾燥きのこや干物、漬物といった加工の度合いが低い22食品群と4品目に限られていた。新基準では全ての加工食品を対象とし、重量割合が最も多い原材料の原産地をパッケージなどに表示することを義務化する。
 外国産の原材料は原産国を表示。国産の場合は「国産」もしくは県名や地名を記載する。原産国が複数の場合は、重量の割合が多い順に並べる。3カ国目以降を「その他」と表示することができる。
 状況に応じた例外も規定。仕入れ先が頻繁に変わり重量順表示が難しい場合には「米国またはカナダ」といった可能性表示で対応する。原産国が3カ国以上の場合は「輸入」と大くくりに記載することを認める。このため、「輸入または国産」といった不明瞭な表記が出てくる可能性もある。
 改正案の議論やパブリックコメントでは、対象拡大により「購入時の選択に役立つ」という好意的な意見があった半面、「混乱を招く」「業者の負担が大きくなる」といった懸念の声も出た。
 これらを受け、消費者委は消費者と業者への周知状況の調査や例外表示の検証、完全実施から2年後をめどに制度の見直しなどを実施するよう政府に求めた。
 消費者庁が昨年実施した店頭調査によると、自主的に行っているものを含め、原産地の表示がある加工食品は27%にとどまっている。

★すべての加工食品の原産地表示義務化を答申

【NHK NEWS WEB2017810 1442分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170810/k10011095771000.html

加工食品に使われる原材料の「原産地」については、現在は一部の品目しか表示が義務づけられていませんが、国の消費者委員会は、すべての加工食品に対象を広げるとする答申をまとめ、今月末にも食品表示が見直されることになりました。

加工食品に使われる「原材料」の原産地をめぐり、現在、表示が義務づけられているのは、「うなぎのかば焼き」や「漬け物」など、22の食品群と4つの品目に限られています。

これに対し、国の消費者委員会の食品表示部会は、原則として国内で製造・加工したすべての加工食品に対し、使っている量が最も多い原材料の原産国名の表示を義務づけるよう政府に答申しました。

今回の見直しをめぐるこれまでの議論では、「消費者の選択に役立つ」という声があった一方で、「原産地を切り替えるたびに表示を変えるのは事業者の負担が大きい」といった慎重な声もありました。

このため、答申では、使う可能性がある原産国を複数表示できるほか、原産国が3つ以上ある場合は「輸入」と表示できるなどの例外も認めていて、場合によっては「輸入または国産」という表示も認められます。

これに対しては「わかりにくい」といった懸念の声もあることから、答申では、例外の表示を行う際は、消費者にわかりやすいよう注意書きをつけることなどを求めています。

今回の答申を受けて、消費者庁は今月末にも加工食品の表示を見直すことにしていますが、事業者の負担に配慮し、今後5年間を経過措置の期間としています。

★新表示基準、8月末にも施行 加工食品の原料原産地表示 完全施行は20224

【鶏鳴新聞20170815発行】http://www.keimei.ne.jp/article/20170815t1.html

  内閣府の消費者委員会食品表示部会は728日、すべての加工食品に原料原産地表示を義務づける食品表示基準の改正案を了承。消費者委員会は近く首相に答申する。新表示基準は8月末にも施行され、約5年間の経過措置を経て202241日から完全施行される。ただ部会では、完全施行から2年後をめどに、各種調査に基づき制度導入の効果を検証し、見直すことも求めている。

 加工食品の原料原産地表示は、現在は生鮮食品に近い22食品群と4品目に義務づけられている。

 しかし、加工食品の製造は国内でも、原料はすべて外国産のケースがあり、原料原産地の表示がないのは国内の生産者に対しフェアでないことから、国内で製造・加工したすべての加工食品に原料原産地表示を義務づけることにした(22食品群と4品目は現行通り)。

 表示義務の対象は、重量割合上位1位の原材料の原産地(事業者が自主的に重量割合2位以降についても表示を行なうのは妨げない)。

 義務表示方法は、国別重量順表示を原則とし、重量の高いものから順に国名を表示する。これが困難な場合は、過去の実績などを踏まえて切り替え産地を列挙する〝可能性表示〟や、「国産」「外国産」または「輸入」といった〝大括り表示〟も可能としている。

 対象原材料が中間加工原材料である場合は原則として製造地表示を行なう――などとしている。

<ジビエ関係情報>

★やまなしジビエ(シカ肉)認証制度を創設しました

【山梨県発表2017814日(抜粋)】

http://www.pref.yamanashi.jp/shinchaku/chikusan/2908/shinchaku_y-gibier_ninshou.html

ニホンジカの生息数が増大している中で、捕獲したニホンジカを貴重な天然資源とし、シカ肉をジビエ料理や加工品などの素材として活用した特産品づくりや町おこしなどに活かす取り組みが広がりつつあります。

こうした状況を受け、県では、平成28年度に山梨県ジビエ認証協議会を設置し、川下(消費や流通)から求められる安心なジビエを目指した認証基準等を検討してきました。協議会での検討を踏まえ、この度、やまなしジビエ(シカ肉)認証制度実施要綱を制定しました。

詳しくは下記リンクをご参照ください。

http://www.pref.yamanashi.jp/chikusan/gibier/ninshou.html

★夏場のジビエ食べて 利用増へ加工品 島根県美郷町の生産者組合

【日本農業新聞2017814 7:00配信】

 島根県美郷町の狩猟者らでつくる、おおち山くじら生産者組合は、需要の少ない夏場のイノシシ肉の利用拡大を進めている。缶詰を商品化した他、7月からはクラウドファンディングで薫製の商品化に向けた出資を募っている。脂の少ない夏のジビエ(野生鳥獣の肉)はシェフらに敬遠されるが、農作物の獣害を減らすためには年間を通して捕獲する必要があり、需要拡大の必要性を訴えていく。 

  同組合では年間400500頭のイノシシを捕獲し、食肉処理する。夏季に捕獲するのは300400頭で、子どものイノシシも多い。2004年の組合設立当時から、処理場に生きた状態で運ぶことで、傷みやすい夏でも良質な肉の生産に取り組んできた。ただ脂の乗った冬場の肉を求める業者が多く夏場の需要は限られるという。

  夏場の肉も有効利用しようと、昨年は缶詰を開発。冬場は高級部位として取引されるが、夏は一番痩せていくバラ肉を使って商品化した。さらに、7月からはクラウドファンディングにも挑戦。夏場に捕獲数が増えるが処理に手間が掛かる子イノシシを薫製にして、出資者には返礼品として贈る。3年前には県内のカレーハウスcoco壱番屋4店舗で、夏の肉を使ったカレーを冬に提供する取り組みも始まった。

  同組合の森田朱音広報担当は「豚や牛とは規格が違うことを理解してほしい」と訴える。組合の設立から携わる、町産業振興課の安田亮課長補佐は「獣肉には旬があるが、被害を減らすためには夏場の肉も利用していかなければならない」と指摘。「川上の価値観に、川下の料理人らも共感してほしい」と強調する。

<調理環境関係情報>

★喫煙可の店、線引き先送り 健康増進法改正案

【日経新聞2017/8/14 2:00

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE13H07_13082017000000/

政府が受動喫煙防止に向けて策定した健康増進法改正案の全容が13日、判明した。喫煙を例外的に認める飲食店の広さが焦点だったが、改正案に線引きは盛り込まず、政令で規定することにした。法施行日は公布から2年以内とし、線引きはそれまでに決着させたい考えだ。政権内の対立点はいったん先送りし、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、法整備を優先させるべきだと判断した。

秋の臨時国会への提出を目指し、9月にも改正案を自民党厚生労働部会に示す。施行後5年をめどに「制度全般について検討を行う」との見直し規定も盛り込んだ。

受動喫煙対策を巡っては、店舗面積30平方メートル以下のバーやスナックを除いて原則禁煙とする厚労省と、「分煙」「喫煙」を店頭に掲げれば面積150平方メートル以下の店には喫煙を認めるよう求める自民党が対立。政府は先の通常国会への法案提出を断念した経緯がある。自民党も受動喫煙防止対策の必要性は認めており、今回の政府案への対応が注目される。

政府としては、原則禁煙にこだわった塩崎恭久前厚労相が内閣改造で交代。外国人旅行客が増える東京五輪開幕まで3年を切ったこともあり、態勢を仕切り直して法改正を急ぎたい意向だ。

改正案は、多くの人が利用する施設での喫煙を原則禁止。施設管理者には灰皿の設置を禁じ、喫煙中止を求める努力義務を課した。違反者には都道府県知事が勧告や命令を出し、さらに違反を重ねた場合は罰金を科す。

医療施設や小中高校は敷地内を全面禁煙とし、大学や老人福祉施設、体育館、官公庁は屋内禁煙とした。ただし、施行時に既に設置されている喫煙室は5年間、存続を認める。

これ以外の飲食店や事務所、集会場などは屋内禁煙としつつ喫煙室の設置を認める。個人の住宅や旅館・ホテルの客室は喫煙可能とした。〔共同〕

<食の安全供給問題の情報>

★食品への異物混入、最多はゴキブリ・ハエ… 厚労省調査  福地慶太郎

【朝日新聞デジタル20178111822分】

http://www.asahi.com/articles/ASK7M5J35K7MULBJ00S.html

 購入した食品に異物が入っていたという苦情が、昨秋までの約3年間で全国の保健所に約1万4千件あり、このうち4519件は業者の製造過程で混入したとみられることが厚生労働省研究班の調査でわかった。健康被害は236件で確認された。厚労省は、食品販売業者の異物混入対策を強化する方針という。

 研究班(代表=砂川富正・国立感染症研究所感染症疫学センター第二室長)は昨年12月、保健所を設置する142自治体(当時)に調査票を送付。2014年4月~16年11月に対応した食品の異物混入事例を尋ね、127自治体(89%)から回答があった。

 調査によると、工場や飲食店、小売店の食品製造過程で、異物混入が判明したか、可能性が高いものの件数は計4519件。異物はゴキブリやハエといった虫が最も多く、金属やビニール、人の毛もあった。飲食店の料理や弁当など調理済み食品が最も多く、菓子類、米飯やカット野菜などの農産加工品と続いた。

 口の中を切ったり、歯がかけたりなどの健康被害は236件。金属や動物の骨、プラスチック片などが原因の約9割を占めた。硬い異物が混入した事例のうち、混入工程がわかった約千件を調べると、調理済み食品や菓子類、飲料は、製造過程で調理器具の一部が入る事例が多かった。

 調査した国立医薬品食品衛生研究所安全情報部の窪田邦宏・第二室長によると、年度ごとの苦情件数や異物の割合はほぼ同じ。「食品業者は異物混入が起きている現実を認識し、『うちは大丈夫か』と注意してほしい。異物を発見した消費者は保健所に相談して」と話す。

 食品衛生法は、健康被害の恐れがある異物が混入した食品の販売を禁じており、食品製造の現場では、食品の一部を抜き取る自主検査が主流という。より効果的な対策につなげようと厚労省は、異物混入や食中毒菌による汚染などのリスクを予測し、従来より厳しくチェックする国際基準「HACCP(ハサップ)」に基づく衛生管理を食品業者に義務づける方針だ。厳格にした後は、製造工程で異物混入のリスクを予測し、適した対策をとる。金属片が混入するリスクがある場合は金属探知機で調べることが具体例としてあがっている。厚労省は、ハサップに基づく管理を義務づける食品衛生法改正案を来年の通常国会に提出することをめざしている。(福地慶太郎)

■健康被害があった主な事例

・金属たわしの一部が入った焼きそばを食べて口の中を切った

・野菜を入れたボウルのガラス片が混入したサラダを食べて口の中を切った

・弁当に入っていたプラスチック片で、口の中を切った

・プラスチック容器の破片が入ったアップルパイを食べ、口の中を切った

・鍋のふたから外れたネジが入ったそばを食べ、歯がかけた

<その他の情報>

★台所のスポンジ、菌まみれでも心配無用な理由

【BLOGOS(フォーブスジャパン)2017/08/12 09:00

https://forbesjapan.com/articles/detail/17246

 米紙ニューヨークタイムズをはじめとする多数のメディアが8月上旬、私たちがキッチンで使用しているスポンジは「細菌の温床」であり、頻繁に交換すべきだとする調査結果を報じた。だが、スポンジが無菌である必要はあるのだろうか?

 この調査結果は無用の不安をあおるものだ。消毒するなどして「清潔にする」のは良いことだ。ただ、あなたが深刻な免疫障害を持つ人ではない限り、あまり心配する必要はない。報じられた調査結果は、使用中のスポンジ14個を対象に行ったもの。最も興味深い結果として挙げられるのは、菌の中には消毒をしても生き延びるものがあり、それらが容易に再繁殖するということだ。それでも、それが私たちにとって有害だということを示す証拠はない。

 実際のところ、調査で見つかった細菌の一つであるアシネトバクター属菌は傷口から感染することが多く、集中治療室に入院している患者などにとっては危険性があるが、健康な人に問題を起こすことはない。さらに、スポンジに多く付着していた菌の大半はモラクセラ属などヒトの皮膚の常在菌だ。ある評論家がこれらの結果について指摘しているとおり、サルモネラやカンピロバクターなどの菌やその他の食中毒を引き起こす微生物は発見されなかった。

菌とは共存関係

 忘れてはならないのは、人間が無菌の環境で生きているわけではないということだ。私たちや周囲を取り巻く環境の何もかもが、細菌で覆われている。それが正常な状態なのだ。さらに、私たちは電話やドアノブに触れることで、または握手をしたりキスをしたり、セックスをしたりすることで常に他人と細菌を「共有」している。私たちが一か月以上にわたって使う歯ブラシにも、細菌は付着しており、繁殖している。

 ごく身近にある物について行った別の調査では、医療従事者200人が持つ携帯電話を調べたところ、95%に院内感染症の原因となる細菌が付着していた。それらの中には、深刻な感染症の原因になり得るMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)や耐性グラム陰性桿菌なども含まれていた。

 また、米アリゾナ大学の微生物学者が行った研究では、携帯電話には便座の10倍にあたる細菌を付着しているとの結果が示されている。そのほか職場にある以下の物にも、多くの細菌が付着している(数字は約6.5平方センチメートル当たりの細菌数)。

・電話─ 25,127 ・机の上─ 20,127 ・キーボード─ 3,295 ・マウス─ 1,676

 当然ながら、靴には特に細菌が多く、およそ3分の1には大腸菌が付着しているという。さらに、使用中の再利用可能なショッピングバッグについて行った調査結果では、半数以上に大腸菌が付着していることが確認された。

 果物や野菜にも警戒が必要だ。ラズベリーや網メロンのような果物は隅々まできれいにすることができないため、しばしば感染症の発生源となる。

対策は簡単

 ただ、こうした細菌はほとんどが洗い流せるものだ。買い物用のバッグは、肉類などをあらかじめ使い捨てのビニール袋に入れることで、二次汚染を防ぐことができる。

 スポンジを衛生的に保つ方法には、次のようなものがある。

 ・金属が付いていないなら、湿らせてから2分ほど電子レンジで加熱する

 ・食器洗い乾燥機に入れて温水で洗い、乾燥させる

 米農務省(USDA)によれば、これらの方法で細菌の99.9%を除去することができる。

 ・漂白剤溶液につける

 こうした方法を用いても、スポンジを滅菌することはできない。ただ、そうする必要は元々ない。今回の調査結果の扱い方は、メデイアのから騒ぎといえるだろう。多数の細菌に取り囲まれた通常の環境が私たちの免疫力を高め、アレルギーや喘息の症状の改善につながっていることを示すデータも数多くある。

★「食器用スポンジは毎週交換して」家庭での消毒は効果なし 研究結果

NewSphere 2017817 190分】

 キッチンスポンジを定期的に消毒したつもりでいても、何もしないものに比べて菌が減っていなかったという研究結果が英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。耐性菌が生き残り、あっという間に他の菌が占めていたところに再度コロニーをつくり元の数に戻ってしまうという。

 研究者は、2012年にドイツの家庭から集めた14のスポンジと2017年に地元のお店で購入した7つのスポンジで検証を行った。使用済みのスポンジは、電子レンジで加熱、熱い石鹸水ですすぐ、といった方法などで消毒されていた。これらには知られていた以上に多様な細菌が含まれており、スポンジを消毒することでかえって汚くなっていた。消毒が効果的でないばかりか、人間の病気に関連するリスクグループ2の細菌を持ってしまう。その対策として、研究者は毎週スポンジを交換することをすすめている。

◆キッチンスポンジは人間の便と同じくらい汚い

 ニューヨークタイムズ紙は、細菌はどこにでもいるものとしながらも、スポンジから362種の細菌が検出されたことに言及している。さらに、たった1インチ(2.54cm)四方に820億もの細菌が存在していたことに研究チームが驚いたことを伝えている。このドイツ・フルトヴァンゲン大学の微生物学者が、その密度は人間の便サンプルと同じくらい高く、それ以上の場所は地球上に存在しないと述べる。

 そこから検出された菌のひとつは、普段皮膚に存在し、感染症を引き起こすものだが、スポンジ内にあるその菌のリスクは計れないとしている。この菌の殺菌は難しいため、スポンジは週に1度交換したほうがよいのだという。

 古いスポンジは、粉末洗剤と漂白剤、高温のお湯で洗濯機にかけ、バスルームなど、衛生面でそれほど気にしなくてもいいところに使えば無駄にならないとしている。

◆細菌を気にしすぎる必要はない?

 一方、フォーブス誌に記事を寄稿したジュディ・ストーン氏は、この件がニューヨークタイムズ紙で大々的に報じられているが、誰が無菌のスポンジを必要とするのか、重度の免疫不全でない限り気にする必要はないと主張する。私たちは無菌状態で生きてはおらず、菌はいたるところにあるものなのに、なぜスポンジにこだわるのかと述べている。

 感染症を引き起こすという菌が有害だという証拠はなく、食中毒を引き起こすサルモネラ菌などが検出されなかったのだから騒ぐ必要はないとしている。

 同氏は、無菌にする必要がないので、スポンジの殺菌は、電子レンジに2分かける、食洗器で熱湯洗浄と乾燥のコースを使う程度でよいと述べる。また、ミシガン州立大学が99.9%殺菌できるとする塩素系漂白剤につける方法を紹介している。

2017年8月11日 (金)

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2017年8月11日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年8月11日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年8月10日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★食料自給率 38%に低下 天候不順で23年ぶり水準 16年度

【毎日新聞2017810日 東京朝刊】

 農林水産省は9日、2016年度のカロリーベースの食料自給率が15年度に比べて1ポイント低下の38%だったと発表した。過去2番目の低さで、冷夏によるコメの不作で37%だった1993年度以来、23年ぶりの低水準。北海道の台風被害といった天候不順が響いた。前年度を下回ったのは6年ぶり。

 食料自給率は、国内で消費される食料を国産でどの程度賄えるかを示す数値。政府は25年度にカロリーベースで45%にする目標を立てているが、達成は遠のいた。

 生産額ベースの自給率は68%と15年度から2ポイント上昇。2年連続で前年度を上回った。

 品目別の自給率(重量ベース)では、消費量の減少などが影響したコメが前年度に比べ1ポイント低下の97%、小麦が3ポイント低い12%、砂糖類は28%で5ポイント下がった。野菜は80%、果実は41%でそれぞれ前年度と同じだった。

 カロリーベースの食料自給率は調査を開始した60年度に過去最高の79%だったが、その後は低下傾向で、93年度には37%と過去最低を記録。94年度は46%に回復したが、06年度に再び40%を割り込んだ。農水省は「今回の下落は自然要因が大きい。ニーズに合ったコメや小麦の生産を増やし、輸出の拡大を進めることで目標達成に向かって頑張りたい」としている。

★変わる食中毒の姿

【福島民報2017/08/06 09:01

http://www.minpo.jp/news/detail/2017080643965

8月は食品衛生月間だ。食品は私たちの命や健康に密接に関わるため、その安全性が確保されなければならない。食品の衛生、特に食中毒予防の視点から、今月を毎日の食生活について点検する機会にしたい。

 昨年の食中毒発生件数は1100件、患者数約2万人、死者数14人であった。発生件数と死者数は年々減少しているものの、患者数は1952(昭和27)年に食中毒統計を開始してから、年間2万人を切ったことがない。1件当たりの患者数は多くなっている。

 食中毒の様相は、1997(平成9)年頃を境に大きく変わった。以前は食中毒原因物質にウイルスは含まれず、細菌、自然毒、化学物質、寄生虫であった。当時の発生原因は細菌が多く、夏場に集中する腸炎ビブリオ、サルモネラ菌が主流だった。

 予防の第一歩はまず食材に菌を「増やさない」ことであったが、ウイルスが原因と疑われる有症事件がたびたび報告されるようになり、1997年に当時の厚生省(現厚生労働省)は、後に「ノロウイルス」となる小型球形ウイルスを食中毒原因物質に追加した。食品に少量付着したウイルスがヒトに感染し、腸管内に取り込まれ増殖するタイプの登場だ。腸管出血性大腸菌が猛威を振るった時期でもある。

 さらに、1999年には飲食に起因する健康被害の食中毒として、感染症の起因菌であるコレラ菌、赤痢菌、チフス菌なども原因菌に指定した。

 今日、食中毒患者数の7割はカンロバクター(細菌)とノロウイルスが主で年中発生している。

 この20年間で、食中毒予防の基本は殺菌、消毒する「やっつける」「増やさない」に、「付けない」が加わった。

 近年、生鮮魚介類、特にヒラメの生食で原因不明の食中毒を起こす事例が全国に発生した。厚生労働省はヒラメに寄生するクドア(寄生虫)による食中毒を2011年、世界に先駆けて発表した。養殖ヒラメの主な輸入元は韓国だが、クドア食中毒の法的な位置付けは日韓で違いがある。韓国政府は、クドアが国際的に食中毒を引き起こす原因とされていないなどの理由から、クドア食中毒を法的に認めていない。

 輸入ヒラメは通常、検疫所で抜き取り検査され、わが国の基準に合致した場合に限り搬入が許可される。だが、韓国産養殖ヒラメは食品衛生法違反の可能性が高いとして、現在、集荷(ロット)ごとに検査を韓国側業者に義務付けている。クドアは魚介類に寄生するアニサキスと同様に加熱や冷凍処理で駆除できる。

 ヒト、モノの移動が国際化する中で、これまで国内で報告されなかった新たな食中毒原因物質の発見が今後もあるだろう。検疫、監視の強化が求められる時代となった。決して油断できない。(阿部正・福島学院大名誉教授)

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★広島県:福山市の居酒屋で5人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞201785日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170805/ddl/k34/040/700000c

 福山市保健所は4日、福山市西新涯町1の「海鮮寿司居酒屋すだちや西新涯店」で7月31日に飲食した男女5人が嘔吐や下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。一時入院した患者も含め全員快方に向かっているという。患者や従業員の便からノロウイルスが検出され、同保健所は8月4日、同店を営業禁止処分とした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★和歌山県:田辺市の保育園で76人が食中毒 サルモネラ

【和歌山放送20170808 2356分】 

https://wbs.co.jp/news/2017/08/08/105505.html

田辺市の保育園で給食を食べた園児76人が食中毒の症状を訴えていることがわかり、田辺保健所は、給食を調理した業者をきょうから5日間の営業停止処分にしました。

県・食品生活衛生課によりますと、今月(8月)4日午後6時ごろ、医師から田辺保健所に「食中毒の可能性がある園児が複数いる」と連絡がありました。発症したのは田辺市内の私立保育園に通う0歳から5歳の男子園児28人と女子園児48人のあわせて76人で、下痢や嘔吐などの症状を訴えましたが全員快方に向かっているということです。

同じ日に給食を食べた複数の園児の便からサルモネラ菌が検出されたことなどから、田辺保健所は、給食が原因の集団食中毒と断定し、給食を調理した業者にきょうから5日間の営業停止を命じました。田辺保健所は、先月(7月)27日と28日のいずれかに出された給食が原因とみて、冷凍保管されていた調理済みの食品や食材を検査して原因となったメニューを特定することにしています。

これにより、ことし(2017年)県内で発生した食中毒は、あわせて4件となりました。

和歌山県(88日発表)

## 発症日時:728日(金曜日)午後7時頃(初発)

 喫食者数:155

 有症者数:76

 原因食品:調査中

 病因物質:サルモネラ属菌

 原因施設:あゆみ保育所内 有限会社南紀メディフ(和歌山県田辺市)

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★京都市:焼き鳥店で鶏の御造りを食べ6人が食中毒  カンピロバクター

【京都新聞8/7() 22:50配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170807-00000039-kyt-l26

京都市保健所は7日、7月27日夜に下京区の焼き鳥店で食事をした市内や大津市、大阪府枚方市の22~54歳の男女6人が腹痛や下痢などを訴え、うち3人からカンピロバクター菌を検出したと発表した。市保健所は食中毒と判断し、同店に7日から3日間の営業停止を命じた。京都市内での食中毒発生は本年度初めて。

市保健所によると、6人は会社の同僚で、焼き鳥や鶏の造りを食べたという。

京都市(87日発表)

## 発症日時:729日(土曜日)午後700分(初発)

 喫食者数:9

 有症者数:6

 原因食品:727日(木曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター

 原因施設:くちばしモダン(京都市)

★東京都:文京区の飲食店串焼きだるまで食中毒 カンピロバクター

【文京区公表平成2987日(抜粋)】

被処分者業種等  飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  串焼だるま  有限会社カナウミフーズ  取締役 金海良明

施設所在地等  文京区湯島三丁目405

適用条項

不利益処分を行った理由  食品衛生法第6条、第50条及び第51

不利益処分等の内容  食中毒の発生

営業停止並びに施設及び取扱改善命令  (停止期間:平成2987日から同月11日まで)

備考

原因食品:722日に当該施設で調理提供された食事

病因物質: カンピロバクター・ジェジュニ

平成2985日から6日まで営業自粛

★岡山県:倉敷市の飲食店で刺身など食べ7人が食中毒 カンピロバクター

【山陽新聞20170806 2001分 更新】

http://www.sanyonews.jp/article/576019

 倉敷市は6日、同市阿知の飲食店「とり鶏」(国米憲一さん経営)で食事をした20~50代の男女7人が、腹痛や下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。20代男性が一時入院したが、全員が快方に向かっている。

 市によると、7人は同店で7月28日、グループ(15人)で食事を取り、主な料理はサラダや刺し身、串焼き、鶏の唐揚げなどだった。市保健所は、共通する食事が他になく、4人の便から食中毒菌カンピロバクターが検出されたことから食中毒と断定。同店を6日から5日間の営業停止とした。

★新潟市の飲食店で鶏の半身揚げなどを食べ3人が食中毒 カンピロバクター

【産経新聞8/6() 7:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000014-san-l15

 新潟市保健所は5日、同市中央区天明町の飲食店「せきとり東万代町店」で7月29日夜に食事をした2グループ7人のうち、20~30代の男性2人と女性1人の計3人が下痢や発熱、腹痛、寒気などの食中毒症状を訴えた、2人の便から食中毒菌のカンピロバクターが検出されたと発表した。3人とも快方に向かっているという。

  同店は、同市内のご当地グルメの一つ「鶏の半身揚げ」で知られる人気店。同保健所によると、3人は7月31日夜から8月1日夜にかけて発症したが、入院した人はいなかった。同保健所は同店を5日から3日間の営業停止処分とした。

新潟市公表201785(抜粋)

カンピロバクターによる食中毒の発生について

https://www.city.niigata.lg.jp/smph/iryo/shoku/syokuei/kohyo.html

平成2982日(水曜)11時頃、市内の医療機関より、食中毒様症状を呈している患者が受診しているとの連絡が新潟市保健所にあった。

調査の結果、患者2グループ7名は、729日(土曜)夜に「せきとり東万代町店」を利用しており、そのうち3名が731日(月曜)夜から81日(火曜)夜にかけて下痢、発熱、腹痛、寒気などの食中毒様症状を呈し、発症者全員が医療機関を受診していたことが明らかになった。

患者に共通する食事は、当該飲食店の食事のみであること。検便の結果、患者2名からカンピロバクターが検出されたこと。医師から食中毒患者等届出票の届出があったこと。患者の発症状況及び、症状がカンピロバクターによるものと一致したことから、新潟市保健所は、当該飲食店を原因とする食中毒であると断定した。患者の症状は快方に向かっている。

原因施設

所 在 地 新潟市中央区天明町316号  名称 せきとり東万代町店

許可業種 飲食店営業 一般食堂

営業者名 有限会社せきとり 代表取締役 関 浩

原因推定食品  729日(土曜)夜に提供された食事

行政措置

新潟市保健所では次の措置を実施する。

 ・食品衛生法第6条第3号違反に係る、同法第55条第1項による営業停止

 平成2985日(土曜)~87日(月曜) (3日間)

 施設の清掃、調理器具等の洗浄・消毒の徹底の確認

 従事者へ衛生教育の実施

【カンピロバクターについて】

【特徴】

家畜などの腸管内に生息し、食肉(特に鶏肉)、臓器や飲料水を汚染します。

乾燥に極めて弱く、また、通常の加熱調理で死滅します。

【主な原因食品】

食肉(特に鶏肉)、飲料水、生野菜など。

潜伏期間が長いので、判明しないことも多いです。

【症状】

潜伏期は27日と長い。発熱、倦怠感、頭痛、吐き気、腹痛、下痢、血便等。

少ない菌量でも発症します。

【予防方法】

1. 十分に加熱しましょう:カンピロバクターは、冷蔵または冷凍温度下でも長期間生存し続けますが、加熱することにより(75℃以上で1分間、中まで食肉の色が変わるのが目安)死滅します。生や半生を避けて、十分に加熱して調理しましょう。

2. 保存時や調理時に、肉と他の食材との接触を避けましょう:包丁、まな板は使い別けをしましょう。できない時は、先に生野菜などの加熱しない食品を切り、生の肉はあとで切りましょう。

また、生肉に使った包丁やまな板と、調理済みの食品が触れないようにしましょう。

3.手洗い・洗浄をしっかり行いましょう:カンピロバクターに汚染されている可能性のある食材を取り扱った際は、手洗いをしっかりとすると共に、調理器具をしっかりと洗浄し、必要に応じてアルコール消毒剤で消毒しましょう。

★甲府市の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

201785 () 投稿者: アットやまなし】

https://search.yamanashi-i.com/articles/20170805/3612

甲府市朝日5丁目の飲食店「WA Dining 千亀千喜(ワ・ダイニング・チキチキ)」でカンピロバクター菌を原因とする集団食中毒が発生。

720日に食事した客5人が下痢や腹痛の症状を訴え、2人からカンピロバクターを検出。県が集団食中毒と断定し、4日から3日間営業停止処分に。

今年の県内での集団食中毒発生は7件目。

山梨県発表平成29年8月4日(抜粋)

 [概要]

平成29年8月2日(水)午後4時30分頃、中北保健所管内の飲食店を利用した2名が消化器症状を呈し、検便においてカンピロバクターが検出されたと医療機関から中北保健所に連絡が入った。

中北保健所が調査を行ったところ、患者の共通食が当該施設で提供された食事に限られること、患者の検便からカンピロバクターが検出されたこと、症状がカンピロバクターよる食中毒の特徴と一致していたこと、医師からの食中毒の届出が提出されたことから当該施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定した。

1 発症日時 平成29年7月23日(日)午後0時(正午)頃~

2 喫食者数 8名

3 患 者 数 5名

4 主な症状 下痢、発熱、腹痛、嘔吐

5 原因施設 屋 号:WA Dining千亀千喜   所在地:甲府市朝日5-13-6  営業者:安江健一

業 種:飲食店営業

6 原因食品 7月20日に当該施設で調理提供した食事

7 病因物質 カンピロバクター

8 措 置 平成29年8月4日から3日間の営業停止

9 そ の 他 患者は全員回復しています

 

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。 

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は土壌中などに生存するので汚れた環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★東京都:江東区で2軒連続して食中毒 寄生虫(アニサキス)

【江東区公表平成298月7日】

https://www.city.koto.lg.jp/260404/fukushi/ese/shokuhin/6968.html

業種等 飲食店営業

屋号 酒と肴 ぼたん 営業者氏名 金 由美(金岡 由美)

営業所所在地  東京都江東区白河二丁目92号 

主な適用条項 食品衛生法第6

行政処分を行った理由 食中毒

行政処分等の内容 営業停止1日間(平成2987日)

病因物質 アニサキス

患者数 1

備考 平成29715日に提供した料理

【江東区公表平成2984日】

https://www.city.koto.lg.jp/260404/fukushi/ese/shokuhin/documents/shousai1.pdf

業種等 飲食店営業

屋号 つきじde丼どん  営業者氏名 真壁 研吾

営業所所在地  東京都江東区亀戸一丁目287号 山田屋ビル1

主な適用条項 食品衛生法第6

行政処分を行った理由 食中毒

行政処分等の内容 営業停止1日間(平成2984日)

病因物質 アニサキス

患者数 1

備考 平成29711日に提供した料理

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★広島県:尾道市で釣ったフグを調理して1人が食中毒 フグ毒

【広島県発表 201781日】

発生場所 尾道市

喫食者数 1

患者数 1

原因施設 家庭

症状 手足のしびれ等

原因物質 フグ毒(テトロドトキシン)(推定)

事件の概要 家族が前日に釣ったフグを患者自らが調理し、喫食。

原因物質調査中食中毒

★岐阜県:美濃加茂市の飲食店で2グループ7人が食中毒 原因調査中

平成29年8月4日(金)岐阜県発表資料

食中毒の発生について

http://www.pref.gifu.lg.jp/event-calendar/c_11222/syokuchudoku201784.html

1 探知

平成29年8月3日(木)11時20分頃、美濃加茂市内の住人から、「美濃加茂市内の飲食店を利用

した複数名が、発熱、下痢等の症状を呈し受診した。」旨、可茂保健所へ連絡があった。

2 概要

可茂保健所が調査したところ、美濃加茂市内にある飲食店「鉄板料理 こもれび」を7月28日(金)に利用した2グループ15人のうち7人が、7月31日(月)から8月3日(木)にかけて、下痢、発熱、腹痛等の食中毒症状を呈し、4人が医療機関に受診していたことが判明した。

可茂保健所では、患者らに共通する食事は当該施設が調理した食品に限られることから、当該施設を原因とする食中毒と断定した。

なお、患者の中には入院したものはおらず、いずれも快方に向かっている。

3 発生状況

                                               
 

利用団体

 
 

Aグループ

 
 

Bグループ

 
 

摂食者数

 
 

11人

 
 

4人

 
 

調査済数

 
 

11人

 
 

3人

 
 

有症者数

 
 

6人 (男性6人) 24~70歳

 
 

1人(女性1人)23歳

 
 

受診者数

 
 

3人

 
 

1人

 
 

摂食日時

 
 

7月28日18時00分

 
 

7月28日18時30分

 
 

発病日時

 
 

7月31日15時00分 ~ 8月3日8時00分

 
 

8月1日12時00分

 
 

主な症状

 
 

下痢、発熱、腹痛等

 
 

下痢、発熱、腹痛

 

4 主なメニュー お好み焼き、オムライス、ゲソ唐揚げ、サラダ、ささみの霜降り炙り、ステーキ、出し巻玉子、ピリ辛きゅうり、焼きそば飯等

5 原因食品 調査中

6 病因物質 調査中

7 原因施設 屋号:鉄板料理 こもれび

営業者:株式会社アドバンス 代表取締役 宮島みやじま 貴之たかゆき

業種:飲食店営業(一般食堂)

所在地:美濃加茂市太田町4268 1番街ビル1F

8 検査

可茂保健所では、患者及び調理従事者の便、調理場等の検査を実施し、原因究明に当たっている。

9 措置

可茂保健所では、当該施設を8月4日(金)から食品衛生法に基づく営業禁止処分とした。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★大分県:日田市の こども園で17人が集団感染 腸管出血性大腸菌O111

【毎日新聞201788日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170808/ddl/k44/040/253000c

 県は7日、日田市の認定こども園で、0~2歳の園児17人が病原性大腸菌O111に感染していたと発表した。全員快方に向かっている。検査中の園児らもおり、感染者は増える可能性があるという。

 県によると、同市内の病院から1日、県西部保健所に「幼児の女の子が腸管出血性大腸菌に感染した」と届け出があった。県西部保健所は2日から、幼児と接触した可能性がある同園の園児122人と職員37人らを対象に検便を実施。6日までに結果の出た園児61人や職員36人のうち、園児16人に感染が確認されたという。16人中15人に軟便や下痢などの症状が確認されたが、重症者はいない。感染が確認された園児の家族も検査している。

 感染者の発症時期がバラバラなことから、こども園での食事ではなく、子どもの手などを介して感染が広がったとみられるという。【安部志帆子】

★ダニ感染症、最多の勢い 紅斑熱100人超える

【東京新聞201785 0838分】

 野山にいるマダニにかまれてうつる感染症の患者数が増えている。今年に入り、発熱が特徴の「日本紅斑熱」は100人を超え、過去最多だった昨年を上回る勢い。致死率の高い「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」も、7月下旬時点としてはこれまでで最も多い。夏休みで野外での活動が多くなる中、森や草むらに入る際には、肌の露出を減らすよう専門家は注意を呼び掛けている。

 

 日本紅斑熱はマダニにいる細菌の一種が原因で起きる。主な症状は発熱や発疹で、重症化した場合、手足が壊死した例もあるほか、年間数人が死亡している。

(共同)

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★長崎県:諫早市保育所でおやつのあんまんに釘混入

【朝日新聞デジタル201783 2115分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13427237/

 長崎県諫早市は3日、市立太陽保育所(同市馬渡町)が子どもにおやつとして出したあんまんに釘(長さ2・7センチ)が混入していたと発表した。食べた男児(1)にけがはなかった。あんまんは市内の菓子店の製造で、あんを調製する機械のふたから落ちた釘が混入したとみられるという。

 市によると、保育所は3日午後、1歳児と2歳児計40人に、1人につき、あんまん半分か1個を皿に載せて出した。その後、保育士が皿を回収したところ、男児の皿に釘があるのを発見。男児はあんまんを口に入れて、吐き出したとみられるという。けがはなく、体調に異常はないという。

 市は今後、保育所への食材納入業者に一層の安全確認の徹底を求め、保育所では内部が確認できる大きさでの切り分けなどを検討する。この保育所には0~5歳児132人が通っているという。(中川壮)

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★小田急新宿店 なつま屋鶏めし一部 消費期限誤表記

【フーズチャネル201787日】

【発表日】2017-08-07

【事業者】株式会社小田急百貨店

【製品】なつま屋 鶏めし

【内容】2017/08/06に小田急百貨店新宿店 本館地下2階イベントコーナー「なつま屋」で販売した「鶏めし」おにぎりの一部商品に、消費期限が「29.8.6 20時~22時」とすべきところ「29.8.8 20時~22時」と誤表記されていたことから、回収する。(リコールプラス)

【対象】商品:鶏めし

2個入 360(税込)

3個入 540(税込)

消費期限:29.08.08 20時~22

販売日時:2017/08/06 13:0015:00

販売場所:小田急百貨店新宿店 本館地下2階イベントコーナー「なつま屋」

【対処方法】回収

商品が手元にある場合は食べずに、売場係員またはなつま屋/小田急百貨店電話窓口に連絡

HACCP関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<アレルギー関係情報>

★和泉手延べそうめんスープの添付間違えアレルゲンの欠落

【愛知県発表201787日(抜粋)】

自主回収対象品

商品名  和泉手延べそうめん    形態   合成樹脂製容器入り

 消費期限 17.8.4  17.8.5  17.8.6

回収に着手した年月日 平成2984

自主回収の理由

めんつゆを添付するところ中華麺のスープを添えてしまい、推奨表示であるアレルゲン(鶏肉、豚肉、ごま)が欠落したため

製造者の名称及び所在地   杉浦製粉株式会社  安城市桜町816

回収の方法等   店頭告知  各販売店からの撤去

問い合わせ先

杉浦製粉株式会社  電話番号:0566-76-5281

<ジビエ関係情報>

★女性ハンター本川さん、エゾシカ肉の処理場開設 北海道から全国流通

【北海道新聞8/4() 11:02配信 】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170804-00010002-doshin-hok

道内外のレストランに流通

 【むかわ】胆振管内むかわ町の有害鳥獣駆除隊員で女性ハンター本川哲代(もとかわ・あきよ)さん(43)が昨秋、町春日に開設したエゾシカの食肉処理場「むかわのジビエ」が軌道に乗り始めた。ジビエ(野生鳥獣肉)料理人気の中、自ら地元で捕獲したシカ肉を道内外のレストランに流通。食用だけでなく、犬や猫などペットフード用の販売にも力を注ぎ、シカ肉の魅力をPRしている。

解体し、ソーセージやハムに加工も

 札幌出身の本川さんは狩猟免許を取得し、2012年にむかわ町へ移住。有害鳥獣駆除隊員として駆除を続けるうちに「奪った命を無駄にしたくない」と考え、保健所の許可を受け、4年ほど前からシカ肉処理と販売に乗り出した。

  当初はペット用としてインターネット販売をしていたが、利用者から「食肉用も作ってほしい」と要望があり、食肉処理場の経営を決めた。調理師の資格も持ち、捕獲したシカを解体し、枝肉に切り分けたり、ソーセージやハムなどに加工する。

  昨秋の開業以降約70頭を処理し、苫小牧や札幌、東京などのレストランに販売。「むかわのシカは大豆とカボチャを食べて育つ」「秋は脂肪が多い」など、食害に遭った農家の思いにも触れながら取引先のレストランに料理の出し方などをアドバイスして、好評だ。本川さんは「シカが生まれ育ったむかわ町の魅力を発信することが私の役割」と話す。(伊勢裕太)

<調理環境関係情報>

★築地火災の火元に…有名ラーメン店の損害補償はどうなる

【日刊ゲンダイDIGITAL201786 9:26配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170806-00000014-nkgendai-life

 3日午後に発生した築地場外市場の火災は、4日、15時間かけてようやく鎮火。出火元は行列ができる人気ラーメン店「井上」の厨房とみられることが分かった。

  従業員は「ずんどう鍋の火を確認して店を出た」と説明しているといい、厨房のコンロ付近の壁が激しく燃えていたことから、警視庁は調理中の「伝導過熱」が原因とみて調べている。「伝導過熱」とは、コンロの熱がステンレス板を通じて内部の可燃材に伝わることにより発火する現象のこと。昨年、都内で同様の火災が20件以上発生している。

  驚いたのは、「井上」周辺の変わり果てた様子だ。木造の店舗7棟計935平方メートルを全焼。鎮火後の現場を見に行くと、規制線が張られ、人影がまばら。鼻をつく焦げたような臭いが漂っていた。

  幸い、けが人は出なかったが、今後の焦点は「井上」が損害補償の責任を負うかどうかとなりそうだ。全焼した区域にはカフェ、総菜店など20店舗近くあり、いずれも完全復旧まで1年近くかかる見通しだという。家賃などから換算すると、被害総額は数億円に上るとみられている。

 「店の責任を問えるかどうかは、注意義務を著しく怠った重大な過失があったかどうかによります。例えば、寝たばこ、火をつけっ放しで店を離れたなどがこれに当たりますが、『井上』側の説明が事実とすれば、重過失には当たらない可能性があります。火を消したのに壁が燃えるとは予測しにくいからです」(上田啓子弁護士)

 2016年12月に発生した新潟県糸魚川市大規模火災の火元となったラーメン店主は先月、業務上失火罪で在宅起訴された。糸魚川の店主は鍋に火をつけたまま店を離れて空焚きを招いたというから、火を消して出かけた今回の「井上」とは事情が異なる。

  それにしても、あっさりしたスープに細い縮れ麺が浮かんだ「井上」の昔ながらの中華そばがしばらく食べられないのは、ちょっと寂しい。

<食の安全供給問題の情報>

★香辛・調味料から食中毒菌 40商品の1割で検出

【東京新聞201788日】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201708/CK2017080802000176.html

 県内のスーパーなどで販売している輸入品の香辛料や国産を含む調味料計四十商品のうち一割が食中毒の原因になる細菌を含んでいた実態が、県食品安全検査センター(前橋市)が初めて実施した調査で分かった。商品自体には問題ないが、センターは「こうした香辛料などを使って調理した後に放置すると、食中毒の恐れがある」と注意を呼び掛けている。(菅原洋)

 県内では二〇一五年十一月、県立女子大(玉村町)の学園祭で販売された中東の焼いた肉料理「ケバブ」を食べた学生ら三十五人の集団食中毒が発生。県はケバブを提供した自動車の移動店舗に、食品衛生法に基づく食材の廃棄命令を出した。

 ケバブのソースからは食中毒の原因菌で、香辛料などに含まれる「セレウス菌」を検出。調理に使った輸入品などの香辛料が原因とみられる。セレウス菌は肉類のスープやでんぷん質の食品に含まれ、熱に強く、増殖力も強い。まれに死亡する場合もある。

 県は近年、県内でも輸入品の香辛料が出回っている現状もあり、昨年七、九月に初めて調査し、その後に分析を進めていた。

 調査は前橋、高崎両市を除く県内で、獣医師や薬剤師などの資格を持つ県職員十人がスーパーや農産物直売所計十店に抜き打ちで訪れ、身分と調査内容を伝えた上で商品を買い取った。

 調査した香辛料は、バジル、パプリカなど全て輸入品の二十商品。このうち一商品からセレウス菌、一商品から食中毒の原因菌「ウエルシュ菌」が検出された。ウエルシュ菌も熱に強く、調理したカレーやシチューなどを室温で放置した際に翌日でも発症する。給食の集団食中毒が多く、まれに死亡する場合もある。

 調査した調味料は、ドレッシング、チリソースなど二十商品で、このうち七商品が輸入品。ただ、残る国産の調味料では、原材料に輸入品の香辛料を含んでいても、基本的に原産国名を表記する必要がない。

 調味料では、輸入品と国産品の一商品ずつからセレウス菌が検出された。

 食中毒菌が検出された香辛料や調味料は、適切な保存をすれば使用に問題はないが、賞味期限が著しく過ぎた場合などは注意が必要となる。

 センターの久保雅敏次長は「香辛料や調味料自体で食中毒菌が増えることは少ないが、菌を持った香辛料などを使って調理後に放置すると、熱を加えても熱に強い菌が増殖して食中毒になる恐れがある」と警鐘を鳴らしている。

<その他の情報>

★調理前に食品をアルミ箔で包んではいけないのはなぜ?

newsphere Aug 7 2017

http://newsphere.jp/culture/20170807-1/

著:Ghada Bassioni(アインシャムス大学 Associated Professor and Head of the Chemistry Department

 魚を焼いたり、野菜を炙ったり、今夜の夕食のために肉を調理するために、食品をアルミ箔で包むこともあるかと思う。誰も気づいていないであろう重要なことは、アルミ箔の成分の一部が調理した食品に浸出する、ということだ。そしてこのアルミニウム成分が健康に悪影響を及ぼしかねない。

 私は同僚たちと一緒に実施したグループ研究において、食品を調理する場合のアルミニウムの使用法を考察した。アルミニウムはアルミ箔として使われるだけではなく、発展途上国の人々に最も人気のある調理器具として使われる。多くのポットや鍋はアルミ製であり、大きなサービングスプーンなど調理器具にもアルミ製のものはたくさんある。調理器具としての役割を果たすために銅が使用されてきたが、時間の経過とともに、安価に大量生産が可能で清掃が容易なアルミニウムで置き換えられていった。

 アルミ製のポットや鍋で食品を調理するのは悪いことではないが、食品をホイルで包んでオーブンに入れることは問題がある。これは高温で調理される酸性の食品、もしくはスパイシーな料理に関して特に言えることだ。

◆アルミニウムと健康

 人体は少量のアルミニウムを非常に効率的に排泄することが可能だ。これは、アルミニウムへの最小限の曝露であれば問題がないことを意味する。世界保健機関は体重1キロ当たり40mg/kgという一日当たりの安全なアルミニウム摂取量を確立している。従って、体重60kgの人にとっては、アルミニウムの1日当たりの許容摂取量は2,400mgになる。

 

 しかし、大半の人々がこの1日の安全な許容摂取量を遥かに超える量のアルミニウムに曝露し、または摂取している。アルミニウムは、トウモロコシ、イエローチーズ、塩、ハーブ、スパイス、お茶などに含まれる。そしてアルミニウムは上で述べたような調理器具や制酸剤または制汗剤といった薬理作用のある物質に使用されている。アルミニウムから生成される硫酸アルミニウムは、飲料水の精製過程では凝固剤として使用されている。

 科学者たちは、アルミニウムへの過剰な暴露が人間の健康に脅威を与え得るかどうかを探究している。一例を挙げると、アルツハイマー病の患者の脳組織からは高濃度のアルミニウムが検出されている。科学者たちは、アルツハイマー病に罹患した高齢者のコミュニティを調査し、社会の工業化に伴う生活条件の変化が引き起こした現代病である、と結論づけた。これらの生活条件には、日常生活における高いレベルのアルミニウムも含まれるだろう。

 アルミニウムは他にも健康上のリスクをもたらす。研究によるとアルミニウムの多量摂取は、骨疾患または腎障害を有する一部の患者にとって有害であろうことが示唆された。アルミニウムはヒトの脳細胞の増殖速度も低下させる。

◆調理にアルミ箔を使うのは避けよう

 これらすべての実証済みリスクを考慮すると、調理時のアルミニウム濃度をきちんと見極めることが重要だ。ポットや他の調理器具は、酸化されることでアルミニウムが食品中に浸出するのを防ぐ不活性層を形成する傾向がある。問題は、調理後に鍋をこすって洗うとこの不活性層が剥がれ、アルミニウムが食品に染み込み得るようになる、ということだ。しかしこれは簡単に回避できる。新しいアルミ製のポットを入手したら、水を入れ、底部が艶消しになるまで数回火にかけて沸騰させる。こうしてアルミニウムの浸出を防止する自然酸化を起こすことができる。きれいに洗浄され、光り輝いている調理器具は美しく見えるかもしれないが、艶消し色をまとった調理器具のほうが食品や健康にとってはより望ましい。

 しかし、アルミ箔で食品を調理することはまた別の話となる。アルミ箔は使い捨てであり、使う前にそのような不活性層を作成することができない。私は自身の研究で、調理中、アルミ箔で包まれた食品へのアルミニウムの移動量が世界保健機構によって設定された許容限度を超えることを発見した。

 アルミニウムは、アルコールまたは塩を含有する食品よりも、レモンやトマトジュースのような酸性で液体の食品へ高いレベルで浸出していく可能性が非常に高い。アルミ箔で調理された食品にスパイスが加わる場合、浸出量はさらに増加する。酸性の食品は特に活発な反応の火付け役となり、アルミニウム層を溶解して食品に浸出させる。

 この研究結果は、アルミ箔を調理に使用すべきではない、ということを端的に示唆している。代わりに、高温で調理する場合は、ガラス製品や磁器を用いることを推奨したい。冷たい食べ物ならアルミ箔で包んでも安全ではあるものの、食品には保存期間があり、アルミ箔中のアルミニウム成分がスパイスなどの含有成分に応じて食品に浸出し始めるため、長期間アルミ箔で包んだままにしておくことは望ましくない。

2017年8月 4日 (金)

2017年8月4日号PDF版

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週刊食中毒ネットニュースのPDF版です。写真はこちらで見られます。

2017年8月4日

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年8月4日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年8月3日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★食中毒防げ アニサキス「光」で発見

【野口拓朗 朝日新聞2017821800分】

http://www.asahi.com/articles/ASK824VD5K82UBQU007.html

 超有名お笑いタレントも泣かした魚の寄生虫「アニサキス」。激しい腹痛を起こす食中毒の犯人で、患者が急増している。日本の食に欠かせない刺し身、すし。被害を未然に防ごうと静岡市の企業が「アニサキス発見補助器」を共同開発した。

 静岡伊勢丹(静岡市葵区呉服町1丁目)地下の鮮魚専門店「東信水産」支店。佐藤公春支店長(35)がイカを発見補助器にさらし、アニサキスが付着していないかチェックした。「いたら、ライトで浮かび上がるので、ピンセットで取り除く」

 補助器の導入前は肉眼でのチェックのみ。多い時は刺し身用に切る前のイカ1枚(十数センチ四方)に2~3匹いる。除去して切り分け、パック詰めにして店頭に並べる。導入後は補助器にかける手間が一つ増えたが、この半年間で身の中に入り込んで目視では見えなかった数十匹を補助器が見つけたという。「目視では見落としがありうる。補助器でほぼ完璧になった。事故は目下ゼロです」

 アニサキスはサバ、イワシ、カツオ、イカなどの魚に寄生する。人が食べると胃壁や腸壁に入り込み、七転八倒の激痛と嘔吐(おうと)を引き起こす。

 発見補助器を開発したのは食品スーパーなどに包装資材を納入している静岡産業社(静岡市葵区)。きっかけは取引先からの相談だった。調理の際、アニサキスを肉眼で見つけて除去するが、長さ2~3センチ、太さ0・5~1ミリと小さいので、見逃すこともある。「店頭に並べる前に最終チェックとして、もれがないかを調べる機械が開発できないか」と要請された。

 同社は、スーパーの陳列資材を製造している取引先のメーカー(兵庫県西宮市)と約10カ月かけて共同開発した。縦約23センチ、横約38センチ、高さ約18センチの箱形。刺し身や切り身などを入れてライトを点灯させるとアニサキスが浮かび上がる。1台11万円(税別)。昨年暮れ、第1号として、首都圏のデパートやスーパーなどで生鮮魚介を販売している東信水産(東京都杉並区)が全31店で導入した。

 静岡産業社は取引先のスーパーや鮮魚専門店に売り込みを強めている。同社は「食の安全・安心が第一。若い世代の魚離れ、魚の消費量減少に歯止めをかけたい」とし、担当者は「将来は少子高齢化で目がきく職人も減少、すり抜けの危険性も高まる。発見補助器が少しでも役立てたら」と話す。当面の販売目標はスーパーや専門店向けに300台だが、将来的には飲食店や一般家庭も視野に入れている。

 厚生労働省によると、アニサキスによる食中毒の患者は2006年、全国でわずか5人だったが、16年は126人に増えた。国立感染症研究所の試算では、年間約7千人に上るという。お笑いタレントの渡辺直美さん(29)が今春、すしを食べた後に胃が激痛に襲われた体験を語り、話題になった。

 アニサキスは内臓に寄生、魚が死ぬと肉に移動することから厚労省は消費者に①内臓はすぐ除去②内臓を生で食べない③目でよく見て除去するよう、注意を呼びかけている。事業者には①マイナス20度で24時間以上冷凍する②内臓を生で提供しない、などを要請している。

 国立感染症研究所によると、生のニシンの酢漬けが名物のオランダでは1968年、マイナス20度以下で1日以上冷凍し、解凍後酢漬けするよう法律で義務づけ、アニサキス患者を激減させたという。

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★長野県:大町市内の神社の露店で47人食中毒 サルモネラ属菌

【読売新聞20170803 1150分】

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170803-OYT1T50055.html

 長野県は2日、大町市内の神社で行われた祭りで、露店販売の牛串を食べた同市内の47人が下痢や発熱など食中毒の症状を訴え、一部の患者からサルモネラ属菌が検出されたと発表した。

 患者は10歳未満~60歳代で、このうち3人は入院したが、既に退院し、全員が快方に向かっているという。

 発表によると、47人は「井箟いのう商店」が7月22、23日に調理し、販売した牛串を食べていた。同店の営業許可を出した諏訪保健所は、牛串が原因の食中毒と断定し、同店に対し、2、3の両日の営業停止を命じた。

長野県(健康福祉部)プレスリリース平成29年(2017年)8月2日(抜粋)

http://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/happyou/documents/ch170802.pdf

大町市内の神社の祭りに出店した露店でサルモネラ属菌による食中毒が発生しました

本日、諏訪保健所は大町市内の神社の祭りに出店した露店「井箟いのう商店しょうてん」を食中毒の原因施設と断定し、この露店営業者に対し平成29年8月2日から8月3日まで、2日間の営業停止を命じました。

患者は、7月22日及び23日にこの露店が調理した「牛串」を喫食した47名で、松本保健所及び長野保健所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からサルモネラ属菌が検出されました。

なお、患者は全員快方に向かっています。

【事件の探知】

平成29年7月26日、大町保健所に大町市内の医療機関から「7月22日及び23日に大町市内で行われた神社の祭りで露店の牛串などを喫食し、胃腸炎症状を呈している患者18名を診察した。」旨の連絡がありました。大町保健所が患者に聞き取り調査を行ったところ、患者は当該営業者が出店していた同じ露店を利用していました。

【諏訪保健所による調査結果概要】

○患者は、7月22日及び23日にこの露店が調理した牛串を喫食した47名で、7月22日午後10時頃から下痢、発熱、腹痛などの症状を呈していました。

○患者は、この露店で調理された牛串を共通して喫食していました。

○松本保健所及び長野保健所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からサルモネラ属菌が検出されました。

○患者の症状は、サルモネラ属菌による食中毒の症状と一致していました。

○医師から食中毒の届出がありました。

○これらのことから、諏訪保健所はこの露店が調理した牛串を原因とする食中毒と断定しました。

担当保健所 諏訪保健所

患者関係

発症日時  7月22日午後10時頃から

患者症状 下痢、発熱腹痛頭など

患者所在地  大町市

患者数:47

入院患者数 3名

医療機関受診者数43 (受診医療機関数: 5か所)

原因食品  牛串

病因物質  サルモネラ属菌

原因施設  営業所名 井箟商店

営業場所 大町市内神社の祭り会場(7月22日及び23日の営業場所)

営業者氏名 井箟貴弘

営業許可業種 飲食店営業(露店営業)

措 置

平成29年8月2日から8月3日まで2間の営業停止(この施設は7月29日から営業を自粛しています。)

★愛知県:小牧市の幼稚園で園児ら96人が食中毒 サルモネラ属菌

【東海テレビ201781 0:33配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170801-00000707-tokaiv-l23

 愛知県小牧市内の2つの幼稚園で18日、合わせて100人ほどの園児らが食中毒の症状を訴え、そのうち5人が入院していたことが分かりました。

  今月18日、小牧市川西二丁目の給食業者「小牧市福祉事業共同組合」が調理した給食を食べた美鳥幼稚園と美鳥第二幼稚園の園児ら合わせて96人が、腹痛や嘔吐などの症状を訴え、そのうちの年少の園児5人が入院しました。

  検査の結果、幼稚園職員5人の便からサルモネラ菌が検出されていて、保健所は食中毒と断定しました。

  愛知県は、原因の特定を進めるとともに、食品衛生法に基づき31日付けでこの給食業者を営業禁止としています。

愛知県発表2017731(抜粋)

処分年月日平成29731

業種等  飲食店営業

施設の名称小牧市福祉事業協同組合

施設所在地 愛知県小牧市川西2-19

営業者名  小牧市福祉事業協同組合

原因食品 718日(火曜日)に当該弁当店が提供した給食

病因物質  サルモネラ属菌

行政処分等の内容  営業の禁止

適用条項  食品衛生法第6条第3号違反

行政処分等の理由  食中毒病因物質に汚染された疑いのある食品を提供したこと

発症者数  96名    死者数 0

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★川口市:飲食店で馬刺しなど食べ男女9人が食中毒  カンピロバクター

【埼玉新聞201783 22:38配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170803-00010008-saitama-l11

 埼玉県は3日、川口市芝の飲食店「炭火串焼 ひら井」で飲食した2354歳の男女9人が下痢や発熱の症状を訴え、4人から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたと発表した。

  川口保健所は、同店で調理、提供されたメニューが原因として、食品衛生法に基づいて2日間の営業停止処分にした。同店は730日から営業を自粛している。

  県食品安全課によると、男女19人のグループが720日午後7時ごろに同店で焼き鳥や鶏の唐揚げ、馬刺しなどを食べ、うち9人が22日午後8時ごろから下痢や発熱の症状を訴えた。28日に医療機関から保健所に連絡があり、調査した結果、4人からカンピロバクターが検出された。

★北区の飲食店で加熱不十分な鶏肉料理で9人が食中毒 カンピロバクター

【北区公表年月日 平成2982日(抜粋)】

http://www.city.kita.tokyo.jp/seikatsueisei/kenko/ese/shokuhin/ese/shokuhin.html

被処分者業種等   飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等

(施設の名称)  炭火焼の店 きんの蔵  (営業者氏名)  斎藤 誠一郎

施設所在地等   東京都北区赤羽一丁目125

適用条件   食品衛生法第6条第3号違反

不利益処分等を行った理由   食中毒の発生(病因物質:カンピロバクター)

不利益処分等の内容   平成2982日から平成2987日まで

営業停止並びに施設及び取扱改善命令

備考

患者数:9

原因食品:平成29718日に当該店舗で提供した、加熱不十分な鶏肉料理を含む食事

当該施設は平成2981日から営業を自粛しています。

★佐賀県:佐賀市の飲食店で鳥のタタキ等で9人が食中毒  カンピロバクター

【毎日新聞201781日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170801/ddl/k41/040/325000c

 県生活衛生課は31日、佐賀市唐人町2の飲食店「ふく手羽佐賀店」で食事をした9人が、カンピロバクターによる下痢や発熱などの食中毒の症状を訴えたと発表した。同店には8月4日までの営業停止命令を出した。9人は7月21日に鳥のたたきなどを食べていた。便からカンピロバクターが検出されたが、全員回復に向かっている。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。 

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

★東京都:渋谷区の中華食堂で食中毒 セレウス菌

【渋谷区公表年月日平成2981日(抜粋)】 

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/shokuhin/ihan_kohyo.html

施設の名称及び営業者氏名等  中華食堂 悟空 

東京都渋谷区道玄坂二丁目2913号 株式会社snug space 

施設所在地等  東京都渋谷区道玄坂二丁目2913号 若槻ビル2

主な適用条項  食品衛生法第6条第3

処分を行った理由  食中毒

処分などの内容  平成2981日から87日まで 7日間営業停止 

備考

原因となった病因物質:セレウス菌

原因食品:719日 中華食堂 悟空で調理提供された料理

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は土壌中などに生存するので汚れた環境などが原因に)

★さいたま市:飲食店で食事した女性2人が食中毒、腸管出血性大腸菌O157

【埼玉新聞201708012321分】

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/saitama/region/saitama-99775397

 さいたま市保健所は1日、腸管出血性大腸菌O157による食中毒事件を起こしたとして、同市浦和区高砂3丁目の飲食店「クオンズ浦和店」を食品衛生法に基づき1日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 市食品・医薬品安全課によると、7月16日夜に同店で食事をした27歳と5歳の女性2人が7月21日以降、腹痛や下痢、血便などの症状を訴えた。医療機関の検査で2人から食中毒の原因物質O157を検出。同保健所は2人の共通の食事が同店に限られ、O157の種類が同一であることなどから、同店の食事が原因の食中毒事件と断定した。

 2人とも入院したが、1人は退院、もう1人も1日に退院予定で、2人とも快方に向かっているという。★★福島県:会津若松市の旅館で44人が食中毒 病原大腸菌

【朝日新聞2017821220分】

http://www.asahi.com/articles/ASK8242RRK82UBQU001.html

 福島県食品生活衛生課は1日、会津若松市の旅館「庄助の宿 瀧の湯」で、7月23日~25日に食事をした男女44人が下痢や腹痛などの食中毒の症状を起こし、5人の患者の便から病原大腸菌が検出されたと発表した。

 入院患者はおらず、44人は快方に向かっているという。ほかに、旅館を利用した143人についても調査を継続する。

 同課によると、患者の中には、昼食だけの利用者もいたという。県は旅館で提供された料理による食中毒と断定し、食事提供についてのみ1日から3日間の営業停止処分とした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★茨城県:牛久市の店で購入し屋刺身で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【茨城県発表201781日(抜粋)】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi-local/news/newsview.cgi?category=press&no=1210

  平成29年7月31日(月),つくば市内の医療機関から「腹痛を訴え受診した患者から,内視鏡によりアニサキス1隻を摘出した。」旨の連絡がつくば保健所に入りました。 

 竜ケ崎保健所の調査によると,「()カスミフードスクエア牛久店」で購入した刺身等を平成29年7月29日(土)に自宅で家族2名で喫食したところ,1名が翌30日(日)午前4時頃から腹痛,嘔吐,下痢等の食中毒症状を呈し,同日,医療機関を受診したことが判明しました。

 調査の結果,竜ケ崎保健所は,本日,当該施設が販売したヒラメの刺身用柵又はアジの刺身を原因とする食中毒と断定しました。

茨城県資料提供:食中毒発生概況について

1 探知平成29年7月31日(月),つくば市内の医療機関から「腹痛を訴え受診した患者から,内視鏡によりアニサキス1隻を摘出した。」旨の連絡がつくば保健所に入った。

2 事件の概要当該施設を管轄する竜ケ崎保健所によると,平成29年7月29日(土)に「()カスミフードスクエア牛久店」で購入した刺身等を自宅で家族2名で喫食したところ,1名が翌30日(日)午前4時頃から腹痛,嘔吐,下痢等の食中毒症状を呈し,同日,医療機関を受診したことが判明した。

調査の結果,患者の胃からアニサキス虫体が摘出されたこと,患者の症状及び潜伏期間がアニサキス症によるものと一致していること,アニサキス症の原因となる鮮魚類の喫食が当該施設の販売した刺身に限られること等から,同保健所は,当該施設が販売したヒラメの刺身用柵又はアジの刺身を原因とする食中毒と断定した。なお,患者は入院しておらず,快方に向かっている。

3 原因施設屋号:()カスミフードスクエア牛久店

営業者:()カスミ代表取締役石井俊樹  所在地:牛久市神谷6-1-3

業種:魚介類販売業

4 原因となった食事   平成29年7月29日(土)に販売したヒラメの刺身用柵又はアジの刺身

5 病因物質  アニサキス

6 発生日時  平成29年7月30日(日)午前4時頃

7 喫食者  数2名(男性1名:70歳代女性1名:50歳代)

8 患者数  1名(女性:50歳代)

9 主症状  腹痛,嘔吐,下痢等

10 その他行政処分(竜ケ崎保健所) 営業種別:魚介類販売業

営業禁止処分(食品衛生法第55条):平成29年8月1日(木)から

※平成29731日(月)から生食用鮮魚介類販売一部自粛

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした

原因物質調査中食中毒

★福岡市食中毒(疑い)の発生について(平成29年8月1日 15:00現在)

1 探知

平成29年7月31日(月)午前11時頃,西区保健福祉センター(西保健所)に西区内の事業所から,7月28日(金)に西区内の飲食店で会食をしたところ,十数名が食中毒様症状を呈したとの連絡があった。

2 概要

平成29年7月28日(金)午後7時頃から西区内の飲食店で喫食した職場の同僚1グループ42名のうち14名が,7月28日(金)午後10時半頃から下痢,腹痛,吐き気等の症状を呈し,そのうち11名が医療機関を受診したもの。

3 症状  下痢,腹痛,吐き気 等

4 摂食者(判明分)・・・41名

5 有症者(判明分)・・・14名

※( )内数字は受診者数(入院者はいない)。

重症者はおらず,全員快方に向かっている。

6 検査 ・・・ 福岡市保健環境研究所で検査中

(1)有症者検便 ・・・ 12検体  (2)従業員検便 ・・・ 3検体  (3)ふきとり検査 ・・・ 6検体

7 原因食品,原因施設 ・・・ 調査中

8 関係者に対する指導事項

(1)食材の十分な加熱  (2)手洗いの励行  (3)食材の適切な管理

(4)施設の清掃の徹底  (5)従事者の健康管理の徹底

9 その他

(1)有症者のその他の共通食等について調査を実施している。

(2)当該施設については他の健康被害の届出はない。

★高松市:市内の飲食店で鶏刺し等を食べた5人が食中毒 カンピロバクター

【高松市平成29727日発表(抜粋)】

1概要

平成29721日(金)14時頃、高松市内の飲食店を利用した者から、「同一グループの利用者のうち数名が体調を崩し医療機関を受診している。」旨の連絡があった。

調査したところ、714日(金)に片原町にある「酉と酒さか」を利用したグループのうち5名が下痢、発熱などの症状を呈し、全員が医療機関を受診していることが判明した。

このグループの有症者に共通する食事は、この施設が提供した食事以外になく、診察した医師から食中毒届出票が提出されたことから、食事を提供した「酉酒」を原因施設とする食中毒と断定し、727日(木)から731日(月)までの5日間の飲食店営業の停止処分とした。なお、全員快方に向かっている。

2摂食者数14名(うち8名の調査が終了)

3有症者数5名

4原因施設所在地高松市片原町6-1片原町ビル1

施設名 酉と酒さか   営業者  後藤秀樹

5献立内容鶏刺し三種盛(肝、ズリ、ハツ)、鶏たたき(モモ、ムネ)、ささみ漬け丼、鶏雑炊など

鶏肉の包装に「そのまま生食には使用しないでください。」と記載しているにもかかわらず刺身用として提供していた。

6検体  調理器具等のふき取り(調理台、冷蔵庫の取っ手など10検体)

食材(2検体)  従業員便(3検体)  検査機関高松市保健所

7原因食品調査中

8病因物質調査中

9行政処分平成29727日(木)から731日(月)までの5日間の飲食店営業の停止処分

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★O157で2人死亡=札幌の病院で集団感染

【時事通信社201782 2213分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13422422/

 札幌市は2日、同市西区の「発寒中央病院」で腸管出血性大腸菌O157の集団感染が発生し、80代の男性入院患者2人が死亡したと発表した。他に8人が発症、6人も感染が疑われるが、いずれも快方に向かっているという。

 市保健所によると、7月27日~8月2日、70~90代の男女計16人が発熱や下痢などの症状を訴え、検査の結果、10人の便からO157が検出された。病院食や調理を担当した職員からは検出されておらず、食中毒ではないという。

 同病院では、2日までにデイケアサービスや外来診療を中止。保健所は感染経路を調べるとともに、病院に対し感染防止策を指示した。

札幌市保健所発表平成2982日(抜粋)

腸管出血性大腸菌O157による患者発生について

https://www.city.sapporo.jp/somu/koho/hodo/201708/documents/290802o157.pdf

1 市内医療機関において、平成29729日(土)に、入院患者2名、30日(日)に入院患者4名、8月1日(火)に1名の腸管出血性大腸菌感染症の届出があった件で、本日8月2日(水)に新たに3名の腸管出血性大腸菌感染症の連絡がありました。

2 札幌市保健所では、腸管出血性大腸菌感染症の届出が10名に達する見込みであることから、集団感染事例として、以下のとおり施設名を公表いたします。

【施設名】

医療法人発寒中央病院(札幌市西区発寒56丁目10-1

3 札幌市保健所では、医療機関への感染防止対策の強化を指示しており、また、原因究明のため、引き続き調査を行っています。給食及び調理従事者便から腸管出血性大腸菌は検出されず、食中毒とは考えられませんでした。

4なお、当該機関では、施設の消毒の強化、デイケアの中止に加え、本日午後より外来を中止しました。

【状況】

82日現在:有症者16名、O157届出数10名(見込み)、死者2

★腸管出血性大腸菌感染症の発生について

【北九州市発表平成29年8月1日(抜粋)】

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000776507.pdf

市内において、腸管出血性大腸菌感染症(3類感染症)の発生届がありましたので、北九州市感染症公表要領に基づきお知らせいたします。

1概要  平成29年7月31日(月)、市内医療機関(小倉北区)から腸管出血性大腸菌感染症の届出があった。

2患者情報  小倉北区在住、30歳、男性

3経過  7月25日() 腹痛、下痢、嘔吐あり。医療機関を受診。便検査実施。

7月26日()血便あり。7月28日() 症状消失。

7月31日()検査の結果、O157(VT2)を検出

4現在の状況  症状なし。

5感染原因不明

6行政対応患者に対する健康調査と感染拡大防止の指導を実施。

*各地で腸管出血性大腸菌による感染者が報告されています。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★ペプシなど340万本回収…プラ片混入の恐れ

【読売新聞2017729 7:13配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170728-00050143-yom-soci

 サントリー食品インターナショナルは28日、「ペプシコーラ」(500ミリ・リットル)などペットボトル飲料6商品の一部にプラスチック片混入の恐れがあるとして、約340万本を自主回収すると発表した。

  賞味期限が今年9月27日から18年1月22日のもので、いずれも製造所固有記号が「/AF」と記載されたもの。ボトルのプラスチック強度が不足していたことが原因という。問い合わせは専用ダイヤル(0120・868・988)。

★「人毛」が錠剤から飛び出している! 「タケダ」ビタミンC錠剤、3800個を自主回収

J-CASTニュース201783 1223分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13424726/

製薬メーカーの武田コンシューマーヘルスケア(東京・千代田区)は、出荷済みのビタミンC錠剤に人毛が混入していたとして、一部の製品を自主回収すると公式サイト上で発表した。

対象製品は「ビタミンC『タケダ』」(300錠入り)。同社の担当者は201783日の取材に、混入が発覚した経緯について「消費者から『錠剤から毛のようなものが飛び出している』との指摘があり、自社で調査したところ判明した」と説明した。

「重篤な健康被害の恐れはない」

自主回収の発表は17731日付。対象は同年3月に出荷された計3880製品で、パッケージなどに記載がある製造番号が「F165」となっているもの。同社ではこの混入による健康被害の報告は受けていないほか、

「人毛が人体に有害な作用を生じさせる可能性は極めて低く、重篤な健康被害の恐れはないものと考えております」

とも分析している。

同社経営管理部の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、「混入は製造の過程で偶発的に発生したもの」と説明。作業員の衣服などに付着した人毛が、製造時に混入した可能性が考えられるそうだ。

消費者からの混入報告は1件のみ。ただ、他の錠剤にも人毛が混入している可能性は否定できないとして、同じ日に同ロットで製造した分を自主回収することに決めたという。

なお、同社では再発防止のため、作業手順や機器の清掃工程の見直し、管理体制の強化を実施済み。加えて、混入が発生した「ビタミンC『タケダ』」については、通常のチェック工程に加えて出荷全品の目視検査の実施も検討しているという。担当者は、

「このたびはご心配、ご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます。今後、再発防止を徹底していきたいと考えています」

と話していた。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★アイスミルクから大腸菌群検出

【北海道公表平成29年7月29日(土)(抜粋)】

 違反食品 

食品等の名称   アイスミルク(品名:ミリーチェ(ミルク))  製造日:平成29年7月20日(木)

違反した法令の名称及び適用条項

  食品衛生法第11条第2項違反

     違反の具体的な内容

  成分規格違反:大腸菌群陽性 (規格基準:大腸菌群陰性)

違反の原因となった製造施設等の名称等

 施設名称 ピカタの森 アイス工房

 施設所在地   北海道茅部郡森町字赤井川81-3

 営業者氏名 株式会社 駒ヶ岳牛乳(代表取締役 柴田 勝輝)

 業種名 アイスクリーム類製造業

行政処分等の内容及び措置状況等

  北海道渡島保健所は営業者に対し、文書により原因究明及び改善等を指導した。

備考   当該製品は、営業者が自主回収を行っている。

 ★限定「ジンジャーエール」40万本を回収 飲み口にカビ

【朝日新聞2017831833分】

http://www.asahi.com/articles/ASK835GF0K83ULFA01M.html

コカ・コーライーストジャパンは3日、北海道から三重県、和歌山県の一部までの25都道県のファミリーマート、サークルK、サンクスで販売した「カナダドライ フルーツジンジャーエール オレンジ」(490ミリリットル入りペットボトル)約40万本を自主回収すると発表した。飲み口の外側にカビがついていたため。飲んでも健康上の問題はないという。

 対象は賞味期限が2017年11月20日と同12月9日の商品。コカ・コーライーストジャパンの海老名工場(神奈川県)で製造したという。問い合わせはコカ・コーラ製品回収事務局(0120・360509、午前9時~午後6時)。

HACCP関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<アレルギー関係情報>

★アレルギー疾患の拠点病院に専門医配置を 厚労省が検討会報告書を公表

【医療介護CBニュース7/31() 19:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170731-19000000-cbn-soci

「アレルギー疾患医療提供体制の在り方に関する検討会」が取りまとめた報告書

 厚生労働省は、「アレルギー疾患医療提供体制の在り方に関する検討会」が取りまとめた報告書を公表した。都道府県の拠点病院の選定要件を示しており、内科や小児科などの5領域の医師については、「アレルギー専門医資格を有する医師であることが望ましい」としている。【新井哉】

  3月に厚労相が告示したアレルギー疾患対策に関する基本指針では、アレルギー疾患を持つ人がアナフィラキシーショックなどで突然症状を悪化させ、「致死的な転帰をたどる例もある」と指摘。こうした患者がどこでも適切な診療を受けられるよう、科学的根拠に基づいた医療提供体制を整備する方向性を示していた。

  これを受け、4月から検討会で、都道府県内で診療の拠点となる医療機関の選定要件などを議論し、拠点病院の選定要件や人材育成、かかりつけ医の役割などの方向性を取りまとめた。

  報告書では、都道府県の拠点病院に関しては、診断が困難な症例標準的治療では病態が安定しない重症難治性アレルギー疾患患者-に対して、「関係する複数の診療科が連携し、診断、治療、管理を行う」と記載。人材育成についても、医療従事者の知識・技能の向上を図る研修に加え、保健師や学校の教職員を対象とした講習に関与することを求めている。

  かかりつけ医の役割にも触れ、都道府県が設置するアレルギー疾患医療連絡協議会などが企画する研修会に参加し、「最新の科学的知見に基づいた適切な医療」を提供する必要性を挙げている。

<ジビエ関係情報>

★モノによっては危険な場合も?

 いいジビエ料理店を見分けるコツをシェフに聞いた

しらべえhttps://sirabee.com/2017/08/02/20161231515/

グルメに大人気のジビエ料理。ピンからキリまであるが、美味しい店を見分けるコツをシェフに聞いてみた

【アレコ・レーノ2017/08/02 07:30

鹿やイノシシ、熊や、鴨や鳩など天然の鳥獣を捕獲し、食材にしたジビエ料理が、グルメのあいだでブームになっている。

野趣あふれる美味しさは小売店で販売されている畜肉にはないものだが、おなじジビエでも、その品質はピンからキリまである。

■ジビエの品質は消費者にはわかりづらい

なぜならばジビエは、同じ動物でも産地や捕獲後の処理によって、大幅に品質が変わってくるため。牛や豚などなじみ深い肉の場合、「○○牛だからこんな味なんだな…」と判断することができる。

しかし食べる機会が少なく味も個性的なジビエの場合、もし品質に問題のあったり、安全性が確保できていない状態で提供する店があっても、消費者にはわかりにくいのだ。

■埼玉県春日部市に絶品ジビエの店がある?

記者も過去に某料理店でジビエを食べ、やや生臭かったので敬遠していたのだが、埼玉県春日部市にある店では、シェフがハンターも兼任し、絶品のジビエを提供しているというウワサを聞いた。

そのイタリア料理店『アレコ・レーノ』へランチへ行ったところ、ジビエ料理を含めどれも驚くほど美味で、一気にジビエに対する概念が変わるほどだった。

■コース内容の一部を紹介

そのときに注文したランチのおすすめコース(1,800円)内容の一部は、以下のとおり。

トマトの冷製パスタデビル風(+400円)は、トマトの旨味と甘味を極限まで引き出したソースが、絶妙な茹で加減のパスタに合う。

メインのエゾシカのロースト(+900円)は、まるで上質な牛フィレ肉のような味わいに、しっかりとした脂の美味しさとジビエならではの野趣あふれる香りが感じられる逸品。

味噌を使用したソースもエゾシカの美味しさに負けない力強いもので、シェフのジビエに対する知識と料理の腕前をひと口食べたらすぐに理解できる美味しさだ。

■料理に使用するハーブは無農薬の自家栽培

あまりに美味しかったのでオーナーの下村シェフに味の秘密を聞いたところ、レストランの裏にある小さな畑に連れて行ってもらえた。

ここでは無農薬でラズベリーやワイルドルッコラ、バジルやローズマリーなどを育てており、シェフがすべて手作業で虫を取り除くなどの手入れをしているそうだ。

ひと粒もらったラズベリーの、甘酸っぱく自然な美味しさに感動。

■食の安全性が確保できた猟場へ自ら行く

シェフは料理に使うハーブ類も自家栽培で、いただいたエゾシカなどのジビエは北海道や山形県など、自身でジビエの安全性が確保できた猟場にわざわざ出向いて獲ったもの。

また、猟場によっては化石が掘れるところもあり、巨大なアンモナイトが転がっていた。

■美味しいジビエを提供する店を判断するには

こんなこだわりを持っているシェフのような人がほかにもいるなら、高品質なジビエを提供する店はすさまじく美味しいのだろう。

そこで、シェフに「美味しいジビエを提供する店を見分けるコツ」を聞いたところ…

「ジビエについて消費者の方にはわかりづらい部分が多いと思いますので、どれだけシェフが意識を高く持っているかを判断するのがいいと思います。

具体的には、『銃弾は鉛を使用していないか』『産地の安全性は確保できているのか』など、どのような方法や場所で捕獲したジビエなのかを聞いてみるのがよいのではないでしょうか」

なるほど、確かに高級な寿司店へ行けば職人が産地や漁獲の方法について詳しく説明してもらえるし、焼肉やステーキ店でも部位ごとの説明をする店は多い。

それと同様にジビエ料理店でも、産地やどのように捕獲したものなのかをすぐに答えられる意識の高い店員のいる店がいいことは間違いなさそうだ。

■熊本県のハンター兼シェフにも聞いてみた

また、何回かしらべぇの記事にも出演していただいた熊本県のピザ店『イルフォルノドーロ』オーナーシェフ・原田将和さんも「ハンター兼シェフ」のひとり。

彼にも同様にジビエについて聞いたところ、「どのように捕獲したか」については非常に重要なことだという。

なぜならば銃弾が肉に当たってしまうと血が回ってしまい、一気に生臭くなり売り物にならないからだ。

そのため、銃弾が耳から逆側に貫通して仕留めたジビエは肉に血が回ることなく、美味しくいただけるのだそうだ。

高品質なジビエを食べるには、シェフがどれだけジビエに対する知識を持っているかが肝心。気になる人は問い合わせてみたり、SNSの投稿を見ておくといい店が見つかるかもしれないぞ。

<調理環境関係情報>

★コンビニおにぎりに異物が混入、その事実は公表すべきなのか?

THE PAGE 201783 1130分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13424432/

 68日午前、都内の企業に勤める40代男性のAさんは、職場近くのファミリーマートでおにぎりを購入した。出勤前にこの店で朝ごはんを購入するのは、いつもの習慣だった。

プラスチックのような破片が混入

 オフィスでパソコンを立ち上げながら、左手でおにぎりをつかんで一口かじると、歯にカチン、という感触があった。「最初は骨かな、と思ったのですが、それにしては平たい物体のように感じたので、口からおにぎりを離して改めて見ると、プラスチックのような破片が入っていました」と話す。

 店舗に戻ったAさんは、異物が入ったままのおにぎりを見せながら店員に経緯を説明。店長からは謝罪があり、おにぎりの代金の返金を受けた。

 Aさんは、異物が混入した原因とともに、今回の件を自社ホームページなどで公表するのかどうかを知りたく思い、同社のお客様相談室にメールで問い合わせた。同相談室からはその後、Aさんの体調を気づかう丁重なお詫びのメールなどが届いたが、公表に関しては「他のお客様からの指摘がなく、拡散性が低いと判断して差し控えた」という旨の回答があった。

異物混入、コンビニ各社はどう対応する?

 スマホで撮影したという写真をみせてもらうと、細長い板状の透明な物質が、おにぎりをかじった断面から突き出ていた。先端部はとがっている。

 幸い、Aさんにけがはなかったが、「異物の向きが縦だったら、唇を切っていたかもしれない。たとえ1件しか報告がなくても、原因を調査中なのだから、注意喚起するためにも公表すべきなのでは?」というのがAさんの意見だ。

 異物混入があった際、コンビニを含む流通各社は事実を公表し、製品を回収するケースがある。公表する、公表しないの差はどこにあるのか。Aさんの異物混入の件で、ファミリーマートを含む大手コンビニ各社に取材を申し込んだ。

 ファミリーマートの広報室には、実際に会って話を聞きたいと伝えたが、「取材に来ていただいても、お話することは同じ」と話し、電話口で「お客様との間の話なので、第三者には話をしていない」とだけ回答をした。

 一般論として、異物混入問題が発生した時に、公表・自主回収を行うか否かを判断する際の社内基準をたずねたところ、同社は「異物混入にはさまざまなケースがあり、お客様の健康を気づかってその都度きめ細かく対応する。こういった場合はこうする、という話はできかねる」と話す。

 セブン-イレブンの親会社であるセブン&アイ・ホールディングスは、「社内規定なので、公にはしていない」「(異物混入問題は)非常に複合的なものなので、これだからこうする、ということはなかなか申し上げにくい」と、ファミリーマートと同じく、明確な回答はしなかった。

 ローソンは「お客様の健康状況や他の商品への混入の可能性の有無に応じて、所轄の保健所への連絡、店頭告知、会社ホームページでのお知らせ、リリースを実施いたします」と他の2社よりは詳しい回答だったが、慎重を期したのか、取材を依頼してから、回答まで約3週間を要した。回答は文面だった。

表向きの顧客対応で済ましてはならない

 リスクコミュニケーションの専門家である石川慶子さんは、異物混入問題公表の判断について、「健康被害があったかどうかが1つのポイントになる」と指摘。「被害が拡大する恐れがある場合はほぼ確実に公表にいたる」として、健康被害と被害拡大の可能性の有無が目安になると話す。

 石川さんは「何でも公表すると混乱を招きかねないので、すべてを公表する必要はない」とする一方、「たとえ1件だけでも、大したことがないと思わず事態を軽視しないことが大切。同じ指摘がないか、工場のラインは大丈夫かなど深刻に受け止めて調査することが必要」と話し、表向きの顧客対応で済ましてはならないと釘をさす。

後を絶たない食料品への異物混入に関する相談件数

 国民生活センターによると、食料品への異物混入に関する相談件数は2009年度から2012年度までは1000件台後半で推移していたが、アクリフーズ(現マルハニチロ)の冷凍食品への農薬混入事件が発生した2013年度は6221件と大幅に増加。それ以降は、3000件前後で推移しており、2016年度は2495件だった。

 ツイッターなどSNSでは、異物混入に関する投稿を目にするのは珍しいことではない。2014年には、まるか食品の人気カップ麺「ペヤングソースやきそば」のように、混入する異物の種類によっては、大きな騒ぎになる、いわゆる「炎上」するケースもある。

 石川さんは、食品業界において、異物混入は避けられない問題だとことわったうえで、「世の中には攻撃的な人も存在するので、異物混入問題の公表・自主回収の判断基準を公表すると、逆手に取られて良からぬ事態に陥る可能性があるとの懸念があるのだろう」と慎重なリスクマネジメントと炎上は紙一重であることを強調した。

結論が出る前に判断がくだされるなぜ

 718日、Aさんのもとに、おにぎりの製造メーカーから原因究明調査の最終報告がメールで届いた。混入していた異物は、長さ約81ミリメートル、幅約13ミリメートル、厚さ約0.7ミリメートルのポリエステル樹脂と判明したが、混入原因の特定には至らなかったとの結論だった。

 Aさんは「私は炎上させようという意図はまったくない」と話す。しかし、混入を非公表とした判断は、調査中に下されている。原因が不明なのに、なぜ「拡散性が低い」と判断されたのか? 釈然としない思いは残りながらも「自分としてはもう、この話は終わりでいい」とAさんは静かに話した。

(取材・文:具志堅浩二)

<食の安全供給問題の情報>

★健康食品で薬物性肝障害9件 トクホ摂取後の発症例も

【朝日新聞2017831838分】

http://www.asahi.com/articles/ASK835DBMK83UTFL004.html

 国民生活センターは3日、健康食品を飲んだり食べたりした後に薬物性肝障害を発症したケース9件が医師から報告されたと発表した。特定保健用食品(トクホ)摂取後に発症した例も1件含まれている。

 同センターによると、薬物性肝障害は、医薬品や健康食品中の成分が体質に合わず、肝臓でアレルギー反応などを起こし発症する。健康食品の摂取で起こした場合、多くは個人の体質によるもので、年齢や性別を問わず誰でも発症する可能性があるという。

 同センターは、消費者の事故情報を医師から直接寄せてもらう受付窓口を2014年8月に開設。これまでに179件が寄せられ、そのうち9件が健康食品の摂取で薬物性肝障害と診断されたケースだった。日本医師会にも、健康食品による肝障害情報が06年11月以降、27件寄せられている。

★健康食品摂取で肝障害9件 過去3年で 国民生活センター 

【日本経済新聞2017/8/3 20:08

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG03H7T_03082017CR8000/

 国民生活センターは3日、健康食品の摂取が原因で薬物性肝障害になったとの情報が、医師から過去3年で9件寄せられたと明らかにした。いずれも異なる健康食品が原因とみられる。各製品の品質に問題はなく、有害物質や異物の混入も確認されなかった。アレルギー体質などが影響して発症したとみられる。

 センターによると1月、50代の女性が特定保健用食品の粉末青汁を飲用後、頭痛や寒気を覚え、肝障害と診断されて34日間入院した。2015年5月には、70代の女性が3種類のサプリメントを2~3カ月間摂取したところ、薬物性肝障害で1カ月以上入院した。

 日本肝臓学会の滝川一副理事長は「薬や健康食品による肝障害の多くは、体質が原因。年齢や性別を問わず、誰でも発症する可能性がある」と指摘する。

 

 センターは「健康食品を摂取して体に異変があれば、すぐに受診を」と呼び掛けている。薬物性肝障害の初期症状には、倦怠(けんたい)感や吐き気、発疹や発熱などがあるという。〔共同

★卵から殺虫剤成分か 180の家禽農場が休業に オランダ

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170802-00000025-jij_afp-int

AFP=時事】オランダで、多数の卵などに毒性のある殺虫剤の成分が含まれているとみられることが分かり、全国約180の家禽(かきん)農場が休業に追い込まれている。当局が1日、明らかにした。

 オランダ食品消費者製品安全庁(NVWA)によれば、殺虫剤のフィプロニルとみられる成分が「卵、ふん、鶏肉」のサンプルから検出され、726日以降、180の家禽農場が休業している。オランダからドイツに輸送中だった約100万個の卵も国境で回収されたという。

  検出された殺虫剤は、チックフレンド(Chickfriend)というドイツ企業のものとみられ、ニワトリに寄生する厄介なシラミの一種を駆除するために使用された。鶏肉など食用の家畜への殺虫剤の使用は禁じられている。

  AFPの取材に応じたNVWAの広報担当者は、現在、影響を受けた農場数の概算を出しており、600のサンプルについて分析を進めていると明らかにした。一方、ANP通信は、影響を受けた農場は全国でおよそ1000軒に上ると伝えている。

  世界保健機関(WHO)によれば、フィプロニルを大量に使用した場合の毒性は「中程度」で、人の腎臓、肝臓、甲状腺に悪影響をもたらす恐れがある。【翻訳編集】 AFPBB News

<その他の情報>

★輸入貝類の安全性向上へ 来年から衛生証明書の添付義務付け/台湾

【中央社フォーカス台湾201782 1932分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13422194/

 (台北 2日 中央社)衛生福利部(衛生省)食品薬物管理署は2日、来年11日から、台湾向けに貝類を輸出する業者に、輸出国政府機関が発行する衛生証明書の添付を義務付けると発表した。衛生証明書は、貝類が合法的な海域・区域で成長したことや、合法的な業者が合法的に捕獲したことを証明するもので、貝類の衛生管理を根源から徹底させるのが狙いだという。実施後、証明書の提出がなければ、検査などの届け出が受理されなくなる。

同署食品組の呉宗熹科長によると、貝類は毒素や重金属などの汚染を体内に取り込みやすく、食中毒のリスクは魚やエビよりも高いという。同氏は、近年世界では、まひ性貝毒やノロウイルスを持った貝による食中毒事件が年平均45件報告されている例を挙げ、養殖水域の環境をきちんと把握することが最も大切だとして、今回の措置に至った背景を説明した。

同署の統計によれば、昨年台湾が輸入した貝類は約8496トンで、輸出国・地域は中国大陸が2818トンでトップ、日本の1488トンがこれに続く。以下、フィリピン、インドネシアなど。

2017年7月28日 (金)

2017年7月28日号PDF版

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食中毒週刊ネットニュース2017年7月28日号のPDF版です。

2017年7月28日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年7月28日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年7月27日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★毒物入りカレー事件、19年に

【和歌山放送20170725 1108分】

http://wbs.co.jp/news/2017/07/25/104535.html

和歌山市園部で開かれた夏祭りで、4人が死亡し63人がヒ素中毒になった毒物入りカレー事件は、きょう(25日)で19年になりました。あの日の惨状を忘れたいと話す住民や、事件を知らない世代に語りつぐ人など、地域では今、さまざまな思いが交錯しています。

犠牲になった鳥居 幸(とりい みゆき)さん当時16歳が通っていた私立開智中・高校には、図書室の一角に両親らから寄贈された「みゆき文庫」があり、当時小学生だった司書の平岡里衣(ひらおか りえ)さん30歳は、毎年新入生に鳥居さんのことを説明していますが、生徒からは「そんなことがあったのか」とか「信じられない」といった声があがるということです。また亡くなった児童が通った市立有功(いさお)小学校では、被害者に配慮して、今も給食にカレーを出すことを控えていますが、保護者からの「なぜ出さないのか」という声に学校側は、「事件の事は重く受け止めたい」と説明しています。一方地区の住民の1人は、「事件のことを思い出したくない、忘れたい人が多いのではないか」と話す人もいて、あれから19年のいま、さまざまな感慨が交錯しています。

この事件で、8年前に死刑が確定した林 真須美死刑囚56歳は、和歌山地方裁判所に再審を請求しましたがことし3月に棄却され、大阪高等裁判所に即時抗告しています。

★ユッケ食中毒事件 被害者ら食肉卸と和解へ

【KNBニュース2017/07/22 18:55 現在】

http://t.knb.ne.jp/news/detail/?sid=15533

「焼肉酒家えびす」のユッケ集団食中毒事件で、被害者らが肉の卸業者に対して損害賠償を求めている裁判で、今年9月に和解が成立する見通しであることが分かりました。

被害者側の代理人弁護士によりますと、和解案には、肉を卸した大和屋商店が受け取る保険金1億円を被害者に分配し、被害者に謝罪することが盛り込まれるということです。

この事件は、20114月に発生し、181人が症状を訴え、富山県内の4人を含む5人が死亡しました。

運営会社のフーズ・フォーラスと被害者8人は、大和屋商店を相手取り、金沢地方裁判所に賠償請求を求める裁判を起こしています。

フーズ・フォーラスが、原告以外の被害者に訴訟に参加するか確認したところ、およそ110人が応じたということです。

今後、裁判所と分配額を協議し、ことし97日に和解が成立する見通しです。

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★埼玉県:川口市仕出し弁当食べ男女18人食中毒 ノロウイルス

【埼玉新聞201772622:02配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170726-00010004-saitama-l11

 埼玉県は26日、川口市青木の飲食店「キッチンハウス る・もんど」の仕出し弁当を食べた1659歳の男女18人が下痢や発熱などを発症し、患者6人と調理担当者1人の便から食中毒の原因となるノロウイルスが検出されたと発表した。川口保健所は、同店で調理、提供された弁当が原因とし、食品衛生法に基づいて同日から3日間の営業停止処分にした。同店は23日から営業を自粛している。

  県食品安全課によると、川口市内の同じ職場に勤める男女39人(うち1人は職員の子ども)が20日午後1時ごろ、エビフライや白身魚のフライ、シューマイなどが入った弁当を食べ、うち18人が翌日午前7時ごろから下痢や発熱などの症状を訴えた。

  39人中22人は21日に職場の旅行で栃木県内の旅館を利用。22日に同県生活衛生課から同課に連絡があり、川口保健所が調査した結果、計7人の便からノロウイルスが検出された。

  同課は、ノロウイルスによる食中毒は秋冬だけでなく通年で発生するとして、手洗いの徹底などの感染予防を呼び掛けている。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

カンピロバクターとの複合汚染が1件ありました。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★群馬県:沼田市の飲食店でとりわさを食べ4人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2017726日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170726/ddl/k10/040/218000c

 県は25日、沼田市の焼き肉店「ホルモンPark」で12日に食事した19~42歳の男女4人が、下痢、発熱、腹痛など食中毒症状を訴え、複数からカンピロバクターが検出されたと発表した。全員快方に向かっているという。県は25日から3日間の営業停止処分にした。原因となった食べ物は、とりわさや豚タン、豚ハラミなどと推定している。

群馬県発表2017年7月25日(抜粋)

http://www.pref.gunma.jp/houdou/by02_00016.html

1 概要

 平成29年7月20日(木)正午頃、みなかみ町在住者から「7月12日(水)に沼田市内の飲食店で会食したところ、複数名が下痢、発熱、腹痛等を呈している。」旨の連絡が利根沼田保健福祉事務所(保健所)にありました。

  当該飲食店を同事務所が調査したところ、同月12日(水)の夜に当該飲食店を利用した1グループ8名中4名が同様の食中毒様症状を呈していることが確認されました。有症者の共通食はこの飲食店で提供された食事のみであること、複数の有症者便からカンピロバクターが検出されたこと、有症者の症状が当該食中毒菌による症状と一致していること及び診察した医師から食中毒届が提出されたことから、同事務所ではこの飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件と断定しました。

  なお、有症者1名は入院しましたが、既に退院しており、有症者は全員快方に向かっています。

(1) 発生日  平成29年7月14日(金) 午後8時頃(初発)

(2) 有症者  喫食者8名中の4名

 (受診4名、うち入院1名) (最高齢者:42歳(男性)、最年少者:19歳(女性))

(3) 症状  下痢、発熱、腹痛等

(4) 病因物質  カンピロバクター

(5) 原因食品(推定)  7月12日(水)の夜に当該飲食店で提供された食事

 (とりわさ、豚タン、豚ハラミ、豚カシラ等)※湯通ししただけの加熱不十分な鶏肉

(6) 原因施設

施設名 ホルモンPark-パーク-   所在地 沼田市東原新町1830-1

 営業者 小野 文枝(オノ フミエ)

2 施設の措置

営業停止3日間(平成29年7月25日(火)から7月27日(木)まで)

★埼玉県:加須市の飲食店でササミのタタキ6人が食中毒 カンピロバクター

【埼玉新聞2017724 22:29配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00010007-saitama-l11

 埼玉県は24日、加須市中央の飲食店「あさみ」で飲食した2652歳の男女6人が下痢や発熱の症状を訴え、3人の便から食中毒の原因となるカンピロバクターが検出されたと発表した。

  県加須保健所は同店で調理、提供されたメニューが原因であると断定し、食品衛生法に基づき同日から3日間の営業停止処分にした。

  食品安全課によると、3人と13人の2グループ計16人が14日午後6時ごろ、同店で「焼き鳥」や「ささみタタキ」を食べ、うち計6人が下痢や発熱などの症状を訴えた。

★千葉県:鎌ヶ谷市の飲食店で3人が食中毒 カンピロバクター

【千葉県発表:平成29724(抜粋)

概要

平成29718日(火曜日)午前9時頃、患者グループの代表者から「79日(日曜日)に鎌ケ谷市内の飲食店で会食をしたところ、下痢、発熱、腹痛等の症状を呈した。」旨の連絡が習志野保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、鎌ケ谷市内の飲食店「炭火串焼 シロマル 鎌ケ谷店」を79日(日曜日)に利用した1グループ3名のうち3名が下痢、発熱等の症状を呈し、2名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出されたこと、患者の発症状況がカンピロバクターによるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者等届出票が提出されたことから、本日、習志野保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。なお、患者は全員回復している。

1喫食者数  3

2患者数  3(男性325歳から26)

3受診状況  医療機関受診者2名、うち入院患者1名(現在、回復し退院)

4主な症状  下痢、発熱、腹痛

5発症日時  平成29712日(水曜日)午前530分頃から

6原因施設

所在地:鎌ケ谷市道野辺本町2丁目63号小川ビル1F

営業者:株式会社プランニングフォーリアル 代表取締役 白川部 亮

屋号:炭火串焼 シロマル 鎌ケ谷店

業種:飲食店営業

7原因食品  79(日曜日)に当該施設で提供された食事

(主な献立)お通し、串焼(せせり、ボンジリ、ハツ、つくね、砂肝、特選レバー)、馬肉ヒレユッケ、唐揚げ、だし巻きたまご、もつ煮込み

8病因物質  カンピロバクター

9行政措置  営業停止3日間(平成29724日から726日まで)

★神戸市内の飲食店で5人が鶏刺し等を食べ5人が食中毒 カンピロバクター

【神戸市(724日発表)

http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/food/fpstatus.html

 発症日時:715日(土曜日)午後100分(初発)

 喫食者数:9

 有症者数:5

 原因食品:714日(金曜日)に提供された食事(鶏刺身盛合せを含む)

 病因物質:カンピロバクター

 原因施設:焼鳥 ゆた坊(神戸市)

★香川県:観音寺市の飲食店で鶏刺し等を食べ4人が食中毒 カンピロバクター

【香川県発表2017年7月24日】

1 概要

721日(金)910分頃、観音寺市内の医療機関から西讃保健所に「714日に鶏肉料理店を利用した後に、食中毒が疑われる症状を呈した患者を診察した。」との連絡があった。

調査したところ、7 14 日(金)夜に観音寺市豊浜町の「鶏料理 鶉」で食事をしたグループの4 名が7 16 20 時頃から下痢、腹痛、発熱等の症状を呈しており、そのうち3名が観音寺市及び三豊市内の医療機関を受診していることが判明した。当該グループは、未加熱又は加熱不十分な状態で提供された鶏肉料理を喫食していた。

患者らの共通食は当該施設が提供した食事に限られていること、患者の検便からカンピロバクターが検出されたこと、患者を診察した医師から「食中毒患者届出票」が提出されたことから、西讃保健所長は、当該施設を原因とする食中毒と断定し、飲食店営業を停止する処分を行った。

なお、患者は全員快方に向かっている。

2 摂食者数   4

3 患者数   4 名(男性4 名)(うち、3 名が医療機関を受診、入院なし)

4 原因施設   所在地 観音寺市豊浜町姫浜41-2

施 設 鶏料理 鶉(とりりょうり うずら)  営業者 三好 良平(みよし りょうへい)

5 症状 下痢、腹痛、発熱等

6 検査 22 検体(検査機関:香川県環境保健研究センター)

○調理器具等ふきとり 10 検体使用水 2 検体食品 3 検体

○検便 7 検体(内訳:有症者 4 検体、施設従業員 3 検体)

7 原因食品 調査中

7 14 日に当該グループに提供した主なメニュー】

山芋スライス、ホタテ貝柱ホイル焼き、塩タタキ、鳥刺し盛り合わせ(ササミ、ズリ、ハツ、ハツとろ炙り)、鳥ホルモンの味[E:#x105656]だれ炒め、餃子、串(鶏、ハツ、ハツとろ、もも)、豆腐サラダ、フライドポテト、タコの天ぷら、出し巻き卵、エビチリ、えいひれ炙り、ササミの磯部揚げ 等

病因物質 カンピロバクター

9 行政処分 (処分庁 西讃保健所)

平成29 7 24 日(月)から7 28 日(金)まで、5 日間の飲食店営業の停止

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。 

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

A型肝炎ウイルス(A型肝炎に感染した従業員などから)

★長野県:小諸市のそば店で3人が食中毒 A型肝炎ウイルス

【中日新聞2017726日】

http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20170726/CK2017072602000023.html

 県は二十五日、小諸市のそば店「信濃国(しなののくに)小諸蕎麦(そば)本舗 草笛」で六月三日に食事をした客三人がA型肝炎を発症したと発表した。県はA型肝炎ウイルスによる食中毒と断定し、二十五日から三日間、店を営業停止にした。飲食店などでA型肝炎ウイルスの食中毒が発生したのは県内で初めて。

 そば店は、観光名所の懐古園に隣接する人気店。県によると、患者は小諸、岡谷市などの男女三人で、それぞれ別のグループで店を訪れ、ざるそばや盛りそばを食べた。約一カ月後の今月四日から発熱や吐き気などを訴えて入院し、A型肝炎と診断された。三十代と四十代の女性はそれぞれ退院し、六十代の男性一人が入院中だが快方に向かっている。

 店では、調理や盛り付けを担当する男性従業員が六月三日に体調を崩し、検査でA型肝炎と判明した。男性を介してウイルスが広がったとみられる。

 A型肝炎ウイルスは生の二枚貝や海外の衛生状態の悪い地域で生水を飲むなどして感染し、手洗いの不徹底などで別の人へ感染することもある。平均で四週間の潜伏期間後、急に発症するのが特徴で、高齢者は重症化しやすい。県内では年に数人がA型肝炎を発症している。該当する記事は見つかりませんでした。

長野県発表2017725(抜粋)

http://www.pref.nagano.lg.jp/shokusei/happyou/170725press.html

佐久保健所管内の飲食店でA型肝炎ウイルスによる食中毒が発生しました

 本日、佐久保健所は小諸市内の飲食店を食中毒の原因施設と断定し、この施設に対し平成29725日から727日まで、3日間の営業停止を命じました。

 患者は、63日にこの施設で食事をした3グループ13名中の3グループ3で、環境保全研究所が行った検査により、患者便からA型肝炎ウイルスが検出されました。

【事件の探知】

 平成29719日から720日にかけて、県内保健所に医療機関から3件のA型肝炎発生届があり、患者へ聞き取りを行ったところ、当該施設の食事を共通して喫食していることが判明しました。

【佐久保健所による調査結果概要】

##患者は、63日にこの施設で食事をした3グループ3名で、74日頃から倦怠感、発熱、食欲不振などの症状を呈し、A型肝炎の診断を受けていました。

##患者は、この施設で提供された食事を共通して喫食していました。

##環境保全研究所が行った検査により、患者便及び調理従事者便からA型肝炎ウイルスが検出されました。

##この施設の調理従事者1名は、612日、医療機関から県内保健所に患者としてA型肝炎発生届があり、環境保全研究所が行った検査で、便からA型肝炎ウイルスが検出されていました。

##医師から食中毒の届出がありました。

##これらのことから、佐久保健所はこの施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定しました。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★長野市:飲食店で刺身等を食べ1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【長野市(保健福祉部)プレスリリース平成29 年7月24 日】

本日、長野市保健所は、市内の飲食店を食中毒の原因施設と断定し、この施設の営業者に対し平成29年7月24日1日間の営業停止を命じました。

患者は、7月20 日(木)にこの飲食店で食事をした1グループ3名のうちの1名であり、激しい腹痛を呈し、受診した医療機関で胃からアニサキスが摘出されました。なお、現在患者は快復しています。

【事件の探知】

平成29 年7月22 日(土)午前11 50 分頃、市内の医療機関から、腹痛を呈して受診した患者の胃内からアニサキスを摘出した旨、通報があった。

【長野市保健所による調査結果概要】

■患者は、7月20 日(木)午後8時頃、当該飲食店で刺身等を食べた後、21 日(金)午後1時頃から胃の不快感、午後3時頃から激しい胃の痛みを呈していました。

■受診した医療機関で、患者の胃からアニサキスが摘出されました。

■患者を診察した医師から、食中毒の届出がありました。

■これらのことから、長野市保健所はこの施設で提供された生食用魚介類を原因とする食中毒と断定しました。

患者関係

発症日時  平成29年7月21日(金)午後1時頃   患者症状胃痛、胃の膨満感など

発生場所  長野市

患者数及び喫食者数   発症者数/喫食者数1名/3名  発症者内訳女性1名(年齢:30 歳代)

入院患者数なし  受診医療機関数1か所

原因食品  平成29年7月20日(木)に当該施設で提供された生食用魚介類(アジ刺身、イカ刺身、シメサバ、サバのサラダ)

病因物質  アニサキス

措置平成29 年7月24 日(月)1日間の営業停止

★山梨県:笛吹市スーパーの刺し身で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【山梨県記者発表資料平成29年7月21日】

[概要]平成29年7月20日(木)午後6時50分頃、峡東保健所に、笛吹市内の医療機関から、腹痛を呈した患者の胃からアニサキス様虫体が摘出されたと報告があった。

峡東保健所が調査を行ったところ、患者は笛吹市内の量販店で購入した刺身を喫食していることが判明した。

峡東保健所は、原因と考えられる食品は当該施設で調理、販売された刺身のみであること、患者の症状及び潜伏期間がアニサキスによるものと一致していること、摘出された虫体を検査したところアニサキスであることが確認されたこと、医師から食中毒の届出が提出されたことから当該施設で調理、販売された刺身を原因とするアニサキスによる食中毒と断定した。

1 発症日時 平成29年7月20日(木)午前1時00分頃

2 喫食者数 1名

3 患 者 数 1名

4 主な症状 腹痛

5 原因施設 屋 号:株式会社セルバ 御坂店  所在地:笛吹市御坂町夏目原1116

営業者:株式会社セルバ 代表取締役 桑原孝正   業 種:魚介類販売業

6 原因食品 7月19日に調理、販売した刺身

7 病因物質 アニサキス

8 措 置 平成29年7月21日から2日間の営業停止

9 そ の 他 患者は快方に向かっています。

★栃木県:小山市の魚介類販売業で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【栃木放送20170721日】

http://www.crt-radio.co.jp/news/291

小山市内のスーパーで買ったブリの刺し身を食べた人が腹痛症状を示し、栃木県は20日、アニサキスによる食中毒と断定しました。

 県によりますと20日正午ごろ、小山市の医療機関から県南健康福祉センターに「腹痛などを訴える患者を診察したところ、アニサキス症と診断した」と連絡がありました。

センターが調査したところ、19日に小山市内のスーパーで購入したブリの刺し身を自宅で食べた2人のうち1人が腹痛などの症状を示しました。

アニサキス症の原因となる鮮魚類はブリの刺し身に限られることや、患者からアニサキス虫が摘出されたことなどからアニサキスによる食中毒と断定しました。

栃木県公表 平成29720(抜粋)

営業者氏名 ㈱とりせん 代表取締役社長 前原 宏之

施設の名称 とりせん美しが丘店 

施設所在地 小山市美しが丘1丁目2-3

営業業種等 魚介類販売業

原因食品等 平成29719日に当該店舗が販売した魚介類

行政処分を行った理由 食中毒の原因食品を販売したため(食品衛生法第6条第3項違反)

行政処分の内容

 営業禁止(平成29720日から)

 営業禁止解除(平成29年7月21日)

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした

サルモネラとカンピロバクターの複合汚染

★東京都:港区の飲食店で14人が食中毒 カンピロとサルモネラの複合汚染

【港区公表平成29724(抜粋)

http://www.city.minato.tokyo.jp/shokuhinkanshi1/kurashi/shokuhin/anzen/kyoka.html

業種等 飲食店営業

施設の名称および施設の所在地 施設の名称   鉄火武士道 新橋烏森口店

 施設の所在地 東京都港区新橋四丁目201号 1

営業者氏名および営業者住所等 営業者氏名 イートフィールド株式会社  代表取締役 羽田 孝雄

 営業者住所 東京都港区芝五丁目2315

不利益処分等を行った理由   食中毒の発生

 原因食品   76日に提供された会食料理

 原因物質   カンピロバクター、サルモネラ

主な適用条項   食品衛生法第6条、第50条第3項及び第51条の規定に違反するので同法第54条第1項、第55条第1項及び第56条を適用

不利益処分等の内容   平成29724日から平成29727日(4日間)の営業停止並びに施設及び取扱改善命令

備考 公表時の患者数 14

カンピロバクターは、主に鶏、豚、牛などの腸管に分布しています。食品や飲料水をとおしてヒトの体内に入ると腸管内で増殖し、感染後2から7日位の潜伏期間の後、腹痛・下痢・発熱等の症状があらわれます。主な原因食品としては生の食肉、レバ刺し、加熱不十分の食肉や二次汚染を受けたサラダ等です。

サルモネラは、食品等と一緒に口から摂取されると、腸管内で増殖し、おおむね8から72時間の潜伏時間の後、下痢、腹痛、発熱などの症状を引き起こします。主な原因食品としては不適切な取扱いをされた鶏肉や食肉、二次汚染を受けた食品等です。

 営業者は平成29721日から営業を自粛しています。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★イエメンのコレラ感染、60万人以上に…赤十字

【読売新聞2017723 21:17配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170723-00050058-yom-int

 【ジュネーブ=笹沢教一】赤十字国際委員会(ICRC)は23日、内戦下のイエメンでコレラに感染した疑いがある人が年内に60万人以上に倍増するとの専門家の予測を明らかにした。

  世界保健機関(WHO)によると、19日現在で感染疑いは36万2545人、死者は1817人。ICRC当局者は「前例のない流行だ」としている。

  23日からイエメン入りしたICRCのペーター・マウラー総裁は声明で「感染拡大を防ぐには、内戦の当事者が戦闘を制限し、医薬品や食料などの支援物資の搬送を可能にする必要がある」と訴えた。

  イエメンでは、ハディ大統領支持派と、サレハ前大統領を支援する反体制派武装組織「フーシ」が対立している。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★岩見沢市内の学校給食、試験炊飯また異物  米飯は2学期以降

【北海道新聞07/20 17:00

 【岩見沢】岩見沢市内の学校給食の米飯の一部から黒いカビが見つかり、19小中学校で米飯提供を休止している問題で、市教委は20日、市内の米飯製造業者が行った2度目の試験炊飯でも黒い異物が見つかったため、今学期中の提供再開を断念することを決めた。

 市教委によると、製造業者の空知菓子舗(田島溶二社長)は、あらためて炊飯設備を清掃、点検し19日に試験炊飯を行ったが、使用した七つの釜から、大きさ0・1~0・4ミリ程度の黒い異物が計100個余り見つかった。市教委は「安全性が確認できなかった」として、1学期中の米飯提供再開をあきらめ、21日までの予定だった家庭からの白飯持参を学期末まで延長する。学期末は学校によって異なり、21~27日まで。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★稲葉のピーナツ豆菓子に発がん性のカビ毒 岐阜市が回収命令

【朝日新聞20177211357分】

http://www.asahi.com/articles/ASK7P3QY6K7POHGB005.html

回収命令が出た商品(稲葉ピーナツ提供)

                               

 

 岐阜市の菓子製造販売会社「稲葉ピーナツ」が販売したピーナツ豆菓子から、発がん性のあるカビ毒が検出されたとして、市保健所は21日に回収命令を出した。「食べても直ちに健康に影響はない」と説明している。

 市保健所によると、商品は「さや付落花生」の3種類で、検出されたカビ毒はアフラトキシン。ピーナツは中国産で、加工までを現地で行って4月中旬に輸入。その後、岐阜市の工場で袋詰めして同21日から茨城、大阪、福岡など27都府県に計5万2260袋が出荷されたという。

 

 三重県が今月10日、津市のスーパーマーケットで売られていた商品を対象に抜き打ち検査をしたところ、アフラトキシンの基準値が1キロあたり10マイクログラムのところ、これを超える12マイクログラムが検出されたという。今のところ健康被害は確認されていないという。

★セブン、麦茶5400本回収 中四国で販売、牛乳混入

【朝日新聞20177252007分】

http://www.asahi.com/articles/ASK7T6CY0K7TULFA01Y.html

 セブン―イレブン・ジャパンは25日、中国・四国地方で販売した自主企画商品「セブンプレミアム 麦茶 1L」約5400本を自主回収し、返金すると発表した。アレルギー物質の牛乳が誤って混入したため。健康被害は報告されていないという。

 

 回収するのは、賞味期限が8月4日で、7月21~24日に中国・四国地方の約1600店で販売された同商品。24日に広島県内の客から「色がおかしい」と指摘があって発覚した。製造委託した協同乳業の広島県内の工場で、設備を洗浄する際に混ざったという。

 問い合わせは協同乳業お客様相談室(0120・369817、午前9時~午後5時)。

★空芯菜(エンサイ)の残留農薬基準違反について

【奈良県発表平成29年7月26日(抜粋)

http://www.pref.nara.jp/secure/183021/hodosiryou.pdf

平成29年7月19日に中和保健所が収去した「空芯菜(エンサイ)」について、7月25日に食品衛生法の残留農薬基準を超えるトルフェンピラド(殺虫剤):0.1ppm(基準値:0.01ppm)が検出されました。

直ちに販売業者に対しては、当該生産者の「空芯菜(エンサイ)」の流通を防止するよう指導しました。また、生産農家に対し、立入調査を行い、農薬の適正使用や自主検査による安全確認後の出荷等について指導しました。

販売業者においては、直ちに自主回収や流通の自粛を開始し、その回収状況は下記のとおりです。今回違反のあった「空芯菜(エンサイ)」については、通常の食生活において食べる量では、健康に影響を及ぼす恐れはありません。

1 食品衛生法に基づく収去検査結果

(1) 農産物名空芯菜

(2) 収去機関中和保健所食品衛生課

(3) 収去年月日平成29年7月19日

(4) 結果判明日平成29年7月25日

(5) 販売業者マルヒロフーズ株式会社

(被収去者) 北葛城郡広陵町広瀬1100-1

(6) 生産農家杉本雅照まさてる北葛城郡広陵町広瀬

(7) 検査機関奈良県保健研究センター

(8) 検査結果116農薬について検査を実施

トルフェンピラド残留基準違反(食品衛生法) (殺虫剤) 検出値:0.1 ppm 一律基準値:0.0 1ppm

HACCP関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★鳥インフル対策のさらなる徹底を! 

【鶏鳴新聞201720170725発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20170725t1.html

 安心して経営できる保証も急務

 近年、家きん産業にとって最大の脅威であり続けているのが、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)だ。平成28年度シーズンは、関係者がこれまでの経験から取り組んできた迅速な防疫対応などにより、周囲への感染拡大はなかったものの、北海道から宮崎県までの9道県12農場で発生し、約167万羽(採卵鶏約128.5万羽、肉用鶏約29万羽、肉用種鶏約7万羽、あひる約2.3万羽)が殺処分された。

 発生要因として、野鳥などでのウイルス確認数が22都道府県、218事例と多く、多くのウイルスが環境中に存在していたと考えられることから、野生動物を介して農場や家きん舎に侵入した可能性がクローズアップされた。農林水産省の疫学調査チームが629日に公表した報告書によると、発生農場の周辺環境には、森林性の野鳥やネズミ、イタチなどの生息に適した、雑木林などの環境が存在したほか、発生12農場中11農場の家きん舎のすぐ近くには、カモ類などが飛来する可能性がある池、沼、川が存在し、いくつかの事例では、野生動物が家きん舎に出入りできる隙間などが確認された。ただし、人・車両・物によりウイルスが持ち込まれるリスクも依然、高いと報告書は指摘している。

 米国でも今年3月にAIが再発し、米国農務省動植物検疫局(USDAAPHIS)が623日に疫学調査報告書を公表した。その中では、多くの発生農場の周辺に池や小川が存在したことや、履物の交換や車両の洗浄・消毒を実施していない事例が確認されたことなどを指摘し、鶏舎周辺のげっ歯類を含む野生動物対策、鶏舎の破損や隙間の修繕、消毒などのバイオセキュリティ対策の重要性を強調している。

 さらに隣国の韓国を含め、世界各国でAIが続発している状況をみると、わが国へのウイルス侵入リスクは、今後も非常に高いと考えられる。

 農水省は629日付の各都道府県知事宛ての通知で、ウイルスの農場内や家きん舎内への侵入を防止するための重要ポイントとして下図を示し、報告書の提言でも、

 ①鶏舎の金網や壁の破損修繕、集卵・除ふんベルトの開口部の隙間対策、家きん舎周辺の整理・整頓、樹木のせん定・草刈り、排水溝への鉄格子の設置など、野生動物対策をこれまで以上に徹底すること。

 ②農場に出入りする人・車両・物への対策として、衛生管理区域の設定、入念な消毒、専用の服や靴の使用、消毒液の定期的な交換、記帳など、基本的な衛生管理を徹底すること。

 ③池や水辺が周囲にある農場では、周辺にウイルスがいるかもしれないとの危機感を持って、発生予防対策を厳格に行なうこと。

 ④これらの対策が確実に実施されているかを、今秋のシーズン前に農場で、または家畜保健衛生所などの関係機関と協力して確認すること。 ――などを挙げている。

 鳥インフルエンザが確認されると、家きん農場は発生群を含むすべての家きんが殺処分されるため、大切な財産をすべて失うとともに、懸命に築いてきた販売先を、場合によっては完全に失うリスクに直面している。

 野鳥などへのサーベイランスの範囲を拡大し、その結果を迅速に発信することは、家きん飼養者の警戒心を喚起する上では有効だ。ただ、殺処分に対する補償が、現在のような時価評価額分(採卵鶏の全国平均で1羽約600円とされる)にとどまっているようでは、発生農場の経営再建は厳しい。農場がフル稼働に戻るまでの、せめて固定費の損失金額(採卵鶏ではトータルで11500円程度といわれる)が賄える程度の補償に引き上げられることが期待されている。

 家きん飼養者だけでなく、孵化場や鶏卵GPセンター、食鳥処理場、家きん製品の流通関係者なども、AI発生時にはひな、鶏、卵の移動制限によるひな供給や鶏卵・鶏肉などの需給の混乱、さらには消費にダメージを与えるような風評被害を心配しなければならない。このため、すべての関係者の連携によって、万全な対応策を確立する必要がある。

<ジビエ関係情報>

★安全なジビエ普及へ 振興協が施設認証制度説明

【紀伊民報7/27() 17:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170727-00337298-agara-l30

日本ジビエ振興協会(藤木徳彦理事長)は26日、和歌山県古座川町高池の町役場や同町月野瀬の南紀月の瀬温泉ぼたん荘などを訪れ、同町のジビエ関係者に、ジビエを普及推進するための「国産ジビエ流通規格」で処理や加工をする施設の認証制度について説明した。

  同協会が事務局をしている国産ジビエ流通規格検討協議会は201511月から、シカとイノシシの部位の形状を統一化するなど流通規格作りをしており、たたき台となる規格ができている。

  本年度からは、国内で捕獲されたジビエの食肉利用に際して、処理や加工をする食肉処理施設が厚生労働省の「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」にのっとって、適切に取り扱っていることを確認し、その証明として施設を認証する制度を試験的に始める。安心、安全なジビエの普及を推進し、需要拡大やビジネスを確立する目的がある。

  本年度は流通規格の試験運用として、全国7カ所の食肉処理施設を書類と現地での審査後、10月をめどに認証して、7施設のジビエの在庫量を管理して外食産業に安定供給できるようにしていく。古座川町のぼたん荘敷地内にある町鳥獣食肉処理加工施設も7施設の中に入っている。

  説明には同協会から藤木理事長(45)ら4人が訪れ、町役場では西前啓市町長やジビエ担当者ら、ぼたん荘では処理加工施設のメンバーらに、本年度の協議会の方針などを話した。説明後には処理加工施設も見学し、同町がジビエをPRすることで町の他の特産物や観光地も一緒にアピールしている事例について聞いた。

★<狩りガール>獣の命生かしたい 鹿皮装飾品やジビエ推進

【毎日新聞7/24() 10:43配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00000036-mai-soci

 「獣の命を暮らしの中で生かしたい」と「けもかわプロジェクト」を主宰している長野県泰阜村の井野春香さん(29)。鹿の皮を生かした装飾品やキーホルダーなどを製作するとともに、全国に広めようとPR。「今までは捕らえた動物を埋設処理していた。人間の都合で奪った命だから最後まで責任を取りたい」。自らも猟師として捕獲に関わるだけに、その命をどうつなげるか、考えている。6月からは泰阜村が建設したジビエ食肉加工センターの責任者も務める。

  元々は海外で活躍している「野生動物保護官」に憧れていた。熊本県で育った子ども時代、共に教師の両親の影響で「教育テレビ」しか見られなかったが、海外の野生動物を紹介する番組に引きつけられたからだ。高校も畜産科学科に進み、大学でも自然環境保護と野生動物の関わりを研究した。そのなかで広大な土地を有する海外と違い、自然環境保護のために個体数の調整が必要な日本の状況を知り、猟に強い関心を抱いた。「野生動物を放置すると、食害だけではなく、森林も破壊される。人間が壊した環境は、人間が責任を持って守らねばならないんです」と語る。

  大学卒業後、山村留学などを手がけるNPO法人「グリーンウッド自然体験教育センター」に職員として採用されて泰阜村に移住。2013年から村の「地域おこし協力隊員」となって、けもかわプロジェクトを始め、16年からは猟師としてこのプロジェクトを進めている。

  食肉加工センターのできた今、泰阜村だけでなく周辺町村で捕獲された野生動物の有効利用も模索している。「解体は時間が勝負。捕獲から時間がたつと腐食が早く、食品として使えない。今の悩みは、動物に付着するダニや虫の駆除、解体後の掃除が大変なこと」。を有効利用するために、奮闘している。【大澤孝二】

  略歴  いの・はるか 1988年、熊本県阿蘇市生まれ。菊池農高、島根大卒。大学在学中から猟に参加し、捕獲、動物の解体方法を学び「猟師はかっこいい」と憧れた。現在、わなと銃の両方の狩猟免許を持つ。

<調理環境関係情報>

★米飲食大手、店内の「ネズミ」ちん入を客が撮影 株価下落

CNN.2017722 1711分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13372422/

ニューヨーク(CNNMoney) 米ファストフード大手「チポトレ・メキシカン・グリル」は22日までに、米テキサス州ダラスにある系列店で営業中に少数の「ネズミ」が店外から店内にちん入する騒ぎがあり、侵入の経路となった建物上の隙間をふさぐ措置を講じたと発表した。

18日に起きた騒動で、顧客が店内のネズミを撮影し、店側に苦情を伝えるなどした。同社の報道担当者は店側は出没したネズミを即座に排除したとし、建物の隙間は小さなものだったと説明した。

同時に顧客に対し深い謝罪の意を表明、あくまで単発的な異常事態だが顧客が遭遇すべきような騒ぎではもちろんないとも述べた。

この騒動で同社の株価は20日に4.5%下落し、過去5日間の取引では約10%値を下げた。

チポトレ・メキシカン・グリルは全米で2200店以上を展開。同社は19日、食事した客のノロウイルス騒動が発生していた米バージニア州スターリングの店舗に徹底的とする衛生対策を加えた上での営業再開を発表したばかりだった。

同社の十数軒の店舗は2015年、大腸菌食中毒やノロウイルスに襲われ、数百人の客が病状を訴える騒ぎが起きていた。この影響により第1四半期で初の赤字経営に陥り、全米の店を4時間閉鎖し新たな消毒作業を強いられてもいた。

<食の安全供給問題の情報>

★日欧EPA大枠合意 鶏卵、鶏肉関税は撤廃へ

【鶏鳴新聞20170725発行】

  日本と欧州連合(EU、加盟28か国、総人口5億人)は76日、経済連携協定(EPA)について大枠合意に至ったと発表した。発効は2019年中を目指す。

 農業分野の合意内容について農林水産省は、米は関税削減・撤廃などから除外されたほか、麦・乳製品の国家貿易制度、糖価調整制度、豚肉の差額関税制度などの基本制度、関税割当やセーフガードなど、有効な措置が残されたとしている。ただ、畜産業界では、豚肉やチーズなどの輸入が増加すれば、国内の畜産全体に及ぼす打撃も大きいとの見方が強い。

 鶏卵と鶏肉の関税は、品目により即時撤廃と、段階的削減後の最終的撤廃となっている。

 このうち、殻付卵(生鮮・冷蔵品、現行関税率17%)は、発効時20%削減し、6年据え置き後、7年目から段階的に削減し13年目に撤廃。

 殻付卵のその他のもの(同21.3%、ゆで卵やピータンなど)は、段階的に削減し、11年目に撤廃。

 全卵粉(同21.3%)は、発効時に50%削減し、6年据え置き後、7年目に25%削減し、6年据え置き後、13年目に撤廃。

 冷凍全卵液卵(同21.3%または1キログラム当たり51円の高い方)、冷凍卵黄液卵(同20%または1キログラム当たり48円の高い方)、卵黄粉(同18.8%)は、段階的に削減し6年目に撤廃。

 冷凍卵白液卵、卵白粉(同8.0%)は即時撤廃。

 鶏肉(同8.5%と11.9%)は、基本的に11年目に撤廃するが、冷蔵丸鶏(同11.9%)と冷凍鶏肉(同11.9%、丸鶏と骨付きもも肉を除く)は段階的に削減して6年目に撤廃。

 鶏肉調製品(同6%、21.3%)のうち、牛・豚の肉を含むものは段階的に削減し、11年目に撤廃。その他のものは発効時に20%削減し、その後段階的に削減して6年目に撤廃。

 農水省では、鶏卵の国内消費量に占める輸入量の割合は約5%で、輸入量の約75%はハムやソーセージのつなぎ原料などに使用される卵白粉が占め(主な輸入先国はオランダ、イタリア、インド)、残りの約25%は菓子や菓子パンなどの原料として使用される全卵粉や卵黄粉・卵黄液が占めており(主な輸入先は米国)、いずれも用途は限定的としている。

 鶏肉については、国内生産量約152万トン、輸入量約44万トンで、国内供給量に占める輸入の割合は約22%。輸入量の9割以上を骨なし鶏肉が占め(主な輸入先国はブラジル、米国、タイ)、残りを丸どりと骨付きもも肉が占める。EUからの輸入は0.1%で丸どりと骨付きもも肉が中心。調製品もタイと中国でほぼ半数ずつを占め、EUからの輸入0.03%でごくわずか。農林水産省では、影響はほとんどないとの見方。

 このほか、飼料用麦は、食糧用への横流れ防止措置を講じた上で、マークアップ(実質経費)を徴収しない、実質承認工場制度と同じ民間貿易に移行する。飼料用ビタミン調製品、その他の飼料用添加物(現行関税率3%)は即時撤廃となる。

 一方、EUの関税は、鶏肉(6.4%、100キログラム当たり18.7102.4ユーロ)、粉卵を含む鶏卵(100キログラム当たり16.7142.3ユーロ)とも即時撤廃されるほか、牛肉、豚肉、牛乳・乳製品、醤油等調味料、緑茶、水産物(ホタテなどを除く)、林産物、アルコール飲料なども即時撤廃される。農水省では、日本の畜産物の欧州向け輸出が可能となるように、衛生条件を協議して輸出増につなげていきたいとしている。

<その他の情報>

★卵は気温36℃1日でサルモネラ菌増殖、産卵日チェックを

NEWSポストセブン2017724 160分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13379542/

 連日続く猛暑。生物など食べる際に注意を払っている人も少なくないかもしれないが、日頃何の気無しに口にしているものにも危険がある。その一つが卵だ。

 気温が上がると、卵に付着しているサルモネラ菌が増殖する。加熱を充分に行わないと、食中毒を引きおこす危険がある。

 食品安全教育研究所の代表・河岸宏和さんは、「夏場は卵を購入するお店を選ぶことがいちばん大事」と指摘する。

「卵のパックには、生で食べられる期間が記載されていることが多いかと思いますが、本当の賞味期限を考えるうえで判断基準となるのは、“産卵日から何日経っているか”です。同じ農場が出荷した卵でも、スーパーによっては産卵日が記載されていない。卵はパックされる日で賞味期限が決まるので、たとえば、ある養鶏場で月曜日に産まれた卵と木曜日に産まれた卵が、同じ賞味期限で販売されていることがあり、賞味期限だけでは、その卵が新しいか古いか判別できないのです」

 イトーヨーカドーなど一部のスーパーでは、産卵日が表記されている。買うときは産卵日を確かめてからにしたい。また、常温で売られている卵も、注意が必要だ。

「極力、冷蔵の棚に並んでいる卵を選んでください。卵は産卵日から57日間生食できるといわれていますが、それは10℃で保管したときの話。25℃だと21日、36℃だとたった1日でサルモネラ菌が増殖します。買った卵を、車に数時間ほど放置しておいたら、その時点でアウトです」(河岸さん)

 サルモネラ菌は熱に弱いので、75℃1分加熱すれば死滅するが、半熟のオムレツなどは加熱が足りず、菌が生きていることもある。ちまたではやっている、フレンチトーストを作るために、溶いた生卵に食パンを長時間つけこむ行為も、この時期は避けた方がいい。

※女性セブン201783日号

★小学校で栽培したジャガイモで食中毒、なぜ起こりやすい?

【ネタりか2017/7/21 10:22 ママスタセレクト】

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20170721-53082142-mamasta

 

写真:ママスタセレクト

毎年、夏休み前のこの時期になると起こる、「小学校で栽培したジャガイモによる食中毒」

ANNによれば、714日、広島県安芸高田市の小学校で、校内の畑で収穫したジャガイモによる食中毒が発生。教師・児童ら17人がジャガイモをゆでて食べたところ、約1時間後に児童9人が嘔吐などの症状を訴えました。児童たちは病院に搬送されましたが、全員軽傷だということです。
ジャガイモは、1個目は担任が皮をむいていたものの、2個目からはむかずに食べた児童もいるとのこと。ジャガイモの芽や皮に含まれる「ソラニン」中毒の可能性があるとみられています。

食中毒の原因は、ジャガイモの芽や皮に含まれる「ソラニン」や「チャコニン」

ジャガイモといえば、お子さんがいるご家庭では、食卓にのぼることも多いおなじみの野菜ですよね。
しかしジャガイモの芽や皮には「ソラニン」や「チャコニン」などのアルカロイドと呼ばれる有害成分が含まれており、それらを多量に摂取することで、おう吐、下痢、腹痛、めまい、動悸、耳鳴り、意識障害、けいれん、呼吸困難といった食中毒の症状が引き起こされることがあるということは、意外と知られていません。こうした症状は、早ければ食後数分、遅ければ数日後に出ることもあり、最悪、死に至るケースもあるようです。

事実、ジャガイモによる食中毒は毎年のように全国で発生しており、しかもそのほとんどが学校施設で起こっているものなんだそう。2010年にも東京都内の中学校で、ゆでたジャガイモを食べた生徒ら29名中9人に食中毒の症状が出るという事例が見られました。
課外授業の一環として、菜園でジャガイモを栽培している小学校や中学校は多いですよね。しかしなぜ、学校施設で育てたジャガイモで食中毒が起こりやすくなってしまうのでしょう?

どうして学校で育てたジャガイモは食中毒が起こりやすい?

内閣府の食品安全委員会によれば、農家が生産し、お店で販売されているジャガイモの場合、食中毒を起こすほどの量の有害物質が含まれていることは、まずないそう。

食中毒の原因となる有害物質は、小さなジャガイモや、日光を浴び、皮の部分が緑色になってしまったジャガイモに含まれていることが多いのですが、学校の菜園などで栽培したジャガイモは、未成熟で小さなものが多く、また、土がしっかりとかぶせられていないためにイモ部分が地面から出てしまい、日光を浴びることで有毒物質が増えてしまっている可能性が高いため、注意が必要なようです。

家庭でも気をつけたい! ジャガイモを安全に食べるための注意点

ジャガイモの食中毒は、学校だけではなく、家庭の菜園などで栽培したものでも起こる可能性があります。また、スーパーで買ったものであっても、できる限り安全な調理方法をとりたいもの。
ここで、「ジャガイモを安全に食べるための注意点」を確認しておきましょう。

■安全に食べるためのポイント
・芽が出ていたり緑色になったところがあるジャガイモは、買わない。
・ジャガイモは、暗くて涼しい場所に保管する。
・買ったジャガイモ、収穫したジャガイモは、長期間保存しないで、早めに食べる。
・ジャガイモに芽や緑色のところがあったら、皮を厚めにむいて取り除く。
・未熟な小型のイモを多量に食べない(特に皮ごと食べるのは避ける)。

■学校菜園や家庭菜園で栽培する場合は
・ジャガイモ(いも部分)が地面から外に出ないよう、きちんと土寄せをする。
・十分に熟して大きくなったジャガイモを収穫する。
・収穫するときは、ジャガイモに傷を付けないようにする。
・収穫したジャガイモは、暗くて涼しい場所に保管し、日光にあてないようにする。(ジャガイモを乾かすために長時間太陽に当てないようにする。)
・収穫したジャガイモは、早めに食べる。
(いずれも内閣府食品安全委員会ホームページより)

ちなみに、ソラニンやチャコニンは熱によって分解しないので、ジャガイモをゆでても、その量は減りません。緑色だけど加熱すれば大丈夫、と思ってはいけないということですね。

 

さらに、ジャガイモを揚げたり炒めたり焼いたり、高温で調理をすると、ジャガイモに含まれる糖とアミノ酸の一部が反応して、アクリルアミドという物質が生成。これは、摂取量が多くなると、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
ジャガイモを冷蔵庫で保存すると、ジャガイモを高温で調理したとき、アクリルアミドの生成量が増える可能性があるそうです。ジャガイモは冷蔵庫には入れず、冷暗所で保存するようにしましょう。(なお、冷蔵保存しただけのジャガイモはアクリルアミドを含んでいません。また、冷蔵保存したジャガイモを煮たり蒸したりしてもアクリルアミドはできません)。

「育てて食べる」体験だけではなく、食の安全を守るためのしっかりとした知識を

インターネット上では、今回の事件を受けて、「なぜ小学校で、食中毒のリスクが高いジャガイモをわざわざ栽培させることが恒例となっているのか?」「教員はジャガイモの芽や皮に有害成分が含まれることを知らなかったのか?」という疑問の声も上がっています。

「学校」という場が、安心して子どもたちを預けられる場所であることを望むのはもちろんですが、野菜などを栽培する課外授業は、自分たちが食べる野菜を自ら育て、収穫する体験を通して、命の大切さや自然の仕組みを知ってもらおう、という目的があるはず。
ならば生きた食材を口にするということは、ときにリスクも伴うこと、それを防ぐためにどのような知識を身につけなければならないのかというところも、一緒に学び、考える機会がしっかりと与えられてほしいですね。文・伊東杏奈

★手術38件中止、県立小児医療センター 手術室などにチャタテムシ

【埼玉新聞7/24() 22:11配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170724-00010006-saitama-l11

 埼玉県病院局は24日、県立小児医療センター(さいたま市中央区)の手術室や病室でダニの発生要因になることがあるチャタテムシが見つかり、同日と25日に予定されていた手術計38件を中止したと発表した。

 同局によると、チャタテムシ(体長12ミリ程度)は5カ所の手術室と病室32部屋で各数匹~10匹程度見つかった。チャタテムシ自体は無害だが、死がいがアレルギーの原因やダニの餌となり、ダニ発生の要因になることがあるという。湿った場所を好み、カビや書籍ののりなどを食べて増殖する。19日に11階の病棟で病院貸し出し文庫にチャタテムシがついているのが見つかっているが、発生原因は不明という。

 同局は手術室エリアを対象に、炭酸ガスによる燻煙(くんえん)処理などを行った上、26日から手術を再開する予定。

2017年7月21日 (金)

2017年7月21日号PDF版

「2017.7.21号.pdf」をダウンロード

食中毒週刊ネットニュースのPDF版です。

2017年7月21日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年7月21日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年7月20日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★水回りのカビの温床を徹底掃除!三角コーナー、トイレブラシは要注意

ESSE-online 2017717 218分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/13349714/

今の時季、カビは住まいのあちこちで発生します。活発になるのは、気温2030℃、湿度70%以上の環境。梅雨入り後から夏にかけて発生し、大繁殖することに。「カビは汚れを栄養源にするので、活動が活発化する前にしっかり掃除をしましょう。大繁殖してから退治しようとすると大変です」。

こうアドバイスするのは、ハウスクリーニングのプロである尾崎真さん。今回はとくに気になる水回りの掃除法とカビの予防法について教えていただきました。

【キッチンの掃除法】:カビはもちろん、悪臭の原因にもなる汚れを徹底除去

キッチンでカビが発生すると、食中毒の危険も。小まめな掃除と日々のケアが必要です。

【排水口】:重曹&クエン酸で掃除。発泡効果でカビ汚れもにおいもすっきりさせましょう。

●掃除法

重曹&クエン酸で掃除排水口に重曹を大さじ2ふり入れ、次に重曹の半分量のクエン酸水を流し込み発泡させ、5分おきます。「発泡効果で汚れが浮き上がり、古歯ブラシでラクにカビがこすり落とせます。排水口掃除は2週に一度の目安で」。

予防法

排水口に菌が繁殖しないよう、バスケットの生ゴミは毎日取り除き、水洗い。「アルミ箔を丸めたボールを2つ程度トラップに入れておくと、ヌメリ防止に。1週間ごとに交換します」。【冷蔵庫】

外気に触れるパッキンのカビは消毒用エタノールでしっかり掃除を!

●掃除法

「外気に触れるパッキンは、汚れがつくとたちまちカビが発生。綿棒に消毒用エタノールをつけてこすり、除菌します」。また、野菜室は、カビ菌を含んだ野菜クズで汚れがち。定期的に取り外し、水洗いしましょう。

●予防法

調理中の手で冷蔵庫に触れるなど、パッキンに汚れがついたらすぐふき取る習慣を。こびりつきは、綿棒+中性洗剤で対処。月に一度は庫内を整理し、汚れのもとをためないことも大切です。【三角コーナー】

カビはもちろん、においの原因にもなるのでしっかり掃除を。

●掃除法

生ゴミを入れる三角コーナーは、カビやヌメリが発生。「ゴミを取り除くなど毎日のケアを基本に、週に一度は重曹をふりかけ、スポンジでこすり洗いを」。汚れが落ちたら水洗いし、クエン酸水をかけて仕上げます。

●予防法

調理の最後に三角コーナーの生ゴミは取り除き、水で洗い流し、最後に消毒用エタノールをスプレーし除菌を。においも消えてすっきり!

【まな板】:定期的な殺菌を心がけ、カビと細菌を除去します。

●掃除法

まな板は、包丁の刃でできたキズに汚れが入り込み、カビや細菌が発生。「月に一度は掃除を。重曹をふりかけてから熱湯を全体にかけ、殺菌します。スポンジでこすり洗いしたあと水で洗い流し、水気をふき取って」。

●予防法

口に入れるものをカットするまな板は、常に衛生的に保ちたいもの。使用のたび中性洗剤とスポンジで洗うのはもちろん、風通しのいい場所にキープするのが大事です。【給湯ポット】

水アカはクエン酸で。フチについたカビは古歯ブラシでこすり落とします。

●掃除法

「内側に付着した水アカは、クエン酸で除去するのがおすすめ」。水位いっぱいに水を入れ、クエン酸30gを加え沸騰させ、2時間放置。水を捨てスポンジで内部を洗い、フチについたカビを古歯ブラシでこすり落とします。

●予防法

ポットに水を入れっぱなしにすると水アカがつきやすくなり、カビの原因にも。お湯を使わないときや長時間外出する場合は、水を捨てる習慣をつけましょう。【トイレの掃除法】ブラシを便器の水で洗うと、カビをまき散らかすことに

便器をこするトイレブラシはカビやすいので要注意。あちこちにカビを広げないよう、エタノールや天日干しで撃退!

●掃除法

便器の汚れは、おもにフチ裏につく尿石。「トイレブラシに重曹をつけこすり洗いし、水で流します」。使用後のトイレブラシは、水洗いしてからエタノールをスプレー。「晴れた日には天日干しする習慣をつけましょう」。

●予防法

掃除後にトイレブラシを便器の水で洗うと、ブラシについたカビをまき散らすことになります。「日々の掃除は使い捨てシートで。ブラシは定期的に交換しましょう」。【洗面所の掃除法】カビの栄養源になる石けんカスや水アカをしっかり落とす!

石けんカスや水アカが付着すると、カビの栄養源になります。金属部分を中心に、2週に一度はこすり洗いを。

●掃除法

カビがつきやすい排水口は、重曹と古歯ブラシでこすり洗い。「ボウルの汚れは重曹+スポンジで。蛇口の水アカはクエン酸水をスプレーし、古歯ブラシでこすります」。がんこな水アカやカビはラップで湿布すると効果的です。

●予防法

洗顔や歯みがきのあとは、石けん泡や歯みがき粉の飛び散りを洗い流し、水気をふき取ります。「蛇口回りの水滴も忘れずにふき取り、水アカを予防しましょう」。

●教えてくれた人

【尾崎真さん】

全国に1300店舗以上を展開する『おそうじ本舗』の企画担当。ハウスクリーニングの最新技術の研究・開発を行うほか、お掃除アドバイザーとして、雑誌やテレビでプロの技を伝授する

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

1 食中毒

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★宮城県:角田市の焼き肉店で10人が食中毒 ノロウイルス

NHK 東北NEWS WEB 20170715日 1916分】

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20170715/5207931.html

10日、角田市の焼き肉店で食事をした7人からノロウイルスが検出され、宮城県は食中毒と断定してこの店を15日から2日間の営業停止処分にしました。

営業停止になったのは、角田市の焼き肉店、「ときわ亭角田店」です。

宮城県によりますと10日の夜に、この店で食事をした7歳から42歳の男女10人が、11日から13日にかけて吐き気や下痢などの症状を相次いで訴えました。入院した人はなく症状は全員、快方にむかっているということです。県の仙南保健所が調べたところ、このうちの7人からノロウイルスが検出されたことから店の食事が原因の食中毒と断定し、15日から2日間の営業停止処分としました。

県によりますと、この店はすでに12日から営業を自粛しているということです。

県では、食中毒を防ぐため調理の前に丁寧に手を洗うことや、食材を十分に加熱するよう呼びかけています。

★奈良県:奈良市の回転すし店で12人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2017716日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170716/ddl/k29/040/289000c

 奈良市は15日、市内の飲食店「江戸前回転鮨弥一奈良大宮店」(三条大路3)で8日に食事した男女18人(6~72歳)が下痢などの食中毒症状を訴えたと発表した。小学1年の女児(6)ら2人が入院したが既に退院し、全員快方に向かっているという。患者らからノロウイルスが検出され、市は集団食中毒と断定。店を15日から2日間の営業停止処分にした。

奈良市報道資料平成29年7月15日(抜粋)

食中毒の発生について

平成29年7月11日(火)午後0時20分頃、奈良市民から「7月8日(土)の夕食に奈良市内の飲食店を利用し、体調不良を呈している。」旨の通報がありました。

本市が調査したところ、7月8日(土)の夕食に当該飲食店を利用した4組22名中18名が7月9日(日)午後10時を初発として、下痢、発熱、おう吐等の症状を呈していることが判明しました。

患者の発症前に共通する食事は、当該飲食店が提供した食事以外になく、発症状況が類似していること、患者及び調理従事者のふん便からノロウイルス(GⅡ)を検出したこと、患者を診察した医師から食中毒の届出がされたことから、市保健所は、当該飲食店を原因とする食中毒事件と断定し、7月15日(土)から7月16日(日)まで2日間の営業停止を命じました。

患者は全員快方に向かっています。なお、患者調査及び施設については現在も継続中です。

患者関係

発症日時:7月9日(日)午後10時~ 7月11日(火)午後2時

症状:下痢、発熱おう吐等

有症者数:18名(内訳)男性:9名12~47歳)女性:9名(6~72歳)

受診者数:12名(うち入院者2名)

原因食品:7月8日(土)に提供した食事

病因物質:ノロウイルス(GⅡ)

原因施設:所在地:業種:屋号:営業者

(行政処分が終了していますので、施設情報を削除しています。)

措 置

行政処分:7月15日(土)から7月16日(日)まで2日間の営業停止

指導事項:食品の衛生的な取扱い及び施設清掃消毒

営業者は健康被害の情報を受けて、7月12日(水)夜から営業を自粛するともに、 施設の清掃及び消毒を実施 している。

20170716日の朝日新聞によると原因施設は同市三条大路3丁目の「江戸前回転鮨(ずし) 弥一」奈良大宮店となっています。

★山口県:下関市の飲食店で6人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2017714日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170714/ddl/k35/040/405000c

 下関保健所は13日、下関市唐戸町の飲食店「敦煌 山口下関店」で2日夜に食事をした3グループ11人のうち、25~57歳の男女6人が下痢や発熱、嘔吐(おうと)などの食中毒症状を発症したと発表した。患者の便からノロウイルスが検出された。全員、快方に向かっているという。同保健所は食中毒と断定し、同店を13日から3日間の営業停止処分とした。【上村里花】

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★佐賀県:鹿島市の保育園給食で園児ら19人食中毒 サルモネラ

【佐賀新聞20170719 0753分】

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/447536

 佐賀県は18日、鹿島市の能古見保育園で提供された給食からサルモネラ菌による食中毒が発生したと発表した。園児16人と保育士3人に下痢や発熱、腹痛などの症状が出て、うち1~5歳の園児3人が入院したが、現在は全員退院して回復に向かっているという。

 生活衛生課によると、10日午後、医療機関を受診した園児の保護者から杵藤保健福祉事務所に連絡があった。保存されていた給食などを調査し、3日に提供されたキュウリの浅漬けからサルモネラ菌が検出された。職員が自宅で作ったものを持ち込んでいたという。保育園は11日から給食を中止している。

 県内でのサルモネラ菌による食中毒は2011年11月以来になる。生活衛生課は「卵や肉、魚類は十分に加熱し、二次感染を防ぐため調理器具の洗浄や消毒を徹底してほしい」と呼び掛けている。該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★福岡市:早良区の飲食店で鶏レバー炙り等で3人が食中毒 カンピロバクター

【福岡市発表(平成29年7月16日13:30現在)抜粋】

1 探知  平成29年7月13日(木)午後0時30分頃,市民から早良区保健福祉センター(早良保健所)に「友人と早良区内の飲食店で食事をしたところ,体調不良になった」との連絡があった。

2 概要  平成29年7月5日(水)午後6時30分頃から,早良区の飲食店で食事をした1グループ3名の全員が,7月8日(土)午前1時頃から腹痛,吐き気,下痢,発熱等の食中毒様症状を呈し,うち2名の便からカンピロバクターが検出されたもの。

3 摂食者  3名

4 症状  腹痛,吐き気,下痢,発熱等

5 有症者  3名

6 検査 ・・・ 福岡市保健環境研究所で検査中

有症者検便 : 3検体(2検体からカンピロバクター検出1 検体は検査中。)

従業員便 : 1検体(検査中)

施設ふきとり: 4検体(検査中)

7 原因食品  下記施設で平成29年7 月5日(水)に提供された食事

鶏肉・鶏レバーの炙り,焼き肉(鶏肉,牛肉,野菜),チキン南蛮,野菜サラダ等

8 原因施設

(1) 営業所所在地 福岡市早良区西新五丁目1番13号みつやビル201

(2) 営業者氏名 小林養鶏株式会社 代表取締役 早田 和正

(3) 屋号 七輪焼肉 わさび

(4) 業種 飲食店営業

★東京都:文京区の飲食店で鶏肉の刺身等を食べ食中毒 カンピロバクター

【文京区公表  平成29718(抜粋)

被処分者業種等  飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  居酒屋まぬけ  上村日出男

施設所在地等  白山五丁目3314号 横倉白山ビル2F

適用条項  食品衛生法第6条、第50条及び第51

不利益処分を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  営業停止並びに施設及び取扱改善命令(停止期間:平成29718日から同月22日まで)平成29716日から17日まで営業自粛

備考

原因食品:629日に当該施設で調理提供された食事(鶏肉の刺身を含む。)

病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ

★東京都:中野区の飲食店で加熱不十分の鶏肉等で食中毒 カンピロバクター

【中野区公表平成29714(抜粋)

被処分者業種等   飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等   串焼き 村山   株式会社プロジェクトM 代表取締役 村山 有志

施設所在地等   東京都中野区中野五丁目5513号 シカトル中野ビル2F

適用条項   食品衛生法第6条第三号及び第51

不利益処分を行った理由   平成29627日に提供した食事による食中毒

不利益処分等の内容  平成29714日から平成29719日までの営業停止及び施設改善命令

備考 平成29713日の営業自粛。原因となった食事には、加熱不十分な鶏肉が含まれていた。

 原因物質 カンピロバクター

★東京都:国分寺市の飲食店で7人が食中毒 カンピロバクター

【東京都公表2017714日(抜粋)】

業種等   飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等   (施設の名称)  厨臓器 国分寺店

(営業者氏名)有限会社 ケイショウ  (取締役) 松永 陽一 東京都立川市高松町3丁目1618

施設所在地等   国分寺市南町3丁目188号 第一中央ビルB1

主な適用条項   第6条及び第50条第3項の規定並びに第51条の規定による基準に違反したため、第54条から第56条を適用

不利益処分等を行った理由   食中毒

不利益処分等の内容   711日から715日まで営業停止並びに施設及び取扱改善命令

備考 (714日現在の状況)

原因食品:628日に当該施設で調理し提供した食事

病因物質:カンピロバクター   630日から患者7名が腹痛、下痢、発熱等を発症

営業者は79日から当該施設の営業を自粛

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

★千葉県:南房総市で催事参加者の6人が弁当で食中毒 黄色ブドウ球菌

【千葉県発表日:平成29719日】

概要

平成29713日(木曜日)午前840分頃、管内の食品衛生推進員から「712日(水曜日)に南房総市内の公民館で開催された催し物の参加者で腹痛、嘔吐、吐き気の症状を呈している者がいる。」旨の連絡が安房保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、南房総市内の弁当調製施設「NPO 生活自立研究会 富浦作業所」が712日(水曜日)に調製した弁当を喫食した3グループ13名のうち6名が腹痛、嘔吐等の症状を呈し、2名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通した食品は、当該施設が調製した弁当に限られていること、患者の便から食中毒の病因物質である黄色ブドウ球菌が検出されたこと、患者の発症状況が黄色ブドウ球菌によるものと一致したこと、患者を診察した医師から食中毒患者届出票が提出されたことから、本日、安房保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

1喫食者数  13(調査中)

2患者数  6(男性186歳、女性570歳から80)

3受診状況  医療機関受診者2名、入院患者なし

4主な症状  腹痛、嘔吐、吐き気

5発症日時  平成29712日(水曜日)午後3時頃から

6原因施設  所在地:南房総市富浦町原岡907番地1

営業者:特定非営利活動法人 生活自立研究会 理事長 遠藤マツヱ

屋号:NPO 生活自立研究会 富浦作業所   業種:飲食店営業

7原因食品  712(水曜日)に当該施設で調製された弁当

(主な献立)チャーシュー丼、カツ丼、いなり寿司、山菜おこわ、鶏の唐揚げ

8病因物質  黄色ブドウ球菌

9行政措置  営業停止3日間(平成29719日から721日まで)港区公表平成29714 

★東京都:港区の飲食店のビュッフェ料理で12人が食中毒  黄色ブドウ球菌

【港区公表平成29714(抜粋)

業種等 飲食店営業

施設の名称および施設の所在地    施設の名称 バンケット シュビア・シュビア ホール

施設の所在地   東京都港区赤坂二丁目145Daiwa赤坂ビル地下1

営業者氏名および営業者住所等   営業者氏名 株式会社シュビア 代表取締役 杉江 健州

 営業者住所 東京都港区赤坂二丁目1427

不利益処分等を行った理由   食中毒の発生

 原因食品   平成2977昼に提供されたビュッフェ料理

 原因物質   黄色ブドウ球菌

主な適用条項   食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反するので同法第54条第1項及び第55条第1項を適用

不利益処分等の内容   平成29714日から平成29717日(4日間)の営業停止命令及び取扱改善命令

備考   公表時の患者数:12

 黄色ブドウ球菌は、人の咽頭部や鼻前庭に生息し、手指等の化膿巣中に多数存在するので、人が直接的に、あるいは人が汚染した調理環境から間接的に食品を汚染します。黄色ブドウ球菌は食品中でエンテロトキシンを産生し、このエンテロトキシンを摂取することにより食中毒が発生します。エンテロトキシンを含有する食品を喫食すると、食後30分から6時間後に激しい吐き気・嘔吐を主体とし腹痛や下痢を伴う急性胃腸炎症状が起きます。エンテロトキシンは熱に強く、100℃20分間の加熱でも分解されません。従って、食品中でエンテロトキシンを産生させないよう黄色ブドウ球菌の汚染と増殖を防止することが重要です。

なお、営業者は平成29711日から営業を自粛しています。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みご飯やパスタなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★群馬県:高崎市の寿司店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【毎日新聞2017719日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170719/ddl/k10/040/168000c

 高崎市保健所は18日、高崎市羅漢町の「江戸吉寿し」で飲食した50代の女性が魚の寄生虫「アニサキス」による食中毒を発症し、同店を1日間の営業停止処分にしたと発表した。女性は15日夜、関サバしょうゆ漬けの握りずしなどを食べ、16日未明に激しい腹痛を訴えた。【増田勝彦】.

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★広島県:安芸高田市の小学校で9人が食中毒 ジャガイモのソラニン類

【産経新聞2017714日】

 広島県安芸高田市は14日、市立来原小の授業で、ゆでたジャガイモを食べた小6の男女9人が吐き気や腹痛などの食中毒の症状を訴え、病院に搬送されたと発表した。いずれも軽症。芽や皮に含まれる毒性のソラニン類が原因とみられる。

 市によると、ジャガイモは児童が育て13日に収穫。担任を含む計17人が食べた。皮をむかずに食べた児童もいた。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした

病因物質調査中事件

★栃木県:高根沢町の中学校、なんか異臭が…給食チーズで20人腹痛 

【朝日新聞20177192149分】

 栃木県高根沢町の中学校2校と関連施設1カ所で10日の給食に出されたソフトチーズの管理にミスがあり、食べた生徒20人が腹痛などを訴えていたことが19日、わかった。町教委によると、チーズは5日に給食センターに納品された。箱に「要冷蔵」とあったが、町が業務委託している業者の職員が常温の食品庫に入れ、提供時に複数の生徒が異臭に気づいたという。提供数は825食。食べた生徒のうち20人が翌朝までに体調不良を訴え、1人は11日欠席した。町教委は保護者に文書で経緯を報告し、謝罪。「管理体制を強化し、再発防止をはかる」としている。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★福岡県:ミャンマーからの帰国者が細菌性赤痢

【福岡県保健医療介護部発表 平成29年7月14日19時45分(抜粋)

細菌性赤痢の発生について

1 探知   平成29年7月14日、宗像・遠賀保健福祉環境事務所管内の医療機関から細菌性赤痢の届出があったもの。

2 患者

(1) 年齢等 46歳、女性、北九州市在住

(2)臨床経過 平成2978日 症状(発熱、下痢、腹痛)が出現

7 9日 ミャンマーから帰国

710日 しぶり腹が出現し医療機関受診、入院

714日 検査の結果、細菌性赤痢と判明

病状は快方に向かっている

3 原因 調査中

4 対応 宗像・遠賀保健福祉環境事務所が患者等に対し、疫学調査及び二次感染予防の指導を実施している。

.3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★一宮市:大和東小学校における給食の「白飯」への異物混入

【一宮市報道発表平成29718(抜粋)

大和東小学校における給食の「白飯」への異物混入について

 平成29718日(火曜日)に、大和東小学校において給食の「白飯」に異物(プラスチックのようなもの)が混入していましたので報告します。

1 学校名

 一宮市立大和東小学校(61組)

2 混入物

 プラスチックのようなもの(長さ約1cm、幅約3mm1

3 混入献立

 白飯

4 製造者

 公益財団法人愛知県学校給食会から委託を受けた炊飯加工会社

5 発見状況

 児童が「白飯」の中に干からびた飯が混じっていると目視し、口に入れたところ、違和感を覚えたため、取り出して中をよく見ると、プラスチックのようなものであることを確認しました。なお、該当児童にはケガ等の健康被害はありませんでした。

6 発生後の対応

•学校給食課が該当校より異物を回収しました。

•大和東小学校の全児童に確認しましたが、同様な報告はありませんでした。

•同じ委託炊飯加工会社から提供された他の小中学校の児童生徒への健康被害は、現在調査中です。

•明日、児童生徒への聞き取りを行うとともに、保護者あてに「異物混入について(お詫び)」の文書を配布します。

•配給元および関係機関に連絡し、今後の対応を確認しました。

•ご飯の供給元である公益財団法人愛知県学校給食会および委託炊飯加工会社が、異物を確認しました。

•異物については、検査機関へ提出し、物質の特定を進めます。

•委託炊飯加工会社等に対する混入経路については調査中です。

7 今後の対応

 異物の特定及び混入原因の究明に努めます。

 原因が特定でき次第、速やかに報告いたします。

★岩見沢市:給食にカビ混入 再開のメドたたず

HBC北海道放送2017714日】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170714-00000005-hbcv-hok

岩見沢の小中学校で先月、給食のご飯の中にカビなどが混ざっていた問題で、岩見沢市教育委員会は対策がうまくゆかず給食のご飯の再開を延期することにしました。

 岩見沢市内の小中学校で先月15日、給食のご飯の中からカビなどを含む黒い異物が見つかりました。

 岩見沢市教育委員会は14日、市議会にこれまでのいきさつを報告しました。

 市教委などはご飯を炊いている施設のパイプが古く細菌などがこびりついていたのが原因と考えていました。

その後、新しいパイプに交換しましたが、それでも黒い異物の混入は解消されませんでした。

このため市教委は市内の小中学校19校でご飯の提供を当面停止することにしました。

 市教委はパンや麺の日を除いて1学期中は自宅から白いご飯を持ってくるよう保護者に協力を求めています。

このまま異物の混入が解消されなければご飯の調理業者との契約打ち切りも検討するということで、来年春まで給食にご飯が出ないことになる可能性もあるということです。

★米国:加工肉3200トンを回収、ホットドッグに骨片混入 

CNN.co.jp7/16() 15:39配信】

(CNN) 米農務省の食品安全・検査部門(FSIS)は15日、ホットドッグなどで知られる米企業「サブレット」が一部製品への骨片や軟骨の異物混入が判明したことを受け710万ポンド(約3221トン)以上の商品回収を決めたと発表した。

 回収の対象は牛肉や豚肉のホットドッグ、ソーセージにサラミ。これら製品の消費期限や販売期限は今年6月19日から10月6日までの間となっている。FSISによると、消費者1人が同社の製品を食し、口に軽傷を負ったことを報告した。

サブレットは公式サイト上で、複数の消費者が小さな骨片などの混入を見付けたとの情報を受け、調査を直ちに始め、原因を把握したと説明。製造設備上の問題点を迅速に解消させたとした。

 回収の対象となった全ての製品名はFSISの公式サイト上で確認出来る。「サブレット」「パパヤキング」「1906プレミアム」「ウェスタンビーフ」「シチューレオナルズ」の商標名で小売店に卸されているホットドッグやソーセージの一部が含まれる。

サブレットの親会社「マラソン・エンタープライジズ」によると、「サブレット」、ネイサンズの「プライベートラベル」やカッツの「デリカッセン」のブランド名でレストランや他の料理店に販売されたホットドッグやサラミも回収する。

 同社は今回の騒動を受け、顧客らにもたらした懸念や迷惑への深い遺憾の意を表明した。

サブレットによると、同社製品は全米の21州と首都ワシントンの小売店チェーンで販売され、特に北東部では広範に流通されている。ニューヨーク・マンハッタンの街角では、青と黄の傘で飾られた屋台での販売が知られている。

.4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★中国ウナギから基準値超える農薬、食品衛生法違反は不起訴 輸入した福井のウナギ店経営会社

【産経新聞2017.7.19 21:02更新】

http://www.sankei.com/west/news/170719/wst1707190078-n1.html

 名古屋地検は19日までに、基準値を超える農薬が残るウナギ約2.8トンを中国から輸入したとして食品衛生法違反容疑で送検された名古屋市中区の水産物輸入会社と会社役員(47)を不起訴処分とした。地検は処分の具体的な内容と理由を明らかにしていない。18日付。

 会社役員は、中国産ウナギを静岡産や三河産などと偽り、福井市で営業する飲食店「うなぎ・割烹曙覧」で提供したとして、不正競争防止法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受けた。

HACCP関係情報>

★夏特有の細菌にご注意! 飲食店が食中毒予防のために知っておきたい『HACCP』に準じた衛生術

Foodist 20170713日】

https://www.inshokuten.com/foodist/article/4448/

夏本番が近づき、飲食店経営者は特に気を引き締めたいのが食中毒の予防だ。飲食店にとって致命的な食中毒被害は、当然のことながら徹底して防ぐ必要がある。独自の対策はもちろんだが、加えて食中毒予防等のために推奨されている「HACCP(ハサップ)」という管理法を取り入れてみてはいかがだろう。

注意すべき夏特有の食中毒とは?

通年で注意したい食中毒だが、梅雨から夏にかけては特に配慮が必要。この時期に増加する食中毒は、以下のような細菌が原因となる。

O-157(腸管出血性大腸菌)
主に加熱が不十分な食材から感染し、感染症や食中毒を引き起こす強い毒性を持つ。感染して数日後には下痢、腹痛、発熱などの症状が現れる。加熱に弱い菌なので、加熱することで予防できる。家畜の大腸に生息しており、生レバーなどには特に要注意。

■カンピロバクター