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2017年9月22日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年9月22日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年9月21日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★O157 厚労省が全国の自治体担当者の緊急会議

【NHKNWESWEB2017920 1859分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170920/k10011149571000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の利用客が、相次いでO157に感染し、3歳の女の子が死亡したことを受けて、厚生労働省は20日、全国の自治体の担当者を集めた緊急会議を開きました。

先月群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店で販売された総菜を食べた人たちが、腸管出血性大腸菌O157に感染し、このうち前橋市の店舗の炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。

この問題を受けて、厚生労働省は保健所を設置する全国の自治体の担当者を集めて緊急会議を開きました。

この中で、厚生労働省の担当者は、死亡した女の子などから検出されたものと同じ遺伝子の型のO157が、関東地方など全国各地で検出されていることを説明したうえで、国やそれぞれの自治体の間で感染者の詳しい情報などを速やかに共有できていたかどうか検証していく考えを示しました。

一方、自治体の担当者からは今回のように同じ遺伝子の型が広域で確認された場合は、国が速やかに情報を集約して、全国の自治体に注意喚起してほしいという要望が出ていました。

厚生労働省は、自治体から報告されるO157の患者数は今月に入って減少傾向にあるものの、引き続き感染への注意が必要だとして、自治体に対し、注意喚起などの感染防止対策を徹底するよう呼びかけています。

★腸管出血性大腸菌、広域発生の課題検証へ - 厚労省、標準調査票の活用も

【医療介護CBニュース2017920() 21:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-21000000-cbn-soci

 O157などの腸管出血性大腸菌感染症の患者報告が相次いでいることを受け、厚生労働省は20日、広域発生の課題などを検証する方針を明らかにした。自治体が収集する患者の情報については、様式を統一した「標準調査票」の使用を促しており、患者や広域発生の状況などの把握、検証につなげたい考えだ。【新井哉】

 厚労省は同日、都道府県などの担当者を集めた会議を開催。O157の食中毒患者が報告された自治体などが対応や状況を説明。国立感染症研究所の担当者もO157の発生状況に関する報告を行った。

  患者の年齢・性別、状態などを記載する「標準調査票」も配布された。同一の遺伝子型(O157VT2株)が広域的、散発的に検出されたことを踏まえた措置。VT2株が検出された場合、自治体が調査票に記入し、国立感染症研究所に提出するよう求めている。

  また、発生の原因が明らかになっていないケースがあることなどを踏まえ、厚労省は自治体に調査結果の取りまとめを要望。今後、広域発生の課題などを検証した上で、その結果を公表する方針だ。

  腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数は昨年を上回るペースで推移しており、引き続き注意が必要だ。国立感染症研究所によると、今年の患者報告数は2776人(10日時点)。昨年の同期よりも201人多く、過去5年間で最も多かった2014年の患者報告数に迫る勢いだ。

★O157感染 女児死亡 総菜店系列17店舗すべて閉店

【NHKNWESWEB2017920 1217分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170920/k10011148891000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002

群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の利用客が相次いでO157に感染し、3歳の女の子が死亡した問題で、総菜店の運営会社は店の利用者が亡くなったことへの責任や、客足が思うように戻らなかったことなどから、20日、関東地方にある系列の17店舗すべてを閉店しました。

8月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で販売された総菜を食べた22人が、腸管出血性大腸菌、O157に感染し、このうち前橋市の六供店の炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。

総菜店を運営する群馬県太田市の「フレッシュコーポレーション」は、店の利用者が亡くなったことへの責任や、感染源が特定されない中で、9月7日に営業を再開したものの客足が思うように戻らなかったことなどから、群馬県、埼玉県、栃木県にある同じ系列の17店舗すべてを20日、閉店しました。

今のところ、再開の見通しはないということです。群馬県などは、改めて県内の12店舗を対象に立ち入り検査を行っていて、これまでに高崎市や伊勢崎市などの8店舗では衛生面などに問題はなかったということで、引き続き、感染経路の特定を進めることにしています。

「フレッシュコーポレーション」は、「引き続き感染源の特定に向け、保健所の調査に全面的に協力していきます」とコメントしています。

O157食中毒 「でりしゃす」全17店舗が閉店

【テレ玉2017920() 18:16配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00010000-teletamav-l11

埼玉県と群馬県にある同じ系列の総菜店の総菜を食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、総菜店の運営会社は19日の営業をもって総菜店全17店舗を閉店したことを発表しました。

この問題は、埼玉県と群馬県にある総菜店「でりしゃす」の系列店で8月、ポテトサラダなどの総菜を買った人たちが食中毒になったものです。このうち、群馬県前橋市の「でりしゃす六供店」で811日に買った総菜を食べた3歳の女の子が死亡しています。

「でりしゃす」は一時、全17店舗で営業を自粛していましたが、運営会社のフレッシュコーポレーションは衛生管理体制の強化と保健所への報告が完了したとして97日から営業を再開していました。しかし、総合的な経営判断の結果として、19日の営業をもって全17店舗を閉店することにしたと20日発表しました。運営会社から閉店の発表があった20日、でりしゃす熊谷店の入口にはブルーシートがかけられ、閉店を知らせる張り紙が貼られていました。突然の閉店に近隣の住民たちも「テレビを見たらこういう状態で困る」などと話し戸惑いを隠せません。

 感染経路などは依然として分かっていませんが、フレッシュコーポレーションは引き続き、感染源の特定に向け、保健所の調査に協力するとしています。

★O157、ピーク時の2割に減少 11都県の遺伝子型含むタイプ

【朝日新聞デジタル20179200500分】

http://digital.asahi.com/articles/DA3S13141254.html

埼玉、群馬両県の総菜販売店で購入した総菜を食べた人らが腸管出血性大腸菌O(オー)157に相次ぎ感染し、同じ遺伝子型の菌が11都県で確認されている問題で、この遺伝子型を含むタイプへの感染者の報告数が、直近の1週間(9月4日~10日)はピーク時の約2割の26人まで減ったことが19日、わかった。

腸管出血性大腸菌感染者数 

 国立感染症研究所の集計(速報値)によると、O157など腸管出血性大腸菌の感染者数は、直近の1週間で178人。うち11都県で確認された遺伝子型が含まれる「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157は26人。朝日新聞の集計では、遺伝子型まで一致する菌に感染した人は、7月末から8月にかけて少なくとも87人いる。厚生労働省によると、広域に拡大した要因はわかっていない。

 食中毒に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「秋に報告数が減るのは例年と同じ傾向」とし、今回、広がった菌の流行が終息に向かったかどうかの判断には、「遺伝子型の確認が必要」という。また、腸管出血性大腸菌全体の感染者の報告はまだ多い。「こまめな手洗いや食品の十分な加熱などの予防法を今後も徹底してほしい」と呼びかけている。 (福地慶太郎)

★先月発生のO157感染 関東の食中毒と同一遺伝子型/富山

【チューリップテレビ2017920()12:15配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00010005-tuliptv-l16

 先月、県内で確認された腸管出血性大腸菌O157の感染事例について、患者から検出されたO157の遺伝子型が、関東の総菜店で発生した集団食中毒で検出された遺伝子型と同じであることが分かりました。

  県によりますと、関東で発生した集団食中毒と同じ遺伝子型のO157が検出されたのは、富山市保健所管内の30代と70代の女性と、高岡厚生センター管内の50代の男性の3人で、それぞれ別の日に感染が確認されました。

  関東では、群馬県と埼玉県の総菜店でポテトサラダなどを食べた人が相次いでこの遺伝子型のO157に感染しましたが、県の聞き取り調査によりますと3人は集団食中毒が発生した惣菜店を利用しておらず、発生源については分からないということです。

  3人とも、現在は回復しており、今後、感染が拡大する恐れはないということです。

  県では、生野菜は流水でよく洗い、調理器具を使い分けるなど、感染予防の徹底を呼びかけています。

★【O157】集団食中毒のスーパーが閉店 近隣住民「しょうがない」

【産経新聞20179211040分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13641797/

 熊谷市と群馬県の総菜店「でりしゃす」で購入したポテトサラダなどを食べて腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、運営するフレッシュコーポレーション(同県太田市)が20日、全17店舗を閉店。

 県内でも一連の騒動の発端となった「でりしゃす籠原店」と「でりしゃす熊谷店」(ともに熊谷市)が店を閉め、近隣住民からは「夕方から夜にかけてにぎわっていたのに」などと驚きの声が聞かれた。

 同店を利用していたという同市の50代女性は「お総菜がふきさらしで、遅い時間になると衛生的に不安だから開店直後に行っていた。便利だった店がなくなるのは残念」と惜しんだ。近くの高校3年の男子生徒(17)は「空揚げを買ったことがある。ああいうことがあったし、閉店はしょうがない」と話した。

 籠原店で8月に食中毒が発覚し、同21日から3日間の営業停止処分を受けた。同24日から熊谷店も営業を自粛し、今月7日から両店とも営業再開していた。

★総菜店の衛生指針策定へ=O157食中毒で緊急会議群馬県

【時事コム2017915() 19:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170915-00000160-jij-soci

 前橋市の総菜店の炒め物などを食べた女児(3)が、腸管出血性大腸菌O157による食中毒で死亡した問題を受け、群馬県と前橋、高崎両市は15日、緊急会議を開き、1カ月以内をめどに県内の総菜店を対象とした衛生管理の指針を策定することを決めた。

  女児は、前橋市の「でりしゃす六供店」で811日に調理、販売された炒め物やてんぷらなどを食べ、容体が悪化。今月上旬に死亡した。店では当時、炒め物などはトングを使って大皿から取り分ける販売形式で、ふたは付いておらず、トングも使い回せる状態だった。

  市は、加熱調理後にトングや利用客から二次汚染した可能性もあるとみている。指針策定に当たってはこの点を重視し、露出販売型の総菜店を対象に、トングや大皿の衛生対策のほか、客の入店時に消毒を求めることも検討する。

★食中毒問題で県内店舗が予防徹底 トング交換や洗浄・消毒で対応

【山陽新聞20170917 0945分 更新】 

http://www.sanyonews.jp/article/598036

 埼玉、群馬両県の系列総菜店の客が腸管出血性大腸菌O157に感染し女児1人が死亡した集団食中毒を受け、岡山県内の総菜店やスーパーが予防対策に神経をとがらせている。トングなど器具の小まめな交換や消毒に努めており、県なども食品関連事業者に衛生管理の徹底を呼び掛けている。

  前橋市の総菜店のケースでは、トングの使い回しなどにより、店頭販売の段階で別の総菜や客から菌が付着した可能性が指摘されている。

  バイキング形式で総菜約70種類を販売するイオンモール岡山(岡山市)のスーパー・イオンスタイルは、トングやスプーンを品目ごとに置き、一定時間で交換。時間内でも汚れが目立てば随時取り換えており、「子どもらが誤って触れてしまうことも想定され、従業員が目配りしていく」(イオンリテール広報部)とする。

  赤磐市の総菜店は1時間以内にトングを交換し、洗浄・消毒している。それでも「包丁の傷が付くまな板などはどれだけ洗浄・消毒しても不安がある」と経営者男性。今回の集団感染が発覚して以降、カット野菜を利用するなど店内調理を可能な限り減らしているという。

  他の店でも「生食の総菜はバイキングで販売しない」(岡山市のスーパー)「午前中に作った総菜は午後3時に全部廃棄する」(倉敷市の総菜店)といった対応策がみられる。

  県は15日、県内の5保健所に、食品関連事業者に対してトングの衛生的な取り扱いや包装販売への変更を呼び掛けるよう通知。岡山、倉敷両市の保健所も「注意を促していく」とする。岡山市で総菜3店舗を経営する藤田和子社長(63)は「食中毒はいつどこで起きるか分からない。今の対策に満足せず、絶えず見直し、最善を尽くしたい」と話している。

O157どこで感染?埼玉や滋賀でも同型食中毒

【テレ朝20172017915() 18:03配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170915-00000060-ann-soci

群馬県内の総菜店で購入した総菜を食べ、死亡した女の子から見つかった「O157」について、同じ遺伝子型による感染が埼玉県や滋賀県でも起きていたことが分かった。

  依然、感染経路が分からない。そうしたなかで、新たに判明した事実が謎を一層深めている。O157の遺伝子型。「17c013」という同じ遺伝子の型が複数の地域で見つかったことが厚生労働省への取材で明らかになった。死亡した女の子が利用した「でりしゃす六供店」。これがある前橋市で、同じ系列の総菜店がある埼玉県熊谷市で、そのほかに川越市の飲食店、さらには滋賀県米原市の日本料理店で、利用者から同じ遺伝子型「17c013」が検出されたという。4つのエリアで合わせて34人。4カ所のうち1カ所は地理的にも相当な隔たりがある。これは一体、何を意味するのか。

  白鴎大学・岡田晴恵教授:「共通の食事だとか食材だとか、もしくは感染者が移動しているとか、そういうような情報が全く原因などが見つかってないんです」

  群馬県は、女の子が死亡するなど21人の感染者を出した総菜チェーン「でりしゃす」の県内12店舗を対象に立ち入り検査を決めている。どこからどのように感染は広がったのか。

  白鴎大学・岡田晴恵教授:「プールの水ということも言われるが、プールの水は通常、塩素管理をやっていれば感染することはありません。風呂に関しては、タオルとかバスタオルとかは共用しないということが大事」  謎は深まるばかりだ。

★集団食中毒 運営会社「定期的確認で問題なし」

【テレ玉2017915() 17:47配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170915-00010000-teletamav-l11

埼玉県と群馬県にある同じ系列の総菜店の総菜を食べた22人が腸管出血性大腸菌O157に感染し、3歳の女児1人が死亡した食中毒で総菜店の運営会社は定期的な衛生状態の確認では問題点はなかったと明らかにしました。

 総菜店「でりしゃす」の運営会社フレッシュコーポレーションによりますと月に1回担当者が各店を回り従業員の手洗いやマスクの装着売り場の状況を調べ必要があれば指導しているということです。

 一方、前橋市によりますと集団食中毒で死亡した3歳の女の子が食べた総菜を販売していた前橋市内の店では大皿や総菜を取り分けるトングの消毒が十分でなかった疑いがあります。群馬県は15日午後、立ち入り検査を行い店側の衛生管理のあり方を詳しく調べる方針です。

また、加藤勝信厚生労働相は、都道府県など自治体の担当者を集めた緊急の会議を来週にも開き予防策などに関して情報共有を進めていくことを明らかにしました。緊急会議には国立感染症研究所の専門家も出席する予定です。

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

ポテトサラダ等のO157食中毒の情報は.ポテトサラダ等O157食中毒特集号を参照してください。

★静岡県:下田市の大学実験所で46人が食中毒 毒素原性大腸菌O159

【NHK静岡NWESWEB20170921日 1948分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034141951.html

今月、下田市にある大学の実験所で食事をした学生や教員など46人が相次いで腹痛や下痢などの症状を訴え、県は毒素原性大腸菌のO159による集団食中毒だったとして施設の給食施設の業務を当分の間、禁止する命令を出しました。

 業務禁止の命令を受けたのは下田市須崎にある「日本大学生物資源科学部・下田臨海実験所」の給食施設です。

 県によりますと、今月4日から10日に実験所を利用し、朝食や夕食を食べた18歳から63歳までの学生や教員など男女46人が相次ぎ腹痛や下痢などの症状を訴えました。

 入院した人はおらず、症状は全員快方に向かっているということですが、このうちの7人から毒素原性大腸菌のO159が検出されたということです。

 県によりますとO159は腸管出血性大腸菌O157と比較した場合、発熱などはなく感染した場合の症状も軽いということです。

 O159は実験所の給食施設の従業員のうちの1人からも検出されたということで、県は集団食中毒と断定して給食施設の業務を21日から当分の間、禁止する命令を出しました。

★大阪市:阿倍野区の飲食店で2人が食中毒 腸管出血性大腸菌

【大阪市公表平成29920日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  焼肉・しゃぶしゃぶ・すき焼 善

施設所在地  大阪市阿倍野区阿倍野筋2丁目449号 

業種  飲食店営業

営業者  有限会社 タニヒロ 代表取締役 谷口 弘貢

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止1日間

備考

【病因物質】腸管出血性大腸菌

【原因食品】(コース料理)(詳細については調査中)

【有症者】 2

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★香川県:小豆島の飲食店の弁当で13人が食中毒 サルモネラ属菌

【NHK香川NWESWEB20170920日 1933分】

小豆島町の飲食店の弁当を食べた男女13人が、下痢や発熱などの症状を訴え、小豆保健所はこの店の弁当が原因の食中毒と断定し、20日から5日間の営業停止処分としました。

 営業停止処分を受けたのは、小豆島町にある飲食店、「あんこや」です。

 県によりますと、今月10日、敬老会の集まりでこの店の弁当を食べた敬老会のスタッフ13人が、下痢や発熱、それに腹痛などの症状を訴えました。

このうち40代から70代の男女6人が、医療機関を受診しましたが、入院した患者はおらず、全員快方に向かっているということです。

 症状を訴えた人から「サルモネラ属菌」が検出されたほか、共通する食事がこの店の弁当しかないため、保健所はこの店の弁当が原因の食中毒と断定し、店を20日から5日間営業停止処分としました。

 県内では、ことしに入ってからこれまでに、食中毒が10件発生していて、県は、食中毒を防ぐため加熱調理の徹底や調理器具の消毒、それに十分な手洗いなどを呼びかけています。

香川県発表2017920

http://www.pref.kagawa.lg.jp/content/etc/web/upfiles/w91ptm170920174733_f02.pdf

食中毒が発生

1 概要

915日(金)9 45分頃、小豆郡内の医療機関から小豆保健所に「913日に診察した複数の者が、下痢、腹痛、発熱を呈しており、910日に同じ弁当を喫食している。他にも同様の有症者がいるようだ。」との連絡があった。

調査したところ、910日(日)に小豆島町の「あんこや」で調製された弁当を喫食した敬老会スタッフのうち13名が、911日(月)午前1時頃から下痢、発熱、腹痛等の症状を呈しており、そのうち6 名が小豆郡内の医療機関を受診していることが判明した。

患者らに共通する食事は当該施設が調製した弁当に限られており、複数の患者の検便からサルモネラ属菌が検出されたこと、発症状況がサルモネラ食中毒のものと類していること及び患者を診察した医師から「食中毒患者届出票」が提出されたことから、小豆保健所長は、当該施設を原因とする食中毒と断定し、飲食店営業を停止する処分を行った。

なお、患者は全員快方に向かっている。

2 摂食者数68

3 患者数13名(男性9名、女性4名)(うち6名が医療機関を受診、入院なし)

4 原因施設所在地小豆郡小豆島町安田甲38番地2

施設あんこや

営業者藤田 冨士男(ふじた ふじお)

5 症状 下痢、発熱、腹痛等

6 検査28検体(検査機関:香川県環境保健研究センター)

○調理器具等ふきとり10検体 使用水1検体

○検便17検体(内訳:有症者13検体、施設従業員4検体)

7 原因食品 調査中

910日に当該施設が調製した弁当のメニュー】

ご飯、エビフライ、ウインナー、鯖塩焼き、若鶏唐揚げ、ポテトサラダ、きんぴらごぼう、煮物(揚げ、人参、南瓜)、卵焼き、ブロッコリー、千切りキャベツ

8 病因物質 サルモネラ属菌

9 行政処分 (処分庁 小豆保健所)

平成29920日(水)から924日(日)まで、5日間の飲食店営業の停止

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★長崎県:佐世保市の飲食店ササミのレア焼で2人が食中毒 カンピロバクター

【長崎県発表平成29年9月20日】

https://www.pref.nagasaki.jp/shared/uploads/2017/09/1505869074.pdf

平成29年9月5日(火)午前9時ごろ、患者から佐世保市保健所に「市内の飲食店で喫食した後、複数の食中毒症状を呈している」との連絡がありました。

調査の結果、本日、当該飲食店を原因施設とする食中毒事件と断定し、行政処分を行いましたのでお知らせします。

1 事件の概要

患者らの1グループ(6人)は、8月30日(水)19時30分頃から当該飲食店(酒場)で焼き鳥(ささみ(レア焼き)を含む)等を食べ、うち2名が9月2日(土)21時頃から下痢などの食中毒症状を呈し、市内の医療機関を受診しました。佐世保市保健所は、直ちに食中毒の疑いで喫食状況、症状の聞き取り調査、および当該飲食店の立ち入り調査、疫学検査(食材、調理従事者の検便)を実施しました。

調査の結果、患者らに共通する食事がこの飲食店以外になかったこと、患者2名の検便から食中毒原因菌である「カンピロバクター属菌」を検出したこと、当該飲食店が「加熱用」の鶏肉を不十分な加熱のまま「ささみ(レア焼き)」として提供したこと、患者を診察した医師から、カンピロバクターによる食中毒の届出があったことから、この飲食店を原因施設と断定し、以下のとおり行政処分を行いました。

2 原因施設

営業所所在地:佐世保市下京町8-25

営業所の名称:焼鳥の快獣(やきとりのかいじゅう)

営業者の氏名:内橋 逸郎(うちはし いつろう)

営業の種類 :飲食店(酒場)

3 病因物質  カンピロバクター・ジェジュニ

4 原因食品

8月30日に提供された食事(焼き鳥、サラダ、鳥きも及びささみのレア焼き、チーズ豆腐等)

ささみのレア焼き(推定)

5 処分内容

平成29年9月20日(水)から平成29年9月21日(木)まで2日間の営業停止

(食品衛生法第6条第3号違反)

6 症状   下痢、腹痛など

7 喫食者数  6名

8 患者数  患者数:2名〔男性:36 歳、女性:32 歳〕(初発9月2日21時ごろ)

病院受診者:2名(入院患者なし)2名とも快復しています。

★広島市:中区の飲食店、鶏のタタキ等を食べ10が食中毒 カンピロバクター

【広島市公表平成29年9月18日(月)(抜粋)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1358940127217/index.html

【事件の概要】

 平成29年9月13日(水)11時頃、市民から広島市保健所に、「9月2日(土)に、中区の飲食店を利用し、複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を開始した。

  調査の結果、9月2日(土)夜に中区の飲食店「ひろしまの鶏」を利用した1グループ21名中10名が、9月3日(日)から9月5日(火)にかけて下痢、腹痛、発熱等を発症していた。(9月15日(金)12時現在)

  患者便からカンピロバクターが検出されたこと、患者の共通食は当該施設が提供した料理のみであったこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した料理を原因とする集団食中毒事件と判断し、9月18日(月)、「ひろしまの鶏」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

【患者の状況】

⑴ 患者数  10名

⑵ 主症状  下痢、腹痛、発熱等

【原因施設】

⑴ 施設名      ひろしまの鶏(とり)

⑵ 営業の種類    飲食店営業

⑶ 営業所所在地   広島市中区新天地6番10号 本州会館1階

⑷ 営業者氏名    サイコー物産株式会社 代表取締役 片岡 一隆(かたおか かずたか)

【原因食品】

 9月2日(土)夜に提供された料理

 赤鶏むねのたたき、赤鶏むねのサイコロステーキ(原料肉の包装に「生食はお避け下さい」との表示あり)、若鶏ももの唐揚げ、赤鶏の香草ソーセージ、半熟卵のグリーンサラダ等

【病因物質】  カンピロバクター

保健所の対応

⑴ 患者の発症状況及び喫食状況等の調査

⑵ 原因施設の立入調査・指導

⑶ 検体採取(検査機関:広島市衛生研究所等)

4)原因施設の営業禁止

★熊本市:焼き鳥店で3人が食中毒 カンピロバクター

【熊本県発表平成29年9月16日(抜粋)

http://kumamoto-fha.com/img/file37.pdf

本日、 食中毒発生に伴い飲店への営業停止処分を行ましたで、お知らせします。

1概要

(1)探知

平成29年9月13日(水)10時、熊本市保健所に有症者より「熊本市内の飲食店で食事をした3名全員が発熱、下痢などがある。食中毒ではないか。」と連絡がありました。

(2)調査

調査の結果、当該グループは3名で平成29年9月5日(火)に同じ飲食店で食事をしており、3名全員が9月7日(木)から9月8日()にかけて、腹痛、下痢、発熱などの症状を訴え、医療機関を受診していることが判明しました。

(3)決定

有症者3名の共通食は当該飲食店での食事のみであり、また、有症者便の検査結果、有症者の喫食状況や発症状況、当該飲食店での調理状況(鶏肉の加熱不足や手指や調理器具等からの二次汚染の可能性あり)から、この飲食店の食事を原因食品とする食中毒と断定し、この飲食店に対して営業停止を命じました。

2有症者の状況

(1)発症日時 平成29年9月7日(木)6時(初発)

(2)主な症状 腹痛、下痢、発熱、関節痛

(3)喫食者 数3名

(4)有症者 数3名(有症者の年齢38歳~40歳)内訳男性:3名

(5)その他 医療機関受診者3名(入院者0名)有症者はいずれも快方に向かっています。

3原因食品 9月5日(火)に当該飲食店で提供された食事(1時半頃喫食)

4病因物質 カンピロバクター

5原因施設 (1)名称(屋号・商号)やきとり鳥とり福ふく

(2)業種飲 食店営業(一般食堂)

(3)営業者氏名 大川おおかわ友とも照あき

(4)営業所所在地 熊本市中央区下通2丁目1-22TM12ビル3F

6措置等  営業停止平成29年9月16日(土)から9月18日(月)までの3日間

★大阪府:吹田市の飲食店鶏の刺身等で6人が食中毒 カンピロバクター

【大阪府公表 H29.9.19

http://www.pref.osaka.lg.jp/shokuhin/ihan/sisetsuihan.html

違反の理由 食中毒の発生

違反の内容 食品衛生法第6条第3号違反

措置状況 営業停止3日間

備考

違反施設

業種名飲食店営業

施設の名称Yakki

営業者名株式会社東洋エステート

所在地吹田市長野東16-3 長野東コーポラス101

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】99日に当該施設で提供された食事(鶏の刺身を含む)

【患者数】6

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

★岡山県:倉敷のグループホーム、シチュー等食べ5人が食中毒 ウェルシュ菌

【山陽新聞20170915 2228分 更新】

 倉敷市は15日、同市船穂町船穂の「グループホームふなお」で食事をした70~90代の入居女性5人が下痢の食中毒症状を訴え、5人の便からウェルシュ菌が検出されたと発表した。全員快方に向かっているという。

  市によると、5人は8日夜から9日朝にかけて発症。5人とも8日に同施設で朝、昼、夕食を取り、他に共通する食事がないことから、施設の食事が原因と断定した。8日の主な料理はみそ汁や卵焼き、シチュー、コロッケ、サケずし、すまし汁などだった。

  市は同日の料理を作った施設内の調理場を15日から4日間の業務停止にした。

  ウェルシュ菌は食中毒を引き起こす菌の一つ。加熱調理した料理を常温で放置した後、再加熱しても発症するケースがあるとされ、市は「食品を再加熱する際は中心部まで十分、火を通してほしい」としている。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

★山梨県:北杜市の飲食店の弁当を食べ14人が食中毒 セレウス菌

【産経新聞2017921日(木) 7:55配信)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170921-00000029-san-l19

 県は20日、北杜市小淵沢町の飲食店「開江寿司」の弁当を12日に食べた川崎市内の小学5年生と引率教師の計14人が、嘔吐(おうと)などの症状を訴えたと発表した。全員回復している。

  患者や調理者、調理施設などから食中毒を引き起こすセレウス菌を検出。県は20日、同店を3日間の営業停止処分にした。

  県衛生薬務課によると、13日午後ごろ、北杜市と隣接する長野県富士見町に宿泊していた児童・引率教師185人のうち、前日昼に弁当を食べた5人が嘔吐などの症状を訴えた。その後、9人も同様の症状を訴えた。小学生は自然学習で同町を訪れていた。

山梨県記者発表資料平成29年9月20日

http://www.pref.yamanashi.jp/eisei-ykm/documents/h29-09.pdf

[概要]

平成29年9月13日(水)16時頃、長野県食品・生活衛生課から「長野県内の宿泊施設を利用していた神奈川県内の小学校の児童5名が嘔吐の症状を呈しており、山梨県内にある飲食店が製造した弁当を喫食している」との連絡が入った。

当該飲食店を管轄する中北保健所峡北支所が調査を行ったところ、患者は共通して当該飲食店で製造した弁当を喫食していたこと、患者と調理従事者の検便及び弁当(飲食店で保存していたもの)からセレウス菌が検出されたこと、患者の潜伏期間及び症状がセレウス菌による食中毒の特徴と一致していたこと、医師からの食中毒の届出が提出されたことから、当該施設で製造された弁当を原因とする食中毒と断定した。

1 発症日時 平成29年9月12日(火)午後2時30分頃から

2 喫食者数 185名(調査中)

3 患 者 数 14名(調査中)

4 主な症状 嘔吐、吐き気

5 原因施設 屋 号:開江寿司

所在地:北杜市小淵沢町小淵沢7656

営業者:渡辺一臣

業 種:飲食店営業

6 原因食品 9月12日(火)早朝に当該施設で製造した弁当

7 病因物質 セレウス菌

8 措 置 平成29年9月20日から3日間の営業停止

9 そ の 他 患者は全員回復しています

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★江戸川区:スーパーの魚介類販売業で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【江戸川区公表平成29年9月21日】

業種等 魚介類販売業

施設名称株式会社 いなげや 江戸川春江店

施設所在地東京都江戸川区春江町二丁目34番15号

営業者氏名他  株式会社 いなげや  代表取締役 成瀬 直人

主な適用条項食品衛生法第6条違反

不利益処分等を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  営業停止(1日間)及び

取扱改善命令

食中毒の原因 アニサキス

備考患者数  1名

★千代田区の飲食店が提供したシメサバで食中毒 寄生虫(アニサキス)

【千代田区公表 平成29919日】

http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/shokuhin/kanshi/ihansha.html

営業者の氏名(法人の場合は法人番号、名称、代表者名および所在地)

株式会社MFインターナショナル  代表取締役 斉 オウ磊

横浜市神奈川区鶴屋町2-23-8 ルポビル2F

施設の名称および所在地

(名称)三代目海宴 (所在地)東京都千代田区内神田三丁目147 3.14神田ビル3F

業種   飲食店営業

処分等の対象となった違反食品等 99日に提供されたしめさば

処分等を行った理由  食中毒の発生

処分の内容  営業停止命令(平成29916日の1日間) 取扱改善命令

処分等を行った措置状況

 患者からアニサキスが摘出されています。

★島根県:出雲市、飲食店のヒラメを食べ5人が食中毒 寄生虫(クドア)

【毎日新聞2017917日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170917/ddl/k32/040/264000c

 県は16日、出雲市多伎町小田の飲食店「小田温泉」で食事をした5人が下痢などの症状を発症したと発表した。残ったヒラメの刺し身から食中毒の原因となる寄生虫の一種を検出したことから、同店を原因とする食中毒と断定し、17日まで2日間の営業停止処分とした。5人は14日に同店を利用していた。

島根県発表平成29年9月16

 出雲保健所管内における食中毒の発生について

1 概要

9月14日、出雲市内の医療機関から出雲保健所に「食中毒を疑う患者3名を診察した」旨の連絡がありました。

同保健所が調査したところ、9月14日に出雲市内の飲食店「有限会社小田温泉」を利用した2グループ5名が下痢等の症状を呈していることが判明しました。

保健環境科学研究所における検査の結果、患者の吐物及び残品のヒラメから寄生虫の一種であるクドア・セプテンプンクタータが検出され、同保健所は、患者の喫食状況及び発症状況から、同施設を原因とする食中毒と断定し、9月16日から2日間の営業停止処分としました。なお、患者1名は一時入院しましたがすでに退院し、全員が快方に向かっています。

2 患者5名(出雲市1名、大阪府2名、広島県2名)

【発症状況】

発症期間91416:0023:00

主な症状下痢、嘔吐

3 原因施設

屋号:有限会社小田温泉

営業者:有限会社小田温泉代表取締役石飛いしとび赳たけし

所在地:出雲市多伎町小田208‐3

業種:飲食店営業(旅館、料理店、仕出し屋)

4 原因食品ヒラメの刺身

5 病因物質クドア・セプテンプンクタータ

6 行政処分9月16日から9月17日まで営業停止(2日間)

7 県民の皆様へ

 
 

 ・クドアとは、魚の筋肉に寄生する寄生虫(粘液胞子虫)であり、その中でも、クドア・セプテンプンクタータはヒラメに寄生することが知られています。

 

・クドアが寄生したヒラメの刺身などを食べた後、数時間程度で一過性の嘔吐や下痢を示す事例が報告されていますが、症状は軽度で、速やかに回復し、後遺症もないとされています。

 

・この寄生虫は、冷凍(-15~-20で4時間)又は加熱(75で5分以上)することにより、病原性を示さなくなることが確認されています。

 

 

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★山形県:南陽市家族6人がキノコを食べ食中毒 毒キノコ(クサウラベニタケ)

【山形新聞20170916日 08:12

http://yamagata-np.jp/news/201709/16/kj_2017091600301.php

 県は15日、南陽市の家族6人が有毒のクサウラベニタケを誤って食べ、食中毒の症状を訴えたと発表した。全員快方に向かっている。県内で毒キノコによる食中毒は今季初めて。

 県食品安全衛生課によると、14日に家族のうち70代男性が上山市内の山林で採取した。15日の朝食で、豆腐を入れた吸い物にしてこの男性を含む児童3人、4070代の4人の男女計7人が食べた。同日午前8時ごろ、女児1人を除き、吐き気や嘔吐(おうと)の症状が出たため、医療機関を受診し、連絡を受けた置賜保健所が調べたところ、クサウラベニタケを誤って食べたことが分かった。女児はキノコは食べなかったという。

 採取した男性は、ハタケシメジだと思い込んでいたという。同課は「クサウラベニタケは食用キノコと似ているため誤食しやすい。種類がよく分からないキノコは食べないでほしい」と注意を呼び掛けている

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

病因物質調査中食中毒

★神戸市:スーパーのカツオのたたき等を食べ9人が食中毒 病因物質調査中

【神戸新聞NEXT2017920() 18:29配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000013-kobenext-l28

 神戸市は20日、東灘区御影中町4のいかりスーパーマーケット御影店で購入したカツオのたたきを食べた6家族9人が下痢や腹痛の症状を訴えたと発表した。市保健所は食中毒と断定し、22日まで3日間の営業停止とした。詳しい原因を調査している。

  市によると、9人はいずれも東灘区に住む37~70歳の男女。15日に店内で調理された商品を購入したという。全員が快方に向かっている。(若林幹夫)

★仙台市:和食店の弁当で24人が食中毒 病因物質調査中

【NHK東北NWESWEB20170915日 1858分】

http://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20170915/3974431.html

仙台市の和食店の弁当を食べた男女24人が下痢や腹痛などの症状を訴え、仙台市は弁当が原因の食中毒と断定し、この店を2日間の営業停止の処分にしました。

営業停止の処分を受けたのは仙台市太白区の和食店「和食 魚靖」です。

仙台市によりますと、今月12日、この店の弁当を食べた20代から50代の男女24人が下痢や腹痛などの症状を訴え、1人が病院で治療を受けました。

いずれも症状は軽く、快方に向かっているということです。

保健所が調べたところ、発症した24人に共通した食事が弁当だけだったことや、このうち1人を診察した医師から食中毒の届けが出たことから、和食店の弁当が原因の食中毒と断定し、市は、この店を15日から2日間の営業停止処分としました。

市によりますと、この店はすでに14日から営業を自粛しているということです。

市は引き続き弁当などを検査し、食中毒の原因を詳しく調べています。

仙台市記者発表資料平成29915

https://www.city.sendai.jp/sekatsuese-shokuhin/syokutyudoku/gaiyou170914.html

食中毒事件概要(抜粋)

1 発生概要

(1)発生月日 9月12日(火)

(2)原因施設

①屋号 和食 魚靖(わしょく うおやす)

②所在地 太白区金剛沢二丁目7-40

③営業者 髙橋 泰則(たかはし・やすのり)

(3)摂食者数 66名

(4)発症者数 24名 (9月14日(木)時点) (男性5名(20代2名、40代1名、50代2名)、 女性19名(30代1名、40代10名、50代8名))

うち受診者1名(女1名(40代))

(5)原因食品 仕出し弁当(9月12日(火)製造分)

(6)原因物質 調査中

(7)主症状 下痢、腹痛

(8)摂食時間 9月12日(火)正午頃~

(9)発症時間 9月12日(火)16時頃~

2 発生の探知および調査の概要

(1)9月13日(水)11時頃、宮城県塩釜保健所岩沼支所に、「9月12日の昼食に弁当を喫食した複数名が下痢等の症状を呈している」旨の連絡があった。

(2)当該保健所にて調査を開始したところ、以下のことが判明した。

①喫食者数は66名で、そのうち24名が下痢、腹痛等の症状を呈している

②発症者24名の共通食品は、9月12日(火)に喫食した弁当のみである

③当該弁当は、仙台市太白区内で製造したものである

(3)9月13日(水)市保健所では、宮城県より上記情報を受け当該弁当製造施設を管轄する太白区保健福祉センターによる調査を行い、次のことから当該飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

①発症者に共通する食品は、9月12日(火)に喫食された弁当のみであること

②発症者の潜伏期間および症状が同様であり、他に健康被害を疑う要因はないこと

③患者を診察した医師から、食中毒の届出があったこと

3 提供食品米飯、ウナギのかば焼き、天ぷら(えび、かぼちゃ、ささぎ、シシトウ、サツマイモ、小アジ、カレイ)、メヌケの西京焼、イカとホタテの醤油煮、辛子明太子

4検査状況(9月13日(水)~)

(1)従業員検便2検体(4)発症者検便18検体

(2)施設ふきとり10検体(5)弁当12検体

(3)弁当残品4検体

検査項目:ウェルシュ菌、セレウス菌、サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、ノロウイルス、病原大腸菌、カンピロバクター、黄色ブドウ球菌

(1)~(3)は仙台市衛生研究所、(4)、(5)は宮城県保健環境センターで検査

5行政処分等(仙台市保健所)

営業停止処分9月15日(金)から16日(土)まで2日間9月14日(木)は営業自粛

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★仙台市:園児と職員21人が感染性胃腸炎訴え 

【朝日新聞デジタル20179201500分】

http://digital.asahi.com/articles/ASK9N466CK9NUBQU00F.html

 仙台市は19日、若林区の私立保育所で、0歳から4歳の園児と職員1人の計21人が感染性胃腸炎の症状を訴えたと発表した。1人は発熱などの症状があるが、重症者はいない。

 市によると、15日に保育所から「多数の園児に嘔吐(おうと)や下痢、発熱の症状がみられる」と保健所に連絡があった。調査の結果、16日に園児1人からノロウイルスが検出された。

 市によると、感染性胃腸炎の集団発生とみられる事例は今季の県内で初めて。これから増加が予想されるとして「手洗いを励行し、食品は十分に加熱調理してほしい」としている。

仙台市発表:感染性胃腸炎の集団発生が疑われる事例について(注意喚起)

http://www.city.sendai.jp/kenkoanzen-kansen/0919noro.html

 仙台市内で、今シーズン県内で最初の感染性胃腸炎集団発生が疑われる事例の報告がありました。感染性胃腸炎はこれから増加が予想されますので、感染予防に十分な注意をお願いします。

発生施設  若林区内の保育施設

発症者数  21名(園児21名 職員1名)※919日現在 有症者1名(入院者・重症者なし)

主要症状  嘔吐、下痢、発熱

経過

1.915日(金曜日) 保健所若林支所が当該保育施設で胃腸炎症状の園児が多数出ているとの連絡を受け、調査・指導を開始、2.916日(土曜日) 園児1名の検体からノロウイルスを確認

感染原因  不明

【予防のための注意事項】

予防について

手洗いを励行する。特に食事の前、トイレの後、おむつの交換の後などは石けんと流水でよく洗う。

食品は十分に加熱調理(85℃90℃90秒以上)する。

嘔吐・下痢などの症状が出たときの対応について

糞便、嘔吐物を処理する時は、使い捨てのマスクと手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないよう注意する。

手すり、ドアノブ、床などを塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム)などで清拭する。

下痢などの症状が見られる時の入浴は、できるだけ浴槽に入らず、かけ湯かシャワーで済ませる。

バスタオルや手拭タオルは共有せず、個別に使用する。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★給食に異物混入、児童にけがなし 一宮の小学校

【中日新聞2017921 0033分】

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017092190003335.html

 愛知県一宮市教育委員会は20日、市立萩原小学校の給食にプラスチックのような異物1個が混じっていたと発表した。口にした児童にけがはなかった。市教委は今後、混入経路などを調べる。

 異物は20日の給食で見つかり、透明で長さ約5ミリ、幅約2ミリ。6年の女児が「わかめご飯」を食べた際、口内に違和感を覚えて取り出したという。

 わかめご飯は、愛知県学校給食会(豊明市)が委託する一宮市の炊飯加工会社が調理し、クラスで児童がよそった。同じ会社のご飯が提供されていた市内39の小中学校と周辺自治体の学校からは、今のところ異常などの報告はない。

 同市では7月にも別の小学校の給食で、同じ会社が調理したご飯から異物が見つかった。ガラス片だと判明したが、混入経路は分かっていない。

★学校給食に裁断機刃先混入? 滋賀、6千人分の提供中止

【京都新聞2017919() 22:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170919-00000034-kyt-l25

 滋賀県の野洲市学校給食センターは19日、この日調理した「きゅうりともやしのポン酢和え」に食材裁断機の刃先が混入した可能性があり、市内19校園の約6千人分の給食から、同メニューの提供を中止したと発表した。

  同センターによると、欠けたのはステンレス製の刃先で縦約1ミリ、横3ミリ。午前10時半ごろ、キュウリを切った後の点検作業中に職員が欠けているのを見つけた。調理前は異常はなかったという。

★佐渡の小学校で給食に缶の切れ端混入 健康被害なし

【産経新聞2017.9.16 07:04更新】

http://www.sankei.com/region/news/170916/rgn1709160045-n1.html

 佐渡市教育委員会は15日、市立二宮小(同市石田)の14日の給食に缶の蓋の切れ端とみられる金属片が計4個混入していたと発表した。市が運営する佐和田学校給食センターが調理し、同校を含めて市立の5つの小中学校と1つの幼稚園に計729食を届けていた。児童と生徒らは計約620人で、これまでに健康被害の報告はないという。

 金属片は長さ6~18ミリ、幅0・1ミリ程度で「みかんサラダ」に混入していた。二宮小2年の女児が気付き、他の学年の給食からも金属片が計3個見つかった。同小では口に入れた児童はいなかった。約20分後に同センター職員から連絡を受けた市教委が他校などに連絡したものの、児童たちは食べ終えた後だった。

 市教委によると、みかんの缶詰を自動缶切り機で開ける際、缶を固定する部品がセットされておらず、蓋の切れ端が生じたという。同センターは二宮小のほか沢根小と河原田小、八幡小、佐和田中、さわた幼稚園に給食を届けていた。

 市教委は保護者に文書で報告、謝罪した。再発防止に向け、来週中に学校給食の全調理担当者を集めて緊急の研修会を開く。渡辺尚人教育長は「深くおわびする。安全管理の徹底に努める」とコメントしている。

★神戸市立中学校の給食にガラス片 生徒にけがなし

【産経新聞2017.9.16 13:43更新】

http://www.sankei.com/west/news/170916/wst1709160044-n1.html

 神戸市教委は15日、市立北神戸中学校(北区鹿の子台北町)で、1年と2年の男子生徒が12日の給食で提供された「ポークコロッケ」を口にしたところ、ガラス片が見つかったと発表した。2人にけがはなかった。

 市教委によると、ガラス片はいずれも無色透明で、厚さ約0.5ミリ、長さ約9~10ミリ、幅は約4~7ミリ。コロッケは給食業者が製品を調理して納品していたが、どの段階で混入していたかは不明。学校の調査で、この2人以外からはガラス片の報告はないという。

★「まずい給食」横浜や相模原でも異物…同じ業者

【読売新聞2017921 720分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13641066/

 神奈川県大磯町立中学校の給食から異物が相次いで見つかり、大量に食べ残されていた問題で、同じ業者が製造した横浜、相模原市立中の給食などでも2016年度以降、計44件の異物混入が確認されていたことが両市教育委員会への取材で分かった。

 横浜市教委の調査では、この業者が16年11月以降に市立中へ届けた生徒向けの配達弁当で、大磯町と同様に虫やプラスチック片など計7件の異物混入があった。

 相模原市でも16年度に28件、今年度も7月末までに9件が確認され、両市教委が業者に改善を求めている。業者は東京都内に本社が、神奈川県内に複数の工場があり、同県愛川町の学校給食でも複数回、異物が見つかっているという。

 大磯町の中崎久雄町長は20日、記者会見を開き、「大変申し訳ない」と陳謝した。町によると、昨年1月~今年7月に見つかった異物は84件で、うち15件は業者側に原因があったと特定された。この間、給食の食べ残しが続いたにもかかわらず、町が業者の工場を立ち入り調査したのは1回だった。町教委の仲手川孝教育部長も「重大な案件と捉えていなかった。認識が甘かった」と謝罪した。

★“異物混入給食”大磯町「業者変更せず」

【日テレNEWS242017920 159分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13638635/

  神奈川県大磯町の中学校の給食に髪の毛などが相次いで混入していた問題で、大磯町は、原因が特定されるまでは給食業者を変更しない考えを示した。

 大磯町・中崎久雄町長「日本中をお騒がせしてしまう結果となり、町長として責任者として大変申し訳なく残念であります」

 この問題は、大磯町の2つの中学校の給食に、髪の毛などの混入が84件報告されたもの。このうち15件は給食を製造した業者の工場で混入された。大磯町は20日の会見で、異物混入の原因が特定されるまで、給食業者を変更しない考えを示した。混入した原因が特定されていないためで今後、製造する給食を業者に写真で撮影させるなどして再発防止策を進めるという。

 また、20日から温かい汁物を給食のメニューに加えるとともに自宅から弁当の持参を認めたという。

★髪の毛・小バエ…異物混入84件 給食食べ残し問題

【朝日新聞デジタル20179192115分】

http://digital.asahi.com/articles/ASK9M51Y9K9MULOB020.html

 神奈川県大磯町が町立中学校2校に昨年1月導入した、配達弁当方式の給食に多量の食べ残しが出ている問題で、今年7月までに、給食に84件の異物が混入していたことが分かった。製造工場での混入は15件が確認されたという。19日の町議会全員協議会で報告された。

「おいしくない」町立中学の給食、食べ残し26%

 町は、味や冷たさのほか、異物混入による不信感も食べ残しの一因とみている。全員協議会では、議員から「異物の心配がある給食を今後も子どもたちに食べさせるのか」、「製造業者を代えるべきだ」との批判が相次いだ。野島健二教育長は「混入防止のため委託業者にすべての弁当を写真撮影させ、衛生管理を徹底させる」と述べた。

 町は約720人の生徒を対象に配達弁当方式の給食の提供を続ける一方、不安などで食べられない生徒については家庭の弁当持参を当面認める方針を決め、19日、保護者に連絡網で知らせた。

 町によると、異物は、髪の毛39件、繊維14件、小バエなど虫10件、プラスチック片4件など。工場内で混入したと判明したのはビニール片など15件。多くは原因や混入経路がわかっていないという。

 綾瀬市の工場で製造している業者は「一部は工場で混入し責任を認識している。本社から品質管理の担当者を工場に追加派遣し、品質管理を強化する」としている。

 給食の提供を受ける大磯中学校に通う2年生の男子生徒の母親は「弁当に異物がないか探しながら食べているようだ。残すことが多く、育ち盛りなので心配。おいしいと食べられる給食にしてほしい」と話した。(遠藤雄二) 

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★北海道:丸静魚菜卸売市場、ピーマンから農薬成分(ダイアジノン)の検出

【北海道公表  平成29年9月16日(土)】 

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kse/sho/iha/ihan280528.htm

 違反食品

食 品 等 の 名 称   ピーマン (150g×25袋)(平成29年9月11日出荷)

違反した法令の名称及び適用条項    食品衛生法第11条第2項

違反の具体的な内容   農薬成分(ダイアジノン)の検出

 検出値:0.5ppm(残留基準値:0.1ppm)

違反食品を販売した施設の名称等

  販売者氏名   株式会社 丸静魚菜卸売市場

 販売施設の名称・所在地   丸高青果浦河地方卸売市場  浦河郡浦河町築地2丁目7-16

行政処分等の内容及び措置状況等

  北海道浦河保健所は販売者に対し、原因究明及び再発防止を文書により指導した。 

備考

  当該違反食品については、販売者が自主回収を行っている。

  また、当該ピーマンを一生涯、通常の量を食べ続けても問題はないと考えられる。

(ダイアジノンの1日摂取許容量(ADI)は体重1kg当たり0.001mgであり、当該ピーマン100g(約3個)を体重50kgの人が毎日、一生涯食べ続けたとしても  健康への影響はないと考えられる

★食中毒リスクは? 老舗の秘伝のタレはなぜ腐らないのか

【日刊ゲンダイ 2017921日】

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/213933/1

 今月初め、三重・伊勢神宮の倉庫に、琉球国王ゆかりの300年モノの「泡盛古酒」が保管されていることが分かった。アルコール分はなく、蒸留水に近い状態になっていたという。

 ま、さすがに飲むには適さないだろうが、基本的に日本酒は賞味期限が未記載のものが多いし、ワインやブランデーだって年代モノが好まれる。梅干しも同じ。江戸時代につくられた百数十年モノまであったりするが、酒や梅干しでお腹を壊したという話は、あまり聞かない。

  消費者問題研究所代表の垣田達哉氏がこう言う。

 「アルコールは未開封なら味は別として腐りません。梅干しは多量の塩分を使っているので保存が利く。塩と砂糖については、100%であれば賞味期限を表示する必要はありません」

  ようかんが生菓子の割に日持ちするのは、製造過程で多量に砂糖を使うからだという。もちろん、添加物が入っているので、永久ではない。

そこで気になったのが、継ぎ足しの「秘伝のタレ」だ。

焼き鳥やうなぎなど創業ウン十年、それこそ100年近くにわたって味を守ってきたという老舗は少なくない。タレの場合、塩、砂糖、酒は入っているが、醤油やみりん、ダシなどもブレンドされている。それなのに食中毒が起きたなんて話は、まず耳にしない。なぜなのか?

 年代物の秘伝のタレを出し続けて、食中毒事件を起こさないのは、毎日、タレに火を通しているからでしょう。ふたをして保管していても、完全に菌の流入を防ぐことは不可能で、常に食中毒のリスクはあります。毎日、新しいタレを継ぎ足しながら加熱し、鍋の中で古いタレと混ぜる。加熱処理を繰り返すことで雑菌を死滅させて保存する。ただ、鍋の中が冷めた状態で1日か2日置いてしまえば、途端に雑菌が繁殖します」(垣田達哉氏)

  加熱せずに衛生管理できるのは、せいぜい1日が限度なんだとか。

「料理人が休まずに、毎日火を通している店だから成り立つのだと思います。まあ、正直、衛生面で言えば継ぎ足しは決していいとは言えませんが」(垣田達哉氏)

  店主の苦労があるからこそ安全でおいしいモノが食べられるのだが、努力を怠った途端に……そう考えると少し怖い。

<汚染卵関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<表示関係情報>

91日から新基準スタート 加工食品の原料原産地表示

【鶏鳴新聞20170915発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20170915t2.html

  消費者庁は91日、新たな加工食品の原料原産地表示制度を定めた「食品表示基準の一部を改正する内閣府令」を公布・施行した。これにより、国内で製造されるすべての加工食品に原材料の原産地表示を義務づける。新表示基準は、約4年半の経過措置を経て202241日から完全施行される。多くの食品メーカーは、安全・安心の追求の一方、コスト高は避けたいとしており、この4年半の間にどのような表示ができるかを検討し、準備ができた商品から順次表示することになる。

 ただ、レストランなどの外食やお店で調理された総菜など、作ったその場で販売される食品は、作った人にその場で確認することが可能であるため、原材料の産地表示の対象にはしていない。また、輸入品には、どこの国から輸入されたかを示す「原産国名」が表示されているため、産地表示の対象にしていない。

 加工食品の新しい表示制度では、

 ①一番多い原材料が〝生鮮食品〟の場合(例えばウインナーソーセージなど)は、商品に占める重量の割合が最も多い原材料についてその産地を表示する。複数国にまたがる場合は、重量順に「A国、B国」と書き、国産品なら「国産」とする。3か国以上ある場合は多い順に2か国を書き、3か国目以降は「その他」とまとめて表示することができる。

 ②一番多い原材料が〝加工食品〟の場合(例えばチョコレートケーキなど)は、チョコレートの製造地を「○○製造」と表示する。ただ、一番多い原材料に使われた生鮮食品の産地がわかっている場合(カカオ豆がガーナ産と分かっている場合)は、原材料名に「チョコレート」と書き、原料原産地名に「ガーナ(カカオ豆)」と表示してもよい。

 ③このほか、例えばウインナーソーセージでアメリカ産と国産以外の原材料を使用しておらず、過去の使用実績で国産が少ない場合は、原材料名は「アメリカ産又は国産」と表示し、使用割合が5%未満であれば「アメリカ産又は国産(5%未満)」と表示する。

 同じくウインナーソーセージで、3か国以上の外国の産地の原材料が使用され、国産の原材料は使用されていない場合、原材料名は「豚肉(輸入)」との〝大括り表示〟ができる。

 同じくウインナーソーセージで、国産を含む4か国以上の産地の原材料が使用され、過去の使用実績で国産の方が輸入でまとめた外国産の合計より多く使われている場合、原材料名は「豚肉(国産又は輸入)」との〝大括り表示〟+〝又は表示〟ができる。

 消費者庁食品表示企画課では、921日から全国10か所で説明会を開く(詳細は消費者庁のホームページ参照)。13日から消費者庁の登録フォームから参加を申し込める。

<食品アレルギー関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<ジビエ関係情報>

★誕生、女子高生ハンター ジビエで地域活性化 高森高3年生

【熊本日日新聞2017/9/19 09:46

https://this.kiji.is/282680168590967905 

イノシシやシカなど有害鳥獣の駆除・捕獲を担うハンターの高齢化が進む中、高森高3年の野尻岬さん(18)=高森町=が狩猟免許を取得した。県自然保護課によると、高校生の取得は県内初で、「若者が狩猟に興味を持つきっかけになれば」と期待している。

 野尻さんは、8月に行われたわな猟の狩猟免許試験に臨み、合格した。狩猟免許は網猟、わな猟、第1種銃猟(ライフル銃、散弾銃など)、第2種銃猟(空気銃)の4種類に分けられ、銃猟は20歳から取得可能。裾野を広げるため、網猟とわな猟は2015年に18歳以上に緩和された。

 受験のきっかけは、高校生がビジネスプランを考えるイベントへの参加。熊本地震の復興に向け、昨年11月から南小国町で3度開かれた。

 野尻さんは、ジビエ(鳥獣肉)を生かした高森町の活性化計画を5カ月かけて作成。鳥獣の解体処理施設を町内に建設することや、解体や冷凍保存ができるジビエカーの導入など自分の将来の目標を盛り込んだ。今後、プランを町に提案する。

 野尻さんは「実家の山のスギもシカに皮をはがされて立ち枯れの被害に遭い、何とかしようと思った。家庭の食卓にシカやイノシシ料理が並ぶこともあるので、ジビエ料理も身近だった」と話す。免許取得は目標実現への第一歩。会社経営のために、大学に進学し、法律や経済などを学ぶことも考えている。

 同課によると、県内の狩猟免許所有者は15年度5016人と、約40年前に比べ約6200人減。しかし60歳以上は6倍近くに増え、全体の69%を占める。

 一方、女性は71人に達し、5年間で1・5倍。同課は「農家の女性が有害鳥獣から畑を守るために取得しているのでは」と分析する。

 野尻さんは今冬にハンターとしてデビューし、20歳を迎えたら銃猟免許も取得する予定だ。「阿蘇のジビエとして売り込められれば、復興支援にもつながる。町の一大産業にしたい」と意気込んでいる。(後藤仁孝)

★ジビエ」危機感がきっかけ 料理人も直接買い付け 鹿児島の先進的な食肉処理施設

【西日本新聞2017918() 7:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170918-00010000-nishinpc-soci

 「もも肉とロースをいただきます」。鹿児島県阿久根市の食肉処理施設「いかくら阿久根」を訪れたのは鹿児島市の和食店の料理長。ここのシカ肉は質が良いと聞きつけ、初めてやって来た。「9月からのメニューに使いたいと思って」。計3キロで8100円。真空パックの冷凍肉を手に笑顔を見せた。

 農作物に被害を与えるシカの肉を食肉として活用する施設は開設から4年。野生の鳥獣肉を食材に使う「ジビエ」料理への関心の高まりもあり、今では料理人たちが直接買い付けに来ることも珍しくはなくなった。口コミで広がった一般客からの注文も多い。

 

9割を食肉処理

 農業が盛んな阿久根はミカン科最大のボンタンが特産。「市の木」でもある。最盛期には約550戸の栽培農家がいた。それが今や約30戸。後継者不足が主な原因だが、背景には、シカの食害もあった。

  「地元の特産品がなくなるという危機感がきっかけでした」。施設を設置、運営する一般社団法人の牧尾正恒会長(74)が振り返る。

  シカやイノシシは狩猟免許を取得した農家などの猟友会員が駆除する。焼却や埋設には相当な手間がかかる。そこで、廃棄しないで済むようにと食肉処理を思い立った。「どうせなら安心・安全、そして高品質を目指したい」と、国内のジビエ先進地、和歌山県などを視察。銃による猟を、わな猟に転換、食肉としての品質を落とさない現場での取り扱いを周知し、殺処分後1時間以内の搬入を呼び掛けた。

  施設の衛生設備は食肉加工メーカーと同水準。枝肉の消毒、包丁の滅菌器保管のほか、解体作業室の床を洗う水の殺菌効果引き上げにまでこだわった。市も単独事業で1頭につき2万円を助成、運営を支えた。

  地元猟友会によるシカの捕獲数は2012年の166頭から15年には916頭へ。イノシシも合わせると近年は1200頭前後で推移し、その9割を食肉処理している。全国的には逆に9割が廃棄されているのが現状という。

 シカやイノシシは近年、温暖化の影響や狩猟家が減ったため増加。環境省によると、シカは13年度、全国で305万頭(北海道を除く)と推定され、25年前の10倍になっている。農林水産省によると農作物の被害額はピークの11年度83億円に達した。九州は宮崎、鹿児島、福岡3県が特に多い。

  農水省は08年に制定した鳥獣被害防止法に基づき対策に乗り出し、捕獲者に1頭につき8千円を補助するなどし、11年度比で頭数を半減させることを目指す。

  全国でのシカの捕獲数は14年度、10年前の34倍の59万頭に達したが、食肉として生かす資源化は進んでいない。農水省は食肉を安定的に流通させるため、施設の認証、肉の表示法など共通ルールの策定を検討している。

 

先進的な団体として注目

 福岡県では先月、処理施設を持つ糸島市、宗像市、添田町、みやこ町が協議会を設立。商品規格の統一などで連携して流通促進を目指している。

  飲食店がジビエ料理を提供する福岡県主催のジビエフェアは5年目を迎える。「硬い肉というイメージが変わった、といった声をよく聞く」と県担当者は手応えを感じている。

  食肉利用の先進的な団体として注目される「いかくら阿久根」は毎年、和歌山市の専門業者の講習を受け、解体技術の向上に余念がない。地元の消費拡大にも取り組み、学校給食への提供や料理教室も開く。地元の県立鶴翔(かくしょう)高校はシカ肉を使った料理を開発するなど広がりも見せている。

  一方で大量の商品が求められる商社の注文は辞退しているという。「基本は地産地消」と牧尾会長。「シカ肉は低カロリー、高タンパクの健康美容食。ぜひ鹿児島に食べにきて」と、ジビエの本場鹿児島の実現を思い描いた。

<調理環境関係情報>

★食中毒に注意!「危険なスーパー」の見分け方 私服にエプロン着用の店は危険!?

2017/9/21 08:53 日刊SPA!

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20170921-49087122-aspa

 ポテトサラダなどの惣菜を食べた人々がO157に感染したとされる食中毒事件。その感染経路は未だ特定されていないが、包丁、トングの使い回しなどが疑われている。

 スーパーは野菜や肉、魚などの生鮮食品から惣菜類などの加工品まで幅広く扱う身近な場であるだけに、安全性が気になるところ。スーパーの厨房衛生管理などに携わった経験がある河岸宏和氏にその裏側を明かしてもらった。

「よくあるのは売れ残りの再加工です。サクの状態の生魚が売れ残れば、翌日は刺し身にして販売する。肉の場合、売れなければ賞味期限のシールを付け直して販売期間を延ばします。

それでも売れないものはタレに漬け込み焼き肉用などに加工。最終的には揚げ物に。時間がたって劣化しているうえ、それを隠すために濃く味付けられた肉が体にいいはずがありません。しかし、これらの作業は法律的には問題ないため、大小にかかわらず多くのスーパーで日常的に行われているのが実態です」

 こうしたスーパーの衛生面に対し、働くスタッフのユニフォームに着目するといいとか。

「従業員のユニフォームが汚れている店は論外ですが、同じように危険なのが、経費削減のために私服にエプロン姿で働かせるスーパーです。私服は、自宅や通勤中などにホコリや動物の毛、菌などが付着している。靴も公衆便所を利用したり、道路で動物のフンを踏んだりと問題が多い。

そんなバイ菌だらけの服や靴で働けば、生魚などの食材に菌が混入し食中毒を起こすこともあり得る。私服着用の店は、かなり意識の甘い店だと認識して避けたほうが無難です」

<食の安全供給問題の情報>

★食の安全・安心の確保は144億円 厚労省の概算要求

【鶏鳴新聞20170915発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20170915t3.html

  厚生労働省は平成30年度予算の概算要求をまとめ、財務省に提出した。30年度予算の要求額は314298億円(新しい日本のための優先課題推進枠2005億円を含む)で、29年度当初予算から2.4%(7426億円)増えた。

 『食の安全・安心の確保など』に関する要求額は144億円(29年度127億円)。

 このうち「残留農薬・食品添加物等の規格基準策定の推進」は14億円(29年度13億円)。

 「HACCPの制度化などによる的確な監視・指導対策の推進等」(一部新規)は62000万円29年度26000万円)。

 「検疫所における水際対策等の推進」は①観光立国推進に対応した検疫体制の計画的整備(一部新規、一部推進枠)②輸入食品の適切な監視指導を徹底するための体制強化――で110億円の内数(29年度101億円の内数)。

 「食品安全に関するリスクコミュニケーションの実施等」は①食品に関する情報提供や意見交換(リスクコミュニケーション)の推進②食品の安全の確保に資する研究の推進(一部推進枠)③カネミ油症患者に対する健康実態調査等の実施――で14億円(29年度11億円)。

 『生活衛生関係営業の活性化や振興など』(一部新規、一部推進枠)に関する要求額は54億円(29年度41億円)。

<その他の情報>

★『O157:食中毒の原因は「トング」じゃない』

BLOGOS山崎 毅/ドクターK(食の安全・安心)20170920 15:01

http://blogos.com/article/247272/?p=1

 今月はいま「食の安全」の典型事例として報道されている腸管出血性大腸菌O157による食中毒事故について考察したい。いつも本ブログで議論しているところの「食の安心」の問題とは異なり、実際に重篤な健康被害が発生するリスクの大きさをイメージしていただくことが大切だ。この痛ましい食中毒事故で亡くなられた女の子のご冥福を心よりお祈りし、ご家族には謹んでお悔やみを申し上げたい。

 まずは、筆者が今回の食中毒事故に関して取材を受けた記事をご参照いただきたい(放映されたニュースの動画部分ではなく本文中です):

 

◎O157女児死亡 店舗調理室の衛生管理に問題と指摘受ける

 NHK NEWS WEB9/14

  http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/k10011139281000.html

 本取材において、筆者に対する質問が「トング」を使った惣菜の販売業態の問題に集中したため、今回の食中毒事故のおもな原因が「トング」であるかのように強調されてしまったのは残念だ。9/14以降の報道番組でも「実はトングが真犯人」的なものが多かったようだが、「トング」が原因で汚染が拡大したという証拠はどこにもないし、たしかに二次汚染の原因にはなりうるものの根本原因ではない(おそらく二次汚染のリスクもさほど大きくない)というのが筆者の本音である。

 本記事において「食品の衛生については店側がきちんと行うしかないのが現状だ。ふだんから衛生管理をきちんと行っている店を選んで利用するしかない」という最後のコメントが、筆者が本当に強調したかった部分なのだが、今回のO157報道に関してはどうも「ポテサラ」や「トング」が冤罪に当たってしまったようだ。全国のホテルでの朝食バイキングや立食パーティ、パン屋さん、スーパーの惣菜コーナーでもとくにこのような事故が起こっていないのに、「トング」の扱いを止めたところまで出ているのではないか? 家内がスーパーに買い物に行って「惣菜コーナーでこんな掲示があった」とLINEを送ってくれた:

 

 食品衛生管理に詳しい「食の安全」の専門家たちも皆、異論を唱えるに違いない。なぜなら、店頭での二次汚染よりも前に惣菜の調理・製造の現場において、もっとも死亡リスクの高い腸管出血性大腸菌O157が確実な殺菌工程を通らずに最終商品として店頭に到達してしまったことの方がはるかに深刻だからだ。問題の系列店舗におけるバックヤードやさらに上位の惣菜メーカーにおける調理・製造工程において、どこかで生肉や生野菜由来のO157が混入しうる接点があるはずだが(店舗の従業員の便からO157は検出されていないのでヒト由来はないと仮定した)、いまも保健所の方々がそこは追加調査中のようだ:

 

◎皿やトング、消毒不十分か(国内共同通信 2017.9.14.

  https://jp.reuters.com/article/idJP2017091401001431

 筆者はHACCPの専門家ではないが、そのO157混入ポイントよりも後の調理・製造工程で「O157をやっつける」殺菌工程、すなわちCCP(重要管理点)がないとNGということなのだろう。今回不幸にも3歳の女児が亡くなった事例では非加熱のサラダ類ではなく、加熱調理した炒めものを食したのみであったとのことなので、加熱調理された惣菜がどこで製造・包装され、どのような形態で店舗バックヤードに届き、どのような調理器具や容器を介して店頭に並んだかがわかれば、O157混入ポイントが見えてくるように思う。

 惣菜の加熱調理過程がCCPとすると、その後の小売り販売までの流通過程にO157との接点があったことになるのだが、やはり販売店舗のバックヤードにおいて、どんな手順で最終的な惣菜の調理製造や皿への盛り付けがされていたのかがポイントになりそうだ。その際の調理器具、容器、ビニール手袋、厨房着等の扱いがどうだったのか、もし生肉や生野菜との接点がそこにあるならば、そこが容疑者としてあがってくるのではないか。同一系列店舗でも同じ遺伝子型のO157による食中毒が発生している事実を考えると、同じパターンの惣菜調理/製造方法により、同じロットの生肉もしくは生野菜由来のO157が最終品に混入したと考えるのが自然なので、そこの接点がみつかるかどうかだ。

 このO157混入ポイントが食品衛生管理上の真犯人であり、もし消費者が店頭で使用する「トング」が共犯だったとしてもO157の惣菜汚染が確定した後の二次汚染に関わった可能性あり(おそらくその可能性もかなり小さい?)というだけで、「トング」にとってはとんだ「とばっちり」ではないかと・・食品事業者にとってもっとも重要なことは、今回のような重篤な健康被害につながる食中毒リスクをしっかりしたHACCP(できれば国際的な食品安全規格認証を受けたもの)などのマネジメントシステムで、確実かつ継続的に限りなくゼロに近づけることがMUSTである。なぜなら、店頭でレディトゥイートの惣菜(RTE食品)を購入した消費者はまったくの無防備であり、購入時点で目に見えないO157にすでに汚染されていたとすると消費者にはまったく逃げ場所がないことになるからだ。ではその無防備な消費者は、どうやって自分自身やご家族をこの恐ろしい微生物による食中毒から守るのだろうか?

筆者がお薦めしたいことは、購入する当該食品の最終製造責任者(個包装の加工食品なら食品メーカー、惣菜類なら販売店舗、外食なら最終店舗/セントラルキッチンなど)が、上述のようなHACCPシステムを導入しているかどうか、事業者のホームページやお客様相談室への電話で確認することだ(できれば国際的食品安全規格の第三者認証を受けたもの:海外規格ならGFSIが承認したFSSC22000SQFGlobal GAPなど; 国内ならJFSJ-GAPなど)もちろん食中毒リスクが完全にゼロになることはないが、食中毒予防の三原則は病原体を「つけない」「増やさない」「やっつける」の3つなので、食中毒微生物を確実に「やっつける」殺菌工程(加熱もしくは殺菌水による洗浄等)と「増やさない」コールドチェーンが製造流通管理システムに入っていれば、食中毒リスクは限りなくゼロに近づく=「安全」と判断してよいはずだ。

 

 ただ消費者が知っておくべきこととして、食品事業者がいくら食中毒リスクを限りなくゼロに近づけたとしても、食品を購入した後のリスク管理は消費者にゆだねられ、消費期限や保存方法(常温?冷蔵?冷凍?)、調理方法、調理器具/容器の洗浄方法、台所を清潔に保つこと等をきちんと守ることで、初めて食中毒の予防ができるということを忘れてはならない。すなわち、フードチェーンの最終ポイントである消費者自身もHACCPシステムの中にいて、食品中の残存リスクを管理していると意識することが重要だ。消費者が注意すべき食品衛生のポイントを東京都がわかりやすくまとめているので、以下をご参照いただきたい:

 

◎シリーズ「くらしに役立つ食品衛生情報」(東京都福祉保健局)

  http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/rensai/guideschedule.html

 以上、今回のブログではいまだ原因が特定されていないO157による食中毒事故のポイントについて解説しました。今回のような不幸な食中毒事故を根絶するためには、食品事業者が皆で知恵を絞ってリスク低減策に真剣に取り組まないといけません。SFSSでは、食の安全・安心に関わるリスクコミュニケーションについて情報発信を継続しており、食のリスクアナリシス全般に関する学術啓発イベントも随時実施しております。

2017年9月18日 (月)

ポテトサラダ等によるO157食中毒特集号9.22PDF版

ポテトサラダ等によるO157食中毒特集号9.22PDF版です。

「157.pdf」をダウンロード

2017年9月15日 (金)

ポテトサラダ等によるO157食中毒特集号9.15PDF版

ポテトサラダ等のO157食中毒、最新の情報を加えました。9月15日現在です。

「1579.15.pdf」をダウンロード

2017年9月15日PDF更新版

9月15日号の更新版です。

「2017.9.15号更新版.pdf」をダウンロード

2017年9月15日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年9月15日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年9月15日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★O157女児死亡 店舗調理室の衛生管理に問題と指摘受ける

NHKNWESWEB2017914 1828分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170914/k10011139281000.html?utm_int=detail_contents_news-related-manual_001

群馬県と埼玉県にある同じ系列の総菜店の総菜を食べた22人がO157に感染した問題で死亡した女の子が食べた総菜を販売した店舗の調理室では異なる食材で包丁やまな板を使い分けておらず衛生管理に問題があったと先月、保健所から指摘されていたことが前橋市への取材でわかりました。

先月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で販売されたポテトサラダやコールスローサラダなどを食べた22人が腸管出血性大腸菌、O157に感染し、このうち前橋市の六供店のタケノコやエビの炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。

この店舗の調理室では包丁やまな板を異なる食材で使い分けていなかったほか、消毒液の使用期限が切れるなどしていて、衛生管理に問題があったと、先月行われた保健所の立ち入り検査で指摘されていたことが、前橋市への取材でわかりました。

保健所は調理室の衛生状態が感染の広がりに影響したかどうか店の従業員から改めて話を聞くなどして調べることにしています。

一連の問題を受けて行われた保健所の検査ではこの店の調理器具や従業員の便からはO157は検出されませんでした。

総菜店の運営会社「フレッシュコーポレーション」は「包丁やまな板の使い分けをしていなかった事実は把握できていないが、保健所などの調査には全面的に協力したい」としています。

亡くなった東京の3歳の女の子は先月11日、お盆の時期に家族とともに前橋市を訪れ、合わせて11人のグループで昼食としてタケノコやエビの炒め物の総菜を食べたということです。

女の子は先月14日に下痢や腹痛などを訴えてその後、都内の病院に入院し、先月21日、病院から都内の保健所に腸管出血性大腸菌、O157が検出されたと連絡があったということです。

一緒に食事をした前橋市の60代の女性も同じような症状を訴え、O157が検出されたということです。

その後も、女の子は病院で治療を受けていましたが、大腸菌が出す毒素の影響で、腎不全などを引き起こす溶血性尿毒症症候群を発症し、今月8日に亡くなりました。

店内の様子は

亡くなった女の子が食べた総菜を販売した前橋市の総菜店「でりしゃす六供店」の当時の店内の状況が利用客や会社側への取材でわかってきました。

利用客や会社への取材によりますと、一連の問題が明らかになる前は店内に入ってすぐ右側の大きなテーブルで、炒め物や煮物など、さまざまな総菜が大皿に乗せられて販売され、大皿の上に直接トングが乗せられていたということです。

会社側は「当時は1枚の皿に1つずつトングを用意し、ほかの皿には使わないようにしてもらうつもりだったが、結果的に利用客がどう使っていたかはわからない」としています。

一方、O157に感染した11人のうち4人が食べていたポテトサラダのコーナーは店の入り口から見て左側の奥にあり、炒め物などのコーナーとは数メートル離れていたということです。

毎日のように総菜を買っていたという60代の女性は「店は清潔に感じましたが、皿にふたや覆いはなく、ほかの客がせきをしたり、くしゃみをしたりすると気になっていました。トングが一つの皿に一つしかないのも気になりました」と話していました。

また店をよく利用していたという40代の主婦は「いろいろな人が同じトングを使っていて、皿のふたや覆いもありませんでした」と話していました。

食品衛生の専門家は

東京大学と連携して食品の安全や衛生管理を研究するNPO、食の安全と安心を科学する会の山崎毅理事長は「不特定多数の客が食品を取り分ける形式が食中毒につながるとして問題視されたケースはこれまでほとんどなく、業界内でも注目されてこなかった。専門家の中でもリスクはあるもののトングなどの器具を使って食品に触るのでそれほど衛生上の問題があるとは考えられてこなかった」と説明しています。

そして店舗側が気をつけるべき点として「客が手を消毒できるような設備を整えるほか、できるだけ店員が取り分けるようにすることも考える必要がある。またトングなど器具が汚染を広げた可能性も考慮し、定期的に殺菌するほか使い回さないように固定するなどの対策が必要なのかもしれない」と指摘しています。

一方で、客側が気をつける点として「店の食品の汚染を避けるため食品に手が触れないよう気をつけるなどして扱ってほしい」としています。

そのうえで消費者側に感染しないための有効な方法は限られているとしていて「食品の衛生については店側がきちんと行うしかないのが現状だ。ふだんから衛生管理をきちんと行っている店を選んで利用するしかない」と話しています。

同じ遺伝子の型 11都県の患者から検出

厚生労働省によりますと、死亡した3歳の女の子から検出されたO157と同じ遺伝子の型は、先月末までに関東地方など11の都県の患者からも検出されています。

この中には、先月、群馬県と埼玉県の総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた複数の客が含まれていますが、別の場所ではそれより前に同じ遺伝子の型が検出されたケースもあったということです。

このうち千葉県では、8つの市で10代から70代までの男女15人から同じ遺伝子型のO157が検出されました。多くの人は先月7日から19日までの間にO157が検出されて保健所に届け出があり、早い人では7月29日に体調不良を訴えたケースがあったということです。

また、いずれの人も前橋市の総菜店やその系列店を利用したという情報はないということです。また新潟県では新発田保健所管内で先月3日に高齢の男性が下痢や発熱などの症状を訴えて医療機関を受診し、その後、同じ遺伝子型のO157が検出されました。

さらに、滋賀県米原市では、先月9日に料理店が作った仕出し弁当を食べた20代の女性3人が腹痛などの症状を訴え、このうち2人から同じ遺伝子型のO157が検出されたほか、長野県でも先月、安曇野市に住む40代の男性と30代の女性の夫婦と、千曲市に住む20代女性の合わせて3人が腹痛や下痢などの症状を訴え、その後、同じ型が検出されています。いずれも原因は特定されていません。

厚生労働省によりますと、O157などの菌は分裂しても遺伝子の型はほとんど変わらず、型が一致した場合は感染源が同じ可能性もあるということです。ここまで広い範囲で同一の遺伝子の型が検出されるのは珍しいということで、厚生労働省は感染がさらに拡大するおそれがあるとして、全国の自治体に対して、感染ルートの調査を行うとともに消費者に注意喚起するよう求めています。

(11都県は東京、千葉、埼玉、神奈川、栃木、群馬、新潟、長野、三重、滋賀、香川)

感染症専門家「ふだんから食品の取り扱い注意を」

細菌による感染症に詳しい群馬大学医学部の富田治芳教授は同じ遺伝子の型のO157が先月末までに、関東地方など11の都県の患者からも検出されていることについて「遺伝子の型が同じということは原因となった細菌は共通の細菌から短期間のうちに増えたことを意味すると考えられる。患者一人一人の行動を細かく追跡していけば、現在はわかっていないある共通の食材にたどり着く可能性もある。しかし今回のように広範囲で発生し、かつ1か月前の患者の記憶をたどるのは難しく、簡単には結論が出ないのではないか。原因がわからない以上、ふだんからの食品の取り扱いに気をつけるほかない」と話しています。

また重症化の原因は感染した患者の3%から4%が発症する溶血性尿毒症症候群だとしていて「腎臓の機能が低下して尿が出にくくなる障害が起きたり、おうだんなどの症状が出たりして、最悪の場合は死に至る」としています。

重症化を防ぐためには早めに治療をする必要があり、食中毒の症状がでたら速やかに病院で治療を受けてほしいとしたうえで「激しい腹痛や血が混じった下痢、それに発熱などの症状が出た場合はO157による食中毒が疑われる。O157は、細菌から出る毒素で症状が起きるので、下痢止めを飲むと細菌と毒素が体の外に排出されずに、症状が重くなったり長引いたりする原因になる。下痢止めは安易に服用せずに、特に高齢者と子どもは専門の医師に適切な治療を受けるべきだ」と話しています。

★O157女児死亡 開店直後から複数の総菜に菌付着か

NHKNEWSWEB2017915 401分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170915/k10011139671000.html?utm_int=news_contents_news-main_004&nnw_opt=news-main_a

同じ系列の総菜店の利用客が相次いでO157に感染した問題で、死亡した女の子が食べた総菜を販売した前橋市の店では、その日の開店直後から複数の総菜で細菌が付着していたと見られることが、市への取材でわかりました。このうち午前中に買った総菜を食べて感染した人たちは全員、ポテトサラダは食べておらず、前橋市は、感染経路の特定を進めることにしています。

先月、群馬県と埼玉県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で販売された総菜を食べた22人が、腸管出血性大腸菌、O157に感染し、このうち前橋市の六供店の炒め物などを食べた東京の3歳の女の子が死亡しました。

前橋市の保健所が、六供店で感染した11人が食べた総菜の購入時間を調べたところ、死亡した女の子を含む4人は、午前10時の開店直後から昼ごろまでの午前中の時間帯だったことが、市への取材でわかりました。

さらに、4人が食べた総菜の種類を調べたところ、複数の総菜で細菌が付着していたと見られる一方で、埼玉県の店での食中毒の原因とされるポテトサラダは、4人全員が食べていなかったこともわかりました。

その後、ほかの7人が食べたポテトサラダなどの購入の時間帯は、夕方ごろまで続いていたということです。

前橋市は、細菌が付着した状態が午前中から夕方までの長時間に及んだことで感染者が増えたと見て調べるとともに、どの食材から汚染が始まったのかなど立ち入り検査などで感染経路の特定を進めることにしています。

★O157感染、サラダ以外も 別工場から納入 3歳死亡

【朝日新聞20179140500分】http://digital.asahi.com/articles/DA3S13131784.html

 群馬県や埼玉県で、同じ系列の総菜店でポテトサラダなどを買って食べた人たちが、相次いで腸管出血性大腸菌O(オー)157に感染した問題で、前橋市保健所は13日、新たに都内在住の女児(3)が同市内の系列店の総菜を食べ、死亡したと発表した。この問題で死者が確認されたのは初めて。

 保健所によると、女児は8月11日に前橋市在住の親戚の女性と一緒に、総菜店「でりしゃす」六供店で購入した炒め物などを食べた。数日後に下痢や腹痛を起こし、都内の病院に入院したが、9月上旬に死亡した。親戚の女性も下痢などの症状を起こしたが、回復しているという。

 

 保健所は東京都からの情報などを照合し、これまでの感染者から検出された菌と遺伝子型が一致したため、同店の総菜が食中毒の原因だと断定した。女児らはエビやタケノコの炒め物などを食べているが、ポテトサラダなどのサラダ類は買って食べていないという。炒め物は総菜店の運営会社「フレッシュコーポレーション」(群馬県太田市)で調理され、各店舗に納入されていた。

 ■トングで感染拡大か

 「でりしゃす」の系列店をめぐる食中毒が発覚したのは8月21日。埼玉県熊谷市の籠原店で、同月7~8日にポテトサラダを買って食べた男女8人が腹痛や下痢を訴え、一時は意識不明の重体になった5歳女児もいた。発症者はその後、同じ「フレッシュコーポレーション」が運営する同市の熊谷店や前橋市の店舗で総菜を買った客にも拡大。群馬、埼玉両県などによると、13日までに男女24人の発症が確認された。

 一方、感染の原因となった食品や感染経路は特定できていない。各地の保健所は、ポテトサラダを製造した群馬県高崎市の食品加工会社や総菜店を検査したが、加工会社の機械や残りのサラダからはO157が検出されなかったという。

 感染拡大の原因となった可能性があるのは、総菜を取り分けるため、店舗で使われていたトング。でりしゃすの系列店では、総菜が大皿に盛られ、客自身が好きな分を取る「量り売り」をしており、同じトングで複数の総菜を取ることもあった。前橋市保健所の担当者は13日、「盛りつける作業の中で、汚染されたものを持ち込んだという考え方もできる」と語った。

 ただ、複数の店舗で総菜を買った人から同じ遺伝子型の菌が検出されており、トングだけでは説明がつかない。包丁やまな板の使い回しもあったといい、保健所も調査を続けている。フレッシュコーポレーションの担当者は「引き続き、感染源の特定に向け、協力していきたい」と話した。

 ■11都県と同型の菌

 厚生労働省によるとこの夏、11都県のO157の感染者から同じ遺伝子型の菌が検出された。亡くなった女児から検出された菌も同じ遺伝子型だったという。女児は腎臓の機能が低下する溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症していた。

 菌は分裂をある程度繰り返しても遺伝子の型は同じままだ。11都県の感染者は共通する食品での感染や感染者が調理したものを口にした可能性があるとみて厚労省は関連を調べている。

 北里大の高橋孝教授(感染症学)も、汚染された調理器具で加工されたか感染者が調理した食品が流通した可能性を指摘する。ただ、「検査までに調理器具は洗浄・消毒され、感染者の症状は改善して便を調べても菌が出ないことも考えられる。ルートの解明は難しそうだ」と話す。

 乳幼児は腎機能が未熟で重症化しやすい。高橋さんは、オムツ交換時などに便を確認し、血が混じっていたら早めに医療機関を受診することを勧める。

O157感染  死亡の女児、食べたのは炒め物 2次汚染か

【毎日新聞2017913 2114(最終更新 914 1721)

https://mainichi.jp/articles/20170914/k00/00m/040/095000c

 群馬、埼玉両県の同じ系列の総菜店で購入したポテトサラダなどを食べた客が病原性大腸菌O157に感染した問題で、前橋市保健所は13日、前橋市六供(ろっく)町の「でりしゃす六供店」で新たに感染者2人が確認され、うち東京都の女児(3)が死亡したと発表した。一連の問題で死者は初めて。女児が食べたのは炒め物などの加熱食品だったことから、市保健所は「2次汚染の可能性が強い」とみている。

 六供店での感染者は11人、両県での感染者は計22人となった。

 市保健所などによると、女児は家族らと前橋市を訪れ、8月11日に同店で購入した総菜を食べた。その後、腎機能障害などを起こす溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し、9月8日に入院先の都内の病院で亡くなった。

 一緒に総菜を食べた女児や家族ら11人のうち前橋市の60代の女性も感染が確認された。2人が共通して食べたのは、エビの炒め物▽タケノコの炒め物▽きんぴら▽天ぷら--の4品。ポテトサラダは食べていなかった。

 このため前橋市保健所は「加熱調理後に店舗内で2次汚染した可能性が強い」としている。同店は客が自ら大皿に盛られた総菜を取り分けていたため、トングの使い回しなどによって菌が付着した可能性があるという。

 六供店では、食品ごとに分ける決まりだったトングが交ざっていても放置▽まな板や包丁を食材ごとに使い分けていなかった--など衛生管理上の問題があったとして、市保健所が先月、改善を指導していた。これまでの調査で調理場などからO157は検出されていない。

 市保健所は9月5日に東京都から情報提供を受け、調査を開始。この2人の菌の遺伝子型が、これまで確認された両県や関西などでの感染者の型と一致したという。

 この食中毒問題を巡っては、「フレッシュコーポレーション」(群馬県太田市)が運営する「でりしゃす」系列の埼玉、群馬両県内の4店で8月にポテトサラダや別のサラダを買って食べた20人がO157に感染。埼玉県は、県内の感染者10人が共通して食べた唯一の食材がポテトサラダだったため、感染源をポテトサラダと断定している。

 同社は「亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。安全対策の強化はもちろんのこと、食材供給元などにもさかのぼって衛生管理の確認の厳格化を行います」とのコメントを出した。

 同社は8月24日から全系列店で自主休業していたが、9月7日に営業を再開。しかし、六供店は13日から再び休業した。【山本有紀、鈴木敦子】

感染拡大、発生源別ルート 厚労省が推定

 群馬、埼玉両県の総菜店で購入したポテトサラダなどを食べた客が病原性大腸菌O157に感染し死亡例も確認された問題で、客と同じ遺伝子型のO157が11都県の患者から見つかったことなどから、厚生労働省は汚染源は別にあり、総菜店の客らは2次汚染などによって感染したとみて調査を進めている。

 O157の遺伝子型が一致した場合、同一の汚染源があると想定される。

 厚労省が総菜店から広がった感染ルートを直接の汚染源ではないと判断しているのは、全国的に感染が拡大しているからだ。ポテトサラダを製造した食品会社の納入先は群馬県や埼玉県などに限定されており、総菜店を通じて患者のいる関西や四国まで感染が広がったとは考えにくい。

 さらに総菜店の客らは8月上旬に食品を購入して感染しているが、同一の遺伝子型は7月下旬から関東で感染が広がり始めたことが判明しているという。

 厚労省は、総菜店で販売したポテトサラダなどに既に汚染された食材が混入したか、販売までの間に人の手などを介して菌が混入し感染につながったと推定。これほど広域的で感染者が多いのは異例として、今月1日に全国の自治体に対し、患者から旅行の有無などの行動まで聞き取り調査するよう要請した。

 汚染源の食材が広域的に流通し、感染が全国に広がった可能性もある。しかし、発症から時間が経過しているため、流通経路の確認が難しいケースが多いという。

 食中毒や感染症など公衆衛生に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は「広域で流通する食材を通じ感染が広がっているとすれば脅威だ。原因を徹底的に調査すべきだ。食品を提供する側や消費者は、肉はよく火を通す、野菜も洗うなど初歩的な注意点を見直してほしい」と話している。【桐野耕一、熊谷豪】

O157、全12店立ち入り 女児死亡で群馬県

【共同通信2017/9/14 11:32

https://this.kiji.is/280876020900562428

 埼玉、群馬両県の系列総菜店で購入したポテトサラダなどを食べた人が腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒で、前橋市の「でりしゃす六供店」の総菜を食べた女児(3)が死亡したのを受け、群馬県は14日、改めて県内の系列全12店を順次、立ち入り検査すると明らかにした。

 群馬県によると、前橋市や高崎市の保健所とも連携し、衛生管理状況や各種マニュアルが守られているかを調べる。県内の「でりしゃす」は一連の問題発覚以降、全店で自主休業していたが、6日に県などの立ち入り検査を受けた上で7日から営業を再開していた。

★O157食中毒 重い合併症 子ども、高齢者の予防徹底

【東京新聞2017912日】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/201709/CK2017091202000159.html

腸管出血性大腸菌O157の感染者数が例年よりも増えている。群馬、埼玉県の同じ系列の総菜店で買ったポテトサラダなどを食べた複数の人が感染したほか、北海道の介護施設では七月下旬からの一カ月で五人が死亡した。今年は、特定のタイプが流行しているのが特徴という。食中毒の発生は、気温の高い初夏から初秋にかけて多い。万が一感染した場合の症状や、家庭でできる食中毒対策を知りたい。 (稲田雅文)

「症状が出ない人から激しい腹痛や血便が出る人までさまざま。感染してから三~八日の潜伏期の後に症状が出るので、その間に何を食べたか、どういう行動を取ったかを思い出す必要がある」。O157による食中毒について、大腸菌の研究に携わった経歴がある藤田保健衛生大(愛知県豊明市)の柴田知行教授(消化管内科)はこう話す。

 激しい症状が出ている人の大腸を内視鏡で見ると、腸全体がむくんで赤くなり、ひどい場合は潰瘍ができることもある。治療は、菌を増やさないよう抗生物質を投与し、整腸剤の使用や水分補給をする。「激しい下痢の場合、下痢止めは飲まないこと。早く菌を出すべきなのに、腸にとどめることになる」

 感染した菌がO157だと分かった場合には慎重に経過を観察する。6~7%の人は、下痢などの症状が出てから五~七日後に溶血性尿毒症症候群(HUS)などの重い合併症を発症し、死に至る場合もあるからだ。「特に子どもと高齢者に起こりやすいので、この年齢層がいる家庭は注意が必要」と呼び掛ける。

 今年は、特定の遺伝子を持つO157が各地で見つかっているのが特徴だ。厚生労働省によると、VT2と呼ばれる毒素を出すタイプの患者の報告数は八月十四日からの一週間で百四十四件に上り、過去五年間で最も流行した昨年八月十五日からの一週間の百二十三件を上回った。国立感染症研究所がより詳しく遺伝子型を調べたところ、東京都や神奈川、千葉県など首都圏を中心に、三重、長野、滋賀県など計十一都県で同じ遺伝子型のO157が見つかった。感染源が同一の可能性もある。

 広域発生の感染源を特定しようと、厚労省は一日、都道府県に対し、患者の食事内容や旅行先などを聞き取る調査を求めるとともに、学校給食での衛生管理を徹底するよう通知を出した。

 予防法は一般的な食中毒と同じだ。菌を「付けない」「増やさない」「やっつける」が三原則となる。

 「付けない」は、こまめな手洗いが第一。調理者が触って菌が広がる場合があるため、調理の前はもちろん、肉や魚など菌が付いていることが多い食材に触った後にも手を洗う。購入した野菜はよく洗う。肉、魚を調理した後、別の食材を扱う前にまな板と包丁をよく洗うか、念を入れて熱湯消毒をする。野菜用と肉・魚用で別のまな板と包丁を用意すると確実だ。

 「増やさない」は、冷蔵や冷凍が必要な食材を、なるべく室温に置かないことだ。O157の場合、室温でも十五~二十分で二倍に増える。買い物をした後は速やかに自宅に戻り、冷蔵庫に食材を入れる。

 「やっつける」は、食材に火をよく通すことが大切だ。食中毒菌がいたとしても、中心部の温度が七五度で一分以上加熱すると殺菌できる。

<腸管出血性大腸菌> 牛などの家畜などの腸にいる大腸菌の一種で、食肉にする際、肉の表面に付く場合がある。O157やO111などの種類がある。激しい腹痛や水っぽい下痢、血便の症状が出て、ベロ毒素が重い合併症を引き起こす。1996年には堺市でO157に9000人以上が感染し小学生3人が死亡。2011年には富山、石川、福井、神奈川県の同じ焼き肉チェーン店で5人が死亡し、生の牛レバーの提供が禁止された。

★報道関係者各位 平成29913日発表

厚生労働省医薬・生活衛生局  食品監視安全課

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177379.html

腸管出血性大腸菌感染症・食中毒の予防対策等の啓発の徹底について

本日、前橋市において、関東地方を中心に発生している腸管出血性大腸菌O157の食中毒事案に関連して、新たに確認された2人の患者のうち、1人が死亡した旨の報道発表がありました。

今回の発表を踏まえ、腸管出血性大腸菌による感染予防対策及び食中毒予防対策のため、別添のとおり都道府県等を通じ、医療機関に対する情報提供及び食品等事業者に対する注意喚起を行いましたのでお知らせいたします。

【これまでの対応】

○ 8月22日、埼玉県の「そうざい専門店」における食中毒事案を踏まえ、各都道府県等あてに健康被害の苦情等相談があった場合は、同様製品の喫食状況調査、関連性の確認等をするよう通知。

 

○ 9月1日、感染症発生動向調査における腸管出血性大腸菌O157による患者報告数の増加を踏まえ、都道府県等あてに、広域的な食中毒事案の発生に対応するための詳細な調査 (喫食状況を含むO157患者の行動調査)の 依頼を行うとともに、事業者等への的確な食中毒予防対策についての注意喚起、指導等の依頼を実施。

○ 9月4日、厚生労働省において、関係都道府県等と打ち合わせ会議を 行い、各自治体での食中毒調査の状況等について共有するとともに、その後の調査状況の共有体制を確認 。

○ 9月13日、前橋市において腸管出血性大腸菌O157の食中毒事案に関連した死亡事案が発生したことを踏まえ、感染予防対策及び食中毒予防対策について注意喚起。

【今後の対応】

○ 現在調査中の腸管出血性大腸菌O157の状況を把握するとともに、これらの調査結果 などを踏まえ、食中毒予防対策の注意喚起や指導など必要な措置を講じていく。

PDF 【通知】腸管出血性大腸菌感染症・食中毒の予防対策等の啓発の徹底について(PDF60KB

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

ポテトサラダ等のO157食中毒の情報はトピック特集号を参照してください。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★台東区の飲食店で加熱不十分の焼鳥を食べ2人が食中毒 カンピロバクター

【台東区公表 平成29913日(抜粋)】

http://www.city.taito.lg.jp/index/kurashi/food/syokuhineisei/ihansha.html

営業者氏名 島内 哲夫      

施設の名称 房総の風雲児

施設所在地 東京都台東区上野三丁目196号 第二江口ビルB1

業種等 飲食店営業

不利益処分等を行った理由 食中毒

(食品衛生法第6条第3号、第50条第3項及び第51条違反により、第54条、第55条及び第56条を適用)

不利益処分等の内容 平成29912日から平成29918日までの営業停止並びに施設及び取扱改善命令

原因食品 当該施設が平成29816日に提供した食事(加熱不十分の焼鳥を含む)

病因物質 カンピロバクター

患者数 1グループ 2

備考 原因となった食事には、加熱不十分な鶏肉が含まれていた。

★川越市:研修参加の中学生ら29人が食中毒 カンピロバクター 

【産経ニュース2017.9.14 10:23更新】

 埼玉県川越市は13日、北海道で8月下旬に行われた「川越市少年の翼」の研修に参加した中学生ら29人が発熱や下痢などの症状を発症し、うち12人からカンピロバクターを検出したと発表した。

 同市によると、研修には中学生44人、指導者10人の54人が参加。うち中学生25人と指導者4人の計29人が研修終了後に症状を訴え、発症者12人からカンピロバクターを検出した。全員が既に回復している。

 原因施設や原因食品について、北海道などが調査したが、特定できなかったという。

★さいたま市:鶏のたたき食べ男性7人が食中毒 カンピロバクター

【埼玉新聞2017912() 22:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170912-00010008-saitama-l11

 埼玉県のさいたま市食品・医薬品安全課は12日、同市南区別所の居酒屋「串天さいか」で食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づいて、市保健所が同日から14日までの3日間、同店を営業停止処分にしたと発表した。

  同課によると、今月6日に同店の利用客から「1日午後に飲食店を利用したところ、下痢、発熱などの体調不良になった」と通報があった。市保健所が調査したところ、同じ会社のグループで同店を利用した20代から40代の男性客74日から5日にかけ、下痢、腹痛、発熱などの症状を発症。発症者6人の便から、食中毒の原因となる細菌のカンピロバクターが検出された。共通した食事が同店に限られ、いずれも鶏のたたきなどを食べていたことなどから、同店での食中毒と判断した。発症者は全員快方に向かっているという。

★大阪市:心斎橋の飲食店、コース料理で7人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表平成29911日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  一発屋 大阪ミナミ総本店  IRODORI

施設所在地  大阪市中央区心斎橋筋1丁目57号 

業種   飲食店営業

営業者  株式会社エクセレントダイニング 代表取締役 小西 正行

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止2日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】(コース料理)(詳細については調査中)

【有症者】 7

★札幌市:豊平区の飲食店で7人が食中毒 カンピロバクター

【札幌市公表平成2998(金曜日)

http://www.city.sapporo.jp/hokenjo/shoku/kohyo/info.html

発生年月日 平成29828(月曜日)

患者数 7

主な症状 下痢、腹痛、発熱等

病因物質 カンピロバクター・ジェジュニ

業種等 飲食店営業

営業者の氏名 株式会社 ステラツリー  代表取締役 菊地 崇久

施設名称及び所在地  酒酔亭 祭  (札幌市豊平区豊平812丁目1-6 第五カンダビル1F)

主な適用条項   食品衛生法第6条第3

行政処分を行った理由  食中毒の発生

(原因食品:平成29826(土曜日)に当該飲食店が提供した食品)

行政処分の内容  営業停止処分

(停止期間:平成2998(金曜日)から10(日曜日))

★福岡市:南区の飲食店、寿司や焼き鳥食べ3人が食中毒 カンピロバクター

【福岡市発表平成29年9月11日18:30現在(抜粋)】

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/2785/1/170911.pdf

1 探知

平成29年9月5日(火)午後1時ごろ,福岡県生活衛生課から福岡市食品安全推進課に「福岡市南区の飲食店で食事をして食中毒症状を呈している患者を診察し,検便の結果カンピロバクターが検出された旨,筑紫野市内の医療機関から筑紫保健福祉環境事務所に届出があったため,当該施設の調査を依頼する」との連絡があった。

2 概要

8月25日(金)午後7時頃から福岡市南区内の飲食店で会食を行った1グループ4名のうち3名が下痢,腹痛,発熱等の食中毒様症状を呈し,うち2名の便からカンピロバクターが検出されたもの。

3 症状  下痢,腹痛,発熱,倦怠感 等

4 摂食者数  4名

5 有症者  3名  ※重篤な症状を呈している者はなく,全員回復している。

6 検査

(1)有症者便 :3検体(2検体からカンピロバクター検出,1検体検査中)

(2)施設ふきとり :4検体(食中毒菌不検出)

(3)従業員検便 :3検体(食中毒菌不検出)

7 原因食品

下記施設で8月25日(金)に提供された食事

お通し(カンパチ寿司),キモ,ハツ,豚バラ,つくね,とり皮,砂ずり,手羽先,ホルモン鉄板焼,酒

8 原因施設

(1)営業所所在地 福岡市南区大橋二丁目16番1号

(2)営業者氏名 有限会社 昭和屋 代表取締役 園田 昭夫

(3)屋号 焼とり 大自然

(4)業種 飲食店営業

9月5日(火)に福岡県生活衛生課

より記者発表された事案の続報

9 原因施設に対する指導事項

(1) 食材の温度管理及び取扱いに十分注意すること。

(2) 食材を中心部まで十分に加熱すること。

(3) 食材ごとの調理器具の使い分け及び消毒を徹底すること。

(4) 施設・設備及び手指の洗浄・消毒を徹底すること。

(5) 調理従事者の検便を毎年実施し,食品衛生講習会を毎年受講すること。

10 措置処分

南区保健福祉センター(南保健所)は,以下の理由により当該施設が提供した食事が原因のカンピロバクターによる食中毒と断定し,9月11日(月)17時から9月12日(火)17時までの1日間の営業停止処分とした。

(1) 有症者3名の共通食は当該施設で提供された食事のみであること。

(2) 有症者2名の検便からカンピロバクターが検出されたこと。

(3) 疫学調査の結果,潜伏時間や症状がカンピロバクターによる食中毒と一致すること。

(4) 医師から食中毒患者届出票が提出されたこと。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

★群馬県:みなかみ町のラーメン店でチャーハン等を食べ7人が食中毒 セレウス菌

【群馬県発表2017910日(概要)】http://www.pref.gunma.jp/houdou/by02_00022.html

1 概要

 平成29年9月4日(月)午前11時30分頃、東京都在住者から「9月3日(日)にみなかみ町内の飲食店で食事をしたところ、複数名が嘔吐、下痢等を呈している。」旨の連絡が利根沼田保健福祉事務所(保健所)にありました。

 当該飲食店を同事務所が調査したところ、9月3日(日)の昼に当該飲食店を利用した1グループ8名中7名が同様の食中毒様症状を呈していることが確認されました。有症者の共通食はこの飲食店で提供された食事のみであること、複数の有症者便、従事者の便及び調理器具等の拭き取り検体からセレウス菌が検出されたこと、有症者の症状が当該食中毒菌による症状と一致していること並びに診察した医師から食中毒届が提出されたことから、同事務所ではこの飲食店が提供した食事を原因とする食中毒事件と断定しました。 なお、有症者2名は入院しましたが、既に退院しており、全員快方に向かっています。

(1) 発生日  平成29年9月3日(日) 午後0時30分頃(初発)

(2) 有症者  喫食者8名中の7名

 (受診7名、うち入院2名)入院者は全員既に退院している。

 (最高齢者:60歳(男性)、最年少者:20歳(男性))

有症者住所:東京都(7)

(3) 症状  嘔吐、下痢等

(4) 病因物質  セレウス菌

(5) 原因食品(推定)

9月3日(日)の昼に当該飲食店で提供された食事 (チャーハン、ラーメン、漬物等)

(6) 原因施設  施設名 谷川ラーメン  所在地 利根郡みなかみ町湯原83-1

営業者 菊池正夫 (キクチ マサオ)

2 施設の措置

営業停止3日間(平成29年9月10日(日)から9月12日(火)まで)

※なお、当該飲食店は9月5日(火)から営業を自粛しています。

セレウス菌食中毒に注意!!

セレウス菌は、芽胞を作る菌で、土壌などの自然界に広く生息し、2種類の毒素(嘔吐毒、下痢毒)を産生します。芽胞という状態になると、熱に非常に強く、90℃60分の加熱やアルコール等の消毒薬でも死滅しないと言われています。

•大量調理せずに必要最少量の食品を調理し、調理後はすぐに食べましょう。

•調理後に食品を保存する場合は、速やかに55℃以上で保温するか8℃以下で冷蔵し、早めに食べましょう。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

★秋田市:市内の弁当工場での弁当を食べ7人が食中毒 エルシニア菌

【秋田市発表平成29年9月10日午後4時30分(抜粋)】

http://www.city.akita.akita.jp/city/hl/ex/shokuhin/attachment/0910press.pdf

食中毒の発生について

1 発生の探知

平成29年9月5日(火)午後2時50分頃、市内の医療機関から「本日、腹痛、発熱、下痢等の症状を呈した者3人が受診した。同じ弁当を食べ同様の症状を呈している者が複数いる。」との情報提供がありました。

2 発生等の概要

当保健所が調査したところ、8月30日(水)に「株式会社秋田ごはん工場」で調製された弁当を喫食した1グループ12人のうち7人が9月1日(金)から3日(日)にかけて腹痛、発熱、下痢等の食中毒様症状を呈し、うち4人が医療機関を受診していました。

調査の結果、患者の共通食は当該営業施設で8月30日(水)に調製した弁当に限られること、患者便からエルシニアが検出されたこと、患者の発症時間帯および症状がエルシニアによるものと一致することなどから、この施設が調製した弁当を原因とする食中毒と断定し、本日から2日間の営業停止処分としました。

(1) 発生日時  平成29年9月1日午前7時頃から

(2) 発生場所  秋田市

(3) 症状  腹痛、発熱、下痢等

(4) 患者数  7人(受診4人、入院患者なし。)

(5) 原因食品  平成29年8月30日に調製された弁当

(6) 病因物質  エルシニア

(7) 原因施設屋号  株式会社秋田ごはん工場  所在地  秋田市外旭川字八幡田134-5

営業者  株式会社秋田ごはん工場  代表取締役  佐藤幹子

3 行政処分の内容

平成29年9月10日から11日まで2日間の営業停止(飲食店営業)

※当該施設は9月7日から営業を自主休業しています。

4 食中毒発生状況

秋田市における平成29年に発生した食中毒事件は本件を含め2件(患者合計9人)です。

5 エルシニアによる食中毒予防の啓発をお願いします

(1) 特徴

4℃以下でも発育可能な低温発育性の病原菌として知られています。発育は遅い。

(2) 汚染・感染経路

ヒト、動物の糞便。とくに、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い。犬やねこなどのペット

も要注意です。未消毒の井戸水による水系感染も報告されています。

(3) 発病までの時間  平均2~5日と長い。

(4) 症状  腹痛、下痢、発熱、その他虫垂炎様症状など多様な症状がみられます。

(5) 予防のポイント

他の細菌性食中毒と同様、調理器具、手指からの二次汚染を防止しましょう。加熱調理を行い

ましょう。冷蔵保管を過信せず早めに食べましょう。井戸水は適確に塩素消毒をしましょう。特

に豚肉は、75℃・1分間以上の加熱調理で、中心部まで十分加熱しましょう。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★日立市:スーパーのサンマの刺身で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【茨城県発表2017911日(抜粋)】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi-local/news/newsview.cgi?category=press&no=1215

 平成29年9月9日(土),日立市内の医療機関からアニサキスによる食中毒を疑う患者を診察した旨の連絡が日立保健所に入りました。

 日立保健所によると,平成29年9月5日(火)に市内スーパーマーケットで購入したサンマを当日夜,自宅で刺身に調理し,喫食したところ,翌6日(水)午前8時頃から腹痛,吐気等の食中毒症状を呈し,9月7日(木)及び8日(金),に医療機関を受診したことが判明しました。

 調査の結果,患者の胃からアニサキス虫体が摘出されたこと,患者の症状及びアニサキス症の原因となる鮮魚類の喫食が自宅にて調理したサンマの刺身に限られること等から,同保健所は,自宅で調理したサンマの刺身を原因とする食中毒と断定しました。

 なお,患者は入院しておらず,快復しています。

★渋谷区の寿司店で食中毒 寄生虫(アニサキス)

【渋谷区公表平成2998日(抜粋)】

http://www.city.shibuya.tokyo.jp/firm/shokuhin/ihan_kohyo.html

施設の名称及び営業者氏名等  三是寿司  東京都渋谷区代々木二丁目141号  株式会社三是

施設所在地等  東京都渋谷区代々木二丁目1412

主な適用条項  食品衛生法第6

処分を行った理由  食中毒

処分などの内容  平成2999 1日間営業停止

備考

原因となった病因物質:アニサキス

原因食品:822日に調理提供した食事

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★山梨県:笛吹市の夫妻、キノコを食べ中毒 毒キノコ「ツキヨタケ」

NHK 山梨NWESWEB20170912日 0736分】http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20170912/1040000024.html

今月10日、山で採ったキノコを調理して食べた笛吹市の男女3人がおう吐などの症状を訴え、病院で手当てを受けました。

 県は毒キノコの「ツキヨタケ」による食中毒と断定し、安易に野生のキノコを口にしないよう注意を呼びかけています。

 県によりますと、今月10日、笛吹市の70代夫婦が山で採ったキノコを炒め物などにし70代の妻が食べたところ、おう吐などの症状を訴え、さらにこのキノコを分けてもらい食べたという近所の60代の女性と10代の男性も同じような症状を訴えました。

 3人は病院で手当てを受けましたが、いずれもその後回復したということです。

 保健所が調べたところ、3人が食べたのは毒キノコの「ツキヨタケ」とわかり、県はこのキノコが原因の食中毒と断定しました。

ツキヨタケは「ヒラタケ」や「シイタケ」などに似ていますが、縦に裂いたときに褐色のシミがあるのが特徴だということです。

キノコを食べた70代の妻は「よくわからなかったが食べてみた」と話しているということで、県は知らない野生のキノコを安易に口にしないよう注意を呼びかけています。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

病因物質調査中食中毒

★青森県:七戸町の学校給食で生徒27人、給食後に腹痛訴え

【デーリー東北新聞社201799() 22:49配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00010012-dtohoku-l02

 青森県七戸町立天間林中の生徒27人が8日の給食を食べた後、腹痛を訴えていたことが9日、関係者への取材で分かった。七戸、東北両町の小中学校に約2500食分を提供する中部上北学校給食センター(七戸町)は1112日の給食提供を見合わせることを決めた。

  町関係者によると、天間林中は生徒から腹痛や下痢といった症状の訴えが続出したことを受け、調査を実施。症状が見られたのは全校生徒152人中、1年、3年の計27人で、うち5人が病院で治療を受けた。いずれも重症ではなく、既に回復済みという。

9日までに原因は判明していないが、小又勉町長は取材に「現在、症状のあった生徒の便を保健所に提供するなど、原因の調査を進めている。早期究明に努めたい」としている。

★名古屋市の飲食店で8人が食中毒 病因物質調査中

【名古屋市公表平成29830日(抜粋)】

http://www.shokunoanzen.city.nagoya.jp/docs/2016012100025/

処分年月日  平成29830

業種  飲食店営業

行政処分の適用条項  食品衛生法第55条第1

行政処分の内容及び措置状況  営業禁止

原因食品  826日(土)及び827日(日)に提供された食事

病因物質  調査中

患者数  8

備考  なし

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

O157などの患者続出、昨年上回るペース、厚労省、医療機関に治療法の周知を

【医療介護CBニュース2017914() 16:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170914-16550000-cbn-soci

 O157などの腸管出血性大腸菌感染症の患者報告数が昨年を上回るペースで増えていることが、国立感染症研究所の患者報告で分かった。各地でO157の集団発生が起きており、過去5年間で最も多かった2014年の患者報告数に迫る勢いだ。感染の拡大を防ごうと、厚生労働省は都道府県などに対し、感染予防策や治療法などの情報を医療機関に周知するよう求めている。【新井哉】

  同研究所によると、今年の患者報告数(3日時点)は2568人で、昨年の同時期(2358人)を上回っている。都道府県別では、東京が327人で最も多く、以下は埼玉(196人)、神奈川(190人)、北海道(171人)、千葉(127人)、大阪(118人)、愛知(114人)、福岡(107人)、岩手(89人)などの順だった。

  こうした状況などを受け、厚労省は予防対策の周知に懸命だ。13日に都道府県などに出した通知では、O157 などの感染で引き起こされる溶血性尿毒症症候群(HUS)の診断・治療ガイドラインを参考にして、確認を行う必要性を挙げている。

  施設内での集団発生にも注意が必要だ。東京都によると、東久留米市内の特別養護老人ホームで先月、O157の集団発生が起きた。保健所の職員がこの施設を訪問し、状況調査と衛生指導に加え、入所者と職員を対象とした健康調査を行った。都は各施設に対し、集団感染が疑われる場合、速やかに保健所に報告するよう促している。

  腸管出血性大腸菌感染症は、大腸菌が産生した毒素によって出血を伴う腸炎などを発症する。O157O111O26などに分類され、感染後3―8日の潜伏期を経て腹痛や水溶性の下痢を起こす。菌の出すベロ毒素が腎臓の毛細血管内皮細胞を破壊するHUSになった場合、急性腎不全や尿毒症を発症し、重症化や死亡事例も報告されている。CBnews

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★山口県:柳井・小学校の給食に異物混入(缶詰の金属片?)

【tysテレビ山口201799() 13:16配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170909-00010000-tys-l35

きのう、柳井市で、小学校の給食に細長い金属片が混入していたことが分かりました。給食に異物が混入していたのは柳井市の小田小学校です。

 柳井市立学校給食センターによりますと、きのう6年生の男子児童がフルーツミックスの中に5ミリ程度の細長い金属片を見つけたということです。口には入れていないため健康被害はありませんでした。缶詰を電動缶切り機で開けた時に混入したとみられています。

センターでは、給食を提供している小・中学校14校にお詫びの文書を配布し状況を報告したということです。★はごろも、コーン缶詰回収…金属片混入した恐れ

【読売新聞201798 1050分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13583830/

 はごろもフーズ(静岡市清水区)は7日、缶詰「シャキッとコーン 高真空パック」約1万1200個を自主回収すると発表した。

 缶を密封する機械の動作不良で、一部に金属片が混入した恐れがあるという。

 回収対象は6月16日製造で、賞味期限が2020年6月16日、製造所固有記号「FNK1」の製品。いずれも缶のふたに表示されている。問い合わせは同社(0120・856004)へ。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★東京都:トマトソースから安息香酸検出、回収、保管指示

【東京都公表年月日 20170912日】

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

違反食品 名称及び商品名 トマトソース(MOLHO DE TOMATO TARANTELLA)

 製造者、加工者又は

輸入者の名称 (輸入者)アイメックス・トレーディング株式会社

 代表取締役 小林 圭介

上記営業所の所在地 東京都府中市府中町2-9-1

 その他(ロット、原産国名等) 賞味期限:2018523

 保存方法:直射日光、高温多湿を避けて保存して下さい

 違反内容 安息香酸 0.43g/kg 検出 (食品添加物の対象外使用)

 適用条項 食品衛生法第11条第2項を適用

不利益処分等対象者 (輸入者)アイメックス・トレーディング株式会社

 法人番号 8011101071855

  代表取締役 小林 圭介

   東京都府中市府中町2-9-1

 不利益処分等の内容

 及び措置状況 911日、輸入者に対し、文書により当該品の回収、保管を指示した。

★茨城県:「ゆずパスタソース」の自主回収について

【茨城県発表平成29年9月6日(水)(抜粋)】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi/news/data/doc/1504686307_1.pdf

「ゆずパスタソース」の自主回収について

平成29年9月6日(水),常陸大宮市温泉事業株式会社「四季彩館」から,常陸大宮保健所長へ「ゆ

ずパスタソース」の自主回収着手報告書が提出されましたのでお知らせします。

1 製造者等

製造者名: 株式会社遊佐食彩工房

所在地: 山形県飽海郡遊佐町比子字白木23-367

2 自主回収対象品,出荷数量等

販売期間および消費期限が以下の期間に該当する商品

販売期間: ~ 平成29年9月5日

消費期限: 調査中

出荷先および出荷数量:

出荷先所在地 出荷数量

ポケットファームどきどきつくば牛久店 茨城県牛久市猪子町967-1    24

常陸大宮道の駅「かわプラザ」 茨城県常陸大宮市岩崎717-1     1,684

ごぜんやま温泉「四季彩館」 茨城県常陸大宮市長倉407-        179

3 回収理由,回収に至った経緯

回収理由:アレルギー物質(小麦)の欠落

経 緯:販売委託先「ポケットファームどきどきつくば牛久店」からの指摘により判明。

4 回収方法等

回収周知方法: 各販売店舗において店頭告知及び回収を行う

5 問い合わせ先

名称: 常陸大宮市温泉事業株式会社 ごぜんやま温泉「四季彩館」

所在地: 茨城県常陸大宮市長倉407-2 電話番号: 0295-55-2626

受付時間: 10:00~18:00(木曜定休)

6 健康被害等の苦情の有無

無し。

7 保健所の対応

当該施設に対して,迅速な自主回収及び再発防止策を講じるよう指示した。

食品の自主回収情報 平成29年9月6日(水)

<汚染卵関係情報>

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<表示関係情報>

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<食品アレルギー関係情報>

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<ジビエ関係情報>

「ジビエ利用に関する相談窓口」の開設について(抜粋)

http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/tyozyu/170912.html

平成29912
農林水産省

農林水産省は、ジビエ利用に取り組む地域を支援するため、ジビエ利用に関わる事業者や地方公共団体等からの御相談、お問合せに官民連携で対応する「ワンストップ相談窓口」を開設しました。

1.概要

農村地域では、深刻な被害をもたらす野生鳥獣の被害防止対策により野生鳥獣の捕獲数が増加する中で、これを地域資源と捉え、ジビエとして有効に活用する前向きな取組が広がっているところです。
農林水産省は、ジビエ利用に取り組む地域を支援するため、ジビエ利用に関する知識・経験を有する民間の有識者で構成する「ジビエ利用拡大専門家チーム」(以下「専門家チーム」といいます。)を発足しました。ジビエ利用に関する御相談、お問合せのための専用電話、専用メールアドレスを設け、農林水産省と専門家チームが官民連携で対応、支援します。お気軽に御相談ください。

2.専門家チームについて

専門家チームは、ジビエの捕獲や加工、流通、外食、小売など様々な分野で活躍している民間の有識者で構成しています。
専門分野など詳細につきましては、「ジビエ利用拡大専門家チーム 構成員一覧」を御覧ください。
ジビエ利用に関する御相談、お問合せにつきましては、農林水産省(鳥獣対策室)がワンストップ相談窓口で受付した後、専門家チームと連絡を取り、適切に対応いたします。

<ジビエ利用拡大専門家チーム 構成員一覧(敬称略)>(省略)

3.相談窓口について

1)お電話によるお問合せ先
 
専用電話:  03-3502-6571
 
受付時間: 平日930分~1815 (土日祝日及び年末年始を除く)

2)お問合せ先
 
専用メールアドレス: 
gibier-soudan@maff.go.jp
  FAX
番号:  03-3502-7587
 
「ジビエ利用に関する御相談、お問合せ 専用フォーム(相談シート)」をダウンロードしていただき、必要事項を御記入の上、上記の専用メールアドレス又はFAX番号まで送付してください。

<添付資料>
・相談窓口のご案内について(PDF : 278KB)
・ジビエ利用拡大に向けた官民連携支援体制について(PDF : 77KB)
・ジビエ利用拡大専門家チーム 構成員一覧(PDF : 455KB)
・ジビエ利用拡大専門家チーム 構成員一覧(PDF : 459KB) (平成299121900分訂正)
・ジビエ利用に関する御相談、お問合せ 専用フォーム(相談シート)(WORD : 15KB)

★鹿やイノシシの際限なき増殖が社会問題化…畑壊滅や交通事故多発でもハンターが足りない!

【ビジネスジャーナル2017911 50分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13594825/

政府が「ジビエ(野生鳥獣肉)」を普及させるために躍起になっている。今年5月には、来年度に全国で12のモデル地区を指定し、狩猟者の育成や流通体制の確立を目指すなど、利用拡大の方針を決定した。最終的には、2019年度にジビエの消費量を倍増させる考えだという。

 その一方、ジビエを取り巻く現状はかなり“お寒い”と言わざるを得ない。消費者からすると、ジビエが毎日の食材選びや外食の選択肢として根付いている雰囲気は、実感としてゼロに等しい。

 政府が旗振り役を務めているにもかかわらず、なぜジビエの普及が進まないのか。その背景には、ジビエ産業の構造的な問題がある。

●ジビエ振興、裏に鹿やイノシシの深刻な害獣被害

 ジビエとは、狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味するフランス語だ。日本ジビエ振興協会のホームページでは、捕獲数の多い鹿やイノシシをはじめ、野うさぎや真鴨など、狩猟対象となる野生鳥獣はすべてジビエに定義されている。

「ジビエ振興の背景には、野生鳥獣による農作物被害が大きく関係しています。増え続ける鹿やイノシシは森林や田畑を荒らし、樹皮や植物を食べ尽くす。その被害総額は年間約200億円といわれるほど、深刻化しています。このような害獣被害を狩猟によって抑制すると共に食肉にすることで無駄にせず活用するというのが、ジビエ振興の名目です」

 そう語るのは、ジビエ問題に詳しい日本オオカミ協会会長で東京農工大学名誉教授の丸山直樹氏だ。

「被害の多くは、鹿、猿、イノシシによるものです。その現状は想像以上にひどく、農業者の方々の間では『一生懸命やっても荒らされるなら、つくる意味がない』と農作放棄が起こっているほど。また、野生鳥獣が道路に侵入してくることにより、北海道だけで年間2000件前後の交通事故も発生しています」(丸山氏)

 交通事故は自動車との衝突だけではなく、鹿やイノシシが列車と衝突して電車が破壊されたりダイヤが狂ったりするケースもあり、その被害額は年々増加している。こうした被害を減らすために、政府はジビエを普及させようとしているわけだ。

 では、なぜ肝心の普及は進まないのか。その理由のひとつが、ジビエ肉に潜む「寄生虫」というリスクだ。

●厚労省が注意喚起、ジビエの生食で死亡例も

 岐阜大学が13年から15年にかけて岐阜県の長良川と揖斐川水系で捕獲された野生の鹿とイノシシを調査したところ、高い割合で人に感染する寄生虫が検出された。

 鹿の場合、人間の体内に取り込むと食中毒症状を起こす恐れがある住肉胞子虫が、食用部位である背ロースとモモからそれぞれ90%(60頭中54頭)、88%(59頭中52頭)の割合で検出。イノシシも、それぞれ46%(26頭中12頭)、43%(21頭中9頭)となっている。また、鹿の肝臓からは、人間に感染すると肝炎や胆管炎を引き起こす槍形吸虫も検出されたという。

 そのため、厚生労働省もホームページで以下のように注意喚起している。

「生または加熱不十分な野生のシカ肉やイノシシ肉を食べると、E型肝炎ウイルス、腸管出血性大腸菌または寄生虫による食中毒のリスクがあります。ジビエは中心部まで火が通るようしっかり加熱して食べましょう。また、接触した器具の消毒など、取扱いには十分に注意してください」

 もちろん、上記の注意喚起でもわかるように、危険なのはあくまで「ジビエの生食」であり、十分に加熱して食べる分には問題はない。ところが、こうした知識や衛生管理がジビエを提供する側に徹底されているかといえば、決してそうとはいえない現状もある。

 昨年927日には、情報番組『あさイチ』(NHK)が沖縄県西表島の郷土料理として「イノシシの刺身」を紹介したところ、視聴者から批判が殺到、炎上する騒動が起きた。

 厚労省が1411月に発表した「野生鳥獣肉の衛生管理に関する指針(ガイドライン)」には、「生食用として食肉の提供は決して行わないこと」と明記されている。過去には、ジビエの生肉を食した男性がE型肝炎ウイルスに感染し、死亡したケースもある。ジビエの危険性については、まだまだ周知されていないのが実情だ。

●ハンターが高齢化、若手不足で狩猟量が激減か

 もうひとつの問題は、野生鳥獣を捕獲する狩猟者=ハンターたちが年々減少しているという点だ。

 環境省によれば、13年時点で北海道を除く本州以南に305万頭(中央値)の鹿が生息しているという。その繁殖力は非常に高く、現状のまま増え続けると23年には453万頭に達すると考えられている。これを半減させるためには、計算上は現状の倍以上のペースで捕獲を進めなければならない。

 しかし、丸山氏によると「現在のハンターの数は18万人程度で、もっとも多かった時期に比べて4分の1にまで減少している」という。

「加えて、ハンターたちの高齢化という問題もあります。ハンターの平均年齢は68歳で、もはや40代以下のハンターはほとんどいないのが現状。現在活動しているハンターは近い将来に引退するため、狩猟量はガクッと減少します。そのとき、はたしてジビエの安定供給が望めるのか? 私は疑問ですね」(同)

 狩猟免許所持者数の推移を見ると、1975年には全国に50万人以上いたハンターが2013年には20万人を切り、その多くが60歳以上だ。2040代のハンターはほとんど育っていない。いくら政府が「ジビエの消費量を倍増させる」と息巻いても、捕獲する人がいなければ実現は厳しい。

 しかも、ハンターが減少して市場に十分に供給できないため、今やジビエは高級品となっている。スーパーマーケットなどでは、鹿肉が100g当たり300400円前後で販売されている。ただでさえ「食のリスク」がある上に高額な食材を買い求める人は少ないだろう。

「現在の状況を表すと、まさに『二兎を追う者は一兎をも得ず』。ジビエ普及の当初の目的は、鹿やイノシシを獲って数を減らすことでした。ところが、その鳥獣肉を有効活用すべくジビエを地域振興に利用しようとして、今やそちらにばかり気を取られている。

 今のままでは、いつになっても害獣は減りません。結果的に、害獣を減らすこともジビエの需要供給を増やすことも、どちらも中途半端な状況に陥ってしまっている。それが現在のジビエの実態、というのが率直な印象です」(同)

 ジビエ食の安全性に関する衛生管理の統一ルール、将来を担うハンターの育成や処理施設の確保……ジビエ普及には、さまざまな問題が山積している。

 また、国を挙げてジビエに投資しているものの、補助金で移動式の解体処理車「ジビエカー」を開発するなど、予算の使い道には見当違いと言わざるを得ないケースも見受けられる。

 ジビエが一般家庭に普及する日は、本当に来るのだろうか。

(文=藤野ゆり/清談社)

<調理環境関係情報>

★神奈川・大磯町の中学校給食、不評で大量の食べ残し

JNN2017914() 19:46配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170914-00000075-jnn-soci

 神奈川県大磯町で去年から始まった中学校の給食に不評の声が相次ぎ、教育委員会が対策を検討していることがわかりました。

  食べ残されたブロッコリーにサラダ。これは、大磯町の町立中学校で今年7月に提供された給食の残りです。大磯町によりますと、去年1月から2つの町立中学校で給食が導入されましたが、「味が薄い」「おかずが冷たい」など、生徒から不評の声が相次ぎました。食べ残しの割合は平均26%で、多いときで55%に上ったということです。

  こうした事態を受け、町の教育委員会は今月から、温かい汁物に食べ残しの多かった野菜を加えるなどの対策を講じたほか、生徒の状況に応じて、弁当を持参できる「選択制」の導入も検討しているということです。教育委員会は、「深刻な状況だと痛感している。今後、学校などと相談しながら、食べ残しを減らす努力をしていきたい」とコメントしています。(1417:51

<食の安全供給問題の情報>

★「日本人、鶏の刺身を食べるなんて信じられない!」 海外のSNSで一騒動

NewSphere20170914 16:37

http://blogos.com/article/246216/

 今年初め、オーストラリアの女性がFacebookに「ミディアムレアのチキン」として投稿した写真が話題になったが、この女性は本当に食べたのではなく、絶対にあり得ない食事の一つとして紹介し、皆がこのジョークを楽しんだ。

 ところが今回、フード&ワイン誌がアメリカ人有名シェフのマーク・マーフィー氏が「鶏刺身」を好んで食べており、アメリカにはカリフォルニアに一軒あるレストランがメニューに置いているのが知られているだけだが、日本ではそんなに珍しくないメニューだとツイッターで紹介して話題になっている。

◆ 写真を見るだけで食中毒になりそうな鳥刺し

 デイリーメール紙はこのツイッターへの返信をずらりと紹介しており、当然ながら、信じられないという反応が多く、あるユーザーは「(鳥刺しの)写真を見ただけで確実に食中毒になる」とまで書き込んでおり、日本人であれば、実際に食べるか食べないかは個人の好みがあるが、「大げさな……」と思ってしまいそうな熱狂ぶりだ。

 しかし、確かに生肉を食べることにはリスクが付いて回る。5年前の7月、厚生労働省は食品衛生法に基づき、牛のレバーを生食用として販売・提供することを禁止した。その後、豚の生レバーも提供禁止に。今後、鶏や馬も生は禁止になるのか、と心配している生食ファンもいるだろう。

 現在のところは、レストランなどに完全に生の状態で提供することを控えるように「指導」しているだけの状態であるが、厚生労働省では鶏肉にはサルモネラ菌やカンピロバクター菌が付着していることがあるので、基本的に生食は避けるべきという見解だ。特に、鮮度に関係なく鶏のカンピロバクター保菌率は高いとのことで、前述のフード&ワイン誌は朝日新聞の記事を参照して、「60パーセントのバクテリア関係の食中毒は鶏肉が原因である」と、数字でその危険性を表している。

◆どう食べれば鶏刺身は安全?

 ジョージア大学の食品安全センターでディレクターを務めたマイケル・ドイル氏は、多くの場合10秒ほど熱湯で茹でる、もしくは炙るなどの処理をされるだけの鶏刺身について、「バクテリアを死滅させるには不十分である」という見解をフード&ワイン誌に語っている。

 また、ニューヨーク州の栄養士クレア・ショレンスタイン氏は鶏刺身を安全に食するには「その鶏肉がどこから来たのかを知る必要」があり、どのように育てられたかを確認する必要があるという。しかし、明確な答えを手に入れるのは難しい質問だ。アメリカで鶏刺身を提供するレストランIppukuでは、小さな農場と契約して鶏が育てられる環境を一定の高さに保っているというが、小さな農場なら安全という保障はない。つまり、「自己の判断と責任で食べる」ことに変わりはないのだ。

◆ 何かと話題を振りまく日本の食

 和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは記憶に新しいが、日本の食文化は外国から見るとあり得ないと思われることも多い。納豆やこんにゃく、生卵などは受け入れられてきているが、エビの踊り食いや馬や鯨を食べることには眉をひそめられることが多い。鶏刺身も後者に入る食の一つだろう。国内には、鶏刺身が郷土料理として食されている地域もあるので禁止となったら寂しい気もする。食する時は慎重になって、信頼できる店で体調のいい時にだけ楽しみ、くれぐれも身重の女性に勧めることのないようにしたい。

Text by 西尾裕美

HACCPGAP関係情報>

★広がらない「GAP認証」メリットと課題

【日テレNEWS24 201798() 19:37配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170908-00000061-nnn-soci

農産物の安全基準として注目されている「GAP」。農林水産省では今週、「GAP認証」を取得している農家や流通関係者などが集まる会議が初めて開催され、会場は満席となった。「GAP」をどう活用すべきか考える。

  「GAP」とは「良い農業のやり方」を意味する英語の頭文字(Good Agricultural Practice)をとったものだ。

  2020年の東京オリンピック・パラリンピック大会では「GAP」認証を取得した食材しか使われないこともあり、注目されている。

  ただ、農水省はあくまで東京五輪はきっかけとして、その後を見据えた長いスパンでの普及を目指している。認証の中では、GAPの日本版「JGAP」が主なもので、取得した食品にはマークをつけることができる。

  「JGAP」認証を取るには「食品の安全性」への配慮はもちろんのこと、「環境保全」への配慮や「労働者の安全」など約120項目の基準を満たすことが必要になる。

――「認証」を取得するメリットはどこにあるのか。

  何と言っても安全性の保証になるから、生産者の中にはこれを武器に取引を拡大しようという動きもある。

  福島市の観光農園「まるせい果樹園」は、2011年の東京電力の原発事故の風評被害などで、売り上げは事故前の5分の1にまで激減していた。

  この苦境から脱するため、試行錯誤の末たどり着いたのが「GAP認証」だったと話している。

  まるせい果樹園・佐藤清一代表取締役「自分で『大丈夫です。安全』とお客さんに言っても、なかなかお客さんは納得していただけないだろうということで、(GAP)認証をいただく努力をして、今に至る。GAP認証をいただいていることから、皆さまに『なるほど、それなら安心だね』というきっかけになっている」

  「認証」取得をきっかけに、これまで取引のなかった大手スーパーとの取引が始まるなど、経営は震災前の水準に戻りつつあるという。

――復興のきっかけにもなっているが、取得する農家は多いのか。

  日本の認証「JGAP」を取得した農場は年々増えていて、今年3月末時点で4113となっている。ここ数年で急激に増えているが、それでもまだすべての農家のうちの1%も満たしておらず、決して多いとは言えない状況だ。

――なぜ普及しないのか。

  農家の中には「必要性を感じない」という声も聞かれる。収穫を目前に控えた群馬県沼田市の個人農園では、コンクールで金賞をとるほどのコメを栽培している。

  こちらでは「JGAP」ではなく「JAS有機」の認証を取得しているという。

  金井農園・金井繁行代表取締役「取引先から、JGAPのご要望については、今のところ一切ない。今のところ、JGAPの認証をとる予定はありません。ほとんどの生産農家にとっては、縁のない話じゃないですか」

  その一方で、「取得したくても、時間や費用の面で難しい」という声も聞かれる。

  「認証取得」までには「書類審査」や「現地審査」など第三者機関によるチェックが行われる。

  しかし、その費用として8万円から10万円ほどかかるほか、認証が下りるまでに数年かかることもあり、なかなか広がっていない。

  さらに認証を取得した後も毎年審査が必要で、その度に8万円から10万円かかる。さらに、書類作りなどの事務負担も多く、農業以外の人材を確保しなければならないといった声も聞かれる。

――解決策はあるのか。

  今回のポイントは「負担の軽減」。このままでは、東京オリンピック・パラリンピックの選手村では、日本の食材がほとんど使えないことになりかねない。

  農林水産省は補正予算を組んで、認証にかかる費用を補助する仕組みを作っている。しかし、それだけではなく、事務作業をサポートする体制を整えることも大事ではないでしょうか

<その他の情報>

★高温加熱調理で生成される「アクリルアミド」、その危険性とは?

livedoor ニュース2017912 110分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13603292/

料理法の一つとして欠かせない加熱調理 。食品が程よく焼け始めると、香ばしさが漂い食欲をそそられますよね。このように加熱することで食品の香りや味を引き出し、また加熱には殺菌して食中毒を防ぐ効果もあります。しかし加熱調理にはマイナス面も。食品に含まれる天然成分を化学変化させ、予期しない物質を作り出してしまうこともあります。発がん物質とされ懸念されている「アクリルアミド」もその一つです。

発ガン性を持つとされるアクリルアミド

もともとアクリルアミドは、工業用途としてポリアクリルアミドの原料として製造され、水処理剤、土壌凝固剤などに使用される化学物質でした。ところが2002年、スエーデン食品庁とストックホルム大学により衝撃の事実が発表されました。というのも、人工的に作られていた有害物質アクリルアミドが、食品の高熱加熱によって自然に生成されてしまっていることが明らかになったのです。

アクリルアミドは、アミノ酸の一種であるアスパラギン(アスパラギン酸は別物)と還元糖を高熱調理することでできる物質です。アクリルアミドを大量摂取すると、神経障害を起こすとされています。また動物実験では発ガン性を持つことが分かり、人間にも影響を及ぼすであろうとして、現在農林水産省により、アクリルアミドの摂取に関して注意が呼びかけられています。

揚げ物や炒め物でできやすいアクリルアミド

アクリルアミドはアスパラギンと還元糖を含む穀類やイモ類、野菜などを、120度以上で高温加熱するとできやすくなります。そのため揚げたり焼いたりするフライドポテトやポテトチップス、ビスケット、クッキー、トースト、野菜炒めなどにアクリルアミドが多く含まれやすいのです。農林水産省では、食品事業者に食品中のアクリルアミドを減らすように働きかけをしています。その結果、ポテトチップスを例に挙げると、平成19年に比べ平成25年ではアクリルアミド濃度の低いポテトチップスが増えているとのことです。

家庭でアクリルアミドを減らす方法

アクリルアミドは家庭で料理をする際にも作られます。よって極力、アクリルアミドを減らす調理工夫をすることが大切となります。まずは揚げ物や炒め物をするときには、できるだけ焦がさないようにすること。焦げができるほど、アクリルアミド濃度が上がるそうです。炒め物をするときは火力を弱めてよくかき混ぜながら、焦げを作らないようにすることがポイントです。それから揚げたり焼いたりする代わりに、煮る、蒸す、茹でるのも良いでしょう。煮物や蒸し物のように水を使う調理では、温度が120度以上にならずアクリルアミドができにくいのです。電子レンジ(電子レンジを使うと栄養素が破壊されるって本当なの?)を活用するのも、アクリルアミドを減らすのにおすすめです。

アクリルアミドは料理の準備段階でも減らす工夫ができます。イモや野菜は調理前に水にさらすと、アスパラギンと還元糖が流れでて、アクリルアミドができにくくなります。また冷蔵保存したジャガイモは、そのまま揚げたり炒めたりすると、焦げやすくアクリルアミドができやすくなります。ジャガイモは常温保存するのがおすすめ。冷蔵保存したジャガイモは、1週間ほど常温に戻しておくことで、調理時にアクリルアミドが生成されにくくなるそうです。野菜などの食品を効率よく食べるために加熱調理は欠かせず、時には炒めたり揚げたりすることも必要になります。アクリルアミドを少し摂ったからといって、すぐ問題があるわけではありません。しかし毎日工夫しながら有害物質をできるだけ摂取しないように、気をつけていきたいですね。

writer:Akina

2017年9月14日 (木)

臨時号 ポテトサラダ等O157食中毒特集PDF版9.14

「1579.14.pdf」をダウンロード

ポテトサラダ関連食中毒事件で死亡者があったので、臨時号の臨時号をアップしました。

2017年9月 8日 (金)

2017年ポテトサラダによるO157食中毒特集号

ポテトサラダによる腸管出血性大腸菌O157の特集号9月8日現在版最終号になります。

「157.pdf」をダウンロード

2017年9月8日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年9月8日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年9月7日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★O157食中毒 総菜店が全店営業再開

NHK NEWS WEB 2017971136分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011129981000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_001

埼玉県と群馬県にある同じ系列の総菜店で販売されたポテトサラダなどを食べた人から相次いでO157が検出された問題で、総菜店の運営会社は、問題の発覚後、休業を続けていた関東地方の17店舗すべてで衛生管理を強化したとして、7日再開しました。

先月、埼玉県と群馬県にある総菜店「でりしゃす」の4つの店舗で加工販売されたポテトサラダやコールスローサラダなどを食べた23人が腹痛などを訴え、このうち20人から腸管出血性大腸菌 O157が検出されました。

埼玉県熊谷市の籠原店と前橋市の六供店が営業停止の処分となり、総菜店の運営会社は、関東地方の17店舗すべてで先月24日から休業していましたが、衛生管理を強化したとして、7日全店で再開しました。このうち前橋市の六供店では、午前10時、2週間ぶりに再開し、買い物客が訪れていました。

運営会社によりますと、すべての店でサラダを調理する専用のスペースを設け、利用客が自分でサラダを取り分ける方法からパックに詰めた状態で販売する方法に変更するなど細菌の混入を防ぐ衛生面の対策を強化したということです。

総菜店の運営会社「フレッシュコーポレーション」は「皆様には多大な苦痛とご迷惑をおかけし心より深くおわびします。食材の供給元にもさかのぼって衛生管理の確認を厳格に行い、原因究明に努めます」としています。

運営会社「深くおわび」

群馬県太田市にある総菜店の運営会社「フレッシュコーポレーション」の竹下徹郎社長は「O157に感染、発症した皆様とご家族には、多大な苦痛とご迷惑をおかけし心より深くおわび申し上げます。会社での安全対策の強化はもちろん、これまで以上に食材の供給元にもさかのぼって衛生管理の確認を厳格に行い、引き続き原因究明に努めてまいります」とコメントしています。

混入経路は依然不明

この問題で、国立感染症研究所が感染者から検出された細菌を検査した結果、同じ遺伝子の型が検出されたということです。しかし、これまでの保健所の検査では、細菌の混入経路は特定されていません。

ポテトサラダを製造した高崎市の食品工場に残っていたポテトサラダのすべてのサンプルや、調理器具、それに従業員の便からO157は検出されず、工場の製造過程での混入の疑いは確認できませんでした。

一方、前橋市の店舗では、コールスローサラダやマリネなどを食べた人からもO157が検出されましたが、店内の調理器具や従業員の便からは検出されませんでした。

厚生労働省によりますと、同じ遺伝子の型の菌は関東地方を中心に全国で検出されていて、保健所を通じて感染者から発症した時期の食事や行動をさらに詳しく聞いて、引き続き感染源などを調べています。

店を訪れた人「衛生管理が改善され安心」

再開された前橋市の六供店を訪れた女性は、毎日、店を利用していたということで「サラダやマリネなどを購入しました。個別にパック詰めになっているので、衛生的には以前よりも安心だと思います」と話していました。

また、近所の女性は「総菜を取るのに使ったトングは1回使ったら箱に入れ、使い回さないように改善されていました。再開を待ち望んでいたので、これからも利用したいです」と話していました。

別の男性は「今回の問題で衛生管理が改善され、よかったと思います。安心して利用できます」と話していました。

最初に検出された店舗も営業再開

最初にO157が検出され、先月21日から3日間の営業停止処分を受けた埼玉県熊谷市の総菜店「でりしゃす」籠原店も、7日午前10時に営業を再開しました。

この総菜店をよく利用しているという女性は「忙しい共働きの家庭にとって総菜は便利な食事なので、衛生面をしっかり管理してほしい」と話していました。

また、近所に住む60代の女性は「原因が特定されていないので利用するにはまだ不安は残ります。早く原因を明らかにして、しっかり対応してもらいたい」と話していました。

★異例の事態!…同型O157、感染源特定できないまま11都県に広がる

【読売オンライン201794日】

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170904-OYTET50009/

よみドクター ニュース・解説

 埼玉、群馬両県の総菜販売店でポテトサラダなどを購入した人が腸管出血性大腸菌 Oオー 157に感染した問題で、両県を含め、関西など計11都県の患者から同じ遺伝子型のO157が検出されたことが、厚生労働省への取材でわかった。同省によると、感染源が特定できないまま、同じ型の菌が広がるのは異例の事態という。

「特定は困難」

 厚労省によると、埼玉、群馬県の患者から検出されたのは、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157。このタイプによる患者の報告件数は8月14~20日の1週間で計144件に上り、過去5年で最も流行した昨年8月15~21日の123件を超えたことがわかった。

 さらに、国立感染症研究所の検査の結果、東京、神奈川、千葉、埼玉、群馬、栃木、長野、新潟、滋賀、三重、香川の計11都県の患者から検出された菌が遺伝子型まで一致。感染症に詳しい川崎市健康安全研究所の岡部信彦所長は、「基本的には同一の感染源だと考えられるが、患者の動きや食材の情報などをきちんと調査して判断することが重要だ」と話す。

 また、東北大の 賀来かく 満夫教授(感染制御学)は「O157は人間や動物の体内など様々な場所で生息できるため、そもそも特定するのが難しい」と話す。牛の腸の中などにすんでいる菌が、調理や流通の過程で様々な食材に移る可能性もあり、そうなれば特定はさらに困難になるという。

 感染ルートについて厚労省は、〈1〉特定の食品などが感染源となって広く流通している〈2〉汚染源の食品を食べるなどして感染した人が調理をし、菌が広がる――などが考えられるという。

詳細調査が必要

 厚労省の担当者は「原因が特定できず、同じ遺伝子型の菌が広がる異例の事態だ。早期に感染源を特定する必要がある」と話す。

 同省は1日付で都道府県などに対し、詳細な調査を求める通知を出した。具体的には、同タイプの菌を確認した場合、発症前1週間の食事の内容やプール利用の有無など患者の詳細な行動を確認するよう求めた。報告された情報については、国立感染症研究所で分析し、共通する食材や経路の特定につなげたい考えだ。

 新学期が始まり、給食が再開されることから、同省では、給食を調理する事業者などに感染予防の指導を徹底することも求めている。

「衛生管理に問題」

 埼玉、群馬県によると1日までに、両県の総菜販売「でりしゃす」系列店で購入したポテトサラダやマリネなどの総菜を食べた計20人がO157に感染したことが確認された。

 各自治体の保健所は、総菜を販売した店舗や食品加工会社などを調べたが、食品サンプルや従業員、調理施設からO157は検出されなかった。前橋市保健所は、「店の衛生管理に問題がある」と指摘したが、感染源は特定されていない。

★関東中心にO157相次ぐ 同じ遺伝子型を多く検出

【朝日新聞デジタル201792 032分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13554837/

 群馬、埼玉両県の総菜店での食中毒など関東地方を中心に腸管出血性大腸菌O(オー)157の患者が相次いで発生しているとして、厚生労働省は1日、都道府県などに対し、患者が出た際は食事や行動などを調査し、国立感染症研究所に報告するよう通知した。両県の患者らから同じ遺伝子型のO157が検出されており、詳しい原因を調べている。

 厚労省によると、「VT2」と呼ばれる毒素を出すタイプのO157患者が、8月20日までの1週間で144人報告された。直近5年間で最も流行したピーク時の週当たりの報告数を上回った。感染研で調べた結果、このタイプの中でも同じ遺伝子型が多くの患者から検出されたといい、広域的な調査が必要と判断した。

 厚労省は、O157に感染しても下痢や腹痛などの症状が出ない場合もあるため、自覚症状がない人でも手洗いの徹底などで注意するよう呼びかけている。(福地慶太郎)

☆<O157>埼玉ポテサラと関西など同一遺伝子 広域で検出

【毎日新聞201792() 7:00配信】

https://mainichi.jp/articles/20170902/k00/00m/040/224000c

 群馬、埼玉両県の総菜店で購入したポテトサラダを食べた複数の客が病原性大腸菌O157に感染した問題で、国立感染症研究所で患者から検出された菌の遺伝子を調べた結果、一致したことが厚生労働省への取材で分かった。

 同一の遺伝子型の菌が関西でも検出されたことが判明し、同省は1日、感染源や感染の広がりを把握するため、患者から発症1週間以内に食べた食事や旅行の有無などを聞き取り調査するよう自治体に通知を出した。

 O157による患者の報告数は8月14~20日の1週間で144件と、過去5年で最も流行した年を超える水準。感染研で遺伝子を調査したところ、144件の大半の患者で菌の遺伝子型が一致。関東で流行しているほか、滋賀や三重、新潟県の患者からも同一の遺伝子の菌が検出された。

 厚労省は共通の汚染源の食物などが広域に流通し、患者からさらに感染が広がっている可能性があると判断。自治体に対し群馬、埼玉県の患者から検出されたO157と同タイプの菌を確認した場合、感染研で遺伝子型を調べると共に、プールの利用や動物との接触など患者から詳細な行動を確認するよう求めた。

 また感染源が特定されない中で、給食が始まることから、自治体に対し給食を調理する事業者に感染予防の指導を徹底することも求めた。【桐野耕一】

 ◇ことば「O157」

 元々は牛などの腸にいる大腸菌の一種。食肉処理などの際に、肉の表面に付着することがある。毒性が強く、重症化して死に至ることもある。食中毒の発生は、菌が増殖しやすい初夏から初秋にかけてが多い。菌が人の手足などを介して2次感染するおそれがある。対策としては加熱(75度で1分以上)と、食材についた菌を洗い流すことなどが挙げられる。

★ポテサラでO157、関西などでも同型の菌検出

【読売新聞20170902 1304分】

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170902-OYT1T50078.html

埼玉、群馬両県の総菜販売店でポテトサラダなどを購入した人が腸管出血性大腸菌Oオー157に感染した問題で、両県の患者から検出されたものと同じ遺伝子型の菌が、関東の他の自治体や関西などでも検出されたことがわかった。

 厚生労働省は、共通の食品などが感染源となっている可能性があると判断。感染の広がりを把握するため、1日付で都道府県などに対し、患者の詳細な調査を求める通知を出した。

 同省によると、埼玉、群馬県の患者から検出されたタイプのO157による患者の報告数は8月14~20日の1週間で144件と、過去5年で最も流行した年を超える水準となった。国立感染症研究所の検査の結果、多くは菌の遺伝子型まで一致。同一の遺伝子型は、神奈川、千葉、埼玉など関東地方を中心に、滋賀、三重、香川、新潟、長野の各県の患者からも検出されたという。

★5人死亡のユッケ食中毒 肉卸売会社が1億円支払い和解

NHKNEWSWEB201797 2057分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170907/k10011130901000.html

6年前、富山県や石川県などにあった焼き肉チェーン店でユッケなどを食べた181人が症状を訴え、このうち5人が死亡した集団食中毒をめぐり被害者とチェーン店が肉を仕入れた東京の卸売会社に損害賠償を求めた裁判で、卸売会社が謝罪したうえで、裁判に加わった被害者などに合わせて1億円を支払うことで和解が成立しました。

平成23年4月、焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の富山、石川、福井、神奈川の4つの県にあった店舗でユッケなどを食べた客181人が相次いで食中毒の症状を訴え、このうち5人が死亡しました。

この集団食中毒をめぐり、8人の被害者とチェーン店を経営していた「フーズ・フォーラス」が、肉を仕入れた東京の卸売会社「大和屋商店」に対し3億円余りの損害賠償を求める訴えを金沢地方裁判所に起こしていました。

この裁判で7日、大和屋商店が被害者などに謝罪したうえで、保険会社から受け取る1億円を、原告の8人の被害者と、利害関係人として裁判に参加したほかの被害者や遺族111人に支払うことで和解が成立しました。

原告の代理人によりますと、1億円は被害の程度に応じて分配されるということです。

遺族「悲しみ消えぬ」「許す気持ちない」

7日の和解協議のあと集団食中毒で家族を亡くした人たちが金沢市内で記者会見しました。

当時14歳だった次男を亡くした富山県小矢部市の久保秀智さん(55)は「和解は法律的な手続きの中での区切りにすぎない。われわれの悲しみは消えず、1ページが終わっただけだ。その後も食中毒は各地で起きていて、食に対するしっかりとした監視が必要だ」と述べました。

妻と義理の母を亡くした富山県砺波市の小西政弘さん(54)は「私たちの主張をどれくらい聞き入れてもらえるかと考えたとき、現状が限界だと感じ和解を受け入れた。6年間、大和屋商店もフーズ・フォーラスも謝罪や説明に来ることはなく許す気持ちはありません」と話していました。

大和屋商店「コメント控える」

大和屋商店の代理人は「被害者との関係もあり和解後のコメントは差し控えたい」としていて、7日、取材に応じませんでした。

富山の遺族ら 大和屋商店への訴え取り下げへ

この集団食中毒をめぐっては、金沢での裁判とは別に富山県の遺族と被害者9人がフーズ・フォーラスと大和屋商店などに対し合わせて2億5000万円余りの損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしていますが、遺族の代理人によりますと、今回の和解による解決金の支払いを確認したうえで、大和屋商店に対する訴えについては取り下げるということです。

★<えびす食中毒6年>「息子は14歳で止まっとる」

【毎日新聞201797() 22:31配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170907-00000118-mai-soci

 「どんな大人になっていたか。あの子は14歳で止まっとるからね」。焼肉酒家えびすの集団食中毒事件で、金沢地裁の損害賠償訴訟の和解を控えたお盆の8月14日。富山県小矢部市の自営業、久保秀智さん(55)は自宅近くの次男、大貴(ひろき)さんの墓前に缶ビールが供えられているのに気付いた。事件から6年。同級生らは成人になる。和解は成立したが「何も終わっちゃいない」と語気を強めた。

  2011年4月22日、大貴さんの1日遅れの誕生日祝いに家族4人で「えびす砺波店」(富山県砺波市)を訪れ、ユッケを食べた。翌日、腹痛を訴え、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症。意識不明となり、半年後、病院でこの世を去った。当時、中学2年生。入院時約160センチだった身長は約170センチに伸びていた。

  サッカー部で活躍し、主将候補だったという。同級生らが一周忌に合わせ、寄せ書きした日本代表のユニホームが仏間に飾られている。命日前後は毎年、約40人が集まる同窓会に。事件をきっかけに警察官になった仲間もいる。「缶ビールもきっと同級生」。温かさに感謝する。

  一方で「事件が風化していないか」と、険しい表情も浮かべる。富山地検は昨年5月、業務上過失致死傷容疑で書類送検されたフーズ社の元社長と大和屋の元役員を容疑不十分で不起訴処分とした。5人の命が失われたのに、誰にどんな責任があるのか明確になっていない。

  今年8月には群馬、埼玉両県の総菜店のポテトサラダを食べた客らが病原性大腸菌O157に感染し、全国的な広がりを見せたが、原因は不明なままだ。遺族らの先頭に立ち「悲劇が再び起きないように」との思いで闘ってきたのに「当時と何も変わっていない」と憤る。

  遺族らが両社などに約2億5700万円の損害賠償を求める東京地裁での裁判は継続中だ。「両社からきちんと謝罪を勝ち取りたい」と拳を握りしめる。不起訴処分となった刑事事件についても検察審査会への申し立てを考えている。「これからが本番」と息子に誓う。【鶴見泰寿】

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

★埼玉県:所沢市の焼肉店で7人が食中毒 腸管出血性大腸菌O157

【埼玉新聞201796() 22:01配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170906-00010006-saitama-l11

 埼玉県は6日、所沢市和ケ原の飲食店「焼肉肉匠もりやす」で飲食した191歳の男女7人が下痢や腹痛などの症状を訴え、4人から腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表した。全員快方に向かっているという。

  県食品安全課によると、4人から検出されたO157の遺伝子型は埼玉、群馬両県の総菜店で購入したポテトサラダを食べた人がO157に感染した集団食中毒で検出された遺伝子型とは異なるという。

  県狭山保健所は4人のO157の遺伝子型が一致したことなどから同店で調理、提供されたメニューが原因とみて、3日間の営業停止処分にした。

  同店は824日夜から営業を自粛している。症状を訴えた7人は812日または15日に同店で、ローストビーフや焼き肉盛り合わせなどを飲食。16日から下痢などの症状が表れ、診察した病院からO157の発生届が出ていた。

★愛知県:岡崎市の焼き肉店で10人が食中毒 腸管出血性大腸菌O157

【中日新聞201795 2102分】

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017090590210212.html

 愛知県岡崎市は5日、同市内の焼き肉店で食事をした2~67歳の男女7人が下痢などの症状を訴え、うち6人から腸管出血性大腸菌O157を検出したと発表した。症状はないが、3~62歳の他の男女4人からも菌が検出された。

 症状が重い患者はおらず、いずれも快方に向かっているという。市は食中毒と断定し、再発防止策を講じるまでの間、同店を営業禁止処分とした。

 市によると、患者はいずれも8月20日に同店を利用。伝票を調べたところ、同日は142組が飲食をしており、今後、患者数が増える可能性もある。岡崎市保健所が店内や従業員からO157が検出されないか調べる。(共同)

★長野県:佐久市の焼き肉店で食事の4人が食中毒 腸管出血性大腸菌O157

【日テレニュース201792() 12:35配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170902-00000021-nnn-soci

 長野県佐久市の焼き肉店で先月、食事をした4人が腸管出血性大腸菌O157による食中毒にかかっていたことがわかった。生の肉と焼いた後の肉を扱うトングを使い分けていなかったという。保健所は同店に3日までの営業停止を命じている。

  食中毒があったのは佐久市にある飲食店「焼肉幸」。佐久保健所によると、先月19日から21日に同店で食事をした4グループ16人のうち、佐久市や南佐久郡、それに神奈川県の10代から60代までの男女4人が下痢や腹痛などの症状を訴えた。4人の便を調べたところO157が検出されたという。全員、快方に向かっている。

  O157による食中毒は長野県内では今年初めて。保健所は3日まで同店の営業停止を命じている。

長野県(健康福祉部)プレスリリース平成29年(2017年)91

 本日、佐久保健所は佐久市内の飲食店を食中毒の原因施設と断定し、この施設に対し平成2991日から93日まで、3日間の営業停止を命じました。

 患者は、819日から821日にかけてこの施設で食事をした4グループ16名中の4グループ4名で、環境保全研究所及び関連自治体が行った検査により、患者便から腸管出血性大腸菌O157が検出されました。

 

【事件の探知】

 平成29829日から831日にかけて、県内保健所及び関連自治体に医療機関から4件の腸管出血性大腸菌感染症発生届があり、患者へ聞き取りを行ったところ、当該施設の食事を共通して喫食していることが判明しました。

【佐久保健所による調査結果概要】

患者は、819日から821日にかけてこの施設で食事をした4グループ16名中の4グループ4名で、821日午後430分頃から下痢(血便)、腹痛、発熱などの症状を呈していました。

患者は、この施設で提供された食事を共通して喫食していました。

環境保全研究所及び関連自治体が行った検査により、患者便から腸管出血性大腸菌O157が検出されました。また、遺伝子のパターンも一致しました。

患者の症状は、腸管出血性大腸菌による食中毒の症状と一致していました。

医師から食中毒の届出がありました。

これらのことから、佐久保健所はこの施設で提供された食事を原因とする食中毒と断定しました。

★宮崎県:宮崎市内の中高一貫校寮で85人が食中毒 下痢原性大腸菌

【産経WEST2017.9.2 20:02更新】

http://www.sankei.com/west/news/170902/wst1709020065-n1.html

 宮崎市は2日、市内の宮崎日本大学学園(中高一貫校)の寮で食事をした生徒ら85人が腹痛や下痢などの症状を訴え、うち13人の便から下痢原性大腸菌を検出したと発表した。寮の食堂で調理された飲食物が原因の集団食中毒と断定し、2日から4日まで食事の提供を停止する処分とした。生徒らはいずれも軽症で、快方に向かっている。

 市によると、8月27日から31日にかけて食事した生徒84人と調理従事者の女性(34)が体調不良を訴えた。原因となった食材は不明という。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★静岡県:富士市の飲食店で8人が食中毒 サルモネラ属菌

【毎日新聞201796日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170906/ddl/k22/040/217000c

 県は5日、富士市錦町の飲食店「くいしん坊」で飲食した8人が食中毒とみられる症状を訴えたと発表した。

 県衛生課によると、8人は3グループの30~53歳。重症者はおらず全員快方に向かっている。8人は8月29日の夜、タチウオやヒラメの刺し身などを食べ、翌日から下痢や発熱を訴えた。うち5人の便からサルモネラ属菌が検出されたという。

★大阪市:中央区の飲食店で5人が食中毒 サルモネラ属菌

【大阪市公表201792日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  MEAT DINING RiverVe

 施設所在地  大阪市中央区淡路町3丁目63

 業種  飲食店営業

 営業者  株式会社かわべフードサービス 代表取締役 川邊 清

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止2日間

備考

【病因物質】サルモネラ・エンテリティディス

【原因食品】(一品料理)(詳細については調査中)

【有症者】 5

★兵庫県:姫路市の飲食店で37人が食中毒  サルモネラ属菌

【毎日新聞201791日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20170901/ddl/k28/040/487000c

 姫路市は31日、同市魚町の飲食店「旬(しゅん)」で23日に食事をした22~58歳の男性37人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴えた、と発表した。入院は無く、全員快方に向かっている。

 市保健所によると、職場の集まり3グループ64人が、すしや刺し身などを食べた。従業員1人と患者5人から食中毒の原因となるサルモネラO7が検出され、市保健所は同店を8月31日から9月2日まで営業停止処分とした。【待鳥航志】 〔播磨・姫路版〕

姫路市(831日発表)

## 発症日時:824日(木曜日)午前7時(初発)

 喫食者数:64

 有症者数:37

 原因食品:823日(水曜日)に提供された食事

 病因物質:サルモネラO7

 原因施設:旬(姫路市)

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★大阪市:北区の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表平成2995日】

施設名称  心粋 ~cocoroiki

施設所在地  大阪市北区芝田1丁目81号 

業種  飲食店営業

営業者  株式会社Exser 代表取締役 岡﨑 稔

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止1日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】(コース料理)(詳細については調査中)

【有症者】 5

★大阪府:八尾市の飲食店で鶏の湯引き等で4人が食中毒 カンピロバクター

【大阪府公表H29.9.4

違反の理由  食中毒の発生

違反の内容食品衛生法第6条第3号違反

措置状況営業停止1日間

違反施設

業種名  飲食店営業

施設の名称  鶏家 六角鶏 近鉄八尾駅前店

営業者名  株式会社スライヴ

所在地  八尾市東本町3丁目5-7

備考

【病因物質】 カンピロバクター

【原因食品】  820日に当該施設で提供された食事(鶏の湯引きを含む)

【患者数】  4

★基山町の居酒屋で7人食中毒 営業停止3日間

佐賀新聞20170902 0938

http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10102/460095

 三養基郡基山町の居酒屋「酉翔(とりしょう)」で食中毒が発生したとして佐賀県は1日、3日まで3日間の営業停止処分にした。7人が下痢や腹痛などの症状を訴えたが、現在は回復している。

 県生活衛生課によると、男性9人の職場グループが8月21日午後7時半ごろ、同店でささみ刺し、地鶏たたきなどを食べたところ、20代の男性7人が食中毒の症状を訴えた。このうち4人から、原因となる細菌のカンピロバクターが検出された。同店は「加熱用」と記載されていた鶏肉を鶏刺しなどとして調理、提供していたという。

 カンピロバクターによる食中毒は鶏肉料理の加熱不足で近年、全国的に増加傾向という。生活衛生課は「『新鮮だから安全』というわけではない。中心部を75度で1分以上加熱するなど十分に調理して」と呼び掛けている。

★滋賀県:東近江市の飲食店で鶏刺し等で9人が食中毒  カンピロバクタ―

【京都新聞201792() 9:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170902-00000004-kyt-l25

 滋賀県は1日、東近江市八日市本町の飲食店「リオ」で8月24日に食事した19~46歳の男性9人が、下痢や腹痛などの食中毒症状を発症したと発表した。全員が軽症で快方に向かっているという。

  県によると、鶏の刺し身やたたきなどを食べた22人のグループのうち、発症した4人からカンピロバクター菌が検出されたという。県は同店を1日から3日間の営業停止処分とした。

滋賀県(91日発表)

## 発症日時:826日(土曜日)午前5時(初発)

 喫食者数:22

 有症者数:9

 原因食品:鶏刺し、鶏たたき、ズリ刺し(推定)

 病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ

 原因施設:リオ(滋賀県東近江市)

★北海道:釧路市の飲食店で2人が食中毒 カンピロバクター

【北海道公表201791日(抜粋)】

発生年月日 平成29年8月19日(土)

 患 者 数 2名

 患者の症状 下痢、腹痛、悪寒等

 病因物質 カンピロバクター属菌

 原因食品 原因施設が8月17日(木)に提供した食事

 原因施設 施設名称 鳥政 (トリマサ) 施設所在地 北海道釧路市栄町3丁目2番地 栄町銀座

 営業者氏名 遠藤 正任 (エンドウ マサヒデ)  業 種 名 飲食店営業

 行政処分等の内容及び

 措置状況等   北海道釧路保健所は、食品衛生法第55条第1項に基づき、営業者に対し、9月1日(金)から9月3日(日)までの3日間、当該飲食店の営業停止を命ずるとともに、施設設備及び器具等の清掃・消毒の徹底、調理従事者に対する衛生教育の実施等について文書指導した。

★昨年から急増 「カンピロバクター食中毒」はこの手で防げ

【日刊ゲンダイ201792日】

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/212684

 カンピロバクター菌が拡散している。

  8月12日、川越市の焼き鳥店で女性4人が食中毒を起こし、川越保健所は26日、この店を営業停止処分にした。

  O157騒動のせいで目立たないが、カンピロバクター菌が原因で起きた食中毒は少なくない。3月にさいたま市、5月に八王子市、6月に江戸川区、7月に新潟市と、各地で被害が続出。

  厚労省の統計では、1月~7月28日の発生は報告されているだけで100件、患者数は771人に上る。発生件数は例年300件、患者数2000人前後で推移してきたが、昨年は339件、3272人と大幅に増加した。

  カンピロバクター菌は出荷された鶏肉の3~5割に潜んでいる。発症すると下痢や腹痛、発熱、悪心、嘔吐、頭痛、悪寒、倦怠感などの症状が出る。重篤な場合は顔面神経麻痺や呼吸困難を起こす「ギランバレー症候群」を発症するというから恐ろしい。

鶏肉は十分加熱してから

「カンピロバクター食中毒はO―157より多く、最多のノロウイルスに次いで2番目です。鶏肉をナマや十分に加熱せずに食べることで体内に取り込んでしまいます。気温と湿度が高い時季に繁殖が活発化するので、今の季節は注意が必要です」(厚労省食品監視安全課)
 予防法は鶏肉の中心部を75度以上で1分以上加熱すること。肉を食べた箸でサラダをつまんだ際に菌が移ることもあるので、肉とサラダは必ず別々のトングで取る。布巾も肉用の食器と他の食器とで使い分けるのが賢い予防法だ。
 東京医科歯科大名誉教授の藤田紘一郎氏(感染症学)が言う。
「カンピロバクター菌は以前からありましたが、昔の人は野菜をたくさん食べていたので発症しなかったのです。戦後になって食物繊維の摂取量が3分の1に減ったため、食中毒が発生し始めました。予防法は野菜をしっかり食べて腸内細菌を増やすこと。自然薯や山芋のようなネバネバ系が特に予防効果があります。便秘や下痢は免疫力が落ちているシグナル。鶏肉はもちろん、牛肉なども十分に加熱してください。寝不足やストレスでも免疫力が落ちるので、注意が必要です」
 野菜が病原菌から守ってくれるわけだ

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

★和歌山県:紀の川市の飲食店で7人が食中毒 腸炎ビブリオ

【和歌山県(97日発表)

## 発症日時:93日(日曜日)午後8時(初発)

 喫食者数:10

 有症者数:7

 原因食品:93日(日曜日)昼に提供された食事

 病因物質:腸炎ビブリオ

 原因施設:魚(まぐろ)料理 心咲(ここさ)(和歌山県紀の川市)  

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★神奈川県:小田原市の飲食店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

【神奈川県発表平成2997日(抜粋)】

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1174695.html

 9月6日(水曜日)、小田原市内の飲食店を利用した人から「9月3日(日曜日)の夜に小田原市内の飲食店で会食を行ったところ、腹痛等の症状を呈し、9月6日(水曜日)に医療機関で胃から寄生虫(アニサキス)が摘出された。」旨の連絡が小田原保健福祉事務所にありました。

 当保健福祉事務所で調査を行ったところ、原因と考えられた食品は当該飲食店が提供した食事だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数1名(女性:1名)(調査中)

2 患者数 1名(女性:1名)(調査中)

3 入院者数 0名

4 主な症状  腹痛、嘔吐、下痢など

5 原因施設  名 称  あっぱれ営業者  株式会社 ドリームサークル 代表取締役 石井 守業種   飲食店営業 所在地  小田原市南鴨宮3-49-

6 原因食品  刺身(サンマ、シメサバ)

7 病因物質アニサキス

8 措置  原因施設に対して、9月7日(木曜日)から9月8日(金曜日)まで営業停止

県民の皆さんへ

アニサキスとは

 海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。

 アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。

 わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、イカ、イワシ、サンマなどが感染源となることがあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。

 潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症

 主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等

        腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴

予防のポイント

1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。

2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。

3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ったり、しっかり噛むことも予防になります。

神奈川県公表平成29年9月7日

営業者の氏名  株式会社 ドリームサークル 代表取締役 石井 守

施設の名称等  あっぱれ

適用条項  食品衛生法第6条

行政処分を行った理由  食中毒

行政処分等の内容  営業停止97日から98まで

★岩手県:雫石町の魚介類販売業で食中毒

【岩手県公表H29.9.5

http://www.pref.iwate.jp/anzenanshin/22551/joho/002807.html

業種等魚介類販売業

施設の名称及び営業者氏名等石塚鮮魚店石塚玲子

施設所在地等  雫石町町裏61番地

適用条項  食品衛生法第55条第1

行政処分を行った理由  食品衛生法第6条違反 

行政処分等の内容  営業停止処分(3日間)

備考

*これでは病因物質も患者数も分かりません。アニサキスでしょうか。

★千葉県:船橋市の飲食店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

NHK千葉NWESWEB20170901日 2252分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/1083578411.html

先月26日、船橋市の飲食店でカツオやアジなどのにぎりずしを食べた男性が腹痛を訴えて入院し、船橋市は、寄生虫のアニサキスによる食中毒と断定し、この店を1日から3日間の営業停止処分にしました。

 船橋市保健所によりますと先月26日、市内にある飲食店「すし銚子丸西船橋店」でカツオやアジなどのにぎりずしを食べた30代の男性が腹痛を訴えました。

 医療機関を受診した結果、胃からアニサキスが見つかり、男性は、入院しましたが手当てを受けて回復し、すでに退院したということです。

 保健所は、男性が食べた食事の状況などから店で出されたにぎりずしが原因の食中毒と断定し、この店を1日から3日間の営業停止処分にしました。

アニサキスはアジやサバなどに寄生する体長2センチから3センチの寄生虫で、ヒトの体内に入ると胃や腸の壁を傷つけ、数日間にわたって激しい腹痛やおう吐などの症状を引き起こします。

 保健所は冷凍や加熱したうえで調理することや目視で確認して取り除くことで、アニサキスによる食中毒を予防するよう呼びかけています。

船橋市発表:平成29(2017)91日(金曜日)(抜粋)

食中毒の発生について(平成2991日)

探知

平成2991(金曜日)、千葉県より「826日に船橋市内の飲食店で寿司を食べた後、腹痛があり、医療機関を受診したところ、胃からアニサキスが摘出された患者がいる」旨の届出があり、船橋市保健所衛生指導課が調査を開始した。

概要

調査の結果、患者は家族と2人で826(土曜日)午後6時頃に、飲食店「すし銚子丸 西船橋店」を利用し、カツオ、アジ等の握り寿司を喫食した。翌日午前1時頃に腹痛を発症し、同日医療機関を受診し入院となった。

 患者は、アニサキスが寄生している可能性のある生の魚を当該飲食店のみで喫食しており、症状がアニサキスによるものと一致していた。また、受診した医療機関で患者の胃からアニサキス虫体が摘出され、診察した医師から食中毒患者等届出票が提出された。

 以上のことから、本日、船橋市保健所長は当該飲食店を原因施設とする食中毒と断定し、当該飲食店の営業停止処分を行った。 

なお、発症者は回復、退院している。

1 喫食者数 2

2 発症者数 1

3 主な症状 腹痛

4 発症年月日 平成29827(日曜日)

5 原因施設 所在地:船橋市西船4丁目3122

 営業者:株式会社 銚子丸

  代表取締役 石田 満

 屋号:すし銚子丸 西船橋店

 業種:飲食店営業

6 原因食品 826日に喫食した寿司(カツオ、アジ等)

7 病因物質 アニサキス

8 行政措置 営業停止3日間

 平成2991(金曜日)から平成2993(日曜日)まで

 

★アニサキス、クドア…魚の寄生虫による食中毒症状

All About 9/4() 17:45配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170904-00005607-nallabout-hlth

脂が乗って魚が美味しくなる季節。しかしアニサキスやクドアなど、魚の寄生虫による食中毒も報告されています。魚の購入から調理まで予防のためのポイントをご紹介します

◆涼しくなっても油断禁物! 魚の寄生虫による秋の食中毒

食中毒というと、蒸し暑い梅雨の時期から夏のものと思いがちですが、細菌やウイルスだけが原因ではありません。例えば魚に寄生している虫が原因で起こる食中毒もあるのです。

 魚の寄生虫が原因の食中毒として最もよく知られているものは「アニサキス症」。アニサキス症は海外と比べ、日本で多く発生しています。その背景は、お寿司やお刺身などの生食を好む食習慣に加え、温度管理や冷凍技術が進み、広範囲から鮭を輸送してくることが可能になったこともあるようです。

 東京都内の食中毒件数を病因物質別に見ると、平成22年以降、アニサキスなどの寄生虫による食中毒はノロウイルス、カンピロバクターに次いて3番目に多く発生しており、年々発生件数が増えています(東京都福祉保健局)。また平成27年度においては、大体月間で10件程度の発生率が9月には24件ともっとも多く発生していました。

 冷凍技術が向上し、事業者の温度管理などが徹底されているとはいえ、食品安全のリスクがゼロにはなりえません。消費者である私たちも、正しく寄生虫について理解しておき、安全対策をするようにしましょう。

◆発生件数の多いアニサキスとは

アニサキス幼虫は、長さ23cm、幅約0.51mmの白い糸のような線虫です。アニサキスの卵は、クジラ等の海洋哺乳類から糞と共に海に排出され、ふ化したアニサキス幼虫は、オキアミに食べられます。

オキアミを食べた魚や、さらにその魚を食べた魚介類へと、食物連鎖で広がるため、サバ、イワシ、カツオ、サケ、タラ、イカ、サンマ、アジなど、私たちにとって日頃よく食卓に上る多様な魚介類に寄生しています。

 東京都が市場に流通する90魚種750尾を検査した結果(平成244月~263月まで)35魚種119尾でアニサキスの寄生を確認したと報告しています(東京都福祉保健局)

アニサキス幼虫は、主に魚介類の内臓表面に寄生していますが、魚介類が死亡すると、内臓から筋肉に移動します。

◆アニサキス症の症状

それではアニサキス幼虫が寄生している魚介類を生で食べてしまった場合、どうなるのでしょうか? アニサキス幼虫は通常ヒトの体内では成虫になれないので、そのまま排泄されます。しかしまれにアニサキス幼虫が胃壁や腸壁に刺入することで、食中毒が引き起こされます。

 食後数時間から8時間後に、みぞおちの激しい痛みや嘔吐を生じます。多くが急性胃アニサキス症ですが、食後十数時間後から数日後に急性腸アニサキス症が発生すると、激しい下腹部痛、腹膜炎症状を生じます。

 他に、消化管を穿通して腹腔内へ脱出する消化管外アニサキス症や、アニサキスアレルギーによる蕁麻疹やアナフィラキシー症状を呈した症例も報告されています。

.◆アニサキス以外の主な寄生虫……クドア・ブリ糸状虫

他にもヒラメには、クドアという魚の筋肉に寄生する粘液胞子虫がいることがありますが、クドアが人の体内で成育することはありません。クドアが寄生したヒラメを刺身、マリネ等で生食したり、加熱不十分の状態で食べると、数時間程度(2時間~20時間)で一過性の下痢・嘔吐を引き起こしますが、症状は軽度で、ほとんどは発症後24時間以内に回復し、後遺症もないと報告されています。

またブリなどには、目視できるミミズのようなブリ糸状虫が、血合いのところに寄生している場合がありますが、これもヒトには害がありません。もし間違えて食べても排泄されます。ただし、見ていて気持ちがよいものではありませんから、除去してほしいものです。

◆魚の寄生虫による食中毒予防法

まず、魚を購入する際には、新鮮な魚を選びましょう。また1尾購入し家で捌く場合は、帰宅後できるだけ早く内臓を取り除き、身の方は充分に洗浄し、内臓は生で食べないようにすることでリスクを下げることができます。

ただし、サケ科の場合はアニサキスが筋肉内に寄生していることが多いので注意してください。イカ類は目視できることが多いので、確認したら除去しましょう。

 調理する際に、無意識に寄生虫が手指から口に入ることがありますから、まめに手洗いをしましょう。また包丁やまな板を使うときは、野菜と生の肉や魚介類用の包丁やまな板は分けて使いましょう。

 酢は、酢酸などを含み殺菌効果が高いと言われていますが、アニサキス幼虫は酸に対して抵抗性があり、一般的な料理で使う程度の量、濃度、時間では、酢じめにしても死滅しません。また同様に塩漬けや醤油、ワサビを付けても死滅しませんから、過大な期待は禁物です。

アニサキス幼虫も含めて、寄生虫の多くは、60度では1分、70度以上で瞬時に死滅するため、加熱調理をしましょう。またマイナス20度で24時間以上中心部まで冷凍すると死滅するので、生食する場合は冷凍・解凍後のものにしましょう。

アニサキスの寄生した生餌を与えていた場合などを除いて、養殖魚にはアニサキスの寄生がほとんど認められていないので、養殖魚は安全といえるでしょう。

 【参考】

・アニサキス食中毒を減らそう!(東京都福祉保健局)

・寄生虫による食中毒にご注意ください。(食品安全委員会)

・アニサキス症とは(国立感染研究所)

・その他

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

病因物質調査中食中毒

★栃木県:奥日光のホテルで集団食中毒 病因物質調査中

NHK首都圏NEWSWEB0904日 2016分】

http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170904/3638901.html

栃木県日光市のホテルに先月、宿泊した客のうち54人が下痢や腹痛などの症状を訴え、栃木県はホテルで出された食事が原因の集団食中毒と断定し、ホテルの飲食部門を営業禁止の処分にしました。

栃木県によりますと、日光市湯元にある奥日光高原ホテルに、先月29日に宿泊した人から下痢や腹痛、発熱などの症状が出ていると通報があり、県が調べたところ、症状が出ていたのは、同じ日に宿泊した合わせて54人に上っていました。

このうち、42歳の男性が入院していますが命に別状はなく、ほかの53人の症状は軽いということです。

いずれもホテルが提供した刺身や牛肉のしゃぶしゃぶ、自家製プリンなどを食べたということで、県は、ホテルの食事が原因の集団食中毒と断定し、ホテルの飲食部門を当面の間、営業禁止の処分にしました。

ホテルは今月2日から営業を自粛しているということです。

県は、食中毒の原因の特定を急ぐとともに、ほかにも症状を訴えている人がいないか調査を進めています。

栃木県公表平成29年9月4日

http://www.pref.tochigi.lg.jp/e07/life/shokuseikatsu/eisei/ihan2.html

違反食品に対し、栃木県が行った行政処分についてお知らせします。

営業者氏名 株式会社奥日光高原ホテル 代表取締役 山本 民雄(やまもと たみお)

施設の名称 ㈱奥日光高原ホテル

施設所在地 日光市湯元国有林1065ト林小班

営業業種等 飲食店営業

原因食品等 平成29829日に当該施設が提供した食事

行政処分を行った理由 食中毒の原因食品を提供したため(食品衛生法第6条第3項違反)

行政処分の内容    営業禁止(平成29年9月4日から)

★中野区の飲食店、仕出し弁当で110食中毒 腹痛などの症状訴え

【テレ朝ニュース2017/09/02 05:57

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000109095.html

東京・中野区の仕出し弁当店が作った弁当を食べた110人が腹痛や下痢など、食中毒の症状を訴えました。

  東京都によりますと、先月25日、中野区の仕出し弁当店が調理・配達した弁当を食べた110人が29日までに腹痛や下痢などの症状を訴えたということです。共通する食事が弁当以外にないことから、都はこの店の弁当が原因の食中毒と断定し、店を5日間の営業停止処分にしました。原因となった食品は分かっていませんが、患者の症状や便の検査からO157やノロウイルスによる食中毒の可能性は低いということです。☆配達した弁当で110人が食中毒 東京・中野

【朝日新聞デジタル201791() 22:41配信】

 東京都は1日、「マルコシ中野店」(中野区)が製造・配達した弁当を食べた20~71歳の男女110人が食中毒を発症したと発表した。同店が8月25日に作って配達した弁当635食を食べた人のうち、110人が腹痛や発熱などの症状を訴えた。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。

  都によると、原因は調査中だが、635食のうち共通したメニューは「和風のりパスタ」と「オクラとちくわのあえ物」で、都の担当者は「その二つが原因となっている可能性は高い」と話した。中野区は同店を1日から5日間、営業停止にした。

東京都福祉保健局平成2991日発表

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/hodo/saishin/pressshokuhin170901.html

食中毒の発生について~中野区内の仕出し弁当店が調製し提供した弁当で発生した食中毒~

【探知】

 828日(月)午前1150分、世田谷区内の事業所から世田谷区世田谷保健所に、「825日(金)に、仕出し弁当を喫食した社員168名中、少なくとも約10名が腹痛、下痢等の症状を呈した。」旨、連絡があった。

 調査の結果、当該弁当は中野区内の仕出し弁当店が調製していることが判明した。

【調査結果】

 中野区保健所は、食中毒の疑いで調査を開始した。

・ 患者は、当該仕出し弁当店で調製した弁当を喫食した23グループ110名で、825日(金)午後10時から同月29日(火)午前8時にかけて、腹痛、下痢、発熱、吐き気等の症状を呈していた。

・ 患者全員に共通する行動はなく、患者全員に共通する食事は、当該仕出し弁当店が調製した弁当以外になかった。

【決定】

 91日(金)、中野区保健所は、以下の理由により、本件を当該仕出し弁当店が提供した食事を原因とする食中毒と断定した。

・ 患者の共通食は当該仕出し弁当店が提供した食事の他にはない。

・ 当該仕出し弁当店の弁当を喫食した複数グループから患者が発生した。

・ 患者が発症するまでの潜伏時間及び症状が類似していた。

・ 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

【措置】

 当該仕出し弁当店の営業者は830日(水)から営業を自粛しており、中野区は、本日から5日間の営業停止の処分を行った。

発症関係

発症日時 825日午後10時から同月29日午前8時まで

症状 腹痛、下痢、発熱、吐き気等

発症場所 自宅、勤務先等

患者数 患者総数 110  (内訳)男:60名(年齢:2171歳)  女:50名(年齢:2061歳)

入院患者数 0名   診療医療機関数・受診者数 15か所17名(男11名、女6名)

原因食品

825日昼に提供された弁当(デラックス弁当、特弁当、ヘルシー弁当)

病因物質   調査中

原因施設   屋号  (株)マルコシ中野店   業種  飲食店営業

営業者  株式会社マルコシ   代表取締役  落合 直司(おちあい なおじ)

営業所所在地  東京都中野区南台三丁目3611号         

営業者所在地  東京都足立区新田二丁目106号 

連絡先電話番号  03-3914-2101

[備考]

主なメニュー

【デラックス弁当】大判厚切りハムカツ、和風のりパスタ、がんも煮、甘辛肉団子、オクラと竹輪の和え物、マグロの角煮、香の物 

【特弁当】大判厚切りハムカツ、和風のりパスタ、がんも煮、甘辛肉団子、オクラと竹輪の和え物、香の物

【ヘルシー弁当】肉団子の五目あんかけ、和風のりパスタ、小判ひろう

ず、オクラと竹輪の和え物、フルーツ

検査関係  91日  午後1時現在

【検査実施機関:東京都健康安全研究センター】

患者ふん便 94検体 : 細菌(検査中)  ノロウイルス(69検体陰性、25検体検査中)

従事者ふん便 8検体 : 細菌(検査中)  ノロウイルス(3検体陰性、5検体検査中)

拭き取り検体 8検体 : 細菌検査のみ実施の6検体(検査中) ノロウイルス検査のみ実施の2検体(陰性)

食品 8検体 : 細菌検査のみ実施の8検体(検査中)

★大阪市:平野区の飲食店で患者5人の食中毒 病因物質調査中

【大阪市公表年平成2992

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  白馬

施設所在地  大阪市平野区平野上町2丁目713号 

業種  飲食店営業  営業者  笹川 久子

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止2日間

備考

【病因物質】調査中

【原因食品】(定食)(詳細については調査中)

【有症者】 5

★浜田保健所管内における食中毒の発生について

【島根県薬事衛生課発表2017831日】

1 概 要

8月30 日、江津市内の医療機関から浜田保健所に「江津市内の飲食店を利用した1名が胃腸炎症状を

呈して受診した」旨の連絡がありました。

同保健所が調査したところ、8月29 日に江津市内の飲食店「うえ乃寿し」を利用した1グループ6名

が下痢等の症状を呈していることが判明しました。

同保健所は、患者の喫食状況及び発症状況から、同施設を原因とする食中毒と断定し、8月31 日から

5日間の営業停止処分としました。

なお、患者に入院した者はなく、全員が快方に向かっています。

2 患 者 6名(浜田市2名、江津市4名)

【発症状況】

○発症期間 8月29 21:00 ~ 8月30 4:00

○主な症状 下痢

3 原因施設

屋 号:うえ乃寿し

営業者:丸田哲也

所在地:江津市嘉久志町イ2426132

業 種:飲食店営業(一般食堂)

4 原因食品 「うえ乃寿し」が8月29 日に提供した食事

5 病因物質 調査中

6 行政処分 8月31 日から9月4日まで営業停止(5日間)

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★茨城県:大洗町の保育園で感染性胃腸炎の集団発生

【茨城県2017831日発表】

http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/20170831.html

 社会福祉法人 大洗町社会福祉協議会 大洗かもめ保育園で、感染性胃腸炎を疑う嘔吐・下痢の発症者が30名を超える集団発生がありました。

 825日に学校等欠席者・感染症情報システム()にて水戸保健所が探知しました。水戸保健所が調査したところ,824日から30日までに,嘔吐・下痢等の症状を呈した園児・職員が,35名となったことが判明しました。この嘔吐・下痢等の症状による入院者・重症者はおらず,発症者は全員快方に向かっております。

★北海道:札幌市内の病院・入所施設O157拡大、5人死亡 保健所指導へ

【北海道新聞20170903 05:00

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/129806?rct=n_hokkaido

 札幌市内の高齢者向け病院と入所施設で腸管出血性大腸菌O157の集団感染が発生し、7月下旬からの約1カ月間で80~90代の計5人が死亡した。厳しい衛生管理が求められる病院などで、複数の死者が出るのは「過去に聞いたことがない」(札幌市保健所)という異例の事態だ。専門家は「高齢者施設は対策への意識をもっと持つべきだ」と指摘、市保健所も両施設の初期対応に問題があったとみて、再発防止策の指導に乗り出した。

 市保健所によると、入院中の高齢者12人が感染した札幌市西区の発寒中央病院では、感染による持病悪化で80代の男性2人が亡くなった。ほかに、持病で死亡した別の80代男性1人も感染していたという。

 認知症高齢者が入所する市内のグループホームでは、高齢者5人とスタッフ2人の計7人が感染。80代女性と、90代女性の2人が死亡した。80代女性は感染が直接の死因ではないとみられ、90代女性も死因は不明だが、ともに感染による下痢や血便の症状で抵抗力が落ちていた公算が大きい。

■トイレを共用

 O157は感染力が強く、少量でも体内に入ると感染する。両施設とも初期対応に問題があった結果、感染が拡大した可能性が高い。

 発寒中央病院のスタッフは、同じエプロンで複数の患者のおむつ交換を行っていた。感染者の排せつ物中の菌が他の患者に移り、感染拡大につながったとみられる。病院側は「おむつ交換の方法を、マニュアルで明確に決めていなかった」という。

 グループホームでは7月31日、1人目の感染者に下痢や血便の症状が現れた。清掃や消毒は行われていたが、8月4日に保健所の指導が入るまで、入所者はトイレを共用していた。感染者が使ったトイレは菌が残っている恐れがあり、感染してない人が使わないようにするのが望ましいとされる。

 市保健所は「初期にまん延を想定して動くべきだったが、それができていなかった」と指摘。両施設に対して実効性のあるマニュアルの策定を指導し、保健所職員が立ち会いの上、現場で機能するか否かを検証する方針だ。

 北大病院の石黒信久感染制御部長は「O157の怖さを再認識し、日常からマニュアルを定めておくことが重要」と話す。

■可能性どこでも

 一方、両施設とも感染経路は特定できていない。北海道医療大の西基(にしもとい)教授(公衆衛生学)は「外部から菌が持ち込まれた可能性があり、どこでも起きる可能性がある」と強調する。菌を持ち込む可能性のある外来患者や職員、面会者に対し、手洗いなどの予防策を徹底することを訴える。

 道内では今年、腸管出血性大腸菌の感染者は160人(8月27日現在)。前年同時期の75人の2倍以上に上る。8月には紋別保健所管内でO157に感染した30代男性が死亡した。

 道外でも埼玉、群馬両県の系列総菜店で購入したポテトサラダを食べた計15人がO157に感染するなどしており、患者数が拡大している。(報道センター 鈴木雄二)

 <ことば>O157 腸管出血性大腸菌の一つ。菌に汚染された食品を食べることや、感染者の排せつ物に含まれる菌が体内に入ることで感染する。潜伏期間は2~14日(平均3日)。感染すると、激しい腹痛や下痢、血便などの症状を引き起こす。軽症や症状が出ない場合もあるが、高齢者や乳幼児など抵抗力が弱い人は、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)などを起こす。最悪の場合は死亡することもある。

★鳥取県:米子市の保育園における感染性胃腸炎(疑)の集団発生(第1報)

【鳥取県20170901日提供 資料提供(抜粋)】http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/0FC326BEBBC8E5454925818E0026F4FB?OpenDocument

内容

91日(金)、米子市内の保育園から西部総合事務所福祉保健局に「多数の園児、職員に下痢嘔吐の症状が発生している。」との報告があった。

経 緯

91日(金)、米子市内の保育園から西部総合事務所福祉保健局に「多数の園児、職員に下痢嘔吐の症状が発生している。」との報告があった。

患者発生状況(91日(金)午後330分現在)

在籍者数 58

累計患者数 10

現有症状者 6

施設名:米子市ねむの木保育園(米子市錦町3丁目77番地)

代表者名:園長 湯浅 裕子(ゆあさ ひろこ)

主な症状:下痢、嘔吐、発熱 ※重症者なし

発症日:初発は、826日(土)から

(注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。

 ※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

1)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導

 2)園児及び職員の健康調査の継続

 3)病原体の調査

<感染性胃腸炎(5類感染症)>

○感染性胃腸炎とは、嘔気、嘔吐、腹痛、下痢などの胃腸症状を主とする感染症です。

○原因としては、細菌性のものとウイルス性のものがあり、ウイルス性のもののうち、ノロウイルス及びロタウイルスが代表的なものです。

○鳥取県感染症流行情報第34週(821日~27日)によると、県内で散発している状況です。

<各施設における予防対策>

○下痢、嘔吐、腹痛などの症状があった場合は、早めに医療機関を受診すること。

○施設利用者等に用便後、調理前後、食事前の手洗いの励行を徹底すること。

○下痢便や嘔吐物の処理をする場合は、使い捨て手袋を使用するとともに、手洗い、十分な消毒を行うこと。

○手すり、ドアノブ、汚染衣服等の消毒を行うこと。

○施設内で予防対策を確認し、正しい知識を普及すること。

※この資料は、米子市政記者クラブにも提供しています。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★静岡県:島田市の学校給食にホチキス針混入

【静岡新聞9/6() 7:57配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170906-00000004-at_s-l22

 島田市教育委員会は5日、同市立小学校で同日に出された給食にホチキスの針が混入していたと発表した。市教委が原因を調べている。

  市教委によると、4年生の児童が給食のラーメンを食べている時に混入に気付いたという。健康被害の報告はない。ラーメンは市立南部学校給食センターで調理されたという。

★群馬県:桐生市の小学校で給食にリベット頭部混入

【産経新聞201793 7:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170903-00000063-san-l10

 桐生市教育委員会は2日、市立新里東小学校(同市新里町)の1日の給食に金属製部品のリベット頭部(直径約8ミリ)1個が混入していたと発表した。調理器具の一部とみられ、5年生の児童が配膳(はいぜん)前の米飯食缶の中で見つけた。健康被害は出ていない。

★奈良県:葛城市で学校給食に異物混入、3年間で40件以上…業者を変更

【読売新聞20170901 1728分】

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170901-OYT1T50060.html

 奈良県葛城市教育委員会は31日、2学期の学校給食から米飯の納入業者を変更することを明らかにした。

 異物の混入が過去3年間で40件以上と相次いでおり、健康被害は報告されていないが、食の安全安心を確保するために決めたという。

 同市教委によると、給食は市立の幼稚園と小中学校の12校園で1日に計約4000食を配食。おかずは給食センターですべて調理し、米飯とパンは、30年以上前から市内の食品会社が一括で請け負っていた。

 しかし、2014年頃から米飯やパンに頭髪や虫、金属片などが相次いで発見。確認されただけでも14年度は10件、15年度は19件、16年度は15件あった。今年4月下旬には、米飯にナット(1センチ四方、厚さ2ミリ)1個が見つかり、市教委は同社からの納入を停止。米飯は御所市、パンは河合町の業者に変更していた。

 市PTA協議会からの改善要望もあり、市教委は8月に同社との契約を解除。9月以降、米飯は大阪府八尾市、パンは引き続き河合町の業者から納入する。杉沢茂二教育長は取材に対し、異物の混入は業者が安全管理を怠ったとの認識を示した上で、「子どもや保護者に心配をかけて申し訳ない。信頼回復に全力で取り組む」としている。

★北海道:北広島 学校給食の異物混入15件 金属ネジも

【北海道新聞09/08 05:00

 【北広島】市教委は6日、2016年度の学校給食で異物の混入が15件あったことを明らかにした。納入業者が食材を加工した際に混入したケースがほとんどだったが、混入の原因が不明な金属ネジも見つかった。いずれも児童が食べる前に発見し、健康被害は出ていない。

 同日の市議会建設文教常任委員会で報告した。15件のうち、混入が起きたのは納入業者の食材加工時が11件、給食委託先の調理中が2件、原因不明が2件。発見場所では学校が10件、給食委託先の調理場が5件だった。いずれも学校名は公表しなかった。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

東京都:ホタテ貝柱(生食用)から腸炎ビブリオ検出販売者に回収保管指示

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

【東京都公表201796日(抜粋)】

違反食品 名称及び商品名 ホタテ貝柱(生食用)

 製造者、加工者又は輸入者の名称  (製造者)株式会社ヤマナカ

上記営業所の所在地 宮城県石巻市流留字二番囲79-2

 その他(ロット、原産国名等) 産地:宮城県産(女川湾・牡鹿半島東部海域)

 消費期限:201791日   採捕年月日:17.8.28  製造年月日:17.8.28

包装形態:合成樹脂製容器

 違反内容 腸炎ビブリオ最確数 検体1gにつき150を検出

 (生食用鮮魚介類の成分規格:腸炎ビブリオ最確数は、検体1gにつき100以下でなければならない)

 適用条項 食品衛生法第11条第2項を適用

不利益処分等対象者 (販売者)大都魚類株式会社   代表取締役社長 網野 裕美

東京都中央区築地五丁目21

 不利益処分等の内容及び措置状況 95日、販売者に対し、文書により当該品の回収・保管を指示した。

★東京都:アオヤギ貝柱(生食用)から腸炎ビブリオ検出販売者に回収保管指示

【東京都公表201795日(抜粋)】

違反食品 名称及び商品名 アオヤギ貝柱(生食用)

 製造者、加工者又は輸入者の名称 (製造者及び加工者)有限会社カネヒロ水産

上記営業所の所在地 千葉県富津市新富94-8

 その他(ロット、原産国名等) 産地名:愛知県

 消費期限:17.8.31  包装形態:合成樹脂製トレー

 違反内容 腸炎ビブリオ最確数 検体1gにつき150を検出

 (生食用鮮魚介類の成分規格:腸炎ビブリオ最確数は、検体1gにつき100以下でなければならない)

 適用条項 食品衛生法第11条第2項を適用

不利益処分等対象者 (販売者)中央魚類株式会社

 代表取締役社長 大滝 義彦  東京都中央区築地五丁目21

 不利益処分等の内容

 及び措置状況 94日、販売者に対し、文書により当該品の回収・保管を指示した。

★いちまる水産有限会社のしらす干しから過酸化水素を0.151gkg検出

【東京都公表20170901日】

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

食品衛生法により、違反食品等に対し、東京都が行った不利益処分等についてお知らせします。

違反食品 名称及び商品名 しらす干し

 製造者、加工者又は輸入者の名称   (製造者)いちまる水産有限会社

上記営業所の所在地 宮城県名取市閖上4丁目177-1

 その他(ロット、原産国名等) 原料原産地名:福島県産

 内容量:1kg×12入 、1kg×8入 、1kg×6入   包装形態:ダンボール箱入

ロット番号:73957395-17395-27395-3

 違反内容 過酸化水素を0.151gkg検出

 (食品添加物使用基準:過酸化水素は、釜揚げしらす及びしらす干しにあってはその1kg につき0.005g以上残存しないように使用しなければならない。)

 適用条項 食品衛生法第11条第2項を適用

不利益処分等対象者 (販売者) 築地魚市場株式会社

 代表取締役社長 吉田 猛

東京都中央区築地五丁目21

 不利益処分等の内容 及び措置状況 831日、販売者に対し、文書により当該品の回収、保管を指示した。

★福岡市:輸入生鮮養殖マスからオキシテトラサイクリン検出、回収命令

【福岡市発表平成29912000現在】

http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/2785/1/170901masupress.pdf

1 概要

福岡検疫所が平成29822日(火)にモニタリング検査を実施した輸入生鮮養殖マスについて,試験の結果,抗生物質であるオキシテトラサイクリンが食品衛生法の基準を超えて検出されたことから,本日,中央区保健福祉センターは,同法第54条第1項に基づき当該食品の輸入者に対して行政処分(回収命令)を行った。

2 輸入者の住所氏名等

(1)輸入者所在地 福岡市中央区港二丁目3番19号

(2)輸入者氏名 株式会社ニチモウマリカルチャー 代表取締役 青木 信也

3 違反内容

食品衛生法第11条第2項違反   検出値:0.5ppm  基準値:0.2ppm

4 違反食品

品名 生鮮養殖マス(冷蔵)  数量 56.0kg

原産国 韓国  輸入日 平成29821

一次出荷先 東京都

5 処分内容  当該違反食品の回収(食品衛生法第54条第1項適用)

6 輸入者に対する指導事項

(1)違反食品の流通先への情報提供

(2)回収報告書の提出

7 処分に対する措置状況  一次出荷先を管轄する自治体へ流通及び回収状況の調査を依頼した。

8 その他

当該事業者は,既に出荷先に連絡し,回収に着手している。

【オキシテトラサイクリンについて】

・オキシテトラサイクリンは,人にも使用されることのある抗生物質です。

ADI(許容一日摂取量)は体重1㎏あたり0.03/日です。

・今回検出された濃度は,仮に体重60㎏の人が一生涯毎日3.6㎏食べても健康に

影響のない値です。

<汚染卵関係情報>

★殺虫剤フィプロニルが混入した卵、欧米など世界40カ国で発見=報道

【ロイター201795 1620分】

http://news.livedoor.com/article/detail/13570503/

[フランクフルト 5日 ロイター] - 殺虫剤フィプロニルが混入した卵が世界40カ国で見つかり、うち欧州連合(EU)加盟国が24カ国に上ることが分かった。ドイツのDPA通信が5日報じた。

欧州のスーパーマーケットでは、数百万個の卵が棚から回収される事態となっている。監督当局の一部は、多くの汚染卵がクッキーやケーキ、サラダなど加工製品の形ですでに流通しているとの懸念を表明した。

DPAによると、EUの農業相らは5日にエストニアの首都タリンで会合を開き、問題について話し合う。

欧州委員会の広報官は、EU加盟国で影響がないのは現時点でリトアニア、ポルトガル、キプロス、クロアチアだけだと認めたもよう。EU外では米国、ロシア、南アフリカ、トルコなどでも問題の卵が見つかったという。

オランダとベルギーの当局は、汚染源がオランダにある洗浄剤サプライヤーであることを突き止めた。8月には清掃会社チックフレンドを経営するオランダ人2人が逮捕された。

汚染された卵は、大量に摂取しなければ健康被害はないものの、フィプロニルは、人の臓器障害につながる危険がある。

フィプロニルはダニやノミの駆除に広く使用されているが、家畜小屋など食品流通に連なる場所での使用は禁止されている。

<表示関係情報>

★加工食品の原料原産地表示制度の変更に関する食品表示基準の一部を改正する内閣府令の公布について

【消費者庁News Release平成2 9年9月1日】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi/news/data/doc/1504234276_1.pdf

本日、新たな加工食品の原料原産地表示制度を定めた食品表示基準の一部を改正する内閣府令(平成29 年内閣府令第43 号)が公布・施行されましたのでお知らせします。

また、この改正に伴い、下記のとおり、食品表示基準の一部を改正する内閣府令(案)に対する意見募集の結果を公示し、関係通知等を改正するとともに、新たな加工食品の原料原産地表示制度に関するパンフレット及びリーフレットを作成しました。

原料原産地表示制度に係る相談については、引き続き消費者庁の相談窓口(03-3507-8800(代表))にお問い合わせ下さい。なお、今般新たに食品関連事業者等からの相談に対応するため、農林水産省においても原料原産地表示制度専用の相談窓口が設置されましたので併せてお知らせします。

1.食品表示基準の一部を改正する内閣府令(案)に対する意見募集の結果の公示

2.「食品表示基準について」の一部改正(平成29 年9月1日付け消食表第407 号)

3.「食品表示基準Q&A」の一部改正(平成29 年9月1日付け消食表第410 号)

4.パンフレット及びリーフレット「全ての加工食品の原材料の産地が表示されます!」

詳細は、以下のURL を御参照ください。

新たな加工食品の原料原産地表示制度に関する情報

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/quality/country_of_origin/index.html

農林水産省 原料原産地表示制度専用相談窓口

http://www.maff.go.jp/j/syouan/hyoji/toiawase.html

<食品アレルギー関係情報>

★「卵」表示漏れ、冷凍チャーハン回収 リンガーハット

【朝日新聞デジタル2017961235分】

http://www.asahi.com/articles/ASK963T7GK96TIPE00F.html

 長崎ちゃんぽんリンガーハット(東京)は6日、販売した冷凍食品リンガーハットのチャーハン」にアレルギー物質の「卵」の表示が抜けていたとして、約3万個を自主回収すると発表した。使用していない「鶏肉」の表記もあった。現時点で健康被害の報告はないという。同社社員が2日に気づいた。

 対象となる商品は、賞味期限が2018年5月12日~同年8月8日の商品。今年5月31日~9月2日に店舗やインターネットなどで販売した。問い合わせは平日と土曜の午前9時~午後5時、お客様相談室(0120・300・396)。

<ジビエ関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<調理環境関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<食の安全供給問題の情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<フードディフェンス(食品防御)>

該当する記事は見つかりませんでした。

<その他の情報>

★米カフェチェーンが始めた糖分の過剰摂取対策

【オルタナ9/2() 0:35配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170902-00010000-alterna-hlth

糖分の過剰摂取は近年、食品業界で注目されている課題だ。201610月には、世界保健機関(WHO)が生活習慣病の防止のために糖分が含まれる飲料などに課税する案を報告書で発表している。そんな中、米ベーカリー・カフェ・チェーンのパネラ・ブレッドは823日、消費者に糖分に関する情報をより分かりやすく伝えるために、糖分やカロリーの量をカップに直接表記する新たな方針を発表した。(翻訳・編集=梅原 洋陽:オルタナ/Sustainable Brands Japan)

糖分の摂取に関しては、最近、フルーツバーなど栄養機能食品を販売する米カインド・ヘルシー・スナックスも、新商品「フルーツバイツ」のキャンペーンで、子どもたちが1年間に消費する砂糖の量が47億パウンド(213万トン)に及ぶことに警鐘を鳴らすため、45000ポンド(2万キロ)の角砂糖の山をニューヨークのタイムズ・スクエアに展示するなどしている。

パネラ・ブレッドの調査で、99%のアメリカ人は20オンス(590ml)のコーラに含まれる糖分量を知らず、83%の人は含まれる糖分量を少なく見積もっていることが分かった。パネラ・ブレッドが開始した糖分の成分表示の取り組みでは、6つの新商品とコーラのカロリー摂取量と糖分の摂取量をカップに印字している。

 「法規制よりも先に、企業が率先して透明性を促すべきです。今年の初めに、私たちはカロリーと糖分の量を飲み物を注ぐ際に公表する全米で初めての企業となったものの、さらなる取り組みをするべきだとすぐに気がつきました。情報量と選択肢を増やしたことで、お客さまは従来のソフトドリンクと比べ、より透明性の高い私たちの商品を頼むようになってきています」とパネラ・ブレッドの創業者でありCEOのロン・シェイク氏は語る。

パネラ・ブレッドは今年3月から、より健康的な選択肢と消費者への透明性を追求する段階的な取り組みを開始した。飲料に含まれる糖分量とカロリー量を店内の看板に表記するというものである。

 新製品と店内看板を導入したことで、従来のソフトドリンクに比べ、より糖分の量が少ない飲料を選択する人が8%増えたという。

 今回始まった糖分の成分表示の取り組みは、消費者がより詳細な情報を得た上で選択できるようにするための試みだ。このカップは現在8つの店舗で導入されている。今後、人口甘味料や保存料、着色料が入っていない透明性100%の商品と共に全国展開していく。

 「従来のソフトドリンクの糖分量よりも問題なのは、お客さまが砂糖の含有量を認識していないことです。お客様には情報を知った上で商品を選択してほしいと考えています。お客さまには飲み物によっては20オンスに小さじ17杯分の糖分が入っている、ということを知る権利があります。これはUSDA(農務省)の定める1日分の糖分摂取量を超えています。より多くの情報と選択肢を提供していきたいです」とパネラ・ブレッドの健康担当部長のサラ・バーネットは語った。

 「消費者に分かりやすく飲料の砂糖の含有量を伝えるパネラの手法は良い試みです。食品医薬品局(FDA)は糖分量をほとんどのアメリカ人には馴染みのないグラムで表記することを求めています。しかし、パネラは誰もが理解できる『小さじ』で糖分の量を公表しています。このような取り組みにより、パネラは国内で最も責任あるコーヒーチェーンと言う評判を得ています」と公益科学センターの共同設立者であり代表のマイケル・ジェイコブソン博士は話した。 「サステナブル・ブランド ジャパン」より転載

2017年9月8日号PDF版

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2017年9月8日号のPDF版です。写真等が見られます。

«食中毒週刊ネットニュース8月臨時号ポテトサラダO157特集

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