2018年4月20日 (金)

2018年4月20日号PDF版最終便

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2018年4月20日号最終便

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年4月20日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年4月20日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、食品取扱者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

申し訳ありませんが、もし不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★食品衛生監視員に“無資格”3人任命 4年間、確認不徹底 千葉県

【千葉日報201804181033分】

https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chiba/region/chiba-20180418103112

 千葉県は17日、一定の資格を満たした県職員の中から任命し、保健所などで飲食施設や食品の調査を担当する「食品衛生監視員」について、2014〜17年度の4年間に、資格を満たさない3人を誤って任命していたと発表した。3人とも実際に業務を行い、うち1人は食中毒による営業停止3件と食品回収命令1件の行政処分にかかわっていた。

  県は任命に当たっての確認が不十分だったと陳謝。4件の行政処分の妥当性は「複数の監視員が調査を担当し、各保健所で総合的に判断した結果」として問題はないとの認識を示した。

  県衛生指導課によると、同監視員として任命を受けるには、県から登録を受けた養成施設(大学の食品衛生関係コースなど)を卒業するか、食品衛生行政の経験が2年以上ある栄養士などの要件(資格)が必要。

  3月下旬、保健所職員から任命実態を巡る指摘があり、確認できる06年度分までさかのぼって調べた結果、男女3人が資格を満たしていなかったと分かった。

  3人の任命は野田、君津、山武の各保健所がリストアップした上で同課が行っていた。県健康福祉部の神部真一次長は「県民の信頼を損ね、深くおわびする。再発防止に最善を尽くす」とコメント。根拠書類の添付を各保健所などに義務付けるとした。月内に任命予定の本年度の監視員212人は全員が資格を満たしていると確認したという。

★豊洲市場開場まで半年 追加対策工事は順調も残る課題

THE PAGE2018418() 14:01配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-00000011-wordleaf-pol

1011日の豊洲市場(東京都江東区)開場まで、あと半年を切った。東京都は、豊洲市場における土壌汚染の追加対策工事など、移転に向けた準備を進めるが、水産仲卸業者の中には、交通アクセスや集客など営業面での不安をもらす声も出ている。

豊洲市場開場まで半年 追加対策工事は順調も残る課題

7月には追加工事が終了

 豊洲市場では現在、土壌汚染の追加対策工事が進む。この工事は、土壌汚染対策として本来行われるはずだったのに行われなかった主要建物下への「盛り土」の代替策だ。

  築地市場(東京都中央区)から豊洲市場への移転は当初、2016117日の予定だった。その年の8月、東京都知事に就任した小池百合子氏は豊洲市場の安全性への懸念などを理由に移転延期を決定した。

  その直後に盛り土問題が発覚。豊洲市場の土壌汚染対策を検討する専門家会議が提言していた盛り土がなされておらず、対応策を議論するために再び招集されることになった。同会議は計6回の会合を開き、昨年6月に「地下ピット地面のコンクリートによる遮へいと換気の実施」「地下水管理システムの機能強化」などの追加の土壌汚染対策を都に提案。都はこれらを採用した。

  追加対策工事の工期は、もっとも終了が遅い工事で712日までの予定。都の中央卸売市場新市場整備部によると、工事はいまのところ大きな遅れもなく、おおむね順調に進んでいるという。工事終了後は、専門家会議による豊洲市場の安全性の確認が行われ、農林水産省への認可申請を経て、豊洲市場は開場する。

  昨年12月から今年2月に行った豊洲市場の地下水調査では、最大で環境基準130倍のベンゼンが検出された。昨年9月の調査では160倍で、それよりは下がっているが依然高い水準ともいえる。ただ大気調査では、環境基準を超えた地点はゼロだった。都は「地下水は使う予定がない」として安全性に問題はないとしている。専門家会議も「建物1階の空気と地上の大気は、科学的な安全が確保された状態にある」「(地下水も)全体的に見れば、大きく汚染状況が変化した傾向は確認できない」との見解だ。

  専門家会議は、追加対策である地下水管理システムの機能強化に関し、「目標管理水位まで水位低下を図っている途中」だ説明し、モニタリング調査を継続していくとしている。

交通アクセスや集客に不安も

 開場に向けた準備は進むが、新市場にはいくつかの課題や不安が残る。

  築地市場で働く女性らの団体「築地女将さん会」が水産仲卸業者を対象に行ったアンケート調査(配布600枚=有効回答数261、複数回答可)では、未解決の問題として「交通アクセス」を挙げる声がもっとも多く81.2%で、「客が来てくれるか不安」(74.3%)、「駐車場不足」(67.0%)など、集客に関する不安が目立った。「土壌汚染が心配」の声も75%と依然多く、同会は今月11日、小池知事に開場延期や移転中止を文書で要請した。

  豊洲市場の使い勝手に関する声もある。築地市場でマグロ専門仲卸を営む「樋長(ひちょう)」の飯田統一郎社長(49)は「豊洲に移転すれば衛生面の安心・安全は担保しやすくなるが、店舗は重さ200300キロはあるマグロを扱うには狭く感じる」と店舗の大きさを懸念する。

  小池知事は13日の定例会見で、あと半年を切った豊洲市場の開場に向けて「事業者が希望を持って事業に取り組める環境を整えることも重要。豊洲での事業が早期に軌道に乗るよう、しっかり取り組む必要がある」と述べた。 (取材・文:具志堅浩二)

★食品衛生監視員 増員を 

倉林氏「小規模業者に支援必要

【しんぶん赤旗2018416()

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-04-16/2018041605_04_1.html

 日本共産党の倉林明子議員は12日の参院厚生労働委員会で、小規模零細業者に義務づける食品衛生管理が過重な負担とならないよう、食品衛生監視員を抜本的に増員し、きめ細かい支援を行うよう求めました。

 今回の食品衛生法改定案では、すべての食品業者に、食中毒などを起こす危害要因を原料受け入れから製造、出荷までの全工程で監視、記録する「HACCP」(危害要因分析重要管理点)の手法による衛生管理を義務づけます。HACCPによる管理が困難な小規模業者や食品の種類が多い飲食店などは、業界団体などの手引書による簡易な衛生管理でもよいとしています。

 倉林議員は「衛生管理に加え、記録の保存が求められると、小規模零細業者には相当な負担だ。記録がない、管理基準を満たしていないことだけを理由に営業停止や許可取り消しなどあってはならない」と主張。加藤勝信厚労相は、現行でも食中毒などの大きな問題が発生しない限り行政処分は行っていないとして、「こうした運用に変更を加えることはない」と言明しました。

 また倉林議員は、現場で指導を行う食品衛生監視員を国の責任で養成、配置し「抜本増員をはかるべきだ」と求めました。

 1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★広島市:中区の飲食店で11人が食中毒 ノロウイルス

【広島市公表平成30年4月19日(木)(抜粋)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1367116728184/index.html

【事件の概要】

 平成30年4月17日(火)午後4時頃、市内の医療機関から広島市保健所に、「4月10日(火)に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良を呈している。」旨の連絡があり、調査を開始した。

  調査の結果、4月10日(火)夜に「くいもの屋 わん 広島八丁堀店」を利用した2グループ15名のうち11名が、4月11日(水)午前9時から4月12日(木)午後6時にかけて、下痢、発熱、嘔吐等を発症していた。

  患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便及び従事者便からノロウイルスが検出されたこと並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、4月19日(木)、「くいもの屋 わん 広島八丁堀店」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

【患者の状況】

(1) 11名:入院なし(4月19日(木)午後2時現在) (2) 下痢、発熱、嘔吐等

【原因施設】 (1) 施設名  くいもの屋 わん 広島八丁堀店 (2) 営業の種類  飲食店営業

(3) 営業所所在地    広島市中区堀川町4番17号小松屋ビル 6階・7階

(4) 営業者氏名     株式会社オーイズミフーズ 代表取締役 大泉 賢治(おおいずみ けんじ)

【原因食品】 4月10日(火)夜に提供された食事  刺身盛り、串焼き、サラダ、チーズつくね、ポテト等

【病因物質】 ノロウイルス

【保健所の対応】

(1) 患者の発症状況及び喫食状況等の調査

(2) 原因施設の立入調査・指導

(3) 検体採取(検査機関:広島市衛生研究所)

                       
 

検体名

 
 

検体数

 
 

検査結果

 
 

患者便

 
 

 
 

 3検体ノロウイルス陽性

 
 

調理従事者便

 
 

 
 

 1検体ノロウイルス陽性、1検体依頼中

 
 

拭き取り

 
 

14

 
 

 14検体陰性

 

(4)原因施設の営業禁止

★岐阜県:バス営業所の社員食堂で15人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018417日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180417/ddl/k21/040/083000c

. 岐阜市は16日、同市南柿ケ瀬の岐阜乗合自動車柿ケ瀬営業所の社員食堂で、10~12日に食事をした13人と、調理をしていた2人の計15人からノロウイルスが検出されたと発表した。入院者はおらず、全員が快方に向かっている。市によると、食堂で営業していたのはデリ・ジャパン(片桐史朗社長)。社員食堂は13日から営業を自粛。医師から食中毒患者の届け出があり、市は16日から再発防止策が講じられるまでこの社員食堂を営業禁止処分とした。

★静岡県:富士市の結婚式場で39人が食中毒 ノロウイルス

【静岡第一テレビ2018 417 21:13

http://www.htv.jp/nnn/news88012172.html

富士市の結婚式場で提供された料理を食べた39人が、下痢やおう吐などの症状を示し、保健所はノロウイルスによる集団食中毒と断定した。集団食中毒があったのは、富士市の結婚式場「メゾン・ド・アニヴェルセル」。

県によると、今月7日披露宴に出席し、式場内で調理した料理を食べた男女39人が、下痢やおう吐などの食中毒の症状を訴え、検査の結果、26人からノロウイルスが検出された。また、結婚式場の従業員4人からもノロウイルスが検出されたという。患者は全員快方に向かっているが、県は16日から当分の間、結婚式場の調理部門を営業禁止としている。

静岡県処分した違反者の公表2018416(抜粋)

http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-510/kannsi/documents/shobunn.pdf

処分年月日平成30416

施設名称 メゾン・ド・アニヴェルセル 営業者氏名 有限会社アニバーサリー

行政処分等を行った理由  食中毒発生

業種 飲食店営業(食堂) 施設所在地等 富士市大淵3210-8

適用条項食品衛生法第55条  行政処分の内容  営業禁止

★東京都:板橋区の飲食店で8人が食中毒 ノロウイルス

【板橋区公表平成30417(抜粋)

http://www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/016/016348.html

 板橋区が行った不利益処分等についてお知らせします。

 業種等:飲食店営業

 施設の名称及び事業者氏名等:施設の名称 魚民

               営業者氏名 株式会社モンテローザフーズ  代表取締役 大神 輝博

 施設所在地等:東京都板橋区徳丸二丁目31号徳丸スクエア2

 主な適用条項:第6条違反により第55条を適用

 不利益処分等を行った理由:食中毒

 不利益処分等の内容:平成30417日から423日まで(7日間)の営業停止命令

 備考:原因食品 43日及び44日に調理し、提供した食事

    病因物質 ノロウイルス

    45日から患者8名が腹痛、下痢、おう吐等を発症

★東京都:大田区の飲食店で77人が食中毒 サポウイルス

【朝日新聞デジタル20184191220分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL4M42SNL4MUBQU007.html

東京都は18日、大田区の飲食店「プラザ アペア」で食事をした男女77人が下痢や腹痛などを発症したと発表した。いずれも快方に向かっているという。大田区保健所は、患者や従業員の便からサポウイルスが検出されたことから食中毒と断定し、同区は同日から3日間の営業停止処分とした。

都によると、今月5日に同店でオードブル各種盛り合わせやホタテのベーコン巻きなどを食べた2グループ計179人のうち、20歳から59歳までの男性60人、女性17人の計77人が発症したという。

東京都発表2018418(抜粋)

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/04/19/07.html

食中毒の発生について

大田区内の飲食店が調理し提供した食事で発生した食中毒

探知

平成3049日(月曜日)午後430分、大田区内の飲食店から大田区保健所に、「45日(木曜日)午後630分から行われた宴会の参加者20名が腹痛等を呈した。」旨、報告があった。

調査結果

大田区保健所は、直ちに感染症と食中毒の両面から調査を実施した。

患者は、45日(木曜日)に当該飲食店を利用した2グループ179名のうちの77名で、46日(金曜日)午前700分から9日(月曜日)午後1000分にかけて、下痢、腹痛、吐き気等の症状を呈していた。

患者に共通した食事は当該飲食店が調理し提供した食事以外になく、感染症を疑う情報もなかった。

患者12名のふん便、調理従事者5名のふん便から、サポウイルスを検出した。

決定

本日、大田区保健所は、以下の理由により、本件を当該飲食店が調理し提供した食事を原因とする、サポウイルスによる食中毒と断定した。

患者の共通食は当該飲食店が調理し提供した食事の他にはない。

複数の患者のふん便からサポウイルスを検出し、患者の症状及び潜伏期間がサポウイルスによるものと一致していた。調理従事者のふん便からサポウイルスを検出した。患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

措置

当該飲食店の営業者は414日(土曜日)から営業を自粛しており、大田区は、本日から3日間の営業停止等の処分を行った。

発症関係

417日  午後500分現在

発症日時 46日午前700分から同月9日午後1000分まで

症状 下痢、腹痛、吐き気等

発症場所 勤務先、自宅等

患者数 患者総数 77名 (内訳) 男:60名(年齢:2057歳) 女:17名(年齢:2059歳) 

入院患者数 0

診療医療機関数・受診者数 22か所22名(男18名、女4名)

原因食品 45日に提供された会食料理

主なメニュー

オードブル各種盛り合わせ、野菜たっぷりミネストローネスープ、カレイのバター焼き、帆立のベーコン巻き、ソーセージのピラフカレー風味、ビーフシチュー、イチゴケーキ、ドリンク類 等

病因物質 サポウイルス

原因施設 屋号 プラザ アペア 業種 飲食店営業

 営業者 グレイスホテル株式会社  代表取締役 代表取締役 伴良二(ばんりょうじ)

 営業所所在地 東京都大田区西蒲田八丁目35号地下1

 本社所在地 神奈川県横浜市港北区新横浜三丁目615

 [備考]

検査関係 417日 午後500分現在

検査実施機関:東京都健康安全研究センター等

患者ふん便:サポウイルス17検体中12検体検出、5検体検査中) ノロウイルス(55検体陰性)

調理従事者ふん便:サポウイルス(9検体中5検体検出2検体陰性、2検体検査中) 

ノロウイルス(14検体陰性)

拭き取り検体:ノロウイルス(13検体中1検体検出)

食品:ノロウイルス(3検体陰性)

★大分県:別府の移動販売で14人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018415日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180415/ddl/k44/040/181000c

 県は14日、別府市内の大学で9日に移動販売していた「メリーズケバブ」のケバブサンドなどを食べた学生や職員計14人がおう吐や下痢を発症し、うち8人と調理従事者1人の便からウイルスが見つかったと発表した。ノロウイルスによる食中毒と断定。調理従事者にはその3、4日前、下痢の症状があり、この従事者から食品を介して広まったとみている。全員快方に向かっている。県は同店を15日まで営業停止処分とした。

★愛知県:西尾市の飲食店で12人が食中毒 ノロウイルス

【愛知県公表2018414日】

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/eisei/syokuchuudoku180414.html

 下表のとおり食中毒が発生しました。

食中毒事例

処分年月日 平成30414

業種等 飲食店営業  施設の名称  たま川  営業者名  株式会社 びっくり

施設所在地  愛知県西尾市徳次町明大寺26番地の1

原因食品  411日(水曜日)に当該飲食店が調理した食事

病因物質  ノロウイルス

行政処分等の内容  営業の禁止

適用条項  食品衛生法第6条違反

行政処分等の理由  食中毒病因物質に汚染された疑いのある食品を提供したこと

発症者数  12

死者数 0

備考  発症者数は発表時点のものです。

★青森県:田子町の飲食店で62人が食中毒 ノロウイルス

【青森県公表2018414日】

https://www.pref.aomori.lg.jp/life/shoku/violation.html

営業者名・違反施設名等

[営業者名] 笹森隆志  「隆」は旧字体

[施設名] 笹森ストアー [所在地]三戸郡田子町大字田子字風張12-2

行政処分等を行った理由  食中毒

違反食品  48日及び49日に当該施設で調整された弁当

適用条項食品衛生法第6条第3 

行政処分等の内容及び措置状況等

平成30414日から平成30418日までの5日間、営業の停止(厨房における調理行為の停止)

https://www.pref.aomori.lg.jp/life/shoku/20shokuchudoku.html

発生年月日 201849

摂食者数 調査中  患者数62

原因食品種別 施設が調製した弁当

病因物質 ノロウイルス(G2

原因施設の種別 飲食店

管轄保健所 三戸地方

その他のウイルスA型、E型肝炎ウイルス、ロタウイルスなど)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★東京都:八王子市の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【八王子市公表平成30420日】

http://www.city.hachioji.tokyo.jp/kurashi/hoken/007/017/004/p023174.html

飲食店営業施設等に対する不利益処分等

1. 公表年月日 平成30420

2. 業種等  飲食店営業

3. 施設の名称及び施設所在地等  鶏焼ダイニングTAMARIBAR(たまりば)

 東京都八王子市東町1310号二宮ビル3

4. 営業者氏名及び住所等 株式会社 MKカンパニー 代表取締役 緑川 俊秀

埼玉県朝霞市溝沼七丁目58105

5. 主な適用条項  食品衛生法第6条第3号並びに第50条第3項及び第51

6. 不利益処分等を行った理由 食中毒の発生並びに施設及び取扱不備

7. 不利益処分等の内容 平成30420日から平成30425日までの6日間の営業停止並びに施設及び取扱改善命令。なお、営業者は平成30419日、営業を自粛。

8. 備考 原因食品 47日に当該施設が調理し提供した食事(加熱不十分な鶏肉料理を含む)

病因物質 カンピロバクター

患者数  5

★広島市:中区の飲食店、白レバ等を食べ3人が食中毒 カンピロバクター

【広島市公表平成30年4月20日(金)(抜粋)

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1513999784999/index.html

事件の概要

 平成30年4月18日(水)正午頃、市内の医療機関から広島市保健所に、4月14日(土)に中区の飲食店を利用した複数名が体調不良となった旨の連絡があり、調査を開始した。

  調査の結果、4月14日(土)夜に「焼鳥酒場 ようちゃん」を利用した1グループ4名のうち3名が、4月16日(月)午後3時から4月17日(火)午後6時にかけて、腹痛、下痢、頭痛、発熱等を発症していた。

  患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが検出されたこと並びに医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、4月20日(金)、「焼鳥酒場 ようちゃん」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

患者の状況

⑴ 患者数  3名 入院なし(4月20日(金)午前10時現在)

⑵ 主症状  腹痛、下痢、頭痛、発熱等

原因施設

⑴ 施設名  焼鳥酒場 ようちゃん  ⑵ 営業の種類  飲食店営業

⑶ 営業所所在地  広島市中区流川町6番21号  ⑷ 営業者氏名 廣川 陽平

原因食品  4月14日(土)に提供された食事  白レバ、串盛り、鳥もも唐あげ等

病因物質  カンピロバクター

保健所の対応

⑴ 患者の発症状況及び喫食状況等の調査

⑵ 原因施設の立入調査・指導

⑶ 検体採取(検査機関:広島市衛生研究所)

                             
 

検体名

 
 

検体数

 
 

検査結果

 
 

患者便

 
 

 
 

1検体カンピロバクター陽性、1検体依頼中

 
 

従事者便

 
 

 
 

2検体依頼中

 
 

拭き取り

 
 

 
 

5検体検査中

 
 

食品

 
 

 
 

4検体検査中(参考品)

 

⑷ 原因施設の営業禁止

★東京都:墨田区の飲食店、鶏刺身を食べ食中毒 カンピロバクター

【墨田区公表2018419日】

https://www.city.sumida.lg.jp/kenko_fukushi/eisei/syoku_eisei/shokuhinneisei-ihan/syobunrestaurant.files/syobun0419-2.pdf

営業者氏名 営業者:株式会社クルーズ 代表取締役 坪井 康之

住所:東京都墨田区墨田三丁目41 2

施設の名称及び所在地等

施設の名称:地鶏焼 サカイ鳥之助

所在地:東京都墨田区東向島二丁目11 21 号 業種:飲食店営業(一般)

原因となった食品:平成30年4月7日に調理・提供した料理(鶏刺身を含む)

原因となった病因物質:カンピロバクター

不利益処分を行った理由  食中毒

不利益処分の内容  営業停止6日間(平成30年4月19日から平成30年4月24日まで)※平成30年4月18日から営業自粛

不利益処分を行った措置状況 営業停止期間中に衛生講習会を行います。

備考

原因となった食事には、加熱不十分な鶏肉を含んでおり、当該鶏肉には加熱用表示がされていました。

(平成29 3 31 日付け厚生労働省通知 生食監発0331 3

及び消費者庁通知 消食表第193 号「カンピロバクター食中毒対策

の推進について」に基づく公表)

★滋賀県:草津市の飲食店でとりタタキ等を食べ9人が食中毒 カンピロバクター

【滋賀県発表平成30416日午後5時現在】

http://www.pref.shiga.lg.jp/hodo/e-shinbun/el00/20180416.html

発生日時 初発:平成30331日(土曜日)午後800分 ~ 終発:44日(水曜日)午後200

発症者等 発症者数:9人(26歳~49歳)

 [内訳 男性:7(26歳~44)、女性:2(41歳、49)、入院:0人]

食べた人の数:18

発生状況

(概要)

 平成3049日(月曜日)830分頃、住民から「草津市内の飲食店で330日(金曜日)に18名で会食したところ、下痢、腹痛を発症した。他にも発症した者がいる。」旨の連絡が草津保健所にありました。

 草津保健所が調査したところ、330日(金曜日)1830分頃から「鳥桜」で会食した1グループ18人のうち9人が発症していることが判明しました。

 これら発症者に共通する食事は、同店で提供された会食のみであること、食事には加熱不十分な鶏肉料理を含んでおり、発症者の症状が類似していること、複数の発症者の便からカンピロバクターが検出されたこと、また、医師から食中毒の届出があったことから、草津保健所は、同店を原因施設とする食中毒と断定しました。

症状 軽症:9人中等症: 0人 重症: 0人 下痢(310回)、腹痛、発熱(37.838.9℃

現在の病状全員快方に向かっている。

献立内容 コース料理(丹波鶏の陶板焼、とりタタキ、豆腐と水菜のパリパリサラダ、とりのカルパッチョ、おつまみ唐揚げ、揚げ鶏のマスターソース、焼きおにぎり、デザート)

原因食事 調査中

 病因物質 カンピロバクター・ジェジュニ

原因施設

施設所在地:草津市大路一丁目18-33 施設名称:鳥桜 業種:飲食店営業(一般食堂、そうざい屋)

営業者:西村孝一(にしむらこういち)

措置 草津保健所長は、上記飲食店に対して、平成30416日(月曜日)から418日(水曜日)まで営業停止処分としました。

★滋賀県:大津市の飲食店、焼き鳥等で9人が食中毒 カンピロバクター

【大津市発表2018418(抜粋)

http://www.city.otsu.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/72/20180418foodpoisoness.pdf

このたび、大津市内において下記のとおり食中毒事件が発生しましたのでお知らせします。

発生日時 平成30 4 1 日(日)9 00 分(初発)~4 6 日(金)13 00 分(終発)

発生場所 大津市、滋賀県

発症者数 : 9 人 内訳 男性 :4 人(419 才)女性 : 5 人(2355 才)

喫食者数 : 112

平成30 4 11 13 40 分に市民から、「平成30 3 30 日の夜の会食で市内飲食店を利用後、複数名が体調不良を呈している。また、医療機関を受診した者1人の検便からカンピロバクターが検出された。」との連絡が大津市保健所にありました。調査を行ったところ、同じ日に施設を利用した3 17 人中9 人が同様の症状を呈していることが判明しました。

発症者の発症状況が類似していたこと、発症者の検便からカンピロバクターが検出されたこと、発症者に共通する食事は当該施設での食事以外にないこと、また、発症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、大津市保健所は当該施設を原因とする食中毒と断定しました。

症状 軽症 : 9 人 中等症 : 0 人 重症 : 0

下痢、腹痛、発熱(37.839.2 度)、頭痛、悪寒、倦怠感、嘔吐、嘔気等

現在の病状 全員快方に向かっている

献立内容 焼鳥、牛串類、キャベツ盛、鶏のからあげ、軟骨から揚げ、とり皮あげポン、チキン南蛮、魚介豚骨ラーメン、枝豆、チヂミ、ポテトフライ、せせりのポン酢、たこわさび、ウインナー、揚げだし豆腐、焼きそば、コーンバター、キュウリたれかけ、ウインナー、蒸し鶏の野菜サラダ、とん平焼、釜飯、レンコン肉詰め、アンチョビトースト、バニラアイス

原因食品 調査中 病因物質 カンピロバクター

原因施設

施設所在地 : 大津市粟津町10-2 クインビル4F 施設名称 : 焼鳥ぎんじ石山店

業種 : 飲食店営業  営業者 : 株式会社Nexthero 代表取締役 坂田 博行

措置

大津市保健所は、上記施設を平成30 4 18 日(水)から4 20 日(金)までの3 日間の営業停止処分としました。

検査材料 微生物検査 :22 検体 〔糞便 :12 検体、ふきとり : 10 検体〕

★佐賀県:鹿島市と白石町2つの飲食店、鶏のレバー刺しで11人が食中毒 カンピロバクター

【NHK佐賀NEWSWEB20180416日 1912分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20180416/5080000338.html

鹿島市と白石町の2つの飲食店で、食事をした男女11人が下痢や腹痛などを訴え、患者から食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」などが検出されたことから、県は飲食店で出された食事が原因の食中毒と断定し、2つの店に4日間の営業停止命令を出しました。

 営業停止命令が出されたのは、鹿島市の居酒屋「居酒屋あぐら」と白石町の飲食店「くさば食堂」です。

 県によりますと今月7日、2つの店で、それぞれ加熱されていない鶏のレバ刺しなどを食べた20代から70代までの男女11人が、相次いで下痢や腹痛などを訴えました。

その後、県の杵藤保健福祉事務所が調べた結果、患者の便から食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」などが検出されたことから、県は2つの飲食店で出された食事が原因の食中毒と断定し、2つの店に16日から4日間の営業停止命令を出しました。

 「カンピロバクター」は鶏や牛などの腸にいる細菌で、加熱が不十分な鶏肉などを食べると、少ない量でも食中毒となることがあり、県は十分に加熱してから食べるよう呼びかけています。

★和歌山県:和歌山市の飲食店で9人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2018416日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180416/ddl/k30/040/242000c

 和歌山市は15日、同市美園町4の居酒屋「梅屋」で食事をした19~47歳の男女9人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち3人からカンピロバクターが検出されたと発表した。全員が快方に向かっている。市は同店を原因とする食中毒と断定し、15日から3日間の営業停止を命じた。先月30日夜に9人を含む46人が同店で宴会をし、マグロの刺し身や鶏鉄板焼きなどを食べたという。

和歌山市(416日発表)

##発症日時:41日(日曜日)午前7

 喫食者数:46

 有症者数:9

 原因食品:330日(金曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター

原因施設:梅屋(和歌山市)

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

★神奈川県:秦野市の販売業のカツオ刺身で1人が食中毒 アニサキス

【神奈川県発表2018420日】

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/prs/r9700571.html

食中毒の発生について

 417(火曜日)、秦野市内の医療機関から「413日(金曜日)に診察した患者の胃から寄生虫(アニサキス)を摘出した。」旨の連絡が、平塚保健福祉事務所秦野センターにありました。

  当センターで調査を行ったところ、原因と考えられた食品は、患者が412日(木曜日)に秦野市内のスーパーマーケットで購入した刺身だけであること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この施設が販売した刺身を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数  5名(男性:2名、女性:3名)(調査中)

2 患者数 1名(男性:1名)(調査中)

3 入院者数 1名(男性:1名)414日に退院しています。

4 主な症状  腹痛、吐き気

5 原因施設 名 称 マックスバリュ秦野東田原店

 営業者 マックスバリュ東海株式会社 代表取締役 神尾 啓治  業 種 魚介類販売業

 所在地 秦野市東田原96-1

6 原因食品 カツオの刺身

7 病因物質 アニサキス

8 措置 原因施設に対して、420(金曜日)から421(土曜日)まで営業停止

県民の皆さんへ

アニサキスとは

 海産魚介類に寄生する寄生虫の一種です。

  アニサキスが寄生している海産魚介類を生食することにより、アニサキスの幼虫がヒトの胃腸壁に侵入し、アニサキス症がおきます。

  わが国では、サバの生食によるものが最も多く、その他、アジ、イカ、イワシ、サンマなどが感染源となることがあります。刺身の他、酢漬け、しょうゆ漬け、にぎりずしなどで感染する場合が多いとされています。

  潜伏時間:早いもので1時間、遅いもので36時間、約70%が8時間以内に発症

  主な症状:みぞおち部分の痛み、悪心、嘔吐等

 腹部を絞りあげるような痛みに周期的に襲われるところが特徴

予防のポイント

1 加熱処理をするとアニサキスは死滅するので、十分加熱しましょう。

2 アニサキスは魚の内臓から筋肉にも移行するので、魚を調理する際には早めに内臓を除去しましょう。

3 アニサキスは傷を受けると死滅するので、細かく切ることも予防になります。

★前橋市の魚介類販売業で販売されたシメサバで1人が食中毒 アニサキス

【毎日新聞2018420日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180420/ddl/k10/040/141000c

 前橋市は19日、前橋市岩神町2の養田鮮魚店で販売されたシメサバを食べた千葉県の20代の男性がアニサキス食中毒を発症したとして、同店を営業停止1日間の行政処分にしたと発表した。市によると、男性は14日夜にシメサバを食べて翌朝に発症、既に回復したという。

前橋市発表2018419()(抜粋)

http://www.city.maebashi.gunma.jp/kurashi/42/141/392/shokuchu300419-1.html

 前橋市内の魚介類販売店が製造及び販売した食品によるアニサキスを原因とする食中毒が発生しました。

原因施設 施設の名称:養田鮮魚店  所在地:前橋市岩神町2-9-14

営業者:養田 亦市 違反内容 食品衛生法第6条第4号違反

調査結果

患者を診察した医師から、食中毒発生届が提出されました。発症者の症状及び発症までの潜伏期間がアニサキス症によるものと一致しました。刺身の他に疑う食品の喫食がありませんでした。

以上のことから、原因施設が製造・販売した食品による食中毒と断定しました。

施設の措置 営業停止命令1日間(平成30419日(木))

★東京都:江戸川区の魚介類販売業で1人が食中毒 アニサキス

【江戸川区公表 平成30年4月17日】

http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kenko/eisei/shokuhin/ihan.files/H300417kohyo.pdf

業種等 魚介類販売業

施設名称 株式会社 マルエツ 葛西クリーンタウン店

施設所在地 東京都江戸川区清新町一丁目3番6号

営業者氏名他  株式会社 マルエツ  代表取締役 上田 真

主な適用条項 食品衛生法第6条第4号違反

不利益処分等を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  営業停止(1日間)及び取扱改善命令

食中毒の原因 アニサキス

備考 患者数 1名

★東京都:練馬区の魚介類販売業、イワシの刺身で食中毒 アニサキス

【練馬区公表平成30413(抜粋)

http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/hoken/about/ihan_present20120601.html

業種等 魚介類販売業

施設名称および営業者氏名等  施設名称 海星ムサシ 営業者氏名 株式会社海星ムサシ

代表取締役 中島信行

営業者住所 福岡県福岡市中央区那の津二丁目13

施設所在地 東京都練馬区光が丘五丁目11

主な適用条項  食品衛生法第6条第4号違反 同法第50条第3項違反

不利益処分等を行った理由 食中毒の発生

不利益処分等の内容  平成30413日の営業停止(1日間) 取扱改善命令

備考

患者数   1

原因物質  アニサキス 

原因食品  当該施設が平成3049日に加工・販売したイワシの刺身

★福島県:泉崎村の販売店の刺身を食べ1人が食中毒 アニサキス

【福島県発表2018419()(抜粋)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/263475.pdf

寄生虫「アニサキス」による食中毒の発生について

平成30年4月18日、県南保健所は、県中保健所から「管内の医療機関より、腹痛を呈した患者

の胃からアニサキスを摘出した。」との連絡を受け、調査を開始しました。

調査の結果、診察した医師が胃アニサキス症と診断したこと、アニサキス症の原因となる冷凍処理が行われていない生鮮魚介類の喫食が、下記の施設で販売された刺身に限られることから、下記のとおり食中毒と断定しましたのでお知らせします。

1 原因施設 名称 ブイチェーンサンマート泉崎店

所 在 地 西白河郡泉崎村大字関和久字烏川68-3 営業の許可 魚介類販売業

営業者 有限会社サンマート小林 代表取締役 小林 嘉治

2 原因食品 4月15日に購入した刺身(カツオ、マダイ)

(4月15日の夕食に家族3名で喫食)

3 病因物質 アニサキス

4 発症年月日 平成30年4月15日(日)午後10時頃

5 患者数 1名(40歳代男性)

6 主症状 腹痛、下痢(水様性) ※現在、快復しています。

7 行政措置 営業停止(魚介類販売業に限る) 平成30年4月19日(1日間)

8 調査機関 県南保健所

★福島県:相馬市の販売店のカツオの刺身で1人が食中毒 アニサキス

【福島県発表平成30年4月14日(抜粋)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/262952.pdf

寄生虫「アニサキス」による食中毒の発生について

平成30年4月13日、相双保健所は、管内の医療機関から「腹痛を呈した患者を診察し、患者の胃からアニサキスを摘出した。」との連絡を受け、調査を開始しました。

調査の結果、診察した医師が胃アニサキス症と診断したこと、アニサキス症の原因となる生鮮 魚介類の喫食が、下記の施設で販売された刺身に限られることから、下記のとおり食中毒と断定しましたのでお知らせします。

1原因施設 名称 ヨークベニマル相馬黒木店

所在地 相馬市黒木字源多田22

営業者 株式会社ヨークベニマル代表取締役社長真船幸夫

営業の許可 魚介類販売業

2 原因食品4月12日に購入したカツオの刺身(4月12日の夕食に1名で喫食)

3 病因物質 アニサキス

4 発症年月日 平成30年4月13日(金)午前1時頃

5 患者数 1名(30歳代男性)

6 主症状 腹痛 ※現在、快復しています。

7 行政措置 営業停止 平成30年4月14日(1日間)

8 調査機関 相双保健所

ア ニ サ キ ス

1 アニサキスの特徴

(1)寄生虫(線虫)の一種 (2)体長約2cm~3cmで、白色の少し太い糸状 (3)アニサキス幼虫が寄生している魚介類は、サバ、サンマ、カツオ、マグロ、 イナダ、イワシ、アジ、イカ、ヒラメなど

2 食中毒の主な症状

(1)急性胃アニサキス症 食後、数~十数時間後に、激しいみぞおちの痛み、悪心、嘔吐。 (2)急性腸アニサキス症 食後、十数時間後以降に、激しい下腹部痛、腹膜炎症状など。

3 予防方法

(1)加熱する。(60で1分、70以上では瞬時に死滅) (2)冷凍する。(-20で24時間以上) (3)新鮮な魚を選び、速やかに内臓を取り除く。また、内臓を生で食べない。 アニサキス幼虫は、寄生している魚が死亡すると内臓から筋肉に移動する ことが知られている。 (4)目視で確認して、アニサキス幼虫を除去する。 一般的な料理で使う程度の食酢での処理、塩漬け、しょうゆやわさびでは、 アニサキス幼虫は死滅しない。  

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★鳥取県:鳥取市の70代の女性がスイセンとニラ間違え食中毒

【NHK 鳥取 NEWSWEB20180419日 1300分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/tottori/20180419/4040000326.html

きのう(18日)鳥取市の70代の女性がニラと間違えてスイセンの葉を食べおう吐の症状を訴えて、病院で手当てを受けました。

鳥取市保健所は春先からこうしたケースが増えてくるとして注意を呼びかけています。

鳥取市保健所によりますときのう鳥取市の70代の女性が自宅の畑で栽培しているニラの葉を収穫し、炒めて食べたところ、およそ30分後におう吐の症状を訴え、病院で手当てを受けました。

保健所が調べたところ、女性の自宅の畑にはスイセンが自生していて、女性がニラの葉といっしょにスイセンの葉を収穫して食べた可能性が高いということです。

この女性は、スイセンが中毒症状を引き起こすことを知っていて、ふだんから畑にはえたスイセンを抜いていました。

保健所によりますとスイセンとニラは葉の形がよく似ていますが、スイセンは葉の幅が広く厚さもあり、ニラは独特のにおいがあるので収穫する際によく確認するよう呼びかけています。

鳥取市保健所は「例年、春先から初夏にかけて有毒な野草やきのこなどを食べて食中毒を起こすケースが相次いでいるので、気をつけて欲しい」と話しています。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★高知県:甲浦港貝毒情報 (二枚貝類の採取及び出荷の自主規制要請)

【公開日 20180419(抜粋)

http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/040401/2018041900232.html

平成30年4月12日に甲浦港でサンプリングしたカキより、同年4月19日に規制値(4.0マウスユニット/g)を超える45.9マウスユニットの麻痺性貝毒を検出しました。

この貝毒は、貝毒の原因となるプランクトンを二枚貝が摂食することにより、一時的に二枚貝の体内に毒素が蓄積するものです。

このことから県では、甲浦港周辺住民や漁業関係者に対し、東洋町及び室戸市や近隣漁協を通じ、ヒオウギガイやアサリなどの二枚貝類の採取及び出荷を自粛するよう要請しました。

今後は、この海域の貝毒原因プランクトンの発生動向を調査するとともに、貝毒量が規制値以下になるまで貝毒検査を継続し、随時その結果をお知らせしていきます。

採取日 結果判明日 検査対象 麻痺性貝毒量(MU/g)

平成30年4月12日 平成30年4月19日 カ キ 45.9MU/g

現在県内において、甲浦港以外の海域では国の規制値を超える麻痺性貝毒の発生は確認されておりませんが、定期的な検査を継続し、状況に応じて監視を強化します。

(他海域貝毒情報ページ)http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/040401/2018041100168.html

■貝毒とは

 二枚貝(アサリ、カキ、ムラサキイガイなど)が貝毒の原因プランクトンを餌として食べることにより体内に毒素を蓄積させる現象のことです。

■貝が毒化する仕組み

 貝はプランクトンを餌としています。プランクトンの中には貝毒の原因となる毒素を持つものがあり、海域でこれらのプランクトンが発生すると、貝がこれらのプランクトンを食べ、徐々に毒素を体内に蓄積し毒化していきます。ただし、貝毒の原因プランクトンは常に発生しているわけではありませんので、常時、貝が毒化しているものではありません。また、貝毒は、原因プランクトンが海域からいなくなると徐々に貝の体内から減っていきます。

■貝毒の種類と症状

 貝毒はその症状により麻痺性貝毒、下痢性貝毒などがあります。(以下略)

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★岡山県:美作保健所管内で腸管出血性大腸菌感染症が発生

【岡山県発表平成30年4月18日】

http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/556091_4450878_misc.pdf

発生場所  美作保健所管内

患者1名(女、30歳代)

発症年月日平成30年4月6日 速報年月日平成30年4月18日

○患者は、4月6日から腹痛、嘔吐、水溶性下痢、血便の症状があった。

措置

○4月13日に医療機関を受診し、検査したところ、ベロ毒素産生性腸管出血性大腸菌O26による感染症と確認されたため、4月17日その他に届出があった。

○現在、症状は回復している。

○接触者については、現在調査中である。

★北九州市でオウム病の患者発生

【北九州市発表平成30 417 (抜粋)

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000800348.pdf

オウム病の発生について

市内において、オウム病(4類感染症)の発生届がありましたので、北九州市感染症公表要領に基づきお知らせいたします。

1概要平成30年4月17日(火)、市内医療機関(八幡西区)からオウム病の発生届出があった。

2患者情報八幡西区在住、42歳、男性

3経過3月24日(土)頭痛、悪寒、発熱(39台)あり。

3月27日(火)医療機関受診。血液検査実施。

3月31日(土)症状消失。

4月16日(月)血液検査の結果、オウム病と診断。

4現在の状況 症状なし

5行政対応患者および家族に対する健康調査の実施。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★茨城4市町の計7校、学校給食牛乳に洗浄液混入 

【茨城新聞クロスアイ2018420() 0:43配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180420-00000001-ibaraki-l08

茨城県教委は19日、学校給食で18日に出た牛乳について、県内4市町の計7校の児童生徒らが味や色の違和感を訴えたと発表した。牛乳の製造過程で、製造業者が誤って洗浄液を混入したことが原因とみられる。19日現在、健康被害はない。同日の給食は牛乳の提供を中止した。県教委によると、牛乳は紙パック200ミリリットル入りで龍ケ崎市の「関東乳業」が製造。県南や鹿行地区の15市町村に約66千パックを出荷した。児童生徒が18日、「味が薄い」「色が濃い」などと訴え、各教委や同社に苦情が寄せられた。20日からは別の乳業メーカーが提供する。

★静岡市内の小学校給食のパンからプラスチック片 

【静岡放送(SBS2018417() 12:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-00010001-sbsv-l22

静岡市内の小学校で416日、給食で配られたパンの中からプラスチック片が見つかりました。児童への被害はありませんでした。

  静岡市清水区の市立清水有度第一小学校で416日、6年生の女子児童が給食のりんごパンを口に入れたとき異物が入っているのに気づきました。静岡市によりますと入っていたのは長さ約3cm、太さ約2mmのプラスチック片です。女子児童はすぐに口から出し、ほかの児童や教員にも被害はなかったということです。パンは県学校給食会の指定業者が製造したもので、業者が製造工程を調べたところ、パン生地を切る器具の一部が破損していたことが分かりました。市は業者に対し調理器具の点検など再発防止策をとるよう指示しました。

★岐阜県:各務原市小学校、給食のすまし汁にビニールのような異物混入 

CBCテレビ2018418() 23:58配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00006650-cbcv-l21

 18日、岐阜県各務原市の小学校で、出された給食に長さ2センチほどのビニールのような異物が混入していたことが分かりました。

  18日正午ごろ、各務原市の那加第一小学校の5年生の女子児童が食べた給食のすまし汁から、ビニールのような異物が見つかりました。

  女子児童は口に入れましたが、違和感を感じて吐きだし、けがはありませんでした。給食は、各務原市の学校給食センターが市内の小中学校の約5800食を調理。他に異物の混入は見つかっておらず、体調不良を訴える子どももいないということです。異物が混入した経緯を、市が詳しく調べています。

★滋賀県:高島市の小中学校給食に玉じゃくしのかけら混入か 

【京都新聞2018417() 23:33配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180417-00000027-kyt-soci

滋賀県高島市教育委員会は17日、安曇川学校給食センター(同市安曇川町田中)で調理した給食に、樹脂製の調理器具のかけら(約1センチ角)が混入した可能性が高い、と発表した。

  市教委によると、同センターは安曇川、高島、朽木地域の3中学校、5小学校を担当。同日午後0時15分ごろ、後片付けをしていた職員が、小松菜サラダとみそ汁の2品の調理に使った「玉じゃくし」が欠けているのを見つけた。市教委は各校に2品を食べないよう連絡した。口を付けた児童もいたが、健康被害の報告はないという。同センターで調理場や回収した残飯を調べているが、かけらは見つかっていない。

  市教委は「調理器具の点検を徹底し、再発防止に努めたい」としている。

★高島屋、堺市店で、いか天にガラス片混入…客が口に入れて気付く

【読売新聞2018414 1143分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14577984/

 高島屋は13日、堺店(堺市)1階食料品売り場の「みゝ留(みみとめ)」で今月10~12日に販売した練り物「いか天」にガラス片が混入していたと発表した。

 販売した24個のうち23個の購入者が分かっておらず、食べないよう呼びかけている。現時点でけがをした人はいないという。

 見つかったガラス片は縦9.3ミリ、横7.2ミリ、厚さ1.6ミリ。購入した客が口に入れて気付き、12日に申し出た。その後の調査で、製造元の工場でフードプロセッサーの一部が破損していたことが判明した。問い合わせは、高島屋堺店(0120・611・770)。 

★三重県:給食の豚汁に金属ネジ混入 松阪の特別支援学校、被害なし 

【伊勢新聞2018415() 11:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180415-00000815-isenp-l24

 【松阪】三重県立松阪あゆみ特別支援学校(137人)は13日、給食にネジが混入していたと発表した。給食を入れていた容器から外れたとみられる。児童や生徒らに健康被害はなかった。

  同校によると、同日午前1155分ごろ、給食の豚汁を食べていた高等部1年を担当する教員が、金属製のネジ(長さ約1センチ、直径約6ミリ)が口に入ったことに気付いた。

  教員らが全ての児童と生徒に確認したところ、高等部1年の生徒も同様のネジを口から取り出していたことが判明。豚汁の入った食缶の底からもネジが見つかったという。

  食缶の内ぶたに付いていたネジが給食の運搬中に振動で外れて豚汁に入ったとみられる。委託業者が5日に容器などを点検した際、ネジの緩みを見つけて締め直していたという。

  同校は本年度から開校し、この日は初めての給食。保護者らには文書で異物混入を報告した。再発防止策を講じた上で、給食は週明けから通常通り実施する予定。

  中川悦子校長は給食の初日に異物混入が発生したことについて「ショックで驚いた。子どもたちをはじめ、保護者らにも心配と迷惑を掛けて申し訳なく思う」と話した。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<HACCP関係情報>

★食品衛生法等の一部を改正する法律案、参議院で可決

 【厚生労働委員会(第九回)2018412日】

   政府参考人の出席を求めることを決定した。

   食品衛生法等の一部を改正する法律案(閣法第六一号)について

   加藤厚生労働大臣、高木厚生労働副大臣及び政府参考人に対し質

   疑を行った後、可決した。

    なお、附帯決議を行った。

http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/detail.php?sid=4660&type=recorded

*編集者より:上記から審議状況が見られます。トピックスにあるように共産党の倉林明子議員の質問でHACCPや食品衛生監視員の増員などについて具体的に議論されています。いろいろな審議が行われているので、倉林議員のところから見るのをおすすめします。

<表示関係情報>

★中国産を国産クエと偽装か 大阪湾に貝殻大量廃棄の水産加工会社 

【産経新聞2018418() 13:00配信】

 大阪湾に大量の貝殻が不法投棄された海洋汚染防止法違反事件で、常務取締役の男が逮捕された三重県紀北町の水産加工会社「ひろ」が、中国産の魚を国産のクエと偽装して販売していた疑いがあることが18日、捜査関係者への取材で分かった。

 大阪府警生活環境課は、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いもあるとみて調べる。クエは高級魚として知られ、鍋などで提供される。

 同課は16日、大量の貝殻を大阪湾に投棄したとして、海洋汚染防止法違反の疑いで同社の常務取締役新井吉守容疑者(51)らを逮捕していた。同課は18日、新井容疑者らを送検した。

<給食関係情報>

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<ジビエ関係情報>

★プロの料理味わう 田辺市、鳥獣害対策でジビエ普及へ

【紀伊民報2018416() 17:01配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180416-00350478-agara-l30

 和歌山県田辺市上芳養の日向会館で14日、イノシシやシカなどジビエ(野生鳥獣肉)の魅力を紹介する催し「ジビエを知る会」があった。地元の住民ら約90人が、シカ肉のローストやイノシシの骨でスープをとったラーメンなどを味わった。

  同地区では2月から紀州ジビエ生産販売企業組合が、ジビエの加工施設を運営。農業が主産業の地区で、鳥獣害対策が進むと期待されている。地元農家でつくる会社で、農業や狩猟、産品販売を手掛ける「日向屋」が、施設のPRやジビエの普及のために催しを企画した。

  メニューは「シカすじポン酢」「シカ肉のロースト」「イノシシ骨ラーメンのイノシシチャーシュー載せ」「タケノコとエンドウ豆の炊き込みご飯」。上芳養在住で、フレンチが専門の料理人、更井亮介さん(28)が腕を振るった。

  会には子どもから高齢者まで幅広い世代が参加したが、どのテーブルもすぐに完食。地元の山添踊香さん(55)は「シカすじポン酢は添えていたオレンジがアクセントになって、女性向き。ローストは軟らかく、臭みが全くない。家庭では食べられないプロの味」と笑顔を見せた。

.<鳥インフルエンザ関係情報>

★香川県でのHPAI疫学調査4月も警戒が必要 感染鶏からの排せつ量少ない

【鶏鳴新聞20180415発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20180415t1.html

  農林水産省は328日、2回目の「平成29年度における高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の発生に係る疫学調査チーム検討会」を開き、1月に香川県で確認されたHPAI(H5N6亜型)の発生事例について検討を行なった。最終的な疫学調査報告書は、今年4月下旬を目途に公表することになった。

 2回目の同検討会の概要は次の通り。

現地調査等の概要

 第1回検討会以降に新たに判明した事項はないものの、農研機構動物衛生研究部門から2016―17年シーズンのHPAI発生に関し、農場近接の水辺と発生の有無に関する論文が発表され、同シーズンでは近接の水辺の存在が家きん農場におけるHPAIの発生と有意に関連することが示されたことから、報告書でも記載することとされた。

分離ウイルスの特徴

 (1)島根県の死亡野鳥(2911月)、東京都の死亡野鳥(301月)と兵庫県の死亡カラス(303月)から検出されたウイルスは相同性が極めて高かったが、香川県で検出されたウイルスとは明確に区別された。一方、韓国の野鳥(マガモなど)から検出されたウイルスと香川分離株は極めて近縁であった。

 (2)感染試験の結果から、

 ①香川県で検出されたウイルスは、昨年度までに検出された高病原性鳥インフルエンザウイルスと同様に鶏に対し高い致死性を示した。

 ②これまでに国内で分離されたウイルスに比べて、感染の成立には比較的多くのウイルス量が必要であった。また、感染の拡大には複数の家きんとの密接な接触が必要であることが示唆された。

 ③これまでに国内で分離されたウイルスに比べて、感染鶏から排せつされるウイルス量は10分の1100分の1倍程度少なかった。

ウイルスの侵入時期および経路

 (1)国内への侵入経路・時期

 今シーズンの渡り鳥の渡り動向は例年に比べて大きな変化はなく、香川県で検出されたウイルスと韓国の野鳥から検出されたウイルスは極めて近縁であったことから、昨年末以降、渡り鳥によってこれらの地域にウイルスが持ち込まれたと考えられた。

 渡り鳥の北上は始まっているものの、4月までは国内に存在するとされており、また、過去には4月に本病の発生が確認された事例もあることから、越冬を終えて営巣地に向かうまでの間は警戒が必要であることが再確認された。

 (2)鶏舎への侵入時期・経路

 発生状況、飼養衛生管理の状況などからは、特定の経路から家きん舎内にウイルスが持ち込まれたことを示す情報は得られていない。

 近接の水辺の存在が家きん農場におけるHPAIの発生リスクを高めることが示唆され、香川県の事例では発生農場の敷地のほぼ中央にため池が存在することから、ウイルスが鶏舎周辺に存在し、人、野生動物など何らかの形でウイルスが鶏舎内に侵入した可能性が考えられた。

香川県でのHPAI発生に係る初動対応の検証

 目的

 今事例では、通報当日(110日)の簡易検査に引き続き実施した精密検査の結果、高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)と判断するには至らず、翌日の再検査で同病の疑似患畜と判断された。このため、香川県と農研機構動物衛生研究部門における検査成績の比較、分離ウイルスの感染試験により明らかとなった性状などを踏まえて今後の検査体制を検討するため、初動対応を検証する。

 検査および試験結果

 (1)検査成績の比較等

 ①香川県で遺伝子検査に用いた検体を使って農研機構動物衛生研究部門で同検査を実施したところ、両者の検査結果は矛盾しないことを確認した。

 ②香川県が実施した死亡鶏の病理組織検査では、ウイルスと大腸菌症の混合感染所見が確認された。

 (2)分離ウイルスの性状

 ①分離ウイルスは、昨年度までに検出されたウイルスと同様に、鶏に対し高い致死性を示したが、これまでの分離ウイルスに比べて、感染鶏から排せつされるウイルス量は10分の1100分の1倍程度少なかった。

 ②これまでの分離ウイルスに比べて、感染の成立には比較的多くのウイルス量(2011年分離株と比べて100倍程度)が必要であった。また、感染の拡大には感染した複数の家きんとの密接な接触が必要であることが示唆された。

 検証の結果

 ・感染鶏からのウイルス排せつ量が少なく、感染の成立に多くのウイルス量が必要なことは、従来に比べて死亡家きんにおける簡易キットの検出率が低い結果を支持するものであった。

 ・死亡家きんの簡易検査の検出率が25%であったことから、少なくとも感染鶏を1羽以上確実に検出できるように死亡家きんの検査羽数を設定する必要がある。

 ・農研機構動物衛生研究部門が気管スワブの採取を行なった際には、気管切開の有無により検査結果に差が認められなかったが、現場で採材にあたる者の手技などにかかわらず確実な採材を可能とするため、切開して採材することを推奨する必要がある。

 ・香川県の検査手技については問題がなかったが、大腸菌などの複合感染が検査結果などに影響を与えた可能性も否定できなかった。

 今後の対応

 検証の結果を踏まえ、農林水産省が今年115日に通知した検査体制の強化(検査羽数を5羽から11羽へ増加、採材は解剖して確実に実施)は、引き続き実施していくことが適当である。また、ウイルス株の性状により排せつ量が異なる可能性を踏まえると、今後の発生事例でも、家きんから分離されるウイルスを用いた感染試験などによって検査の信頼性を確認する必要がある。

 各県は家畜疾病の診断体制の信頼性を確保するため、引き続き家畜保健衛生所における精度管理体制の整備を進める必要がある。

 このほか、大腸菌などの複合感染が検査結果などに影響した可能性が否定できないことから、追加的に再現試験を実施し、複合感染の影響を確認する必要がある。

★突然の「京産大外し」に困惑 元教授のインタビュー詳報

岡崎明子、星野典久

【朝日新聞デジタル20184131921分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL4F4H53L4FULFA00X.html

獣医学部新設をめぐる 加計学園と京都産業大学の経緯 国家戦略特区での獣医学部新設を目指し、学校法人・加計学園と事実上、競合していた京都産業大の教授をこの春に退職した大槻公一氏(76)が朝日新聞の単独インタビューに応じた。鳥インフルエンザ研究の第一人者として2006年に京産大に招かれ、約10年間、獣医学部新設を目指して準備にあたってきたが、政府が示した条件に合わずに新設を断念。加計学園のみが獣医学部の新設を認められた。大槻氏の主な発言は次の通り。

 (愛媛県今治市加計学園の職員が2015年4月、首相官邸で面会した柳瀬唯夫首相秘書官=当時=から言われたとする)「首相案件」の報道を見て、びっくりしました。私たちも内閣府に相談に行ったことはありますが、首相官邸には呼ばれませんでしたから。

 京都府京産大国家戦略特区に手を挙げたのは16年3月。その約2カ月前に、府の職員らと内閣府を訪ねました。個人的な印象ですが、歓迎という雰囲気ではありませんでした。藤原豊・地方創生推進室次長(当時)から「今治は前から一生懸命やっているのに、後から出てきて。どうしてもっと早くやらなかったのだ」といった趣旨のことを言われました。

 私は「京産大は06年からやっていますよ」と答えたのですが。私たちは「内閣府に行け」というアドバイスを以前に受けたことはなかったから、もっぱら文部科学省に相談に行っていました。そのため藤原さんは京産大のことを知らなかったのだと思いました。

 16年10月に特区ワーキンググループ(WG)のヒアリングを受けました。冒頭、「2週間ぐらいで今回の内容を議事要旨として公表するので、原稿がまとまったら確認して欲しい」と言われました。京都府京産大も了承したのですが、公表されたのは(国会で加計学園についての追及が始まった)17年3月でした。内閣府の担当者からのメールを府の職員から転送され、確認するよう言われたのです。

 議事要旨を読んでいただければわかるのですが、WGの委員の反応は良いと感じました。「私たちは相当優れたプレゼンテーションをした」と、そのときは思っていました。しかしそれ以降、今日に至るまで、私の知る限り、内閣府からのコンタクトは一切、ありません。

 ヒアリング直後の16年11月、特区諮問会議で「広域的に獣医師系養成大学の存在しない地域」に限るという条件が出ました。それまで内閣府が必須事項として出していた、いわゆる「石破4条件」が突如消えてしまったのです。当事者であった私自身は今でも、この突然の「京産大外し」とも言える条件変更に、困惑しています。「空白地域のみ」という条件が出て、我々の計画にいきなり、ふたをかぶせられてしまいました。

 その後、パブリックコメントで「2018年度開設」が出て、翌年1月4日の告示で「1校に限る」が出た。その直後、京産大の学長が教職員を前にして新設の断念を表明したと記憶しています。山本幸三・前地方創生相が以前、「京産大(の今治市への応募)も当然ありうると思っていた」と発言していましたが、ずっと京都府と一緒にやってきたので、それはあり得ません。

 報道が出るようになった昨春以降、大学側から個別の取材は控えるよう言われ、私は発言を一切、控えてきました。17年7月に大学が会見し、獣医学部新設を断念すると表明した際も、私には相談がなく、私はこの会見を直接聴いていませんので、断念理由はよく知りません。

 16年夏ごろ、加計学園が教員70人を集めたといううわさが流れたときに、「加計がやっているなら、こちらも集めていいですか」と相談したことがあります。そのときは、まだ何も決まっていないのにと難色を示され、その通りなのですぐ引っ込めました。

 私自身、最も後悔していることは、「(新設する獣医学部は)学生定員を80人にすべきだ」ともっと声高に訴えるべきだったことです。京産大は80人定員の計画を出していましたが、(定員160人で申請し、140人で認可された)加計学園も定員を80人にしていたら、2校できた可能性もある。それに、文科省や全国大学獣医学関係代表者協議会が日本の獣医学教育を改善しようとしている中、私立大学1校の適正な学生数はそれ(80人)ぐらいと、私自身認識していました。

 加計学園の加計孝太郎理事長と安倍晋三首相がお友達であることは、獣医師界では有名な話です。でも、まさか安倍首相がそんなに力を入れるとは思わなかったから、関係ないと思っていました。理事長と安倍首相がお友達だからといって、こんなことがまかり通ってはいい世の中にならない。今の国のやり方をみていると、フェアではないと思います。(岡崎明子、星野典久)

<その他の情報>

2億個の卵!全米でリコール サルモネラ食中毒で23人が発症

【ハザードラボ20180417 1515分】

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/4/24458.html

卵のサルモネラ菌で食中毒。全米で2億個をリコール(CDC

 米食品医薬品局(FDA)は16日、ノースカロライナ州の養鶏場が生産した卵を食べた23人が相次いでサルモネラ食中毒に感染したとして、全米9つの州に対して計約2670万個を自主回収すると発表した。

 前代未聞の大量の卵をリコールするのは、全米2位の市場規模を誇る卵農場「ローズ・エーカー・ファーム(Rose Acre Farms)」のノースカロライナ州の養鶏場から出荷した計26749248個。

 この農場で生産した卵は、フロリダ州やニュージャージー州、ニューヨーク州など東部を中心に全米9つの州向けに、「カントリーデイブレイク」などといった複数のブランド名で出荷されている。FDAによると、今月16日までにこの農場で生産した卵を食べた23人が、下痢や腹痛などの食中毒を発症し、このうち6人が医療機関に入院したという。

 原因はサルモネラ菌。この菌に汚染された卵を、生や加熱不十分のままで食べると、食中毒を発症。血液中に侵入した場合、心内膜炎や関節炎など重い症状を引き起こし、死に至るケースもあることから、日本や米国では、出荷前に細菌が死滅する温水で洗卵・消毒して、殻についた細菌を除去するよう義務付けられている。

  しかし、ニワトリの卵巣が感染している場合、産まれる前から卵のなかに侵入している危険性もあり、この場合は検卵時点で取り除かなければならない。

 ノースカロライナ州立大学の食品衛生の専門家ベンジャミン・チャップマン准教授は「決められた手順通りに洗卵・消毒しても、12万個に1個の割合で汚染された卵が見つかる」と指摘している。そのため、食中毒感染を防ぐために、米国では卵は内部温度が71℃に達するまで、しっかり加熱するよう推奨されている。

 FDAによると、ノースカロライナ州の農場では、300万羽のニワトリが飼育されており、1230万個の卵を生産している。今後、農務省の検査官が立ち入り調査をし、衛生状態について取り調べる方針だ。

★高松・栗林公園でコイヘルペスウイルス病 すべて処分へ

【産経新聞2018419日】

https://www.sankei.com/west/news/180419/wst1804190024-n1.html

香川県は18日、国の特別名勝・栗林公園(高松市)の池で死んだコイがコイヘルペスウイルス病(KHV病)と確認されたと発表した。同公園でKHV病が確認されたのは初めて。蔓延(まんえん)防止のため、公園内の池のすべてのコイは回収して焼却または埋却する。江戸時代の古図にも優美に泳ぐ様子が描かれ、同園の人気者ともなっているコイを今後どうするかについては「沈静化が見えてきた段階で検討したい」としている。

 県栗林公園観光事務所と県水産課によると、今月13日に公園内の北湖で採取した死んだコイ2匹を県水産試験場で1次検査を実施した。KHV病の発生も疑われると判断し、国立研究開発法人水産研究・教育機構増養殖研究所に検体を送付し確定診断の結果、陽性と確認された。

 KHV病はマゴイ、ニシキゴイに特有の病気。感染したコイとの接触、水を介して感染する。感染力は強く成魚のへい死率は高い。人には感染しない。感染したコイに触れたり食べたりしても人体への影響はない。

 園内の池では2月に40匹、3月に137匹、4月(17日まで)に70匹の計247匹が死んだ。KHV病は水温20~25度程度で発生することから、水温の低い2~3月はKHV病の検査はしていなかった。3月に他の菌が確認されるなどしており、県は「複合感染の可能性は否定できない」としている。

 園内には7つの池(計3万5千平方メートル)がつながっており、コイがいるのは6つ。水源は地下水という。

県は蔓延防止のため、すべてのコイの焼却または埋設のほか、公園の池から周辺水系への排水は行わない▽生きているコイは公園外への移動を行わない▽KHV病の病原体が付着、その恐れのある器具の消毒-の措置を実施する。

 近年コイが減っていたことから、コイが泳ぐ風景を守り続けようと地元団体がインターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を活用し、平成28年と29年にニシキゴイ計400匹を放流した。計約千匹いたが、現在は約750匹となっている。すべてを処分することから、公園はコイがいない状況となる。

 県内では平成17年にさぬき市のため池で初めてKHV病が確認されて以降、18、21、25年に1件ずつ発生している。

★家庭でできる食中毒予防|心がけて欲しい8つのポイント

gooヘルスケア ニュース2018417 230分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14593413/

「わが家では起こるわけがない」と思っていませんか? 食中毒の予防は、食中毒菌を「つけない」「増やさない」「殺す」こと。

食中毒は減っていない

清潔大国といわれる日本で、意外にも食中毒の件数はここ30年間減っていません。しかも、飲食店に次いで多いのは家庭での食中毒です。「わが家では起こるわけがない」という思い込みと冷蔵庫の過信による油断……、これらが食中毒につながります。

食中毒は、食品についた食中毒菌が繁殖して起こります。食中毒にかかると腹痛や下痢、高熱、血便などの症状が出てくるだけでなく、子どもや高齢者など体力の弱い人の場合は、命にかかわる危険もあります。

食中毒菌は栄養分、湿度、温度などの条件がそろうと繁殖します。食中毒は一年中発生しますが、やはり多いのは湿気が高く暑い梅雨どきから秋にかけて。梅雨がくる前に、食中毒を起こさないためのノウハウを身につけ、今からしっかり予防しましょう。

生鮮食品には食中毒菌がついている可能性もあると考えて

食物が腐れば、色や味が変わったり変なにおいがしますが、食中毒菌は増殖しても、色や味、においも変らないのが普通なので、気がつかずに食べてしまう危険性が高いのです。だから、肉や魚介類といった生鮮食品には、すでに食中毒菌がついている可能性もあると考えて対処する必要があります。主な食中毒菌には以下のようなものがあります。

カンピロバクター

主な感染源は生または加熱が不十分な鶏肉。肉類は中まで火が十分に通っていることを確認して。

サルモネラ

主な感染源は卵や肉。特に危険なのは生卵の割りおき。作りおきの自家製マヨネーズが食中毒を起こすことも。

腸炎ビブリオ

主な感染源は夏場の魚介類。室温では増殖する速度が速いため、刺し身などは短時間でも室温に出さずチルド室(4度以下)で保存を。

黄色ブドウ球菌

傷口やニキビ、鼻の中など身近にいる菌で、手から食品について増殖する。調理の前は石けんで念入りに手を洗い、おにぎりなどはラップに包んでにぎる。

157(腸管出血性大腸菌)

たった数百個の菌で発症する。感染力が非常に強く、子どもや高齢者では命にかかわることも。生や加熱が不十分な肉やレバーに注意。乳幼児に生肉、生レバーを食べさせないように。

食中毒から身を守るには

「肉や魚をよく加熱したから安全」ではありません。食中毒菌がついた生の肉や魚を調理したまな板を水でざっと洗い、そのまな板で切った野菜を生で食べて食中毒を起こす場合もあるのです。食中毒菌を「つけない」「増やさない」「殺す」を基本に、徹底的な予防を心がけましょう。

●生鮮食品は買ったらすぐに帰宅、冷蔵庫へ

肉や魚の汁がパックからもれ、ほかの食品につかないように、肉や魚は別々のビニール袋に入れて持ち帰り、すぐに清潔な状態で冷蔵庫へ。食材のまとめ買いは避け、できれば毎日こまめに買い物を。

●手も食材も調理器具も「まず洗う」

調理や食事の前に石けんで手を洗う(指輪をしていたらはずして)のはもちろん、調理中も、生の肉や魚をさわったら、石けんで手を洗ってから次の作業へ。食材は、野菜などを先に洗い、次に魚などを。そのとき、魚の汁などが野菜にかからないように注意。

まな板は、魚・肉用、野菜用と2種類を使い分け、肉や魚の汁をほかの食品につけない。生の肉や魚を切ったあとはすぐに洗剤で洗い、熱湯をかけると安心。包丁は柄の部分も清潔に。さわった手から菌が広がりやすいので、しっかり洗浄・消毒する。スポンジやたわしは、ぬれ具合が絶好の細菌の繁殖環境に。よく洗ってしっかり乾燥を。

●なるべく加熱調理を

食中毒菌は十分な加熱で殺菌できる。肉類などは「75度で1分間以上の加熱」を目安に。卵は、賞味期限ぎりぎりなら生食や半熟は避け、固ゆで卵や玉子焼きなどしっかり加熱して。残ったおかずなどを冷蔵保存するなら、食べる前に必ず加熱する。

冷蔵庫の過信は危険

生鮮食料品についた食中毒菌の繁殖を防ぐには、冷蔵室は10℃以下、冷凍室は-15℃以下にキープ。そのためには次のことに注意しましょう。

・詰めすぎない……冷蔵庫内に物を入れすぎると、冷気がスムーズに流れず、設定温度にならない場合も。スペースの7割程度までに。

・頻繁に開閉しない……ドアの開け閉めは、冷気を逃がし庫内の温度を上げる原因に。できるだけドアの開閉の回数は少なく、全開は避け、開けている時間も短くして。よく使うものはまとめて取り出しやすい場所に置くなどの工夫も。

・庫内は清潔に保つ……庫内だけでなくドアやパッキン、取っ手も定期的にふき掃除と消毒を。そのさいは食品の賞味期限や消費期限などもチェック。

・冷凍庫内は食材をすきまなく……一つひとつの食材が保冷剤の働きをして効果的。

・冷凍食品は使う分だけ出して常温解凍は避ける……解凍は冷蔵庫か、電子レンジを使う。または密閉容器に入れて水を流しながら。室温解凍では食中毒菌が増える恐れが。

また、普段から規則正しい生活を心がけて、食中毒菌に対する抵抗力を養っておくことも大切。体調不良時は、生ものを避けるほうがよいでしょう。下痢、腹痛、吐き気、発熱など、もしも食中毒が疑われるような症状が出た場合は、まず脱水症状を防ぐために水分を補給し、早めに医療機関を受診しましょう。

※この記事は20076月に配信された記事です 

★カンピロのリスクファイル改訂へ 鶏肉の生産・処理・流通段階での取り組みが重要 食品安全委員会

【鶏鳴新聞20180415発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20180415t3.html

  内閣府食品安全委員会は326日、第75回微生物・ウイルス専門調査会(部会長=脇田隆字国立感染症研究所副所長)を開き、200610月に作成した「食品健康影響評価のためのリスクファイル~鶏肉を主とする畜産物中のカンピロバクター・ジェジュニ/コリ~」の改訂について審議した。

 「食品健康影響評価のためのリスクファイル~鶏肉等におけるカンピロバクター・ジェジュニ/コリ~」の改訂案の目次は、

 概要

 1、対象の微生物・食品の組み合わせ(①対象病原体②対象食品③対象病原体の関連情報)

 2、対象病原体による健康危害解析(①引き起こされる疾病の特徴②用量反応関係③食中毒発生状況)

 3、食品の生産、製造、流通、消費における要因(①国内②海外)

 4、対象微生物・食品に対するリスク管理の状況(①国内でのリスク管理措置の概要②諸外国でのリスク管理措置の概要③リスクを低減するために取り得る対策の情報)

 5、リスク評価の状況(①食品安全委員会のリスク評価②諸外国のリスク評価等)

 6、問題点の抽出および今後の課題

 7、おわりに

――で、参考資料なども加えると120ページになる。

 26日の同調査会では、事務局からこれまでの修正点が説明された後、「6、問題点の抽出および今後の課題」と「7、おわりに」などについて審議され、委員からの意見などを踏まえて修正点は座長に一任し、修正後に食品安全委員会に報告することになった。

 平成29年に発生した食中毒の病因物質別事件数ではカンピロバクターが1位となっているが、農場段階や食鳥処理場段階での効果的な低減策はないのが現実。同調査会でも、日本での定量的な汚染実態を把握し、基礎的な研究を進め、その上で効果的な取り組みが必要だとしている。

 同調査会に示された「問題点の抽出および今後の課題」「おわりに」の原案の内容は次の通り(調査会の意見を踏まえて今後、一部修正される予定)。

     ◇

問題点の抽出および今後の課題

 食品安全委員会は、2009年に自らの判断で食品健康影響評価「鶏肉中のカンピロバクター・ジェジュニ/コリ」を実施した。

 食品健康影響評価では、想定される対策として、①農場汚染率の低減②食鳥処理場での汚染・非汚染鶏群の区分処理③食鳥処理場での冷却水の塩素濃度の管理の徹底④鶏肉の生食割合の低減⑤鶏肉の加熱不十分割合の低減⑥調理器具・手指を介した鶏肉からの非加熱食品への交差汚染の低減――の6種類の対策およびそれぞれの対策を組み合わせた場合のリスク低減効果を推定した。

 推定結果を踏まえ、食中毒低減に向けた対策として、各対策の実現に向けた早急な具体的な対応、非汚染鶏肉を加熱用と区別して生産、処理および流通させるシステムの開発などとした評価結果をまとめた。

 また、解析結果(リスク特性解析)において、食肉処理場における汚染率・汚染菌数の把握、菌量反応関係および発症率の把握などが、今後の定量的リスク評価に向けた課題などとした。

 カンピロバクターによる鶏肉などの汚染を減少させ、食中毒を減らすためには、引き続き、生産段階での衛生管理やバイオセキュリティの徹底(家畜伝染病の侵入防止のためのバイオセキュリティ対策は、ある程度、カンピロバクターの侵入防止にも役立つ)、食鳥処理場での一般衛生管理およびHACCPシステムが適切に実施されることが重要である(例…湯漬水の温度の確認、内臓破損を最小限にするための中抜き機の調整、内外洗浄機で洗浄水が確実に中抜きと体を洗浄しているかの確認、チラー水の塩素の濃度、pH、換水量の確認など)。

 その上で、食品安全委員会微生物・ウイルス専門調査会は、2009年の食品健康影響評価を踏まえ、15で整理した現状から問題点を抽出し、以下のとおり整理した。

 〈問題点の抽出〉

 (1)定量的な汚染実態の把握が不十分である。

 ①カンピロバクター属菌の菌の特性上(微好気性菌であること、VBNCといった環境中での生存性および感染環を完全に把握できていないことなど)、コントロールするのが難しい。

 ②保菌している鶏自体は発症することなく、宿主との共生関係を保っているため、生産段階での鶏の生産性にはほとんど影響を及ぼさない。

 ③検査法が統一されていない。

 ④フードチェーンに沿って、同一の検査法で継続的に調査された結果(ベースラインデータ)がない。

 ⑤HACCP導入前後の汚染実態の変化が把握されていない。

 (2)カンピロバクター食中毒が減っていない。

 ●加熱用として流通・販売されるべき鶏肉の生食または加熱不十分な状態での喫食が行なわれている。

 ①事業者および消費者に加熱用鶏肉の生食などによる食中毒のリスクが十分に伝わっていない。

 ②食中毒の発生防止のための鶏肉における推定汚染菌数が把握できていない。

 ③非汚染鶏肉を区分して製造することについて、インセンティブがない。

 ●効果的に鶏肉の菌数を下げることが困難である。

 ①生産段階

 ・鶏は感染しても症状を示さない。

 ・決定的なリスク管理措置が見つからない。

 ・陰性鶏群を生産しても、経済的メリットがない。

 ②食鳥処理・流通段階

 ・迅速かつ簡易な検査法がなく、区分処理が困難である。

 ・汚染鶏、鶏肉により容易に交差汚染が起こる。

 ・国産鶏肉は、冷凍よりも冷蔵流通が主体である。

 〈今後の課題〉

 食品安全委員会微生物・ウイルス専門調査会は、これらの問題を解決するためには、今後、次のような課題について取り組んでいく必要があると整理した。

 (1)モニタリング計画の策定および実施

 ①迅速、簡便な検査方法の開発を進める。

 ②精度管理された検査法を統一的・画一的に実施する。

 ③フードチェーンの各段階(生産、食鳥処理、流通)における定量的かつ継続的なモニタリングを実施する。

 (2)効果的なリスク管理措置の導入および実施

 ①新たなリスク管理技術の開発を進める。

 ・食鳥処理場におけるHACCP導入前のCCPの妥当性確認および実施後のCCPの効果検証を実施する。

 ②農場における衛生対策を実施する。

 さらに、これらの課題に対する取り組みが進んだ結果、十分なデータや知見が収集された場合、食品安全委員会に求められるリスク評価を整理した。

 「(1)モニタリング計画の策定および実施」関連

 ①消費段階までに食中毒が発生しないと推定される菌数を明らかにする。

 ②菌数が多い汚染鶏肉の流通割合を減らすための菌数目標値およびそのサンプリング計画を策定するために定量的なリスク評価を実施する。

 「(2)効果的なリスク管理措置の導入および実施」関連

 生産、食鳥処理、流通の各段階におけるリスク低減対策の効果の定量的な推定を行なう。

 なお、推定を行なうにあたり、リスク評価後の考え得る状況において、想定し得るリスク低減策として、

 ・定量的リスク評価を踏まえた、生食の提供を行なわないこと、加熱の表示・掲示の徹底

 ・定量的リスク評価を踏まえた、流通段階における汚染低減目標の設定

 ・定量的リスク評価を踏まえた、フードチェーンの各段階における効果的なリスク管理措置の提示

――が挙げられる。

7.おわりに

 カンピロバクターによる食中毒は、依然として、わが国の食中毒の上位(平成29年は事件数首位)を占めており、食品安全の確保に関する施策として最重要事項であるが、生産、食鳥処理、流通・販売、消費のそれぞれの段階での措置や取り組みが必ずしもリスク低減効果を上げるに至っていない。

 食品安全委員会微生物・ウイルス専門調査会は、今後、それぞれの段階での措置や取り組みをより一層効果的に実施するためには、関係者(リスク管理機関、地方自治体、フードチェーンの各段階の関連事業者)が共通の認識を持つため、まずは組織的・計画的に定量的かつ継続的に日本の汚染実態およびヒトの被害実態を把握することが重要であると考えた。

 これを踏まえ、食品安全委員会としては、定量的な汚染実態の把握を進めるために必要な基礎的な研究を行なうこととしており、関係者が本研究結果なども活用して汚染実態の把握を進めることで、データが蓄積されていくことが必要と考えている。

 食品安全委員会は、リスクを広く伝えることにより、効果的な措置や取り組みが実行されるよう、蓄積されるデータを活用し、リスク評価を実施する所存である。

★農水省、国産食材使用飲料の自販機を設置

【健康情報ニュース.COM 20180417日 行政・政治】

http://健康情報ニュース.com/300417_dm1248-2/

 農林水産省は16日、国産食材を原料に用いた飲料の自動販売機を同省内(東京都千代田区)に設置したと発表した。

 国産原料の良さをアピールすることが目的。国産農林水産物の消費拡大を目指す「FOOD ACTION NIPPON」推進パートナー企業の商品や、国産原料だけを使用した商品などを販売する。

 主な商品は「国産茶葉を使った加賀棒ほうじ茶」、「青森県産のりんごを使った津軽のりんご」、「大分県産の梨を使った日田の梨」など。同省1階北別館入り口と、6階本館エレベーター前の2カ所に設置している。

<職場関係情報>

★飲食店の食べ残しを持ち帰って食中毒になったら店が悪いのか 食品ロス削減と食品安全は両立しないのか

井出留美 | 食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)

【Yahoo!ニュース個人 20184/20() 10:38

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20180420-00084211/

今年に入って、ある男性が、匿名でtwitterに次のような書き込みをしていた。

「井出留美さんの主張は傾聴すべき部分もあるとは思うが、強引すぎてちょっと。また、食品ロスの削減を訴えるあまり食品安全を軽視しているのではないかと思えるところも多々あり、その点は看過できない。」

者の著書(『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』幻冬舎新書)が、オンラインメディアでセンセーショナルな表現で取り上げられたことを指しているようだった。だが、本は、5章のうち、1章分を使って食品安全に留意することを述べている。ツイートのご本人にその旨を説明し、謝って下さったが、ツイートは削除されずに残っており、知人も含めて複数の人がリツイートしている。

食品ロスの削減を進めていくと、はたして、食品安全を軽視することになってしまうのだろうか。

外食における食品ロス削減と食品安全への留意

よく取り沙汰されるのが、飲食店で、食べ残しを持ち帰ろうとした時、店から断られる・・・といったケースだ。店が食中毒の発生を危惧して持ち帰りを断る、ということは、よく耳にする。店としても、「万が一を考えれば一切断っておいた方がリスクがない」と考える。

農林水産省は、外食産業から大量の食べ残しが発生しているとして、飲食店等における食べ残し対策(農林水産省)を公式サイトに掲載している。消費者庁、農林水産省、環境省、厚生労働省が連名で飲食店等における「食べ残し」対策に取り組むに当たっての留意事項を発表しており、食べきりを促進すると同時に、食べ残した場合の持ち帰りは自己責任で行なうこと、調理して時間を経過すると食中毒のリスクが高まるので、留意すべき点が箇条書きで書かれている。

食べ残し料理の「持ち帰り」は自己責任の範囲で

飲食店等で提供され、数時間、常温に置かれた食べ残し料理は、提供後すぐの状態の料理と比較し、食中毒リスクが高まります。食べ残し料理を持ち帰る場合は、食中毒リスクを十分に理解した上で、自己責任の範囲で行うようにしましょう。

1)消費者の方へ

・持ち帰りは、刺身などの生ものや半生など加熱が不十分なものは避け、帰宅後に加熱が可能なものにし、食べきれる量を考えて、行いましょう。

・自ら料理を詰める場合は、手を清潔に洗ってから、清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。また、水分はできるだけ切り、早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。

・料理は暖かい所に置かないようにしましょう。

・時間が経過することにより、食中毒のリスクが高まるので、寄り道をしないようにしましょう。また、帰宅までに時間がかかる場合は、持ち帰りはやめましょう。

・持ち帰った料理は帰宅後できるだけ速やかに食べるようにしましょう。

・中心部まで十分に再加熱してから食べましょう。

・少しでも怪しいと思ったら、口に入れるのはやめましょう。

2018419日、筆者が参加した宴会で鶏の唐揚げが食べ残った。店の人に頼んだところ、すぐ持ち帰り容器を準備してくれた(筆者撮影)

2)飲食店の方へ

・持ち帰りの希望者には、食中毒等のリスクや取扱方法等、衛生上の注意事項を十分に説明しましょう。

・持ち帰りには十分に加熱された食品を提供し、生ものや半生など加熱が不十分な料理は、希望者からの要望があっても応じないようにしましょう。

・清潔な容器に、清潔な箸などを使って入れましょう。水分はできるだけ切り、残った食品が早く冷えるように浅い容器に小分けしましょう。

・外気温が高い時は持ち帰りを休止するか、保冷剤を提供しましょう。

・その他、料理の取り扱いについて、注意書きを添えるなど、食中毒等の予防をするための工夫をしましょう。

出典:消費者庁、農林水産省、環境省、厚生労働省連名 飲食店等における「食べ残し」対策に取り組むに当たっての留意事項

食品安全に関わる厚生労働省や消費者庁と、資源活用に関わる環境省と農林水産省の4省庁が連名で出しているのが素晴らしい。食品安全も大切だし、今ある資源を有効活用していき環境に負荷をかけないことも大切にしたいという国の姿勢が読み取れる。

農林水産省の参考資料にも載っているように、農林水産省は忘年会・新年会のシーズンである12月から1月にかけて、宴会での食べきり運動を展開した。もともと食べきり運動の発祥は福井県だが、それを「宴会の、最初の30分間と最後の10分間は席で料理を食べよう」と呼びかけ「3010(さんまるいちまる)運動」とした長野県松本市の運動が全国に広がり、環境省は、3010(さんまるいちまる)の普及啓発ツールを公式サイトに載せている。  

省庁が発行しているこの留意事項には「自己責任」という言葉がある。外食の食べ残しの持ち帰りを推進するドギーバッグ普及委員会も、「持ち帰りは自己責任で」と強調しており、公式サイトにはドギーバッグ「お持ち帰り」ガイドラインを掲示している。

フードバンクにおける食品安全の担保

農林水産省は、201711月から20181月にかけて、全国6ヶ所で「フードバンク衛生管理講習会」及び「フードバンク活用促進セミナー」を開催した。食品事業者に求められる管理運営基準や、衛生管理の手法・知識について、フードバンク関係者が身につけるための内容だ。講師は日本HACCP(ハサップ)トレーニングセンターの方々が担当した。

フードバンクは、まだ十分に食べられるにも関わらず、賞味期限接近などの理由で販売できないものを引き取り、必要とする人や組織に届ける活動だ。流通できない食品を廃棄せずに再利用し、ロスを出さないことに繋がる。

国としても、食品という資源を活用しながら、食品安全に十分に留意すべきであるという姿勢が伺える。

効率化・マニュアル化するには白か黒かで二極化させるのが好都合

拙著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書、3刷)に書いたが、すべての食べ物を怖がる必要はない。生ものには注意する、特に梅雨や夏場に注意する、健康状態が優れない時や免疫力の弱い子どもや年配者には注意する、など、ものによって、場合によって、時期によって、食品の状態は異なる。

おそらく、多くの飲食店で「持ち帰り一律禁止」するのは、背景に、アルバイトの労働力に依存せざるを得ない状況があると思う。アルバイトはフルタイムで働く訳ではない。人の入れ替わりも激しい。やることはマニュアルにしておかないといけない。マニュアルが複雑過ぎると短時間で覚えられない。「これはOK、これはダメ、あれは・・・・」などといちいち書くより「持ち帰りは一律禁止」とした方が、店側はラクだ。

「廃棄食品」「ゴミ」はやめて欲しいが・・

筆者がフードバンクの広報を務めていた時代、メディア取材を積極的に受けるようにしていた。広告は出稿者に編集権があるが、広報はメディアに編集権がある。テレビに出てから、その内容を知る。あらかじめテレビ局の方に、「以前、寄付された食品を”ゴミ”と報じられて、寄付した食品企業の方から、うちが提供しているのはゴミじゃありませんと言われたことがあった。ゴミという言葉は使わないでください」と念押ししておいた。が、放送予定の当日、新聞のラテ欄(テレビ番組の欄)を見たら、タイトルに大きく「ゴミ」という文字が使われていたことがあった。「廃棄食品」という言葉も多く使われる。まだ廃棄されたわけではないのに。

そのようなリスクはあったが、フードバンクの広報責任者として、積極的にメディア取材を受けてきた。フードバンクはまだまだ知られていなかったし、認知度だけでなく、信頼性も高いとは言えなかった。そんな中、影響力の大きいマスメディアの力を借りることができるのは非常に助けになると考えたからだ。

本を出版してからも、メディアの取材を可能な限り受けてきた。時には「ん?これは違うのでは」と思うこともあった。だが、どんなことも、リスクがゼロ、ということはあり得ないのではないだろうか。リスクとメリットの両方のバランスを俯瞰して判断することが大事で、それは、食品ロス削減と食品安全の担保も同じことだと思う。天秤のバランスを取るように、どちらも両立するよう心がけることはできるはずだ。

取材を受けるこちらも、メディアの方に口酸っぱく強調しているのが「環境配慮のキーワードは3R(スリーアール)、最優先はReduce(リデュース、廃棄物の発生抑制)」ということだ。コストやエネルギーを最も抑制できる。2番目のReuse(再利用)や3番目のRecycle(リサイクル)の方が絵になりやすい(写真や映像になりやすい)ので好まれやすい傾向があるのを感じている。まずはReduce(リデュース)が最優先であることは、改正された食品リサイクル法の基本原則にも盛り込まれている。

2018420日付毎日新聞朝刊に、第二回食生活ジャーナリスト大賞食文化部門受賞の記事を載せて頂いた。記事を書いてくださったのは小島正美さん。食品安全の分野で多数の著書を出版しておられる記者で、食生活ジャーナリストの会(JFJ)の代表幹事を務めている。第一回の食生活ジャーナリスト大賞では、科学的根拠(エビデンス)に基づく食情報を提供する消費者団体のFOOCOM.NET(フーコム)などが受賞している。このような会が、食品ロス推進の活動に対して賞を授けて下さったこと自体、食品ロスの推進と食品安全とは相反するものではなく、バランスをとって両輪で進めていくものだ、ということの証明だと信じている。

井出留美

食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)

奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学)(女子栄養大学大学院)修士(農学)(東京大学大学院農学生命科学研究科)。食品企業広報室長として東日本大震災食料支援の折、食料廃棄に憤りを覚え、自らの誕生日であり転機の311を冠した(株)office3.11設立。日本初のフードバンクの広報を委託され、PRアワードグランプリ ソーシャル・コミュニケーション部門最優秀賞や食品産業もったいない大賞食料産業局長賞へと導いた。『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書)は3刷。食品ロス問題を全国的に注目されるレベルまで引き上げたとして、2018年、第二回食生活ジャーナリスト大賞「食文化部門」を受賞。

2018年4月14日 (土)

2018年4月13日号PDF版最終便

2018年4月13日号のPDF版最終便です。

写真等が見られます。

「2018.4.13号最終便.pdf」をダウンロード

2018年4月13日号最終便

       
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年4月13日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年4月13日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、食品取扱者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

申し訳ありませんが、もし不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★「食品衛生法等の一部を改正する法律案」が参議院本会議で可決

【熊本市食品衛生協会ニュース20180413日】

http://kumamoto-fha.com/posts/news24.html

HACCPに沿った衛生管理の制度化を含む「食品衛生法等の一部を改正する法律案」について、過日、閣議決定後、国会へ提出されたところですが、昨日(412日)、参議院厚生労働委員会で審議、可決され、本日(413日)、参議院本会議において全会一致で可決されました。

今後、衆議院で審議される予定です。

★ニラとスイセンなど 誤食の食中毒に注意を 消費者庁

【NHK NEWS WEB2018412 418分】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180412/k10011399641000.html

山菜や春野菜のシーズンを迎えましたが、間違えて毒のある植物を食べて食中毒を起こすケースが例年後を絶たないため、消費者庁は注意を呼びかけています。

今月、山梨県でニラと間違えてスイセンを食べた5人が食中毒の症状を訴えるなど、例年この時期は誤って有毒な植物を食べて食中毒を起こすケースが相次いでいます。

特にニラとスイセン、ギョウジャニンニクとイヌサフランを間違えるケースが多く、厚生労働省によりますと、去年までの10年間に合わせて7人が死亡しています。

また、ジャガイモも皮が黄緑色や緑色になった部分や芽などに毒が含まれていて、去年までの10年間に300人以上が食中毒の症状を訴えています。

このため、消費者庁は毒のある植物を採ったり食べたりしないよう注意するとともに、見分けがつきにくい場合は、消費者庁などのホームページで確認するよう呼びかけています。

消費者庁の岡村和美長官は「食品の安全に関する基本的な情報をホームページに載せているので、参考にしてほしい」と話しています。

スイセンは有毒、ニラと混同注意 消費者庁「食べないで」

【朝日新聞デジタル20184120500分】

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13446814.html

山や自宅の庭などで採った食用の植物について、消費者庁は11日、有毒植物と混同しないよう注意を呼びかけた。昨年までの10年間で、有毒植物による食中毒で10人が死亡。スイセンをニラと間違えるケースが多いという。

 スイセンとニラの葉は外見が似ている。ニラには独特のにおいがあるが、はっきりと区別できない場合もあるという。スイセンの葉を食べると吐き気や下痢などの症状がでることがある。

 消費者庁の岡村和美長官は「食用と完全に判断できない場合は食べないでほしい。人にもあげないで」と話している。

 厚生労働省のまとめによると、2008~17年に有毒植物による食中毒は188件発生。患者数は818人で、このうち10人が亡くなった。件数で最も多かったのはスイセンによるもので47件だった。(滝沢卓)

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★神奈川県:鎌倉市の飲食店で8人が食中毒 ノロウイルス

【神奈川県発表2018412日】

http://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/prs/r5031674.html

食中毒の発生について

 48(日曜日)、鎌倉市内の飲食店から、「45日(木曜日)に当店で食事をした複数名が下痢・嘔吐等の症状を呈している。」旨の連絡が鎌倉保健福祉事務所にありました。

  当保健福祉事務所で調査を行ったところ、食中毒様症状を呈している人の共通の食事がこの飲食店が提供した食事だけであること、症状が共通していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が提供した食事を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数  22名(男性:10名、女性:12名)(調査中)

2 患者数  8名(男性:5名、女性:3名)(調査中)

3 入院者数  0

4 主な症状  下痢、吐き気、腹痛など

5 原因施設  名 称 御曹司 きよやす邸

営業者 東京レストランツファクトリー株式会社 代表取締役 渡邉 仁

業 種 飲食店営業   所在地 鎌倉市七里ガ浜東1218

6 原因食品 調査中  45日(木曜日)に提供された主なメニュー

汐彩会席(蓬胡麻豆富、沖縄もずく、かんぱちの薄造りサラダ仕立てなど)、サーロインステーキ御膳(鎌倉野菜のサラダ、国産牛サーロインステーキなど)など

6 病因物質  ノロウイルス

7 措置  原因施設に対して、412(木曜日)から営業禁止

 (なお、同施設は、47日(土曜日)夜から営業を自粛しています。)

★大阪府:八尾市の飲食店の弁当で27人が食中毒 ノロウイルス

【八尾市発表2018412(抜粋)

http://www.city.yao.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000042/42179/H300412houdou.pdf

このたび、八尾市内の飲食店が調製した弁当を原因とする食中毒が発生しましたので、下記のとおり、お知らせします。

<事件概要>

平成30 4 7 日(土)午後6 30 分頃、八尾市内のグループ代表から当保健所へ「4 4 日(水)に購入した弁当を食べた41 名のうち複数名が下痢、嘔吐等の症状を呈している。」との連絡があった。

直ちに調査を行ったところ、同グループ41 名のうち23 名が食中毒様症状を呈していることが判明した。さらに、このグループの他に、同飲食店が調製した弁当を喫食した別グループにも、複数名症状を呈している者がいることが判明した。

調査の結果、患者の共通食は当該施設が調製した弁当以外にないこと、患者便および調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該施設が調製した弁当を原因とする食中毒と断定し、2 日間の営業停止を命じた。なお、発症者は全員快方に向かっている。

<患者の状況(平成30 4 12 15 時時点)>

初発日時:平成30 4 5 日(木)午前0 時~4 7 日(土)午前10

調 査 数:49

患 者 数:27 [ 男性11 (2457 )、女性16 (2465 ) ]

<原因施設>

営業所名称:マンジェ  営業者名:株式会社マンジェ

営業所所在地:八尾市陽光園2 丁目3-22   業種:飲食店営業

<原因食品>

平成30 4 4 日(水)に提供された弁当(メニュー:ごはん、ロースカツ、キャベツ、トマト、パセリ、漬物)

<病因物質> ノロウイルス

検査結果:患者便13 検体からノロウイルスを検出

調理従事者便1 検体からノロウイルスを検出

<措置等>

本日、当該飲食店の営業者に対して、平成30 4 12 日(木)から4 13 日(金)まで2 日間の営業停止を命じた。なお、当該飲食店は、4 9 日(月)から営業を自粛している。

【本件に関するお問い合わせ先】八尾市保健所保健衛生課 TEL 072-994-6643

★長野県:岡谷市の仕出し屋で32人が食中毒 ノロウイルス

【NHK 信州 NEWS WEB0411日 0647分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20180411/1010002817.html

今月上旬、岡谷市の仕出し屋の弁当を食べた男女32人が下痢やおう吐などの症状を訴え、長野県はノロウイルスが原因の食中毒と断定し、この仕出し屋を10日から4日間の営業停止処分にしました。

 県は先月から「ノロウイルス食中毒注意報」を出して、食中毒の予防に努めるよう呼びかけています。

営業停止の処分を受けたのは、岡谷市の仕出し屋「仕出しセンター蜜沢」です。

県によりますと、今月4日、この仕出し屋から配達された弁当を食べた125人のうち、10代から70代の男女32人が下痢やおう吐などの症状を訴えたということです。

このうち13人が病院で手当てを受けましたが、入院した人はなく、いずれも快方に向かっているということです。

県によりますと、弁当を食べた人のほか、仕出し屋の調理担当者2人の便からもノロウイルスが検出されたということで、県はこの仕出し屋の弁当が原因の食中毒と断定し、10日から4日間の営業停止処分としました。

この仕出し屋は今月6日から自主的に休業しているということです。

県は先月、ノロウイルスによる食中毒が相次いで発生したことから、「ノロウイルス食中毒注意報」を県内全域に出していて、外出先から帰ったあとや調理の前などは石けんで手を洗うことや、食品を取り扱う人が胃腸炎の症状がある場合は調理に関わらないことなど注意を呼びかけています。

★京都府:城陽市の飲食店で12人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018413日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180413/ddl/k26/040/470000c

山城北保健所は12日、城陽市寺田袋尻の中華料理店「城陽飯店」で6日夜に食事した2グループの12人(男性11人、女性1人、23~49歳)が下痢や吐き気、発熱などの食中毒症状を訴え、検便の結果、このうち6人と店の調理従事者3人からノロウイルスを検出したと発表した。

保健所は店を12日から14日まで営業停止処分にした。発症した人は全員軽症で快方に向かっているという。

【京都府2018412日発表(抜粋)

http://www.pref.kyoto.jp/shoku-anshin/seikatsu/shokuchudokujiken/20180412shokuchudoku.html

49日(月曜)に山城北保健所が食中毒を疑う患者の発生を探知し、直ちに調査した結果、下記施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、412(木曜)、山城北保健所長が同施設に対する営業停止処分を行いましたのでお知らせします。

探知の概要

49日(月曜)1430分頃、患者グループから山城北保健所に対し、「46日(金曜)に17名で城陽市内の飲食店を利用したところ、11名が嘔吐、下痢、発熱等の症状を呈している。」と連絡があった。

調査結果(412日午後2時現在)

(1)初発日時 47日(土曜)17時頃

(2)有症者  ・2グループ20名中12(男性11名、女性1名:2349歳)

         ・2名が医療機関を受診、入院者は無く、いずれも快方に向かっている。

(3)主な症状 下痢、嘔吐、発熱

(4)病因物質 ノロウイルスGⅠ

(5)原因食事 46日(金曜)に当該施設が提供した夕食

 (主なメニュー:軟骨唐揚げ、豚の角煮、鶏の唐揚げ、フライドポテト、餃子、棒々鶏、チャーハン等)

原因施設

(1)屋号 城陽飯店(じょうようはんてん)(飲食店営業)

(2)所在地 城陽市寺田袋尻17-7

(3)営業者 小西 二郎(こにし じろう)

原因施設の特定理由

(1)有症者の共通食事は、当該飲食店が提供した食事のみである。

(2)有症者の発症状況が類似している。

(3)有症者の症状とノロウイルスによる食中毒症状が類似しており、有症者6名及び調理従事者3の検便からノロウイルスGⅠが検出された。

(4)患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

山城北保健所の対応

 (1)原因施設の立入調査(調理従事者等の検便検査、衛生指導、施設の清掃・消毒の指示等)

(2)喫食者の調査(発症状況調査、喫食状況調査、検便等)

(3)食品衛生法第55条第1項の規定による営業停止処分(412日から414日までの3日間)なお、営業者は、411日昼過ぎから営業を自粛しています。

★愛知県:新城市の飲食店で14人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018412日】

https://mainichi.jp/articles/20180412/ddl/k23/040/169000c

県は11日、新城市の飲食店「さかきや」を利用した5~63歳の男女14人が食中毒症状を訴え、うち患者ら8人からノロウイルスが検出されたと発表した。14人は7日に同店で飲食した。入院した人などはおらず、全員が快方に向かっているという。新城保健所は同店を営業禁止処分にした。 

【愛知県公表2018411日】

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/eisei/syokuchuudoku180411.html

下表のとおり食中毒が発生しました。

処分年月日  平成30411

業種等  飲食店営業  施設の名称  さかきや

施設所在地  愛知県新城市片山字西野畑548番地12  営業者名  株式会社 さかきや

原因食品  47日(土曜日)に当該飲食店が調理した食事

病因物質  ノロウイルス

行政処分等の内容  営業の禁止

適用条項  食品衛生法第6条違反

行政処分等の理由  食中毒病因物質に汚染された疑いのある食品を提供したこと

発症者数  14名   死者数  0

備考  発症者数は発表時点のものです。

★静岡市・駿河区の飲食店で24人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018410日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k22/040/231000c

静岡市は9日、駿河区さつき町の飲食店「鳥幸さつき町店」で1日夜に飲食した10~82歳の男女24人が食中毒と診断されたと発表した。市は9日、同店を当分の間営業禁止とする命令を出した。

 市保健所食品衛生課によると、24人は宴会料理の刺し身などを食べ、2日から4日夜にかけ吐き気や下痢の症状を訴えた。一部の人からノロウイルスを検出したが、重症者はおらず、全員が回復に向かっている。【大谷和佳子】

★長崎県:島原市の飲食店、弁当で32人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018410日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k42/040/296000c

県は8日、先月30日~今月1日に島原、雲仙両市で開催された「九州高校女子ソフトテニス春季島原研修大会」に参加した生徒ら32人が、下痢や腹痛、発熱を起こし、うち6人からノロウイルスが検出されたと発表した。弁当を提供した「杉永ストア」(島原市)の従業員1人からもノロウイルスを検出したため、同社の弁当が原因の集団食中毒と断定し、8日から2日間の営業停止処分とした。

 県生活衛生課によると、九州各県から参加した42校のうち25校がこの弁当を注文。福岡、佐賀、長崎の計6校の生徒らが今月2~3日に発症したという。いずれも回復している。【浅野翔太郎】

長崎県発表201848(抜粋)

https://www.pref.nagasaki.jp/press-contents/333376/

食中毒事件の発生について

 平成3045(木曜日)午後1時頃、島原市及び雲仙市内で開催された第14回九州高校女子ソフトテニス春季島原研修大会に参加した生徒複数名が下痢などの胃腸炎症状を発症したと、大会事務局から情報提供があり探知した。本大会には県内を始め九州各県から参加があり、複数の高校で有症者が確認されている。関係保健所が調査を行ったところ、本日、原因施設は島原市内にある飲食店と断定し行政処分を行いましたので、お知らせします。

1. 概 要

 有症者らは、平成30330(金曜日)から41(日曜日)にかけ島原市及び雲仙市の4カ所の会場で開催された同ソフトテニス大会に参加した高校の生徒で31日と1日の昼食に同じ飲食店が調整した弁当を喫食していた。当該弁当を喫食した約300名のうち約30名が42(月曜日)から43(火曜日)頃にかけて嘔吐、下痢、発熱等を呈した。

 関係保健所による調査の結果、有症者らはこの飲食店の弁当以外に共通する食事がないこと、検便の結果、患者及び調理従事者からノロウイルスを検出し遺伝子型も一致したこと、発症までの時間と症状がノロウイルスの特徴と一致することなどの疫学調査の結果から、県南保健所は当該飲食店を原因施設とする食中毒と断定し、下記のとおり行政処分を行った。

2. 原因施設

  営業所所在地: 島原市下折橋町3848-13837-1

  営業所の名称: 有限会社 杉永ストア

  営業者氏名 : 有限会社 杉永ストア 代表取締役 杉永幸枝

  営業の種類 : 飲食店(弁当、そうざい)

3. 原因食品

  平成30331(土曜日)及び41(日曜日)に当該飲食店から提供された弁当

  (詳細については調査中)

4. 病因物質  ノロウイルス

5. 処分内容

  平成3048(日曜日)9(月曜日)2日間の営業停止(食品衛生法第6条第3号違反)

  なお、当該施設は47(土曜日)から営業を自粛している。

6. 症状  下痢、腹痛、発熱等

7. 発病年月日及び時刻  詳細について調査中

8. 摂食者数  詳細について調査中

9. 有症者数(平成3048日現在)  32(調査中)

★埼玉県:さいたま市の飲食店で4人が食中毒 ノロウイルス

【埼玉新聞201847() 22:41配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180407-00010010-saitama-l11

 埼玉県のさいたま市は7日、ノロウイルスによる食中毒を起こしたとして、同市大宮区の居酒屋「日本海庄やさいたま新都心東口店」を食品衛生法に基づき、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。

  市食品・医薬品安全課によると、今月2日、同店の利用客から「330日に店を利用したところ、嘔吐(おうと)、下痢、発熱などの症状を呈している」と通報があった。

  市保健所が調査したところ、同じ会社のグループで店を利用した16人のうち、2040代の男性4人が発症。いずれもノロウイルスが検出された。4人は全員快方に向かっているという。

  市はグループの共通した食事が同店に限られ、いずれも馬肉や刺し身などを食べていたこと、発症者を診察した医師から食中毒の届け出があったことなどから、同店での食中毒と判断した。

その他のウイルスA型、E型肝炎ウイルス、ロタウイルスなど)

該当する記事は見つかりませんでした。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★大阪府:堺市の飲食店で8人が食中毒 カンピロバクター

【堺市公表平成30410日】

http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/shokuhineisei/anzenjoho/kaishu/gyosei.html

発生年月日平成3041

【違反施設】 業種名 飲食店営業  施設の名称 鶏屋Waka me  営業者の氏名 小田 祥久

所在地 堺区中瓦町1-1-13

【違反の理由】 食品衛生法第6条第3号違反

【違反の内容】 食中毒の発生

【措置状況】 1日間の営業停止

備考

【病因物質】 カンピロバクター

【原因食品】 331日に当該施設で調製された食事

【有症者数】 8

★奈良県:橿原市内の飲食店、鶏刺し等で8人が食中毒 カンピロバクター

【奈良県発表201849日】

http://www.pref.nara.jp/49777.htm

 平成30年4月5日(木)午後1時30分頃に、橿原市内の医療機関から「3月30日(金)に飲食店を利用し食中毒様症状を発症した者を複数診察した」旨の連絡が中和保健所にありました。

  同保健所が調査したところ、3月30日(金)午後7時から1グループ26名が橿原市内の飲食店を利用し、3月31日(土)午後6時を初発として8名が下痢、発熱、頭痛等の食中毒様症状を呈し、うち6名が医療機関を受診していることが判明しました。

  調査の結果、有症者の共通食は当該施設が提供した食事以外にないこと、有症者のふん便からカンピロバクターを検出したこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同保健所は当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、3日間(4月9日(月)から11日(水)まで)の営業停止を命じました。

  なお、入院患者及び重症者はおらず、有症者(8名)は全員快方に向かっています。

##奈良県(49日発表)

発症日時:331日(土曜日)午後6

 喫食者数:26人   有症者数:8

 原因食品:330日(金曜日)に提供された食事(未加熱の鶏肉が含まれます。)

 病因物質:カンピロバクター

原因施設:鶏屋 くまさん(奈良県)

★滋賀県:甲賀市の飲食店で4人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2018411日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180411/ddl/k25/040/446000c

 県食の安全推進室は10日、甲賀市甲南町深川の飲食店「居食家おそまつ」で3月27日夜に飲食した1グループ7人のうち、30~58歳の男性4人が下痢や発熱など食中毒の症状を発症したと発表した。今月6日に患者から甲賀保健所に連絡があり、10日に患者2人からカンピロバクター・ジェジュニを検出した。4人はいずれも軽症で快方に向かっているという。同保健所は同店を12日まで3日間の営業停止処分にした。

★滋賀県:草津市の飲食店で6人が食中毒 カンピロバクター

滋賀県(201849日発表)

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/saisin.html

##発症日時:331日(土曜日)午前7

 喫食者数:13

 有症者数:6

 原因食品:調査中

 病因物質:カンピロバクター・ジェジュニ

原因施設:近江鶏料理 きばり屋(草津市)

★滋賀県:近江八幡市の飲食店で9人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞2018410日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180410/ddl/k25/040/580000c

県は8日、近江八幡市鷹飼町の飲食店「にわ・とりのすけ近江八幡店」で3月31日に食事をした15~33歳の計9人が、カンピロバクターによる食中毒で、下痢や発熱などの症状を発症したと公表した。同店は今年1月にも食中毒を起こしており、東近江保健所は今月13日まで6日間の営業禁止処分にした。

 県食の安全推進室によると、発症者はいずれも軽症で、快方に向かっているという。うち4人からカンピロバクター・ジェジュニを検出した。原因となる食品は調査中。

 同店は今年1月、ノロウイルスが原因の食中毒で3日間の営業停止処分を受けていた。【成松秋穂】

【滋賀県発表201849日】

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/02tyudoku/h30nendo.html

発生(初発)月日41

摂食者数 16人 患者数 9人 死者数0

原因食品 調査中

病因物質  カンピロバクター・ジェジュニ

原因施設  飲食店(一般食堂)

概要 331日に近江八幡市内の飲食店で会食した16人のうち9人が下痢、腹痛、発熱等の症状を呈した。

★大阪市:住吉区の飲食店で4人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表平成3049日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  吉鳥 あびこ店  施設所在地  大阪市住吉区我孫子東2丁目78号  業種  飲食店営業

営業者 株式会社twice 代表取締役 足立 明応

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止1日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】一品料理(詳細については調査中)

【有症者】 4

★大阪市:北区の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表平成3047日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  なかい  施設所在地 大阪市北区芝田1丁目56号 業種  飲食店営業

営業者  有限会社中井レストラン企画 代表取締役 中井 深

行政処分等の理由 食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容 営業停止1日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】コース料理(詳細については調査中)

【有症者】 5

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

★徳島県:徳島市の警察学校で66人が食中毒 ウエルシュ菌

【徳島県発表201849(抜粋)

https://anshin.pref.tokushima.jp/docs/2018040900011/

1 発生の経緯

 4月4日(水)9時頃、徳島保健所に『警察学校の生徒、教官97名のうち、60名余りが4月2日の夜から3日の朝にかけて腹痛、下痢症状を呈している』と徳島県警から連絡がありました。

 調査の結果、当該施設内の食堂で提供された食事以外に共通する食事はなく、また、患者14名の便から食中毒細菌のウェルシュ菌が検出されたことから、調理を委託された事業者が、当該施設で4月2日(月)の昼に提供した食事を原因とする食中毒であることが判明しました。

  なお、患者を診察した医師から徳島保健所に食中毒の届出がなされ、徳島保健所が本日、原因施設に対し、食品衛生法第55条第1項に基づき、4日間の営業停止処分を行いました。

2 原因施設の喫食者数および有症者数

    4月2日(月)の施設利用者:97名(当該グループのみ)   有症者:66名

3 主 症 状 下痢、腹痛 (入院者なし、全員回復) 

4 原因施設  名 称 徳島県警察学校(飲食店営業)  営業所住所地   徳島市論田町中開51-1

       営業者氏名  (株)フードセンター  代表取締役 髙橋章人

5 原因食品   4月2日(月)の昼に原因施設が提供した食事

原因物質   ウエルシュ菌

7 当該施設が提供したメニュー  

ごはん、味噌汁、メンチカツ、レタス、豚肉と大根の七味煮、にんじんのきんぴら、キャベツお浸し

8 徳島保健所のとった措置

 ・喫食状況等の疫学調査 ・有症者及び調理従事者等の検便

 ・原因施設厨房内ふき取り調査 ・原因施設の清掃、消毒の指示

 ・原因施設の自主休業届の受理(平成30年4月6日(金))

 ・原因施設の営業停止処分(平成30年4月9日(月)から12日(木)までの4日間)

9 今後の予定  調理従事者等に対する衛生教育、原因施設の清掃・消毒の確認

10 その他   気温が上昇し、食中毒が発生しやすい時期になっています。

  ウエルシュ菌による食中毒防止のためには、次のことが大切です。

 (1)調理後は速やかに食べる。

 (2)食品中での菌の増殖を防ぐため、加熱調理食品の冷却は速やかに行う。

 (3)食品を保存する場合は、10以下か55以上にする。

 (4)食品を再加熱する場合は、十分に加熱して早めに食べる。

 (5)前日調理を避け、調理後は室温で放置しない。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

★東京都:練馬区の魚介類販売業、イワシの刺身で1人が食中毒 アニサキス

【練馬区公表平成30413(抜粋)

http://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/hoken/about/ihan_present20120601.html

飲食店営業施設に対する不利益処分等

業種等  魚介類販売業

施設名称および営業者氏名等  施設名称  海星ムサシ  営業者氏名 株式会社海星ムサシ

代表取締役 中島信行  営業者住所 福岡県福岡市中央区那の津二丁目13

施設所在地  東京都練馬区光が丘五丁目11

主な適用条項 食品衛生法第6条第4号違反  同法第50条第3項違反

不利益処分等を行った理由  食中毒の発生

不利益処分等の内容  平成30413日の営業停止(1日間)  取扱改善命令

備考

患者数   1

原因物質  アニサキス 

原因食品  当該施設が平成3049日に加工・販売したイワシの刺身

★広島市:中区の飲食店、シメサバで1人が食中毒 アニサキス

【広島市公表平成30年4月6日(金)】

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1521189010735/index.html

事件の概要

 平成30年4月6日(金)午前10時頃、市内の医療機関より広島市保健所に、アニサキスによる食中毒患者の届出があり、調査を開始した。

  調査の結果、患者は3月26日(月)夜に広島市内の飲食店を3名で利用し、この内1名が3月28日(水)午前4時頃から上腹部痛を呈していた。

  患者が受診した医療機関において内視鏡によりアニサキス虫体が摘出されたこと、医師から食中毒患者等届出票(胃アニサキス症)が提出されていること、胃アニサキス症の潜伏期間内に原因となる食品を喫食したのは当該施設のみであることから、当該施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、4月6日(金)、「LA FONDA」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

【患者の状況】

(1) 患者数 1名(入院なし)  (2) 主症状 上腹部痛

【原因施設】

(1) 施設名   LA FONDA(ラ フォンダ)  (2) 営業の種類    飲食店営業

(3) 営業所所在地   広島市中区十日市町一丁目4番24号

(4) 営業者氏名    有限会社 ゼスト 代表取締役 田中 重利(たなか しげとし)

【原因食品】  3月26日(月)夜に提供された食事〔カルパッチョ(しめ鯖)〕

【病因物質】 アニサキス

【保健所の対応】

(1) 患者の発症状況及び喫食状況等の調査  (2) 原因施設の立入調査・指導

(3) 原因施設の営業禁止

★福島県:県内でカツオ刺身食中毒3件3人 アニサキス

【福島県プレスリリース平成30年4月11日(水)(抜粋)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/262559.pdf

寄生虫「アニサキス」による食中毒の発生について

平成30年4月10日、県北保健所は、株式会社リオン・ドールコーポレーションから「4月9日に当社スーパーで調理した刺身を喫食した方が、その後胃痛を訴え、医療機関を受診したところ、胃からアニサキスが摘出された。」との連絡を受け、調査を開始しました。

調査の結果、診察した医師が胃アニサキス症と診断したこと、アニサキス症の原因となる冷凍処理が行われていない生鮮魚介類の喫食が、下記の施設で販売された刺身に限られることから、下記のとおり食中毒と断定しましたのでお知らせします。

1 原因施設 所在地 伊達郡川俣町大字鶴沢字鶴東6  名称 リオン・ドール川俣店

営業者 株式会社リオン・ドールコーポレーション  代表取締役 小池信介  営業の許可 魚介類販売業

2 原因食品 4月9日に購入したカツオの刺身(4月9日の夕食に家族2名で喫食)

3 病因物質 アニサキス

4 発症年月日 平成30年4月10日(火)午前2時頃

5 患者数 1名(70歳代女性)

6 主症状 胃痛現在、快方に向かっています。

7 行政措置 営業停止 平成30年4月11日(1日間)

8 調査機関 県北保健所

【福島県プレスリリース平成30年4月9日(月)(抜粋)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/262218.pdf

寄生虫「アニサキス」による食中毒の発生について

平成30年4月9日、会津保健所は、管内の医療機関から「腹痛を呈した患者を診察し、患者の胃からアニサキスを摘出した。」との連絡を受け、調査を開始しました。

調査の結果、アニサキス症の原因となる鮮魚類の喫食が下記の施設で販売された刺身に限られることから、当該施設を原因とする食中毒と断定しましたのでお知らせします。

1 原因施設所在地  喜多方市塩川町字東栄町三丁目3-4 名称  COOPバリューしおかわ

営業者  生活協同組合コープあいづ  理事長吉川毅一  営業の許可 魚介類販売業

2 原因食品  4月8日に購入したカツオの刺身(4月8日の夕食時に家族2名で喫食)

3 病因物質  アニサキス

4 発症年月日  平成30年4月9日午前0時30分頃

5 患者数  1名(60歳代男性)

6 主症状  腹痛現在、快復しています。

7 行政措置  営業停止平成30年4月9日(1日間)

8 調査機関  会津保健所

【福島県プレスリリース平成30年4月6日(金)(抜粋)

https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/262097.pdf

寄生虫「アニサキス」による食中毒の発生について

平成30年4月6日、相双保健所は、管内の医療機関から「腹痛を呈した患者を診察し、患者の胃からアニサキスを摘出した。」との連絡を受け、調査を開始しました。

調査の結果、アニサキス症の原因となる鮮魚類の喫食が下記の施設で販売された刺身に限られることから、当該施設を原因とする食中毒と断定しましたのでお知らせします。

1 原因施設所在地 相馬市沖ノ内1丁目12番地の3  名称ファミリーストアおおはし

営業者有限会社ファミリーストアおおはし  代表取締役大橋仁  営業の許可魚介類販売業

2 原因食品 4月5日に購入したカツオの刺身(4月5日の昼食時に家族2名で喫食)

3 病因物質 アニサキス

4 発症年月日 平成30年4月5日午後2時30分頃

5 患者数 1名(70歳代男性)

6 主症状腹痛 現在、快復しています。

7 行政措置営業停止 平成30年4月6日(1日間)  8 調査機関 相双保健所

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

★似ているけど実は有毒植物 長野県が食中毒に注意呼びかけ

THE PAGE2018410() 20:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000015-wordleaf-life

長野県は、毎年のように春先に発生している有毒植物による食中毒を防ぐため、10日までに注意喚起の情報を出しました。ニラと間違えて有毒植物のスイセンを食べる例などが目立ち、山菜採りや野草摘みに潜む思わぬ危険を指摘しています。

よく分からない植物は食べない

 県によると昨年、食用のニラと間違えて有毒植物のスイセンを食べたことによる食中毒が2件県内で発生、患者は13人を数えました。
 山菜採りなどで食用植物によく似た有毒植物を誤って採取、調理して食中毒になる例がほとんど。県は食中毒防止のため、(1)よく分からない植物は絶対に採らない、食べない、売らない、ほかの人にあげない、(2)食べられる山菜や野草の特徴を完全に覚える、(3)身近な植物をむやみに食べない――などを呼び掛けています。

 ほかに「新芽や根を見ただけでは植物の種類を見分けるのは難しい」「専門家の指導で植物の鑑別法をマスターしたい」などを指摘。有毒成分を含む植物にはスイセン、スズラン、フクジュソウ、レンゲツツジ、アジサイなど身近なものがあるので一層注意が必要だとしています。
 また、「食中毒だと思ったらすぐに医師の診察を受け、食べた物が残っている場合は受診の際に持参してほしい」としています。

 長野県内の有毒植物による食中毒は1977(昭和52)年から2017(平成29)年までの40年間に20件発生し、患者数は80人に上っています。
 間違えやすい取り合わせはスイセン(有毒)とニラ、バイケイソウ(有毒)とギョウジャニンニク、トリカブト(有毒)とヨモギの若芽、チョウセンアサガオ(有毒)とゴボウ、ハシリドコロ(有毒)とフキノトウなどが挙げられています。

 

 あいまいな知識や他人の思い込みに従って事故になる点はキノコ採りと同様で、地域のキノコ専門家は「キノコの場合は食べられるキノコを正確にしっかり覚えることが大切で、山菜も同じでしょう」と指摘しています。
 長野県では2016年にも4月から5月にかけて誤ってスイセンの球根を食べた児童ら11人が食中毒になるなど3件続き、患者が17人に上りました。

■高越良一(たかごし・りょういち) 信濃毎日新聞記者・編集者、長野市民新聞編集者からライター。この間2年地元TVでニュース解説

★ジャガイモ食中毒 ストップ! 9割は学校で発生 農水省が予防リーフレット【毎日新聞201846日】

https://mainichi.jp/articles/20180406/ddl/k01/040/083000c

家庭菜園や学校の理科実習での間違った栽培方法が原因のジャガイモ食中毒が増加傾向にあるとして、農林水産省が予防リーフレット「ジャガイモによる食中毒を予防するためにできること」を作製した。

 道内を含む全国の小学校や保育園に配布したほか、省ホームページから申し込むと作業中に参照できる耐水性のパンフレットを無料で送付する。

 同省によると、1989年以降に全国で30件のジャガイモ食中毒が発生し、近年は増加傾向にあるという。道内では2014年12月に千歳市で93人、16年11月に当別町で7人の集団食中毒が発生。いずれも学校で栽培したジャガイモをゆでて食べたことが原因だったという。

 ジャガイモの茎の回りの土を盛り上げず、できたイモが地面から露出して光を浴びたり、収穫・保管時に傷つけると芽や皮付近に毒素のソラニンやチャコニンが増加。吐き気や下痢などを引き起こし、最悪は死亡する場合もある。皮が緑色の場合は厚くむき、苦みがある場合も注意が必要。

 農水省食品安全政策課は「ジャガイモ食中毒の9割は学校で発生しており、児童の健康への影響や有意義な実習が逆効果になりかねない懸念がある。正しい栽培方法を学んでほしい」と話している。【田所柳子】

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★新たに貝毒、マガキなど二枚貝の採取禁止エリア拡大 瀬戸内沿岸

【神戸新聞NEXT2018412() 21:49配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000017-kobenext-l28

 兵庫県内の瀬戸内海沿岸の二枚貝から貝毒が検出されている問題で、県は12日、新たに姫路、相生両市のマガキから国の規制値を超える貝毒を検出したと発表した。県は両市のマガキを含めた二枚貝の採取、出荷を禁止し、禁止エリアが県内の瀬戸内沿岸全域に広がった。県によると、同全域での出荷禁止は記録が残る1980年以降初めて。

  今回、両市のマガキから検出された貝毒は規制値の約3・5~4・8倍。アサリは今月5日から採取と出荷が禁止されている。今後、毎週検査し、規制値を3回続けて下回れば禁止措置を解く。

  県内では、大阪湾に面した芦屋、洲本両市で3月初旬から、播磨灘のたつの、赤穂両市で今月5日から、二枚貝の採取と出荷が禁止されている。

  今回の2市を含めた播磨灘沿岸には潮干狩り場が4カ所あり、県は客に採取した二枚貝を持ち帰らせないことを前提に営業は自主判断に任せるとしている。

  貝毒は熱しても冷凍しても毒性が弱まらず、食べると神経がまひし、重症の場合は死ぬこともある。今年3月には、明石市内の河口で採った二枚貝を食べた70代男性が、手足のまひなどで入院した。(山路 進)★徳島市沖産アカガイに致死量貝毒 徳島県が注意呼び掛け

【徳島新聞2018410() 11:51配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-03032859-tokushimav-l36

 徳島県は9日、徳島市沖で採取したアカガイから過去最高濃度のまひ性貝毒が検出されたと発表した。県は危機管理連絡会議を開いて漁業者に対する出荷自主規制の徹底や、潮干狩りを控えるよう県民に強く求めていくことを確認した。

  漁業者がアカガイについての調査を県に依頼し、県が4日に採取したところ、9日に出荷自主規制値(1グラム当たり4マウスユニット=MU)を大幅に超える180MUの貝毒が検出された。むき身1個(約15グラム)で致死量(体重60キロの人で3千~2MU)に達する可能性がある。県沿岸では2010年に天然カキから出た93MUが最高だったが、これを2倍近く上回った。

  県沿岸では3月下旬から、貝毒の原因となるプランクトンが大量に検出される事態が続き、県は鳴門市のウチノ海を除く県沿岸全域で二枚貝の出荷自主規制を指導している。これまでに健康被害は報告されていない。

  徳島県によると、大阪府沿岸ではアカガイから150MU、兵庫県沿岸ではアサリから170MUの貝毒がそれぞれ検出されており、周辺海域でも貝毒がまん延している。

 危機管理連絡会議では、風評被害が出ないよう二枚貝以外の魚介類の安全性についても周知することを確認した。

★宮城県石巻市の2つの海域で「まひ性貝毒」が検出 カキ出荷規制

【仙台放送20180410日】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00010002-oxv-l04

宮城県は、「まひ性の貝毒」が検出されたとして、石巻市の2つの海域で取れたカキの出荷規制を決めた。 国の基準値を上回るまひ性貝毒が検出されたのは、石巻湾東部産のカキと、雄勝湾産のカキ。 県は、9日付で、この2つの海域産のカキを出荷規制とし、漁協を通じて生産者などに通知した。 周辺の海域では、石巻湾西部産のカキが同じまひ性貝毒のため、20182月から出荷規制が続いていて、今回を加えると、あわせて3つの海域でカキの出荷が規制された。 また、このほか、県は、追波湾産のカキと荻浜湾産のカキからも、基準値に近いまひ性貝毒が検出されたとして、9日付で出荷の自粛要請をしている。

その他の食中毒情報

★鹿児島県:鹿児島市のJA会館食堂 116人が食中毒 病因物質調査中

【MBC南日本放送2018413() 18:50配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180413-00028991-mbcnewsv-l46

鹿児島市のJA会館内の食堂で製造された弁当を食べた人から下痢などの食中毒の症状がありました。
鹿児島市保健所は、製造した業者を13日から8日間の営業停止処分としました。
 営業停止処分を受けたのは、鹿児島市鴨池新町のJA会館内で食堂を運営する豊食品です。鹿児島市によりますと歓迎会などで今月2日と3日に豊食品が製造した弁当を食べた276人のうち116人が下痢や吐き気などの症状を訴え1人が入院しました。
 食中毒の詳しい原因については調査中ですが症状を訴えた人に共通する食品が弁当以外にないことなどから鹿児島市は食品衛生法に基づき豊食品を13日から20日まで、8日間の営業停止処分としました。
 なお体調不良を訴えた人は全員回復に向かっているということです。

MBC南日本放送 | 鹿児島

★青森県:三戸小中教職員46人に下痢や嘔吐、集団食中毒か 調査中

【デーリー東北新聞社2018412() 10:05配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00010003-dtohoku-l02

 青森県三戸町教委は11日、小中一貫校として校舎を共有する町立三戸小と三戸中で、教職員全体の3分の2に当たる46人が、下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの体調不良を訴えたため、両校を13日まで臨時休校措置とした。児童、生徒から同様の訴えはない。青森県が集団食中毒などの疑いで調べている。

  町教委によると、下痢などの症状が見られたのは10日夜からで、4人が町内の医療機関を受診。11日は教職員69人のうち、16人が学校を休み、出勤したうち、30人からも体調不良の申し出があった。

  これを受け、町教委は同日の授業を午前中で打ち切り、1213日を臨時休校とすることを決めた。両校では9日が始業式、10日が入学式で、給食は提供されていなかったという。

  医療機関から報告を受けた三戸地方保健所は11日、集団食中毒や集団感染の疑いで、両校を立ち入り調査した。

  町教委の友田博文教育長は「入学式が終わり、学校を楽しみにしていた子どもたちに授業ができなくて残念だ。教職員の症状の回復を待って、正常化に努める」と話した。

★高知県:高岡郡日高村の特養ホームで66人が食中毒 病因物質調査中

【高知県発表201846(抜粋)

http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/131901/files/2013043000225/file_2018491135222_1.pdf

 食中毒事例の発生について

1 概要

特別養護老人ホームコスモスの里において、調理業務を受託している日清医療食品株式会社が平成30年3月31日(土)に調理提供した夕食を食べた112名中(入所者92名、配食サービス弁当利用者19名、職員1名)のうち、66名が、3月31日(土)から4月2日(月)にかけて下痢を主症状とする食中毒症状を呈した。

患者の共通食は当該施設で調理提供された食事のみであったことから、中央西福祉保健所は当該施設において調理提供された食事を原因とする食中毒であると断定した。

2 探知

平成30年4月2日(月)830分頃、中央西福祉保健所に当該施設から、入所者50数名及び職員1名が、4月1日(日)夜から下痢等の症状(5名からは血便)を呈し、そのうち7名が医療機関に入院している旨の連絡があり、調査を開始した。

3 発症日時、主症状

(1)発症日時:平成30年3月31日(金)22時頃から4月2日(月)15時頃

(2)潜伏期間:4.5時間~46時間

(3)主症状:下痢

4 患者の状況

男性14名、女性52名合計66

(内訳:入所者60名、配食サービス弁当利用者5名、職員1名)(24歳~101歳)

そのうち、11名(男2名、女9名)が医療機関を受診した。(入院者9名)

5 原因施設

屋号及び所在地:日清医療食品株式会社コスモスの里事業所  高岡郡日高村沖名1

営業者の氏名:日清医療食品株式会社 代表取締役社長菅井正一 営業の種類:飲食店営業

6 原因食品及び病因物質

(1)原因食品:当該施設で平成30年3月31日に調理提供された夕食

(2)提供料理:ご飯、親子煮、野菜の甘辛炒め、小松菜のごま和え

(3)病因物質:調査中

7 行政措置及び対策

(1)行政措置:平成30年4月6日(金)から4月8日(日)まで3日間の営業停止処分

(営業者は、4月2日(月)の昼食から自主休業中)

(2)対策:施設の清掃、消毒及び衛生管理について指導

★日本にも...汚染メロン リステリア菌 死亡例も

【FNN2018410() 12:26配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180410-00000348-fnn-int

WHO(世界保健機関)は、オーストラリアでリステリア菌に汚染されたメロンが、日本に輸出されていたと発表し、注意を呼びかけた。

オーストラリアでは、20181月から4月にかけて、リステリア菌に汚染されたメロンで食中毒が起き、19人が感染し、7人が死亡した。

 汚染されたメロンは、2月に回収されたが、WHO9日、汚染の可能性があるメロンが、日本やシンガポールなど、9つの国と地域に輸出されていたことがわかったと発表した。

ただ、輸出の際の洗浄作業によって、菌が残っているおそれは低いとしている。

リステリア菌は、潜伏期間が最長で90日間あり、WHOは、高齢者や妊婦は特に注意するよう呼びかけている。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★和歌山:岩出市の保育所でノロウイルス集団感染 

【毎日新聞2018413日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180413/ddl/k30/040/399000c

県は12日、岩出市立山崎保育所で、園児286人のうち1~4歳の40人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、3人の検体からノロウイルスが検出されたと発表した。重症者はおらず、全員が快方に向かっている。県健康推進課によると、3月31日~4月12日に園児が次々に症状を訴えた。県は、園外で感染した園児の吐しゃ物を介して感染が広がった可能性があるとみて、同保育所に2次感染の予防を指導している。

★岩手県:軽米町のグループホームで集団感染

【河北新報20180411日水曜日】

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180411_33034.html

  岩手県は10日、岩手県軽米町のグループホームで、ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団感染があったと発表した。重症者はいない。県によると、4日以降、20~90代の利用者と職員の計14人が下痢などの症状を訴え、うち4人からノロウイルスが検出された。

★福岡県:久留米市の保育園1人からノロウイルス検出 

【毎日新聞2018411日 地方版】

.https://mainichi.jp/articles/20180411/ddl/k40/040/347000c

久留米市は10日、市内の保育園で0~5歳の園児16人と職員6人の計22人が、下痢や嘔吐(おうと)などの感染性胃腸炎の症状を訴え、このうち1人から、ノロウイルスが検出されたと発表した。発症したのは2~9日で、重症者はなく、全員快方に向かっているという。【安部志帆子】

★台湾から「輸入はしか」沖縄で感染拡大 「三次感染」も

【朝日新聞デジタル2018411() 17:06配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180411-00000065-asahi-soci

 沖縄県ではしか(麻疹)の感染が広がっている。10日時点で患者は計38人に上る。国内のはしかは予防接種の普及で「排除状態」とされているが、今回は台湾からの旅行者が感染源の「輸入はしか」だった。旅行者から感染した人から、さらにうつる「三次感染」とみられる患者も出始めた。専門家は「訪日客が増える中、日本のどこでも起きうる」と警鐘を鳴らす。

  沖縄県地域保健課によると、最初に感染が確認されたのは3月下旬。台湾から旅行でやってきた30代男性が19日に発疹などの症状で県内の医療機関を受診。検査の結果、20日にはしかとわかった。男性は17日から3日間、県内を旅行しており、立ち寄った商業施設や飲食店の従業員や客を中心に感染が広がった。

  県内で患者が出たのは4年ぶり、感染者数が2桁に上ったのは10年ぶりだ。4月7日以降は、旅行者の男性からうつった「二次感染」の患者から、さらに家庭内や職場でうつったとみられる「三次感染」の疑いのある患者も出始めた。

  はしかは40度前後の高熱や発疹が出るウイルス性の感染症。空気、飛沫(ひまつ)、接触で感染し、死亡例もある。かつては国内でも年間10万~20万人の患者がいたとみられる。2006年にワクチンの定期接種が1回から、1歳と就学前の2回に増え、15年に流行を抑え込む「排除」を達成した。

  しかし、今回のように海外からの渡航者や帰国者がウイルスを持ち込む可能性がある。昨年もインドネシアから帰国後に山形県内を訪れた男性がはしかを発症。県外にも広がり50人超の感染者が出た。沖縄では、38人の患者のうち12人はワクチンの接種歴が「なし」あるいは「1回」、23人は打った記憶がないなど接種歴が「不明」だった。

  今後県外へ感染が拡大する可能性もあり、沖縄県は沖縄に訪問後にはしかに似た症状が出た場合は医療機関に相談するよう呼びかけている。感染症に詳しい岡部信彦・川崎市健康安全研究所長は「沖縄の例をひとごとと思わず、ワクチンの2回接種で自分の身を守り、他の人へ感染を広げないようにして欲しい」と話す。(水戸部六美)

*文末に関連情報掲載

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★長崎県:大村市、小学校の給食のご飯に異物混入 ボルト 

【NBC長崎放送2018410() 13:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180410-00000771-nbcv-l42

9日、大村市内の小学校で給食センターで調理されたご飯にボルトが混入していたことが分かりました。給食は配膳前で児童への影響はありませんでした。

大村市の小学校給食センターによると9日正午すぎ、市内の小学校で補助員が給食の配膳を行っていたところご飯の容器にボルトが混入していることに気付きました。ボルトは長さ2センチ、直径1センチで補助員が取り除いたため、児童への影響はありませんでした。その後、給食センターが調べたところ米びつから洗米機に米を送る機械のボルトが抜け落ちているのが確認されました。この他の調理機器に異常は見つかっていないということです。給食センターではメーカーに対し、抜け落ちた原因調査を求めると共に安全が確認されるまでこの機械を使わずに給食の提供を続けることにしています。

★三重県・松阪市の特別支援学校の給食の豚汁に内ぶたのねじが3個混入 

【メ〜テレ(名古屋テレビ)2018414() 1:02配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180414-00179994-nbnv-l24

三重県松阪市の特別支援学校で出された給食の豚汁から長さ約1センチのねじが3個見つかりました。

13日三重県立松阪あゆみ特別支援学校で、女性教師が給食の豚汁を飲んだところ異物に気づき、長さ約1センチほどのねじが見つかりました。ねじは高校1年生の女子生徒に配膳された豚汁にも入っていて口の中から取り出したということです。2人にけがはありませんでした。

学校が調べたところ豚汁の容器の中にもネジが1個入っていて、あわせて3つのネジが見つかりました。豚汁を入れた容器の内ぶたのねじが3つ外れていたということで、容器を運んだときの振動で内ぶたのねじが落下したとみられています。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★カルビー、「さつまいもん。」30万パック自主回収 内容量を多めに誤記

20180412 1712分 公開(抜粋)

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1804/12/news096.html

カルビーは412日、野菜チップス「さつまいもん。バターさつま」の一部を自主回収すると発表した。対象となるのは、内容量が「50グラム」と記載されている商品。実際の内容量は44グラムだが「リニューアル前のパッケージを誤って使用した」(広報部)という。

 カルビーは4日にも、同商品を自主回収すると発表していた。再度回収を行う理由について、カルビー広報部は「当初、表記ミスがあるのは特定の日時に製造した商品のみと判断していた。その後、他条件で製造した商品でもミスが発見されたため、再度の回収に至った」と説明する。

 回収する商品数は累計298000パック。「誤って食べた場合も健康に影響はないが、顧客に誤解を与えることを防ぎたい」(同)という。

 対象商品を購入した顧客は、料金着払いで同社湖南工場(滋賀県湖南市)に返品することで、商品代金相当の「QUOカード」が受け取れる。

 カルビーは「大変ご迷惑をお掛けしたことを心からおわび申し上げます。今後は再発防止に努めてまいります」としている。

★カップ麺具材を無許可製造 4トン加工容疑で書類送検

【産経新聞ニュース201849 13:19更新】

https://www.sankei.com/affairs/news/180409/afr1804090007-n1.html

福島県警は9日、保健所の許可を受けずにカップ麺の具材となる食肉の加工品約4トンを製造したとして、食品衛生法違反の疑いで福島県いわき市の食品製造会社「営洋」と元社長の男性(62)を書類送検した。

 書類送検容疑は平成29年7月、3回にわたり、同社の工場で食肉の加工品約4トンを無許可で製造した疑い。問題発覚後、営洋と取引していた明星食品がカップ麺を自主回収した。

 県警によると、元社長は容疑を認めている。営洋は食肉加工の許可を受けている工場の改修に伴い、魚肉加工の許可しか受けていない別の工場で食肉を加工したという。いわき市の保健所から告発を受け県警が捜査していた。

<HACCP関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<表示関係情報>

★「食品に機能性あり」…つまり健康にいいの?  

【朝日新聞デジタル20184120600分】

https://digital.asahi.com/articles/SDI201804096540.html

 テレビや雑誌では、「あの食べ物がいい」「この食べ物がいい」という特集がよくありますよね。よくネタが続くなぁ、と思いませんか? そんな特集では食品の「機能性」がよくうたわれています。「機能性」と聞いて、薬の効果・効能のように病気の治療に「効く・効かない」を想像した人がいるかもしれません。しかし、薬と食品では違いがあります。今回は、食品の機能性について整理していきましょう。

◯×クイズ:「すべての食品には機能性がある?」(※答えは、本文中にあります)

▼食と健康に関する経験則や言い伝えは東洋・西洋でもあり、近年「食品の機能性」に注目が集まっている

▼食品には<三つの機能(働き)>があることを、世界に先駆けて日本が提唱した

▼三つの機能は、①栄養面での働き、②嗜好(しこう)面での働き、③生体調節面での働きに分類される

 「医食同源」という言葉を聞いたことはありますか?

 辞書をひもとくと「病気の治療も普段の食事も、ともに人間の生命を養い健康を維持するためのもので、その源は同じであるとする考え方。(大辞林第三版)」と説明されています。

 中国では古くから「薬食同源」という言葉が使われていて、体に良い食材を日常に食べて健康を保てば、薬などを必要としないという考え方があります。東洋に限らず西洋においても、医学の祖であるヒポクラテスが「Let food be thy medicine and medicine be thy food.(汝<なんじ>の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ)」という言葉を残しています。

 つまり、食品は、健康維持の重要な役割を担っていて、さらに病気の予防や治療にもつながる可能性があることを意味しています。ただ、これらの考え方は、あくまで経験則に過ぎません。科学的に研究が行われるようになってきたのは近年になってからになります。

食品の働き 栄養→嗜好性→体調面で研究進む

 食品の機能性に関する研究のスタートは、栄養面におけるものでした。具体的には、たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラルといった、人が生きていく上で必要となるカロリー供給や栄養素に関するものです。日本の研究成果では、鈴木梅太郎博士が発見したオリザニン(ビタミンB1)が有名です。

 そして、1960年代の高度経済成長期に入り、人々の栄養状態が改善すると、次のステップとして、食を楽しむといった嗜好面の研究が始まりました。食品のおいしさのもととなる味や香りなどに関する研究です。これらの研究成果を応用・活用したインスタント食品が市場をにぎわすようになったのも、この頃からになります。

 さらに時代が進み1980年代に入ると、食の問題は、恵まれすぎた食生活によって引き起こされた飽食・偏食になってきました。そして、その結果生じる肥満やさまざまな病気との関連についても研究が進みました。皆さんがご存じのメタボリック症候群の概念が提唱され始めたのも、この頃になります(※1)。

 一方で、食を改善することで、このような病態や病気を未然に防ぐための研究も進められてきました。1984年、文部省(当時)の科学研究の重点領域と位置づけられた「食品機能の系統的解析と展開」の研究班が、先導的役割を担いました。この研究班は、世界に先駆けて「食品機能論」というコンセプトを提唱しました。

味覚や臓器、体調に働きかける「食品機能論」

 食品は必ず口から入ります。

 口の中では、食品の成分が味覚や嗅覚(きゅうかく)器官に対して何らかの働きかけをします。

 消化管から吸収されたあとは、身体のさまざまな臓器に対しても何らかの働きかけをします。

 先ほどの文部省研究班は、この「働き」を「機能」という言葉に置き換えて、次のように整理しました。

<食品機能論>

①一次機能:栄養面での働き

 生きていく上で必要な栄養素やカロリーを供給する機能

②二次機能:嗜好面での働き

 味・香りなどの感覚に関係し、食品をおいしいと感じさせる機能

③三次機能:生体調節面での働き

 身体の防御、病気の予防・回復、体調リズムの調整、老化制御などの機能

 このように食品には、三つの機能があるという考え方を<食品機能論>といいます。

 そして、病気の予防などの三つ目の機能をもつ食品は、「機能性食品(Functional foods)」と定義されました。この用語、実は日本が世界に向けて発信した日本発のものになります。

 さらに、この「機能性食品」の考え方に基づいて、1991年に特別用途食品(トクホ)、2001年に栄養機能食品、2015年に機能性表示食品の仕組みが、それぞれ制度化されました。現在、この3種類の食品は、まとめて「保健機能食品」とされています。

 前回、この保健機能食品は「機能性の表示ができる」と説明しましたが、その理由は、今回紹介した食品の機能性に関する歴史的背景があるからです。

 なお、ここで食品と医薬品との区別について注意点があります。

 薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)と呼ばれる法律第2条の定めで、「疾病の診断、治療または予防に使用されることが目的とされている物」は医薬品としての規制を受けることになります。

 食品として製造・販売されているものは、医薬品ではありません。法律に従い、「機能性」を表示する時には、病気の診断・治療・予防を目的とした表現はできないことになっています。

あらゆる食品には機能性がある?

                              ここで改めて、食品の分類を図で示します。

「統合医療」情報発信サイト(http://www.ejim.ncgg.go.jp/doc/index_food.html)より

 ここで冒頭のクイズについて考えてみます。

 機能性(有効性・効き目)が表示できる「保健機能食品」に、③の生体調節面での働き(機能性)があることは疑いの余地がありません。また、食品としてとらえれば、①の栄養面での働き、②の嗜好面での働きがあることも間違いありません。では、機能性が表示できない「一般食品」に機能性はないのでしょうか?

 前述の「食品機能論」における①栄養面での働きについては、あらゆる食品において少なからず付随していることになります。そして、②嗜好面での働きについても、人の好みはそれぞれあるものの、多くの食品について付随していると言えそうです。 つまり、保健機能食品も一般食品も、①・②の点では機能性があることになります。

 ですから、クイズの答えは「◯」になります。 

クイズの答え:すべての食品に機能性がある 

 テレビの健康番組や雑誌の健康記事で、次々と取り上げられる食品の「アレがいい」「コレがいい」。よくネタが続きますよね。ここからは、個人的な推測も含みます。

 確かに、①栄養面・②嗜好面の視点から見れば間違ってはいません。仮にクレームが来たとしても、言い逃れができてしまいそうです。もしかしたら、食品機能論を逆手に取って、すべての食品には機能性があると強弁しているのかもしれません。しかし、情報を受け取る側は、健康の維持・増進を目的として、食品の三次機能(生体調節面)を期待していると思います。

 実は、文部省研究班が「食品機能論」を提唱した際、「①の一次機能(栄養面)・②の二次機能(嗜好面)」と「③の三次機能(生体調節面)」は切り離して議論されていました。ですが、その点をあえてあいまいにして、食品の機能性を強調しているようなケースが散見されている気がします。食品機能論が悪用されず、正確な理解が進むことを願ってやみません。

(※1) 生活習慣病の三大要素(高血圧・糖代謝異常・脂質代謝異常)がインスリン抵抗性を基礎に集積して心血管疾患を引き起こすという学説「Syndrome X」が報告されたのは1988年になります。

アピタル・大野智(おおの・さとし) 大阪大学大学院准教授

該当する記事は見つかりませんでした。

<給食関係情報>

★山梨県:都留市内の給食センターが停電、2800人の給食が作れず

UTYテレビ山梨2018412() 19:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00000002-utyv-l19

山梨県都留市内の小中学校の給食を調理する給食センターで、12日朝早く停電が発生し小中学校合わせて8校の給食が通常通りに作れないトラブルがありました。

都留市によりますと、12日午前4時ごろ都留市夏狩にある学校給食センターで警報機が作動していると、警備会社から市に連絡がありました。

担当者が確認したところセンターの地下にある660ボルトの高圧ケーブルが何らかの原因でショートし、停電が発生していました。

このため小中学校合わせて8校の児童や生徒、教職員2800人あまりの献立が予定通り作れず、12日はおにぎりと牛乳、それに簡単な惣菜の提供に留まりました。中学校では午後を休校としました。

13日もパンと牛乳などの提供にとどまることから、市では保護者に対して弁当の持参を依頼する文章を配布しました。

都留市教育委員会では「今後はより一層点検と整備を行い安全、安心に給食が提供できるよう努めてまいります」としています。

★神奈川県:大磯町給食問題 業者と契約解除

tvkニュース(テレビ神奈川)2018412() 13:52配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180412-00010001-tvkv-l14

大磯町の中学校の給食に異物が混入して食べ残しが相次ぎ、給食が休止になった問題で、町は、委託業者との契約を解除しました。

この問題は、大磯町の2つの中学校の給食に髪の毛などの異物の混入が相次ぎ大量の食べの残しが見つかったもので、去年10月から、給食は休止されています。 この問題を巡って大磯町は調理・配送を請け負っていた業者と契約解除に向けた協議を行っていて、先月30日に合意に至ったということです。 この解除に伴い、町は去年10月の休止から契約満了の来年3月までに支払う予定だった委託料の1割にあたるおよそ192万円を業者から違約金として受け取るということです。 大磯町では、今年度中に新たな給食の提供方法を決めることにしています。

★滋賀県:すぐ売り切れ…どこで買えるの? 給食で人気の「ソフトめん」に問い合わせ相次ぐ

【産経新聞2018411() 11:11配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180411-00000523-san-soci

学校給食の人気メニュー「ソフトめん」が滋賀県内のスーパーなどで販売され、人気を集めている。独特の懐かしい味わいと、レンジで調理するだけで食べられる手軽さも相まって、店舗によってはすぐに売り切れになるほど。製造・販売する県製麺工業協同組合(近江八幡市)にも、県内外から「どこで買えるのか」などの問い合わせが相次いでいるという。

新たに発売された一般向けの「近江ソフトめん」は、原材料の50%に県産小麦を使用。学校給食用に開発された麺のため、伸びにくく消化によいのが特徴で、レンジで1分加熱するだけで食べられる。

給食では、ミートソースやあん、カレーをかけたり、ラーメンスープやうどんだしに入れたりして食べるのが定番。やや太めの柔らかい麺は、うどんとも中華麺とも異なる独特の味わいで、児童や生徒からの人気も高い。

袋入り150グラムで1食78円。3月末から県内のスーパーや農産物販売所、道の駅など17カ所で販売を始め、毎週土曜日限定で各店舗とも30~50食を販売しているが、早々に売り切れてしまう店もあるという。

学校給食で慣れ親しんだ味が家庭でも手軽に楽しめるとあって、消費者からは「懐かしい」と好評といい、同組合への問い合わせも相次いでいる。県外在住者から「ぜひ送ってほしい」とお願いされたこともあったという。

同組合では、近江ソフトめんの良さをさらに多くの人に知ってもらおうと、新たに「近江ソフトめんの日」を制定しPRするほか、夏休み期間中にソフトめんを使ったメニューコンテスト開催も企画している。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★兵庫・伊丹のカラス集団死 カラスなぜ泣くの 陸鳥初、インフル集団感染

【毎日新聞2018412日 大阪夕刊】

https://mainichi.jp/articles/20180412/ddf/007/040/020000c

兵庫県伊丹市の昆陽(こや)池公園でカラスの大量死が続き、環境省は野生の陸鳥が鳥インフルエンザに集団感染して死んだ国内初の確認例として注視している。鳥インフルの流行期に入った昨秋以降、全国でウイルス検査をした死んだ野鳥の約7割を公園一帯のハシブトガラスが占め、これまでに100羽以上の死んだカラスを回収した。人への感染の恐れは少なく過度な心配は不要だが、異変の原因は特定されていない。【渡辺諒】

 環境省などによると、昆陽池公園で今シーズン初めて死んだカラスが見つかったのは3月1日。その後も続々と死骸が回収され、計38羽で高病原性ウイルス(H5N6型)が検出された。

 市はこの他に約70羽の死骸も回収。あまりに多いためウイルス検査に回しておらず死因は不明だが、大半が鳥インフルに感染したとみられる。市は3月から園の一部を閉鎖。同省は公園の半径10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、今月下旬までは解除しない見通しだ。

 国内の野鳥の被害ではこれまで、カモ類やハクチョウなど水鳥が感染して死ぬ例が大半。昨秋以降、全国で感染が確認された死骸もほとんどが水鳥で、同省鳥獣保護管理室の担当者は「野生の陸鳥が1カ所で集団感染するのは初めて」と困惑する。

 陸鳥であるカラスの集団感染はなぜ起きたのか。昆陽池公園は関西屈指の渡り鳥の飛来地として知られる一方、ハシブトガラスも数多く生息する。周囲にビルや住宅が建ち並び、ねぐらとなる木々が狭い範囲に集中している。大槻公一・京都産業大鳥インフルエンザ研究センター長は、(1)鳥インフルに感染して死んだ渡り鳥をカラスがついばんで感染した(2)密集する冬場のねぐらで感染が広がった--という二つの可能性を挙げる。

 周辺に養鶏場はなく、一般生活への影響も心配ない。環境省は「感染したカラスと濃密に接触するなど特殊ケースを除いて通常は人に感染しない。鳥の排せつ物や死んだ個体に触れた場合などは手洗いとうがいを徹底してほしい」と呼びかけている。

 ■ことば

鳥インフルエンザ

 A型インフルエンザウイルスによる鳥の病気。家畜伝染病予防法で「高病原性」と「低病原性」に分けて指定され、高病原性に感染すると多くが死ぬ。国内では2010年秋~11年春と16年秋~17年春に大流行。感染した鳥の肉や卵を人が食べても感染しないが、感染した鳥の体液や排せつ物の粉末などを大量に吸い込むと、感染する可能性がある。

★(ヒット!予感実感)うまみ成分逃さず 本格輸入開始のトルコ産鶏肉

鬼原民幸

【朝日新聞デジタル20184122200分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL3Z3D14L3ZUTFK003.html?_requesturl=articles%2FASL3Z3D14L3ZUTFK003.html&rm=378

 スーパーで鶏肉をよく買う。ムネ肉をゆでてパンに挟んだチキンバーガーは、我が家の定番料理だ。そういえば、精肉売り場に並ぶ鶏肉は、ほとんどが国産だ。牛肉や豚肉には輸入品がたくさんある一方で、冷凍するとうまみが逃げやすい鶏肉は、長時間の輸送に適さないと言われる。だが、住商フーズは5月から、トルコ産の鶏肉の本格的な輸入・販売を始める。国産の鶏肉ばかりだった売り場の光景が変わるかもしれない。

     ◇

 日本政府がトルコ産の鶏肉の輸入を解禁したのは2017年9月。鳥インフルエンザの影響で中国などからの輸入ができない状況が続き、安定的な供給を可能にするために、新たな輸入元が必要になったのが解禁の理由だ。輸入元が拡大される流れを見越し、約3年前から準備していたのが住商フーズ。担当者がトルコ中を回り、日本人の舌に合った鶏肉の生産ができる農家を見つけ出した。

 ログイン前の続きもともとトルコでは養鶏が盛んだ。年間200万トンの鶏肉を生産し、トルコ国内のほか、中東諸国に輸出している。米国は人件費が高く、日本の規格に合うように切り分けた鶏肉の出荷が難しい。欧州連合(EU)にも養鶏はあるが、こちらは域内で需給のバランスがとれており、輸出に回す鶏肉を確保するのは困難だという。

 体が小さく、羽毛や骨の処理に細かい手作業が要求されるのも鶏肉加工の特徴だ。国によっては、毛や骨が多少残っていても消費者はあまり気にしない。ただ、日本向けの輸出となれば話は変わる。住商フーズの担当者は「細かい作業をしっかりやってくれるトルコ国民の勤勉さは、取引をするうえで重要な要素だった」と話す。

     ◇

 その「日本仕様」に応じてくれたのが、イスタンブールから車で3時間ほどの街に工場を構える「ハスタブック社」だ。1日18万羽を処理する生産態勢が整う。住商フーズの担当者が何度も訪れ、日本人が求める水準を説明した。ハスタブック社の社長や工場長も数回来日し、スーパーの精肉売り場や外食店を視察。日本の鶏肉文化を肌で感じてもらったという。

ハスタブック社は住商フーズとの契約に向け、毛や骨を正確に取り除くための新たな機器を導入。サヒン・アイデミール社長は「食べ物の質や安全性への意識が高い日本に輸出できるのは、我々の技術が評価された証拠。とても喜ばしいことだ」と話す。

     ◇

 肝心の味についても聞いてみた。ハスタブック社の鶏肉は、ほかの輸入鶏肉にはないおいしさに特徴があるという。

 現在、日本に輸入される鶏肉のほとんどは、空揚げなど加工品に姿を変えている。主要な輸入元であるタイやブラジルでは、出荷前の鶏肉を冷たい水に漬け、滅菌するのが一般的だ。ただ、これでは肉の隙間に水が入り込むため、冷凍して解凍すると、肉のうまみ成分が水と一緒に溶け出してしまうという。

 一方、ハスタブック社は冷水を使わず、冷気を吹き当てることで滅菌する方法を採用。鶏肉が本来持つうまみを逃さないように冷凍、輸入ができる。実際、住商フーズがトルコ産に含まれるうまみ成分「イノシン酸」の数値を調べたところ、タイやブラジル産の3倍ほど高かったという。

 飼育期間が長い牛や豚に比べ、ニワトリは生後40日ほどで出荷になる。その分、飼料を工夫しても肉質や味に影響しにくい。品種改良と並んで重要なのが、この処理方法だ。うまみ成分が高ければ、精肉としても需要が見込める。住商フーズは、すでに複数の小売店から販売のオファーを得ているという。

     ◇

 日本で需要の高いモモ肉のほか、ヘルシーで人気のあるムネ肉など、内臓以外の部分はすべて輸入される予定。アイデミール社長は「トルコと日本の食文化は似ているところがある。トルコの鶏肉は必ず日本人の味覚に合う。安全性の確保には万全を期しているので、安心して食べてほしい」と自信をみせる。

 3月13日、東京のトルコ大使館で鶏肉の本格的な輸入開始を記念したイベントが開かれた。トルコ風の焼き肉やパスタの具材として鶏肉が登場。実際に試食してみた。

 焼き肉を食べた第一印象は、しっかりした歯ごたえの食感だ。脂っぽさが少なく、味がとてもしみこんでいる。ぱさぱさした感じや生臭さはない。パスタの具材としても、ソースがよく絡んでいた。料理を選ばず、気軽に使える食材になりそうだ。

 住商フーズは2018年度以降、年間6千トンを輸入し、年24億円の売り上げを目指す。店頭価格は国産より3割程度安い設定を考えているという。

【商品概要】

●商品名:トルコ産鶏肉

●価格:国産より3割程度安い価格帯を想定

●販売先:大手スーパー、外食店など

●販売時期:5月(鬼原民幸)

<ジビエ関係情報>

★若手ハンター10年で3倍 食害防止に使命感 ジビエブームも

北海道新聞201848() 5:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180408-00010000-doshin-hok&p=1

道内の狩猟免許所持者2500人に

 北海道内でエゾシカなどの狩猟をする若手ハンターが増えている。道によると、2030代の狩猟免許所持者は最近10年で約3倍に増え、2500人以上に達した。「シカによる農林業被害を減らしたい」「新鮮なシカ肉を自分で調達して料理したい」など、ハンターを目指す理由はさまざま。実際、シカの食害は減少に転じたほか、野生鳥獣肉(ジビエ)ブームを背景に、シカ肉の流通拡大への期待も高まっている。(経済部 五十地隆造)
「副業としても成り立つ」

 3月下旬、記者は日高管内様似町の石材業、遠藤祐樹さん(35)のエゾシカ猟に同行した。午前9時すぎに雪が解けた町内の山林に車で入り、シカを探した。
 3時間たった正午ごろ、約100メートル先の斜面にエゾシカを見つけた。遠藤さんは散弾銃を抱えて静かに車を降り、約30メートルまで近づく。シカは目が合っているが、逃げない。銃を構え、ドンと急所の心臓を1発で撃ち抜いた。体長1メートル数十センチ、体重30キロ程度と小ぶりな1歳半ほどの雌だった。
 遠藤さんが狩猟免許を取得したのは20代だった2008年。地元でエゾシカが牧草地などを食い荒らす被害が深刻化し、これを食い止めたいと取得を決めた。休日に猟に出かけ、シカやヒグマなどを年間約100頭捕獲する。町に引き渡すと、有害鳥獣駆除の補助金としてシカやクマ1頭当たり1万円を受け取ることができ、「副業としても成り立っている」という。

 

「食べたいからハンターになる女性も」

 道によると、狩猟免許の所持者は、現行免許制度が始まった1979年度に19300人に上ったが、高齢化などで減り続け、06年度には8500人と半数以下に。その後、持ち直して最新統計の16年度は11300人だった。特に増えているのは2030代の若手で、06年度の883人に対し、16年度は29倍の2585人に達した。
 こうした背景には、エゾシカの生息エリアの広がりとともに、農作物の食害も道内各地に拡大し、被害防止のため、若手農業者らが狩猟を始めていることなどがある。道によると、ハンターの増加とともにエゾシカの捕獲頭数もここ数年、06年度の2倍前後の12万~14万頭台で推移。シカによる農林業被害はピークの11年度で64億円に上ったが、16年度は39億円に減った。 ジビエやアウトドアのブームも若年層が狩猟に関心を持つきっかけになっているようだ。12年に設立し、若手を含む道内各地の女性約50人でつくる狩猟団体「ツイン」の松浦友紀子会長(43)は「脂身の少ないシカ肉は食べやすく、太りにくいと女性に人気。飲食店などでおいしさに目覚め、食べたいからハンターになる女性も多い」と話す。

市場流通の割合も増える

 ハンターが捕獲したエゾシカは多くが自家消費されるが、血抜きなどの処理が不十分で廃棄せざるを得ない場合も少なくない。それでも、民間の食肉処理施設の増加とともに、市場流通する割合は04年度の7%から16年度は20%に増加。飲食店でステーキやソーセージとして提供されている。
 エゾシカを専門に扱う日高管内新冠町の解体処理業「北海道食美楽(しょくびらく)」では、ハンターから持ち込まれ、食用に処理できる新鮮なシカが年間千頭と5年前より7割増えた。相楽(さがら)正博社長は「シカ肉は栄養豊富で、適切に処理すればおいしく食べられる。若いハンターが技術をさらに伸ばしてくれれば、もっと活用できるだろう」と期待している。

狩猟免許とは

 散弾銃やライフル銃などを扱う第1種銃猟免許やわな猟免許など4種類がある。銃猟は20歳以上、わな猟などは18歳以上が対象。取得には各都道府県が行う試験に合格する必要があり、鳥獣保護に関する知識や、鳥獣の判別、猟の道具を取り扱う技能などが問われる。北海道猟友会が受験者向けの講習を有償で実施している。免許は3年間有効。猟銃の所持には別途、各都道府県の公安委員会から許可を得なければならない。実際に猟に出るためには、狩猟を行う都道府県で狩猟者登録などをする必要もある。

.<職場環境関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<その他の情報>

あなたが企業の社長ならどう判断?健康被害のない食品を回収することをSDGsと食品ロスの観点から問う

井出留美 | 食品ロス問題専門家・ジャーナリスト・博士(栄養学)

2018年4月9() 12:46

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20180409-00083756/

輸入大麦の残留農薬が基準値を超えていたとして、それらを原料として使用していた複数の食品企業が自主回収(リコール)を発表した。食品衛生法では、原材料で残留基準を超えていた場合、これを使って食品を製造してはいけないことになっている。健康被害がないが「万全を期すために回収します」と発表されていた。厚生労働省の公式サイトには食品衛生法に違反する食品の回収情報があり、日付順にリストが掲載されている。

食品企業の自主回収の報道は、インターネットのニュースや新聞のお詫び広告などで目にする。消費者としては「ああ、またか」ぐらいの認識だろう。だが、当事者である食品企業にとっては、とてつもない負荷がかかるし、失うものも甚大だ。筆者は食品メーカー勤務時代、複数回、自主回収を経験している。食品メーカーが自主回収することのマイナス面は、とても多い。特に「健康被害がない」とわかっていながら自主回収を行なうことについて、SDGs(持続可能な開発目標)と食品ロス削減を念頭に置いて、考えてみたい。

食品を回収することのデメリット

まず、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなど、自社商品を販売してくれている小売店での棚のスペースを失う。もちろん、回収は一時的なものではあるが、その間に、競合メーカーが棚を占拠するので、棚のスペースを取り戻すのは容易ではない。筆者の経験でも、回収せざるを得なくなった商品が棚を失い、その後も棚に戻ることができずに、結局は終売(しゅうばい)となり、商品の運命を終えたものがあった。消費者からの評判が良く、味も栄養価も優れていたので残念だった。

次に、回収の理由や背景にもよるが、せっかく積み上げてきた企業やブランドなどの信頼性を失うことが挙げられる。回収を行なうことが報道されると、広く消費者にも企業名や製品名が知られることとなる。「ああ、あの会社のあの製品ね」と、ネガティブな面をマーケティングするような形になる。社員は、小売店や卸店など、負担をかけた取引先へのお詫びにも廻ることになる。

そして、当然だが、その間の売り上げを失う。回収費用もかかる。20,000個を回収するのに5,000万円の費用がかかるとの試算もあるし、億単位の損失の場合もある。

経験者としては、社員の心身の疲弊も相当なものだと感じる。

筆者は2000年、乳業会社による食中毒事件が起こった1ヶ月後と2ヶ月後に自主回収を経験した。あの年は、食品業界全体の信頼性が失墜し、普段なら問題にならないようなこと(たとえば箱の中の袋に入っているはずの食品のうち1粒が、袋と箱の間にこぼれていた、など)でも、消費者が神経質になっていた。毎日のように食品企業がお詫び広告を出していた。当時、何十人も入れる会議室が、宅配便や郵便で送られてきた回収製品で、またたく間に一杯になった。他社品を間違えて送ってくるケースも多かった。筆者は自主回収を行なった当時、お客様対応業務を兼任していた。朝7時から夜10時までの15時間電話を受け続ける、というのを2日間連続で行なった。朝早くは年配者からの電話が多く、夜は勤務者からの電話が多かった。戻ってきた製品を、開けてはゴミ袋に捨て、開けては捨て・・・の繰り返しは、切なかった。

自主回収の対象品で健康被害の恐れがない場合、基本的には食べられるものなので、食品ロスが大量に発生することになる。今回のシリアルの場合だと、200gの製品を310,000袋回収するとのことなので、単純計算で62トンが食品ロスになる。これに、ヨーグルトにシリアルが組み合わさった製品が加わる。毎日新聞社は、20166月付の記事で、食品の自主回収を漫画で解説しており、健康被害の恐れはないのに過剰反応が無駄なロスを招く?と見出しをつけている。

マイナス面は、自主回収を行なう当事者である食品企業にとどまらない。社会への影響も大きい。廃棄が増えることにより、環境への負荷が増える。公益社団法人日本技術士会の横山勉氏は、一般社団法人日本農林規格協会(JAS協会)の「JAS情報ピックアップ」「食品リコールを考える」の中で、「もったいないの精神に目一杯反するのが食品リコールではないだろうか」とし、「製造に費やした原材料や資源・エネルギーが無駄になるだけではない。回収とそれに続く廃棄処分にさらなるエネルギーが費やされ、環境負荷を増大させる。これほど愚かな行為が日常的に多発している」と訴えている。確かに、自主回収は、突然起こったことに対して緊急の対応が求められるため、社員への心身の負荷が非常に大きい。働き方改革を目指しても、自主回収を行なう期間は、なかなか叶わない。三菱総合研究所は、調査レポート「CSRから考える食品回収 ~食品の回収・廃棄と安心に関する研究プロジェクトからの提言~」の中で、『健康被害のない食品の回収は、賞味期限の設定など他の要因とも重なり、食することのできる食品の廃棄量を増やし経営上の重要な課題となっていることは、社会全体の課題ともいえる』と述べている。(以下略)

★発がん性あり? 「アクリルアミド」のリスクと付き合い方

All About 201848 1235分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14549179/

フライドポテトやポテトチップスなどからの検出率が高いとされている発がん性物質「アクリルアミド」。実際のところ、健康への影響はどうなのでしょう? 

発がん性物質「アクリルアミド」の健康への影響評価

2002年、スウェーデン国立食品局(NFA)の研究報告によって、ごく一般的な食品や家庭料理も含まれている「アクリルアミド」という成分に発がん性があることが指摘されました。

その報告では、高温で調理された炭水化物を多く含む食品に高濃度で検出されたとしており、特にフライドポテトやポテトチップスなどの検出率が高く、食品業界に大きな波紋を投げかけるものとなりました。

これにより世界中でアクリルアミドに対する関心が高まり、日本でも2011年に食品安全委員会において、「加熱時に生じるアクリルアミド」についての健康影響評価を行うことが発表され、20164月に食品安全委員会において健康への影響評価が取りまとめられました。

その評価によると、世界から敵視されたフライドポテトやポテトチップスは、実は日本人の場合は推定摂取量が意外に少ないのではないかとみられています。

アクリルアミドの摂取は高温調理された野菜からが56

食品安全委員会では、日本人のアクリルアミド摂取による影響を見るため、平均的な摂取量を調べました。

食品中のアクリルアミド濃度と食品摂取量、摂取頻度などから、推定平均摂取量を算出。その結果、日本人の平均的な摂取量は、0.240μg/kg体重/日でした。

食品中に含まれている割合は、次の通りです。

・高温調理した野菜……56%(炒めたもやし、炒めた玉ねぎ、炒めた蓮こん、炒めたキャベツ、フライドポテトなど)

・飲料……17%(コーヒー、緑茶、ウーロン茶、麦茶等)

・菓子類・糖類……16%(ポテトスナック、小麦系菓子類、米菓類等)

・穀類……5%(パン類等)

・その他……6%(ルウ等)

意外なことに、ポテトチップスなどのスナック菓子類などよりも、炒めた野菜や、カレー用にじっくり炒めた玉ねぎなど高温調理した野菜からの方が断然に摂取量が多かったのです。

ポテトチップスやフライドポテトだけを避けていても、実は大して減らすことにはなっていなかった。あるいは野菜は健康に良いと思って(もちろん有効な栄養成分を含んでいます)、積極的に食べている人でも、調理によってはアクリルアミドを多く摂取していたかもしれないということです。

また食事以外でも、飲料水(浄水で最大0.013μg/日)、喫煙は食事よりも影響が大きいとする報告もあります。また確定されたわけではありませんが、喫煙されていない方の受動喫煙にも配慮が必要です。

日本人の総合的なアクリルアミド摂取量は、海外と比較して同程度、または低い数値でした。こうした結果から、食品安全委員会の評価としては、次のように判断されました。

「非発がん影響(神経や免疫に対する影響等)」については「極めてリスクは低い」。

「発がん影響」については、動物実験とヒト対象の摂取量とがんとの関連性の研究から、「ヒトにおける健康影響は明確ではないが、公衆衛生上の観点から懸念がないとは言えない」。

私たちが普段から接している食品に広く含まれていますし、栄養のバランスを図る食べ方をする上でも、ゼロにすることは難しく、できるだけ「減らすように努力することが望ましい」としています。

アクリルアミドが生成される仕組みと原因

そもそもアクリルアミドは、食品中のアスパラギンと果糖・ブドウ糖などの還元糖が、「揚げる」「焼く」「炙る」等の120℃以上の加熱調理をすることによって、食材に含まれる水分が減ることで生成されます。

毒キノコや河豚毒のように、なにか特定の食品ではなく、炭水化物を含むポテトフライやポテトチップスなどのスナック菓子、クッキー、トースト、シチュー、焼肉などの様々な加熱調理をする一般の料理に含まれています。

アクリルアミドは動物実験から「遺伝毒性のある発がん物質」と判断されていて、この「遺伝毒性」とは遺伝子(DNA)を傷つけて、細胞をがん化させる性質があるとされています。ただし「遺伝」とは言っても、必ずしも「子や孫などに遺伝するものではない」とされています。

アクリルアミドを食事から摂取することとがんとの関連調査が行われていますが、一貫した傾向は見られていません。がんには喫煙や飲酒など、その他の要因も関係しているためです。

市販食品のアクリルアミドは企業努力で低減

アクリルアミドが話題になって以来、日本史の食品事業者も低減するための対策に取り組んできました。

農林水産省の調査では、ポテト製品のアクリルアミド濃度を平成1819年度と25年度で比較したところ、アクリルアミドの濃度の平均値は、25年度では4割以上減っていました。

家庭でできるアクリルアミド対策! 調理のコツは和食にあり?

では私たちは、家庭でどのようなことに気をつければよいのでしょうか。食品安全委員会では、次のように低減されています。

・野菜や芋類を揚げる・炒める・焼く・焙るなど、高温で長時間の調理は控える(焦がさないように、食材をよくかき混ぜる)

・野菜類、芋類は、切った後、加熱前に水でさらしたり、下ゆでする

・じゃがいもは冷蔵庫にいれて貯蔵せずに(冷蔵すると還元糖が増えるため)、6度以上を保つと、ある程度等の増加を抑えることができる

不思議なことに、「蒸す」「煮る」「茹でる」などの水を利用した調理ではアクリルアミドはほとんど含まれていませんでした。

こういうことから考えると、和食は、主食のごはんやめん類は炭水化物ですが、「炊く」「煮る」「茹でる」という調理が多いので、アクリルアミドについてはリスクの低い調理法といえるでしょう。

ただし、アクリルアミドを心配してフライドポテトをする場合に、加熱時間が十分に足りず生食すると食中毒の原因があることも指摘されていますから、適切な加熱調理は必要です。

極端な情報に振り回されないように

こういう話題が出ると、極端に怖がる人や、また不安を煽る人もいます。アクリルアミドが含まれる食品を一度摂取したから、すぐにガンになる、というお話でありません。

特に野菜や果物、海藻類、豆類、キノコ類などには、ビタミンやミネラル、ポリフェノールなどの健康に役立つ栄養成分も含まれています。不足しがちな人は、意識して食べるようにすることは健康を維持・増進するためにも必要なことでもあります。

アクリルアミドに限りませんが、古くから伝わる食養生で「五味五色五法」というように、様々な食材を様々な味付けや調理法で食すということが、バランスの良い食事になるということは理にかなっていると思います。多様なものを多様な食べ方が食べることがリスク回避にもなるのです。

日常的に炒め物や焼き物ばかりが食卓に並んでいる人は、炒め物の代わりにお浸しを置き換えるなど、ちょっと意識してみれば摂取量を減らすことにつながります。

また食事以外にも喫煙などの生活習慣などがんになるリスクが高い条件もあるのですから、幅広い食品から栄養のバランス良く食べ、また日頃の生活習慣も整えておくことが何より大切なことと言えるでしょう。

【参考】

・加熱時におけるアクリルアミドに関する情報(食品安全委員会)

・食品中のアクリルアミドの含有実態調査(農林水産省)

・家庭で消費者ができること(農林水産省)

・家庭調理でできること(農林水産省)

★はしか発症少年 のぞみで品川から名古屋へ 感染拡大に注意を

【NHK NEWS WEB 2018413 2037分】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180413/k10011402391000.html?utm_int=news_contents_netnewsup_001

沖縄を旅行したあと「はしか」を発症した10代の少年は、新幹線「のぞみ」を利用して、東京・品川から名古屋に帰省後、感染が確認されました。沖縄から名古屋へ。「はしか」の感染拡大が止まりません。拡大するはしか感染の現状と対策に迫ります。(ネットワーク報道部記者 大窪奈緒子 玉木香代子)

全国に拡大のおそれ 厚労省が注意喚起

始まりは1人の台湾人旅行者の発症でした。

沖縄を観光で訪れていた30代の男性が先月20日、「はしか」に感染していることが確認されました。
その後、この男性が宿泊したホテルの客や那覇市の大型商業施設の従業員などに感染が広がり、沖縄県では12日までに43人の感染が確認されています。

厚生労働省は11日、国内のほかの地域にも拡大するおそれがあるとして、全国の自治体に通知を出し、医療機関に対して、はしかの可能性を考慮した診察を行うよう求めました。

新たに感染した少年は埼玉県内の学校に通学

同じ11日、名古屋市で新たにはしかの感染が確認されました。
 家族とともに沖縄を旅行で訪れていた10代の少年です。
 少年は通っている学校のある埼玉県に戻ったあと、調子が悪くなります。
 食欲がなく、だるい症状のまま通学。
 さらに具合が悪くなり、実家に帰るため、公共交通機関を利用して、名古屋に戻ったあと、感染が確認されました。

池袋や品川を経由して「のぞみ」で名古屋に

名古屋市の保健所から聞いた少年の動きです。

少年は実家のある名古屋まで帰る際、埼玉県内から具体的な路線は分からないものの、JRを利用して池袋駅を経由して、品川駅まで移動。午後5時ごろから品川駅で新幹線のぞみの指定席に乗り、名古屋駅に向かったそうです。

新幹線で名古屋駅に到着したのは午後6時45分ごろ。
名古屋駅からは家族の運転する車で移動して、午後7時ごろに名古屋市の診療所で受診。さらに午後8時ごろ、紹介された別の病院を受診しました。
 ウィルス性の病気を疑われたものの病気の特定にはいたりませんでした。

感染確認は発症してから5日後

その後、自宅で療養していましたが、体調が回復しないため9日、同じ病院で受診しました。
それでも回復しないため10日に、かかりつけ医のいる愛知県内の診療所に連絡。
 この時、少年ははしかの特徴である発疹や高熱の症状がはっきり出ていたといいます。
医師は診療所の裏口から入るよう指示を出して少年を診察。
その後、愛知県に遺伝子検査を依頼しました。
11日には陽性反応が出てはしかと確定。

この時、発症してから5日がたっていました。
名古屋市感染症対策室は、少年がはしかを発症した状態で、JRや新幹線を利用していたことから、感染を広げた可能性があるとしています。
 また名古屋市内の診療所や病院では一般の患者と同じように、待合室を利用していたことから、すでに同じ時間帯の利用者には健康状態の変化に注意するよう呼びかけています。

とにかくワクチン接種を!

感染の拡大を防ぐためにはどうすればいいのか。
国立国際医療研究センターの感染症対策専門職の堀成美さんに聞きました。
 「とにかく感染力が強いので、はしかと疑われる発熱や発疹などの症状が出た場合、すぐに病院に向かうのはやめてください。
 まずは受診の前に病院など医療機関に電話をして指示を仰いでほしい。公共交通機関は使わずに、家族の運転する車などで病院に向かい、待合室での感染を防ぐためにも、車の中などで待機して医師や看護師の指示に従って受診するようにしてほしい」と話しています。

大型連休を前に確認を

また「大型連休などで旅行の予定のある人は、子どもはもちろん大人もワクチン接種を2回受けているかどうか母子手帳などでしっかりと確認してほしい。そして受けていない場合はできるだけ早くワクチンを接種してほしい」と呼びかけています。

また学校も修学旅行などで沖縄や海外を集団で訪れることもあることから、入学や健康診断の際に生徒・児童、教職員のワクチン接種歴をそのつど確認し、ワクチンを接種するようすすめ、接種率をあげることも感染拡大には重要だと話していました。

妊婦などは旅行先の見直しも

沖縄では、はしかで平成10年から13年まで流行した際に9人の子どもが犠牲になっています。大人でも肺炎や中耳炎、場合によっては脳炎などの合併症を引き起こして、死に至ることもありますし、妊婦は感染すると流産や早産のおそれもあるのです。
 堀さんは、ワクチンを接種していない乳幼児連れや妊婦のかたは旅行先などを慎重に選んでほしいと話しています。
 はしかは、空気感染するため感染力が強い病気ですが、ワクチン接種が有効でもあります。有効な対策を取って、これ以上の感染拡大を防いでいくことが求められています。

2018年4月 7日 (土)

2018年4月6日号PDF版最終便

2018年4月6日号最終便のPDF版です。

写真等が見られます。

「2018.4.6号最終便.pdf」をダウンロード

2018年4月6日号最終便

       
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年4月6日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年4月6日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、食品取扱者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

申し訳ありませんが、もし不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★「伊藤忠」輸入の大麦から基準超の殺菌剤 農水省が処分へ

NHK NEWS WEB 201843 1337分】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180403/k10011389221000.html?utm_int=detail_contents_news-related_002

「伊藤忠商事」が輸入した大麦の一部から、基準を超える殺菌剤が検出されたとして、農林水産省は米と麦の輸入業務で伊藤忠を指名停止処分とする方針です。この大麦の半数近くはすでに消費されたと見られていますが、農林水産省は「健康に悪影響を与えるおそれはない」としています。

農林水産省などによりますと、伊藤忠商事が去年8月にオーストラリアから輸入した大麦の一部から、殺菌剤の「アゾキシストロビン」が法律で定められた基準の5倍の値で検出されたということです。

このため農林水産省は、伊藤忠が法律に違反した食品を輸入したとして、米と麦の輸入業務で指名停止処分とする方針です。

また、この大麦について、農林水産省は健康に悪影響を与えるおそれはないとしています。

一方、伊藤忠によりますと、基準を超える殺菌剤が検出されたのは、去年8月にオーストラリアから輸入した合わせて85トンの大麦の一部です。

このうち、およそ40トンは食品メーカーに販売されシリアルなどに使われて、ほとんどがすでに消費されたと見られるとしています。

一方、残りの45トンは在庫などで市場には出回っていないとしています。

伊藤忠は、輸入前の段階で誤って混入したものと見て原因を調べるとともに、保健所にも問題を報告しました。

伊藤忠は「消費者や関係者に心配と迷惑をかけ、深くおわびいたします」と話しています。

★輸入大麦から殺菌剤 ヨーグルト13万個回収へ 影響広がる

NHK NEWS WEB201844 1651分】

伊藤忠商事が輸入した大麦の一部から基準を超える殺菌剤が検出された問題で、影響が広がっています。大手食品メーカー日本ハムの子会社が、この大麦を原料とするシリアルを使ったヨーグルトを販売していたとして、合わせて13万個余りを回収すると発表しました。

日本ハムの子会社の「日本ルナ」が回収するのは、ヨーグルトとシリアルを合わせた「TOPCUP」シリーズの「アサイー ヨーグルトボウル」と「グリーンスムージーヨーグルト」の2種類です。

賞味期限が今月6日から23日の商品が対象で、その数は合わせておよそ13万2000個に上るということです。

会社では、対象の商品を食べても健康に悪影響を与えるおそれはないとしていますが、購入した人は食べないように呼びかけています。

問い合わせ先はお客様相談係の0120-496ー103で、対象の商品を着払いで郵送すれば、後日代金相当の金券を返却するということです。

この問題をめぐっては、3日に日清シスコがシリアルの商品を合わせて31万5000個回収すると発表しています。

★南アで食中毒190人死亡 リステリア菌、過去最悪

【共同通信社2018/4/4 05:15

https://this.kiji.is/353996589666174049

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)当局者は3日までに、食中毒を引き起こすリステリア菌の感染が南アフリカで拡大し、これまでに約190人が死亡したと明らかにした。リステリア菌の被害としては過去最悪としている。

リステリア菌はサルモネラ菌と並び重症の食中毒を起こすことで知られる。今年に入ってオーストラリアで死者を出す食中毒を起こしたほか、日本でも食物への汚染がたびたび確認されている。

南アでは2017年からリステリア菌の感染が発生。地元メディアによると、これまでに982人の感染が確認され、うち189人が死亡した。

1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★愛媛県:大洲市の飲食店で13人が食中毒 ノロウイルス

【愛媛県発表平成3046(抜粋)

https://www.pref.ehime.jp/h25300/4793/shokuchuudoku/documents/pressrelease.pdf

食中毒の発生及び行政処分について

1 概 要

平成30年4月3日()16時10分頃、大洲市内の医療機関から、八幡浜保健所へ「食中毒様症状を呈している患者2名(夫婦)を診察した。一緒に食事した他数名も同様の症状を訴えているらしい。」との通報があった。

同保健所で調査したところ、3月28日(水)及び3月31日(土)に「お食事処山善」が提供した食事を喫食した者のうち2グループ17名のうち13名が、喫食した翌日から嘔吐、下痢、腹痛等の食中毒様の症状を呈し、8名が医療機関を受診していた。

同保健所では、患者便及び調理従事者便からノロウイルスが検出されたこと、患者に共通する食事は同店が提供した食事のみであったこと、他に患者に共通する行動がないこと、患者を診察した医師から食中毒疑いとして届出があったこと、患者の症状等が同ウイルスによる食中毒の特徴と一致していることなど疫学調査の結果から、本件を同店が提供した食事を介して発生した食中毒と断定した。

このため、同保健所は、食品衛生法に基づき、同飲食店を4月6日(金)から4月8日(日)まで3日間の営業停止処分とするとともに、食品の衛生的取扱いの徹底について文書で指導した。

なお、入院患者はおらず、患者はおおむね快方に向かっている。

2 発生状況(4月5日 20時00分現在)

(1)発生日時 3月29日() 19時~、4月1日()1時~

(2)喫食者数 2グループ17名

(3)喫食日時 3月28日()12時~、3月31日()12時~19時

(4)発症者数 13名(男4名、女9名)(年齢52歳~83歳)

(5)受診者数 8名(男3名、女5名)(年齢64歳~82歳)

(6)主な症状 おう吐、下痢、腹痛

(7)原因施設 名 称:お食事処 山善(飲食店営業)所在地:大洲市東若宮8-22 営業者:渡部 邦男

(8)原因食品 3月28日()及び3月31日()に提供した食事

(9)病因物質 ノロウイルス

10)行政処分

八幡浜保健所が食品衛生法に基づき4月6日()から4月8日()まで3日間の営業停止処分

11)その他参考 同店は指導に基づき4月4日()からの営業を自粛

<メニュー>

3月28日喫食グループ(飲食店で喫食)

・刺身(カンパチ、タイ) ・天ぷら(エビ、しいたけ、たまねぎ、なす)・煮びたし(なす、かぼちゃ) ・茶わん蒸し

・釜飯 ・味噌汁・コーヒー ・ケーキ

3月31日喫食グループ(仕出し弁当)

・巻きずし ・串カツ・エビフライ ・刺身(カンパチ、サーモン)・カニグラタン ・卵焼き・ハム ・鳥から揚げ

・塩サバ ・エビ焼き・かまぼこ ・白身フライ・肉じゃが ・ブロッコリー・煮物(人参、かぼちゃ) ・和え物(筍他)

・がんも ・アサリの煮物・バナナ

★鹿児島県:鹿児島市の飲食店で12人が食中毒 ノロウイルス

【NHK鹿児島NEWS WEB20180406日 1810分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20180406/5050002338.html

鹿児島市の商業施設にある飲食店で食事をした女性12人が、腹痛などの症状を訴えていたことがわかりました。鹿児島市保健所は、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定し、この飲食店を3日間の営業停止処分としました。

営業停止処分を受けたのは、鹿児島市に本社を置くフェニックスが運営する「素敵庵アミュプラザ店」です。

鹿児島市保健所によりますと先月28日、19歳の女性3人のグループと、22歳から41歳までの女性9人のグループが店で食事をしたあと、翌日になって相次いで腹痛やおう吐などの症状を訴えました。

 入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。

病院から情報提供を受けた鹿児島市保健所が検査したところ、患者と調理の担当者から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出されたうえ、調理担当者がサラダの盛りつけなどを行っていたことから、ノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。

「素敵庵アミュプラザ店」は5日は営業を自粛したということですが、鹿児島市保健所は6日から3日間、営業停止を命じました。

店を運営するフェニックスは「発症したお客様とご家族に多大なる苦痛とご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げます。この事態を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に向けてさらなる衛生管理の強化を図って参ります」とコメントしています。

★山梨県:忍野村の飲食店で11人が食中毒  ノロウイルス

NHK山梨NEWSWEB 20180405日 1829分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20180405/1040002209.html

先月末、忍野村の飲食店を利用した男女11人が発熱や下痢などの症状を訴え、県はノロウイルスによる食中毒と断定してこの飲食店を3日間の営業停止処分にしました。

県によりますと今月2日、医療機関から「同じ飲食店で食事をしたあと下痢などを訴える患者が相次いでいる」と富士・東部保健所に連絡がありました。

保健所が調べた結果、先月30日、忍野村忍草の飲食店「広膳」を利用した同じ職場の20代から40代の男女11人が発熱や下痢などの症状を訴えていたことが分かりました。

すでに全員が快方に向かっていますが、このうち6人からノロウイルスが検出されたということで、県はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、この飲食店を5日から3日間の営業停止処分にしました。

この飲食店では当日、生がきを提供していたということで、県は、生がきに付着したノロウイルスが感染した可能性が高いとしています。

その上で食中毒を防ぐため、生ものはできるだけ加熱して食べることや、調理器具を消毒すること、それに料理をする前の手洗いを徹底することなどを呼びかけています。

★京都市:中京区の飲食店で6人が食中毒 ノロウイルス

【京都市発表平成30年4月2日】

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000110/110109/180402oshirase.pdf

食中毒の発生について

平成30年3月28日(水)午前9時,京都府健康福祉部生活衛生課から健康安全課に以下のとおり連絡があった。

『平成30年3月26日(月)に「クック和楽」( 京都市)で調製された弁当を喫食したところ, 8 名が頭痛, 嘔吐, 発熱等の症状を呈している。』

京都市保健所が医療衛生センターを通じて調査したところ,中京区内の飲食店「クック和楽」が調製した弁当を3月26日(月)に喫食した人について,調査ができた7人のうち6人が3月27日(火)午後4時から28日(水)午前3時にかけて頭痛,嘔吐,発熱等の症状を訴えていることが判明した。また,本日,患者4人の便及び調理従事者2人の便からノロウイルスを検出した。

京都市保健所では,患者に共通する食事が当該施設で調製された弁当のみであること,患者の発症状況が類似していること及び患者4人と調理従事者2人の便からノロウイルスを検出したことから,当該施設が調製した弁当を原因とする食中毒であると断定し,平成30年4月2日(月)から4日(水)まで3日間の営業停止を命令した。

京都市保健所では,医療衛生センターを通じ,当該飲食店に対し,施設の清掃,消毒の徹底を指導するとともに,食中毒予防に関する再教育を行い,被害の拡大と再発の防止に努めている。

○ 患者喫食メニュー  ハンバーグ, 生レタス, 小エビのフライ, 豚ヒレ焼き物, 蒸し卵,小芋煮, 椎茸煮, 枝豆豆腐, 白ご飯, 生野菜サラダ

○ 原因施設  屋 号 クック和楽 所在地 京都市中京区西ノ京円町24-3

営業者 矢部 昭芳 業 種 飲食店営業

患者状況  喫食者数 7人(男:1人 女:6人)

患者数 6人(男:0人 女:6人)  初発日時 平成30年3月27日(火)午後4時

主な症状  頭痛,嘔吐,発熱等

★大分県:日出町の飲食店で10人が食中毒 ノロウイルス

【大分放送ニュース201804052333

http://www.e-obs.com/news/detail.php?id=04050040851&day=20180405

日出町の飲食店でランチを食べた女性10人が嘔吐などの症状を訴えました。県はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、この飲食店を5日と6日2日間営業停止処分としました。

 食中毒が発生したのは日出町川崎の飲食店、スパビレッジ日出です。県によりますと、先月29日と30日にランチを食べた利用客から嘔吐や下痢などの症状が出ていると県東部保健所に連絡がありました。症状を発症したのは29歳から82歳までの女性10人で、現在は全員が快方に向かっています。

 県が検査したところ、患者と調理従事者からノロウイルスが検出されました。調理従事者の手などを介してウイルスが広がった可能性が高いということです。県はスパビレッジ日出を5日と6日の2日間営業停止処分としました。

日出町の飲食店で集団食中毒

TOSニュース20180405 19:00更新】

https://www.tostv.jp/news/2279.html

日出町の飲食店でノロウイルスによる集団食中毒が発生しました。重症者はいないということです。集団食中毒が起きたのは日出町川崎の宿泊施設に入っている飲食店スパビレッジ日出です。県によりますと3月の29日と30日、この店で食事をした209人のうち女性客10人が食中毒の症状を訴えているという事です。重症者はおらず全員快方に向かっています。

県が調べたところ調理従事者と患者の便からノロウイルスが検出されたため調理従事者から感染が広がったと見られています。これを受け県は5日から2日間、飲食店としてのスパビレッジ日出に対して営業停止命令などを出しています。

また、県は5日佐伯市蒲江で養殖されているヒオウギガイから規制値を上回る麻痺性貝毒が検出されたと発表しました。この海域でヒオウギガイを生産している4つの事業者に対して安全が確認されるまでの間、出荷を自主規制するよう求めています。

★福岡県:糟屋郡内の飲食店で18人が食中毒 ノロウイルス

【福岡県発表201843(第二報抜粋)

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/39264.pdf

 次のとおり食中毒(疑い)が発生したので発表します。

1 事件の探知

平成30年3月29日(木)、糟屋郡内の職場の代表者から、同郡内の飲食店で会食したところ、複数名が嘔吐、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈している旨、粕屋保健福祉事務所に連絡があった。

2 概要

同事務所が調査したところ、3月27日(火)午後7時頃から糟屋郡内の飲食店で会食を行った1グループ12名のうち11名が、嘔吐、腹痛、下痢、発熱等の症状を呈していることが判明した。

粕屋保健福祉事務所は、疫学調査及び有症者便等の検査の結果から、本件を食中毒と断定した。

3 発生日時 調査中 判明分:平成30年3月28日(水)午前11時頃(初発)

4 摂食者数 調査中 判明分:1グループ22名

5 症状   調査中 判明分:嘔吐、腹痛、下痢、発熱等

6 有症者数 調査中 判明分:18名(男性4名、女性14名)14名が医療機関を受診しているが、入院した者はいない。なお、重篤な症状を呈している者はなく、おおむね快方に向かっている。

7 原因施設、原因食品、病因物質

(1)原因施設

屋 号:問屋酒場とんやどんや新宮中央駅前店 業 種:飲食店(居酒屋) 営業者:有限会社 ダイゼン

所在地:福岡県糟屋郡新宮町中央駅前2-8-8

(2)原因食品  3月27日に提供した食事

〇参考:メニュー 豆腐とじゃこのサラダ、鶏のたたき、鶏の唐揚げ、ポテト、黒豚コロッケ、合鴨のあぶり、ラーメン、ぞうすい等

(3)病因物質  ノロウイルス

8 検 査  有症者便等からノロウイルスを検出した。

9 措 置  営業停止:2日間(4月3日~4日)

10 その他  当該施設は4月1日から自主休業している。

★岡山県:高梁市内の旅館で8人が食中毒 ノロウイルス

【岡山県発表平成30年4月2日(抜粋)

http://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/232579.pdf

【事件の概要】

平成30年3月30日(金)午後5時頃、奈良県庁から当課へ「3月25日(日)に高梁市内の旅館に宿泊し、食事をした13名グループうち8名が下痢、嘔吐等の症状を呈している。」との通報があった。

旅館を所管する備北保健所が調査した結果、このグループの他に、同旅館に24日(土)に宿泊し、食事をした別のグループにも、下痢、嘔吐等の同様の症状を呈している者が複数名いることが判明した。

同保健所は、共通食が同旅館の食事のみであること、患者便及び従事者便からノロウイルスが検出されていること及び医師から食中毒の届出があったことから、同旅館で提供された食事を原因とする食中毒と断定し、同旅館の飲食部門を食品衛生法に基づき営業停止処分とした。

なお、患者の容態については、全員快方に向かっている。

【喫食者数】  15名(男性13名、女性2名) 年齢10歳代~70歳代

【患者数】  8名(男性7名、女性1名) 年齢10歳代~70歳代

【入院者数】  0名

【初発患者発症年月日】  平成30年3月27日(火)午前2時頃10歳代の男性

【患者の症状】  下痢、嘔吐等

【原因(と推定される)食品の調製者】 所在地:岡山県高梁市備中町布瀬1551-1 施設名称:朝日堂

 業種:飲食店営業(旅館) 営業者:江草克典

【献立】

【夕食】(24日(土)、25日(日)) 焼肉(牛肉、豚肉、豚トロ、タン、野菜(ピーマン、キャベツ、タマネギ))、マグロの刺身、抹茶プリン、ご飯、キムチ

【朝食】(25日(日)、26日(月)) ハムエッグ、みそ汁、ご飯、納豆、味付けのり、漬物

【検査物等】 患者便8件 (検査場所)奈良県  従事者便9件 (検査場所)岡山県環境保健センター

【原因食品】 調査中

【原因物質】ノロウイルス

【行政措置】 備北保健所は、平成30年4月2日(月)から4月4日(水)まで3日間の営業停止処分とした。

★埼玉県:上尾市の飲食店で9人が食中毒 ノロウイルス

【産経新聞2018427:01

https://www.sankei.com/region/news/180402/rgn1804020003-n1.html

 鴻巣保健所は1日、ノロウイルスによる集団食中毒を発生させたとして、上尾市宮本町の旅館「秀月旅館」を同日から3日まで3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 県食品安全課によると、3月26日に旅館で宴会をした2グループ、45人のうち、9人が吐き気などの症状を訴えた。同30日に宴会の参加者からの通報を受けて、同保健所が調査した。

 同課によると、患者は23~68歳の男女9人で、うち4人の便からノロウイルスが検出された。食事には生カキなどが提供されたといい、感染源を調べている。

★福島県:田村市の飲食店で13人が食中毒 ノロウイルス 

【河北新報201841日】

https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201804/20180401_63039.html

 福島県は31日、田村市の飲食店「居酒屋田平」で3月24日に食事をした20~50代の男女13人が下痢や吐き気など食中毒症状を訴え、検査の結果、従業員を含む9人からノロウイルスが検出されたと発表した。全員快方に向かっている。県は同店を31日から3日間の営業停止処分にした。県によると、13人はサーモンの刺し身や生春巻きを食べた。

★滋賀県:大津市の居酒屋で20人が食中毒  ノロウイルス

NHK関西 NEWS WEB20180331日 2302分】

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180331/3548301.html

大津市の居酒屋を利用した男女20人が、下痢や発熱などの症状を訴え、大津市はノロウイルスが原因の食中毒と断定し、居酒屋を3日間の営業停止の処分にしました。

営業停止処分を受けたのは大津市粟津町の居酒屋「らもん」です。

大津市によりますと30日、居酒屋を利用した人から「悪寒や吐き気などの症状が出た。一緒に居酒屋に行った人も同様の症状だ」という連絡が保健所にありました。

保健所が調べたところ、3月27日に居酒屋を利用した男女38人のうち、20代から50代までの男女20人について、下痢や発熱、頭痛や悪寒などの症状が出ていたことが分かりました。

このうち10人からノロウイルスが検出されたことなどから保健所はノロウイルスが原因の集団食中毒と断定しました。

そして、従業員の男性からもノロウイルスが検出されたことから、保健所はこの従業員が調理にあたったことが原因で感染が広がったとみています。

感染した20人は全員が快方に向かっているということです。

保健所は、居酒屋を4月1日から3日間の営業停止の処分にしました。

大津市(2018331日発表)

http://www.city.otsu.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/72/20180331foodpoisoness.pdf

食中毒事件の発生について(平成30年第1号)

このたび、大津市内において下記のとおり食中毒事件が発生しましたのでお知らせします。

【発生日時】 平成30 3 28 日(水)2 00 分(初発)~3 30 日(金)12 30 分(終発)

【発生場所】 大津市、滋賀県、枚方市、大阪市、大阪府、京都市

【発症者等】発症者数 : 20 人 内訳 男性 :16 人 女性 : 4 人 (2559 才)

喫食者数 : 38

【発生状況】(概要)

平成30 3 30 9 15 分に市民から、「3 27 日の夜の会食で市内飲食店の利用後に悪寒、脱力感、吐き気などの症状が出現した。同行した者も複数人同様の症状がある。」旨の連絡が大津市保健所にありました。調査を行ったところ、同じ日に施設を利用した3 38 人中20 人が同様の症状を呈していることが判明しました。

発症者の発症状況が類似していたこと、発症者10 人及び従事者の検便からノロウイルスが検出されたこと、発症者に共通する食事は当該施設での食事以外にないこと、また、発症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、大津市保健所は当該施設を原因とする食中毒と断定しました。

【症状】 軽症 : 20 人 中等症 : 0 人 重症 : 0 人 下痢、腹痛、発熱(37.638.6 度)、頭痛、悪寒、倦怠感、嘔吐、嘔気等 現在の病状 全員快方に向かっている

【献立内容】  サラダ、刺身(ハマチ、ヒラメ、サーモン、タコ、マグロ)、鰆の炊き合わせ、鶏のゆうあん焼、天ぷら(いわし、わかさぎ、かぼちゃ、ししとう)、山菜の炊きこみご飯、オレンジ、いちご、焼おにぎり、漬物(白菜)、明太子茶漬け、ソーセージ・ブロッコリー炒め、カキフライ、鶏ネギマヨ唐揚げ、里芋唐揚げ、レンコンチップス、春巻き、梅きゅうり、砂ずり唐揚げ、梅じゃこサラダ、ホタルイカ天、チーズ天、明太だしまき、鰯の唐揚げ、ドリンク

【原因食品】 3 27 日(火)に当該施設で提供された食事  【病因物質】 ノロウイルス

【原因施設】  施設所在地 : 大津市粟津町17-18 施設名称 : 居酒屋 らもん  業種 : 飲食店営業

営業者 : 株式会社ロハン 代表取締役 北岸 正裕

【措置】大津市保健所は、上記施設を平成30 4 1 日(日)から4 3 日(火)までの3日間の営業停止処分としました。

【検査材料】 微生物検査 :24 検体 〔糞便 :14 検体、ふきとり : 10 検体〕

その他のウイルスA型、E型肝炎ウイルス、ロタウイルスなど)

★先週の長野市におけるロタウイルス食中毒の詳細

【長野市(保健福祉部)プレスリリース平成30 年3月30 日】

https://www.city.nagano.nagano.jp/uploaded/attachment/307340.pdf

市内の飲食店が調理した弁当でロタウイルスによる食中毒が発生しました

本日、長野市保健所は、市内の飲食店を食中毒の原因施設と断定し、この施設の営業者に対し、平成30 年3月30 日から4月1日までの3日間、営業の停止を命じました。

患者は、3月21 日(水)にこの飲食店が調理した弁当を喫食した67 名中の34 で、全員快方に向かっています。

【事件の探知】

平成30 年3月26 日(月)午後5時頃、3月21 日(水)に行った野球の試合に参加した者の中に胃腸炎症状を呈している者がいる旨の連絡があった。

【長野市保健所による調査結果概要】

■患者らは、3月21 日(水)に市内で行われた野球の試合後に、この飲食店で調理された弁当を喫食していました。

■患者らは、3月22 日から3月25 日にかけて下痢、発熱、腹痛などの症状を呈していました。

■検便を実施した患者11 名及び調理従事者1 名の便から共通してA群ロタウイルスが検出されました。

■患者を診察した医師から、食中毒の届出がありました。

■これらのことから、長野市保健所はこの施設で提供した食事を原因とする食中毒と断定しました。

【患者関係】

発症日時 3月22 日(木)午前7時から

患者症状 下痢、発熱、腹痛

発生場  所長野市、上田市ほか

患者数及び喫食者数  患者数/喫食者数34 名/67

患者内訳  男性34 名:(年齢:10 歳代~50 歳代) 入院患者数1名

受診医療機関数  18 か所(22 名受診)

【原因食品】3月21 日に当該飲食店が提供した弁当

食事の内容  サバ味噌焼き、肉しゅうまい、ミニハンバーグ、赤ウインナー、キャベツ、ポテトサラダ、エビフライ、カキフライ、煮豆、小松菜の煮びたし、野沢菜、ごはん等

【病因物質】 A群ロタウイルス

【原因施設】 市内の飲食店

【措置】 平成30 年3月30 日(金)から4月1日(日)まで、3日間の営業停止処分

【検査結果】

症状のある喫食者の便:13 検体中11 検体からA群ロタウイルスを検出※

調理従事者便:1検体中1検体からA群ロタウイルスを検出

※長野市保健所環境衛生試験所及び長野県環境保全研究所にて検査実施

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

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サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

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カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★三重県:桑名市の飲食店、鶏刺しで8人が食中毒 カンピロバクター

【三重県発表201845(抜粋)

http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000777189.pdf

平成30年3月28日(水)13時頃、四日市市内の医療機関から桑名保健所へ、桑名市内の飲食店を利用した1グループのうち複数名が腹痛、下痢等の食中毒様症状を呈している旨の通報がありました。 利用した施設を管轄する桑名保健所が調査したところ、当該飲食店を利用した1グループ9名中8名が同様の症状を呈していることが判明しました。

 同保健所は、当該グループに共通の食事が他にないこと、喫食者6名の便からカンピロバクターが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、同施設が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。 なお、患者は全員快方に向かっています。

2 発病状況

1)喫食者 9名中 有症者数 8名

2)有症者の年齢構成()

3)有症者 最低年齢(28歳、男) 最高年齢(48歳、男)

4)主な症状 下痢(10回以上)、腹痛、発熱(37.5~39.0℃)

5)発病日時 平成30年3月25日(日)13時00分から3月26日(月)20時00分

3 原因施設

所在地 三重県桑名市東金井掛樋655-1  屋 号 今時食道DCT

営業者 森部 敏博 業 種 飲食店営業(業態:その他)

4 原因食事

1)3月23日に提供された夕食

2)主なメニュー:鶏刺し(レバー、ささみ霜降り、砂肝)前菜(卵焼き、湯葉刺し、巻き寿し)、焼ガキ、吸い物、鍋物、ワカサギ唐揚げ、カンパチカルパッチョ、パスタ、ケーキ※ 原因食品は現在調査中です。

5 原因物質  カンピロバクター

★山形市:香澄町の焼き鳥店で6人が食中毒 カンピロバクター

【Nスタ山形20184509:03

http://www.tuy.co.jp/program/news/localnews/62575/

先月、山形市の焼き鳥店で会食した6人が食中毒症状を訴えていたことがわかりました。県はカンピロバクターによる食中毒として原因を調べています。食中毒が起きたのは、山形市香澄町一丁目の「焼き鳥蒼」です。

県によりますと、この店で先月23日に7人で会食したグループのうち、男女6人が下痢や発熱などの食中毒症状を訴え、5人が医療機関を受診しました。

 患者と店の人の便からはカンピロバクターが検出されました。

 患者はみな快方に向かっているということです。

 患者は焼き鳥などを食べていて、県では全国的に半生や加熱不足の鶏肉料理によるカンピロバクター食中毒が多発しているとして、十分な加熱調理をするよう呼びかけています。

★兵庫県:尼崎市の居酒屋、鶏の刺身で9人が食中毒 カンピロバクター

【産経新聞2018.4.5 09:33更新】

https://www.sankei.com/west/news/180405/wst1804050025-n1.html

 兵庫県尼崎市保健所は4日、同市塚口本町の居酒屋「よりみちや」で、3月23日に鶏の刺し身などを食べた26~56歳の男女9人が下痢や腹痛などを訴え、うち6人からカンピロバクターが検出されたと発表した。全員快方に向かっているという。

 同保健所はほかに共通の飲食がないことから、同店の料理が原因の食中毒と断定。同店を4日から3日間の営業停止処分にした。

滋賀県近畿府県市食中毒情報より

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/saisin.html

尼崎市(44日発表)

##発症日時:324日(土曜日)午後0

 喫食者数:12

 有症者数:9

 原因食品:323日(金曜日)に提供された食事

 病因物質:カンピロバクター・コリ

原因施設:よりみちや(尼崎市) 

★大阪市:北区の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表:平成3047(抜粋)

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称 なかい

施設所在地  大阪市北区芝田1丁目56号 

業種  飲食店営業

営業者 有限会社中井レストラン企画 代表取締役 中井 深

行政処分等の理由  食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止1日間

備考

【病因物質】カンピロバクター

【原因食品】コース料理(詳細については調査中)

【有症者】 5