2018年1月19日 (金)

2018年1月19日号PDF版最終便

2018年1月19日号のPDF版の最終便です。

19日中に報道されたものを加えました。

写真等が見られます。

「2018.1.19号.pdf」をダウンロード

2018年1月19日号最終便

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年1月19日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年1月19日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、食品取扱者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

申し訳ありませんが、もし不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★肝を含むフグ、2パック消費 店は「処理施設廃止届」

【朝日新聞デジタル20181181833分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1L5JRGL1LOIPE01W.html

 愛知県は18日、同県蒲郡市のスーパー「スーパータツヤ」が販売した肝を含むフグの切り身が計11パックに上り、うち9パックを回収し、2パックが消費されたと発表した。18日付で同店が「ふぐ処理施設廃止届」を出したことも明らかにした。

 県によると、最初に判明した15日販売分のパック(消費期限19日)は、把握した販売数が一つ増えて6パックになった。このうち4パックが回収され、2パックは消費された。また15日が消費期限のものが少なくとも5パック販売されたことも判明。5パックとも回収済みという。

 県の担当者は「販売状況がスーパーの記憶だよりで、未回収の商品がまだ存在する可能性もある。気づいたら、食べずに返品を」と呼びかけている。

★肝臓含むフグ、1パックは食べられた後 残りは回収

【朝日新聞デジタル20181161319分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1J44VXL1JOIPE00R.html

愛知県蒲郡市のスーパーで肝臓を含んだフグの切り身5パックが販売された問題で、4パックを回収したものの、1パックは既に購入者が食べていたことがスーパーへの取材でわかった。健康被害はないという。一方、県によると、スーパーの担当者が県の調査に「以前から販売していた」と話したという。県は16日、食品衛生法に基づき立ち入り調査に入った。

肝臓含むフグ「以前から販売」 スーパー側、認識乏しく

 県によると、スーパーは同市の「スーパータツヤ」。15日に肝臓を含んだヨリトフグの切り身を7パック準備し、5パックが売れた。同日午後、購入者の一人から「パックに肝臓が入っている」と豊川保健所に連絡があり判明。県は同法に基づきスーパーに回収命令を出していた。

 スーパーの担当者は県に「毒性が低く、有毒との認識がなかった」と話しているという。ただ、厚生労働省によると、フグの種類にかかわらずフグの肝臓の販売は禁止されている。

 スーパーの社長(77)は16日、朝日新聞の取材に「(食べた人から)大丈夫だったと連絡があった。大変申し訳ございません。今後、フグ類は一切売りません」と話した。

 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)によると、ヨリトフグは国内では北海道から九州南部まで生息。成魚で約25センチ、大きいものは40センチを超える。愛知県蒲郡市の海産物販売所によると、地元では「チョウチンフグ」と呼ばれ、かつては肝臓もみそ汁やなべに入れて食べていたという。

★愛知・蒲郡のスーパーでフグ肝臓販売「絶対食べないで」

【朝日新聞デジタル20181152000分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1H63DQL1HOIPE03H.html

愛知県は15日、同県蒲郡市のスーパーが、肝臓を含んだフグの切り身パックを販売した、と発表した。県は「絶対に食べずに返品して」と呼びかけている。

 県によると、同日午後3時半ごろ、消費者から「本日スーパーで買ったフグのパックに肝臓が入っている」と豊川保健所に連絡があった。持ち込まれたパックを調べたところ、肝臓が含まれていることが判明。蒲郡市の「スーパータツヤ」で5パック販売されており、行方が分からない残る4パックにも肝臓が含まれているという。

 県の調査に対し、スーパーの担当者は、販売したのはヨリトフグの肝臓だと説明。「毒性が低く、有毒との認識がなかった」と話しているという。

 厚生労働省によると、フグの肝臓は種類を問わず、販売が禁止されている。

★経営者「何十年も前から…」 内臓入りフグ販売

【テレ朝news 2018116 553分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14163164/

  愛知県蒲郡市のスーパーがフグの切り身を毒の可能性がある内臓と一緒に販売していたことが分かりました。

 愛知県によりますと、毒のある内臓が含まれている可能性があるのは、蒲郡市形原町の「スーパータツヤ」で販売されていたフグの切り身パックです。15日午後3時半ごろ、パックを購入した客から「フグの肝臓が入っている」と保健所に連絡があり、確認したところ、ヨリトフグの肝臓が含まれていたということです。同様のパックは7個が店頭に並び、5個が売れましたが、2個の販売先が分かっていません。

 「スーパータツヤ」の経営者・鈴木辰治さん:「今まで何十年も売っている。一回も事件も中毒も起きたことない」

 健康への被害は今のところ報告されていませんが、県は「商品を見つけたら絶対に食べず、店へ連絡して返品してほしい」と注意を呼び掛けています。

愛知県公表2018115

http://www.pref.aichi.jp/soshiki/eisei/fugupress180115.html

 有毒部位の混入したフグの切り身パックについて

蒲郡市内のスーパー(スーパータツヤ)で購入したフグのパックに、フグの肝臓を含んでいることが判明しました。当該製品をお持ちの方は、絶対に喫食せず、購入した販売店に返品してください。

1 商品の概要

  商品名 :ふぐ【鍋物・煮物用】

  消費期限:平成30119日(金曜日)

  包装形態:合成樹脂製トレーパック入り

  本体価格:980

  販売店舗:スーパータツヤ

       蒲郡市形原町市場34

  販売日 :平成30115日(月曜日)

  販売数量:5パック(うち販売不明4パック)

お問い合わせ先:

 販売者:有限会社タツヤ  0533572294

2 本件が判明した経緯

 豊川保健所蒲郡分室に、平成30115日(月曜日)、午後330分頃、消費者から「平成30115日(月曜日)に蒲郡市内のスーパー(スーパータツヤ)で購入したフグのパックに、フグの肝臓が入っているのではないか。」旨の連絡がありました。

豊川保健所が確認したところ、ふぐの肝臓を含んでいることが判明しました。

3 県民の皆様へのお願い

  お手元に当該商品がある場合には、絶対に食べずにスーパータツヤまで連絡してください。

4 ふぐの毒性

  ふぐの肝臓を食べた場合には、しびれ、運動麻痺等の神経症状が現れる可能性があります。重篤な場合には、呼吸停止により死亡することもあります。

★フグの肝臓販売問題、スーパーを捜索 愛知県警

【朝日新聞デジタル20181171233分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1K30VYL1KOIPE005.html

 愛知県蒲郡市の食料品販売店「スーパータツヤ」が、販売が禁じられているヨリトフグの肝を店頭で販売した問題で、県警は同店を食品衛生法違反の疑いで16日に家宅捜索した。捜査関係者への取材でわかった。

 捜索は16日夜にあり、捜査員数人が店内に入った。店の関係者からも事情を聴いたとみられ、販売の経緯などを調べる。県も同日、同法に基づき立ち入り調査に入っていた。

 地元の海産物販売業者によると、ヨリトフグの肝は、昔から地域で鍋などの具材として親しまれていたという。県の調査に対し、店側は「無毒で、売っても構わないと思っていた。長年、肝臓を販売していた」と説明しているという。

 県によると、店は15日、肝を含んだフグの切り身を5パック販売、うち2パックが消費された。その日の午後、購入者から豊川保健所への連絡で販売が判明。県は同法に基づき店に回収命令を出した。立ち入り調査では、切り身パックの製造記録や販売記録は見つからなかったという。健康被害は確認されていない。

 店は1998年にフグ処理施設の設置届を出していた。社長は朝日新聞の取材に「今後、フグ類は一切売らない」と話している。

 

.1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★京都府:城陽市の飲食店で13人が食中毒 ノロウイルス

【京都府発表2018119日】

http://www.pref.kyoto.jp/shoku-anshin/seikatsu/shokuchudokujiken/30syokutyuudoku.html

【食中毒の発生について】

117日(水曜)に山城北保健所が食中毒を疑う患者の発生を探知し、直ちに調査した結果、下記施設が提供した食事を原因とする食中毒と断定し、本日、山城北保健所長が同施設に対する営業停止処分を行いましたのでお知らせします。

【探知の概要】

117日(水曜)950分頃、城陽市民から山城北保健所に対し、「114日(日曜)に城陽市内の飲食店を大人18人、子ども24人で利用したところ、16日(火曜)朝から嘔吐、下痢を発症し大人5人、子ども8人が受診している。」と連絡があった。

【調査結果(119日午後2時現在)】

 (1)初発日時  115日(月曜)午前7時頃

 (2)有症者等  114日(日曜)夜に当該施設を利用した1グループ42名中13

 (3)主な症状  嘔吐、下痢

 (4)病因物質  ノロウイルスGⅡ

 (5)原因食事  114日(日曜)に当該施設が夕食として提供した食事

    餃子、チャーハン、唐揚げ、ポテトフライ、エビマヨ、エビチリ、杏仁豆腐 等 レタス等添え物有り

【原因施設】

(1)営業者  龐 俊杰(ぼう じょんけつ)

(2)屋  号  聚豊園(しゅうほうえん)

(3)所在地  城陽市奈島中島8-5

【原因施設の特定理由】

(1)有症者の共通食事は、当該施設が提供した食事のみである。

(2)有症者の発症状況が類似している。

(3)有症者の症状と、ノロウイルスによる食中毒症状が類似しており、しかも有症者4名及び調理従事者等1名の検便からノロウイルスGⅡが検出された。

(4)患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

【山城北保健所の対応】

(1) 原因施設の立入調査(調理従事者等の検便検査、衛生指導、施設の清掃・消毒の指示等)

(2) 喫食者の調査依頼(発症状況調査、喫食状況調査、検便等)

(3) 食品衛生法第55条第1項の規定による営業停止処分(119日から121日までの3日間)

★大分県:九重町の飲食店の仕出し弁当で21人が食中毒 ノロウイルス

TOSニューステレビ大分20180118 19:00更新】

https://www.tostv.jp/news/1833.html

1月、九重町の飲食店が提供した料理を食べた21人が食中毒の症状を訴えていることが分かりました。

  調理担当者5人も症状を訴えていて患者からはノロウイルスが検出されています。県によりますと17日に九重町の飲食店「青山」の会席料理や仕出し弁当を食べた21人が嘔吐や下痢などの食中毒の症状を訴えました。

また、店の調理担当者5人も症状を訴えていて調査の結果、患者からノロウイルスが検出されました。重症者はおらず全員快方に向かっているということです。県は調理担当者の手に付いていたウイルスが料理に付着し感染が広がったと見ています。県は、「青山」に対し18日から2日間営業停止を命じています。

<関連記事>

九重町の食堂でノロ集団食中毒(NHK

NHK大分NWESWEB20180118 19:00更新】

今月7日に九重町の食堂で食事をしたうち、子どもを含む21人がおう吐や下痢といった症状を相次いで訴え、県ではこの食堂の食事が原因となったノロウイルスの集団感染と断定して、店に18日から2日間の営業停止を命じました。

営業停止を命じられたのは、九重町にある食堂「青山」です。

大分県によりますと、この店で、今月7日に食事をした149人のうち21人が、おう吐や下痢などの食中毒と見られる症状を相次いで訴えました。

このうち6人は医療機関を受診しましたが、症状の重い人はおらず、全員、快方に向かっているということです。

また、県の保健所の調べでは、患者8人と調理に携わっていた2人からノロウイルスが検出され、県は、ノロウイルスが原因となった集団食中毒と断定し、店に18日から2日間の営業停止を命じています。

ノロウイルスはおう吐や下痢などの症状を引き起こすウイルスで、食中毒の原因にもなり、例年、秋から冬にかけて患者数が多くなります。

県では、調理前の手洗いや、食品の十分な加熱、それに調理器具の消毒を徹底するなどして、

 食中毒を防ぐよう呼びかけています。

★愛媛県:今治市、飲食店の弁当で12人が食中毒 ノロウイルス

【朝日新聞デジタル20181181200分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1L3WDJL1LUBQU006.html

愛媛県薬務衛生課は17日、今治市中堀4丁目の飲食店「利鳳園」(本店)が作った弁当を食べた12人が下痢や発熱を訴えたと発表した。同課は弁当を介したノロウイルスによる食中毒と断定し、同店を17日から3日間の営業停止処分にした。入院患者はおらず、全員快方に向かっているという。同課によると弁当は2グループ34人が食べ、うち12人が症状を訴えた。患者や従業員の便からノロウイルスが検出され、患者に共通する食事が弁当だけだったという。

<関連記事>

今治の飲食店の弁当で集団食中毒(NHK

NHK松山放送局20180117 19:17

http://www3.nhk.or.jp/lnews/k/matsuyama/20180117/8000000255.html

 今治市にある飲食店が作った弁当を食べた男女あわせて12人がおう吐や下痢などの症状を訴え、ノロウイルスが検出されたことから、保健所は、この店を17日から3日間の営業停止にしました。

 営業停止の処分を受けたのは、今治市中堀4丁目にある飲食店「利鳳園」です。

 愛媛県によりますと、今月11日に店が調理した弁当を食べた29歳から60歳までの男女あわせて12人が、翌日になって発熱やおう吐、下痢などの症状を訴えました。

このうち4人が医療機関を受診しましたが入院した患者はおらず、現在は全員がほぼ回復したということです。

 今治保健所は15日に報告を受け調査したところ、患者と店の調理担当者、それに店内で採取された検体からノロウイルスが検出されたことなどから、店の弁当が原因の集団食中毒と断定し、17日から3日間の営業停止処分にしました。

ノロウイルスによる食中毒は、例年、秋から冬にかけて増える傾向にありますが、県内で報告されたのは今シーズン初めてだということです。

 愛媛県は調理器具や食器などを十分に洗い、熱湯や漂白剤で殺菌することや下痢などの症状があるときは調理に携わらないようにすることなどを呼びかけています。

愛媛県公表2018117

https://www.pref.ehime.jp/h25300/4793/shokuchuudoku/hassei.html

発生年月日平成30112

内容

発生場所:今治市  患者数:12名(喫食者数34名)

主な症状:発熱、下痢、嘔吐

原因施設:有限会社 利鳳園(本店)(飲食店営業)

原因食品:111日に当該施設が調製した弁当

病因物質:ノロウイルス

行政処分:営業停止処分3日間(117日から119日まで)

プレスリリース(PDF365KB

https://www.pref.ehime.jp/h25300/4793/shokuchuudoku/documents/180117press.pdf

★石川県:小松市の旅館で8人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞2018117日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180117/ddl/k17/040/212000c

 県は16日、小松市粟津町の旅館「緑華苑(りょくかえん)」で食事をした長野県の高校生ら8人が嘔吐(おうと)などの食中毒症状を訴えたと発表した。全員が回復傾向という。患者と旅館従業員1人からノロウイルスを検出、県は旅館の食事が原因の食中毒と断定し、16日から3日間の営業停止処分にした。

 県によると、患者はソフトテニス大会に参加するため12日に宿泊した2校の生徒6人と教員2人。

★神奈川県:相模原市の老人ホームで23人が食中毒 ノロウイルス

食品等取扱い施設に対する行政処分

【相模原市公表2018115日】

http://www.city.sagamihara.kanagawa.jp/kenko/shokuhin/028504.html

【行政処分の内容】

公表年月日平成30115

業種等飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等 (施設の名称) 特別養護老人ホーム はあとぴあ

(営業者氏名等) 株式会社ニッコクトラスト 代表取締役 須藤 高志

施設所在地等 相模原市中央区清新7-4-1

主な適用条項 第6条第3

不利益処分等を行った理由 食中毒

不利益処分等の内容 営業停止3日間

備考

原因食品:平成3019日に調理・提供された食事

 病因物質:ノロウイルス

19日から患者23名が嘔吐、下痢、発熱等を発症

★兵庫県:明石市の飲食店で12人が食中毒 ノロウイルス

【滋賀県近畿府県市食中毒情報より】

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/saisin.html

兵庫県(117日発表) 

##発症日時:113日(土曜日)午前1130

 喫食者数:37

 有症者数:12

 原因食品:112日(金曜日)から114日(日曜日)に提供された食事

 病因物質:ノロウイルス

原因施設:ステーキ工房 小粋(兵庫県明石市)

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★フランス:ラクタリス社の粉ミルクのサルモネラ菌汚染問題、83か国に影響

【時事通信2018114() 14:46配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180114-00000022-jij_afp-int

AFP=時事】フランスの乳製品大手ラクタリス(Lactalis)の粉ミルクがサルモネラ菌に汚染されていた問題で、影響が及んでいる国々は83か国に上っており、これらの国々ではこれまでに粉ミルク1200万箱が回収された。同社のエマニュエル・ベニエ(Emmanuel Besnier)最高経営責任者(CEO)が14日、フランスメディアとのインタビューで明かした。

  ベニエ氏が公の場で発言するのは、ラクタリスの製品工場でサルモネラ菌が発生していたことを同社が隠蔽(いんぺい)していたとされる問題が明るみに出て以来初めて。

  問題発覚後、ラクタリスに対しては、子どもが同社製の粉ミルクを飲みサルモネラ中毒を発症したとする家族らによって、多数の訴訟が起こされている。

  仏当局は、これまでに国内で35人の乳児がラクタリスの粉ミルクからサルモネラ菌に感染したことが確認され、スペインで1件の事例が報告されている他、ギリシャでも調査中の事例が1件あると発表している。

  被害者団体は当局が発表した数字は少なすぎると主張している。

  ベニエ氏の祖父が1933年に創業したラクタリスは、年間売上約170億ユーロ(約23000億円)の巨大企業となり、世界47か国に246の生産拠点がある。

  子ども数十人が病気になったことを受けて、同社の「Milumel」「Picot」といったブランドの乳児用ミルクが昨年12月中旬、世界規模でのリコール対象となった。

  この問題はフランスの週刊誌カナール・アンシェネ(Le Canard Enchaine)が、同国の検査官らが昨年9月上旬に北西部クラオン(Craon)にあるラクタリスの工場に問題なしとの証明書を与えていたと報じたことで、今月に入って深刻化した。

  検査官らは、ラクタリスが昨年8月と11月に実施した独自の検査で見つけたサルモネラ菌を発見することができなかった。ラクタリスによる独自の検査の結果は当局には報告されていなかった。

  ラクタリスは、サルモネラ汚染の報告は法律で義務付けられていないと主張している。【翻訳編集】 AFPBB News

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★さいたま市の飲食店で鳥ハムなど食べ11人が食中毒 カンピロバクター

【埼玉新聞2018116() 22:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00010005-saitama-l11

 埼玉県のさいたま市食品・医薬品安全課は16日、同市浦和区常盤の居酒屋「TORISEI(とりせい)」で食中毒が発生したとして、食品衛生法に基づいて、市保健所が同店を16日から18日までの3日間、営業停止処分にしたと発表した。

  同課によると、今月11日、同店の利用客から、「5日に当該飲食店を利用したところ、腹痛、下痢などの体調不良になった」と通報があった。市保健所が調査したところ、同じ会社のグループで同店を利用した30代から60代の男女11人が6日から10日にかけ、下痢、腹痛、発熱などの症状を発症。発症者6人の便から、食中毒の原因となる細菌のカンピロバクターが検出された。また、1230日に同店を利用した10代から80代の家族7人も同様の体調不良になっていたことが分かった。

  グループの共通した食事が同店に限られ、いずれも鳥ハムなどを食べていたことから、同店での食中毒と判断した。発症者は全員快方に向かっているという。

 

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

★東京都:港区の飲食店で1人が食中毒 寄生虫(アニサキス)

不利益処分等のお知らせ

【港区公表平成30112日】

http://www.city.minato.tokyo.jp/shokuhinkanshi1/kurashi/shokuhin/anzen/kyoka.html

業種等 飲食店営業

施設の名称および施設の所在地  施設の名称 手仕ごと旬鮮台所たかなし

施設の所在地 東京都港区芝大門二丁目411号竹中ビル1階地下1

営業者氏名等 営業者氏名 高梨 栄一

不利益処分等を行った理由 食中毒の発生  原因食品 1220日に提供した刺身盛り

原因物質 アニサキス

主な適用条項 食品衛生法第6条及び第50条第3項の規定に違反するので同法第54条及び第55条第1項を適用

不利益処分等の内容 平成30112日(1日間)の営業停止命令及び取扱改善命令

備考 公表時の患者数:1

アニサキスは海産哺乳動物を終宿主とする寄生虫です。サバ、イワシ、アジ、サンマ、スルメイカなどの魚介類には幼虫のままで寄生します。アニサキス症はアニサキスが寄生した魚介類を生食することにより感染し、多くが8時間以内に激しい腹痛や吐き気、嘔吐などの症状を引き起こします。アニサキスは酢やわさび、しょうゆでは死にませんが、マイナス20℃24時間以上の冷凍または加熱により食中毒を防ぐことができます。

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

トピックスを参照

その他の食中毒情報

★静岡市:飲食店のバイキングで19人が食中毒 病因物質調査中

【朝日新聞デジタル20181191250分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1M42H3L1MUBQU00S.html

 静岡市は18日、食中毒を起こしたとして同市清水区入船町のエスパルスドリームプラザ内にある飲食店ジョーズキッチン(岸山惣憲社長)に当分の間の営業禁止命令を出した。12日夜に同店でバイキング形式の料理を食べた2団体29人のうち、19人が腹痛や下痢をした。市保健所が原因を調べている。

★ウミガメの肉で食中毒か、子ども8人死亡 マダガスカル

AFPBB News 2018117 841分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14168786/

AFP=時事】マダガスカル北部で、ウミガメの肉を食べたことが原因とみられる急性食中毒で、子ども8人が死亡した。同国保健省が16日、明らかにした。

 ウミガメ類と24種の魚については、夏季の数か月間に有毒藻類を食べて致死性を持つ恐れがあることあるため、それらの肉を食べないよう専門家らは勧告している。

 保健省の担当者は「27人が食中毒を発症し、うち8人がウミガメを食べた後の189日の間に死亡した」と述べた。また警察当局は、死亡した全員が子どもであることを確認している。

 12月には今回と同じアンツィラナナ(Antsiranana)で、毒素で汚染されたサッパ属の魚を食べた8人が急性食中毒を発症して死亡した。

【翻訳編集】AFPBB News 

 

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★鳥取県:倉吉市の保育園における感染性胃腸炎疑いの集団発生(第1報)

【鳥取県20180115日提供 資料提供(抜粋)

http://db.pref.tottori.jp/pressrelease.nsf/webview/3BF84C3FD5BB8AD749258216002918FC?OpenDocument

内容

115日(月)倉吉市内の保育園から中部総合事務所福祉保健局に「複数の園児に嘔吐、下痢の胃腸炎症状が発生している。」との報告があった。

患者の発生状況

115日(月)午後1時現在)

在籍者数 94

累計患者数 10

   施設名 :社会福祉法人慈光会 上北条保育園

   代表者名 :園長 澤 修恵(さわ のぶえ)

   所在地 :倉吉市新田360-1

   主な症状 :嘔吐、下痢  重症者なし

   発症日 :112日(金)から

  (注)集団発生とは、同一施設で1週間以内に10名以上もしくは全利用者の半数以上の患者が発生した場合をいう。

  ※患者のプライバシー保護の観点から、当該施設への取材には御配慮ください。

今後の対応

1)原因究明のための有症状者の便検査

2)施設及び家庭での二次感染防止対策の徹底の指導

3)利用者及び職員の健康調査の継続

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★沖縄県:沖縄市、給食にリベット混入  先月の刃に続き

【沖縄タイムス2018119() 8:25配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180119-00197314-okinawat-oki

 沖縄市照屋の給食センター第1調理場が12日に市内の小学校に提供した給食に調理器具などを保管する「消毒保管庫」の留め具(リベット)が混入していたことが18日、分かった。小学5年の児童が給食を器に入れる際、食缶に入っていたのに気付いた。発覚後、学校から報告を受けた同センターは配送した幼稚園、小・中学校(全13校、約5千食)に緊急連絡。混入のあったメニューを口にしないよう指示した。

  昨年12月に市越来の給食センター第2調理場から配給した給食にスライサーの刃の一部が混入していた問題などが発覚したばかり。留め具は食材を入れるかごに入っていたとみられる。今後、市教育委員会では調理工程だけでなく、食材の下処理を含めた全行程での目視確認を徹底するとしている。

  市教委によると、混入した留め具はステンレス製で長さ約5ミリの大きさ。きんぴらごぼうに入っていた。発覚後の調べで、消毒保管庫内の天板を支えている留め具の一部が外れていたことを確認。保管庫の中にあった直径約30センチのかごの中に留め具が落下し、そのままごぼうをかごに入れたと見ている。

  同センターが混入のあった学校の全クラスのきんぴらごぼうを回収。13校に緊急連絡したが、すでに食べ終わった学校もあった。

  市教委は発覚した12日に県教委に第一報を連絡した。来週には報告書を提出する予定。同センターは15日、配給している全学校の保護者に対し、謝罪と混入の経緯を文書で通知した。

  教委の担当者は「(保管庫の留め具が落ちるとは)想定できなかった」とした上で「かごを使用する際に目視で確認すれば防げた」とし、目視確認を徹底する考えを示した。 (中部報道部・比嘉太一)

★ツナ缶に虫混入ではごろもが下請け業者提訴

【共同通信社2018/1/19 11:38

https://this.kiji.is/326913876591445089

 下請け業者が製造したツナ缶に虫が混入し、ブランドイメージを傷つけられたとして、はごろもフーズ(静岡市)が業者に約89700万円の損害賠償を求め静岡地裁に提訴したことが19日、分かった。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★食品表示法違反 ハンガリー産はちみつを国産と表示

食品の不適正表示に対する措置について

【群馬県食品・生活衛生課発表2018118日】

http://www.pref.gunma.jp/houdou/by02_00058.html

県に寄せられた情報を基に、藤岡保健所が以下の事業者に対して、立入検査を行ったところ、食品表示法違反の事実を確認しましたので、平成30年1月18日(木)、同法第6条第1項の規定に基づく指示を行いました。

1 指示の対象となった事業者、違反内容及び違反条項

(1) 対象事業者

1.屋号 : 上野物産

2.事業者(表示責任者): 飯出 八紘(いいで やひろ)

3.事業所所在地 : 多野郡上野村乙父819-3

(2)違反内容

 当該事業者は、はちみつを容器に小分けして販売する際に、原料はちみつの原産地がハンガリーであると伝達を受けながら、「国産はちみつ」と原材料名欄に表示した。さらに、商品名に「奥多野渓谷アカシアはちみつ」と表示した。 1.販売期間:少なくとも平成29年4月7日から平成30年1月10日までの間

2.販売量:少なくとも1,786.kg(2.kg入り 411個、1kg入り 435個、500g入り 730個)

(3)違反条項

 食品表示法4条第1項の規定により定められた食品表示基準(平成27年内閣府令第10号)第3条第2項及び第9条第1項第13号 1.原料原産地名の表示に係る違反(第3条第2項)

2.内容物を誤認させるような表示禁止に係る違反(第9条第1項第13号)

2 指示の内容

(1)製造・販売するすべての食品について、直ちに表示の点検を行い、不適正な表示の食品については、速やかに基準に従って適正な表示に是正した上で販売すること。

 (2)販売した食品について、基準で定められた遵守事項が遵守されていなかった主たる原因として、消費者に対し正しい表示を行うという意識及び食品表示に関する認識の著しい欠如並びに表示内容の確認とその管理体制に不備があると考えざるを得ないことから、これを含めた原因の究明・分析を徹底すること。

 (3)(2)の結果を踏まえ、再発防止対策を実施するとともに、必要な改善を行うこと。今後、販売する食品について、基準に違反する表示を行わないこと。

 (4)食品表示制度についての情報収集を行い、その遵守を徹底すること。

 (5)(1)から(4)までに基づき講じた措置について、平成30年2月16日までに藤岡保健所長あて提出すること。

★宮城県産たこのうしお飯、黒豆と玄米の炊込みご飯回収(無許可営業)

【宮城県公表2018116日】

https://www.pref.miyagi.jp/soshiki/shoku-k/kaishu.html

回収製品

品名:宮城県産たこのうしお飯、黒豆と玄米の炊込みご飯

包装形態:白トレイパック150g

賞味期限:2018112日から201833日まで

製造者:株式会社ヤママサ(宮城県塩竃市新浜町3丁目7-15

回収開始年月日:平成30112

回収の理由:無許可での製造販売

想定される健康への影響:なし

回収方法:注文者への電話連絡

問い合わせ先:株式会社ヤママサ TEL 0120-014119

備考  平成30116日掲載

 HACCP関係情報>

★「食品リコール」サイトで一元公表へ 厚労省 食品衛生法改正案骨子を公表

【産経新聞2018116 1632分】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180116-00000562-san-life

 厚生労働省は16日、異物混入など健康被害の危険がある食品をメーカーが自主回収(リコール)する際に、都道府県に報告を義務づけることなどを定める食品衛生法の改正骨子案を公表した。

 これにより、食品のリコールの情報を一元管理できるようになり、厚労省は都道府県からの情報をホームページで公表する方針だ。

 厚労省によると、報告の対象となるのは、製造過程での異物混入や加熱殺菌が不十分なことによる食中毒菌の混入など、食品衛生法に違反した場合。健康被害の可能性があるとしてメーカーが食品を自主回収しても、現状は国が情報を把握するシステムがない。消費者庁などが独自に情報収集を行っているが、法制度に基づく報告制度はない。

 厚労省は改正案を通常国会に提出するとともに、システムの開発費を新年度予算に盛り込んでいる。

★鳥取県HACCP適合施設平成29年度第11号認定の交付式~納豆の製造では県内初めて~

【鳥取県20180112日提供 資料提供】

内容

鳥取県では、鳥取県食品衛生条例に基づき、HACCP(ハサップ)による衛生管理を行う施設を鳥取県HACCP適合施設として認定しています。今回、下記のとおり今年度第11号の認定を行いましたので、交付式を行います。

11号認定(株式会社はりまや)

1)日時  117日(水)午後2時から午後215分まで

2)会場  株式会社はりまや(事務所:米子市糀町一丁目165

3)認定を受ける事業者 事業者名:株式会社はりまや

     代表取締役 山本 良文(やまもと よしふみ)

営業の種類:納豆製造業

製品の種類:納豆

施設の名称:株式会社はりまや

施設の所在地:米子市糀町一丁目149

鳥取県HACCP適合施設認定制度の概要

HACCPによる衛生管理を行う施設に対して、衛生管理が優れている施設として県が認定する制度 目的:食の安全に対する消費者の関心が高まるなか、鳥取県食品衛生条例に定めるHACCPの基準を満たした施設に対して、事業者の積極的な取組を県が認定、公表することにより、食の安全・安心の向上を図る制度

制定:平成2741日(それ以前は「とっとり食の安全認定制度」)

対象業種:鳥取県食品衛生条例に定める食品取扱施設及び給食施設。

<表示関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<給食関係情報>

JAが学校給食にイチゴを提供(18-01-12

【とちぎテレビ2018115() 11:21配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180115-00010000-tochitelev-l09

県内の小学生や中学生たちに学校の給食で栃木のイチゴを味わってもらおうと12日、JAから県教育委員会にイチゴが贈られた。JAグループ栃木の食育応援事業の一環として去年から始まったもの。

イチゴの生産量が50年連続で日本一になることが確実の栃木県では今月15日に「いちご王国・栃木の日」を宣言する。JAではこういった取り組みを通してイチゴの美味しさを知ってもらい地域を支える農業への理解を深めてもらいたいとしている。

<アレルギー関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★東京のオオタカも鳥インフル 上野動物園では展示中止も

【東京新聞2018117 1921分】(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018011701001873.html

 環境省は17日、東京都大田区の公園で見つかったオオタカの死骸1羽から、強毒性の高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6型)を検出したと発表した。これを受け、東京動物園協会は同日、上野動物園(台東区)など都立4施設で、18日から希少種や感染しやすい一部鳥類の当面の展示中止を決めた。

 都によると、上野動物園ではジャイアントパンダをはじめ、鳥類以外の動物は展示を続ける。国内複数箇所で検出されたことを踏まえ、環境省は3段階ある警戒レベルをこれまでの「レベル2」から「レベル3」に引き上げた。今後、新たに野鳥の死骸が見つかった際は、ウイルス検査を細かく実施する。

★東京都の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス確定検査陽性について(第2報)

掲載日:2018117

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1207588.html

記者発表資料

(環境省・東京都同時発表) 

1月5日(金曜日)に東京都大田区で回収されたオオタカ1羽の死亡個体について、確定検査を国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門において実施したところ、1月17日(水曜日)に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)が検出されたとの報告がありました。

1 主な経緯等

(1) 死亡野鳥の確認地点  東京都大田区

(2) 経緯

 ・オオタカ1羽の死亡個体を回収(1月5日(金曜日))。

 ・1月10日(水曜日)に、国立環境研究所において遺伝子検査を実施したところ、A型インフルエンザウイルス遺伝子が陽性と判明したと報告があった。

 ・同日、回収等地点の周辺10km圏内を野鳥監視重点区域()に指定。

 ・動物衛生研究部門での確定検査を実施し、1月17日(水曜日)に高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N6亜型)と判明。

2 今後の対応について

(1) 環境省から派遣される緊急調査チームと県が、野鳥監視重点区域()において鳥類の生息状況調査、死亡野鳥調査等を実施する。

 ・日程 平成30年1月19日(金曜日)

 ・場所 野鳥監視重点区域(※)内

 ・備考 環境省緊急調査チームに県職員が同行して調査を実施する。

(2) 環境省により指定された野鳥監視重点区域()において、野鳥の監視を一層強化する。

(3) 香川県での家きん及び東京都での野鳥における高病原性鳥インフルエンザ発生を受け、環境省では、野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルを、現在の「対応レベル2」から、国内複数箇所発生時の「対応レベル3」に引き上げる。これに伴い、県では県内全域で野鳥の監視を強化する。

★香川の鳥インフルエンザ、防疫が完了

【朝日新聞デジタル20181151100分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1H34MHL1HUBQU006.html

香川県さぬき市の養鶏場で発生した高病原性の鳥インフルエンザについて、県は14日、フンやえさの発酵処理、飼育棟の消毒などの防疫措置を完了したと発表した。県は、殺処分した鶏約9万羽の焼却を15日から始める予定。

 県によると、移動制限区域(発生源の養鶏場から半径3キロ内)にある養鶏場5カ所で遺伝子検査を実施した結果、全て陰性だった。区域内の9養鶏場のうち、発生源を含む2カ所は殺処分の対象になり、2カ所は鶏を飼育していなかった。

 防疫措置完了から新たな感染などがなければ、移動制限は2月5日午前0時以降に解除する。搬出制限区域(半径3~10キロ)についても、防疫措置完了の10日後から区域内の養鶏場を検査し、異常がなければ解除する。

★香川の鳥インフル、鶏舎消毒終了 施設で焼却作業へ

【北海道新聞20180114 22:36 更新】

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/156825?rct=n_society

 香川県は14日、H5N6型の高病原性鳥インフルエンザが確認された同県さぬき市の養鶏場と、経営者や飼育員が同じ近くの養鶏場の計2カ所で、鶏舎の消毒やふんなどの無害化処理を終了した。

 県や農林水産省によると、発生農場から半径10キロ圏内の農場を対象に25日から実施する検査で陰性を確認すれば、3~10キロ圏内に設定された卵や鶏の持ち出しを禁じる搬出制限区域を解除する。

 また、2月5日までに3キロ圏内で新たな発生がなければ、3キロ圏内の移動制限区域も解除する。

 県は高病原性鳥インフルエンザと確認した11日夜に殺処分を開始し、12日夜に終えていた。

<ジビエ関係情報>

★ジビエ料理に理解 富山で調理講習会

【北日本新聞社2018117() 17:21配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180117-00094466-kitanihon-l16

 イノシシによる農作物被害が深刻化する中、県内で捕獲されたイノシシ肉を活用した「とやまジビエ調理講習会」が17日、富山市総曲輪4丁目の富山調理製菓専門学校であり、同校の学生が調理法に理解を深めた。
 イノシシ肉に対する関心と知識を深めてもらおうと県が開き、同校調理技術科の21人が参加した。イタリア料理店「クオーレ」(富山市西町)のオーナーシェフで青池学園非常勤講師の杉浦健一さんが講師を務め、イノシシの半身を解体。肉を提供した「大長谷ハンターズジビエ」(同市八尾町中島)の石黒木太郎代表が「一頭一頭で肉質も硬さも味も違うのがジビエの魅力」などと説明した。
 学生は煮込み料理「イノシシ肉のラグーソース~フィジッリで~」と焼き料理「イノシシ肉のインパデッラ Toyama Verdeとサツマイモ添え」の2種類を調理した。1年の室谷敦也さん(19)は「イメージしていたより臭みがなくて食べやすい」と話していた。

★ジビエ給食の動き 拡大

【NHK鳥取NWESWEB20180115日 1504分】

農作物を食い荒らす有害鳥獣などとして捕獲されている野生のシカやイノシシの肉、「ジビエ」について学んでもらおうと県内で学校給食にジビエを提供する動きが広がっています。

このうち境港市では今月(1月)26日にイノシシの肉を使ったジビエの給食を初めて出すことを決めました。

 献立はイノシシ肉のボタン汁で児童にはイノシシやシカが農作物を食い荒らす有害鳥獣などとして捕獲されたあと、食肉として流通していることも説明するということです。

また、八頭町、智頭町、それに若桜町では今月下旬にシカ肉を使った汁物が南部町でもイノシシ肉のから揚げが提供される予定で、ジビエを学校給食に活用する動きが広がっています。

こうした動きを受け、県教育委員会は調理担当者向けのシカ肉の調理講習会を行ったほか、ジビエの安全性や栄養などについて説明するチラシを作成し、すべての市町村に配布することにしています。

 県教育委員会体育保健課は「シカ肉を衛生的に処理できる施設も整備され、安全性が確認されたジビエは給食で活用するよう市町村の教育委員会に呼びかけていきたい」と話しています。

<その他の情報>

★ホルモンが原因で相次ぐ火災、防ぐ焼き方のコツは

三浦淳、鈴木春香、小林恵士

【朝日新聞デジタル20181161320分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1H51XML1HUTIL02P.html

昨年末、「ホルモン」を焼いていて焼き肉店が燃える火事が相次いだ。脂がのったホルモンをあぶってタレを付け、ご飯にポンポンとバウンドさせて食べるのは確かにうまい。だが、注意も必要なようで……。

 昨年11月下旬、名古屋市中区の焼き肉店で、客6人が食べ放題のホルモンを焼いていたところ火柱が上がった。火は客席の排気ダクト内のすすに燃え移ったとみられ、店は全焼。客はこう話した。「時間制限があり、大量にホルモンを焼いた」。12月初旬には、東京・渋谷の雑居ビルにある焼き肉店でも火事が発生。七輪の火が、ホルモンなどの脂がこびりついたダクトを通じて燃え上がった。

 全国焼肉協会(本部・東京)によると、ここ10年ほど脂身の人気が高く、脂を多く残した肉を出す店が増えている。小腸(マルチョウなど)や大腸(テッチャンなど)は焼く際に炎が上がりやすく、注意が必要。特に、食べ放題で元を取ろうと一気に焼いたりする時が危ないようだ。

 東京消防庁は、焼き肉店など火を扱う厨房(ちゅうぼう)設備がある飲食店が注意すべき点として、火源と可燃性のものを近づけないことや初期消火への備えなどを挙げる。

 さらに重要なのが排気ダクトの点検・清掃だ。総務省消防庁のまとめでは、2016年の1年間で、バーなどをのぞく一般飲食店であった建物火災は全国で985件あり、うち8件の火元が排気ダクトだった。ここ5年をみても、排気ダクトが火元となった火災は年間で平均10件超起きている。

 焼き肉テーブルなどを製造販売する「野田ハッピー」(千葉県)の珍田(ちんだ)米夫社長(70)によると、排気ダクトには大きく分けて、テーブルの上から煙を吸い込む「上引き」と、網の下から吸い込む「下引き」がある。各都道府県が定める条例では、熱を感知するとダクト内でふたが閉まって酸素の供給を止め、それ以上、ダクトで火が広がらないようにする装置や設備の清掃が義務づけられている。しかし、そうじを怠ると熱を感知する部品をすすが覆い、作動しにくくなる。珍田社長は「ホルモン人気で、ダクト内についた汚れやすすが油分を多く含み、引火しやすくなる可能性はある」と話す。同社は清掃しやすい部品を造ってはいるが、やはり普段の手入れが重要だという。

 火事になった渋谷の店を運営する会社の担当者は「脂を吸着するフィルターの清掃は毎日やり、年に一度ほどダクトの脂を除去していたが、営業を続けていると脂はゼロにはならず、引火してしまった」と話す。名古屋の火事は、愛知県警によると、定期的なダクトのそうじが5年ほど行われていなかった。珍田社長は「業界は過当競争にさらされ、清掃に割く人員やメンテナンス費用にしわ寄せがくるケースもある。消防庁には、安全な器具の開発や清掃の目安のガイドライン策定などに向け、音頭を取ってもらいたい」と話す。

 客が気をつけるべき点もある。「焼き方」だ。

 都内で「亀戸ホルモン」2店舗を経営する松浦弘樹さん(36)は「ホルモンに限らず、脂の多い部位はある。いずれも、激しく燃え上がらせるとおいしくなくなってしまいます」。炎が上がった際にはすぐ消せるよう、テーブルに氷を置いているという。

 年間1千軒超を食べ歩き、お肉博士1級の資格も持つ人気ブロガーの「フォーリンデブはっしー」さん(35)は、「まず、脂身の少ない皮の方をパリッと焼いてからひっくり返すのが鉄則」と言う。食べ歩きを始めた頃は、逆の順で焼いて炎を上げたこともあるという。経験上、脂が続けて大量に落ちた炭が燃え上がることが多いといい、「同じ炭に脂が落ち続けるとファイヤーする。炎が上がりかけたら、網の端にいったん避難。一度に網いっぱいに置かないことも重要です。中央と端を何度も行き来し、脂を半分くらいに絞り込むと、うまみと甘みがギュッと凝縮した脂身に仕上がり、最高です」

 おいしく、しかも安全に食べるには、店にも客にも注意が必要なようだ。(三浦淳、鈴木春香、小林恵士)

客が注意すべきこと

・脂身の少ない皮の方を先に焼き、ひっくり返す

・網から目を離さず、炎が上がったら、火力の弱い端の方へいったん移す

・氷を持ってきてもらうなど、炎が上がった際に消すことを心がける

★雪印乳業社史 110ページにわたり食中毒、牛肉偽装事件を反省

NEWS ポストセブン20181/12() 7:00配信】

 https://www.news-postseven.com/archives/20180112_641050.html

企業の歩みには輝かしい成功だけでなく思い出したくない失敗もある。そんな「負の歴史」と向き合い、社史に克明に記す企業もある。

 2000年に集団食中毒事件、2002年に子会社による牛肉偽装事件を引き起こした雪印乳業は、解体と再編を経て2011年に雪印メグミルクとなったが、2016年には『雪印乳業史 第七巻』を刊行。雪印乳業としての最後の社史では、実に110ページ以上にわたって2つの事件を振り返っている。

 大阪工場製造の低脂肪乳などで13000人以上の食中毒被害者を生み出した事件について、日時を丹念に追って記録。原因となった工場の衛生上の問題点などを詳細に記し、次のように記述する。

〈食中毒事件を大きくした原因の一つとして、各方面から初期動作の誤りが指摘された。その中でも問題となったのは情報開示の遅れと報道対応のまずさであった〉

 として、〈謝罪と原因説明の社長会見で、あいまいな情報を事実確認せずに発表したため、後日事実が23転したことは当社の信用を大きく失墜させ、また、担当者が発表したことを社長が知らなかったことから、社内の連絡体制の悪さを露呈した〉

 なお、この会見(200074日)後に当時の社長が「私は寝てないんだよ」と吐き捨てたことが火に油を注いだ。

 社史では〈役員など幹部の不用意な発言が繰り返されたことなどにより、メディアの批判が一気に拡大し、当社への不信と社会の不安を一層増幅させる結果となった〉と振り返っている。

 また牛肉偽装事件についても〈BSE(狂牛病)問題が追い討ちを掛けたため、経営状況を何とか好転させようとして苦し紛れにこの不正事件を起こした〉と手厳しい。

 社史編纂委員会事務局長としてまとめた矢後博邦氏(現・同社健康保険組合常務理事)は、その意図についてこう語る。

「あのような事件を二度と繰り返さないという思いで、反省と教訓を形として残すことが主眼でした。執筆は事務局のメンバーで分担したのですが、当時のいろいろな感情が思い起こされる中、主観的な表現は極力避け、淡々と事実に基づく客観的表現で記録することを心がけました」

 暗い過去に正面から向き合うからこそ会社の明るい未来が作られていく。

※週刊ポスト201811219日号

"手を洗いすぎる"と風邪を引きやすくなる

【プレジデントオンライン2018118 1515分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14175664/

なぜきちんと手を洗っているのに、風邪をひいてしまうのか。その理由が「熱心に手を洗っていたから」とすれば、どう思われるでしょうか。75歳の医師・藤田紘一郎さんは、ほとんど石けんを使わず、水だけで手を洗います。でも手はスベスベで、風邪もめったにひきません。その理由とは――。(第1回)

※本稿は、『手を洗いすぎてはいけない』(光文社新書)の第1章「手を洗いすぎる人は、なぜ体が弱いのか?」を再編集したものです。

■手洗いで風邪は予防できるか

春から夏は食中毒予防、秋から冬は風邪予防。

今や日本は、一年中感染症の予防に熱心な国になりました。そうしなければ命を落としかねないほど、私たちの国は不潔で危険な環境にあるのでしょうか。

いいえ、そうではありません。細菌やウイルス、寄生虫など目に見えないほど小さな微生物の存在におびえて、清潔に熱心になりすぎているのが、現代の日本です。

そのことは、手洗いのしかたを見るとよくわかります。「感染症予防の基本は手洗い」といわれ、手洗いの方法はたびたび熱心に指導されます。幼稚園や保育園、学校でも指導されますし、テレビや雑誌、新聞でもとり上げるほどです。

では、推奨される手洗いとは、どのようなものなのでしょうか。よくいわれる「正しい手洗い」をまとめてみました。

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・時計や指輪など、手についているものを外す

・流水で手を洗う

・洗浄剤を手にとり、しっかり泡立てる

・手のひら、指の腹面をこすり合わせてよく洗う

・手の甲、指の背を洗う

・指の間(側面)、股(付け根)を洗う

・親指、拇指球(親指の付け根のふくらみ)を、反対の手でねじるようにして洗う

・指先、爪の間は、反対の手のひらの上でこするように洗う

・手首を、反対の手でねじるようにして洗う

・洗浄剤を十分な流水でよく洗い流す

・手を拭き、乾燥させる(タオル等の共用はしないこと)

・アルコールによる消毒(爪下、爪周辺に直接かけた後、手指全体によく擦り込む)

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とても大変な工程です。こんなに細部にわたってていねいに洗わなければ、感染症の予防はできないのでしょうか。しかも、「2回洗いで菌やウイルスを洗い流しましょう」といわれることまであります。そうしてがんばって洗い、最後にアルコール消毒をしても、「アルコールは、ノロウイルスの不活化にはあまり効果がないといわれています」と、消毒剤には注意書きが示されています。

私も試しに3日間だけ、13度の食事前と帰宅時の計4回、この手洗いを実践してみました。すると、どんなことが起こってきたでしょうか。

手の皮膚がカサつき、親指の爪の付け根が裂けてきました。

 詳しいことは順々にお話ししますが、手を洗いすぎると皮膚の潤いが失われ、カサついてきます。これは自然の現象です。乾燥肌は「老化現象の一つ」とよくいわれますが、そんなことはありません。ふだん石けんを使わない私の手は、75歳ですがスベスベで、ガサガサなどしていなかったのです。乾燥肌の最大の原因は、「洗いすぎ」です。

そして、次にみなさんが知らない大事なことをお話しします。

洗いすぎると、人の皮膚はどんどんと「キタナイ」状態になり、病原性の弱い菌やウイルスにも感染してしまうほど、ヤワな体になっていくのです。

■「流水で10秒間」だけでいい

では、私が推奨する「免疫力を強化するための手洗い」を紹介しましょう。

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・両手を軽くこすりながら、流水で10秒間流す

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以上です。驚きましたか。

手洗いとはこれで十分なのです。

これまで、薬用石けんなどを使って過度の手洗いをしてきた人には、私の推奨する手洗いを疑わしく感じるでしょう。もしかしたら、「流水で10秒間方式」に切り替えたばかりのときには、少々の風邪や下痢を起こすこともあるかもしれません。しかし、それはこの手洗いのせいではありません。それまでの過度の手洗いによって、あなたの免疫力が弱まり、十分に育っていないことの現れです。

ですから、多少の下痢など恐れずに「流水で10秒間方式」を続けてください。まもなく風邪を引きにくい体になっていくことを実感できるはずです。

■手を洗いすぎると汚くなる!?

それでは、なぜ過度の手洗いは、感染症にかかりやすい状態をつくり出してしまうのでしょうか。

人間の皮膚には、表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌をはじめとする約10種類以上の「皮膚常在菌」という細菌がいて、私たちの皮膚を守ってくれています。

彼らは私たちの健康において、非常に重要な役目を担っています。皮膚常在菌は皮膚から出る脂肪をエサにして、脂肪酸の皮脂膜をつくり出してくれているのです。この皮脂膜は、弱酸性です。病原体のほとんどは、酸性の場所で生きることができません。つまり、常在菌がつくり出す弱酸性の脂肪酸は、病原体が付着するのを防ぐバリアとして働いているのです。

皮膚を覆う弱酸性のバリアは、感染症から体を守る第一の砦です。これがしっかり築かれていれば、病原体が手指に付着することを、それだけで防げるのです。

■感染症を引き起こしやすい「キタナイ」状態になる

では、石けんで手洗いをするとどうなるでしょうか。

石けんを使うと、一回の手洗いで、皮膚常在菌の約90パーセントが洗い流されると報告されています。ただし、1割ほどの常在菌が残っていれば、彼らが再び増殖し、12時間後にはもとの状態に戻ることもわかっています。したがって、一日一回、お風呂に入って体をふつうに洗う、という程度であれば、弱酸性のバリアを失わずにすみます。

しかし、昔ながらの固形石けんでさえ、常在菌の約9割を洗い流してしまう力があるのです。薬用石けんやハンドソープ、ボディソープなどに宣伝されているほどの殺菌効果が本当にあるのだとしたら、そうしたもので前述の手洗い法のように細部まで2回も洗い、アルコール消毒などしてしまえば、さらに多くの常在菌が排除されることになります。

しかもそれを数時間おきに行ってしまうと、どうなるかわかりますか。わずかながら残されている常在菌が復活する時間さえ奪ってしまうことになるのです。

皮膚常在菌の数が著しく減ってしまうと、皮膚は中性になります。脂肪酸のバリアがつくられないからです。脂肪酸のバリアのない皮膚は、要塞を失ったお城のようなものです。外敵がわんさと襲ってきても、守る術を失えば、城は炎上します。

脂肪酸のバリアを失って中性になった皮膚には、外からの病原体が手に付着しやすくなります。こうなると、手指から口に病原体が運ばれやすくなります。

洗いすぎると皮膚は感染症を引き起こしやすい、「キタナイ」状態になってしまう、というのはこういうことだったのです。

■肌の乾燥は「季節」や「加齢」のせいではない

「最近、手や顔、体の洗いすぎによって皮膚病にかかる人が増えている」とは、皮膚科医たちの指摘するところです。

私たちの皮膚は、新旧の細胞がたえず入れ替わっていることで、正常な状態を保っています。新しい細胞は皮膚の最奥で生まれ、古い細胞はどんどんと押し上げられ、最後は垢となって自然とはがれ落ちるようにできています。その垢になる一歩手前の細胞が角質です。

角質は細胞としては死んでいますが、決して無用のものではありません。角質細胞は密に手を組んで幾重もの層をつくり、ほこりやダニなどアレルギーを起こす原因物質(アレルゲン)や、病原体などが皮膚の深部へ入り込むのを防いでくれているのです。つまり、皮膚の丈夫さは、角質層がきちんと形成されていることも大事なポイントです。

その角質層は脂肪酸の皮脂膜で覆われていることで、正常な状態を保つことができます。角質層がバラバラにならないよう、皮脂膜が細胞どうしをつなぎとめているからです。

ところが、皮膚を洗いすぎると皮脂膜がはがれ落ちます。すると、角質層にすき間が生じ、皮膚を組織している細胞がバラバラになっていきます。こうなると、皮膚に潤いを与えている水分の多くが蒸発して、カサカサしてきます。この状態が乾燥肌です。

そんな状態の皮膚を、さらに石けんなどを使って洗えば、乾燥肌が進行して炎症を起こすようになります。こうなると、肌がかゆくてしかたがなくなります。この状態を「乾燥性皮膚炎」と呼びます。また、ほこりやダニなどのアレルゲンが皮膚内に入り込み、強いかゆみや肌荒れを起こす「アトピー性皮膚炎」の原因にもなります。

■肌が乾燥する原因の大半は洗いすぎ

皮膚常在菌のつくる皮脂膜は、天然の保湿成分です。皮膚にとって、皮脂膜ほど肌によい・保湿剤・はありません。こんなに大事なことも知らず、多くの人は、常在菌の築いてくれる皮脂膜を手洗いで落とし、人工的につくられた高価な保湿剤を塗っているのです。

それというのも、「冬の時期は乾燥する」「年齢による乾燥肌」などと、コマーシャルでは肌の乾燥を、季節や加齢のせいにしているからでしょう。しかし、肌が乾燥する原因の大半は、洗いすぎです。では、メーカーはなぜその真実を伝えないのでしょうか。洗顔石けんなどの商品が売れなくなるからです。また、肌に潤いを与える保湿剤や美容液は、基礎化粧品のなかでもっとも高価な商品でもあります。

だからこそ、私たち消費者が賢くなる必要があります。「人も自然の生き物である」という原則に戻れば、自分の体がつくり出す皮脂膜ほど肌によいものはないとわかるはずです。

ちなみに、「弱酸性だから肌に優しい」というハンドソープやボディソープの宣伝文句もよく目にします。皮膚が弱酸性なのは、皮膚常在菌が皮脂膜をつくり出してくれているからです。洗浄力の強い石けんで洗えば、それがたとえ弱酸性であったとしても、結局は大事な常在菌や皮脂をはがしてしまいます。つまり、「弱酸性だから肌に優しい」というのも「なんだかよさそう」と消費者にイメージさせる文言であり、正しい情報とはいえないのです。

■「清潔」の意味を履き違えるな

もちろん私は「清潔にしてはいけない」と言っているのではありません。身の回りや体を清潔に保つのはとても大事なことです。

現在、内戦の続くイエメンでは、伝染病のコレラが拡大し、201764日の朝日新聞による報道では、過去1カ月で約7万件の感染が報告され、うち600人近くが死亡したと伝えられています。また、現地視察をしたユニセフ(国連児童基金)の担当者は「今後二週間で、新たな感染者の疑いは13万件に達するだろう」と報告しました。感染拡大の原因は、内戦により水道や衛生施設などのインフラが破壊され、衛生状態が悪化していることにあります。

衛生環境を整えることが、感染症予防の必須事項であることは、疑う余地のないことです。実際、日本も近代に入って生活環境が清潔に整い、医学が発展したことによって、国民の平均寿命が延びました。感染症で死亡する人が減ったためです。

しかし、現在の日本の清潔志向は、そうした「命を守るための衛生」から、大きくかけ離れたところにあります。自らの肌を痛めつけてまで手を洗う意味がどこにあるのでしょうか。

■石けんを頻繁に使う人ほど風邪を引きやすい

私も、石けんを使います。ただ、それはお風呂に入ったとき、一日に一回きりです。たまに手に見える汚れがついたときにも、石けんを使うことがあります。けれども、帰宅時やトイレのあとに洗うのは、流水で10秒間だけ。食事の前などは、手が特別に汚れていなければ洗いません。だからといって、食中毒になることもなければ、風邪もめったに引きません。

反対に、石けんを頻繁に使う人ほど風邪を引きやすいのは事実です。

この本を企画してくれた編集者は、以前は一日に10回前後もハンドソープで手洗いをしていたといいます。風邪を引くたびに、「手洗いとうがいこそが大事」と予防に熱心になっていきました。それにもかかわらず、すぐに風邪を引いてしまい、困っていました。そんなとき、偶然にも私の本を読んでくれたそうです。

その後、編集者は手洗いをやめました。トイレのあとは、とくにゴシゴシと手を洗っていたそうですが、流水だけにしました。たとえ大便に触って大腸菌がついてしまったとしても、流水で洗えば落とせるのです。

「藤田先生のおっしゃるように手洗いは水で10秒間だけにし、うがい薬も使うのをやめたら、風邪をめったに引かなくなりました」

と、編集者は話しておられました。

「清潔」の意味を履き違えてはいけません。現在では、きれいな環境がよいという考えが行きわたりすぎて、私たちを守っている常在菌まで排除するようになっています。それが結果的に風邪を引きやすく、アトピーなどのアレルギー疾患をつくり出すようになっています。

一方、内戦の続くイエメンのような衛生環境の破綻している場所では、今すぐにでも石けんによる手洗いが必要です。日本の各家庭にストックされた薬用石けんすべてと、清潔な水を十分に現地に送ってあげることができれば、たくさんの命が救われることでしょう。イエメンではそれが「命を守るための衛生」になります。

しかし、衛生環境の整った日本では、石けんで過度に手洗いをすることは、かえって「キタナイ」状態をつくり出し、病気になりやすい体を自ら築き上げてしまうことになるのです。

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藤田 紘一郎(ふじた・こういちろう)

医師・医学博士

1939年、旧満州生まれ。東京医科歯科大学卒。東京大学大学院医学系研究科修了。金沢医科大学教授、長崎大学医学部教授、東京医科歯科大学教授を歴任し、現在は同大学名誉教授。専門は、寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。日本寄生虫学会賞、講談社出版文化賞・科学出版賞、日本文化振興会社会文化功労賞および国際文化栄誉賞など受賞多数。

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(医師・医学博士 藤田 紘一郎 写真=iStock.com

★牛乳の味は餌や牛の体調で変わる 学校給食の牛乳、風味変化問題は酪農理解が重要

【食品産業新聞社ニュースWEB2018119() 13:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180119-00010001-ssnp-bus_all

一般社団法人Jミルク・前田浩史専務理事

「酪農教育ファームや出前授業など食育活動では、牛乳の栄養的価値、牛のミルク・命の尊さなどを子供たちに伝えてきたが、今回の問題につながる牛乳の風味や美味しさの食育はほとんど行われてこなかった。海外、特に欧米での食育の基本は味覚教育であり、夏に生産されたバターと冬のバターの違い、生産地域や方法が異なるミルクの風味がどう違うのかを教材を使って区別させるなどの教育プログラムが中心。日本でも従来の食育に加え、牛乳の風味特性と生産背景(酪農)を理解させる取り組みが必要と考える」。

 昨年6月と9月に茨城、埼玉で発生した学校給食牛乳の風味変化問題(衛生管理に問題なし)で、牛乳の味は季節や牛に与える餌、牛の体調で変化すること、牛乳は工業製品ではないことを、改めて消費者や教育現場に発信していく必要性を痛感した一般社団法人Jミルク。昨年12月には、牛乳の風味変化問題の研修会を都内で開き、約230(通常約50)の学校関係者、乳業者らに、専門家らの講演を通して、今後の方向性を打ち出した。

 「風味問題は、牛乳に関する衛生事案と風味変化に対する問題が教育現場で混同されている大きな課題があり、このことが風味変化問題に対するアプローチを難しくしている。現場は、給食を担当する栄養教諭と一般教諭・教育委員会との間で、学乳に対する認識や知識の差が大変大きく、業界が栄養教諭と連携していくことも課題だ」。

Jミルクは、同問題を学乳だけでなく牛乳全体、業界の基本的課題とし、酪農現場、生乳流通、乳業工場の各段階で風味特性の理解醸成に努めていく。

2018年1月12日 (金)

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2018年1月12日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年1月12日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年1月12日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、食品取扱者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

申し訳ありませんが、もし不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★食中毒判定 5分以内 シート使い大幅短縮 大阪府立大

【日本農業新聞201819() 14:51配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00010002-agrinews-soci

 大阪府立大学LAC―SYS研究所は、5分以内に食中毒の原因菌を特定する技術を開発した。ほとんどの菌やウイルスが対象で、通常、数日かかる判別時間を大幅に短縮できるという。同研究所は、企業と協力して数年以内の実用化を目指す。農産物直売所に隣接するレストランなど飲食店に配置できれば、食中毒の予防につなげられる可能性がある。成果は英国の科学雑誌『サイエンティフィック・リポーツ』のオンライン版に掲載された。

複数種も判別、実用化へ

 新技術で使うのは、肉眼では見えない食中毒菌と全く同じ大きさ・形の穴が空いた、直径5ミリ程度のシート。菌は、種類によって姿や形、大きさが違うが、食品をシートに置き特殊な電気を流せば、菌が泳ぐように動く。その際に、菌がシートの穴にぴったりはまるとすぐに電気の周波数が変わり、穴の形と同じ種類の菌を判別できる。種類が異なる場合、はまらないか、すぐに穴から逃げる。

  菌やウイルスは、形が似ていても種類によって表面の構造が少しずつ異なる性質がある。シートの穴は、こうした微妙な違いも再現する。このため、例えば、腸管出血性大腸菌でもO157なのか、O26なのかといった種類の違いまで分かる。

  複数種の菌の穴が空いたシートを使えば、同時に複数の菌の判別も可能。紫外線や抗生物質で殺菌処理した菌でも判別できるが、熱処理すると形が崩れるため判別できなくなる。

 食中毒菌の判別で主流の培養法は現在、食品から抽出した菌を1日以上かけて培養し、数を増やさないと判別できない。しかし、新手法の場合、10個程度の菌があれば見分けられる。

  共同研究した同研究所の飯田琢也所長と床波志保副所長は「器具も小さいため、飲食店で活用できれば食中毒予防にもつながる」と期待する。日本農業新聞

★給食を安心して食べるために。ノロウイルスを死滅させるカートが開発される

【レタスクラブニュース201818 630分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14127865/

福井県の福井県立病院では今年11月、ノロウイルスなどの細菌を死滅させることができる給食カートを全国で初めて開発しました。

ノロウイルスは、急性胃腸炎を起こす原因の1つで、13日の潜伏期間の後、嘔吐や下痢、腹痛などの症状が出ます。ノロウイルスは非常に感染しやすく、10個程度のわずかな数のウイルスでも感染してしまいます。

熱や乾燥にも強く、ノロウイルスを死滅させるには、8590度で90秒間もの加熱が必要です。そのため加熱しない食材や短時間の加熱だけでは、ウイルスが残ってしまうのです。

■ 強力な加熱でノロウイルスを死滅させる

従来の給食カートにも加熱機能はありましたが、75度以上60秒以上の加熱まででした。この温度と時間は食中毒の原因となる多くのウイルスを全滅できても、熱に強いノロウイルスは生き残ってしまっていたのです。

今回開発されたカートでは、ノロウイルスを死滅できる85度以上の温度で90秒以上の再加熱ができる機能が搭載されました。このカートに一度、加熱調理した食事を入れて再加熱をすることで、安全性が高まります。さらに、熱々でおいしい食事も提供できるという一石二鳥の機能なのです。

■ 集団感染が起きやすい!急がれる対策

毎年、冬になると、ノロウイルスの集団感染のニュースが絶えません。ノロウイルスが引き起こす感染性胃腸炎は、抵抗力の弱い子どもや高齢者がかかると命にかかわるケースもあります。

集団感染の経路の1つが、学校給食や病院での食事です。過去にも、全国各地の小学校の給食や給食調理員からノロウイルスが検出され、給食提供そのものが中止されたケースも起こっています。

今回、福井県で開発されたような給食カートが普及すれば、ノロウイルスの心配をせずに食事をできるようになりますね。自分たちの身近な学校や病院に、少しでも早く導入されるように、今後の動向も見守っていきましょう。(レタスクラブニュース)

★女児死亡のO157食中毒で中間総括 総菜会社が前橋市批判

【東京新聞2018111日】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201801/CK2018011102000171.html

 昨年夏に前橋市などの総菜店で販売された総菜を食べた人が腸管出血性大腸菌O157を発症した集団食中毒で、店舗を経営していたフレッシュコーポレーション(太田市)が食中毒に関する「中間総括」をまとめ、食中毒の発生を発表した前橋市を批判していることが十日、分かった。同社の店舗が原因と断定的に公表したとし「客観的な証拠が不十分な中で性急に結論付けられた」と指摘。感染原因についても「不十分な証拠を基に断定的な発表が行われた」と主張。これに対し、市は「見解が相違している」と真っ向から反論している。 (菅原洋)

 集団食中毒では、前橋市などの十一人ら県内外から被害者が出て、東京都の女児一人が亡くなった。

 事態を受け、厚生労働省は昨年十一月に調査結果をまとめ、被害者の中でサラダ類を食べなかった二人について、同社の衛生管理の不備かは「明らかにはならなかった」と報告した。死亡した女児は他の被害者と同じ日に前橋市の総菜店「でりしゃす六供店」で買った総菜を食べたが、サラダ類は食べていなかった。

 調査結果は同社の店の中で「衛生管理に問題があったとされた店舗が認められた」とも指摘した。

 同社の中間総括は厚労省の調査結果を受けた社内調査をまとめ、昨年末にホームページで公表。中間総括では、女児を含む二人について市が昨年九月中旬に記者会見を開いて「でりしゃすが原因と断定的に公表した」と主張している。

 また、市は会見で感染原因につながる可能性の一つとしてトングを挙げた。中間総括は「厚労省の担当課長が『トングを介した食中毒は過去に見当たらない』と発言した」「可能性が低い事象について(市によって)報道がミスリードされたのではないか」と指摘した。

 同社管理部は本紙の取材に、トングの部分では「報道機関を批判したわけではない」と説明。中間総括全体については「責任を逃れるつもりはなく、反省するべきところは反省し、再発防止の観点からまとめた。ご遺族や被害者には誠心誠意対応している」としている。

 一方、市保健所の衛生検査課は女児の死亡を発表したことに「死者が出たという重大な事案を、慎重に検討した上で消費者に知らせるために公表した。亡くなられた子どもがいるのに(同社は)謙虚になるべきだ」と指摘している。

 市によると、トングの問題では、被害者が「総菜を盛り付けた皿にトングがなく、別の皿にあった物を使い回した」と証言するなど複数の情報があった。同課は「事実に基づき、トングが原因とは断定せずに、一例として可能性を挙げた」と説明した。

 集団食中毒を巡っては、市は昨年八月末、でりしゃす六供店に食品衛生法に基づく三日間の営業停止処分をした。

 同社は一九七八年に設立され、昨年三月期にグループで二百四十八億円の売上高があり、従業員は約千八百人。食中毒で総菜中心の群馬、栃木、埼玉のでりしゃす十七店は全て閉鎖し、現在は県内外で二十七店舗の総菜販売を含むスーパーを展開している。

.1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★兵庫県:明石市、飲食店の仕出し弁当で9人が食中毒 ノロウィルス 

【産経新聞2018112日】

http://www.sankei.com/west/news/180112/wst1801120009-n1.html

 兵庫県は11日、明石市の飲食店「大衆割烹あげ潮」が提供した仕出し弁当を食べた同市や川崎市などの26~68歳の男女9人が下痢などの症状を訴えたと発表した。4人からノロウィルスが検出されたことから、県は食中毒と断定し、同店を2日間の営業停止処分にした。入院した人はおらず、全員快方に向かっているという。

兵庫県公表2018111

http://web.pref.hyogo.lg.jp/kf14/hw14_000000020.html

分年月日 平成30111日  業種 飲食店営業 

 [営業者氏名]等 [田中幸二] 施設名称 大衆割烹 あげ潮

施設所在地 明石市宮の上5-21  主な適用条項 法第6条 行政処分を行った理由 食中毒

病因物質 ノロウイルス  行政処分等の内容 営業停止2日間

★島根県:奥出雲町の飲食店で23人が食中毒 ノロウイルス

【NHK島根NWESWEB20180110日 1906分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034260131.html

今月、奥出雲町の飲食店で食事をした男女23人が下痢や吐き気などの症状を訴え、保健所はこの店で提供した食事が原因のノロウイルスによる食中毒と断定し、10日から4日間の営業停止処分にしました。

 営業停止の処分を受けたのは、奥出雲町の飲食店、「きっちん焚菜」です。

 県によりますと、今月6日から7日にかけて、この店で食事をした7つのグループの10代から60代までの男女23人が、相次いで下痢や吐き気などの胃腸炎のような症状を訴えたということです。

このうち2人が入院して手当てを受けましたが、現在、全員が回復に向かっているということです。

 雲南保健所などが調査したところ患者6人からノロウイルスが検出され、保健所は、この店が提供した食事が原因の食中毒だと断定し、10日から4日間の営業停止処分にしました。

 県はカキやアサリといった二枚貝は中心部まで十分、熱を通して食べることや調理や食事前の手洗いを徹底するなど予防に努めるよう呼びかけています。

島根県公表

http://www.pref.shimane.lg.jp/bousai_info/syoku/anzen/chuudoku/h30shokutyuudoku.html

発生年月日 H30.1.7 発生場所 仁多郡 患者数 23人 死者0

原因食品 飲食店の食事  病因物質ノロウイルス 症状 下痢、嘔気、発熱、嘔吐等

<関連情報>

飲食店でノロ食中毒 23人に症状 島根

【朝日新聞デジタル20181110822分】

https://www.asahi.com/articles/ASL1C2R8SL1CUBQU005.html

 島根県は10日、奥出雲町横田の飲食店「きっちん 焚菜(たきな)」で6、7日に食事をした10~60代の男女計23人が下痢や発熱の症状を訴えたと発表した。2人が入院したが既に退院しており、全員が快方に向かっているという。患者6人からノロウイルスが検出され、県はノロウイルスが原因の食中毒と断定。同店を10日から4日間の営業停止処分とした。

★神奈川県:大和市の寿司店が販売したすしで10人が食中毒 ノロウイルス

【神奈川県記者発表資料平成30110(抜粋)

http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p1205115.html

 1月5日(金曜日)、綾瀬市に在住する複数の人から「1月2日(火曜日)又は3日(水曜日)に大和市内の飲食店で購入した寿司を食べたところ、下痢、嘔吐等の症状を呈した。」旨の連絡が厚木保健福祉事務所大和センターにありました。

 当センターで調査を行ったところ、食中毒様症状を呈している人の共通の食事がこの飲食店で購入した寿司だけであること、症状が共通していること、患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、本日、この飲食店が調理販売した寿司を原因とする食中毒と決定しました。

1 摂食者数  21名(男性:10名 女性:11名)(調査中)

2 患者数   10名(男性:4名 女性:6名)(調査中)

3 入院者数  0名

4 主な症状  吐き気、下痢、嘔吐、腹痛など

5 原因施設

名称 独楽寿司 大和店  営業者 株式会社 システム企画 代表取締役 高麗 政規

業種 飲食店営業  所在地 大和市桜森2-26-13

6 原因食品

調査中 1月2日(火曜日)及び1月3日(水曜日)に販売した寿司 カンパチ握り、ホタテ握り、えび握り、スルメイカ握りなど

7 病因物質  ノロウイルス

8 措置

原因施設に対して、1月10日(水曜日)から営業禁止

(なお、同施設は、1月9日(火曜日)夕方から営業を自粛しています。)

【県民の皆さんへ】

ノロウイルス食中毒警戒情報を発令中です!

ノロウイルスに注意しましょう!

ノロウイルスとは                       

 ノロウイルスは、急性胃腸炎を起こすウイルスで、感染すると下痢や嘔吐、発熱などの症状を呈し、2から3日で回復しますが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者では重篤な症状になることがあります。

 また、非常に感染力が強く、ごく少量のウイルスで発病します。感染者の便や嘔吐物には多量のノロウイルスが含まれ、二次汚染(汚れた手などを介して食品を汚染すること)なども食中毒発生の原因となります。

家庭での予防のポイント                  

1 外出先から帰宅した後、トイレの後、調理の前、食事の前には石けんを使ってよく手を洗いましょう。

2 まな板など調理器具は、十分に洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒をしましょう。

3 嘔吐物、排泄物などを処理する場合は、直接触れないようにしましょう。

  もし、触れた場合には、石けんを使ってよく手を洗いましょう。

4 カキなどの二枚貝が感染源になることがあるので、二枚貝の取扱いには十分注意し、

  中心部まで加熱調理(85℃から90℃で90秒以上)して食べましょう。

神奈川県公表平成30年1月10日

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f6862/p21927.html

営業者の氏名 株式会社 システム企画 代表取締役 高麗 正規

施設の名称等 独楽寿司大和店

適用条項 食品衛生法第6条

行政処分を行った理由 食中毒

行政処分等の内容 1月10日から営業禁止

備考

★島根県;出雲市の飲食店で13人が食中毒 ノロウイルス

【NHK島根NWESWEB20180107日 1935分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/4034165261.html

今月3日、出雲市内の飲食店で食事をした男女13人が下痢やおう吐などの症状を訴え、保健所は患者からノロウイルスが検出されたことからノロウイルスによる食中毒と断定し、料理を提供した店を7日から5日間の営業停止処分にしました。

 島根県によりますと、3日に出雲市塩冶有原町の飲食店「THE PARK IZUMO」で食事をした出雲市などの20代の男女あわせて13人が、4日から5日にかけて下痢やおう吐などの症状を訴え、出雲保健所などが調査したところ、患者からノロウイルスが検出されました。

この店は基本的には、注文を受けて料理を提供していますが、このグループにはビュッフェ形式で提供していたということです。

このグループ以外の来店者には症状が見られなかったことなどから保健所はビュッフェの料理が原因の食中毒だと断定し、店を7日から5日間の営業停止処分にしました。

 症状を訴えた人に入院した人はおらず、いずれも回復に向かっているということです。

 県薬事衛生課ではノロウイルスによる食中毒や感染症を予防するため、調理前の手洗いを徹底することや下痢などの症状がある人は調理を控えることなどを呼びかけています。

島根県公表

発生年月日 H30.1.4  発生場所 出雲市 患者数13 死者0人原因食品 飲食店の食事

病因物質 ノロウイルス 原因施設 飲食店 症状 下痢、嘔吐、発熱、腹痛等

★世田谷区:大学の学生食堂の食事で45人が食中毒 ノロウイルス

【東京都福祉保健局20180109日】 

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/01/10/12.html

食中毒の発生について

【探知】

平成291223日(土曜日)午前1000分、港区内の医療機関から世田谷区世田谷保健所に、「1220日(水曜日)から22日(金曜日)まで世田谷区内の大学の研修施設に宿泊した高校生6名が、22日(金曜日)の夕方から食中毒様症状を呈し、当院を受診している。」との連絡があった。

【調査結果】

世田谷区世田谷保健所は、感染症と食中毒の両面から調査を実施した。当該研修施設では食事の提供はなく、滞在中の食事(1220日(水曜日)の夕食から22日(金曜日)の昼食まで)は全て大学内の学生食堂で提供されていた。

学生食堂は、一般学生への昼食と研修施設の宿泊者だけでなく、大学寮の寮生の朝食及び夕食も提供していた。

患者は、同じ期間に当該研修施設に宿泊した高校2校の生徒と、大学寮2寮の寮生から発生していた。患者全員に共通する行動はなく、患者全員に共通する食事は当該学生食堂が調理し提供した食事以外になかった。

患者27名のふん便、調理従事者1名のふん便から、ノロウイルスを検出した。

決定

本日、世田谷区世田谷保健所は、以下の理由により、本件を当該学生食堂が調理し提供した食事を原因とする、ノロウイルスによる食中毒と断定した。

患者の共通食は、当該学生食堂が調理し提供した食事の他にはない。患者27名のふん便からノロウイルスを検出し、患者の症状が同ウイルスによるものと一致していた。調理従事者1名のふん便から、ノロウイルスを検出した。

当該学生食堂及び研修施設において、おう吐があった等の感染症を疑う情報がない。患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

【措置】

当該学生食堂の営業者は平成3015日(金曜日)から営業を自粛しており、世田谷区は、本日から3日間の営業停止等の処分を行った。

【発症関係】

発症日時 1222日午後300分から25日午前100分まで

症状 吐き気、おう吐、発熱、下痢等

発症場所 寮、研修施設等

患者数 (14日現在) 患者45名  女:45名(1521歳)

 (内訳)グループA 患者数9名 女:9名(1518歳)

グループB 患者数11名 女:11名(1618歳)

グループC 患者数10名 女:10名(1821歳)

グループD 患者数15名 女:15名(1820歳)

入院患者数 0名 診療医療機関数・受診者数 13か所24名(男0名、女24名)

【原因食品】 平成291221日(木曜日)夕食に提供された食事(推定)

【病因物質】 ノロウイルス

【原因施設】 屋号 烏山1階食堂 業種 飲食店営業

 営業者 一般財団法人学校福祉協会 代表者 鴨下一寿(かもしたかずとし)

 営業所所在地 東京都世田谷区北烏山8丁目1911F

本社所在地 東京都文京区関口1丁目236

 [備考]

【メニュー】 221日(木曜日)

 (夕食)ハヤシライス、水餃子春雨、ロコモコ、コールスロー、付け合せ野菜、じゃこもやし炒め、味噌汁、ご飯、オレンジゼリー

【検査関係】15日 午後200分現在

検査実施機関:東京都健康安全研究センター等

 患者ふん便:32検体(27検体からノロウイルス検出) 従事者ふん便:16検体(1検体からノロウイルス検出) 拭き取り検体:9検体(1検体からノロウイルス検出) 食品:12検体ノロウイルス陰性

世田谷区公表平成3019

http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/105/146/627/d00144614.html

【業種等】   飲食店営業

【主な適用条項】 食品衛生法第6条第3号違反

【行政処分を行った理由】  食中毒の発生

【行政処分等の内容】 平成3019日から平成30111日までの営業停止

【原因物質】 ノロウイルスG2

備考   平成3015日から18日まで営業自粛

詳細については、下記添付ファイルの「行政処分の詳細」をご覧ください。

【施設の名称】 烏山1階食堂

【営業者名】  一般社団法人 学校福祉協会 代表者 鴨下一寿

備考

●患者の主な症状  吐き気、おう吐、発熱、下痢

●患者数 45名

●初発患者発生日 平成29年12月22日午後3時

●原因食品 平成29年12月21日夕食に提供された食事(推定)

●平成301月5日から平成30年1月8日まで営業自粛

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

★レタスでO-157? 米国とカナダで60人近く集団感染 2人死亡

【ハザードラボ20180105 1241分】

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/3/23314.html

 日本国内ではレタスや白菜などの葉物野菜の高騰が続いているが、米国とカナダではロメインレタスが原因とみられる腸管出血性大腸菌O-157の感染者が急増しており、ふたりが死亡した。

 米疾病予防管理センター(CDC)は昨年1228日、カリフォルニア州やコネチカット州など全米13州で17人がO-157に感染し、5人が入院、そのうちひとりが死亡したと発表した。隣のカナダ公衆衛生局も同日、オンタリオ州やケベック州など東部の5州で41人が発症し、ひとりが死亡したと明らかにしている。

 カナダ公衆衛生局によると、感染が相次いで報告されるようになったのは11月半ばから128日ごろ。患者からの聞き取り調査をした結果、いずれも発症前に、食料品店、レストランやファストフードチェーン店で購入したロメインレタスのサラダを食べていることが判明したという。

  カナダの食品検査機関(CFIA)と公衆衛生局は、このロメインレタスの出荷元を特定し、大腸菌が検出されるかどうか試験を急いでいるというが、現時点で汚染源は見つかっていない。米国でもカナダからの情報を受けて、カナダ産ロメインレタスのリスクについて公表しているが、「米国内での感染原因がロメインレタスだと断定するには、疫学的証拠が不十分だ」としている。

  消費者レポートによると、米国では2006年、2011年、2013年にもサラダが原因のO-157集団感染が問題になっており、家畜の糞便で汚染された生野菜を食べることが感染を引き起こしやすいと指摘されている。

  ノースカロライナ州立大学で食品衛生を研究するベンジャミン・チャップマン准教授は、「ロメインレタスを避けるだけでは十分じゃないかもしれない。同じ病原菌を持った異なる食物が原因だった場合、感染がさらに拡大する可能性がある」と警告して、米国内で発生したO-157のゲノム解析を急ぐよう進言している。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

★仏 サルモネラ菌に汚染疑いの粉ミルク販売 対応追われる

【HNHKNWESWEB 2018112日】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180112/k10011285941000.html

フランスで、大手乳製品メーカーの粉ミルクがサルモネラ菌に汚染された疑いで回収が命じられたにもかかわらず、販売が続けられていたことがわかりました。問題の製品は日本をのぞく各国へ輸出されていて、フランス政府は対応に追われています。

フランスでは大手乳製品メーカー「ラクタリス」が製造した粉ミルクを飲んだ赤ちゃんが下痢や高熱などの症状を訴えるケースが相次いだため、フランス政府は粉ミルクがサルモネラ菌に汚染された疑いがあるとして先月、販売の中止と製品の回収を命じました。

ところが、製品がその後も1か月近くフランス国内のスーパーなどで販売されていたことがわかり、「ラクタリス」は11日、記者会見を開いて「問題の原因を見つけるため全力を尽くす」と述べ改めて謝罪しました。

フランスは世界でも有数のワインや乳製品などの食品の輸出大国で、問題となった粉ミルクも日本をのぞく、中国やイギリスなどに輸出されていました。

マクロン大統領が11日、「寛大な措置はありえない。必要な処罰は必ず行う」と述べるなど、フランス政府は対応に追われています。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

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ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

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エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

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化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

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寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

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植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

その他の食中毒情報

★コンビニ利用客2000人、A型肝炎感染の恐れ 米ユタ州

CNN.co.jp201819() 14:25配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-35112893-cnn-int

(CNN) 米西部ユタ州ソルトレークシティー近郊でコンビニエンスストア「セブン・イレブン」の店舗を利用した客2000人前後にA型肝炎ウイルス感染の恐れがあることが分かり、地元保健当局が警告を発している。

 警告の対象は、同州ウェストジョーダン市内のある店舗を12月26日~1月3日の間に利用した住民。当局によると、A型肝炎に感染した従業員が発症中に出勤し、店内の商品に触れていたとみられる。この地域では昨年8月からA型肝炎が流行している。

 当局はこの店舗で期間中にトイレを使ったり、ドリンクバーの飲み物や生の果物、ホットスナックなどを買って食べたりした客に対し、保健当局に連絡して予防的な注射の情報を得るよう呼び掛けている。

この店舗の通常の売上データから、対象客は約2000人と推定される。8日午後までに256人が注射を受けるよう指示された。

 A型肝炎は感染力が強く、人の手を介して汚染された食べ物を食べたり、水を飲んだりしてうつることが多い。15~50日の潜伏期間を経て吐き気やおう吐、発熱などの症状が出る。

 当局は食品を扱う業者らに対し、従業員に予防接種を受けさせるなどの対策を改めて呼び掛けている。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★京都府:京丹後市の老人福祉施設「はごろも苑」で ノロウイルスの集団感染

【毎日新聞2018110日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20180110/k00/00e/040/204000c

 京丹後市峰山町長岡の総合老人福祉施設「はごろも苑」でノロウイルスの集団感染が発生した。はごろも苑によると、9日午後4時半現在、18人の利用者が嘔吐(おうと)、下痢などの症状を訴え、12人からノロウイルスを検出。2人が入院している。これ以上の感染拡大を防ぐとして、同日からショートステイの新たな受け入れを中止した。【塩田敏夫】

 はごろも苑によると、昨年12月29日にショートステイの利用者が嘔吐と下痢の症状を訴えた。消毒の徹底を図ったが、その後も同様の症状を訴える利用者が出たため、今年1月4日に府丹後保健所に届け出た。

 はごろも苑は社会福祉法人みねやま福祉会が運営する。ショートステイ(定員20人)と長期入所者(特別養護老人ホーム、定員50人)の施設がある。デイサービス事業もしている。

 5日に現地確認した丹後保健所によると、ショートステイと長期入所者の施設が同じフロアにあるため、消毒を徹底するとともに両施設の行き来を極力無くすよう指導した。しかし、結果として長期入所者4人にも症状が出ている。また、6人の職員も症状を訴えた。

 今後の感染拡大について、丹後保健所は「現段階では何とも言えない。感染防止に努めるよう指導する」としているが、関係者は「感染した利用者を抱える家族は事前にノロウイルス感染の説明があったらショートステイには預けなかったと訴えている。しかも発症後、はごろも苑では対応できないと帰宅させており、管理自体に大きな問題があった」と指摘する。

 さらに、「感染が広がる前にショートステイを中止し、しっかりと感染ルートを絶てばこれだけ多くの患者が出なかったのではないか。感染者が次々に出ながら利用を続けさせたのは問題で、保健所の指導にも疑問がある」と訴える。

 これに対し、小牧博文・副苑長は「感染防止に最善の努力をしてきた。利用者と家族にはショートステイは感染の可能性もあるので休んだ方が良いと説明してきた。どうしても利用されたい方に利用してもらってきた」と説明している。 〔丹波・丹後版〕

★千葉県:八千代市の民間医療機関でノロウイルス集団感染

【朝日新聞デジタル2018161300分】

https://www.asahi.com/articles/ASL162H3VL16UBQU005.html

 千葉県は5日、同県八千代市の民間医療機関でノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。昨年12月26日~今月5日に患者41人と職員4人の計45人が吐き気や下痢の症状を訴え、4人の便からノロウイルスが検出された。重症者はいないという。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★学校給食に長さ3センチのボルト混入 徳島・阿南、お代わりの児童が発見

【経新聞2018110日】

http://www.sankei.com/west/news/180110/wst1801100098-n1.html

 島県阿南市教育委員会は10日、市立富岡小学校の給食で提供したすき焼きが入った大型容器の底に、金属製のボルトが混入していたと発表した。児童への被害はなかった。

 同日午後0時45分ごろ、5年生の男子児童がお代わりしようとした際に発見。ボルトは長さ約3センチ、直径約1センチで、調理用の野菜裁断機の刃を取り付ける部分のものだった。校内の施設で調理しており、市教委は具材を切る過程で混入したとみている。

★給食ケースにミミズ付着 寒河江の中学校、ご飯保温用:山形

【山形新聞20180111日 10:43

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-35112893-cnn-int

 寒河江市教育委員会は10日、中学校で同日提供された給食用ご飯の保温ケース内にミミズ1匹が付着していたと発表した。

  ご飯用の保温ケースは二重になっており、外側がプラスチック製、内側が金属製。ミミズは長さ約5センチで外側のケースのふたのみぞにいるのを給食当番の生徒が見つけたという。当該クラスでは、このケースのご飯は食べずに、問題のなかった他のクラスや教員用のご飯を分けて対応した。

  市教育委員会はご飯を提供する委託業者に厳重注意した。同委員会は山形新聞の取材に対し、「原因を詳しく確認するように指示した。今後はこのようなことのないように対応策を考えたい」と話している。

4 食の安全情報

<違反食品等関係情報>

★志摩市製造のジャムにカビ 自主回収、健康被害の報告なし 三重

【伊勢新聞2018-01-07 社会】

. http://www.isenp.co.jp/2018/01/07/12494/

【志摩】志摩市は5日、市製造の柿ジャム「志摩のめぐみ」に、カビの生えた商品が一瓶見つかり、在庫を含めて回収したと発表した。市内のスーパーなどで販売したほか、ふるさと納税の返礼品だった。原因は調査中で、健康被害の報告はないという。

市によると、ジャムは一瓶150グラム入り。昨年1018日に133瓶製造し、約55瓶をスーパーなどで販売。ふるさと納税の返礼品として送付したかは不明で、調査中。市は返礼品のリストからジャムを削除した。

ジャムを購入した市民が四日に市役所を訪れ、カビが生えていると指摘。市は謝罪し、在庫の約80瓶を含め回収した。残りは購入者などから申し出があれば、代金を払い戻す考え。市のホームページに「自主回収情報」を掲載したほか、スーパーや市役所などにビラを掲示し、回収を呼び掛ける。該当する記事は見つかりませんでした。

 HACCP関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<表示関係情報>

★食品業界で進む、賞味期限の年月表示化。切り替えの課題とメリット

【フーズチャネル20180109日】

https://www.foods-ch.com/shokuhin/1515048405974/

大手食品・飲料メーカーのナショナルブランド商品や大手流通業のプライベートブランド(PB)商品などで、賞味期限の表示を「年月」に変更する取り組みが拡大している。

たとえば、メーカーでは味の素が家庭向け調味料や加工食品分野で、2019年度までに全品を年月表示に切り替える計画を発表。流通ではイオンが、PB商品のうち、賞味期限が1年以上の加工食品の賞味期限を年月表示に変更していくとしている。

その背景には、製・配・販の枠組みを超えた食品ロスや物流コストの削減、在庫管理の効率化への狙いがあるという。この動きは今後、食品業界全体へ広がっていくのだろうか。賞味期限の年月表示化に詳しい専門家と、2016年に年月表示への切り替えを行った江崎グリコに話を伺った。

食品ロスを招く日付逆転と3分の1ルール

加工食品品質表示基準では、製造日から賞味期限までの期間が3カ月を超えるものは、「年月表示」が認められている。だが、多くは「年月日表示」されているのが現状である。その理由は、賞味期限で製造ロットを特定できる点や長年の商習慣からだ。これを大手メーカーが「年月表示」に切り替えていこうという動きは、何を表しているのだろうか。賞味期限の年月表示化を推進する公益財団法人流通経済研究所の石川友博さんによると、大きく2つの意義があるという。ひとつは『食品ロス』、もうひとつは製造や物流などの『コストの削減』だ。

「小売業への納品は長年の商習慣により、賞味期限が前に納入した商品と同じか、それより新しい日付の商品でないと認められません。1日でも古いと日付の逆転が発生し、『先入れ先出し』の原則を守ることができなくなるからです。そのため、メーカーや卸の在庫管理は、1日単位まで管理した非常に細かいロットになってしまいます。

また、食品流通業界には『3分の1ルール』と呼ばれる商習慣もあります。食品の製造日から賞味期限までを3分割して、納品期限は製造日から3分の1までとするものです。ルールといっても業界で決まりがあるわけではありませんが、多くの小売がこのルールに準じています。賞味期限までまだ3分の2残っているのに、小売に納品することができないため、食品ロスを発生させるひとつの要因とされています」

日本の食品ロスは農水省の発表では年間約621万トン。中でも事業系による、規格外や売れ残り、返品といったまだ食べられる食品の廃棄量は約339万トンにのぼり、メーカーや小売から出されたものがその6割を占めている。

商習慣を見直すことで、食品ロスを削減する。そのためにメーカーは年月表示への切り替えを進め、小売業は納品期限を2分の1に緩和する、これが現在の食品流通業界の流れとなっている。

年月表示化は製・配・販各社にメリットあり。では課題は?

物流コストの面からみてみると、賞味期限の日付ごとに分けていた保管スペース(パレット)が削減でき、ピッキングの効率化にもつながる。これにより物流コストを削減できるのではないかと期待されている。

また、小売業にとってもメリットは少なくない。品出し作業は日付順に並べる必要がなくなり効率化するし、店頭での期限確認作業も軽減される。また、日付で並んでいると消費者は新しい日付のものを選びがちだ。そのために古い日付が売れ残るといったことも、年月表示なら発生しにくい。

賞味期限の年月表示化の流れを生んだきっかけの1つに、2011年に発生した東日本大震災があるという。

「水は賞味期限が1日過ぎたからといって飲めなくなることはありません。被災地などで水不足が取りざたされ、多くの水を届けなければならない時に、年月日表示による廃棄などの課題が顕在化したのです。以前から年月表示への変更の議論はありましたが、震災を機に高まりました。そして、20135月から2リットル入りの水で賞味期限の年月表示への切り替えが始まり、その後コーヒーなどの飲料にも広がっていったのです」

食品ロスや物流コストも削減でき、在庫管理などの業務の効率化にもつながる年月表示化。だが、積極的な切り替えが現状では大手中心となっているのはなぜだろうか。

「メーカーは賞味期限表示を印字する機械の変更などの設備投資、パッケージ変更などの負担があります。また、これまで賞味期限の年月日で製造ロット管理を行っていた場合、なんらかの形でトレーサビリティーを確保しておかなければなりません。例えば、消費者や流通業者がわかるように、ロットが絞りこめるような記号などを年月表示の他に刻印する必要があるでしょう。

小売でいえば、切り替えにともなって年月日と年月表示が混在するのは避けたいというケースはあるようです。在庫で年月表示のものがある場合、それを引き取ってもらってからでないと逆に管理が大変になってしまいます。また、消費者へのしっかりとした説明もしなければなりません」

また、単純に年月表示に切り替えてしまうと、例えば賞味期限が年月日表示で20171225日の商品は、年月表示では201711月になる。201712月では、賞味期限を過ぎてしまうため、最大1ヶ月近く賞味期限が短縮されてしまうのだ。このままでは現状よりも出荷可能な期限が厳しくなってしまう可能性がある。

そのため、品質の確認をしたうえで賞味期限を1カ月延長し、上記の例でいえば201712月と表示できるようにする必要がある。

年月表示化へメーカーの取り組み

では、実際に自社商品の賞味期限を年月表示に切り替えたメーカーの取り組みについてみてみよう。お話を伺ったのは江崎グリコのグループ渉外部・田中弓雄さんである。

実は、チョコレートやビスケットといった菓子類は10年以上前から年月表示で運用されている。だが菓子類を除く加工食品では、年月日で表示していた。

「弊社の『プレミアム熟カレー』に代表されるようなカレールー、『LEE』のようなレトルトカレーなどの加工食品についても年月表示を進める動きが本格化し、社内でプロジェクトが発足したのは20149月です。翌月には、どの商品を年月表示に切り替えるか決定し、翌々月の11月には取引先へ切り替えの案内を行いました。その後、20161月にはすべての加工食品で年月表示への切り替えが完了しています」

比較的スピーディに切り替えが完了したような印象だが、実際にはこれまで述べてきたような製造や流通の様々な面での課題を感じたという。

「まず、年月表示に切り替えると最大30日短くなってしまう賞味期限について、品質検査を実施し再設定を行い、延長しました。製造面では、商品規格書をすべて変更しました。そして、賞味期限をパッケージに印字するプリンタや印字状態を検査する機器も、すべて設定を変更しました」

取引先の卸・小売業者への通知はどうだったのだろう。

「様々な要望や課題があるのではないかと心配しましたが、それはまったくありませんでした。近年、各社から年月表示切り替えのリリースが相次いでいるように、業界全体の流れとなりつつあるので、理解していただけたのだと思います。

ただ、卸・小売に関係する部分では、JANコード(商品を識別するバーコード)が課題になりました。弊社ではJANコードを変更せず、年月日表示の商品から年月表示の商品へ自然に切り替えることにしました。なぜなら、新しいJANコードにすると、今ある商品の納品をやめて、全国の全取引先に一斉に新規商品を納品することになり、食品ロスが発生するためです。

しかし、製造や倉庫などの現場からは異なる表示のものが同じJANコードだと管理が難しいのでJANコードを替えて欲しいという声があがりました。

ここは、各社が今後課題となる部分かもしれません。ただ、食品ロスを削減するという原点を考えれば、全商品を引き上げる必要があるJANコードの変更ではなく、同じコードで自然に商品が切り替わっていく方法で進めるべきだと思います」

課題となる部分は多いが、それでも年月表示の切り替えは長期的な視点ではメリットが大きいと田中さんは言う。

「年月日表示だと需要の上ブレに備え、毎日多めに生産する必要がありましたが、年月表示ならば、1カ月の間で在庫を調整できるため、その必要がなくなります。メーカーや卸の倉庫では、年月日表示では管理も煩雑ですし、扱うデータも多く、神経をつかっていたでしょう。

さらに小売の現場では、毎日決まった時間に行われている鮮度確認の作業頻度が、毎日から月に1回へ減り、大幅に簡略化します」

賞味期限の年月表示化には、製・配・販それぞれにメリットがあることがわかった。大手メーカー、大手小売での導入が進めば、業界全体に広がっていく可能性は高い。ある程度の設備投資や運用方法の検討は必要だが、将来的な変更に向け、今から検討をはじめてみてもよいだろう。

<給食関係情報>

★レストラン併設の給食施設、伊達で完成

【読売オンライン20180111日】

http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20180111-OYTNT50050.html

地元食材をPR

 伊達市の新しい給食センター「だて歴史の杜もり食育センター」が完成し、10日、菊谷秀吉市長ら関係者約50人が出席して開所式が行われた。レストランを併設した全国でも珍しい給食施設という。

 センターは鉄骨2階建て延べ約3300平方メートルで、総合公園だて歴史の杜のゲートボール場跡地に建設された。16日から伊達市と壮瞥町の計17小中学校に配送される。2階ラウンジに食育レストランが設けられ、伊達野菜など地元食材のPRを目的に実際の給食と同じメニューや、地元食材を使った料理を一般向けに提供する。

 給食調理場は1日約3300食を調理し、アレルギー対応食の提供が可能。食育講座などを開く多目的室、料理教室用キッチンも備える。災害時には自家発電機で1日最大9900食を3日間、被災者に提供できる。

 同センターは「食を通して市民の健康づくりを支える総合食育拠点を目指す」としている。

今月から生乳確保できず 宮古島の学校給食

【宮古毎日新聞2018110() 14:16配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00010001-miyako-oki

 沖縄県宮古島市で、小中学校の学校給食で飲まれている牛乳(生乳)が、3学期始業式の9日から一斉に加工乳に変更されたことが分かった。市教育委員会によると、乳用牛が体調不良で生乳の確保が困難になり、しばらくは加工乳中心になるという。乳用牛の回復を待つことから、生乳の安定供給はめどが立っていない状況だ。

  市の学校給食で出される牛乳は、宮古で唯一の酪農牧場が牛乳加工業者に生乳を提供する形で供給され、児童や生徒、教諭ら約5800人が飲んでいる。

  市内の業者は昨年1225日、市教委に「3学期の当初から当分の間、加工乳で供給を実施したい」という内容の文書を提出した。市教委によると、生乳は県内だけでなく全国的にも生産量が不足ぎみであることから、しばらくの間、沖縄本島の業者から加工乳を取り寄せて学校に供給するという。

  数日間に1回の割合で生乳も提供する予定だが、それも今月19日までで、それ以降は見通しが立っていない。宮國博教育長は「業者は乳用牛の体調不良で、生乳の確保ができないと言っている。回復したら生乳の提供はできる」と述べ、状況を見守る考えを示した。

   乳牛から搾ったままの牛の乳が「生乳」で、牛乳は、この生乳を加熱殺菌したもの。水や添加物を一切加えず、生乳100パーセントのものだけが「牛乳」。「生乳」に乳製品を加えたものが「加工乳」。バターやクリーム、脱脂粉乳を加えて成分を調整し、脂肪分を調整している。

  市内の児童生徒の保護者や学校関係者でつくる宮古島産の生乳を守る会(池間美津枝代表)は9日、宮國博教育長と下地敏彦市長に、学校給食に宮古島産生乳の確保を求める要請文を提出した。

<アレルギー関係情報>

★食物アレルギーでも大丈夫 専門医監修の子ども食堂

真田嶺

【朝日新聞デジタル20181112000分】

https://www.asahi.com/articles/ASL1C4H42L1CUBQU00P.html

 専門医らがメニューを監修・調理し、食物アレルギーがある子どもが安心して食べられる「子ども食堂」が滋賀県に誕生した。子どもに無料や低額で食事を提供する食堂は全国に広がっているが、食物アレルギーに配慮した取り組みは珍しいという。

 運営するのは、日本アレルギー学会が認定する2人の専門医と、小児アレルギーの専門知識がある看護師や栄養士ら計14人。運営にかかわる同県立小児保健医療センター小児科医の楠隆(くすのきたかし)さん(59)は「アレルギーのある、ないにかかわらず、楽しんで『つながれる場』を作りたかった」と話す。そんな願いを込め、会の名称を「スマイルシード(笑顔の種)」とした。

 食物アレルギーを抱える子どもやその家族は発症の危険と隣り合わせで、孤立したり引きこもりがちになったりすることがある。

 楠さんは昨年秋、県内の子ども食堂の取り組みを紹介するシンポジウムに出席。食事を核に地域がつながっていく理念に共感した。そこで、勤務先の同僚で看護師の笹畑美佐子さんらと、専門知識を生かした食堂を作ろうと準備を重ねた。常設の食堂を持たず、調理場のある施設を借りることにした。

 今月6日、同県の守山市社会福祉協議会の調理室で、洗浄を徹底し、初めて食堂を開いた。食物アレルギーがある子どもら約40人が相次いで訪れた。

 この日提供されたのは、プルコギや鶏肉団子とチンゲンサイのスープなど計5品で、卵や小麦、魚、ゴマなどアレルギーの原因とされる15品目を除去した。「おいしい!」「おかわりしよう」。子どもの明るい声が部屋中に響いた。

 同県近江八幡市の安藤明子さんは、次男の賢志君(8)と訪れた。賢志君は卵や乳のアレルギーで、外食先が限られる。明子さんは「安心して食べさせられるし、同じ悩みを持つお母さんたちと語り合える。参加してよかった」。賢志君も、初めて食べたプルコギに満足げだった。

 スマイルシード代表の笹畑さんは「普段と表情が全然違うのを見ると、始めて良かった」と手応えを感じた。次回は3月に守山市で開く。18年度以降は広く参加者を募り、県内外で開きたいという。問い合わせは、スマイルシード(smile.seed2018@gmail.com)へ。(真田嶺)

    ◇

 「こども食堂ネットワーク」(事務局・東京)の釜池雄高・事務局長(40)は「食物アレルギーを抱える子を対象にした子ども食堂は珍しい」と話す。ネットワークは全国約290カ所の運営者による連絡会。主なアレルギー品目を除去してメニューを出す努力をしているところもあるが、対応しきれないケースも多いという。

 農林水産省が昨秋に実施したインターネット調査(中間報告、274の運営者が複数回答)では、17・5%が食物アレルギーがある人の参加を「お断りする」と回答。21・2%が「特に対応を取っていない」だった。

<鳥インフルエンザ関係情報>

★官房長官 鳥インフルへの万全な対応を指示

【NHKNWESWEB2018112 1039分鳥インフルエンザ】

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180112/k10011286231000.html

政府は、香川県さぬき市の養鶏場のニワトリから鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて関係閣僚会議を開き、菅官房長官が、今後、さらなる感染拡大のおそれもあるとして、関係府省が緊密に連携して万全の対応をとるよう指示しました。

政府は、香川県さぬき市の養鶏場で、死んだニワトリから「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを受けて、12日午前、総理大臣官邸で「鳥インフルエンザ関係閣僚会議」を開き、菅官房長官や齋藤農林水産大臣、加藤厚生労働大臣らが出席しました。

この中で、菅官房長官は、安倍総理大臣から、家きん業者に厳重な警戒を要請するとともに予防措置について適切な助言を行い、鳥インフルエンザと考えられる家きんが確認された場合には、農林水産省をはじめ関係各省が緊密に連携して徹底した防疫措置を迅速に進めるよう指示があったことを報告しました。

そのうえで、菅官房長官は「今後、今回発生した地域以外での発生のおそれがある。養鶏農家に対する衛生管理の徹底などについて、改めて全国の自治体などにも注意喚起をお願いするとともに、関係府省が緊密に連携し、政府一丸となって、感染拡大の防止のために緊張感を持って万全の対応をとっていきたい」と述べ、関係府省が緊密に連携して万全の対応をとるよう指示しました。

農相 感染が拡大しないように全力

香川県さぬき市の養鶏場で死んだニワトリから「H5型」の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことについて、齋藤農林水産大臣は閣議のあとの会見で、「初動対応が極めて重要だ。今後も引き続き周辺の農場で飼育されている鳥に異常がないかの監視や予防対策を徹底して、感染が拡大することがないよう全力を尽くす」と述べました。

そのうえで、齋藤大臣は「礒崎農林水産副大臣を香川県に派遣し、初期の封じ込めによい連携でやっていく」と述べ、県や関係省庁と緊密に連携していく考えを示しました。

一方、ウイルスの遺伝子を調べる検査で時間がかかり、結果的にニワトリの殺処分が遅れたのではないかという指摘に対し、齋藤大臣は「簡易検査と1回目の遺伝子検査の結果に差異が生じた理由をきちんと分析し、対応についても今後、検証していきたい」と述べました。

★香川県:さぬき市、高病原性鳥インフルエンザに感染 鶏約9万羽殺処分

【時事通信社2018111() 23:31配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000163-jij-soci

 農林水産省は11日、香川県さぬき市内の養鶏場の鶏からH5型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
 県は、飼育されている約52000羽に加え、近隣にある関連養鶏場の分を含め計約92000羽の殺処分を開始した。国内の家禽(かきん)での感染確認は今冬初めて。また過去も含めて、四国の養鶏場での感染確認は今回が初めてという。
 この養鶏場では、10日朝に55羽が死んでいるのが見つかった。県による簡易検査の結果、11羽のうち3羽が陽性反応を示し、遺伝子を調べる詳しい検査を行っていた。10日の遺伝子検査では判別がつかず、11日に再検査を実施し、感染を確認した。
 県は養鶏場の周辺を鶏や卵の移動を制限する区域に指定した。
 農水省によると、今冬は島根県で野鳥の高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されているが、養鶏場では見つかっていなかった。
 安倍晋三首相は11日夜、農水省など関係省庁に対し、養鶏業者などへの警戒要請や適切な予防措置を指示した。政府は12日朝に関係閣僚会議を開き対応を協議する。
 香川県も11日夜、浜田恵造知事を本部長とする鳥インフルエンザ対策本部を開き、速やかな防疫措置の実施などを確認した。
 国内では鶏肉や卵を食べたことが原因で、鳥インフルエンザが人に感染した例は報告されていない。

★香川で鳥インフルの疑い=簡易検査で陽性―遺伝子で感染確認続く

【時事通信2018110() 13:59配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180110-00000055-jij-bus_all

 香川県は10日、さぬき市内の養鶏場で毒性の強い高病原性鳥インフルエンザ発生が疑われる事例が見つかったと発表した。簡易検査で陽性と判明した。遺伝子を調べる詳細な検査で感染が確認されれば、国内では今冬初めて。県は11日未明、遺伝子検査について記者会見し、「高病原性かどうか正確な判断が現時点ではつきかねる」と説明した。さらに詳細な分析を続け、その結果を踏まえ、再検査を行うかどうか判断する。

  養鶏場で10日朝に55羽が死んでいるのが見つかり、簡易検査の結果、11羽のうち3羽が陽性反応を示した。感染が確認されれば、県は飼育されているニワトリ約51000羽全てを殺処分。養鶏場の周辺をニワトリや卵の移動を制限する区域に指定し、主要道路で通行車両の消毒も実施する。

  県は浜田恵造知事を本部長とする鳥インフルエンザ対策本部を設置した。農林水産省も別途対策本部を設置し、斎藤健農水相が「(香川県と)緊密に連携を取り、まん延防止のため防疫措置を確実に実施してほしい」と指示した。

 香川県さぬき市の養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。県は、鶏約9万羽の殺処分を始めました。

★愛媛県:鳥インフル防疫で県が緊急会議 香川で発生疑い

【朝日新聞デジタル20181120300分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL1C4193L1CPFIB009.html

 四国で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事例が発生したことを受けて、県は11日、県庁で緊急会議を開いて対策を確認した。

 香川・さぬき市の養鶏場では10日午前に55羽の鶏が死んでいるのが見つかり、簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出た。陽性が確定すれば四国で初めての発生となる。県は発生を受けて、100羽以上を飼育する県内の養鶏農家151戸に情報提供と注意喚起を実施。現時点では異常がないことを確認した。

 会議には県畜産課や家畜保健衛生所の担当者らが出席。鶏舎や付近の消毒、野鳥の侵入防止などを農家に周知すること、休日の連絡体制や備蓄物資を再確認することを申し合わせた。さぬき市での発生が確定した場合は、151戸の養鶏農家に消石灰計100トンを配って発生防止を図る。

 中村時広知事は11日の定例会見で「隣県での発生であり、これまで以上に緊張感を持って対処したい」と述べた。

★東京都:大田区の公園の野鳥から鳥インフル陽性反応

TBS News2018110() 22:33配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180110-00000055-jnn-soci

東京都内では、野鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が出たことがわかりました。

  環境省によりますと、今月5日、大田区の公園で見つかった野鳥のオオタカの死骸の遺伝子検査をしたところ、「A型鳥インフルエンザウイルス」の陽性反応が出たということです。環境省はさらに「確定検査」を行い、高病原性かどうかを調べています。

  都内で、鳥インフルエンザの疑い例が見つかったのは今シーズン初めてで、環境省は回収地点の10キロ圏内を監視重点区域に指定しました。(1020:27

<ジビエ関係情報>

★コラム凡語:獣害とジビエ

【京都新聞20181/6() 21:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180106-00000064-kyt-sctch

 京都府福知山市夜久野町で、猟師4人のシカ猟に同行した。山に入り、谷沿いを登る。猟師は低い姿勢で銃を構えて待つ。静寂と谷水の音。と、突然、カサカサカサ。落ち葉を蹴りシカが駆けてゆく。張り詰めた空気に包まれた▼田畑は獣害防止の柵に囲まれている。本来のどかな里山のはずなのに、物々しささえ感じる。獣害が後を絶たない▼猟師中島健太郎さん(42)は地元で食肉処理施設を営み、販売まで手掛ける。農作物の食害に直面し17年前から猟を始めた。当初は駆除が目的だったが「食べてみたらおいしかった」。臭みもない。シカ肉のイメージががらりと変わった▼「獣害も逆手にとると、こんないい天然の地域資源はない。やり方次第で生かせる」。ポイントは素早い血抜きと処理にあるという。ジビエの伝道師さながら、京阪神や東京の店へ調理法の実演に出向き、販路を開拓する▼シカやイノシシといったジビエを地域資源として生かす動きが京都府北部で広がる。府も昨夏、中丹地域でジビエの安全性を保証する認証制度を創設し普及に力を入れる▼森の恵みを味わうことは地域を知るきっかけにつながる。「いつか、夜久野でシカ肉のフルコースを出したい」。発想の転換で、地域の未来を切り開こうとする中島さん。その姿勢を応援したい。

★アナグマ食べてシェフ絶賛「味よく、香り高く」

【福井新聞20181/6() 8:25配信】

 福井市がジビエ(野生鳥獣肉)として売り込みを図る有害鳥獣アナグマが東京の雑誌社の目に留まり、12728日に都内で「アナグマを食べる会」が開かれることになった。45日にはシェフらが来福し同市殿下地区の加工団体と交流。自家消費されてきたアナグマについて「おいしさはトップクラスで、福井の肉は香りがいい。骨や毛皮も売れる」と商品価値の高さを力説した。 アナグマは農作物を荒らす害獣。2016年度は市内で113頭が捕獲された。販売はされず猟師らがすき焼きにして食べたり、埋めたりして処分している。
 福井市東京事務所が昨夏に営業活動したところ、食にまつわる雑誌を出版しているプレジデント社(東京都)の「dancyu web準備室」が興味を示した。都内の人気イタリアレストラン「パッソ・ア・パッソ」で食事会を開くことを決め、読者から各日10人の参加を募集している。
 4日は有馬邦明シェフ、同社の江部拓弥web編集長ら3人が福井市を訪れ、殿下地区にあるふくいウエストサイドジビエの会の加工場などを見学。有馬シェフは同会代表の渡辺高義さん宅で、地区で捕獲されたアナグマを使った野菜の煮込み、卵とじ、テリーヌなど7品を調理した。
 有馬シェフは「アナグマはジビエのトップ3に入るおいしさ。福井で捕獲された肉は香り高く、環境が素晴らしいことを裏付けている」と絶賛。骨からだしが取れるため内臓を取り除いた骨付き状態で十分販売できるとし、食事会を機に今後も福井市産のジビエを取り扱いたいと熱くアピールした。
 渡辺代表は「費用対効果を考えなければならないが、細かい解体が不要なら助かる」と、アナグマのジビエ販売に関心を寄せていた。

<その他の情報>

★2018年の養鶏産業の課題 持続可能な産業へ

【鶏鳴新聞20180105発行】

http://www.keimei.ne.jp/article/20180105t1.html

  鶏卵・鶏肉は飼料効率に優れ、栄養面でも豊富なたんぱく質を中心に、健康に寄与する様々な機能性が明らかになりつつある。これらが消費拡大の追い風となり、相場もここ数年安定している。

 一方、日本の総人口は2008年の約1億2800万人をピークに、2053年には1億人を割り込むと予想されている。人口減は消費減につながるため、国内生産を維持・発展させるためには、業界を挙げて1人当たりの消費量をさらに増やす取り組みを進めなければならない。

 卵については、今年も〝1日2個〟の鶏卵消費を目指し、5月末から開催の国際養鶏養豚総合展(名古屋市)へ向かう『たまニコチャリリレー』が予定され、各地でイベントも計画されている。卵の摂取と血中総コレステロール濃度には関連がなく、心臓病などの発症リスクにつながらないことや、卵に豊富なレシチンやルテインなど各種栄養素とその機能への理解がより深まり、拡大するシニア層も含めて卵が一層食べられるようにPRの仕方も工夫していく必要がある。

 鶏肉も、昨年は〝世界で一番安い〟とも言われる国産むね肉を使ったメニューの人気が一層高まり、むね肉の年間相場は15年に次ぐ300円超えとなった。むね肉以外の各部位のメニュー開発にも引き続き努めるとともに、良質なたんぱく質やビタミンが多いことや、特にむね肉には抗疲労や生体の老化を遅らせる効果が期待される抗酸化物質の〝イミダペプチド〟が豊富なことなどへの理解を深め、さらなる消費拡大につなげる努力がこれまで以上に重要だ。

 世界中で高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の脅威も続いている。韓国では各地の野鳥から高病原性と低病原性のウイルスが分離される中、11月17日以降12月24日現在で、全羅北道の肉用アヒル農場で2件、全羅南道の種アヒル農場で各1件のHPAI(H5N6亜型)が発生。台湾の家きん農場でもHPAI(H5N2亜型)が続発している。

 国内では今シーズンに入ってから、島根県の野鳥7例でHPAIウイルス(H5N6亜型)が分離され、低病原性ウイルスも秋田県、愛媛県の野鳥糞便各1例(H5N3亜型)と、岩手県の野鳥1例(H6N2亜型)から分離されている。幸い12月25日現在、家きん農場での発生報告はないが、今後も警戒を緩めず、AIを農場や鶏舎に侵入させない防疫対策を徹底し続ける必要がある。

 最も真剣に取り組まなければならなくなりつつあるのは、アニマルウェルフェア(AW)についてである。欧米のAWの考え方の根底には、キリスト教プロテスタントの宗教観や文化があり、採卵鶏では〝脱ケージ〟への動きがある。

 ただ、広大な国土や夏に乾燥する気候風土を持つ欧米とは異なり、日本は国土が狭く、夏は高温多湿で、鶏病が発生しやすい環境にある。

 日本では、(公社)畜産技術協会が畜種別の「AWの考え方に対応した飼養管理指針」を定め、肉用鶏は国際獣疫事務局(OIE)のAWガイドラインを取り入れたものになっている。採卵鶏も、OIEのガイドライン作成作業が大詰めに近づいているが、実用的、経済的かつ衛生的で、生産者も消費者も安心できる畜産物の生産が〝持続可能〟な「日本版の採卵鶏AW」を目指さなければならない。

★災害用食料の備蓄、6年でほぼ倍増 大量廃棄問題も浮上

【朝日新聞デジタル2018111() 7:30配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180111-00000014-asahi-soci

 自治体が備蓄する災害用の食料が急増している。東日本大震災や熊本地震の影響で被害想定を幅広く見直したことから、都道府県の備蓄量は今年度までの6年間でほぼ倍増した。賞味期限が近づいた食料は更新しなければならず、大量廃棄の問題も起きている。

 

  朝日新聞が47都道府県と20政令指定都市を対象に、避難者向けの備蓄食料について電話で取材した。水で戻して食べるアルファ化米やパン、クラッカーなどの食料について、東日本大震災直後の2011年度から17年度までの備蓄量を尋ね、全自治体が答えた。

 

  その結果、市区町村に任せて都道府県では備蓄していないと回答した北海道、青森、宮城、山梨、静岡、鳥取、山口の7道県(17年度時点)を除いた40都府県で11年度に678万6千食を備蓄。それが17年度になると30都府県が備蓄を増やし、計1249万7千食になっていた。全体で1・8倍に増えた計算だ。

 20指定市では、11年度の766万4千食から17年度の1221万食と、1・6倍に増えていた。

  増加の背景には、東日本大震災や熊本地震などを受け、自治体が被害想定を見直したことが挙げられる。

  11年度に186万食を備蓄していた東京都は、東日本大震災を受けて12年度に備蓄計画を修正。従来は2日分を確保していたが、交通が混乱して食料を確保できない場合を考え、3日分に見直した。一部の市区町村分の備蓄も含め、18年度までに3・6倍の666万食を確保する予定だ。

朝日新聞社

★不漁とは無縁! 本格始動する魚の「陸上養殖」

【東洋経済オンライン20181/6() 6:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180106-00202219-toyo-bus_all

 2017年は秋サケやサンマなどが記録的な不漁だった。北海道の秋サケ、サンマとも水揚げ量は前年比約3割減の水準。一部で価格が高騰し、冬の食卓を直撃した。

 不漁は今年だけのことではない。日本の漁業・養殖業生産量は減り続けており、ピークだった1984(1282万トン)と比べ3分の1近くまで減っている。日本は水産大国のイメージがあるが、実は魚不足が常態化しているのだ。

  FAO(国連食糧農業機関)の統計によると世界の食用魚介類の1人当たり消費量は、最近50年間で約2倍に増加している。中国では同期間に約8倍、インドネシアでは約3倍になるなど新興国での伸びが目立つ。世界人口の増加に合わせて、日本のみならず世界で魚介類不足が進む。

 

■広がる「魚の工場生産」

  ならば養殖でとなりそうだが、海での養殖は自然災害に見舞われたり、海洋汚染によって被害を受けたりする場合がある。沖合での養殖はコストもかかる。そこで期待されるのが、「陸上養殖」。水質や水温、エサなどを完全にコントロールした屋内の水槽で魚介類を育てる。養殖というよりも「魚の工場生産」と呼んだほうが適切だろう。

  総合バルブメーカーで国内首位のキッツ(千葉県千葉市)。特にビル・住宅設備やエネルギー・化学プラント向けのバルブに強みを持つ。20183月期は2ケタの営業増益が予想されるなど業績は絶好調だ。

 そんな同社は2012年、バルブ製品で培った水処理技術を生かして陸上養殖に乗り出した。2015年には長野県茅野市に陸上養殖プラントを設置し、マダイやマハタの長期飼育の技術を確立した。

  同社のシステムでは海から運んだ海水ではなく、水道水に海水成分の粉末を溶かした水を使用する。海水を海から運ぶと輸送費が大きな負担になるが、水道水ならばコストを抑制できる。「水道水でも魚の飼育にはまったく問題がない」(キッツ)

 陸上養殖を成功させるには、魚からの排泄物であるアンモニアをいかに無害化するかがポイントになる。同社ではアンモニアの多いときは電気を使用、少ないときは低コストのバクテリアを使用して水質を保つ。

  プラントでの作業は大半が自動化され、従業員は平日の9時~5時の勤務で済む。プラント内にはセンサーや監視カメラが設置され、水温、酸素濃度、pH値などを定期的に計測し、何かトラブルがあれば担当者にメールが届く。就業者の減少・高齢化に悩む日本の漁業にとって、飼育作業の負担減は陸上養殖の大きなメリットの1つだ。

 陸上養殖の技術をとりあえず確立したため、長野県のプラントは2017年に閉鎖。現在はマルハニチロの「サクラマス陸上養殖プロジェクト」に参画し、技術のレベルアップに取り込む。キッツは魚の養殖販売だけでなく、陸上養殖システムの販売を目指している。

■工業団地でキャビアを生産

  世界三大珍味の1つ、キャビア。それを産むのが世界的希少魚種のチョウザメで、魚肉も美味で人気がある。そのチョウザメの陸上養殖を手掛けるのが、こちらもバブルメーカーのフジキン(大阪府大阪市)だ。

 育成したオス魚を食肉用に外食業者へ出荷し、メスはキャビア採取用となる。キャビアというと缶詰や瓶詰を連想する人が多いだろうが、同社では卵を持ったメスを魚ごと出荷している。出荷先で魚体からキャビアを取り出したほうが鮮度が保たれるからだ。

  同社の養殖事業への参入は1989年と古い。バルブ生産で培った水の流れを制御する技術を生かしてチョウザメの養殖事業を開始。1992年に民間企業としては世界で初めて人工ふ化に成功、1998年にはこれも世界で初めて水槽での完全養殖に成功した。従来のチョウザメを超えたという意味で、この養殖チョウザメのブランド名を「超チョウザメ」とした。

 同社の養殖場は1985年に開催された科学万博つくば85”の会場跡地に建設された工業団地内にある。現在ではチョウザメ1万匹を飼育する体制を作っている。

  日本で初めてバナメイエビの養殖に成功したのがIMTエンジニアリング(東京都新宿区)。同社は国内唯一の屋内型エビ生産システムを国内外に普及するために設立されたエンジニアリング会社だ。

  バナメイエビとは世界中の水温20度以上の海域に生息しているエビだが、同社では新潟県妙高市の室内養殖場でバナメイエビを育てている。養殖が始まったのは2007年。豪雪地帯、妙高市にちなんで「妙高ゆきエビ」と名づけられ、今では特産品の1つとなった。

 東南アジアで養殖されたバナメイエビには臭みがあるが、妙高ゆきエビには臭みがない。通常の養殖池では、池の底に残餌や死骸がヘドロ状になって蓄積され、その臭いがバナメイエビに付いてしまう。

 妙高ゆきエビが養殖される水槽は逆三角形型で、残餌や死骸、フンなどが逆三角形の底面に集まり、それらを毎日外へ排出している。そうして水槽内を清潔に保つのだ。水槽には波を引き起こす造波装置もあり、強制的に波の中を泳がせるため、身が引き締まり、それがエビのプリプリの食感につながるのだという。

 

■県や漁協も陸上養殖

  富山県では名物「ますずし」に使用されるサクラマスの陸上養殖が行われている。サクラマスは川で生まれ、海で育ち、川に戻って産卵する。漁獲量が近年非常に少ないことから、実際にますずしに使用されるのは輸入のサケやマスであることがほとんど。

  そこで、同県射水市の大門漁協と堀岡養殖漁協が県水産研究所と協力して2013年に陸上養殖の実験を開始し、2015年に養殖法を確立した。

  養殖であっても、淡水で生まれて海水で育ち、そして淡水に戻るという順番を作らなければならない。そこで、県内の庄川で活動する大門漁協が成魚からの採卵と稚魚の育成を担い、海の近くで養殖を手掛ける堀岡養殖漁協が成魚の育成を担当する。同じ市内ではあるが、地域の違う2つの漁協がリレー方式で陸上養殖を行うわけだ。

 陸上養殖には自然災害の影響が少ないほかに、育成の履歴が取りやすく安全に魚を育てられる、漁協の許可が不要で企業にとって参入しやすいなどのメリットがある。

  中でもポイントは安全な魚作りだ。世界ではWWF(世界自然保護基金)が定めるASCと呼ばれる養殖魚の認証制度があり、徐々に認知が高まっている。たとえば五輪の選手村ではASCを認定した魚でなければ提供できない。2016年のリオ五輪ではASCの認定を受けた水産物70万トン以上が選手や関係者にふるまわれた。

 開催まであと3年を切った東京五輪でも条件は同じ。水産物の輸出促進においても、ASC認証は武器になる。設備や電気代のコストの高さなど克服すべき課題はあるが、今後も陸上養殖魚への注目が高まりそうだ。田宮 寛之 :東洋経済 記者

★WHO、「伝統医療」認定へ 西洋医学偏重から転換

【産経新聞201819() 7:55配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180109-00000044-san-hlth

 漢方薬や鍼灸(しんきゅう)など日本や中国の伝統医療が、今春にも開催される世界保健機関(WHO)の総会で認定される方針であることが8日、関係者への取材で分かった。具体的には、国際的に統一した基準で定められた疾病分類である「国際疾病分類」(ICD)に、伝統的な東洋医学の章が追加される。100年以上、西洋医学一辺倒だった世界の医療基準の転換点となるとともに、中国と異なり独自に発展してきた日本の伝統医療の再評価につながる。

  関係者によると、WHOが伝統医療に注目したのは、同機関で扱う医療の統計が西洋に偏り、伝統医学での治療に依存しているアジアなどでほとんど統計が取られていないとされる「情報格差」を埋めることが目的にあるという。

  ICDは1900(明治33)年に初めて国際会議で承認、日本でも同年に採用された。約10年ごとに改訂され、現在は全22章から成るが、日本や中国などに根差した「伝統医療」が新しい章として加わる。病名や患者の体質を示す「証(しょう)」が約300項目記載されるという。

  ICDの作成にも携わった千葉大の並木隆雄診療教授(和漢診療学)は、「WHOに公式に認められれば、日本の伝統医療の地位向上に役立つ。科学的な調査のもと、漢方の有効性も検討でき、成果は国民に大きく還元される」と話した。

  日本の漢方は古代中国に起源があるものの、西洋医学と融合し、中国とは運用方法や処方の作り方も異なるなど独自の発展を遂げた。鍼灸も奈良時代に漢方とともに伝えられ、「日本の医療」として進化。特に中国はボールペンの芯ほどの太いはりを使うが、日本は髪の毛ほどの細いはりを使うところに特徴がある。

  病気に対し狙いを絞って対処する西洋医学に対し、東洋医学では、病気は全身の体内バランスが崩れて起こるという考えを持ち、同じ症状でも患者の体質によって治療を変える。日本では昭和51年に147種の漢方エキス製剤が医療保険に適用。漢方医学は平成13年から医学教育に、14年からは薬学教育にも導入された。

★レジオネラ症の発生について

【北九州市発表平成30年1月9日】

http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000790669.pdf

市内において、レジオネラ症(4類感染症)の発生届がありましたので、北九州市感染症公表要領に基づきお知らせいたします。

1概要 平成30年1月5日(金)、市内医療機関(門司区)からレジオネラ症(肺炎型)の発生届出があった。

2患者情報 門司区在住、91歳、女性

3経過 12月4日()発熱、全身倦怠感あり。12月5日()発熱(38.6)あり。

医療機関を受診し、入院となる。1月3日()発熱(37台後半)あり。

1月5日()尿検査の結果、レジオネラ症と診断。

1月8日()死亡。

4現在の状況  死亡

5感染原因 不明

6行政対応 患者、家族に対する健康調査の実施

2018年1月 5日 (金)

2018年1月5日号PDF版

2018年1月5日号のPDF版です。

今年もよろしくお願いします。

PDF版では写真や絵図が見られます。

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2018年1月5日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2018年1月5日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2018年1月5日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★冬の食中毒に要注意!意外にも121月が最多

【ウェザーニュース20171230 855分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14097878/

年末年始は忘年会、パーティ、買い出し、神社などへの参拝など、何かと人ごみの中に出かける機会が多くなりますね。そうなると怖いものとして真っ先に浮かぶのがインフルエンザ。でも意外ですが、食中毒も12月が最も多く、次いで1月が続きます。特に感染力の強さで知られるノロウィルスは今頃が流行のピークとなります。

乾燥が大好きなノロウィルス

厚生労働省の2016年食中毒統計資料の月別発生数を見ると、112月、21月、33月と、なんと寒い時季がベスト3を占めています。暑い季節には誰もが注意する食中毒ですが、実際には約5割が冬季に発生していることになります。

食中毒の原因は、細菌やウイルス、寄生虫、化学物質など。春はカンピロバクター、夏はサルモネラ菌や大腸菌などの細菌による食中毒が多いのに対して、冬は低温や乾燥した環境に強いウイルス性の食中毒が多く発生します。特に注意をしたいのが、発生数が多いノロウイルス。例年11月から増え、12月をピークに3月まで多発します。ノロウイルスは、食品や手指を介してウイルスが体内に入ることで感染します。12日の潜伏期のあと嘔吐や下痢、腹痛などの症状が起きるとされ、特に小さなお子さんや高齢者、体の弱っている人には注意が必要です。怖いのは、感染力の強さ。誰かひとりが感染すると食材や食器などを介して感染が広がり、学校や病院などで集団感染を起こす可能性があります。

食中毒を防ぐには、まず手洗いから。調理前や食事前、用便後などは必ず石けんと流水で手を洗いましょう。食品の管理も大切です。カキやアサリなどの二枚貝には、ノロウイルスが潜んでいることがあるので、中心部までしっかり加熱しましょう(中心部8590℃で90秒以上)。魚介類を扱った調理器具はほかの調理をする前に洗い、消毒することも忘れずに。また、嘔吐物や糞便などの汚物を処理するときには、使い捨ての手袋やマスク、エプロンなどを着用し、塩素系の漂白剤(次亜塩素ナトリウム)で消毒、処理を行いましょう。もちろん、その後の手洗いも忘れないようにしましょう。〔関連リンク〕天気予報・気温予報

参考資料など

厚生労働省 食中毒統計資料「平成28(2016)食中毒発生状況」

★O157集団食中毒、教訓は

上田学

【朝日新聞デジタル201712291800分】

https://digital.asahi.com/articles/ASKDY3W6NKDYUBQU00L.html

 群馬、埼玉両県で8月、総菜店を経営するフレッシュコーポレーションの系列店の総菜を食べた人が相次いで腸管出血性大腸菌O157に感染した集団食中毒は、前橋市の店の総菜を食べた3歳女児が亡くなる最悪の事態となった。

 厚生労働省は11月、この問題を含む7~9月に発症した少なくとも15都県の91人が同じ遺伝子型の菌に感染していたことを発表した。菌の感染源が共通していた可能性が否定できなかったものの、結果としてその特定には至らなかった。

 この問題で見逃せないのはO157の感染力の強さだ。わずかな菌数でも環境によっては短時間で増殖し、潜伏期間は3~5日、時には1週間以上かかり、長い。症状が出た頃には証拠の食材は残っておらず、今回も感染経路が突き止められない一因となった

 市の対応も素早かったとは言えない。市は、女児が住む東京都から情報提供を受け、女児の被害を発表日の8日前にはつかんでいた。さらに、発表の前日までに女児の死亡は知らされていた。にもかかわらず、発表当日の午前中にも「午後に発表する」と報道各社に伝えるのみで口をつぐんだまま。女児が食べて既に1カ月以上経っていた。

 菌が同じ遺伝子型だったのに、同省や自治体間の情報共有が遅れた。その反省から同省は自治体との連携を強め、詳しい情報を共有できる態勢づくりを進める方針だ。市も可能な限り早く検査し、発表するよう努めてほしい。迅速な啓発も被害拡大を防ぐことにつながるからだ。

.1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★静岡県:藤枝市の民宿で23人が食中毒 ノロウイルス

【朝日新聞デジタル2018150837分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL152SZTL15UBQU006.html

静岡県は4日、藤枝市岡部町宮島の「ファミリー民宿朝比奈」で食中毒が起きた、と発表した。県によると、昨年12月28日に提供された料理を食べた宿泊客や調理従事者ら38人のうち、京都府の12~33歳の男性20人と同市内の調理従事者の女性3人が同月29日午後3時ごろから下痢や吐き気を訴え、男性4人が一時入院した。宿泊客5人と調理従事者8人の便からノロウイルスが検出されたという。患者は全員快方に向かっているという。

 民宿によると、症状を訴えた宿泊客はサッカーのスポーツクラブの合宿で訪れた中学生とその引率者。県中部保健所は民宿の調理部門に対し、4日から当分の間の営業禁止を命じた。

★大阪市:西区の社員食堂で28人が食中毒 ノロウイルス

【産経新聞2017/12/31() 23:35配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171231-00000548-san-soci

 大阪市は31日、大阪市西区にある会社の社員食堂で給食を食べた22~67歳の男女28人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、うち13人からノロウイルスを検出したと発表した。市は給食を原因とする食中毒と断定し、給食を提供していた「阪神給食」(同区)を同日から6日間の営業停止処分とした。

  市によると、発症者はいずれも27日の給食を食べ、28~29日に症状を訴えた。入院者はなく、いずれも快方に向かっているという。

大阪市報道発表資料(抜粋)

201712311900分発表】

http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/kenko/0000421915.html

  平成2912291030分頃、阪神給食株式会社(大阪市西区)から、同社が受託営業している社員食堂(エスエムビー シー信用保証(株)社員食堂)の利用者が体調不良を呈しているとの届出が大阪市保健所にありました。

 調査をしたところ、当該食堂は、関連会社3社を含む社員約150名が利用しており、4社の社員計28名が平成29122814時頃から平成29122911時頃にかけて、嘔吐、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈していることが確認されました。

 発症者28名の共通食は当該社員食堂で調製された食事以外になく、その発症状況が類似していること、発症者及び調理従事者の糞便からノロウイルスが検出されたこと、感染症が疑われる事象がなかったことから、当該施設を原因とする食中毒と断定し、営業者に対し、本日から6日間、当該施設の営業停止を命じました。 なお、当該施設は平成291229日から営業を自粛しております。

【発症者の状況】  発症者 28名(男:16名(50歳から67歳)、女:12名(22歳から55歳))うち受診者 26名(入院者なし)  ※発症者は全員快方に向かっています。

【主症状】  嘔吐、下痢、発熱 等

【原因施設】

  名 称:エスエムビーシー信用保証(株)社員食堂

  所在地:大阪市西区西本町3丁目148

  営業者:阪神給食株式会社 代表取締役 羽生(はにゅう) 久美子

  業 種:飲食店営業

【病因物質】  ノロウイルス

【原因推定食品】  平成291227日の給食

 <給食の内容>年越しそば、がんも京風あんかけ、ブロッコリーの梅肉がけ、ゆかりごはん、漬物

検査状況

検体名               検査結果

発症者糞便(16検体)    13検体からノロウイルスを検出、3検体は検査中

調理従事者糞便(6検体)  1検体からノロウイルスを検出5検体は陰性

★京都府:京丹後市の旅館で70人が食中毒 ノロウイルス

【朝日新聞デジタル201712310900分】

https://digital.asahi.com/articles/ASKD02D74KD0UBQU001.html

 京都府丹後保健所(京丹後市)は30日、同市久美浜町平田の温泉旅館「湯元館」のカニ料理を食べた客が食中毒になり、同日から3日間の営業停止処分にしたと発表した。

 保健所によると、20~23日の昼食で出されたカニの刺し身や茶わん蒸しなどを食べた23~82歳の男女70人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。このうち8人と、旅館の調理担当者の女性4人の便からノロウイルスが検出されたという。

<関連情報>

京丹後の旅館、70人食中毒…ノロウイルス検出

【読売新聞20171230() 18:32配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171230-00050046-yom-soci

 京都府は30日、京丹後市久美浜町の温泉旅館「湯元館」で食事をした男女70人が腹痛や下痢などを訴え、うち8人からノロウイルスを検出したと発表した。

  いずれも快方に向かっているという。府は集団食中毒と断定し、30日から3日間、旅館を営業停止処分とした。

  府によると、今月20~23日、滋賀、兵庫両県から日帰りのツアー旅行で訪れた5団体計153人が昼食でカニやすしなどを食べ、うち70人が症状を訴えたという。27、28日に両県から府に連絡があった。府の検査で旅館の調理担当の従業員4人からもノロウイルスが検出された。

京都府がノロウイルス注意報 集団食中毒相次ぎ

【京都新聞201814() 20:50配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000046-kyt-hlth

 京都府は4日、ノロウイルスによる食中毒の注意報を府内全域に発令した。冬季の発令は2016年11月以来で、府は手洗いの励行や食品の十分な加熱を呼び掛けている。

  昨年12月26日に京都市左京区のすし店、30日に京丹後市の旅館でそれぞれノロウイルスが原因とみられる集団食中毒が発生し、1週間に2件以上という発令基準を満たした。

  府は、各保健所などを通じて福祉施設や保育園、主要スーパーなどに注意喚起した。

★北海道:美唄市の飲食店の仕出し弁当で42人が食中毒 ノロウイルス

【北海道庁発表平成291230日(土)(抜粋) 

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/kse/sho/iha/ihan171230.htm

1 探  知  

  平成291225日(月)午後5時頃、美唄市内の医療機関から、1223日(土)に同市内の飲食店が調理した弁当を食べた1団体のうち5名が、1225日(月)未明から食中毒様症状を呈し受診した旨、岩見沢保健所に連絡があった。

2 概 要

  美唄市内の飲食店が仕出し弁当等を提供した15団体181名中42名が、1224日(日)午前0時頃から下痢、嘔吐、発熱等の症状を呈し、うち27名が医療機関を受診した。

   岩見沢保健所の調査の結果、有症者の共通食が当該飲食店で調理された仕出し弁当等に限られること、有症者及び調理従事者の便から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出されたことなどから、同保健所は、本日、当該飲食店を原因施設とする食中毒と断定した。 

3 発生日時(初発)   平成291224日(日)午前0時頃 

4 有症者数   42名(通院者27名、入院者0名) ※ 有症者は、概ね快方に向かっている。 

5 症 状   下痢、嘔吐、発熱(3739℃)等 

6 病因物質 ノロウイルス

  ※ 道立衛生研究所において有症者13名及び調理従事者11名の便を検査した結果、有症者13名及び調理従事者1名から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出された。

7 原因施設

 (1)施設名:有限会社ヤマキ山本靖商店(やまもとやすししょうてん)

 (2)所在地:美唄市字美唄1377番地

 (3)営業者:有限会社ヤマキ山本靖商店 代表取締役 山本 剛(やまもと つよし)

 (4)業 種:飲食店営業

8 原因食品 1223日(土)以降に当該施設で調理された仕出し弁当等 弁当のメニュー(参考:1223日の弁当) 煮物、マリネ、焼き鮭、エビフライ、卵焼き、鶏照り焼き、コーンマヨ焼き 等

9 対 応

 岩見沢保健所は、本日、食品衛生法第55条第1項に基づき、営業者に対し、平成291230日(土)から平成30年1月1日(月)までの3日間、当該施設の営業停止を命ずるとともに、施設設備及び器具等の清掃・消毒の徹底、食品の衛生的な取扱い及び調理従事者に対する衛生教育を指示した。

10 その他 当該施設は、1227日(水)午後から営業を自粛している。

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

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サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★千葉県:松戸市の飲食店、唐揚げ等で12人が食中毒 カンピロバクター

【NHK千葉NWESWEB20180103日 1712分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/chiba/20180103/1080001187.html

先月、千葉県松戸市の飲食店で作られた食事を食べた人たちが下痢や腹痛などの症状を訴え、食中毒を引き起こす細菌「カンピロバクター」が検出されたことから、千葉県は食中毒と断定し、この店を3日から3日間の営業停止処分にしました。

 千葉県によりますと、松戸市常盤平の飲食店「キッチンたけちゃん」で先月19日に忘年会を行った病院関係のグループから「下痢などの症状が出て、カンピロバクターを検出した」と先月28日に連絡がありました。

 保健所が調べたところ症状を訴えたのは男女合わせて12人で、このうち6人から「カンピロバクター」が検出されました。

 1人が入院しましたが、すでに退院していて、患者はいずれも回復しているということです。

 共通の食事は、この店で出された鶏の唐揚げや刺身などだけだったことから、千葉県は食中毒と断定し、この店を3日から3日間の営業停止処分にしました。

 「カンピロバクター」による食中毒は加熱が不十分な鶏肉を食べた場合に起きることが多いことから、千葉県は生肉を調理する際には十分に加熱することや衛生管理を徹底することなど注意を呼びかけています。

<関連情報>

千葉県発表201813(抜粋)

http://www.pref.chiba.lg.jp/eishi/press/2017/shokuchuudoku/h300103.html

概要

平成291228日(木曜日)午後3時頃、松戸市内の医療機関から「1219(火曜日)に、当機関の職員が松戸市内の飲食店で会食したところ、9名が下痢、発熱等の症状を呈し、うち複数名からカンピロバクターを検出した。」旨の連絡が松戸保健所にあり、調査を開始した。

調査の結果、松戸市内の飲食店「キッチンたけちゃん」を1219(火曜日)に利用した1グループ40名のうち12名が下痢、腹痛等の症状を呈し、9名が医療機関を受診していたことが判明した。

患者に共通する食品は、当該施設が提供した食事に限られており、患者の便から食中毒の病因物質であるカンピロバクターが検出されたこと、患者の発症状況がカンピロバクターによるものと一致したことから、本日、松戸保健所長は、当該施設を原因施設とする食中毒と断定し、営業停止処分を行った。

なお、患者は全員回復している。

1喫食者数  40(持ち帰り品の喫食者1名を含む)

2患者数  12(内訳)男性228歳~46歳、女性1019歳~41

3受診状況  医療機関受診者9名、うち入院患者1(現在、回復し退院)

4主な症状  下痢、腹痛、発熱

5発症日時 平成291221日(木曜日)午前2時頃から

6原因施設  所在地:松戸市常盤平5-14-24 奥平ビル1A 営業者:金田 充年(かねだ まさとし)

屋号:キッチンたけちゃん 業種:飲食店営業

7原因食品  1219(火曜日)夜に当該施設で提供された食事

(主な献立)生ハム、カキのオイル煮、たらこポテトサラダ、ラタトゥイユ、卵焼き(穴子、カキ)、地鶏ジェノベーゼ、唐揚げ、鉄火巻き(マグロ)、刺身(カンパチ、タコ、シマアジ、スマ、ホタテ、クロムツ)

8病因物質  カンピロバクター

9行政措置  営業停止3日間(平成3013日から15日まで)

★越谷市の飲食店レバーのあぶり焼き等で5人が食中毒 カンピロバクター

【埼玉新聞201812() 22:08配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180102-00010003-saitama-l11

 埼玉県の越谷市は2日、同市南越谷の居酒屋「博多満月」の客が食中毒の症状を訴え、同店を2日から3日間の営業停止処分にした、と発表した。

  市保健所によると、昨年1222日夜、同店で白レバーのあぶり焼きや焼き鳥を食べた20代の女性グループ5人に、同25日から下痢や発熱などの症状が表れたという。

 検査したところ、3人からカンピロバクターが検出。5人は入院せず、いずれも快方に向かっているという。

★岐阜県:羽島市の飲食店で7人が食中毒 カンピロバクター

【NHK岐阜NWES WEB 20171230日 1924分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3086501181.html

羽島市内の飲食店で食事をした男女7人が下痢や腹痛を訴え、食中毒を引き起こす細菌、「カンピロバクター」が検出されました。

 入院した人はいませんが、岐阜県は、この店での食事が原因の食中毒と断定し、30日から営業禁止としました。

 岐阜県によりますと、12月22日、羽島市小熊町の飲食店、「とりや小熊店」で、10代から20代の男女7人が下痢や腹痛などを訴え、このうち6人が、病院で手当てを受けたということです。

 入院した人はおらず、いずれも快方に向かっていますが、患者の便から食中毒を引き起こす細菌の「カンピロバクター」が検出されたということです。

 岐阜県は、共通して食べたこの店の料理が食中毒の原因だとして30日から営業禁止の処分にしました。

 原因の食品は現在調査中ですが、「カンピロバクター」は鳥肉に含まれていることが多いということで、食べたものの中には焼き鳥やから揚げもあったということです。

 岐阜県は、鶏肉などは十分に加熱し、使った調理器具は洗浄と殺菌を徹底するよう呼びかけています。

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

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腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

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ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

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セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

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エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

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寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

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植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

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.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

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その他の食中毒情報

★岡山市:合宿の参加者14人が食中毒 病因物質調査中

【岡山市記者クラブ提供資料平成291230日(土)(抜粋)

http://www.city.okayama.jp/contents/000318314.pdf

事件の概要

平成29年12月29日(金)午前10時頃、市内医療機関から「市内で行われた合宿の参加者で食中毒様症状を呈している患者を複数名診察した」旨の通報が当市保健所にあった。

同保健所で調査したところ、12月28日(木)から市内で行われた部活動の合宿に参加していた高校生17名中14名が下痢、腹痛等の症状を呈していることが判明した。

有症者に共通する食事は当該合宿で提供された食事のみであること、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該合宿中に提供された食事を原因とする食中毒事件と断定した。

調査者数 17名(女17名) 患者数 14名(女14名)入院患者なし

初発患者

住所等 住所:和歌山市 性別:女性 年齢:10歳代 発病年月日 平成29年12月29日(金) 午前5時頃

症状 下痢、腹痛 等

原因(と推定される)食事の調製者

所在地:岡山市中区桑野705番地1営業者:有限会社 備前給食 代表取締役 石原絹三

屋 号:備前給食  営業の種類:飲食店営業

主な献立 カレー、豚カツ、千切りキャベツ、マカロニサラダ(蓮根入り)、赤ウインナー、お茶

検査物等

施設内ふきとり:1検体 検査場所:岡山市保健所

検便:8検体 検査場所:岡山市保健所、医療機関

保存食:6検体 検査場所:岡山市保健所

原因食品 調査中

病因物質 調査中

行政処分 営業停止処分(平成29年12月30日(土)から平成30年1月3日(水)までの5日間)

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

★感染性胃腸炎の集団発生 について

【茨城県公表2018年1月4日(抜粋)

http://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yobo/kiki/yobo/kansen/idwr/press/documents/20180104.pdf

(1)社会福祉法人聖隷会特別養護老人ホームセンチュリー石岡

所在地 石岡市三村6286-1

【主な症状】 嘔吐,下痢

【発症者の状況】

12月26日にセンチュリー石岡から土浦保健所へ報告があり探知。土浦保健所で調査したところ,1月3日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した利用者・職員が,あわせて43名となったことが判明しました。嘔吐・下痢等の症状により1名(入所者)が入院していますが,快方に向かっております。他の発症者も全員快方に向かっており,重症者はいません。

検査及び結果 県衛生研究所で入所者3名の検体(便)を検査したところ,3名の検体からノロウイルスが検出されました。

施設の対応状況】

入所者及び職員の健康観察の徹底

症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診

手洗いの励行

嘔吐物の適切な処理,施設内消毒

面会の中止

新規入所・ショートステイの受け入れ中止

(2)社会福祉法人清風福祉会特別養護老人ホーム恵愛荘

所在地 坂東市沓掛くつかけ337

主な症状】 嘔吐,下痢

【発症者の状況】

12月30日に恵愛荘から常総保健所へ報告があり探知。常総保健所で調査したところ,1月3日までに嘔吐・下痢等の症状を呈した入所者・職員が,あわせて54名となったことが判明しました。嘔吐・下痢等の症状により2名(入所者)が入院していますが,快方に向かっております。他の発症者も全員快方に向かっており,重症者はいません。

検査及び結果 県衛生研究所で入所者3名の検体(便)を検査したところ,3名の検体からノロウイルスが検出されました。

【施設の対応状況】

入所者及び職員の健康観察の徹底

症状出現時の早期発見・早期対応・早期受診

手洗いの励行

嘔吐物の適切な処理,施設内消毒

面会の中止

新規入所・ショートステイの受け入れ中止

★北九州の病院で患者ら感染性胃腸炎

【朝日新聞デジタル201712291300分】

https://digital.asahi.com/articles/ASKDY3SPQKDYUBQU00H.html

 北九州市は28日、小倉北区と八幡東区の病院で入院患者と職員が感染性胃腸炎になったと発表した。小倉北区の病院で25~28日に下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えたのは60~90代の入院患者13人と40~50代の職員2人。患者のうち8人からノロウイルスが検出された。

 八幡東区の病院で23~28日に下痢や嘔吐の症状を訴えたのは70~80代の入院患者7人と20~40代の職員5人。患者のうち5人からノロウイルスが検出された。両病院とも重症者はいない。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

該当する記事は見つかりませんでした。

4 食の安全情報

<違反食品・自主回収等関係情報>

★「スパイスケーキ(パールシュガー)」の自主回収

滋賀県の自主回収情報より

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/jisyu.html

回収開始日 20171227

対象品

【菓子】 「スパイスケーキ(パールシュガー)」

製品の特定情報

【形態】合成樹脂製袋詰め 【容量】285g

【対象ロット】2018711日、2018830

【原産国名】ベルギー

【輸入者】株式会社神戸物産(兵庫県加古郡稲美町中一色883番地)

出荷総数量

 関西:2018711日賞味期限:15,648

 関東:2018711日賞味期限:18,768

 関東:2018830日賞味期限:2,352

【回収理由】 アレルゲン(特定原材料:小麦)表示が不足していたため

問い合わせ先 株式会社神戸物産 お客様相談室  フリーダイヤル:0120-808-348

 HACCP関係情報>

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<表示関係情報>

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<給食関係情報>

★野菜が持つ栄養素「ファイトケミカル」って? 幼稚園の給食で実践、インフルエンザがゼロに

【西日本新聞20171230() 11:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171230-00010001-nishinpc-soci&p=1

 「味見してみてください」。小皿の茶色いスープを口に含む。野菜の甘味が広がり、想像以上のこくも感じた。「玉ネギが多いと色が濃くなりますね」

 熊本県山鹿市。田園地帯にある米田保育園(園児数43人)で、給食の準備に忙しい栄養士、下田希さん(45)がすすめてくれたのは熱々の「ベジブロス」。玉ネギの皮、カボチャの種、レタスとリンゴの芯などを約30分煮出した野菜のだし汁だ。汁物のベースにするほか、ご飯もこれで炊く。
 この日の給食のメインはカレーライス。ベジブロスは前日に凍らせておいたものを投入。サツマイモの皮の紫色を帯びている。丁寧に洗ったジャガイモとニンジンは皮付きのまま入れた。
 「きょうのおかず甘~い」「いっぱい(野菜くずを)入れたもんね」「じゃろー」。園児とのそんな会話がうれしい下田さんは、2014年、小学校の給食担当から園に異動したときに受けた研修を胸に刻む。「すべてにおいて目からうろこ。やる気のスイッチが入りました」
 衝撃を覚えたのが、植物だけが持つ成分「「ファイトケミカル(phytochemical)」だった。

皮や根っこも生かす食べ方

 3年前の研修で講師として園を訪れたのは長崎県佐世保市の有機農家、吉田俊道さん(58)。生ごみを堆肥化して育てる、病害虫を寄せ付けない「元気野菜」と、皮や根っこも生かす食べ方を提唱し、普及のため全国で講演を続けている。
 ファイトケミカルは元気野菜の鍵となる成分。有害な紫外線や病害虫への抵抗力、抗酸化力があり、皮や根、芯に豊富に含まれる。体に取り込めば免疫力が高まり、健康増進に寄与する。トマトのリコピンなどのポリフェノールもその一つだ。
 山鹿市は吉田さんの考えに賛同し、09年から市内の公私立の保育園で生ごみリサイクル運動を始めた。
 米田保育園は当初から市のモデル園に指定され、皮付き野菜の活用と、栄養が流出しにくい蒸し調理を実践。野菜の栽培も吉田方式の土づくりに改めた。現在、収穫期には給食の野菜のほぼ半分を自前で賄う。
 「園児が土づくりから携わり、収穫した野菜を無駄にはできない」。下田さんは毎日出る野菜の皮も生かそうとベジブロスも始めた。
 園では1516年度、インフルエンザで欠席した子どもはいない。熱を出しても治りが早くなった、という保護者の声も届く。運動開始当時の園長、稲葉敦子さん(61)は、始めて数カ月後の変化を覚えている。「土づくりの見学者たちが、園児たちが落ち着きましたね、と驚いていました」

「野菜のすべてが宝物」

 園には年間を通した栽培計画がある。土づくりは5月、10月、2月の年3回。保護者や市場にも呼び掛けて生ごみを集め、畑に混ぜ込む。数日もすれば土の上にうっすらと白く菌が広がる。子どもたちは「菌ちゃんが生ごみを食べたんだね」と、土が生き物であることを実感しながら掘り返す。約1カ月後、微生物によって完熟した土ができあがる。「園児たちは命の循環を学び、感謝する心と強い体を育んでいます」と木村加代子園長は説明する。
 給食は園児にとって最も楽しい時間だ。みそ汁の中にネギの根っこを見つけた子は「やったー、元気になれるね」と声を上げる。

 そんな様子を見て下田さんは思う。「野菜のすべてが宝物。捨てられない」
 出来上がった昼食のカレーをいただいた。野菜の甘味がカレーの味に負けていない。こんなカレーを食べられる子どもたちは、何て幸せなんだろう。

西日本新聞社

★“まずい給食”騒動で見えてきたこと「給食は食育の場だと現場が理解していない」

学習院女子大学の品川教授と川村ひかる

【週刊女性PRIME20171228() 10:00配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171228-00011042-jprime-soci

世間の物議をかもした給食食べ残し問題。“自分の子どもの学校で起こったら……”と不安になった人も多いはず。なぜ起きたのか? 今後の課題は? 食育研究の第一人者・学習院女子大学の品川明教授と、健康管理士の資格を持つ川村ひかるさんが自らの思いを語った──

 生徒からの「まずい」の声や髪の毛などの異物混入が相次ぎ、話題となった神奈川県大磯町の中学校給食。子どもたちを育てる大事な給食が「まずい」というのは深刻な問題だ。

  一連の騒動には、子どもへの食育の課題があるという。

 川村「まず母親として、美味しい給食が出てこないということがすごく問題だなと思います。本来なら、中学生っておかわり、おかわりと言って当たり前の時期ですよね。それがまずいなんて……。おかずがまずくても、ごはんだけでも食べるというのは考えられますが、全部残すというのはどういう状況なのかなと思います」

 品川「大磯町の場合、業者にも問題があるのかもしれませんが、一概に残されたからまずいということにはならないような気がしています。生徒さんたちが味の濃いものに慣れていて、濃いものは受け入れるけど薄いものは受けつけない場合もあるのではないでしょうか。そうなると、日常的に濃いものを食べさせるのはいいのだろうか? という問題がありますね」

 川村「今の時代、共働きでお母さんも忙しいですから、レトルトの食品に頼ることが多いんですよね。私も子どもを保育園に預けるときは給食なのですが、1歳児から驚くほど味の濃いものを食べさせているんです。市販の離乳食を買っても味が濃い。そういったものを食べさせていると、子どもも慣れて味の濃いものしか食べなくなってしまいます。味についての教育も大事ですよね」

 品川「味わいを感じるためには、美味しいかどうかだけではなくて、ちゃんと食事の時間をとることも必要なんです。学校給食というのは食育の現場そのものですが、実はそのことを理解している人が教育委員会にも教諭にも多くはいないんですね。なぜかというと、それぞれが教科の先生なので食育について学校で習っているわけではないのです」

 川村「非常に困りますね。今後、学校が減っていくなら給食を業者に頼むことが増えていくわけですよね。そうなると、食育自体を学校がもっと理解しないといけない。でもこれは、学校だけの問題じゃないとも思っています」

“食”を学ぶ訓練を大人がするべき

 タレント活動の傍ら、栄養学の講師もしている川村。各家庭での食事のとり方が、子どもに悪影響を与える場合を教えてくれた。

 川村「朝食で子どもに菓子パンを与えたりジュースを飲ませたりすると血糖値がグッと上がります。その後、血糖値が下がると、集中しにくくなるんです。

  また、噛む必要のないやわらかいものばかりを食べていると、脳にも刺激が行きづらくなり、集中力が欠けます。朝から夕方まで続く授業に集中できないわけです。

  そのうえ、給食がおいしくないからといって残すと、1日に必要な栄養素がとれませんよね。こういうことも、親御さんたちが各自、考えていかなければならない問題なのかなと思います」

  学校や家庭での食のあり方を考えさせられる「まずい」給食。一方で、ある食材を変えたことで、子どもたちから大人気になった給食もある。

 品川「以前、視察に伺った静岡県伊東市ではセンター給食と自校給食の組み合わせで、センターから来たものを生徒たちが自分でよそう仕組みだったのですが、ご飯が甘くて美味しいと言っていました。土屋米穀店というところの無洗米を使っていたのですが、時間がたっても保水性がよく、固まりにくい影響もあったかと思います」

“新無洗米製法”と呼ばれる製法で作られたこの無洗米はとぐ必要がなく、そのうえ長時間、美味しさを維持できるという。栄養士によると、多くの子がおかわりをするようになったので、以前よりお米が残ることが減ったそうだ。

 品川「最初は米が変わったということを言っていなかったようなのですが、子どもたちのほうからごはんが美味しい!”という声が出たようなんです。食べて甘みを感じるということは、しっかりと噛んで味わっているということなんです」

 川村「実は、私の家でも土屋米穀店の『まばゆきひめ』という無洗米を使っています。まだ子どもが1歳なので、食べるのは離乳食、つまりおかゆなのですが、美味しくて栄養価のあるものを食べさせてあげられるというのが、自分としても満足感がありますね。友達の熊田曜子ちゃんに送ってあげたこともあるのですが、とても喜んでもらいました」

 品川「冷たくても美味しいごはんというのはいっぱいあるんですよ。そういうことを含め、考える要素は学校側にも業者側にも、生徒にも親にもある。ですから、まずい給食でメディアが業者側だけを攻撃するような状況を傍観するような教育委員会であってはいけないわけで。お互いのコミュニケーションが足りないということが明らかになった気がしますね」

  伊東市の例をとってみても、給食を大切な時間にする可能性はまだまだありそうだ。給食が変わると、子どもの学校生活にもプラスの働きがあると品川教授は語る。

 品川「私は、小学校から高校までの中で、給食がいちばん思い出にあるんです。なので、給食が美味しいことがいかに学校、勉強をいいものにするかわかる。次の時間割のために早く食べなさいというのではなく、みんなで食を見つめる時間をもって、じっくり味わう時間を作ったほうがよっぽど教育的な配慮だと思います。そういう意識を持った大人が周りにいっぱいいないと、基本的には食育というのは成功しないですね」

 川村「学校にいる時間は長いわけですから、給食が美味しくてリラックスできて、笑顔になって、それで午後の授業が頑張れるっていうのが、学校としてもいいサイクルだなと思います」

  子どもたちへの食育を深めるためにも、今後、学校や親はどんなことができるだろうか。

 川村「子どものころに、いも掘りをしましたが、おいもって土の中でこんなふうにできているんだとか、その周りにはこんな虫とかもいるんだとか、子どもには初めての経験ですよね。そのまま持って帰って料理して食べたら、そこで感動があるのでは。

“食って身近なんだよ、もっと知ることがいっぱいあるんだよ”ということを教育としてやっていくと、子どもたちの心も成長するんじゃないかと思います。年に1回ぐらいは親も一緒に食育を楽しむ授業をすれば、食に対する知識も増えるかもしれませんね」

 品川「そうですね。周りの先生や親も作る過程をこどもたちに見せたり、食べるときにいただきます。ごちそうさまという文化をちゃんと見せることによって、改善されることはすごくあると思う。栄養的なことだけではなく、文化的な価値や美味しさとは何かということを学ぶ訓練は子ども以上に大人がするべきだと思いますね」

 <プロフィール>

 川村ひかる以前はグラビアアイドルとして活躍。現在は健康管理士一般指導員や野菜ソムリエなど多数の資格を取得し、美容学校で栄養学の講師もしている。’16年に結婚し1児の母

 品川明教授農学博士。学習院女子大学教授。専門分野は味わい教育(フードコンシャスネス論)、環境教育、水圏生物化学・生理生態学、コミュニケーション論など

<アレルギー関係情報>

★ドクターヘリ、地上で支える救急救命士

熊井洋美

【朝日新聞デジタル2018150600分】

https://digital.asahi.com/articles/ASL145149L14UBQU011.html

「はい、119番、消防です。火事ですか? 救急車ですか?」

 千葉市中央区の千葉市消防局内にある「ちば消防共同指令センター」で、職員が対応に追われていた。

 県内31消防本部のうち、北東部・南部の20消防本部(43市町村)が119番通報の受信業務などを2013年4月から共同運用している。4班体制(1班19人)で44回線に対応。1日の通報件数は計約550件に上る。

 各班には救急救命士が一人ずつ配置され、けが人などの状況を聞き取りながら応急処置の助言もする。

 「迷ったら躊躇(ちゅうちょ)せずにドクターヘリを要請する。地域の救命率を上げられたと思う」。副センター長の浅野仁志さん(56)は佐倉市八街市酒々井町消防組合から派遣されている救急救命士。かつては救急隊で活動し、01年に県内で本格運航が始まったドクターヘリに研修の一環で同乗したこともある。

   □    □

 消防からドクターヘリ基地病院への出動要請には、主に二つのパターンがある。ひとつは通報時の聞き取りで緊急度を判断する「覚知要請(キーワード要請)」だ。

 「多数のけが人が出た」「重い症状やけがをした人がいる」……。そうした情報があれば出動要請を検討し、日本医科大学千葉北総病院(印西市)など基地病院に連絡。患者を搬送してくる救急車とヘリの合流地点も選定する。

 県内では、公園の緑地や校庭など約1千カ所の合流地点が登録されている。ただ催しや運動会などで使えない場合もあり、使用の可否を事前に把握し、現地でヘリの安全な離着陸を支援するのも消防の役割だ。

 もう一つの出動要請のパターンは「現場要請」。現場で患者の状態を観察した救急隊員が判断する。

 県によると、県内の消防本部には計1146人(昨年4月1日現在)の救急救命士が所属。患者に最初に接する救急救命士の役割は大きく、医師の指示で心肺停止状態の患者の気道を確保したり、低血糖状態に陥った糖尿病患者にブドウ糖を注射したりする医療行為も認められている。

   □    □

 今年8月、北総病院に近い西白井消防署(白井市)で事例検討会が開かれた。近隣の消防も含め約80人が参加した。 「交通事故でドクターヘリが必要と思ったが、出動中で使えなかった。救急隊が医師を病院まで迎えに行き、現場に同行してもらった」。同署の救急救命士、阿部美華瑠(ひかる)さん(29)はスライドを使って発表した。高校時代に腰を痛めて入院した際、病院で救急隊やドクターヘリを見て「人を助ける仕事に関わろう」と進路を決めたという。

 出席した北総病院の医師は「ヘリが運航不能の場合、患者が待つ場所に近づくための方法を我々も模索中。みなさんの工夫を教えてほしい」と呼びかけた。

 患者を助けるために最適な行動は何か――。救急救命士と医師はスムーズな連携に向け、救急車内や病院での活動を互いに詳しく知るなど模索を重ねている。(熊井洋美)

119番通報でドクターヘリを要請する主なケース(千葉県の場合)

・列車や飛行機、バスなどで多数のけが人が出た場合

・高い場所からの転落や滑落

・交通事故で人が車外に投げ出されたり、歩行者や自転車と車がぶつかったりした場合。スピードが出ていた二輪車の事故も

・機械に挟まれたり巻き込まれたりした大けが

・アレルギー反応のアナフィラキシーショックの疑いがある場合

・刺されたり撃たれたりした場合

・意識障害で倒れたり、けいれんが長く続いたりしている場合

<鳥インフルエンザ関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<ジビエ関係情報>

★「ジビエ料理で稼ぐ」評価 京都・美山の施設、農水省が選定

【京都新聞201814() 14:07配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180104-00000035-kyt-l26

 京都府南丹市美山町の美山ふるさとが運営する美山町自然文化村が、農水省の「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に選定された。理由は「日本の農山村の暮らしで稼いでがっちり」。インバウンドの増加とジビエ料理の推進が評価のポイントになっているようだ。

  むらの宝は、農山漁村の活性化事例を選定して全国に発信する取り組みで、今回は応募した844団体のうち31団体(府内では2団体)が選ばれた。

  自然文化村は1989年、旧美山町が都市と農村の交流拠点施設として建設。宿泊や食事ができる河鹿荘を中心に各種施設を整備するとともに、芦生原生林ツアーやかやぶきの里雪灯廊ツアー、外国人向け異文化体験などを実施している。ジビエ料理や地元食材を使った弁当も提供している。いずれも好評で、外国人宿泊者が急増、ツアー参加者も増えている。

  同村の高御堂厚館長は「住民と一緒に取り組んでいるのが評価されたと思う。みんなが暮らしていける、稼げるまちの拠点にしたい」と意欲をみせる。

★「捕獲動物、その場で肉に」=ジビエ普及に移動処理車―協会とディーラーが開発

【時事通信201813() 14:06配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180103-00000028-jij-soci

 シカやイノシシなど野生鳥獣の食肉「ジビエ」が人気だ。

  高たんぱくで低カロリー、ワインとの相性も抜群。しかし、捕獲してから食肉処理施設に運ぶまでに時間と労力がかかるため、食肉利用は1割程度にとどまる。普及を目指し、日本ジビエ振興協会(長野県茅野市)は、捕獲した動物をその場で枝肉にできる移動式解体処理車(ジビエカー)を長野トヨタ自動車と共同開発した。

 ジビエカーは2トントラックの荷台を改造し、車外洗体エリア、解体室、保冷室などを設けた。獲物は、洗体エリアで泥や汚れを落としてから解体室へ運ばれ、内臓摘出など枝肉にするまでの1次処理を行う。5度以下に保たれた保冷室では、小さいシカで5頭、大きいもので23頭分の保管が可能。製品化するための2次処理施設まで衛生的に運ぶことができる。

  ジビエカーは2016年夏に完成し、これまで全国5カ所で実証実験を重ねてきた。食肉の解体と販売を手掛ける信州富士見高原ファーム(同県富士見町)の戸井口裕貴さんはジビエカーについて、「肉の劣化が早い夏場に特に有効。捕獲範囲が広がり、安定供給にもつながる」と歓迎する。

  一方、高齢の狩猟者からは「ジビエカーでは入れない山道や林道にまで乗り入れられる小型車があれば」との声も上がっていた。捕獲場所まで行ける車が獲物を回収して回る。この発想を具現化した小型車「ジビエジュニア」が今月にも完成する。

  軽トラックの荷台を改造したジュニアは、獲物を最長20メートル伸びるウインチで捕獲現場から巻き取ることが可能で、冷蔵状態にしてジビエカーや食肉処理施設まで運ぶことができる。長野トヨタ自動車法人営業部の西沢久友部長は「高齢の狩猟者にとっては、60キロ超のシカをジビエカーや軽トラックまで運ぶのは難しい」と開発に込めた思いを話す。2月には、車内で内臓摘出できる設備を加えた「ジビエミニ」も完成する予定だ。

  ジビエカー、ジュニア、ミニの連携で、捕獲しても山中に埋められることの多かった野生鳥獣の肉の利活用率向上が見込まれる。日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事は「衛生的に処理できる車によって、安心してジビエを食べてもらえる。どう活用してもらうか、丁寧に説明して普及を図りたい」と期待する。 

★ジビエ利用を支援 18年度予算案 鳥獣害対策83億円 環境省

【日本農業新聞20171230() 7:02配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171230-00010000-agrinews-bus_all

 環境省は、農作物に被害を与える鹿やイノシシの捕獲と担い手の育成を強化する。都道府県による捕獲対策に交付金を出す「指定管理鳥獣捕獲等事業」として2018年度予算案で、前年度比3000万円増の83000万円を計上。捕獲の強化とジビエ(野生鳥獣の肉)としての利活用を支援し23年度までに生息数を半減させる目標だ。また、17年度補正予算案として7億円を盛り込み、一層の鳥獣害対策を促す。 

  同省によると、特にニホンジカは生息密度が高い地域が増えている一方で、捕獲は近年伸び悩んでいる。生息数を半減させるには、捕獲数は現状(15年度に年間約45万頭)の2倍近い70万頭が必要で「ここ数年間で緊急的かつ大量の捕獲が必要」としている。

  政府は今年、農村の経済成長と鳥獣被害の軽減へ捕獲個体のジビエ利用量を19年度に現状の倍に増やす目標を設定。同省は、捕獲数を増やしながら、食肉利用に適した方法で個体の安定供給する体制づくりを推進する。

  ジビエ利用の促進については、捕獲個体を加工処理場へ速やかに運搬する体制づくりや、利用しやすい狩猟方法の研修などが不可欠として、新たに交付対象となる事業を創設する。18年度から、ジビエ処理加工の認証施設がある都道府県に、捕獲1頭当たり9000円を上限に支援。ジビエ利用を前提とした狩猟者の育成へ、200万円を上限に補助する。

  また、捕獲経験の少ない地域での手法確立や、公的な捕獲事業を担う「認定鳥獣捕獲等事業者」の一層の確保や技術向上も推進する。

日本農業新聞

<その他の情報>

★農薬の再評価制度導入へ=取締法改正で輸出増狙う―農水省

【時事通信201815() 7:16配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180105-00000015-jij-pol

 農林水産省は、農薬の登録制度について定めた農薬取締法の改正案を通常国会に提出する方向で検討している。

  おおむね15年置きに安全性を再評価する仕組みの導入などが柱。欧米に合わせた制度に改めることにより、海外の農家や農産物輸入業者の安心拡大につなげ、日本の農薬や、農薬を使って育てた農産物の輸出増を狙う。

  先進国はそれぞれ農薬の国家登録制度を持つが、登録手法や基準はさまざまだ。日本では、メーカーが新たな農薬を開発すると、有効性や有害性を試験した上で農水相に申請。安全だと評価されれば登録され、使用できる。

  現行の農薬取締法では登録から3年ごとに再登録する仕組みがあるが、安全評価をやり直すものではなく、再登録率はほぼ100%という。一方、欧米では1015年置きに再評価を行う国が多い。そこで農水省は同法を改正して再登録を廃止し、登録後おおむね15年ごとに再評価する制度を21年度をめどに導入する方針だ。 

★米国で使用制限された農薬が日本で解禁に

【オルタナ2017/12/29() 7:06配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171229-00010002-alterna-env

国連が設置した科学者組織「IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)」の報告書によると、ハチなどの生物がもたらす経済的利益は、世界全体で最大年5770億ドル(64兆円)に上るとしている。農林水産省は1225日、ネオニコチノイド系農薬の一種である殺虫剤スルホキサフロルを農薬として新規登録した。同剤は、ミツバチへの毒性が強いことから、米国では厳しく使用制限され、フランスでも一時禁止とする予備判決が下されている。これを受け、国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京・新宿)は声明を発表し、厳しく批判している。(オルタナ編集部=吉田広子)
 20年ほど前から、世界各地でミツバチが大量死する蜂群崩壊症候群(CCD)という現象が起きている。15カ国53人の科学者からなる「浸透性農薬タスクフォース」(TFSP)2014年、ネオニコ系農薬をはじめとした浸透性農薬がミツバチ減少の要因であると結論付けた。ネオニコ系農薬は「神経毒性」「浸透性」「残留性」の特徴を持つ。農作物の受粉を助けるミツバチの大量死は、食糧問題にもつながる。
 国連が設置した科学者組織「IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)」の報告書によると、ハチなどの生物がもたらす経済的利益は、世界全体で最大年5770億ドル(64兆円)に上るとしている。
世界各国で規制が進む
 欧州委員会は2013年から、ネオニコ系農薬3(クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム)の使用の暫定禁止措置を継続している。2018年春をメドにネオニコ系農薬3種は全面使用禁止(温室を除く)になる予定だ。
 今回日本で農薬に登録されたスルホキサフロルは、ネオニコ系農薬と同様の浸透性農薬でありながら、物質の構造から別系統に分類するという見方がある。20189月からすべてのネオニコ系農薬が全面禁止されるフランスでも、スルホキサフロルは承認を受けていた。だが、環境NGOが行政訴訟を起こし、201711月に一時禁止とする予備判決が下された。
 米国では一時禁止されていたものの、201610月に使用条件を厳しくしたうえで再登録された。特にミツバチへの影響が懸念されるかんきつ類やウリ科野菜(キュウリなど)への使用は禁止され、リンゴやナス科野菜(トマトなど)の開花期の使用を禁止されている。
 日本でスルホキサフロルが使用される作物は、キャベツ、だいこん、きゅうり、トマト、ミニトマト、レタス、かんきつ、なし、りんご、稲である。米国のように開花期の使用制限は設けられていない。
 日本でスルホキサフロルの登録申請を行ったのは、ダウ・アグロサイエンス日本(東京・品川)、日産化学工業(東京・千代田)、北興化学工業(東京・中央)3社だ。
パブリックコメントに多くの反対意見
 これまでスルホキサフロルの残留基準値に関するパブリックコメントは2回実施され、第1回は537件、第2回は386件の意見が寄せられた。その多くが反対意見で、第2回のうち賛成意見は16件にとどまった。
 グリーンピース・ジャパン「食と農業担当」の関根彩子氏は、「私たち消費者や養蜂家、科学者を含む市民は、1000件以上のパブリックコメントや約8000筆の署名を通し、厚労省に対して危険な農薬はいらないことを何度も訴えてきた。今回の決定は、その市民の度重なる声や科学的意見を無視するもので、容認しがたい結果である」と批判する。
 関根氏は「スルホキサフロルは、ミツバチに毒性が強いことから米国でも使用が制限されている農薬であり、発達段階にある子どもにも悪影響を及ぼす可能性がある。厚労省は、無視できないリスクがあるにも関わらず広範囲にわたる残留基準を決め、また、農林水産省は、ミツバチへの毒性に関する情報を充分開示しないまま登録を決めている。政府は市民への説明責任、そして、健康や環境を守る責任を果たしていない。政府は、危険な農薬の使用拡大をやめ、生態系の力を生かす農業を支援するべき」と訴えている。
サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)より転載
 サステナブル・ブランド ジャパン(SB-J)は、「サステナビリティ(持続可能性)」をテーマにしたビジネスニュースを配信しています。持続可能な取り組みを推進する企業・団体の活動を幅広くサポートすることを目的に、その成果を共有し、次なる一歩を踏み出す機会の創出を目指しています。2018312日には、東京でサステナブル・ブランド国際会議を開催します。

★福島産ヒラメ輸出計画、3月にも 水産物は原発事故後初

【河北新報201811() 11:14配信】

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201801/20180101_63016.html

 福島県や松川浦漁港(相馬市)の市場関係者が、同県沖で漁獲されたヒラメの輸出を計画していることが分かった。20183月にもタイ・バンコクに第1便を出荷する。実現すれば東京電力福島第1原発事故後初めての県産水産物の輸出で、海外展開の第一歩となる。

 県産水産物は風評被害で市場価格が回復せず、出漁回数などを減らす試験操業が続く。「常磐もの」として東京・築地市場などで高く評価されてきたヒラメの輸出が、風評払拭(ふっしょく)の先導役となることが期待される。

 関係者によると、松川浦漁港に水揚げされた生鮮ヒラメを3月ごろ、バンコクに空輸する。専門商社を通じて現地の日本食レストランなどで、刺し身やすし種として提供したい考え。県や魚市場関係者は継続的な出荷を目指している。

. 年間25000トン前後の水揚げがあった福島県の沿岸漁業は、原発事故で全面休漁。126月、ミズダコなど3魚種で試験操業が始まった。放射性物質モニタリング検査で安全性が確認され、10種を除き魚種の大半が出荷可能となった今も漁獲量は年間3000トン程度にとどまる。

 ヒラメは「常磐もの」を代表する魚種。原発事故前は500トンを超える水揚げがあった。169月から試験操業を行っている。輸出は原発事故前も含めて初めてで、県産魚介類の安全性や品質の高さをアピールできると関係者はみる。

 県産の農林水産物を巡っては、主要輸出先だった中国や台湾など一部の国・地域が輸入規制を続ける。県や農協などは風評被害が少ない東南アジアを中心に販路開拓を進めており、17年度のモモとコメの輸出量は過去最多となる見通し。

★受動喫煙防止法の廃案が逆に飲食店を苦しめる? (1/3)

“いま”が分かるビジネス塾:[加谷珪一,

ITmedia] 20171228 0600分 公開】

http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1712/28/news018.html

 厚生労働省が受動喫煙防止法案(健康増進法改正案)を巡り、30平方メートル以下の飲食店に限って喫煙を認める従来方針を改め、150平方メートル以下を喫煙可とする代替案を検討している。

 150平方メートル以下が喫煙可能になると、大半の飲食店で喫煙できることになってしまうため、この代替案が通った場合には、受動喫煙防止法は事実上、廃案になったことと同じになる。同省は東京オリンピックを契機に、先進各国と同レベルの受動喫煙対策を実施したいとの意向を持っていたが、飲食業界を中心に反対意見が根強く、これに抗しきれなかった格好だ。

受動喫煙防止法は事実上、廃案になる?

 日本は公共の場で喫煙ができる数少ない先進国だが、喫煙率はもはや18.2%しかない(JT調べ)。若い世代の喫煙率に至っては毎年、着実に低下しており、近い将来、国民のかなりの割合が非喫煙者となるのはほぼ確実といってよい。だが、受動喫煙防止法が廃案、もしくは骨抜きになった場合には、飲食店の環境と国民の生活習慣には大きな乖離(かいり)が生じることになる。

 これまで非喫煙者は、店舗が喫煙可あるいは分煙が不十分であっても、他に選択肢がなく、たばこの煙を受忍するという形で飲食店を訪れていた。だが近年、テクノロジーの発達によって飲食店の利用者に新しい選択肢が提供されるようになった。それはデリバリーの利用である。

 以前から日本の外食産業の一部には「出前」というシステムがあり、自宅などへのデリバリーが行われていた。だがネットやスマホの普及によってサービス内容が大きく変わってきたのである。

 利用者はスマホを使ってあらゆる出前を一気に検索し、決済までできるようになった。しかも、自宅には(スマホやPCに入れた)YouTubeNetflixといった豊富なコンテンツサービスがそろっている。わざわざたばこ臭い飲食店にいかなくても、自宅で食事やパーティを楽しめる環境が整っている。

 今後もデリバリー市場は拡大する

 自宅へのデリバリーの普及によって、居酒屋やバーといった業種がすぐに縮小するとは考えにくい。だがシェアリングエコノミーやAI(人工知能)技術の発達を考えると必ずしもそうとは言えなくなってくる。

 もしデリバリーによる飲食市場が拡大する見込みが大きくなった場合、ビルの空き室や空家など、いわゆる有休不動産をパーティールームに改装するケースも増えてくるだろう。ネットのインフラを活用すれば、こうしたパーティールームを検索して予約することはいとも簡単に実現できるし、AIを使えば、デリバリーと場所の確保を同時に行うこともたやすい。既存の飲食店から根こそぎ顧客を奪ってしまうという話もあながちうそではなくなってくるのだ。

 社会のネット化が進むとデリバリー市場が拡大する。これは各国共通の現象といってよい。米国では、好景気が続いているにもかかわらず、レストランの売り上げが鈍化するケースが目立つようになっており、外食産業は相次いで宅配メニューの強化に乗り出している。

日本でも市場の流れに敏感な企業はすでに動き始めている。

 配車アプリ大手の米Uber(ウーバー)は、外食のデリバリービスである「UberEATS(ウーバーイーツ)」を、楽天も同様のサービスである「楽びん!」を提供している。LINE20177月から、アプリ内で飲食店の出前メニューを注文できる「LINEデリマ」をスタートさせた。

 例えばウーバーイーツは、大学生などが空き時間を利用してアルバイトとして料理を運んでおり、都心部では自転車シェアリングのサービスをフル活用している。こうしたやり方であれば、事実上、無制限に業容を拡大することが可能であり、市場規模の拡大に合わせて柔軟な運営ができる。こうしたアルバイトの勤怠管理や、誰にどの料理を運ばせるのかといった判断はAI化によってさらに高度化するだろう。

 吉野家やマクドナルドなど、飲食店の側も宅配メニューを強化している。近い将来、宅配サービスにうまく対応できた企業とそうでない企業には大きな差がついているはずだ。

全ての話は密接につながっている

 スマホが普及したことや、シェアリングエコノミーという概念が登場したこと、あるいはAI技術が進歩したことは、それぞれが独立した話であり、直接の関連性はない。

 だが、新しい技術やサービスを背景にした一連の動きは、全て密接につながっていると考えた方がよい。つまり飲食のデリバリーへのシフトは単なる流行ではなく、構造的変化である可能性が高いということである。

 もしそれが事実だと仮定した場合、受動喫煙防止法を事実上、廃案にしてしまうことは、従来型の外食産業に対して致命的な影響を与える可能性がある。

 企業の経営は、現状と3年後、10年後を同時に考えなければならない。確かに一部の飲食店は、禁煙化することで顧客が減るかもしれない。だがそれはあくまで部分的な話であって、全体の動きとは異なる。

 こうした飲食店の経営が立ち行かなくなることが問題なのであれば、むしろ一時的な支援策を講じるなどの措置を検討した方がずっと効果的である。

 受動喫煙防止法の事実上の廃案という一種のガラパゴス的な決断が、新世代デリバリーサービスの普及を促すのであれば、それはそれで良いことかもしれないが、既存の飲食店が大打撃となるなら、これほど皮肉な話もないだろう

加谷珪一(かや けいいち/経済評論家)

 仙台市生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。

 野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関など対するコンサルティング業務に従事。現在は、経済、金融、ビジネス、ITなど多方面の分野で執筆活動を行っている。

 著書に「AI時代に生き残る企業、淘汰される企業」(宝島社)、「お金持ちはなぜ「教養」を必死に学ぶのか」(朝日新聞出版)、「お金持ちの教科書」(CCCメディアハウス)、「億万長者の情報整理術」(朝日新聞出版)などがある。

★お正月のお餅、ノロ食中毒と窒息に注意を

宮廻潤子

【朝日新聞デジタル201712301100分】

https://digital.asahi.com/articles/ASKDY64LBKDYUBQU012.html

 お正月に欠かせない食べ物と言えば「餅」。つきたての餅は粘り気も強くおいしいが、食中毒や窒息事故など危険も伴う。新年を迎える前に、静岡県が注意を呼びかけている。

 地域の伝統行事などで餅つき大会が行われる年末年始をはじめ、冬はノロウイルスの食中毒が多発する。県衛生課によると、餅つきでの手返しや餅をちぎる作業でウイルスに感染しやすいという。ノロウイルスは約90度で90秒間加熱すると死滅する。担当者は「体調が悪い人は調理に参加させず、事前に道具を熱湯消毒してほしい」。ついた餅を雑煮にするなど加熱することも有効だ。

 

 高齢者を中心に、餅をのどに詰まらせる窒息事故も後を絶たない。2015年に県内で発生した窒息事故による死亡者は、約9割が60歳以上だった。県県民生活課は「食事の前に会話をするなど運動をしてかむ準備をしてほしい」と注意を呼びかけた。

★リゾートにいるのに地獄…旅行先の下痢、嘔吐、食あたり「必殺予防テク」|実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿Vol.8

ananweb 20171229 190分 】

http://news.livedoor.com/article/detail/14096460/

これまでに海外旅行のべ30回、海外留学3回の経験を持つライター・志村がお送りする「実録!トラブルトラベラーMasamiの事件簿」。これから年末年始のお休みに突入する人のなかには、「寒い日本を抜け出して、リゾートビーチを満喫するぞ!」なんて思っている人もいるのでは? そこで、せっかくの旅行が台無しになってしまわないように、旅先で気をつけたい注意事項についてご紹介したいと思います。これまでは、ひったくりやスリなどの被害を中心にお届けしてきましたが、今回は知っておきたい体に関するトラブルです。それは……。

誰もが知らぬ間に陥りやすい食あたり!

 

【実録! トラブルトラベラーMasamiの事件簿】vol. 8

その事件が起きたのは、大学3年の秋に友達と2人でベトナムとカンボジアへ旅行したときのこと。とにかくトラブル満載の日程をこなし(このエピソードについては次回触れます)、飛行機にも無事に搭乗して「いざ日本へ!」とホッと胸をなでおろしたのもつかの間、私の体に異変が起き始めたのです。もうすぐ着陸となったそのとき……。

急激な寒気に突然襲われ、震えが止まらない!

 

とはいえ、実は11月で日本もそこそこ寒くなっている時期にもかかわらず、現地が真夏だったので、そのテンションのまま飛行機に乗った私は、友だちの心配もよそに、Tシャツに生足スカートというひとり常夏状態で浮かれていました。(ほんと、若さって怖いですね……)

ということもあり、上着もすべてスーツケースに入れてしまった私が寒さに震えるのも自業自得なのですが、この寒気には、もうひとつ理由があったことを後に知ることに。なぜなら……。

日本到着後、腹痛と全身のかゆみに苦しめられる!

 

不幸中の幸いといえば、日本に着いてから発症したことくらいですが、現地で口にした何かに当たってしまった模様。そのため、帰宅してからの数日間は、部屋にいる時間よりもトイレにこもっている時間のほうが長いんじゃないかというくらいお腹を下す始末でした。しかも、それだけでなく、じんましんも体のあちこちにできてしまい、とにかくかゆい。

病院で診察してもらった結果、やはり何かの菌が体に入ってしまっているようで、それが血液の中で暴れているとのこと。そのため、さっきまで腕がかゆいと思っていたのに、今度は足がかゆくなるというように、かゆみの原因も血液の流れと一緒に体中を動き回り、薬が効くまでは悶絶状態が続きました。

では、「どうすればいいの?」と思ったあなた!

 

そこで、何が原因でこういう症状を引き起こしてしまうのかについて、探っていきたいと思います。さっそく、食あたりにならないようにする対策ポイントを見ていきましょう!

その1:氷入りの飲み物をなるべく飲まない!

 

これはすべての国でしなければいけないということではないので、衛生環境があまりよくないと感じた場所に行った際に気をつけて欲しいことのひとつ。暑い地域に行くとどうしても冷たいものが飲みたくなるものですが、できれば氷なしで飲むのがオススメです。

なぜなら、もし氷に使われている水があまりキレイではなかった場合、それが溶け出した飲み物を飲むということは、その水を飲んでいるのと同じことですよね? いくら生水を飲まないように心がけていても、氷は見落としがちなので、気をつけましょう! 

ということで、飲み物をオーダーするときは氷なしで頼むか、入った状態で運ばれてきたとしても、溶ける前に氷だけをスプーンで取り出すかのどちらかで対応してみてください。以前、タイを旅行した際にはこの方法を徹底したおかげで、平穏な日々を過ごすことができましたが、このときの旅行では、調子に乗って氷への注意を完全に怠ったまますべての飲み物を飲んでいたので、これが原因のひとつである可能性はぬぐえません。

その2:屋台や市場の食べ物には注意が必要!

 

旅行の楽しみといえば、現地の食べ物。しかも、屋台や市場などで見るとどれもおいしそうに見えますよね? どちらもローカルフードを体験するには欠かせない場所ではありますが、そこで気をつけたいのは、やっぱり生もの。鮮度と衛生状況がわからないだけに、生ものは極力避けるのがいいかもしれません。

そして、意外と安心してしまいがちなのが切り売りのフルーツ。生ものと違ってフルーツが危ないということはなくても、フルーツを切った包丁やまな板に菌がついている可能性があるからです。特に、お店と違って水道などがきちんと整備されていない屋台などでは、免疫のない私たちにはよりいっそうの注意が必要なので、口にする前にきちんと確認しましょう! 

どうしても食べてみたいという人は、現地に詳しい人から聞いたり、事前に調べたりして、安全な場所の情報を仕入れておくのがよさそうです。

その3:ミネラルウォーターを欠かさない!

 

海外に行ったときに、人によってトラブルとなるのが水問題。私は昔ウクライナやチェコに行った際、なぜか現地の水が合わず、体にじんましんが出てしまったことがありますが、国によって水の質は大きく異なります。

たとえば、日本は軟水ですが、海外では硬水の地域も多くあるため、肌が乾燥したり、髪の毛がバサバサになったりするのもよくあることです。実際、肌が弱い私の姉は、水の合わない地域に行くと、顔が試合後のボクサーのように腫れ上がってしまうこともあるほど。そんなふうに敏感肌で心配だという人は、旅行の前に皮膚科で相談するのも予防策のひとつです。

あとは、地域によっては水道管が古くて、うがいをしたときに鉄のような味がしたこともありますが、水道から出る水が必ずしもキレイとは限らないので、体調や肌質に心配がある人などは、ミネラルウォーターを多めに確保しておくことをオススメします。

とはいえ、症状が出てきたらどうする?

 

食あたりや食中毒の原因になる菌などは、いくら気をつけていても、目に見えないものだけに、いつ体内に入ってきてしまうかわからないのが怖いところ。私と同じくトラブルトラベラー気質の姉は、ベトナムで到着早々に寄生虫が体内に入り込み、友だちともども激しい嘔吐と下痢で病院にお世話になったこともありましたが、症状がひどいときは、すぐに現地の病院に相談してみてください。あとは、念のために食あたり等の薬を事前に持って行くようにもしましょう!

敵の姿が見えなくても、できるところから気を付ける!

せっかくの旅行を病院で過ごしたり、体調がすぐれない状態だったりすると何をしても楽しめないので、防ぎようのない場合もあるかもしれませんが、まずは自分でもできることから心がけるようにしてください。

また、旅行先ではテンションが上がりがちですが、思わぬ温度差に体調を崩す可能性もあるので、帰国の際にはくれぐれも日本の気候にあった格好で飛行機に乗るようにしましょう!(って、これは言われなくてもみなさんは大丈夫ですよね)

 

以上、「旅行先で食あたりに遭った in ベトナム&カンボジア」でした。くれぐれも旅の楽しい思い出が、病院やトイレで過ごした記憶に塗り替えられてしまわないようにしてくださいね。そして、冒頭で少し触れたように、実はこの旅行では食あたりをはるかに上回るほどのトラブルが発生し、一時は日本に帰れないかと思っていたほど。次回はその一部始終をお伝えします。乞うご期待ください!

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2017年12月28日 (木)

2017年12月28日号PDF版

今日で業務終了という施設あるかと思いますので、1日早くニュースをアップします。

2017年12月28日号のPDF版です。

写真等が見られます。

「2017.12.28号.pdf」をダウンロード

2017年12月28日号

     
 

食中毒

 

週刊ネットニュース

 
 

2017年12月28日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年12月28日までにネット上等で食中毒や食の安全に関する情報で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に「食中毒事故防止」や「食の安全な取り扱い」に役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

トピックス

★かけもち保健所長、あわや重大ミス経験も…災害や食中毒でも大丈夫?

【読売新聞(ヨミドクター)12/25() 16:20配信】

https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20171225-OYTET50038/

 全国の約50の保健所で、所長が兼務状態になっていることが明らかになった。住民の健康管理に加え、集団食中毒の対策や災害時の感染症予防など近年、その役割の重要性がこれまで以上に高まる保健所だが、所長のなり手不足を解消する見通しは立っていない。兼務所長の負担は大きく、緊急時の対応を懸念する声も上がっている。

■週の半分以上

  「広域的に有事が発生した場合、果たして対応できるのか」。茨城県内で2013年から常総、つくば両保健所を、今春からは筑西保健所も兼務する本多めぐみ所長(58)は危惧する。

  常総保健所の管内では15年9月、鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な浸水被害が起きた。保健所の建物も浸水し、職員はつくば保健所に設置された仮事務所を拠点に活動。本多所長は司令塔として、避難所の被災者の健康管理支援や、関係機関との連絡調整に奔走する日々が続いた。

  現在も、週の半分以上は1日で2か所の保健所を駆け回る。職員との打ち合わせに十分な時間が取れず、重要な会議の日程が重複することもあるといい、「一人の能力には限界があり、所長の兼務状態は一刻も早く解消すべきだ」と訴える。

■「初動に遅れ」

 読売新聞は今年6月、全国の兼務所長51人(10月までに兼務が解消された所長を含む)を対象にアンケート調査も実施し、33人から回答を得た。

  アンケート結果によると、大規模災害や感染症などの緊急対応に「不安がある」と回答したのは19人(58%)で、不安の理由は「2か所での危機対応は困難」「初動対応が遅れる恐れがある」などだった。

  また、兼務に「負担を感じる」と答えたのは21人(64%)。重大なミスにつながりかねない「ヒヤリハット」を経験した人からは、「電話での連絡調整が多く、判断ミスにつながりかねないことがあった」「行事の重複や漏れ」などの回答があった。

■「医師確保を」

  保健所長について厚生労働省は04年、「3年以上、公衆衛生の実務に従事した経験を持つか、国の定めた養成訓練を受けた医師が就く」との資格条件を緩和。医師と同等以上の知識を持つ歯科医師や保健師なども2年間を上限に、例外的に認めるようにしたが、新条件で就任した人はわずかで、兼務状態の解消はほど遠い状況だ。

  一方、同年の資格要件の見直しの際、公衆衛生の専門家からは新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)や、鳥インフルエンザ問題への対応を想定し、所長は医師であるべきだとの意見が出ていた。

  アンケート調査でも、保健所長が医師であるべきかどうかを改めて尋ねた結果、「必ず医師であるべき」は16人(48%)で、「どちらかといえば医師であるべき」を含めると計27人(82%)に上った。理由は「医学的判断・専門能力が必要」などが19人で最も多かった。

  京都府立医大の渡辺能行教授(地域保健学)も「保健所長は首長や警察、医師会などと協調して事態に対処する能力が必要で、専門知識を持った医師が望ましい。自治体は大学や医師会と情報共有して、所長の確保に本気で取り組むべきだ」と指摘している。

.1 食中毒

ノロウイルス・サポウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★岩手県:盛岡市の飲食店で21人が食中毒 ノロウイルス

【岩手日報20171228日】

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20171228_2

 盛岡市保健所は27日、食中毒が発生したため、同市菜園のジー・シー・サービス(菅野直志社長)が営業する飲食店Hodo(ホド)を同日から3日間の営業停止処分とした。21人が食中毒症状を訴えたが、重症者はおらず、全員が快方に向かっている。

 市保健所によると、22日に同店で鮮魚のカルパッチョなどコースメニュー(8品)を食べた20~50代の男性21人が下痢や発熱、腹痛などを訴え、うち19人が通院した。

 25日に市内の医療機関から連絡があり調査したところ、複数の患者や従業員からノロウイルスが検出され、食中毒と断定。調理従事者による食品の汚染の可能性がある。

★京都市:左京区の寿司店で32人が食中毒 ノロウイルス

【毎日新聞20171227日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171227/ddl/k26/040/372000c

 京都市保健所は26日、左京区田中大堰町の飲食店「中村屋」で20日に「助六寿司」を食べた計38人のうち8~32歳の32人(男女各16人)が下痢や腹痛、おう吐などの食中毒症状を訴えたと発表した。うち8人と調理担当者2人の便から26日にノロウイルスを検出した。いずれも軽症という。保健所は同日から28日までの営業停止を店に命じた。

<関連報道>

持ち帰り「助六寿司」でノロウィルスによる食中毒 京都・左京区の「中村屋」、32人症状

【産経新聞2017.12.27 07:28更新】

http://www.sankei.com/west/news/171227/wst1712270014-n1.html

京都市は26日、左京区の持ち帰りすし専門店「中村屋」で購入したすしを食べた計32人が腹痛や下痢など食中毒の症状を訴え、うち8人と同店の調理従事者2人からノロウィルスが検出されたと発表した。店は24日から自主休業しており、市は26~28日の営業停止を命じた。

 中村屋は「助六寿司」専門で、たびたび雑誌などに登場する有名店。市保健所によると、20日にすしを食べた児童や保護者計20人(8歳~50歳)の男女のうちの19人が、また法事で集まっていた別のグループ18人(9歳~82歳)の13人が21日から23日にかけて症状を訴えた。23日に同店から市に連絡があり、12人に検査をしたところ、各グループ4人ずつからノロウィルスが検出された。いずれも症状は回復している。

京都のすし店で32人食中毒 調理従事者からもノロ検出

【京都新聞20171226() 23:05配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00000024-kyt-soci

 京都市保健所は26日、京都市左京区田中大堰町のすし店で食事をした32人が腹痛や下痢を訴え、うち8人からノロウイルスを検出したと発表した。食中毒と断定し、同日から3日間の営業停止とした。

  市保健所によると、32人は8~82歳の男女で、20日に同店の助六ずしを法事用に持ち帰ったり、小学校の集まりで配達を受けたりして食べた。調理従事者2人からもノロウイルスを検出した。同店は24日から営業を自粛しているという。

★京都市:右京区の飲食店で7人が食中毒 ノロウイルス

京都市発表20171221日発表】(前号既報詳細)

http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/cmsfiles/contents/0000110/110109/oshirase1218.pdf

食中毒の発生について

平成29年12月18日(月)午後0時20分,患者本人から医療衛生センターに以下のとおり連絡があった。

『12月15日(金)午後7時に右京区内の飲食店を5人で利用したところ,16日(土)午後10時頃から3人が腹痛等の症状を呈している。』京都市保健所が医療衛生センターを通じて調査したところ,右京区内の飲食店「料理屋 ひじり」を平成29年12月15日(金)午後7時に利用した当該グループ5人のうち3人が,また,同日正午に当該施設を利用した別グループ4人のうち4人が12月16日(土)午後5時から17日(日)午後7時にかけて腹痛,下痢,嘔吐等の症状を訴えていることが判明した。

また,本日,患者6人の便及び調理従事者1人の便からノロウイルスを検出した。

京都市保健所では,患者に共通する食事が当該施設で提供された食事のみであること,患者の発症状況が類似していること,患者6人と調理従事者1人の便からノロウイルスを検出したこと及び患者を診察した医師から食中毒の届出があったことから,当該施設が提供した食事を原因とする食中毒であると断定し,平成29年12月21日(木)から23日(土)まで3日間の営業停止を命令した。

京都市保健所では,医療衛生センターを通じ,当該飲食店に対し,施設の清掃,消毒の徹底を指導するとともに,食中毒予防に関する再教育を行い,被害の拡大と再発の防止に努めている。

○ 患者喫食メニュー

八寸(鳴門金時の甘露煮,スルメイカの肝和え,生湯葉,あん肝ポン酢),お椀(卵豆腐と雲子のお吸い物),造り(ブリ,鯛,アナゴの焼き霜,紋甲イカ,アカエビ),酢の物(ホタテとねぎのてっぱい),焼き物(さわら西京焼),天ぷら(生麩,エビ,ナス,大葉,しいたけ),鯛茶漬け,鰻茶漬け,きなこのムース

○ 原因施設

屋 号 料理屋 ひじり  所在地 京都市右京区太秦安井ノ内町15-6

営業者 砂田 聖ひじり  業 種 飲食店営業

患者状況  喫食者数 9人(男:2人 女:7人)

患者数 7人(男:2人 女:5人)

初発日時 平成29年12月16日(土)午後5時  主な症状 腹痛,嘔吐,下痢等

病原大腸菌(O157は牛の腸内に、その他の病原大腸菌は外国より持ち込まれたり、汚れた調理環境などが原因に)

該当する記事は見つかりませんでした。

サルモネラ属菌食中毒(食肉や鶏卵などが原因)

該当する記事は見つかりませんでした。

カンピロバクター食中毒(鶏肉の生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★佐賀県:鳥栖市の飲食店、ササミの刺身等で3人が食中毒 カンピロバクター

【毎日新聞20171226日 地方版】

https://mainichi.jp/articles/20171226/ddl/k41/040/284000c

 県は25日、鳥栖市本通町1の飲食店「康まる」を26日まで2日間の営業停止にした。同店で14日夜に鶏レバーやササミの刺身などを食べた30~40代の男女計3人がカンピロバクターによる食中毒症状を発症したため。カンピロバクターは鶏の腸内などに潜む常在菌で、十分な加熱をすれば死滅する。

★大阪市:中央区の飲食店で5人が食中毒 カンピロバクター

【大阪市公表:平成291226日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000028166.html

施設名称  炭焼キッチンTenTen

施設所在地  大阪市中央区心斎橋筋1丁目43

業種 飲食店営業

営業者 Ten.DreamFactory株式会社 代表取締役 廣橋 一早

行政処分等の理由 食品衛生法第6条第3号違反(食中毒の発生)

行政処分等の内容  営業停止1日間

備考  【病因物質】カンピロバクター 【原因食品】(コース料理)(詳細については調査中)

【有症者】 5

★広島市:中区の飲食店、焼き鳥等で4人が食中毒 カンピロバクター

【広島市公表平成29年12月23日(土)】

http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1513999784999/index.html

事件の概要

 平成29年12月20日(水)午前11時30分頃、市民から広島市保健所に、「12月16日(土)に13名で中区の飲食店を利用し、複数名が体調不良となった。」旨の連絡があり、調査を開始した。

 調査の結果、12月16日(土)夜に「一風」を利用した1グループ13名中4名が、12月18日(月)午後10時から12月19日(火)午後6時にかけて、下痢、発熱、腹痛等を発症していた。

 患者の共通食は当該施設が提供した食事のみであったこと、患者便からカンピロバクターが検出されたこと及び医療機関から食中毒患者の届出があったことから、広島市保健所は、この施設が提供した食事を原因とする集団食中毒事件と判断し、12月23日(土)に「一風」の営業者に対して、当該施設の営業の禁止を命令した。

【患者の状況】 ⑴ 患者数  4名(入院なし) ⑵ 主症状  下痢、発熱、腹痛等

【原因施設】 ⑴ 施設名  一風(ひとかぜ)  ⑵ 営業の種類    飲食店営業

⑶ 営業所所在地   広島市中区土橋町3番12号 ⑷ 営業者氏名    表田 剛(おもてだ つよし)

【原因食品】  12月16日(土)に提供された食事

おまかせ焼鳥5種(ねぎま、はつ、ささみ、肝、ずり)、地鶏から揚げ、鶏ガラもつ鍋、枝豆、やみつきキュウリ、ハマチ刺身(漬け)、タコのから揚げ、ポテトフライ、ポテトサラダ、卵かけごはん、ラーメン、雑炊

【病因物質】  カンピロバクター

【保健所の対応】

⑴ 患者の発症状況及び喫食状況等の調査

⑵ 原因施設の立入調査・指導

⑶ 検体採取(検査機関:広島市衛生研究所)

                             
 

検体名

 
 

検体数

 
 

検査結果

 
 

患者便

 
 

 
 

3検体カンピロバクター陽性 1検体陰性

 
 

拭き取り

 
 

 
 

5検体陰性

 
 

食品

 
 

 
 

5検体カンピロバクター陽性(参考品)

 
 

従事者便

 
 

 
 

2検体検査中

 

   

 

 

 

 

 

⑷ 原因施設の営業禁止

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

腸炎ビブリオ(夏場魚介類に付いてくる菌、刺身などで発生する)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

セレウス菌(加熱済みの米飯、パスタなどで起きます。)

該当する記事は見つかりませんでした。

エルシニア菌(低温発育菌、ブタが保菌しており、豚肉の汚染が高い)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

★山形県:寒河江市、保育園児ら22人が食中毒 化学物質(ヒスタミン)

【産経新聞20171223 17:17更新】

http://www.sankei.com/life/news/171223/lif1712230047-n1.html

 山形県は23日、同県寒河江市の市立保育所で20日に給食を食べた園児20人と女性職員2人の計22人が、発疹などの食中毒症状を訴えたと発表した。既に全員回復している。

 県によると、保育所で調理したブリの照り焼きから、アレルギーに似た食中毒症状を引き起こすヒスタミンが検出された。県は保育園に23日から3日間、給食の停止を命じた。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアや、獣肉類など)

該当する記事は見つかりませんでした。

植物性自然毒食中毒(キノコや山野草などの中毒)

該当する記事は見つかりませんでした。

.動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

該当する記事は見つかりませんでした。

その他の食中毒情報

★福岡県:次のとおり食中毒(疑い)が発生したので発表します。

【福岡県発表201712258抜粋】】

http://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/shokuchu-doku-utagai171225.html

1 事件の探知

 平成29年12月24日(日曜日)、古賀市内の医療機関から、嘔吐、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈した患者を診察した旨、粕屋保健福祉事務所に届出があった。

2 概要

粕屋保健福祉事務所が調査したところ、福岡市内の高校の生徒7名が、12月23日(土曜日)午後6時頃から嘔吐、下痢、発熱等の症状を呈し、7名が医療機関を受診していることが判明した。

現在、同事務所において、食中毒及び感染症の両面から調査を進めている。

3 発生日時 調査中

判明分:平成29年12月23日(土曜日)午後6時頃(初発)

4 摂食者数 調査中 判明分:7名

5 症状 調査中 判明分:嘔吐、下痢、発熱等

6 有症者数 調査中 判明分:7名(男性7名)

7名が医療機関を受診している。入院した者はいない。

なお、重篤な症状を呈した者はなく、有症者の症状は快方に向かっている。該当する記事は見つかりませんでした。

7 原因施設、原因食品、病因物質  調査中

8 検査 福岡県保健環境研究所で有症者の便を検査予定。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌など、及びその他の集団感染情報です)

該当する記事は見つかりませんでした。

3 異物混入(異物混入は危険なものはもちろんですが、健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★沖縄県:沖縄市給食に異物 他に4件 沖縄市教委、県への報告遅れる

【琉球新報20171224() 10:09配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171224-00000010-ryu-oki

 【沖縄】沖縄市越来の給食センター第2調理場が提供した給食にスライサーの刃の一部が混入した問題で、沖縄市教育委員会は23日までに、県に報告すべき異物混入が今月15日までの本年度中に他に4件あったことを発表した。スライサーの問題が発覚して以降に県への報告の必要性を把握し、今月中に遅れて報告した。

  11日の記者会見であった質問に対し、22日付でメールで答えた。4件はハエやコバエの混入で、担当調理場は第1調理場で2件、第2調理場で1件、諸見調理場で1件。それぞれ児童が口にする前に気付いて異物を取り除き、健康被害はなかった。県への報告を要しない毛髪や幼虫などの混入も17件あった。

  異物混入に対する一連の不適切な対応について、市議会は22日の12月定例会で狩俣智市教育長の給与を1カ月間、1割減額する条例改正案を可決した。

★山形県:酒田市小中学校給食異物混入、計30件に 酒田市が会見し陳謝

【山形新聞20171223日 11:19

http://yamagata-np.jp/news/201712/23/kj_2017122300446.php

 酒田市の小中学校の給食で異物混入が相次いで発生していることを受け、市教育委員会が22日、同市役所で会見し、菅原司芝教育部長が「度重なる異物混入で、児童生徒や保護者に不安と心配を掛けたことにおわびする。安心安全な給食の提供に努めていく」と陳謝した。今年4月から今月21日までに、髪の毛や小さな虫など計30件の混入があったことも公表した。

  同市では自校調理や委託を含め、小中学校全30校で給食を実施している。12月に入り、計5校の給食から、水道管の塗装片や食材が入っていたビニール袋の切れ端、プラスチック容器の一部などが見つかっている。

  本年度の計30件のうち、県教委への報告を指導されている金属片など健康被害の可能性がある事案は2件。異物混入の報告は2016年度が49件、15年度が51件、14年度が53件寄せられていたが、いずれも県教委への報告対象はなかった。県内では鶴岡市で年間20件程度、天童市では12件程度、髪の毛などの混入の報告がある一方で、健康被害の可能性が低い異物の混入は集計していない自治体もある。

  酒田市教委は対策として、直ちに食材納入時の点検の徹底調理過程でも複数の調理員による目視点検の徹底年内に調理員対象の研修会を開催し聞き取りや意識向上の啓発などを実施すると説明。調理現場の視察など総点検をするほか、異物混入防止に特化したマニュアル作りに本年度中に取り組むとした。

4 食の安全情報

★責任者の倫理観を超えることは無い

河岸宏和

【食品安全教育研究所20171224日発行】

http://archives.mag2.com/0000100977/

玄関、駐車場が綺麗で無いと

 私が講演などで必ず話す言葉があります。「組織の倫理観はその組織の責任者の倫理観を超えることは無い」 「倫理観」を整理整頓と言葉を置き換えてみて下さい。

 工場の衛生管理の基本は整理整頓です。

 あった場所に物を片付ける、必要のないものは作業場に置かない。整理整頓ができていない工場は衛生管理が全くできていないと思って間違いないと思います。

 工場の建物の責任者も必ず、工場の玄関を使うはずです。駐車場も使うはずです。

 もっとも、来客用、偉い人用の駐車場、玄関を設けている工場もあります。

 責任者も必ず使用する駐車場、玄関が整理整頓されていない工場は、訪問しても価値が無い工場として、すぐに引き返してもいいと思っています。

 責任者が、駐車場が汚い事、玄関がきたないことに対して、注意も出来ず、問題点を感じていない事を象徴しているからです。

事務所、応接室の状況

 工場の責任者は事務所にいる時間の方が普通は長いものです。事務所、応接室の清掃状況が不完全であれば現場はよりひどい状況と考えられます。

 工場の責任者、品質管理担当の方が「事務所は汚れていてもいいや」と思っていて、予想外に作業場の方が綺麗だった経験は私はありません。

 工場に入る玄関の階段に草が生えている工場の作業場はまったく管理されていない状況でした。

 工場に入る玄関、下駄箱、スリッパの管理、ドアの汚れ、対応してくれる事務員すべての管理が、工場の鏡になるのです。工場点検で点検日を通知して点検に行った場合は、あなたが着用する作業着、帽子、靴などがサイズも守ってきちんと準備されていることが必要です。

 点検されるであろう帳票類もすべて応接室などに準備されていることが必要です。

抜き打ち検査が必要

 クレームが多発した場合などは工場の抜き打ち検査を実施します。作業が早朝から始まる場合は、作業開始時間に合わせて早朝に点検を実施します。

 早朝に応接室に行った場合、前日に使用した灰皿、コーヒーカップなどがそのまま放置されている場合もありました。応接室の置物、本棚の中などが綺麗に磨かれているか見渡します。

 会社更生法の対象になった工場の点検に行ったことがありますが、応接室のワニ剥製、鷲の置物は埃まみれでした。もちろん応接室の机の上を掃除した様子も無く荒れた状態になっていました。

 コピー用紙などが直接床においてある風景を見ますが、事務所の床の上でも直接物を置いていないか点検を実施します。机の下も同じです、机の下にファイルが床の上から積み重ねられている場合が

ありますが、作業場の中を点検するまでも無いといえます。

 駐車場、玄関、応接室、事務所が管理できない工場は、作業場も管理できていないものです。

 年末の大掃除の時が、工場の考え方を変えるチャンスです。

 

私のお話が皆さんの工場管理を、耕し続けるヒントになれば幸いです。

★☆ ========== いろんな 人に 勧めてください ================

私、河岸宏和の教育の依頼は 下記のページの「連絡先」から お願いします。

 http://ja8mrx.o.oo7.jp/kouennira16.htm

<違反食品・自主回収等関係情報>

★「塩キャラメルココナッツ」の自主回収について

【茨城県公表20171227日】

http://www.shoku.pref.ibaraki.jp/cgi/news/data/doc/1514368357_1.pdf

平成29年12月27日(水),販売者から,ひたちなか保健所長へ「塩キャラメルココナッツ」の自主回収着手報告書が提出されましたのでお知らせします。

1 販売者

販売者:株式会社 サンクゼール  住所:長野県上水内郡飯綱町芋川1260

2 自主回収対象品

商品名 塩キャラメルココナッツ

表示

【誤】

一括表示シール誤貼付けに伴い,アレルギー物質「乳」の表示が欠落。

【正】

形 態 合成樹脂袋詰め

容 量 68g

賞味期限 2018年03月10日

★三重県食品等の自主回収情報

http://www.pref.mie.lg.jp/SHOKUSEI/HP/70292044649.htm#はんぺい

回収対象製品名 :手取りはんぺい

 [表示内容等]

   包装形態 : ピロー包装

   内容量 : 4枚

   賞味期限 : 2017.12.192017.12.25までの商品

   製造者 : 有限会社丸八食品

        三重県津市東丸之内2716

 自主回収の理由 アレルギー表示(小麦)の欠落

 想定される健康への影響 小麦アレルギーの方が喫食した場合、アレルギー症状が出る恐れがある

 回収方法 店頭告知

 問い合わせ先     有限会社丸八食品

 電話:059-228-4578

 着手報告受理年月日 平成291225

 特定事業者名及び所在地 有限会社丸八食品

 三重県津市高洲町2518

HACCP関係情報>

★厚生労働省:第3回 食品衛生管理に関する技術検討会

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000189357.html

食品等事業者団体が策定した衛生管理計画手引書案の確認

    ・漬物の製造 ・豆腐の製造 ・米粉の製造 ・魚肉練り製品の製造

    ・スーパーマーケットにおける調理・加工・販売

についての基準Bの手引書について議論、検討された資料がアップされています。

*傍聴してきました。案について厳しく精査されていました。

<表示関係情報>

該当する記事は見つかりませんでした。

<給食関係情報>

★給食の食べ残し、学校の秩序と関係?真偽を探った 「おいしくない」という子も…先生の苦労

【西日本新聞20171226() 7:10配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171226-00010000-nishinpc-soci

学校給食の食べ残しの割合を示す「残食率」は、学校の荒れや落ち着きと関係している-。そんな情報を耳にした。残食率が高いといえば、「冷たい」「味が薄い」などの不満が相次いだ神奈川県大磯町の中学校給食が記憶に新しい。給食の味は残食率に影響するだろうが、残食率と学校やクラスの秩序に、果たして相関関係はあるのだろうか。まずは福岡市博多区の東光小学校で取材した。

 「食欲は意欲ですからね」。梅津真里子校長(57)は開口一番、残食率と学校生活の関係をこう表現した。晴れない気持ちや悩みを抱えている児童は小食がちだという。

  東光小では11月の残食率が「米飯」03%、「おかず」0%。残食率は欠席者分を除き、出来上がった料理と食べ残しの重量で計算する。

「おいしくない」の一言、どう受け止めるか

 市内小学校の全体平均(2016年度)もほぼ同傾向で、その完食率の高さにまず、驚かされた。児童の食欲を喚起させる細かな指導が、背景にあるのだという。

  例えば昨年度の一時期、ダイエットブームが影響したのか、高学年女子に「ご飯は残すもの」という風潮が広がった。栄養教諭が家庭科の授業で、エネルギー源となる炭水化物の摂取が、成長に欠かせないことを説明。学級担任は意味を伝え、残ったご飯やおかずを完食するよう呼び掛けて回ったそうだ。

  「『おいしくない』という児童の一言を担任が受け流すか、それとも否定するか。『食べる』という学級の雰囲気を大きく左右する」と梅津校長は話す。

  楽しさを演出する取り組みもある。その月に生まれた児童と教員がランチルームで食べる月1回の「お誕生日給食」。ほかに、星形のニンジンを「ラッキースターニンジン」と名付けて一つだけ給食に忍ばせる月1回のイベントもある。

中学校の残食率、小学校より高く

 「食」を通して児童に向き合う教員たちの姿勢が、食べ残しに関係していることが分かる。一方で、新たな課題も浮かんできた。中学校の残食率が高いのだ。16年度、米飯やおかずなど全体は72%で、小学校の07%よりも随分と高い。

  福岡市の場合、小学校では学校ごとに調理するのに対し、中学校は4カ所の給食センターでまとめて作り、学校に搬送している。調理し食べるまでの時間が関係しているのだろうか。

  この見方に市教委給食運営課は否定的だ。中学校の一部は学校で調理しているが、残食率はほかと大差なく「明確な理由は分かりません」。

  他都市に聞いてみた。「残食率を把握していない」という自治体も多いが、熊本市は16年度、小中ともに12%台。札幌市は小学校101%で、逆に中学校65%よりも高い。

  傾向にはばらつきがあった。

クラスの「ゆとり」を測る指標

 福岡市内の中学校でも給食時間を見せてもらった。

  小学校では料理全部を一度、皿に盛りつけ、希望者が教員に減らしてもらっていたが、この中学校では配膳した段階で、既に料理が食缶(大容器)に残る学級も。減らすのも、増やすのも生徒自ら。米飯のお代わりをした女子は周りにちゃかされ、「おかずを食べるため」と反論していた。

  準備も含め小学校の給食時間は4045分だが、中学校は3035分。「早めに食べ終える」という雰囲気の中で、1人だけぎりぎりまで食べるのも難しいようで、何だか時間に追われているようでもあった。

  残食率と学校秩序との相関はよく分からなかったが、みんなが楽しそうに、個人差を認めつつ、給食を平らげる姿はやはり、見ていて気持ちがいいものだ。クラスの「ゆとり」を測る指標のようでもあった。

◆残食率

 環境省が2014年度に実施した調査によると、全国小中学校の残食率の平均は693%。ただ回答したのは全国市区町村教育委員会の約2割にとどまる。回答した397自治体のうち、残食率が「5%未満」だった自治体は181▽5%以上~10%未満」は113▽10%以上~15%未満」は68▽15%以上~20%未満」は23▽20%以上」は12。回答数は異なるが、児童生徒1人当たりの食品廃棄物の発生量は年間172キロという。食べ残しが問題になった神奈川県大磯町の町立中学校の場合、今年57月の残食率は平均260%。最も多い日は553%だった。

西日本新聞社

★ファイトケミカル<下>皮付き給食、調理員の挑戦 細菌数比較で管理基準クリア 大阪・豊中の給食センター

【西日本新聞20171227 1149分】

 http://news.livedoor.com/article/detail/14085946/

 1日1万3千食をまかなう調理室に巨大な鍋がずらりと並ぶ。「炒めているのが皮付きのニンジンです」。西日本一の規模という大阪府豊中市立走井(はしりい)学校給食センター。江川勉所長が調理室を見下ろす見学通路の窓から説明してくれた。

 

 皮付きで調理するのは今のところニンジンと大根。抗酸化力があり、免疫力が高まるとされる野菜の成分「ファイトケミカル」が皮には豊富に含まれるからだ。

 子どもたちの健康のために、という職員の挑戦は約2年前に始まった。そこには越えなければならない壁があった。学校給食には、食中毒を防止するため文部科学省が定めた衛生管理基準がある。その手引書には、皮をむくことが明記されているのだ。

   ◇    ◇

 きっかけは2015年12月、生ごみの堆肥化などに取り組むNPO法人「花と緑のネットワークとよなか」(高島邦子代表)が開いた講演会だった。長崎県佐世保市の有機農家、吉田俊道さん(58)が「元気野菜でかわるこころとからだ」と題して話した。

 給食のメニューを統括する管理栄養士、冨士原(ふじはら)洋子さん(56)たちは、春に稼働したセンターの、食育の取り組みを報告するため来場していた。

 「野菜の成長点には生きる力が集まっている。命があるんです。そんな皮や根っこを食べましょう」。九大大学院で植物生理学を研究、長崎県の農業改良普及員を経て就農して約20年、実践を重ねる吉田さんの言葉に冨士原さんは心を動かされた。「いかに早く、きれいにしか頭になかった。皮を使えば栄養価は上がる。『子どもたちの成長のために』という初心を思い出しました」

 会場に来ていた江川所長も、その思いに共感し、実現に向けて何が必要か、冨士原さんは調理員たちとその場で話し合った。

   ◇    ◇

 鍵となるのは管理基準。衛生面の問題だから、菌の数に差がなければ良いはず。実際に皮付きと、皮をむいたそれぞれの材料で調理して細菌数を比べた。おかずはハムと大根の甘酢あえ。大根とハムはそれぞれ規定に従って85度以上で加熱した。結果はほぼ同じ。問題ないレベルだった。

 江川所長は市教委に相談し「安全が立証されているなら断る理由がない」と一任を取り付けた。

   ◇    ◇

 吉田さんに賛同する自治体、学校、市民団体は全国に広がり、ファイトケミカルの有用性をアピールする団体もある。東京都日野市で都市農地の保全活動を続ける「市民による都市農業研究会」(佐藤美千代・代表)は、野菜の皮と実の抗酸化力を比較したデータを公表。大根、サツマイモなど皮の方がおおむね2・6~4・4倍高かった。吉田さんは「抗酸化成分のファイトケミカルがそれだけ皮に集中している」と説明する。

 豊中の給食センターは現在、登録農家の有機野菜をできるだけ使うようにしている。野菜は規定に沿って三つのシンクで流水洗いをする。泥付きの根菜類は表面をチェックし、汚れやひげを除く。ゴボウは菌が多いことが分かっているため皮をむく。

 新たに今年4月から、みそ汁のだしには、いりこの粉末を使っている。現代人に不足しがちなミネラルをしっかり摂取できるという吉田さんの提唱する方法だ。だし殻が多いことなどから残飯が多くなる課題も出てきたが、粉末の量を半分にして対応する計画だ。

 巨大な行政組織による新たな挑戦。現場の人たちの知恵と行動、それを受け止める組織の柔軟さによって実現したことだろう。吉田さんはセンターを「日本の望み」と表現する。

 栄養士、調理員は交代で各校を回り、取り組みの狙いを説明して児童と一緒に給食を食べる。冨士原さんは言う。「しっかり、食のことを考えて。一生、得やからね」

2017/12/27付 西日本新聞朝刊=

<アレルギー関係情報>

★食物アレルギー、尿でわかる? 東大チーム、濃度高まる物質特定

【朝日新聞デジタル201712220500分】

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13284806.html?_requesturl=articles%2FDA3S13284806.html&rm=150

食物アレルギー患者の尿に特定の物質が多く含まれることを、東京大の研究チームが見つけた。うまく行けば、尿の成分を調べることで簡単にアレルギーの有無を診断できるようになるかもしれない。英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に論文を発表した。

 東京大農学部の村田幸久(たかひさ)准教授らは、卵アレルログイン前の続きギーを発症させたマウスの尿を分析。症状が重いマウスほど、アレルギー反応と関係が深い尿中の「PGDM」という物質の濃度が高くなることを見つけた。PGDMの濃度は、牛乳アレルギーのマウスでも高かった。

 さらに、食物アレルギーと診断された複数の患者でも尿を調べたところ、PGDMが高濃度で検出された。ぜんそくやアレルギー性鼻炎の患者では、濃度は健康な人と変わらなかったという。

 食物アレルギーを調べるには、採血検査や肌に針を刺す皮膚検査があり、診断の確定にはアレルギーが疑われる食品を口にして症状を見る試験を受ける。村田さんは「尿検査なら小さな子どもにも負担にならない。食物アレルギーの有無や症状の程度を簡単に評価できる検査法を開発したい」と話している。 (川村剛志)

★【子どものアレルギー10】牛乳の味がおかしい?保管法や症状の例

【リセマム20171227 1245分】

http://news.livedoor.com/article/detail/14086471/

 成長や生命の維持、活動に必要な栄養のひとつであるカルシウムを含む「牛乳」。家庭や給食では一般的ですが、なかにはアレルギー症状のある子どもや大人もいることから、扱いには注意が必要な場合があります。また、食中毒発生予防のためにも、殺菌が欠かせません。

牛乳はどうやって殺菌しているの?

 牛乳の殺菌方法にはおもに5つの方法があり、ロングライフ牛乳の殺菌方法にも特徴があります。牛乳の殺菌温度の違いにより、高温殺菌乳は低温殺菌乳よりも、ホエイタンパク質の変性が進む傾向が見られています。現在主流である殺菌法は、超高温瞬間殺菌法(UHT法)です。具体的にどのような殺菌方法があるのか、それぞれの殺菌方法とその特徴を見てみましょう。

低温殺菌法(LTLT法)

6365度で30分殺菌

風味や栄養価は維持しやすいものの加熱温度が低いため、食品中のすべての微生物を死滅させることは難しく保存性は劣る面もあります。

連続式保存殺菌(LTLT法)

6568度で30分殺菌。

高温保持殺菌法(HTLT法)

75度で15分以上殺菌。

高温短時間殺菌法(HTST法)

60度前後に予備加熱し、所定温度まで加熱して保持する殺菌法。72度以上で15秒の殺菌が基本。

超高温瞬間殺菌法(UHT法)

120150度で13秒殺菌。

現在の主流の殺菌法で、高温のため風味や栄養価は低下する面がありますが、レトルト食品などにおいてもボツリヌス菌などの耐熱性の芽胞を有する微生物の殺菌目的でもおこなわれます。

ロングライフ牛乳は140150度で34秒殺菌

ロングライフ牛乳は、光と空気を遮断する目的で紙とポリエチレンコート、アルミ箔を貼り合わせたロングライフ製品用の特殊容器に無菌的に充填することで、常温保存が可能な製品として販売されています。

 パスチャライズド牛乳の多くは、72度で15秒以上、または63度で30分間殺菌がなされているものになります。牛乳の殺菌方法はさまざまありますが、日本乳業協会は「いずれの殺菌方法によっても、牛乳の栄養は変わりません」としています。

牛乳の味がおかしい?考えられる風味異常の要因

 牛乳の風味異常が取りざたされることがあります。子どもには、家庭外、たとえば外食時や給食の場面で「あれ?」と思った時はまず、飲むのをやめるよう伝えておくとよいでしょう。

 風味以上牛乳は、複合的な影響により特定の原因が判明しにくい場合もありますが、たとえば、牛乳中の不飽和脂肪酸割合が多い場合は「酸化臭」、いわゆる「厚紙臭」がすると言われます。牛への飼料の品質・内容や、牛が十分に反芻(はんすう)していないことによる影響などが考えられています。

 日光臭やキャベツ臭は、光照射による脂質、タンパク質の酸化によって起こると考えられます。飼料臭は特に、搾乳直前の飼料による影響が強いと考えられます。このほか、麦芽臭は微生物によるもの、器具、設備消毒時に使用の消毒殺菌剤(次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系の殺菌洗浄剤など)の混入、残留による「消毒臭」、低温殺菌による「不潔臭」などが風味異常の際に起こる代表的な例でしょう。

 そのほか、ほかの臭気が生乳に移行し、吸着されることで臭いを感じることがあります。消毒臭のある牛乳の事例は今までにも発生していますが、検査までの間に牛乳内で次亜塩素酸ナトリウムなどの消毒剤の反応が進み、検査時に一定量以上の検出がなされないことがあるなど、異常風味発生時にその原因が特定しにくいこともあります。

 開封後に苦味や酸味を感じる場合は、細菌が増加し品質が低下している可能性があります。また、牛乳は冷蔵庫内外の臭いを吸着しやすく、異臭を感じることもありますので、開封後は早めに消費するようにし、風味異常がある場合や塊ができていたり分離している場合は、摂取を控えるようにしましょう。

牛乳の保管法

 家庭での保管においては、常温保存の牛乳は常温以上の温度での保存は避け、冷蔵保存の牛乳は10度以下での冷蔵、封を開けた後は封に口を付けて飲まないようにし、封はしっかりと閉じてから保管するようにしましょう。

 牛乳に含まれる乳糖の消化酵素が欠乏している、または活性が低下しているために乳糖を消化吸収できずに腹痛、下痢、嘔気(おうき)、腹部膨満(ぼうまん)といった症状が現れる乳糖不耐症は比較的見られますが、牛乳を飲むたびに皮膚が痒い、じんましん、血管性浮腫、紅斑(こうはん)がある、口の中や喉、唇、舌に違和感がある、膨脹、鼻水が出る、鼻づまり、くしゃみがある、眼の充血、まぶたのむくみ、かゆみがある、咳、喘鳴、息苦しさがある、腹痛、下痢、嘔吐、頭痛、倦怠感、眠気、意識障害、血圧低下、四肢冷感…といった症状がある場合は、アレルギー症状である場合がありますので、受診し相談できると良いでしょう。 《リセマム 石川麻由》

<鳥インフルエンザ関係情報>

★韓国における鳥インフルエンザ関連情報

【農水省発表20171228日】

http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/index.html

韓国における高病原性鳥インフルエンザの発生状況(201711月以降)(PDF : 197KB)(平成291227日現在)

また9月以降、韓国において野鳥からの鳥インフルエンザウイルスの分離事例が報告されています。

飼養農家を含む畜産関係者の皆様は、引き続き、関連情報にご注意ください。

<ジビエ関係情報>

★長野県:富士見高生が鹿肉PR 県庁でジビエ加工品販売会