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2017年3月17日 (金)

2017年3月17日号

     
 

食中毒週刊

 

ネットニュース

 
 

2017年3月17日号

 

編集発行:笹井 勉

 

食品衛生アドバイザー

 

(元墨田区食品衛生監視員)

 
 

*このニュースは版権をクリアしているものでありませんので、個人用として使用してください

 

【注意】:2017年3月16日までにネット上等で発表のあったものを個人的にまとめて編集したものです。見出しは編集してあります。版権をクリアしたものではありません。食の安全、調理従事者の衛生教育用(朝礼など)に使うことを目的にしていますので、事例を参考に食中毒事故防止や食の安全な取り扱いに役立ていただければ幸いです。

不都合な掲載があった場合はこちらsa19452004@yahoo.co.jpに連絡していただければただちに削除します。

1 食中毒

トップニュース 「キザミのり」のノロウイルス食中毒関連

★東京都:桧原村の学校給食でもキザミのりで2名が発症 ノロウイルス

【東京都公表年月日 2017314日】

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/ihan/kouhyou.html

 業種等   集団給食(届出)

 施設の名称及び給食供給者氏名等 (施設の名称)   檜原村学校給食共同調理場

 (給食供給者氏名等)   檜原村

 法人番号 8000020133078 

 東京都西多摩郡檜原村467番地1  (代表者)  村長 坂本 義次

施設所在地 東京都西多摩郡檜原村576番地

 主な適用条項 第6条違反により、第55条を適用

 不利益処分等を行った理由 食中毒

 不利益処分等の内容 38日から310日まで食事の供給停止

 備考 (314日現在の状況)

 原因食品:227日に当該施設が供給した給食(キザミのり)

 病因物質:ノロウイルス

228日から患者2名がおう吐、下痢、発熱等を発症

 給食供給者は32日から食事の供給を自粛

★ノロウイルスが検出された「のり」の回収について

*キザミのりの加工所からノロウイルスを検出したので、賞味期限17.12.1以降に加工されたノリについても回収することになったようです。詳細は大阪市のHPで確認してください。(編集者注)

 

【大阪市発表2017314日】

http://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000392967.html

ノロウイルスに汚染された又はその疑いのある「のり」を回収しています。

 消費者や飲食店等の食品関連事業者の方につきましては、次の回収命令及び自主回収対象品の情報をご確認いただき、お手元にある場合は、喫食や使用することなく、返品してください。また、体調不良等、健康被害が生じた場合は、医療機関で受診いただくとともに、最寄りの保健所にご相談ください。

 ※ 平成29314日、対象商品を追加しました。(1商品追加、これまでに自主回収されている商品の賞味期限の範囲の拡大)

 ※ 平成29310日、対象商品を追加しました。

 ※ 「返品先及び回収に関するお問い合わせ先」に関する情報はこちらをクリックしてください。

★立川市:小学校の集団食中毒で再発防止策 給食再開へ

NHKニュース2017年313 1734分】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170313/k10010909551000.html

東京・立川市の小学校で学校給食として出された「刻みのり」が原因の集団食中毒で、教育委員会は再発防止策をまとめ、中止していた給食センターで調理した給食の提供を今月21日から再開することになりました。

先月、東京・立川市の小学校で、学校給食として出された「刻みのり」が原因のノロウイルスによる集団食中毒では、症状を訴えた児童と教職員が7校で合わせて1000人を超えました。

立川市教育委員会は今月2日、専門家による委員会を設けて対策の検討を進め、提言を受けて再発防止策をまとめました。

この中では、食材の製造業者が提出する工程表で加熱殺菌の方法や実際の製造に関わる事業者についても報告させるほか、「刻みのり」のように加熱せずに使用する食材については「ノロウイルス非感染検査証明書」の提出を求めるなどとしています。

立川市教育委員会は、再発防止策がまとまったことから、先月20日以降、中止していた、給食センターで調理した給食の提供を、今月21日から再開することになりました。

立川市教育委員会は「子どもたちが安心して給食を食べられるよう、引き続き安全対策に努めていきたい」と話しています。

★和歌山県:給食再入札 業者決まる

【読売オンライン20170314日】

http://www.yomiuri.co.jp/local/wakayama/news/20170313-OYTNT50288.html

◇和歌山市教委

 和歌山市教委は13日、4月から市内の4小学校と2幼稚園で予定する給食調理業務の再入札を行い、和歌山市の紀和味善が約1億1400万円(税抜き)で落札したと明らかにした。

 再入札は、御坊市の集団食中毒で調理を受託していた「シダックス大新東ヒューマンサービス」(東京)の落札を問題視して、和歌山市などの4社が参加して指名競争入札が行われた。

 一方で、東京都立川、小平両市の小学校などで発生した集団食中毒では、御坊市と同じ「東海屋」(大阪市)の刻みのりが使われていたことが判明。のりを使い切って検証ができない御坊市は原因究明に至っていないが、調理には問題がなかった可能性がある。

 シダックスの広報は取材に対し、「『刻みのり』が原因だったとする説は信ぴょう性が相対的に高い」と書面でコメント。仁坂知事に、県による営業停止処分(1月28日~2月10日)を取り消すよう審査請求(3月3日付)したという。

 和歌山市教委の担当者は「営業停止処分がなされ、保護者や子供に不安がある以上、再入札の判断に問題はない」としている。

関連情報

和歌山市教育委員会:給食の業務委託契約を見送り

【テレビ和歌山2017-02-21(火) 20:55

御坊市と日高川町で発生した給食を原因とするノロウイルスによる集団食中毒を受け、和歌山市教育委員会は、来年度からの学校給食の業務委託の契約を締結する予定だった御坊市立給食センターの調理業務を委託されていた東京の業者との契約を見送ることを決めました。

 和歌山市が契約の見送りを決めたのは、御坊市立給食センターの調理業務を委託されていた東京の業者です。

 和歌山市の説明によりますとこの業者は、今年4月から3年間の和歌山市内の4つの小学校と2つの幼稚園の給食の調理や配送などを行う「第二共同調理場」の業務委託に関する入札に参加し、今年12月に総額およそ1億1000万円で落札していました。入札の資格には、「入札日から起算して過去3年以内に食中毒などの事故を起こしたことがないこと」などの基準が設けられていました。

 今回の集団食中毒は落札後に発生していて、基準に該当しないものの、市教委は、不安や心配の声が市民からあがったことを踏まえ、「県内で大規模な食中毒が起こっていて、影響が大きい」などとして、契約を見送ることを決定し、業者に通知しました。近く再入札を行うということです。

ノロウイルス (生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原因に)

★宮崎県:新富町の飲食店で37人が食中毒  ノロウイルス

NQNews 九州2017.03.16http://kyushu.nqnews.jp/1819

13日、宮崎県新富町の飲食店でノロウイルスによる集団食虫毒が発生し、15日から2日間の営業停止処分となりました。

食中毒があったのは、新富町の飲食店「寿司善」です。この飲食店で3月10日と11日に食事をした合わせて37人が下痢やおう吐の症状を訴えました。

保健所が調査したところ、患者と調理従事者の便からノロウイルスが検出されました。患者らは全員快方に向かっているということです。

保健所は、この飲食店を15日から2日間の営業停止処分としました。

★吹田市:居酒屋で食事をした学生ら男女44人が食中毒 ノロウイルス 

【産経WEST2017.3.16 21:42

http://www.sankei.com/west/news/170316/wst1703160071-n1.html

大阪府は16日、同府吹田市の居酒屋「すっぽん」で食事をした19~65歳の男女計44人が下痢や発熱などを訴え、うち6人からノロウイルスを検出したと発表した。いずれも軽症で快方へ向かっている。

府によると、14日に京都府から「店を利用した学生34人のうち十数人が食中毒のような症状を訴えている」と連絡があった。府は12日に店で提供された食事が原因の食中毒と断定した。

府は同店を16、17日の2日間、営業停止処分とした。

大阪府公表2017年3月16日

違反施設

・業種名 飲食店営業  ・施設の名称 和風居酒屋 すっぽん

・営業者名 響コーポレーション株式会社  ・所在地 吹田市千里山東2丁目21-31

違反の理由  食中毒の発生

違反の内容  食品衛生法第6条第3号違反

措置状況  営業停止2日間

備考

【病因物質】ノロウイルス

【原因食品】312日に当該施設で提供された食事

【患者数】44(316日時点)

★福井県:おおい町の寮弁当で食中毒、14人  ノロウイルス

【福井新聞2017311日午前720分】

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/116903.html

福井県は10日、福井県おおい町にある土木建築事業者の職員寮で、「栄家食品」(本社大阪市、下家俊治代表取締役)がつくる料理を食べた男性14人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、このうち40、50代の男性2人が食中毒と診断されたと発表した。

 入院した人はおらず、症状はいずれも回復している。食事は同社が委託を受けて寮で調理しており、県は食品衛生法に基づき、10日の寮での食事提供を停止とした。寮では3日から調理を自粛している。

 県医薬食品・衛生課によると、症状を訴えたのは、2月28日と3月1日の夕食や夜食用弁当を食べた15人のうち14人。メニューは野菜炒めやから揚げ、牛肉のショウガ焼きなど。他に共通食がなく、有症者の便や調理台のふき取り検体からノロウイルスが検出されたことなどから、寮の食事が原因の食中毒と断定した。

 県は、調理時の正しい手洗いや十分な加熱などを呼び掛けている。

★浜松市:市内の旅館で食事をした22人が食中毒 ノロウイルス

【静岡第一テレビ 3/10 23:14

 浜松市で集団食中毒が発生、ノロウイルスが原因とみられている。浜松市によると、浜松市中区鴨江の小池旅館で5日に朝食をとった22人が下痢や嘔吐などの症状を訴え医師に食中毒と診断された。このうち15人からノロウイルスが検出され、患者は全員快方に向かっているという。旅館の調理場の作業台などからも患者と同じ型のノロウイルスが検出され、浜松市はこの旅館の調理場の営業を当面の間禁止した。

浜松市公表2017年3月10日

 営業施設等に対する行政処分等   処分年月日  平成29310

営業所の名称  小池旅館

営業の種類  飲食店営業(旅館)

営業者氏名  小池 洋子

営業所の所在地  浜松市中区鴨江一丁目353

適用条項  食品衛生法第55

行政処分等を行なった理由  食品衛生法第6条違反(食中毒)

行政処分の内容  平成29310(金曜日)から当分の間営業禁止

★明石市:株式会社エース給食の弁当で36人が食中毒 ノロウイルス

【兵庫県発表2017310日】

https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf14/hw14_000000020.html

処分年月日   平成2939

施設名称等[営業者氏名]   株式会社エース給食[株式会社エース給食]

業種   飲食店営業    施設所在地   明石市松江353-19

主な適用条項   法第6

行政処分を行った理由    食中毒

病因物質   ノロウイルス

行政処分等の内容   営業停止3日間

発症日時:32日(木曜日)午後8時(初発)

 喫食者数:134人    有症者数:36

 原因食品:228日から32日に調製された弁当

★新宿区:飲食店「鶏の庭/炭鶏」で食中毒  ノロウイルス

【新宿区公表2017年3月10日】

食品衛生法違反者の公表について (平成29310日更新)

飲食店営業施設等に対する不利益処分等

                                                     
 

 公表

 

年月日

 
 

 業種等

 
 

 施設の名称及び

 

営業者氏名等

 
 

 施設所在地等

 
 

 主な適用条項

 
 

 不利益処分等の原因となった食品等

 
 

 不利益処分等を行った理由

 
 

 不利益処分等の内容

 
 

 平成29310

 
 

 飲食店営業

 
 

 鶏の庭/炭鶏

 

株式会社日丸代表取締役王乙凡

 
 

 東京都新宿区歌舞伎町一丁目17番5号 J3ビル 3階

 
 

 6条

 
 

 2月10日に提供された食事(病因物質:ノロウイルス)

 
 

 食中毒(当該飲食店が提供した食品を原因とする)

 
 

 平成29310日から平成29316日までの営業停止命令、取扱改善命令

 

カンピロバクター食中毒(鶏肉などの生食、沢水、未殺菌井戸水が原因)

★高知県:南国市の飲食店で10人が食中毒  カンピロバクター

【毎日新聞2017316日】

http://mainichi.jp/articles/20170316/ddl/k39/040/564000c

 県は15日、南国市十市の飲食店「鳥心 とりやき食堂」で食事をした10代の男性6人が食中毒を発症したと発表した。3日夜、店で提供された肉料理などを食べていた。下痢や発熱などを訴えたが、いずれも軽症で回復している。4人からカンピロバクター属の菌を検出したため、県は15日から3日間の営業停止処分にした。

★東京都:北区の飲食店で2人が食中毒  カンピロバクター

【北区公表 平成29310日】

飲食店営業施設等に対する不利益処分等

被処分者業種等 飲食店営業

施設の名称及び営業者氏名等  (施設の名称)  串焼 こたつ屋

(営業者氏名)   株式会社こたつ屋

施設所在地等   東京都北区堀船一丁目1614

適用条件 食品衛生法第6条第3号違反

不利益処分等を行った理由 食中毒の発生(病因物質:カンピロバクター)

不利益処分等の内容 平成29310日から平成29315日まで

営業停止並びに施設及び取扱改善命令

備考   患者数:2

当該施設は平成2939日から営業を自粛しています。

★千代田区の飲食店で鶏レバー串焼き等を食べ食中毒 カンピロバクター

【千代田区公表2017年3月10日(抜粋)

http://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kurashi/shokuhin/kanshi/ihansha.html

1.飲食店営業施設等に対する不利益処分

概要

営業者の氏名(法人の場合は法人番号、名称、代表者名および所在地)

株式会社大丸松坂屋百貨店  代表取締役 好本 達也

東京都江東区木場二丁目1811

法人番号:9010601038982

施設の名称および所在地

(名称)大丸東京店「鶏繁」

(所在地)東京都千代田区丸の内一丁目9112

業種   飲食店営業

処分等の対象となった違反食品等   鶏レバー串焼きを含む鶏串焼き(推定)

処分等を行った理由   食中毒の発生

処分の内容   営業停止命令

(平成29310日から平成29315日までの6日間)

取扱改善命令

処分等を行った措置状況

 発症者のふん便から、カンピロバクターが検出されています。営業者は39日から営業を自粛しています。  

黄色ブドウ菌(手指の傷などについて、弁当やおにぎりなどで起きます)

該当する記事は見つかりませんでした。

ウエルシュ菌(加熱済みの食品の前日調理などで起きます。給食病と言われています)

該当する記事は見つかりませんでした。

化学物資による食中毒(魚のヒスタミンや洗浄剤の誤飲など)

該当する記事は見つかりませんでした。

寄生虫による食中毒(魚介類のアニサキスやクドアなど、動物の肉)

★神戸市:中央区の万蓮で寿司等を食べた1人が食中毒 寄生虫アニサキス

【滋賀県近畿府県市食中毒情報より更新日:2017315日】

http://www.pref.shiga.lg.jp/e/shoku/shoku/00osirase/saisin.html

発症日時:313日(月曜日)午前930分(初発)

喫食者数:2人     有症者数:1

原因食品:寿司(サーモン昆布〆、マグロ、鯖棒寿司等)、刺身(マグロ)を含む食事

病因物質:アニサキス

原因施設:万蓮(神戸市中央区)

神戸市発表2017年3月15日

http://www.city.kobe.lg.jp/life/health/hygiene/food/fpstatus.html

発生月日 2017年313

摂食者数2人 患者数1人

原因食品寿司(サーモン昆布〆、マグロ、鯖棒寿司等)、刺身(マグロ)を含む食事

原因等 病因物質  汚染された食材の喫食 アニサキス

原因施設   飲食店

動物性自然毒食中毒(フグ中毒や貝毒など)

★坂出市:免許持たず調理 1名がふぐで食中毒 

【NHKNEWS2017年0310日 2008分】

http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8034628471.html

おととい、坂出市の居酒屋でふぐを食べた女性が食中毒を起こし、保健所は、この居酒屋を10日から5日間の営業停止の処分にしました。

 県によりますとこの店の調理師はふぐの調理に必要な免許を持っていなかったということで、保健所では提供されたいきさつなどを詳しく調べることにしています。

 営業停止となったのは、坂出市京町の飲食店、「居酒屋つつみ」です。

 県によりますとおととい、この店でふぐのから揚げを食べた60代の女性客が体のしびれや嘔吐の症状を訴え、坂出市の医療機関を受診したということです。

 女性は一時入院していましたが、今は退院し、快方に向かっているということです。

 医療機関から届け出を受けた保健所は、ふぐのから揚げが原因の食中毒と断定し、10日から5日間、この店を営業停止の処分としました。

 県によりますとこの店の調理師の男性は、県の条例に基づいたふぐの調理に必要な免許を持っていなかったほか、この店もふぐを提供することを県に届け出ていなかったということです。

香川県公表2017年3月10日

香川県内で食中毒が発生しました

事案の概要

○平成2939日(木曜日)午前、坂出市内の医療機関から中讃保健所に「ふぐ毒による食中毒の疑いのある患者1名を診察した」との連絡がありました。

○中讃保健所が調査したところ、患者は38日(水曜日)18時頃に、飲食店「居酒屋つつみ(所在地:坂出市京町)」で、従業員が調理したふぐの唐揚げを喫食し、同日19時頃からしびれや嘔吐等の症状を呈し、医療機関を受診したことが判明しました。

○調査の結果、提供されたふぐの唐揚げに筋肉及び内臓(精巣または卵巣)が使用され、患者の症状、潜伏時間がふぐ毒による食中毒と一致していること及び患者を診察した医師から「食中毒患者届出票」が本日提出されたことから、中讃保健所長は当該施設を原因とする食中毒と断定し、食品衛生法第6条第2号違反で営業停止の行政処分を行いました。なお、中讃保健所は、当該施設が「香川県ふぐの処理等に関する条例」に基づく「ふぐ処理施設の登録」が行われていないことから、このことについて調査を進めています。

この店の経営者の女性は保健所に対して「毒のあるふぐの卵巣か精巣をから揚げにして提供した」と話しているということでふぐ料理が調理、提供されたいきさつなどを詳しく調べることにしています。

保健所では、食品衛生法もしくは県の条例違反の疑いがあると見て告発するかを含めて警察と協議することにしています。

2 感染性胃腸炎情報(食中毒に直結するノロウイルスやロタウイルス、夏場は腸管出血性大腸菌などの集団感染情報です。インフルエンザの情報も掲載します)

★岩見沢保健所管内の幼稚園の園児45名及び職員4名  感染性胃腸炎(ノロウイルス)【日本医師会2017.3.15発表】

http://www.med.or.jp/jma/kansen/info/005003.html

北海道医師会からの情報提供

感染性胃腸炎患者等の発生について

岩見沢保健所管内の幼稚園の園児45名及び職員4名が、2月28日から3月9日にかけて、おう吐、発熱、下痢などの症状を呈し、44名が医療機関を受診し、治療を受けた。(入院した者はいない)

経過

2月28日~3月 9日 おう吐、発熱、下痢の有症者発生   8日 幼稚園から保健所に通報

2月28日~3月 9日 医療機関及び保健所において有症者14名の便を検査した結果、3名からノロウイルスを確認、13日 現在、症状は回復もしくは快方に向かっている。

感染経路 現在調査中

★栃木県発表 感染性胃腸炎の集団発生について

201739日発表】

http://www.pref.tochigi.lg.jp/e04/welfare/hoken-eisei/kansen/h28houdoukansentantou/20170309shudanityou.html

概 要

・感染症名:感染性胃腸炎(5類感染症)【原因病原体:ノロウイルス】

・集団発生の時期:平成2934日(初発)

・集団発生の場所:安足健康福祉センター管内の障害者施設

〈経過〉平成2936日、安足健康福祉センター管内の障害者施設において複数の利用者及び職員が、おう吐、下痢の症状を呈しているとの連絡があり、同センターで調査及び指導を進めてきたところ、38日に保健環境センターにて4名の検体(便)の検査を実施した結果、3名の検体からノロウイルスが検出された。

・発症の状況:平成2934日~平成2939日 計32名 (利用者28名、職員4名)

・なお、重症者及び入院している者はなく、全員快方に向かっている。

県の対応:

  安足健康福祉センターでは、当該情報の探知後、感染性胃腸炎を疑い当該施設における予防対策(利用者及び職員の健康管理、手洗い等の励行、汚物等の適切な処理等の迅速な対応)について、注意喚起、指導等を実施するとともに、併せて、当該施設に発症者等の調査及び原因追及のための感染源の調査等を実施した。

  学校、社会福祉施設等での感染性胃腸炎集団発生予防対策については、各広域健康福祉センターごとに設置している「感染症予防機動班」等を通じ、引き続き更なる徹底を図っていく。 

県民の皆様へ:

《感染性胃腸炎とは》

  感染性胃腸炎は、様々なウイルスや細菌の感染によって引き起こされる感染症です。代表的な原因病原体として、ノロウイルス、サポウイルス、ロタウイルスなどが知られております。感染経路は、汚染された食品を食べる(経口感染)ほか、患者の吐物や下痢便を処理する際にウイルスを吸い込む(飛沫感染)、あるいはウイルスが付着したドアノブなどに触れる(接触感染)場合などがあります。一年を通じて発生が見られますが、特に冬季に流行する傾向が見られます。

3 異物混入(異物混入は健康障害を起こさない事例でも経済的な損失をきたします)

★宮城県:美里町小学校給食にガラス片混入か

【河北新報 3/16() 13:49配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000021-khks-soci

宮城県美里町教委は15日、同町南郷小(児童258人)で10日に提供した給食にガラス片らしき異物が混入したと発表した。高学年の児童が食事中に口に含んだ状態で、異物を見つけたが、児童にけがはなかった。

町教委によると、異物は縦17ミリ、横7ミリ、厚さ3ミリの板状のガラス片とみられ、給食で提供された「おからいり」に含まれていた。異物の角は丸みを帯びていたという。町南郷学校給食センターで調理し、児童が教室で各自の皿に盛った。

センターは13日から休業し、保健所などが素材の仕入れ先などを調査している。町教委の須田政好教育次長は「責任の重さを痛感している。素材の確認などを徹底し、再発防止に力を入れていきたい」と話した。

★秋田県:能代市の学校給食にザルの破片混入 

【朝日新聞デジタル2017年3月11日】

 能代市立渟城西小学校の2年生の教室で9日、配食中の児童が、スープの中にプラスチック片(1・3センチ×0・3センチ)を見つけた。同校はスープの配食を中止、給食を他のメニューのみにした。

 市教育委員会によると、調理に使ったザルの一部が欠けて混入したという。スープは南部共同調理場で作り、市内の小中学校7校に計2299食を配達した。渟城西小以外はスープを食べ終えていたが、健康被害を訴える児童生徒はいないという。市教委は保護者に経過観察を呼びかけた

★佐賀県:伊万里市の給食ハンバーグに7ミリの金属片が混入 

【佐賀新聞 3/10() 12:57配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00010005-saga-l41

賀県伊万里市の大川内小学校で9日、給食のハンバーグから金属片が見つかった。現時点で児童らに健康被害は出ていないという。混入の原因は特定できておらず調査中。

 市教育委員会によると、ハンバーグを食べた2年生男児が口の中に硬い異物を感じて吐き出し、細い金属片(長さ7ミリ、厚さ08ミリ)が見つかった。連絡を受け、市学校給食センターが給食を提供する全小中学校と市立幼稚園に校内放送で食べるのをやめるよう指示したが、約8割の児童生徒が食べ終えていたという。他校から混入や体調不良の報告はない。

 この日は「ふるさと食材伊万里の日」として、市内の「松尾勝馬牧場」から5393人分の寄贈を受けた「伊万里牛ハンバーグ」がメニューだった。成形調理し冷凍パックされたものを給食センターで加熱し、袋から出してセンターで調合したソースをかけた。どの行程で混入したかは不明。

 10日からの給食は安全点検を徹底した上で予定通り提供する。

4 食の安全情報

★去年の食中毒死亡者14人、02年以来の多さ

TBS系(JNN 3/17() 1:20配信】

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20170317-00000008-jnn-soci

 食中毒で死亡した人が去年1年間で14人に上り、2002年以来の多さだったことがわかりました。

  厚生労働省によりますと、去年1年間に全国で発生した食中毒は1140件で、患者数は2万253人と、いずれも前の年から減少しました。しかし、食中毒で死亡した人は14人に上り、18人が死亡した2002年以来の多さとなりました。年代別では、70歳以上が13人、60代が1人でした。

  原因別では、イヌサフランやスイセンなど植物の毒によるものが4件で、他の10人は去年8月に東京と千葉の老人ホームで起きた腸管出血性大腸菌O157による集団食中毒で亡くなりました。

  厚労省は、加熱していない野菜を高齢者に出す場合は殺菌を徹底するよう呼びかけています。

★【感染症情報】インフルエンザ5週連続減 - プール熱と感染性胃腸炎は増加

医療介護CBニュース 3/14() 17:00配信】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170314-17000000-cbn-soci

国立感染症研究所がまとめた227日から35日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所、インフルエンザは定点医療機関約5000カ所)によると、咽頭結膜熱(プール熱)、感染性胃腸炎の定点医療機関当たりの患者報告数は増加した。インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、手足口病は減少した。【新井哉】

 〔咽頭結膜熱〕3週連続で増加した。報告数は前週比約8%増の0.4人。過去10年の同期と比べると2番目に多い。都道府県別の上位3位は、岩手(1.0人)、石川(0.97人)、鹿児島(0.96人)。

 〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約2%増の5.4人。都道府県別の上位3位は、大分(13.67人)、鹿児島(10.02人)、福岡(9.31人)。

 〔インフルエンザ〕5週連続で減少した。報告数は前週比約20%減の13.55人。都道府県別の上位3位は、長崎(21.39人)、石川(20.96人)、沖縄(20.43人)。

 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕2週連続で減少した。報告数は前週比約1%減の2.43人。都道府県別の上位3位は、山形(5.97人)、鳥取(5.74人)、北海道(4.59人)。

 〔流行性耳下腺炎〕2週連続で減少した。報告数は前週比約3%減の0.61人。過去10年同期の平均値よりもやや高い値となっている。都道府県別の上位3位は、愛媛(2.32人)、山口(2.29人)、和歌山(2.19人)。

 〔手足口病〕2週連続で減少した。報告数は前週比約15%減の0.11人。都道府県別の上位3位は、宮崎(0.72人)、熊本(0.34人)、岡山(0.31人)。

CBnews

★ノロウイルスにアルコールは効果薄 食べ物多い台所どうやって消毒

J-CASTニュース2017310 180分】

http://news.livedoor.com/article/detail/12780667/

東京都立川市の小学校7校で20172月、ノロウイルスによる集団食中毒が起きた。児童や教職員1098人が下痢などの症状を訴えたが、原因として特定されたのは、学校給食に使われた「刻みのり」だった。製造元の大阪市ののり加工業者から同じノロウイルスが検出され、大阪市は34日、この業者を営業禁止処分にした。

ノロウイルスは、主に冬から春先に流行する傾向にある。今回ののりのように、感染リスクはどの食品にもある。家庭でも、台所などで対策を徹底したい。

「塩素系漂白剤」で殺菌可能

手洗いが重要なのはよくいわれるが、いわゆる除菌石鹸やアルコール製剤にはノロウイルスを除去する効果はない。手をよくこすり、丁寧に汚れを落とすようにウイルスを洗い流すしかないと、厚生労働省の食中毒情報にも書かれている。

では身の回りのもので、ノロウイルスの毒性や感染力を失わせ、さらに殺菌効果が期待できるものは何か。答えは「次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系消毒剤」、つまり「キッチンハイター」や「キッチンブリーチ」などの塩素系漂白剤だ。

厚労省の機関である「医薬品食品衛生研究所」が公開している「平成27年ノロウイルスの不活化条件に関する調査報告書」によると、市販の塩素系消毒剤を水で薄めた液にも一定のノロウイルスの殺菌効果が確認されている。

ただし同報告書によると、効果が発揮されるのはあらかじめ清掃・洗浄されノロウイルス汚染物などが除去されている場合で、肉汁などが飛び散っている状態では殺菌しきれないこともあるという。また、エタノール(アルコール)消毒剤の効果は、無意味ではないものの限定的だったようだ。

ノロウイルスの殺菌効果があるとはいえ、塩素系漂白剤で消毒した調理器具や皿を使って調理をしたり、漂白剤を台所に散布するのは少し抵抗感がある。85度以上の熱湯による消毒も一定の効果が期待できるとされているが、厚労省によると1分以上継続する必要があり、手軽な方法とは言い難い。

卵由来成分で「ヒトノロウイルス」に効果発揮

食品メーカーのキユーピーは20169月、100%食品由来の抗ウイルス成分を含んだアルコール除菌スプレー「K Blanche(ケイ ブランシュ)」を発売した。J-CASTヘルスケアの取材に応じた広報担当者によると、同社のテストで黄色ブドウ球菌と大腸菌を99.9%除去できることを確認しているという。ただ、こうした一部の菌類への効果は普通のアルコール除菌スプレーと同じだ。

注目すべきはスプレーに含まれる抗ウイルス成分「ノロクリアプロテイン」。キユーピーと東京海洋大学との共同研究から生まれた、卵白中のたんぱく質「リゾチーム」を加熱変性させた成分だ。ただし、「ケイブランシュ」が殺菌能力を持つとうたうことは法的にできないため、商品には記載されていない。ヒトノロウイルスの溶液に混ぜると、1時間でウイルスが検出不可能レベルにまで減少するという研究結果も発表されている。

厚労省によると、人に感染する主なヒトノロウイルスは「GI」と「GII」という2種類がある。広報担当者は、

「『GI』と『GII』で効果を確認しており、遺伝子が変異した新型のGIIA型肝炎ウイルスにも対応しているとのデータが得られています」

と話した。

100%卵由来の成分で作られているため、キッチンや食卓はもちろん、食器をはじめ、口に触れるものにも直接吹きかけて使用でき、ふき取りも不要だという。ただし、卵アレルギーなどの人は注意が必要だ。状況に合わせて活用するとよいだろう。

食品回収情報

東京都の食品の自主回収情報は以下をクリックしてください。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/jisyukaisyuu/jyouhou.html

ポーションチョコ(クリスマス)

名称:チョコレート

形態:合成樹脂製容器詰め   内容量:45g(5g×9粒)

 賞味期限:2017925

 販売者:株式会社キャメル珈琲 東京都世田谷区代田2-31-8

製造者:株式会社丹生堂本舗 大阪府大阪市生野区新今里1-4-15

《自主回収対象品》

えごまふりかけ

名称:ふりかけ   形態:合成樹脂包装

 内容量:50g

賞味期限:2017.11.1

輸入者:株式会社エス・エス・ビー 東京都江戸川区一之江4-1-24

《自主回収対象品》

マッケンジー・チャイルズ社製食器

①フラワーマーケットスモールコランダー ホワイト

②フラワーマーケットサラダ・デザートプレート ホワイト

③フラワーマーケットディナープレート ホワイト

④フラワーマーケットチャージャープレート ホワイト

⑤フラワーマーケットプラッターL ホワイト

⑥フラワーマーケットプラッターS ホワイト

名称:食器

 材質:スチール琺瑯

 商品規格:15.9cm 高さ8.9cm、20.3cm、25.4cm、30.5cm、40.6cm 高さ14.6cm、30.5cm 高さ11.4cm

 原産国:インドネシア製、中国製、台湾製

 販売店舗:日本橋三越本店家具売場、伊勢丹新宿店食器売場で販売

<鳥インフルエンザ情報>

★中国から持参の生肉、鳥インフル検出 検疫に限界も

【朝日新聞デジタル20173130300分】

http://www.asahi.com/articles/ASK385VTKK38ULBJ00P.html

中国からの渡航者が日本に持ち込もうとして没収された鳥肉から、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていたことが農林水産省動物検疫所などへの取材でわかった。人に感染する可能性は低いが、野鳥などを介してニワトリなどの家禽(かきん)に感染する恐れがある。検疫で没収される畜産物は全体の一部とみられ、専門家は対策強化の必要性を訴える。

 調査は世界的に鳥インフルの流行が近年続いていることから、動物検疫所と北海道大学が共同で初めて実施。2015年6月~今年2月に羽田空港など全国9カ所の空港や港で渡航者の荷物から没収されたニワトリやアヒルの肉や卵など228検体を調べた。その結果、中国の上海、アモイ、香港から成田、中部の各空港に持ち込まれたニワトリとアヒルの生肉3点から、高病原性鳥インフルエンザのH5N1亜型とH5N6亜型のウイルスが見つかった。両ウイルスは中国などで人への感染が確認され死者も出ているが、死んだニワトリなどに濃厚接触したことが原因とみられている。また、中国や台湾、ベトナムから成田、羽田、関西、中部の4空港に持ち込まれたニワトリやアヒルの生肉9点からも低病原性のウイルスが検出された。

 検出されたH5N6とH5N1のウイルスをニワトリとアヒルに感染させると、約9割のニワトリが3日目までに死亡。死んだニワトリの血液を調べると、全身でウイルスが増殖しており、強毒性と確かめられた。遺伝子解析により、中国で流行するウイルスと近縁であることがわかった。

 海外からの肉類の持ち込みは家畜伝染病予防法に基づき、検査証明書がない限り認められていないが、日本で生活する人が帰省した際に本国から持ち帰ったり、土産で持ち込まれたりすることがあるという。さらに日本は現在、中国やベトナム、台湾など鳥インフルの発生が報告される国・地域からの家禽の肉、卵などの輸入を停止している。

 大槻公一・京都産業大学鳥インフルエンザ研究センター長によると、国内で流行する鳥インフルエンザは渡り鳥によって運ばれると考えられており、「携行品で持ち込まれる可能性は想定されていない」と指摘。持ち込まれた肉が屋外に捨てられ、野鳥が触れたり、生肉に触れた人が農場や動物園に行ったりして感染が広がる恐れがあるという。

 一方、海外から渡航者は急増しており、検疫所で没収された畜産物は、中国からを中心に15年は約6万2700件(約83トン)に上り、11年と比べほぼ倍増した。調査にあたった北大の迫田義博教授(ウイルス学)は「すべてを検疫で見つけるのは難しく、今回見つかったのは氷山の一角とみられる。季節に限らず常に持ち込まれているという前提で、防疫対策を進める必要がある」と言う。

 大槻さんは「東京五輪に向けて訪日客が増えることが予想されており、水際対策は重要性を増している。厳しい手荷物検査や探知犬の拡充など検疫を徹底すべきだ」と話している。(小川裕介、香取啓介)

<ジビエ関連情報>

<給食>高級食材ジビエ “一石二鳥獣”の試み

【毎日新聞 3/13() 12:34

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170313-00000046-mai-soci

レストランの高級食材として最近人気の「ジビエ」(野生鳥獣の肉)を給食に出す学校が増えている。増えすぎて捕獲されたシカやイノシシを給食に出すことで、子どもたちは命の尊さを学び、消費拡大にもつながるという“一石二鳥獣”の試み。うまくいくのだろうか。【渡辺諒】

「子どもたちの評判も上々」。多くを森林に囲まれた和歌山県古座川町では、四つの小中学校で、2015年度から給食にジビエを取り入れた。同町教育委員会の担当者は「ジビエは価格の高さが難点だが、命を大切にいただくことを教えるうえで最適な教材」と話す。

  狩猟解禁期間の11月から3月に月1回のペースで提供。子どもたちが食べやすいようにシカ肉を使ったバーガーやカレーなどくさみを減らす工夫をした。同町内ではシカによる農作物への被害が深刻化。捕獲した鳥獣を無駄なく食べようと給食への活用を決めた。

  同町のほかにも、西日本を中心にジビエを給食に出す学校が増えている。麻布大の押田敏雄名誉教授(家畜衛生学)らの調査によると、今年1月現在、ジビエ給食を出した自治体のある道府県の数は25(53%)に上る。押田さんは「子どものころからジビエをおいしく食べれば、将来の消費拡大につながっていくだろう」と期待を込める。

  消費を増やそうと国も一肌脱いだ。文部科学省が15年12月、学校給食の栄養指導などで基礎データとして使われる「日本食品標準成分表」に初めてシカ肉を掲載したのだ。シカ肉はたんぱく質が豊富である一方、牛肉や豚肉に比べ脂肪は3分の1~10分の1でとてもヘルシー。鉄分は2~5倍だ。レストラン関係者らで作るNPO法人「日本ジビエ振興協議会」は今年3月から一般社団法人に変わって、消費を推し進めようとジビエサミットの開催などに取り組む。

  官民挙げて消費拡大を進める背景には、農林業被害対策の一環で野生鳥獣の捕獲数が年々増えていることがある。農林水産省と環境省によると、農業被害額は全国で約191億円(14年度)にのぼる。13年度の捕獲数はシカ約51万頭、イノシシ約45万頭。シカは10年前に比べ3.2倍捕獲されているが、食肉利用は約1割にすぎない。残りが処分されるのは「もったいない」というわけだ。

  衛生管理が課題、学会設立を準備

  ただ、野生の食肉だけあって安全面は重要課題。都道府県が認可した施設の肉を給食に出しているため、一定の安全性は確認されている。しかし、牛や豚の家畜肉は食品衛生法などで解体方法が定められ、全頭の衛生検査が義務付けられているが、ジビエは厚生労働省の衛生管理指針だけ。統一的な管理がされているとは言い難いという。

  そこで、押田さんらが発起人となり、ジビエ学会の設立準備を進めている。動物衛生学や食品科学など専門的な見地から野生鳥獣の解体、加工に適した方法を提言し、学術専門誌も発行する予定。国内研究者100人以上の賛同が得られていて、年内発足を目指す。

  押田さんは「安全管理に学術的な裏付けは必要。家畜と同等の安全性を確保できれば、食肉として一般の流通にも乗せやすくなる」と話した。

<調理施設環境関係情報>

★飲食店の原則禁煙案、「賛成」64% 朝日新聞世論調査

【朝日新聞デジタル20173140541分】

http://www.asahi.com/articles/ASK3F6CRKK3FUZPS00B.html?iref=com_latestnews_01

写真・図版飲食店のたばこ規制についての世論調査回答

 朝日新聞社による11、12日の世論調査によると、受動喫煙対策の強化策として、レストランや居酒屋などの飲食店を原則禁煙とする厚生労働省の法改正案に「賛成」は64%で、「反対」の25%を上回った。男女別では、男性の57%、女性の71%が「賛成」だった。

 たばこを吸うか吸わないかを聞くと、「吸わない」は77%、「吸う」は22%。男性の67%、女性の87%が「吸わない」と回答した。

 たばこを「吸わない」とした人で、厚労省案に「賛成」は72%、「反対」は18%。一方、「吸う」という人で厚労省案に「賛成」は38%、「反対」は52%で、賛否は逆転した。

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